JP2020179703A - 車体前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者の視界をより良好にした車体前部構造を提供する。【解決手段】車体前部構造1は、フロントガラス2と、フロントガラス2よりも車体の車幅方向における外側に設けられたサブガラス3と、車体のルーフとアッパメンバとの間に設けられ、アッパメンバと前面衝突のロードパスを形成するフロントピラーアッパと、フロントピラーアッパよりも前方に設けられ、フロントガラス2の端部及びサブガラス3の端部をそれぞれ支持する縦桟7と、を有するフロントピラー5と、車室外から縦桟7を覆うガーニッシュ8と、を備える。縦桟7は、フロントガラス2が取り付けられる前方支持部71と、前方支持部71よりも車幅方向の外側に配置されてサブガラス3が取り付けられる側方支持部72と、により断面V字状に形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、車体前部構造に関するものである。
従来、車両のフロントガラスとサブガラスとの間にフロントピラーが設けられ、このフロントピラーを小型化することにより運転者の視界を良好にする技術が種々提案されている。
例えば特許文献1には、車両のフロントピラーにおける両側のフランジにそれぞれフロントガラスの端部及びデルタ窓ガラス(サブガラス)の端部が接着され、上記フロントピラーと上記両端部とを車体外側から覆うガーニッシュが上記フロントピラーに取り付けられた車両構成が記載されている。特許文献1に記載の技術によれば、中空断面を有するフロントピラーにガーニッシュを固定することにより、フロントピラーの断面積を縮小し、運転者の視界を広げることができるとされている。
特許文献2には、一体の管状部材と、この管状部材の車両外方側面に接合されているアウターパネル部材から構成されるフロントピラー本体と、を備えるフロントピラーの構成が記載されている。特許文献2に記載の技術によれば、フロントピラー本体が中空断面を有する一体の管状部材により構成されるため、高い剛性を確保しながら、細長形状とすることができるとされている。
特開2005−125946号公報 特許第4244558号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の技術にあっては、フロントピラーの強度を高めるためにフロントピラーに中空断面を形成しており、さらなるフロントピラーの小型化には限界がある。よって、運転者から見たフロントピラーの幅を狭めて視界をより良好にする点で課題が残されていた。
そこで、本発明は、運転者の視界をより良好にした車体前部構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係る車体前部構造(例えば、実施形態における車体前部構造1)は、フロントガラス(例えば、実施形態におけるフロントガラス2)と、前記フロントガラスよりも車体の車幅方向における外側に設けられたサブガラス(例えば、実施形態におけるサブガラス3)と、前記車体のルーフ(例えば、実施形態におけるルーフ12)とアッパメンバ(例えば、実施形態におけるアッパメンバ4)との間に設けられ、前記アッパメンバと前面衝突のロードパスを形成するフロントピラーアッパ(例えば、実施形態におけるフロントピラーアッパ61)と、前記フロントピラーアッパよりも前方に設けられ、前記フロントガラスの端部及び前記サブガラスの端部をそれぞれ支持する縦桟(例えば、実施形態における縦桟7)と、を有するフロントピラー(例えば、実施形態におけるフロントピラー5)と、車室外から前記縦桟を覆うガーニッシュ(例えば、実施形態におけるガーニッシュ8)と、を備えることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明に係る車体前部構造は、前記縦桟の上端部は前記フロントピラーアッパの上部(例えば、実施形態における上端部63)に取り付けられ、前記縦桟の下端部は前記フロントピラーアッパの下方に設けられる前記アッパメンバから上方へ向かって延びる延長部(例えば、実施形態における延長部41)に取り付けられていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明に係る車体前部構造は、前記縦桟は、少なくとも前記下端部が前記延長部に対して締結部材(例えば、実施形態における締結部材15)により枢着されていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明に係る車体前部構造は、前記フロントピラーの下端には、前記縦桟の下端に接続されて前記車幅方向に沿って延びる横桟(例えば、実施形態における横桟9)が配置され、前記延長部は、前記アッパメンバと前記横桟とに架設されることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明に係る車体前部構造は、前記縦桟は、前記フロントガラスが取り付けられる前方支持部(例えば、実施形態における前方支持部71)と、前記前方支持部よりも前記車幅方向の外側に配置されて前記サブガラスが取り付けられる側方支持部(例えば、実施形態における側方支持部72)と、により断面V字状に形成され、前記前方支持部及び前記側方支持部の少なくとも一方は、前記ガーニッシュ側に向かって延びるガーニッシュ固定部(例えば、実施形態におけるガーニッシュ固定部75)を有し、前記ガーニッシュ固定部に前記ガーニッシュが取り付けられることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明に係る車体前部構造は、前記ガーニッシュ固定部は、前記前方支持部に沿って前記前方支持部に固定される接合部(例えば、実施形態における接合部76)と、前記接合部の端部から前記ガーニッシュ側に向かって延びる連結部(例えば、実施形態における連結部77)と、によりL字状に形成されることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明に係る車体前部構造は、前記連結部は、前記前方支持部と前記側方支持部との間に位置する屈曲部(例えば、実施形態における屈曲部73)に設けられていることを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明に係る車体前部構造は、前記前方支持部の幅寸法と前記側方支持部の幅寸法とは同一となるように形成されていることを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明に係る車体前部構造は、前記ガーニッシュは、前記縦桟に係合する係合部(例えば、実施形態における係合部88)を有するインナ(例えば、実施形態におけるインナ82)と、前記インナを覆い、前記車室外に配置されるアウタ(例えば、実施形態におけるアウタ81)と、前記フロントガラスに接触する内シール部(例えば、実施形態における内シール部83)と、前記サブガラスに接触する外シール部(例えば、実施形態における外シール部84)と、を備えることを特徴としている。
また、請求項10に記載の発明に係る車体前部構造は、前記フロントガラス及び前記サブガラスと、前記縦桟と、の間には、前記フロントガラス及び前記サブガラスを前記縦桟に固定するための接着剤(例えば、実施形態におけるフロント側接着剤21及びサブ側接着剤31)と、前記車幅方向において前記接着剤よりも前記縦桟の中央部から離間する側に設けられたシール材(例えば、実施形態におけるフロント側シール材22及びサブ側シール材32)と、が設けられていることを特徴としている。
また、請求項11に記載の発明に係る車体前部構造は、前記縦桟は、前記車体の前後方向に複数の板材(例えば、実施形態における第一板材51及び第二板材52)を重ねることにより形成され、前側の前記板材(例えば、実施形態における第一板材51)には、前記ガーニッシュ固定部が固定され、後側の前記板材(例えば、実施形態における第二板材52)には、少なくとも前記フロントピラーを車室内から覆う室内用ガーニッシュの固定ブラケットが固定されていることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の車体前部構造によれば、フロントピラーは、フロントピラーアッパよりも前方に配置され、フロントガラスとサブガラスとの間に配置される縦桟を有するので、縦桟によりフロントガラスとサブガラスとを支持できる。ここで、車体の前方から衝撃荷重が入力された場合、アッパメンバと前面衝突のロードパスを形成するフロントピラーアッパに衝撃荷重が伝達されることにより衝撃がルーフに伝達される。本構成によれば、フロントガラスとサブガラスとの間には縦桟が設けられ、フロントピラーアッパはサブガラスの後方に配置されるので、縦桟に作用する衝撃荷重が抑制される。これにより、フロントガラスとサブガラスとの間に中空断面を有するフロントピラーを配置してこのフロントピラーで衝撃荷重を受ける従来技術と比較して、運転者から見た縦桟の幅を縮小できる。よって、運転者の視界を遮る障害物の面積を縮小し、運転者の視界を広げることができる。また、ガーニッシュは車室外から縦桟を覆っているので、フロントピラーの強度を高めることができる。よって、フロントピラーの強度を維持しつつ視界を良好とすることができる。
したがって、運転者の視界をより良好にした車体前部構造を提供できる。
本発明の請求項2に記載の車体前部構造によれば、縦桟の下端部は、アッパメンバから上方へ向かって延びる延長部に取り付けられている。この構成によれば、例えば車体の前方から入力された衝撃荷重は、アッパメンバを介してフロントピラーアッパに伝達される。これにより、縦桟に伝達する衝撃荷重が抑えられるので、運転者から見た縦桟の幅を縮小できる。よって、運転者の視界をより一層良好にすることができる。
本発明の請求項3に記載の車体前部構造によれば、縦桟の下端部は延長部に対して枢着されているので、縦桟の下端部の固定点において、縦桟と延長部とは互いに回転可能とされている。これにより、例えば車体の前方から入力された衝撃荷重によりアッパメンバが後退した場合であっても、延長部が縦桟に対して後方に向かって回転することにより、縦桟に伝達される衝撃荷重を抑制できる。したがって、縦桟の幅を縮小し、運転者の視界をより良好にすることができる。
本発明の請求項4に記載の車体前部構造によれば、フロントピラーの下端には横桟が配置されているので、横桟によりフロントガラスの下端部を支持できる。また、延長部はアッパメンバと横桟とに架設されるので、延長部により縦桟及び横桟の強度を高く維持できる。よって、フロントガラス及びサブガラスの端部を強固に支持できる。
本発明の請求項5に記載の車体前部構造によれば、縦桟は断面V字状に形成されているので、縦桟の強度を高めつつ幅を縮小するとともに、縦桟を容易に製造できる。前方支持部及び側方支持部の少なくとも一方はガーニッシュ固定部を有するので、ガーニッシュ固定部にガーニッシュを取り付けることにより、縦桟に容易にガーニッシュを取り付けることができる。
本発明の請求項6に記載の車体前部構造によれば、ガーニッシュ固定部はフロントガラスが取り付けられる前方支持部に固定されているので、ガーニッシュ固定部によって前方支持部が補強される。よって、前方支持部は、サブガラスと比較して重量の大きいフロントガラスに対して十分な支持強度を確保することができる。
本発明の請求項7に記載の車体前部構造によれば、ガーニッシュ固定部のうちガーニッシュが取り付けられる連結部は、前方支持部と側方支持部との間に位置する屈曲部に設けられている。これにより、前方支持部及び側方支持部と比較して高強度な屈曲部に連結部が設けられるので、ガーニッシュを強固に支持できる。
本発明の請求項8に記載の車体前部構造によれば、前方支持部の幅寸法と側方支持部の幅寸法とは同一とされているので、縦桟の幅を縮小し、運転者の視界を良好にできる。また、縦桟全体の幅寸法を縮小することにより、車体の前方からの風に対して広範囲に強い剥離渦を発生させ、風切り音を低減できる。
本発明の請求項9に記載の車体前部構造によれば、ガーニッシュは、インナと、アウタと、内シール部と、外シール部と、を備えるので、インナを例えば剛性の高い樹脂材料等により形成して縦桟への装着を容易にし、アウタを例えば塗装性の良い樹脂材料等により形成して意匠性を向上することができる。また、内シール部及び外シール部をシール性の良い材料により形成してシール性を向上できる。このように、それぞれの用途に合わせて各部品の材料を選定することにより、簡素な方法により製造可能かつ機能性に優れたガーニッシュを製造できる。
本発明の請求項10に記載の車体前部構造によれば、フロントガラス及びサブガラスと、縦桟と、の間には接着剤とシール材とが設けられているので、接着剤によりフロントガラス及びサブガラスを縦桟に固定できる。シール材は接着剤よりも縦桟の中央部から離間する側に設けられているので、組み付け時に接着剤が縦桟の端部から車室内へ侵入するのを抑制できる。また、接着剤がガラス面に沿ってはみ出るのを抑制できる。よって、製造性及び意匠性を向上した車体前部構造とすることができる。
本発明の請求項11に記載の車体前部構造によれば、縦桟は前後方向に複数の板材を重ねることにより形成されているので、簡易な方法により縦桟の強度を高めることができる。また、例えば前側の板材にガーニッシュ固定部を固定し、後側の板材に室内用ガーニッシュの固定ブラケットを固定した後に、前後に板材を重ね合わせて接合することにより縦桟を形成できる。これにより、縦桟を容易に製造できる。よって、縦桟の強度を高め、製造性を向上した車体前部構造とすることができる。
実施形態に係る車体前部構造を左前方から見た斜視図。 実施形態に係る車体前部構造の側面図。 図2のIII部拡大図。 実施形態に係る車体前部構造を右前方から見た斜視図。 図1のV−V線に沿う断面図。 実施形態に係る車体前部構造周辺の流体の流れを示す模式図。 従来技術に係る車体前部構造周辺の流体の流れを示す模式図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図面において、矢印FRは車体の前方、矢印UPは車体の上方、矢印LHは車体の左方を指すものとする。また、車幅方向を左右方向ということがある。
(実施形態)
(車体前部構造)
図1は、実施形態に係る車体前部構造1を左前方から見た斜視図である。
車体前部構造1は、車体10の前部側に位置される構造である。車体前部構造1は、フロントガラス2と、サブガラス3と、アッパメンバ4(図2参照)と、フロントピラー5と、を備える。サブガラス3と、アッパメンバ4と、フロントピラー5と、はそれぞれ左右一対に設けられている。
フロントガラス2は、車体10のキャビン部前方に設けられたフロント開口20を覆っている。サブガラス3は、フロントガラス2の車幅方向両端部に設けられ、車体10のキャビン部側方でフロント開口20に隣接するサブ開口30を覆っている。サブガラス3は、三角形状に形成されている。
図2は、実施形態に係る車体前部構造1の側面図である。
アッパメンバ4は、サブ開口30よりも前方に設けられている。アッパメンバ4は、サブ開口30の前端部から前方に向かって延びている。
フロントピラー5は、車体10の前部ドア開口11とアッパメンバ4との間に位置している。フロントピラー5の後端部は、前部ドア開口11の前方部分を構成している。フロントピラー5の上部にはサブ開口30が形成されている。フロントピラー5は、メインフロントピラー57と、サブフロントピラー59と、を備える。
メインフロントピラー57は、車体10のルーフ12を構成するルーフサイドレール13と、フロア16を構成するサイドシル17と、を接続するように上下方向に延びている。メインフロントピラー57は、フロントピラーアッパ61と、フロントピラーロア62と、を有する。
フロントピラーアッパ61は、メインフロントピラー57のうち上方に設けられ、上端部63が不図示のルーフに接続されている。フロントピラーアッパ61は、サブ開口30の後端部を構成している。
フロントピラーロア62は、メインフロントピラー57のうち下方に設けられている。フロントピラーロア62の上端部は、フロントピラーアッパ61の下端部に接続されている。フロントピラーロア62の上端部は、サブ開口30の下端部を構成している。フロントピラーロア62の前端部には、アッパメンバ4が接続されている。
サブフロントピラー59は、メインフロントピラー57よりも前方に設けられている。サブフロントピラー59は、フロントピラーアッパ61の上端部63からアッパメンバ4へ向かって延びている。サブフロントピラー59は、後方から前方へ向かうにしたがい下方へ傾斜している。サブフロントピラー59は、サブ開口30の上端部を構成している。サブフロントピラー59は、縦桟7と、ガーニッシュ8と、を備える。
(縦桟)
縦桟7は、フロントピラーアッパ61の前方に設けられている。縦桟7は、フロントピラーアッパ61からアッパメンバ4へ向かって延びている。具体的に、縦桟7は、後方から前方へ向かうにしたがい下方へ傾斜している。縦桟7の上端部は、フロントピラーアッパ61の上端部63に取り付けられている。縦桟7の下端部は、アッパメンバ4から上方へ向かって延びる延長部41に取り付けられている。
図3は、縦桟7の下端部を示す図2のIII部拡大図である。縦桟7の下端部は、ボルト等の締結部材15により、延長部41に対して回転可能に枢着されている。なお、縦桟7と延長部41とは固定点において互いに回転可能に取り付けられていればよく、ボルト以外にも例えばリベットやカシメ等により枢着されていてもよい。また、縦桟7の上端部もフロントピラーアッパ61の上端部63に対して枢着されていてもよい。
図4は、実施形態に係る車体前部構造1を右前方から見た斜視図である。
縦桟7の下端部には、車幅方向に沿って延びる横桟9が配置されている。横桟9は、延長部41を介してアッパメンバ4に支持されている。換言すれば、延長部41は、アッパメンバ4と横桟9とに架設されている。
図5は、図1のV−V線に沿う縦桟7及びガーニッシュ8の断面図である。
縦桟7は、縦桟7の延在方向に直交する断面視(図5に示す断面図)において、車室外側に凸となるV字状に形成されている。具体的に、縦桟7は、同等の形状に形成された第一板材51と第二板材52とが前後方向に重ね合わされて形成されている。第一板材51には、フロントガラス2、サブガラス3及びガーニッシュ8が固定されている。第一板材51よりも後方に位置する第二板材52には、縦桟7を車室内側から覆う室内用ガーニッシュの固定ブラケット(いずれも不図示)が固定されている。V−V線に沿う断面視において、縦桟7は、V字状に形成されることにより屈曲部73を有する。縦桟7のうち屈曲部73よりも車幅方向の内側に位置する部分は前方支持部71とされ、屈曲部73よりも車幅方向の外側に位置する部分は側方支持部72とされている。前方支持部71の左右方向に沿う幅寸法と側方支持部72の前後方向に沿う幅寸法とは同一となるように形成されている。
前方支持部71にはフロントガラス2が取り付けられている。具体的に、フロントガラス2は、前方支持部71との間に設けられたフロント側接着剤21により縦桟7に固定されている。前方支持部71及びフロントガラス2の間には、フロント側接着剤21の他にフロント側シール材22が設けられている。フロント側シール材22は、フロント側接着剤21よりも屈曲部73から離間する側に設けられている。
側方支持部72にはサブガラス3が取り付けられている。具体的に、サブガラス3は、側方支持部72との間に設けられたサブ側接着剤31により縦桟7に固定されている。側方支持部72及びサブガラス3の間には、サブ側接着剤31の他にサブ側シール材32が設けられている。サブ側シール材32は、サブ側接着剤31よりも屈曲部73から離間する側に設けられている。
前方支持部71には、ガーニッシュ固定部75が取り付けられている。ガーニッシュ固定部75は、前方支持部71に沿って前方支持部71に固定される接合部76と、接合部76の端部からガーニッシュ8側に向かって延びる連結部77と、により、V−V線に沿う断面視においてL字状に形成されている。連結部77は、接合部76のうち屈曲部73側の端部に接続されている。連結部77の端部のうち、車幅方向の内側を向く面には、クリップ部78が取り付けられている。クリップ部78は、ガーニッシュ側に開口するU字状に形成されている。
(ガーニッシュ)
ガーニッシュ8は、縦桟7の延在方向に沿う細長形状に形成されている。ガーニッシュ8は、車室外から縦桟7を覆っている。ガーニッシュ8は、前方支持部71に設けられたガーニッシュ固定部75を介して縦桟7に取り付けられている。ガーニッシュ8は、アウタ81と、インナ82と、内シール部83と、外シール部84と、を有する。
アウタ81は、最も車室外側に配置されている。アウタ81は、車室外を向く意匠面91と、内シール取付脚部92と、を有する。アウタ81は、例えば塗装性の良い樹脂材料等により形成されている。アウタ81は、フロントガラス2及びサブガラス3の端部間の隙間Sを車室外から覆っている。
内シール取付脚部92は、アウタ81の車室内側を向く面からフロントガラス2側に向かって突出している。内シール取付脚部92は、連結部77よりも車幅方向の内側に設けられている。
インナ82は、アウタ81の車室内側を向く面に接続されている。インナ82は、例えばアウタ81よりも剛性の高い樹脂材料等により形成されている。インナ82は、延在部85と、突出部86と、を有する。
延在部85は、アウタ81のうち車室内を向く面に沿って延在している。延在部85は、アウタ81に固定されている。
突出部86は、延在部85から車室内へ向かって突出している。具体的に、突出部86は、ガーニッシュ固定部75の連結部77に向かって突出している。突出部86の先端には係合部88が設けられている。本実施形態において、係合部88は鉤爪状に形成されている。係合部88は、縦桟7に設けられたクリップ部78に係合可能とされている。係合部88がクリップ部78に係合することにより、ガーニッシュ8は縦桟7に取り付けられている。
内シール部83は、アウタ81の内シール取付脚部92の先端に取り付けられている。内シール部83は、フロントガラス2に接触している。内シール部83により、フロントガラス2とガーニッシュ8との間が封止されている。
外シール部84は、アウタ81の車室内側を向く面のうち、突出部86よりも車幅方向外側に取り付けられている。外シール部84は、サブガラス3に接触している。外シール部84により、サブガラス3とガーニッシュ8との間が封止されている。
図6は、実施形態に係る車体前部構造1周辺の流体の流れを示す模式図である。図7は、従来技術に係る車体前部構造1周辺の流体の流れを示す模式図である。
図6に示すように、本実施形態の車体前部構造1は、フロントガラス2とサブガラス3との間の角部において、前後方向から見たピラー幅Bが、従来技術におけるピラー幅B´(図7参照)と比較して小さい。また、車体10の前方から入力された風Wの流線方向に対するフロントピラー5の傾斜角度θが、従来技術における傾斜角度θ´(図7参照)と比較して大きい。これにより、フロントピラー5の周囲には、従来技術と比較して広範囲に亘って強い剥離渦が発生する。よって、車体10に入力した風に対して発生する風切り音の大きさを抑え、従来技術と比較して車体10の遮音性が向上される。
(作用、効果)
次に、車体前部構造1の作用、効果について説明する。
本実施形態の車体前部構造1によれば、フロントピラー5は、フロントピラーアッパ61よりも前方に配置され、フロントガラス2とサブガラス3との間に配置される縦桟7を有するので、縦桟7によりフロントガラス2とサブガラス3とを支持できる。ここで、車体10の前方から衝撃荷重が入力された場合、アッパメンバ4と前面衝突のロードパスを形成するフロントピラーアッパ61に衝撃荷重が伝達されることにより衝撃がルーフ12に伝達される。本構成によれば、フロントガラス2とサブガラス3との間には縦桟7が設けられ、フロントピラーアッパ61はサブガラス3の後方に配置されるので、縦桟7に作用する衝撃荷重が抑制される。これにより、フロントガラス2とサブガラス3との間に中空断面を有するフロントピラー5を配置してこのフロントピラー5で衝撃荷重を受ける従来技術と比較して、運転者から見た縦桟7の幅を縮小できる。よって、運転者の視界を遮る障害物の面積を縮小し、運転者の視界を広げることができる。また、ガーニッシュ8は車室外から縦桟7を覆っているので、縦桟7の強度を高めることができる。よって、フロントピラー5の強度を維持しつつ視界を良好とすることができる。
したがって、運転者の視界をより良好にした車体前部構造1を提供できる。
縦桟7の下端部は、アッパメンバ4から上方へ向かって延びる延長部41に取り付けられている。この構成によれば、例えば車体10の前方から入力された衝撃荷重は、アッパメンバ4を介してフロントピラーアッパ61に伝達される。これにより、縦桟7に伝達する衝撃荷重が抑えられるので、運転者から見た縦桟7の幅を縮小できる。よって、運転者の視界をより一層良好にすることができる。
縦桟7の下端部は延長部41に対して枢着されているので、縦桟7の下端部の固定点において、縦桟7と延長部41とは互いに回転可能とされている。これにより、例えば車体10の前方から入力された衝撃荷重によりアッパメンバ4が後退した場合であっても、延長部41が縦桟7に対して後方に向かって回転することにより、縦桟7に伝達される衝撃荷重を抑制できる。したがって、縦桟7の幅を縮小し、運転者の視界をより良好にすることができる。
フロントピラー5の下端には横桟9が配置されているので、横桟9によりフロントガラス2の下端部を支持できる。また、延長部41はアッパメンバ4と横桟9とに架設されるので、延長部41により縦桟7及び横桟9の強度を高く維持できる。よって、フロントガラス2及びサブガラス3の端部を強固に支持できる。
縦桟7は断面V字状に形成されているので、縦桟7の強度を高めつつ幅を縮小するとともに、縦桟7を容易に製造できる。前方支持部71はガーニッシュ固定部75を有するので、ガーニッシュ固定部75にガーニッシュ8を取り付けることにより、縦桟7に容易にガーニッシュ8を取り付けることができる。
ガーニッシュ固定部75はフロントガラス2が取り付けられる前方支持部71に固定されているので、ガーニッシュ固定部75によって前方支持部71が補強される。よって、前方支持部71は、サブガラス3と比較して重量の大きいフロントガラス2に対して十分な支持強度を確保することができる。
ガーニッシュ固定部75のうちガーニッシュ8が取り付けられる連結部77は、前方支持部71と側方支持部72との間に位置する屈曲部73に設けられている。これにより、前方支持部71及び側方支持部72と比較して高強度な屈曲部73に連結部77が設けられるので、ガーニッシュ8を強固に支持できる。
前方支持部71の幅寸法と側方支持部72の幅寸法とは同一とされているので、縦桟7の幅を縮小し、運転者の視界を良好にできる。また、縦桟7全体の幅寸法を縮小することにより、車体10の前方からの風に対して広範囲に強い剥離渦を発生させ、風切り音を低減できる。
ガーニッシュ8は、アウタ81と、インナ82と、内シール部83と、外シール部84と、を備えるので、インナ82を例えば剛性の高い樹脂材料等により形成して縦桟7への装着を容易にし、アウタ81を例えば塗装性の良い樹脂材料等により形成して意匠性を向上することができる。また、内シール部83及び外シール部84をシール性の良い材料により形成してシール性を向上できる。このように、それぞれの用途に合わせて各部品の材料を選定することにより、簡素な方法により製造可能かつ機能性に優れたガーニッシュ8を製造できる。
フロントガラス2及びサブガラス3と、縦桟7と、の間には接着剤21,31とシール材22,32とが設けられているので、接着剤21,31によりフロントガラス2及びサブガラス3を縦桟7に固定できる。シール材22,32は接着剤21,31よりも縦桟7の中央部から離間する側に設けられているので、組み付け時に接着剤21,31が縦桟7の端部から車室内へ侵入するのを抑制できる。また、接着剤21,31がガラス面に沿ってはみ出るのを抑制できる。よって、製造性及び意匠性を向上した車体前部構造1とすることができる。
縦桟7は前後方向に複数の板材51,52を重ねることにより形成されているので、簡易な方法により縦桟7の強度を高めることができる。また、例えば前側の板材(第一板材51)にガーニッシュ固定部75を固定し、後側の板材(第二板材52)に室内用ガーニッシュの固定ブラケットを固定した後に、前後に板材51,52を重ね合わせて接合することにより縦桟7を形成できる。これにより、縦桟7を容易に製造できる。よって、縦桟7の強度を高め、製造性を向上した車体前部構造1とすることができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本実施形態において、縦桟7は、第一板材51と第二板材52とが重ね合わされて形成されたが、重ね合わされる板材の枚数は2枚に限らない。3枚以上の複数の板材を重ね合わせて縦桟7を形成してもよい。
係合部88に凸部が形成され、連結部77に孔等の凹部が形成され、連結部77の孔に凸部が嵌合することにより係合部88が連結部77に係合される構成としてもよい。
外シール部84はアウタ81に取り付けられる構成としたが、外シール部84がインナ82に取り付けられてもよい。
ガーニッシュ8のアウタ81及びインナ82は、樹脂材料以外の材料により形成されてもよい。
ガーニッシュ固定部75は、側方支持部72に固定されていてもよい。
車体10は、エンジンを搭載するエンジン車の車体でもよく、モータを搭載する電気自動車及びハイブリッド自動車等の車体であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した実施形態を適宜組み合わせてもよい。
1 車体前部構造
2 フロントガラス
3 サブガラス
4 アッパメンバ
5 フロントピラー
7 縦桟
8 ガーニッシュ
9 横桟
15 締結部材
21 フロント側接着剤(接着剤)
22 フロント側シール材(シール材)
31 サブ側接着剤(接着剤)
32 サブ側シール材(シール材)
41 延長部
51 第一板材(前側の板材)
52 第二板材(後側の板材)
61 フロントピラーアッパ
63 上端部(フロントピラーアッパの上部)
71 前方支持部
72 側方支持部
73 屈曲部
75 ガーニッシュ固定部
76 接合部
77 連結部
81 アウタ
82 インナ
83 内シール部
84 外シール部
88 係合部

Claims (11)

  1. フロントガラスと、
    前記フロントガラスよりも車体の車幅方向における外側に設けられたサブガラスと、
    前記車体のルーフとアッパメンバとの間に設けられ、前記アッパメンバと前面衝突のロードパスを形成するフロントピラーアッパと、前記フロントピラーアッパよりも前方に設けられ、前記フロントガラスの端部及び前記サブガラスの端部をそれぞれ支持する縦桟と、を有するフロントピラーと、
    車室外から前記縦桟を覆うガーニッシュと、
    を備えることを特徴とする車体前部構造。
  2. 前記縦桟の上端部は前記フロントピラーアッパの上部に取り付けられ、
    前記縦桟の下端部は前記フロントピラーアッパの下方に設けられる前記アッパメンバから上方へ向かって延びる延長部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  3. 前記縦桟は、少なくとも前記下端部が前記延長部に対して締結部材により枢着されていることを特徴とする請求項2に記載の車体前部構造。
  4. 前記フロントピラーの下端には、前記縦桟の下端に接続されて前記車幅方向に沿って延びる横桟が配置され、
    前記延長部は、前記アッパメンバと前記横桟とに架設されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車体前部構造。
  5. 前記縦桟は、前記フロントガラスが取り付けられる前方支持部と、前記前方支持部よりも前記車幅方向の外側に配置されて前記サブガラスが取り付けられる側方支持部と、により断面V字状に形成され、
    前記前方支持部及び前記側方支持部の少なくとも一方は、前記ガーニッシュ側に向かって延びるガーニッシュ固定部を有し、前記ガーニッシュ固定部に前記ガーニッシュが取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車体前部構造。
  6. 前記ガーニッシュ固定部は、前記前方支持部に沿って前記前方支持部に固定される接合部と、前記接合部の端部から前記ガーニッシュ側に向かって延びる連結部と、によりL字状に形成されることを特徴とする請求項5に記載の車体前部構造。
  7. 前記連結部は、前記前方支持部と前記側方支持部との間に位置する屈曲部に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の車体前部構造。
  8. 前記前方支持部の幅寸法と前記側方支持部の幅寸法とは同一となるように形成されていることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の車体前部構造。
  9. 前記ガーニッシュは、
    前記縦桟に係合する係合部を有するインナと、
    前記インナを覆い、前記車室外に配置されるアウタと、
    前記フロントガラスに接触する内シール部と、
    前記サブガラスに接触する外シール部と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の車体前部構造。
  10. 前記フロントガラス及び前記サブガラスと、前記縦桟と、の間には、前記フロントガラス及び前記サブガラスを前記縦桟に固定するための接着剤と、前記車幅方向において前記接着剤よりも前記縦桟の中央部から離間する側に設けられたシール材と、が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の車体前部構造。
  11. 前記縦桟は、前記車体の前後方向に複数の板材を重ねることにより形成され、
    前方の前記板材には、前記ガーニッシュ固定部が固定され、後方の前記板材には、少なくとも前記フロントピラーを車室内から覆う車内側ガーニッシュの固定ブラケットが固定されていることを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の車体前部構造。
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