JP2016008623A - 部品の締結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂製の部品に設けられたナット収容部に側方からナットが回転不能に挿入され、基体に挿通されるボルトのナットへの螺合によって部品が基体に締結されるようにした部品の締結構造において、ボルトの締め付けによる締め付け回転トルクに対して部品が受ける荷重を小さく抑える。
【解決手段】ナット35が、中心部にねじ孔38を有してナット収容部34に回転不能に挿入されるナット主部35aと、ナット主部35aの外周から側方に延出される延出腕部35bとを一体に有するように形成され、ナット主部35aを挿入するための挿入口45を有するナット収容部34の挿入口45に対向する側壁41に、延出腕部35bを貫通させる貫通孔52が設けられ、延出腕部35bの少なくとも先端部に当接してナット35の回転を阻止する回転阻止部53が部品18に一体に設けられる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、樹脂製の部品に設けられたナット収容部に、該ナット収容部の側方からナットが回転不能に挿入され、基体に挿通されるボルトの前記ナットへの螺合によって前記部品が前記基体に締結されるようにした部品の締結構造に関する。
車両において、部品である樹脂製のドアハンドルケースに回転不能に挿入されたナットに、基体であるドアパネルに挿通されるボルトを螺合することでドアハンドルケースをドアパネルに締結するようにしたものがあるが、このような締結構造は一般的であり、たとえば特許文献1に開示されている。
特開2000−337338号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、ナットが、六角形または四角形の非円形の外形を有するように形成されており、ナットに螺合するボルトを締め付けるときの締め付け回転トルクをナット収容部の側壁へのナットの当接部で受ける構造であり、ナットのねじ孔の中心から比較的近い位置でナット収容部の側壁に締め付け回転トルクが作用するので、ボルトの締め付け回転トルクが大きいと、ナット収容部の側壁に過大な荷重が作用し、ナット収容部が変形してナットの空回りが生じる可能性がある。このためナット収容部の側壁の肉厚を増大したり、部品を高強度の材料によって形成したりする必要が生じ、大型化、大重量化および形状の制約につながってしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ボルトの締め付けによる締め付け回転トルクに対して部品が受ける荷重を小さく抑え得るようにした部品の締結構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、樹脂製の部品に設けられたナット収容部に、該ナット収容部の側方からナットが回転不能に挿入され、基体に挿通されるボルトの前記ナットへの螺合によって前記部品が前記基体に締結されるようにした部品の締結構造において、前記ナットが、中心部にねじ孔を有して前記ナット収容部に回転不能に挿入されるナット主部と、該ナット主部の外周から側方に延出される延出腕部とを一体に有するように形成され、前記ナット主部を挿入するための挿入口を有する前記ナット収容部の前記挿入口に対向する側壁に、前記延出腕部を貫通させる貫通孔が設けられ、前記延出腕部の少なくとも先端部に当接して前記ナットの回転を阻止する回転阻止部が前記部品に一体に設けられることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記ナットが、前記延出腕部の幅方向中心および前記ねじ孔の中心を通る平面に関して対称に形成されることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記挿入口からの前記ナットの前記ナット収容部への挿入時に、前記延出腕部をその幅方向両側からガイドするようにして前記部品から突出する一対のガイドリブが、前記ナット収容部に設けられることを第3の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記回転阻止部が、前記ねじ孔への前記ボルトのねじ込み方向に沿う方向から前記延出腕部の少なくとも先端部に当接する形状に形成されることを第4の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、ナットが、ねじ孔を有するナット主部と、該ナット主部の外周から側方に延出される延出腕部とを一体に有しており、延出腕部の少なくとも先端部に当接する回転阻止部が、ナットの回転を阻止するようにして部品に一体に設けられるので、ナットの回転中心から離れた位置で該ナットの回転止めを行うようにして、ボルトの締め付け回転トルクに対してナット収容部を含む部品の受け荷重を小さく抑えることができ、ナット収容部の側壁を必要以上に厚肉とする必要がなく、また部品を特に高強度の材料で形成する必要もない。また延出腕部は、その幅を小さくしても強度を保てるので、ナット収容部の側壁に設けられる貫通孔を必要以上に大きく形成する必要はなく、ナット収容部の側壁の強度を確保することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、ナットの形状が、延出腕部の幅方向中心およびねじ孔の中心を通る平面に関して対称であるので、左右対称の部品を基体に締結する場合に、左右共用でナットを用いることができる。
本発明の第3の特徴によれば、ナットのナット収容部への挿入時に、ナットの延出腕部を一対のガイドリブで幅方向両側からガイドすることによって、延出腕部を貫通孔側に円滑に導くことができ、ナット収容部へのナットの挿入が容易となり、組み付け作業性を高めることができる。
さらに本発明の第4の特徴によれば、ねじ孔へのボルトのねじ込み方向に沿う方向から延出腕部の少なくとも先端部に回転阻止部が当接するので、基体から部品が離脱する方向の力がナットに作用したときにも延出腕部の少なくとも先端部を回転阻止部で支持するようにして部品の基体への取付け強度の向上を図ることができる。
第1の実施の形態を示すものであって乗用車両の後部左側面図である。 図1の2−2線拡大断面図である。 アウトハンドルが取付けられたドアハンドルケースを内側から見た斜視図である。 ナット取付け作業状態での図3の要部拡大図である。 図3の5−5線拡大断面図である。 第2の実施の形態を示すものであってドアハンドルケースへのナット取付け作業の途中を示す斜視図である。 ドアハンドルケースへのナット取付け作業の途中を示す側面図である。 ナットが取付けられた状態での図7の8−8線断面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図5を参照しながら説明すると、先ず図1において、乗用車両が後部左右に備える後部サイドドア11の上部には、昇降可能なウインドガラス12によって開閉されるウインド13が設けられるとともに、前記後部サイドドア11を開閉操作するためのアウトハンドル14が配設される。
図2を併せて参照して、前記後部サイドドア11のドアパネル15は、インナーパネル16と、該インナーパネル16を外側から覆うアウターパネル17とを含む複数の鋼板製の部材が結合されて成るものであり、前記アウトハンドル14は、樹脂製の部品であるドアハンドルケース18に回動可能に支持され、このドアハンドルケース18は、基体としての前記ドアパネル15に締結される。前記ドアハンドルケース18は、その前端縁18aが前記ウインド13の後縁となるように形成されており、このドアハンドルケース18の前部および前記ドアパネル15間には、前記ウインドガラス12の後縁部を摺接させるランチャンネル19を保持して上下に延びるサッシュ20の一部が配置され、前記サッシュ20は前記ドアパネル15に支持される。
図3を併せて参照して、前記ドアハンドルケース18の内面には、その前部で上下に延びて前記サッシュ20の一部に弾発的に当接する第1のシール部材21が貼着されるとともに、前記ドアハンドルケース18の上部から後部にわたって湾曲するように延びる第2のシール部材22が前記ドアパネル15の外面に当接するようにして貼着される。
前記アウトハンドル14は、上下に長く延びるようにして前記ドアハンドルケース18の外側方に配置される把持部14aと、該把持部14aの上下両端部に連設される一対の支持腕部14b,14cとを一体に有し、前記把持部14aは、手先をかけることを可能とした表壁部分14aaと、手先挿入を可能としたポケット部23を前記表壁部分14aaとの間に形成する後壁部分14abとで横断面略V字状に形成される。
前記ドアハンドルケース18には、内方に凹んだ凹部25が形成されており、前記アウトハンドル14の非操作状態で前記操作部14aは、その後方から手を差し込むことを可能としつつ前記凹部25の前部に収容される。また一対の前記支持腕部14b,14cは、前記ドアハンドルケース18を貫通して前記ドアハンドルケース18の内方に突入されており、それらの支持腕部14b,14cの先端部は、上下に間隔をあけて前記ドアハンドルケース18の内面に突設される一対の支持部18b,18cに、上下に延びる支軸26を介して回動可能に支持される。
上下一対の支持腕部14b,14cのうち上方の支持腕部14bにはウエイト27が連結される。また前記ドアハンドルケース18には、閉鎖状態を維持することを可能として前記後部サイドドア11に設けられるラッチ機構(図示せず)にドア開放側の力を伝達することを可能とした回動部材28が回動可能に支持されており、下方の前記支持腕部14cは前記回動部材28に連動、連結される。しかも前記回動部材28および前記ドアハンドルケース18間には、前記回動部材28および前記アウトハンドル14を戻し側に付勢するばね(図示せず)が設けられる。
ところで前記ドアハンドルケース18は、その前部の上下2箇所と、後部の1箇所で前記ドアパネル15に締結されるものであり、前記前部の上下2箇所で前記ドアハンドルケース18の内面に突設されたボス18d,18eにはナット29,30がそれぞれ埋設され、前記ドアパネル15に挿通されるボルト(図示せず)が前記ナット29,30に螺合される。なお前記ボルトの頭部は、前記ドアパネル15の内面に張りつけられる内張り31(図3参照)で覆われる。
前記ドアハンドルケース18の後部の1箇所が、本発明に従って前記ドアパネル15に締結されるものであり、前記ドアハンドルケース18に設けられたナット収容部34に、該ナット収容部34の側方(この実施の形態では上方)からナット35が回転不能に挿入され、前記ドアハンドルケース18に挿通されるボルト37の前記ナット35への螺合によって前記ドアハンドルケース18が前記ドアパネル15に締結される。
図4および図5を併せて参照して、前記ナット35は、中心部にねじ孔38を有して前記ナット収容部34に回転不能に挿入されるナット主部35aと、該ナット主部35aの外周から側方に延出される延出腕部35bとを一体に有するものであり、前記延出腕部35bの幅方向中心および前記ねじ孔38の中心を通る平面PLに関して対称に形成される。
前記ナット主部35aは、この実施の形態では、直角四辺形の平板部分35aaと、該平板部分35aaの中央部に立設される円筒部分35abとから成り、前記ねじ孔38が前記円筒部分35abと同軸に形成される。また前記延出腕部35bは、前記平板部分35aaの幅W1よりも小さな幅W2を有しつつ前記ねじ孔38の軸線と直交する方向に延びるようにして前記平板部分35aaの幅方向中央部に一体に連設される。
一方、前記ナット収容部34は、前記ナット主部35aの前記平板部分35aaを前後から挟んで上下に延びるようにして前記ドアハンドルケース18に直角に連設される前側壁39および後側壁40と、前側壁39および後側壁40の下部間を結んで前記ドアハンドルケース18に直角に連設される下側壁41と、前記前側壁39、前記後側壁40および前記下側壁41の突出端部から内側に張り出す鍔部42と、該鍔部42との間に前記平板部分35aaを挟むようにして前記前側壁39および前記後側壁40間で上下に平行に延びるようにして前記ドアハンドルケース18に直角に突設される一対のガイドリブ43とから成る。
前記前側壁39および前記後側壁40の上端部と、前記ドアハンドルケース18とで、前記ナット主部35aを挿入するための挿入口45が上方に向かって開口するようにして形成され、前記鍔部42は前記挿入口45に連なるスリット46を形成し、このスリット46に前記ナット収容部34の前記円筒部分35abが配置される。また前記ナット収容部34の前記挿入口45に対向する側壁すなわち下側壁41には、前記延出腕部35bを貫通させる貫通孔52が、その貫通孔52の内側面の一部を前記ドアハンドルケース18の内面で形成するようにして設けられる。
一対の前記ガイドリブ43相互間の距離は、前記挿入口45からの前記ナット35の前記ナット収容部34への挿入時に、前記延出腕部35bをその幅方向両側からガイドして前記貫通孔52側に導くように、前記延出腕部35bの前記幅W2よりもわずかに大きく設定される。
また前記挿入口45の開口縁の前部および後部には、前記ナット主部35aの前記平板部分35aaを前記ナット収容部34内に滑らかにガイドするための傾斜ガイド面47がそれぞれ形成され、前記スリット46の前記挿入口45への開口縁の前部および後部には、前記ナット主部35aの前記円筒部分35abを前記スリット46内に滑らかにガイドするための傾斜ガイド面48がそれぞれ形成され、一対の前記リブ43の上部には、前記ナット主部35aの前記平板部分35aaを前記ナット収容部34内に滑らかにガイドするための傾斜ガイド面49がそれぞれ形成される。
また前記前側壁39および前記後側壁40の上部外面と、前記ドアハンドルケース18との間には、上下方向に間隔をあけた一対ずつの補強壁50,51が設けられる。
前記ナット収容部34の前記貫通孔52から突出した前記延出腕部35bの少なくとも先端部に当接して前記ナット35の回転を阻止する回転阻止部53が、前記ドアハンドルケース18に一体に設けられる。
前記回転阻止部53は、この実施の形態では前記ナット収容部34から下方に間隔をあけた位置で前記ドアハンドルケース18に一体に設けられるものであり、上下方向に延びて前記延出腕部35bの先端部の前縁に当接するようにして前記ドアハンドルケース18に直角に連設される縦壁54と、該縦壁54の上下方向中間部に直角に連なって該縦壁54から後方に延びるようにして前記ドアハンドルケース18に直角に連設される横壁55とを有しており、前記横壁55の前記縦壁54寄りの部分には、前記縦壁54側に臨む段部56aを有する嵌合凹部56が形成される。
前記延出腕部35bの先端部は、前記嵌合凹部56に嵌合されるものであり、前記ナット35に螺合した前記ボルト37を締め付ける際の前記ナット35の回転は、前記延出腕部35bの先端部が前記段部56aに当接することによって阻止され、それとは反対方向の前記ナット35の回転は、前記延出腕部35bの先端部が前記縦壁54に当接することによって阻止される。
前記ナット収容部34の下方で前記ドアハンドルケース18には、前記嵌合凹部56に対応する位置で前記横壁55に直角に連なるガイド突部57が上下に延びるようにして一体に突設されており、このガイド突部57は、前記ナット収容部34から突出した前記延出腕部35bの先端部の前記ドアハンドルケース18側の面に当接して前記回転阻止部53側にガイドする働きをするものであり、このガイド突部57の前記ナット収容部34側の端部には、前記ナット収容部34側から前記ドアハンドルケース18の内面に摺接しつつ移動してくる前記延出腕部35bの先端部を前記回転阻止部53の前記嵌合凹部56側に導くための傾斜ガイド面58が形成される。
また前記縦壁54も、前記ナット収容部34から突出した前記延出腕部35bの先端部を前記回転阻止部53側にガイドする働きをするものであり、この縦壁54の前記ナット収容部34側の端部には、前記ナット収容部34側から移動してくる前記延出腕部35bの前側面を前記縦壁54に滑らかに当接させる傾斜ガイド面59が形成される。
また前記縦壁54の前面と、前記ドアハンドルケース18との間には、上下方向に間隔をあけた一対の補強壁60が設けられる。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、ナット35が、中心部にねじ孔38を有してドアハンドルケース18のナット収容部34に回転不能に挿入されるナット主部35aと、該ナット主部35aの外周から側方に延出される延出腕部35bとを一体に有するように形成され、前記ナット主部35aを挿入するための挿入口45を有する前記ナット収容部34の前記挿入口45に対向する下側壁41に、前記延出腕部35bを貫通させる貫通孔52が設けられ、前記延出腕部35bの少なくとも先端部に当接して前記ナット35の回転を阻止する回転阻止部53がドアハンドルケース18に一体に設けられるので、ナット35の回転中心から離れた位置で該ナット35の回転止めを行うようにして、ボルト37の締め付け回転トルクに対してナット収容部34を含むドアハンドルケース18の受け荷重を小さく抑えることができ、ナット収容部34の前側壁39、後側壁40および下側壁41を必要以上に厚肉とする必要がなく、ドアハンドルケース18を特に高強度の材料で形成する必要もない。また延出腕部35bは、その幅W2を小さくしても強度を保てるので、ナット収容部34の下側壁41に設けられる貫通孔52を必要以上に大きく形成する必要はなく、ナット収容部34の下側壁41の強度を確保することができる。
また前記ナット35が、前記延出腕部35bの幅方向中心および前記ねじ孔38の中心を通る平面PLに関して対称に形成されるので、左右対称のドアハンドルケース18をドアパネル15に締結する場合に、左右のドアハンドルケース18に共用でナット35を用いることができる。
しかも前記挿入口45からの前記ナット35の前記ナット収容部34への挿入時に、前記延出腕部35bをその幅方向両側からガイドするようにして前記ドアハンドルケース18から突出する一対のガイドリブ43が、前記ナット収容部34に設けられるので、延出腕部35bを貫通孔52側に円滑に導くことができ、ナット収容部34へのナット35の挿入が容易となり、組み付け作業性を高めることができる。
本発明の第2の実施の形態について図6〜図8を参照しながら説明するが、上記第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとして詳細な説明は省略する。
ナット35のナット主部35aを収容するナット収容部34の下側壁41に設けられる貫通孔52を貫通する延出腕部35bの少なくとも先端部に当接して前記ナット35の回転を阻止する回転阻止部61が、前記ナット収容部34の下方でドアハンドルケース18に一体に設けられる。
前記回転阻止部61は、前記ナット収容部34から突出した前記延出腕部35bの長手方向全長にわたって前後両側から近接、対向するようにしつつ上下方向に延びて前記ドアハンドルケース18に一体に突設される前後一対の側壁62,63と、それらの側壁62,64の突出端を一体に連結する平板状の連結壁64と、この連結壁64との間に前記延出腕部35bを挟むようにして一対の前記側壁62,63間で前記ドアハンドルケース18に突設されて上下方向に延びるリブ65とを備え、このリブ65の上端部には、前記ナット収容部34にナット35を収容する際に前記ナット収容部34側から移動してくる前記延出腕部34bを前記連結壁64および前記リブ65間に滑らかに導くための傾斜ガイド面66が形成される。
前記連結壁64は、前記ナット35の前記ねじ孔38への前記ボルト37のねじ込み方向67に沿う方向から前記延出腕部35bの少なくとも先端部、この実施の形態では前記延出腕部35bの長手方向全長にわたって当接するものであり、前記回転阻止部61は、前記ねじ込み方向67に沿う方向から前記延出腕部35bの少なくとも先端部に当接する形状に形成されることになる。
この第2の実施の形態によれば、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる上に、ドアパネル15からドアハンドルケース18が離脱する方向の力がナット35に作用したときにも延出腕部35bの少なくとも先端部を回転阻止部61で支持するようにしてドアハンドルケース18のドアパネル15への取付け強度の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
15・・・基体であるドアパネル
18・・・部品であるドアハンドルケース
34・・・ナット収容部
35・・・ナット
35a・・・ナット主部
35b・・・延出腕部
37・・・ボルト
38・・・ねじ孔
41・・・側壁である下側壁
43・・・ガイドリブ
45・・・挿入口
52・・・貫通孔
53,61・・・回転阻止部
67・・・ねじ込み方向
PL・・・平面

Claims (4)

  1. 樹脂製の部品(18)に設けられたナット収容部(34)に、該ナット収容部(34)の側方からナット(35)が回転不能に挿入され、基体(15)に挿通されるボルト(37)の前記ナット(35)への螺合によって前記部品(18)が前記基体(15)に締結されるようにした部品の締結構造において、前記ナット(35)が、中心部にねじ孔(38)を有して前記ナット収容部(34)に回転不能に挿入されるナット主部(35a)と、該ナット主部(35a)の外周から側方に延出される延出腕部(35b)とを一体に有するように形成され、前記ナット主部(35a)を挿入するための挿入口(45)を有する前記ナット収容部(34)の前記挿入口(45)に対向する側壁(41)に、前記延出腕部(35b)を貫通させる貫通孔(52)が設けられ、前記延出腕部(35b)の少なくとも先端部に当接して前記ナット(35)の回転を阻止する回転阻止部(53,61)が前記部品(18)に一体に設けられることを特徴とする部品の締結構造。
  2. 前記ナット(35)が、前記延出腕部(35b)の幅方向中心および前記ねじ孔(38)の中心を通る平面(PL)に関して対称に形成されることを特徴とする請求項1に記載の部品の締結構造。
  3. 前記挿入口(45)からの前記ナット(35)の前記ナット収容部(34)への挿入時に、前記延出腕部(35b)をその幅方向両側からガイドするようにして前記部品(18)から突出する一対のガイドリブ(43)が、前記ナット収容部(34)に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の部品の締結構造。
  4. 前記回転阻止部(61)が、前記ねじ孔(38)への前記ボルト(37)のねじ込み方向(67)に沿う方向から前記延出腕部(35b)の少なくとも先端部に当接する形状に形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の部品の締結構造。
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