JP2005125946A - 車両構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両のフロントガラス及びデルタ窓ガラスが接続されるフロントピラーの周辺において、ガラス部分を除く車両外表面の水平方向幅の大きさを変更することなく、車室内側からの乗員の視界を広げるようにする。
【解決手段】 フロントピラー1のフランジ2,6にそれぞれフロントガラス3の端部及びデルタ窓ガラス7の端部が接着され、フロントピラー1と上記両端部とを車体外側から覆うガーニッシュ20がフロントピラー1に取り付けられ、車室内側からトリム11がフロントピラー1を全体的に覆っている。
【選択図】 図1
【解決手段】 フロントピラー1のフランジ2,6にそれぞれフロントガラス3の端部及びデルタ窓ガラス7の端部が接着され、フロントピラー1と上記両端部とを車体外側から覆うガーニッシュ20がフロントピラー1に取り付けられ、車室内側からトリム11がフロントピラー1を全体的に覆っている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両において、フロントピラーに対するフロントガラス及びデルタ窓ガラスの接続部分の構造に関する。
従来の車両は、図2及び図3に例示されているように、フロントピラー1のフランジ2に対してフロントガラス3の端部が接着材4により接着されていると共に、フロントガラス3の端縁にモール5が取り付けられて、モール5と一体的に形成されたリップ51がフロントピラー1へ弾力的に接触すると共に、レインガータ52を形成し、他方、フロントピラー1のフランジ6に対して略三角形のデルタ窓ガラス7の端部が接着材8により接着されていると共に、デルタ窓ガラス7の端縁に窓枠9が取り付けられていて、窓枠9に取り付けられたウェザーストリップ10がフロントピラー1へ弾力的に接触していた。
この場合、フロントピラー1の外表面は、車両の外観デザイン上から水平方向へある程度の大きさの幅Aが必要とされるが、その両側にモール5及び窓枠9が配置されていて、フランジ2、6の先端位置がそれだけフロントピラー1の外表面中心位置から遠ざかり、水平方向へ相互に離れることとなるので、フランジ2、6を含めてフロントピラー1全体を車室内側から覆うトリム11は、水平方向の幅Bを比較的大きくする必要があり、その結果、乗員の視界を狭めるという問題があった。
なお、本発明に関連する適切な文献公知発明を特許出願時に特許出願人は知らないものである。
本発明は、車両のフロントガラス及びデルタ窓ガラスが接続されるフロントピラーの周辺において、ガラス部分を除く車両外表面の水平方向幅の大きさを実質的に変更することなく、車室内側からの乗員の視界を広げようとするものである。
このため、本発明にかかる車両構造は、車両のフロントピラーにおける両側のフランジにそれぞれフロントガラスの端部及びデルタ窓ガラスの端部が接着され、上記フロントピラーと上記両端部とを車体外側から覆うガーニッシュが上記フロントピラーに取り付けられている。
すなわち、フロントピラーとフロントガラスの端部及びデルタ窓ガラスの端部とを車体外側から覆うガーニッシュがフロントピラーに取り付けられているため、車両外表面を形成するガーニッシュの水平方向幅の大きさが従来のフロントピラーと実質的に変更されていなくても、フロントガラスの端部及びデルタ窓ガラスの端部が接着されるフロントピラー両側のフランジの先端位置を、それぞれフロントピラーの車体外側中心位置へ近づけることにより、それだけ水平方向へ相互に接近させることができるので、車室内側からの乗員の視界を容易に広げることが可能となる。
以下、本発明の実施例について、前記従来構造との同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明する。
図1において、フロントピラー1の一方のフランジ2にフロントガラス3の端部が接着材4により接着されていると共に、フロントピラー1の他方のフランジ6にデルタ窓ガラス7の端部が接着材8により接着されている。
また、フロントピラー1を車体外側から覆うガーニッシュ20がクリップ21によりフロントピラー1に取り付けられていて、ガーニッシュ20はフロントピラー1の両側方でフロントガラス3の端部及びデルタ窓ガラス7の端部をも車体外側から覆っていると共に、ガーニッシュ20の両脚部22、23における各先端とフロントガラス3端部の外表面及びデルタ窓ガラス7端部の外表面との隙間がそれぞれシール材24により密封されている。
さらに、脚部22の基部付近からフロントガラス3側へフロントガラス3と略平行に突出したリップ25がガーニッシュ20と一体成形されており、このリップ25はガーニッシュ20の長手方向に沿って延びていて、レインガータ26を形成している。
すなわち、フロントピラー1に取り付けられたガーニッシュ20がフロントピラー1の中心部分を車体外側から覆うと同時に、フロントピラー1の両側方でフロントガラス3の端部及びデルタ窓ガラス7の端部をも車体外側から覆っていて、フロントピラー1と上記両端部との間に従来のようなモール5や窓枠9を必要としないので、ガーニッシュ20における外表面水平方向幅の大きさA´が従来のフロントピラーにおける外表面水平方向幅の大きさAと実質的に変わらず、このため、車両の外観デザインを格別損なうことがなくても、フロントガラス3の端部及びデルタ窓ガラス7端部がそれぞれ接着されるフロントピラー1両側のフランジ2、6の先端位置を、それぞれフロントピラー1の車体外側中心位置へ近づけることにより、それだけ水平方向へ相互に接近させることができる。
従って、車室内側からフランジ2、6を含めてフロントピラー1全体を車室内側から覆うトリム11は、水平方向の幅B´を従来の場合の幅Bと比較して容易に小さくすることができるため、車室内側からの乗員の視界を確実に広げることが可能となり、車両運転の便利性及び車室内の居住性を向上させることができるようになる。
また、レインガータ26を形成するリップ25がガーニッシュ20と一体成形されていて、従来よりもそれだけ部品点数を減少させることができる一方、ガーニッシュ20の横方向幅が視覚上太くなり、ガーニッシュ20の剛性感を高めることができる利点がある。
1 フロントピラー
2 フランジ
3 フロントガラス
6 フランジ
7 デルタ窓ガラス
11 トリム
20 ガーニッシュ
21 クリップ
2 フランジ
3 フロントガラス
6 フランジ
7 デルタ窓ガラス
11 トリム
20 ガーニッシュ
21 クリップ
Claims (2)
- 車両のフロントピラーにおける両側のフランジにそれぞれフロントガラスの端部及びデルタ窓ガラスの端部が接着され、上記フロントピラーと上記両端部とを車体外側から覆うガーニッシュが上記フロントピラーに取り付けられた車両構造。
- 請求項1において、上記ガーニッシュと一体的に形成されて上記フロントガラス側へ突出したリップがレインガータを形成するように構成された車両構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003364080A JP2005125946A (ja) | 2003-10-24 | 2003-10-24 | 車両構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003364080A JP2005125946A (ja) | 2003-10-24 | 2003-10-24 | 車両構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005125946A true JP2005125946A (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=34643164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003364080A Pending JP2005125946A (ja) | 2003-10-24 | 2003-10-24 | 車両構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005125946A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9994167B2 (en) | 2016-05-17 | 2018-06-12 | Ford Global Technologies, Llc | Active vehicle interior trim panel with accordion fold |
CN108528355A (zh) * | 2017-03-01 | 2018-09-14 | 标致雪铁龙集团 | 连接汽车后部定窗与装饰面板的安装结构及汽车 |
CN111824263A (zh) * | 2019-04-23 | 2020-10-27 | 本田技研工业株式会社 | 车身前部结构 |
CN111824264A (zh) * | 2019-04-23 | 2020-10-27 | 本田技研工业株式会社 | 车身前部结构 |
-
2003
- 2003-10-24 JP JP2003364080A patent/JP2005125946A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9994167B2 (en) | 2016-05-17 | 2018-06-12 | Ford Global Technologies, Llc | Active vehicle interior trim panel with accordion fold |
CN108528355A (zh) * | 2017-03-01 | 2018-09-14 | 标致雪铁龙集团 | 连接汽车后部定窗与装饰面板的安装结构及汽车 |
CN108528355B (zh) * | 2017-03-01 | 2022-08-09 | 标致雪铁龙集团 | 连接汽车后部定窗与装饰面板的安装结构及汽车 |
CN111824263A (zh) * | 2019-04-23 | 2020-10-27 | 本田技研工业株式会社 | 车身前部结构 |
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US11254363B2 (en) | 2019-04-23 | 2022-02-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle body front structure |
US11292528B2 (en) | 2019-04-23 | 2022-04-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle body front structure |
CN111824263B (zh) * | 2019-04-23 | 2022-12-23 | 本田技研工业株式会社 | 车身前部结构 |
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