JP4251998B2 - コンバーチブルカー用のルーフウエザストリップ - Google Patents

コンバーチブルカー用のルーフウエザストリップ Download PDF

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Description

本発明は、自動車のルーフが折畳まれて車体に収納可能な可動ルーフを有するコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップに関するものであり、さらに詳しくは、そのコンバーチブルカーの可動ルーフの側部とドアガラスの間をシールするルーフウエザストリップに関するものである。
自動車のルーフが折畳まれて車体に収納可能な可動ルーフを有するコンバーチブルカーにおいて、可動ルーフが展開して、車体の天井部分まで移動して自動車のルーフを形成したときに、その可動ルーフの側部とドアガラスの間をシールすることが必要である。そのため、可動ルーフの側部に設けられた幌骨(金属フレーム)にルーフウエザストリップが取付けられている。そのルーフウエザストリップは、可動ルーフと幌骨が折畳まれるため、その折畳みに併せて分割されて取付けられている(例えば、特許文献1参照)。
この場合に、図6に示すように、ルーフウエザストリップ120は、ドアガラス3との間をシールするドアガラスシール部124と可動ルーフ10との間をシールする可動ルーフシール部125を有している。このドアガラスシール部124と可動ルーフシール部125はそれぞれ別体で形成されている。
ドアガラスシール部124は、中空状のシール部がドアガラス3の先端と当接してシールするとともに、取付基部121が可動ルーフ10の幌骨16に取付けられたリテーナー14に嵌め込まれて、固定される。
可動ルーフシール部125は、同様にその取付基部126が幌骨16(又はリテーナー14)に取付けられ、可動ルーフシールリップ127が可動ルーフ10の側部の先端部の内面に当接してシールしている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、可動ルーフ10のルーフ幌13は、柔軟性のある幌であり、幌骨16との隙間はバラツクことがある。そのため、可動ルーフ10の側部の先端部の内面と可動ルーフシールリップ127の間のシールを確実にするため、可動ルーフシールリップ127を上下2段設けて、2重にシールすることが試みられている。
そして、可動ルーフ10の側部のルーフウエザストリップは、可動ルーフ10のルーフ幌13と幌骨16が折畳まれるため、その折畳みに併せて分割されて形成されており、可動ルーフ10が展開して車体の天井を形成したときに、それぞれの先端同士が当接して可動ルーフ10の側端をシールする一連のルーフウエザストリップとなるが、そのとき、当接部分のシールを確実にするため、それぞれの可動ルーフシールリップ127の長手方向の先端同士を突き合わせて隙間が無いようにする必要がある。
しかしながら、可動ルーフシールリップ127の断面形状は先細りと成った板状のリップで、肉厚が薄く、柔軟性のあるゴムや熱可塑性エラストマー等で形成されているため、当接する隣り合ったルーフウエザストリップ120の可動ルーフシールリップ127の長手方向の先端同士を突き合わせることが困難である。可動ルーフシールリップ127の長手方向の先端同士がズレるとその部分のシールを確保できない恐れがある。
実開平7−24614号公報(第1図) 特開平11−129766号公報(第3−4頁、第5図)
このため、可動ルーフ10が開いたときに、それぞれ分割して形成されたルーフウエザストリップ120の先端同士が当接し、そのルーフウエザストリップのそれぞれの可動ルーフシールリップ127の長手方向の先端同士を突き合わせて、シールを確保することが必要とされている。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、コンバーチブルカーに使用される、折畳んで車体に収納可能な可動ルーフの側部とドアガラスとの間をシールするルーフウエザストリップにおいて、
ルーフウエザストリップは、可動ルーフの折畳みに対応して複数に分割され、可動ルーフの幌骨に取付けられ、
分割されたルーフウエザストリップは、可動ルーフが展開して車体の天井を形成したときに、その長手方向の端部が互いに当接して連続した一連の可動ルーフ側部ルーフウエザストリップを形成し、
ルーフウエザストリップは、可動ルーフの幌骨に固定されたリテーナーに取付けられる取付基部と、取付基部に一体的に設けられてドアガラスと当接するドアガラスシール部と、ドアガラスシール部の側部に可動ルーフの側端と当接する可動ルーフシール部を一体に形成し、
分割されたルーフウエザストリップの長手方向の端部の可動ルーフシール部は、中空状に形成されているとともに、ルーフウエザストリップの両方の端部は、ドアガラスシール部の中空部と可動ルーフシール部の中空部が塞がれたドアガラスシール部端面と可動ルーフシール部端面を有し、
可動ルーフシール部は、ルーフウエザストリップの中央部では、ドアガラスシール部に一体的に形成される中空状の可動ルーフシール部基台と可動ルーフシール部基台から延設され可動ルーフに当接される上下2本の可動ルーフシールリップを有し、
可動ルーフシールリップは、ルーフウエザストリップの端部において先端が連結された中空状の可動ルーフシール部となることを特徴とするコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップである。
請求項1の本発明では、ルーフウエザストリップは、可動ルーフの折畳みに対応して複数に分割され、可動ルーフの幌骨に取付けられる。そして、分割されたルーフウエザストリップは、可動ルーフが展開して車体の天井を形成したときに、その長手方向の端部が互いに当接して連続した一連の可動ルーフ側部のルーフウエザストリップを形成する。そのため、ルーフ幌と幌骨を折畳んで車体に収納するときにルーフウエザストリップも一緒に収納することができる。また、可動ルーフが展開して車体の天井を形成したときに、可動ルーフの側部を1本の連続したルーフウエザストリップでシールすることができる。
ルーフウエザストリップは、可動ルーフの幌骨に固定されたリテーナーに取付けられる取付基部と、取付基部に一体的に設けられ、ドアガラスと当接するドアガラスシール部と、ドアガラスシール部の側部に可動ルーフの側部の先端部の内面と当接する可動ルーフシール部を有している。そしてそれらを一体に形成したため、取付基部をリテーナーに取付けることにより、ドアガラスシール部と可動ルーフシール部を同時に取付けることができ、取付作業の効率がよい。また、ドアガラスシール部の側部に可動ルーフの側部の先端部の内面と当接する可動ルーフシール部を一体に同時に押出成形により形成することができ、製造も容易である。
可動ルーフが展開して、車体の天井を形成したときに、可動ルーフシール部の先端が可動ルーフのルーフ幌の側部の先端部の内面に当接してシールするため、可動ルーフとルーフウエザストリップとの間を確実にシールすることができる。また、ドアガラスが上昇して閉まったときに、ドアガラスシール部によってドアガラスとルーフウエザストリップとの間をシールするため、ドアガラスシール部と可動ルーフシール部で可動ルーフとドアガラスの間をシールすることができる。
分割されたルーフウエザストリップの長手方向の端部の可動ルーフシール部は、中空状に形成されているため、ルーフウエザストリップの端部が互いに当接して連続した一連の可動ルーフ側部のルーフウエザストリップを形成するときに、剛性が高く変形を少なくすることができ、相互に当接しやすく、また、若干ずれても中空状であるため、断面幅が広く、当接部分が外れることがなく、シール性を確保することができる。
ルーフウエザストリップの両方の端部は、ドアガラスシール部の中空部と可動ルーフシール部の中空部が塞がれたドアガラスシール部端面と可動ルーフシール部端面を有するため、端面の剛性を高くすることができ、ルーフウエザストリップが相互に当接する時の形状を安定にすることができる。また、当接状態にあっては、ルーフウエザストリップの両方の端部から、雨水や埃、騒音等が進入することを防止できる。
可動ルーフシール部は、ルーフウエザストリップの中央部では、ドアガラスシール部に一体的に形成される中空状の可動ルーフシール部基台と可動ルーフシール部基台から延設され可動ルーフに当接される上下2本の可動ルーフシールリップを有している。そのため、押出成形によって容易に成形されるとともに、ドアガラスシール部に一体的に形成される中空状の可動ルーフシール部基台から可動ルーフシールリップを可動ルーフの側部の先端部の内面に向けて延設することができる。
また、ルーフウエザストリップの中央部では、可動ルーフシールリップを上下2本設けたため、可動ルーフとの間で2重シールを行うことができ、確実にシールすることができる。
また、可動ルーフシールリップは、ルーフウエザストリップの端部において先端が連結された中空状の可動ルーフシール部としたため、剛性が高くなり、隣のルーフウエザストリップの端部と当接したときに、変形せず、当接部分が隙間のない連続したシールを達成することができる。また、中央部の2重シールから、端部の中空シールへ徐々に変化するため、シール切れが生じることがない。
請求項の本発明は、ルーフウエザストリップは、中央部は押出成形で成形され、長手方向の両方の端部は型成形で形成されたコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップである。
請求項の本発明では、ルーフウエザストリップは、中央部は押出成形で成形され、長手方向の両方の端部は型成形で形成されたため、ルーフウエザストリップ全体を型成形で形成したものと比べて端部の型成形部分を小さくすることができ、成形金型を小さくすることができ、また、金型構造を単純にすることができ、金型コストを低減できるとともに、型成形の速度を早くすることができ、製造コストを低減できる。
請求項の本発明は、ルーフウエザストリップの長手方向の両方の端部の可動ルーフシール部は、可動ルーフシールリップと可動ルーフシール基台が全体として断面略楕円形の中空状であるコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップである。
請求項の本発明では、ルーフウエザストリップの長手方向の両方の端部の可動ルーフシール部は、可動ルーフシールリップと可動ルーフシール基台が全体として断面略楕円形の中空状であるため、1つの中空状となり、楕円形の先端で可動ルーフの側部の先端部の内面に当接してシールすることができる。また、中央部の可動ルーフシールリップに対応する部分が変形し難くなるとともに、可動ルーフシール部が1つの中空状のため構造が簡単になり、端部を成形する金型の中子を1つにすることができ、製造が容易である。
請求項の本発明は、ドアガラスシール部は、中空状のシール部であるコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップである。
請求項の本発明では、ドアガラスシール部は、中空状のシール部であるため、ドアガラスが上昇して、その先端が中空状のシール部に当接してシールするが、ドアガラスの先端が車両の振動や走行時の吸出し等によって振動しても、中空部が弾力性に富み、中空状で幅を有するため、吸収して、常時ドアガラスの先端を中空状のシール部に当接し続けることができる。
請求項の本発明は、ルーフウエザストリップの中央部の可動ルーフシール部基台は、可動ルーフの側部の厚み変化を吸収できるように略菱型の中空状に形成され、可動ルーフシールリップは、各ルーフウエザストリップの端部において、その先端が連結されるように可動ルーフシール部基台の壁がせり上げられて中空状の可動ルーフシール部とされているコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップである。
請求項の本発明では、ルーフウエザストリップの中央部の可動ルーフシール部基台は、可動ルーフの側部の厚み変化を吸収できるように略菱型の中空状に形成されているため、可動ルーフのルーフ幌の厚みが場所によってバラついても菱型の中空部の変形により、そのバラつきを吸収し、シール性を確保することができる。
可動ルーフシールリップは、各ルーフウエザストリップの端部において、その先端が連結されるように可動ルーフシール部基台の中空状の上壁部分の壁がせり上げられて中空状の可動ルーフシール部とされているため、ルーフウエザストリップの端部の中空状の可動ルーフシール部を容易に形成でき、また、可動ルーフシール部を2枚のシールリップから中空状に滑らかに変化させることができる。
本発明では、コンバーチブルカーの可動ルーフの幌骨の側端に取付けられる、分割されたルーフウエザストリップにおいて、分割されたルーフウエザストリップの長手方向の両端の可動ルーフシール部が中空状に形成されているため、可動ルーフが展開して車体に天井を構成し、互いに当接して連続した一連の可動ルーフ側部ルーフウエザストリップを形成したときに、可動ルーフシール部は、剛性が高く、変形が少なく、相互に当接しやすく、当接部分でのシール性を確保することができる。
本発明の実施の形態を図1〜図5に基づき説明する。図5は、コンバーチブルカーの外観を示す模式的な斜視図である。可動ルーフ10は、開いたときは、車体の天井部分を覆い、フロント側の先端は、フロントガラス4の上端に設けられたフロントガラスルーフウエザストリップ5に当接している。フロントガラスルーフウエザストリップ5は、フロントガラス4の上端からフロントピラーに沿って下方に、フロントガラス4の両側端を覆うように延設されている。
可動ルーフ10の車体側部に沿った両方の側部は、可動ルーフ10とドアガラス3との間をシールするルーフウエザストリップ20が設けられている。このルーフウエザストリップ20は、後述するように、可動ルーフ10が折畳まれて、車体の後部に収納されることが可能となるように、可動ルーフ10の折畳みに対応して、長手方向に複数に分割されている。
可動ルーフ10は、ルーフ本体をなす柔軟性を持ち、折り畳み可能なルーフ幌13とルーフ幌13を支えるためのルーフ幌13の両側端等に延びる幌骨16(金属フレーム)から形成される。
分割されたそれぞれのルーフウエザストリップ20は、押出成形で形成されたルーフウエザストリップ中央部34と、そのルーフウエザストリップ中央部34の長手方向の両側の端に型成形により形成されるルーフウエザストリップ端部31から成る。
可動ルーフ10がその収容された車体後部から展開して、車体の天井部を完全に形成すると、分割されたそれぞれのルーフウエザストリップ20のルーフウエザストリップの長手方向の端部31は、互いに当接して、可動ルーフ10の側部に沿って1本の連続したルーフウエザストリップ20になる。このルーフウエザストリップ20は、後述するように、幌骨16に取付けられている。
可動ルーフ10が収納されるときは、リンク機構及び駆動機構(図示せず)により、ルーフ幌13は折畳まれて後方に移動して、車体の後部に設けられたスペースに収納され、幌骨16もルーフ幌13に対応して折畳まれて、同様に車体後部のスペースに収納される。幌骨16が折畳まれるときに、ルーフウエザストリップ20もそれに対応して折畳まれて、幌骨16と共に収納される。
可動ルーフ10が展開して天井を形成するときは、逆に幌骨16が、フロントガラスの上部側端に向かって伸びて、ルーフ幌13が同様にフロントガラスの上部に向かって伸びる。
次にルーフウエザストリップ20の詳細について説明する。図1は、ルーフウエザストリップ20のルーフウエザストリップ端部31付近の部分斜視図である。図2、図3、図4は、それぞれ図1におけるB―B線、C−C線、D―D線に沿った断面図である。
図1においてルーフウエザストリップ端部31は、ルーフウエザストリップ中央部34の長手方向の両端に型成形により一体的に成形されている。ルーフウエザストリップ中央部34においては、後述するように第1可動ルーフシールリップ27と第2可動ルーフシールリップ28が上下2本設けられているが、ルーフウエザストリップ端部31では徐々に合体して、中空状の可動ルーフシール部25を形成する。
ルーフウエザストリップ端部31の端面においては、ドアガラスシール部24の中空部と可動ルーフシール部25の中空部はともに、膜状に塞がれて、ドアガラスシール部端面33と可動ルーフシール部端面32を形成する。このため、隣接するドアガラスウエザストリップ端部33同士が当接した状態では広い面積で当接しており、ルーフウエザストリップ端部31の間から雨水、埃や騒音が浸入することを防止できる。
また、隣接するそれぞれの、ルーフウエザストリップ端部31に、互いに凹部または凸部を形成しておけば、可動ルーフ10が展開して天井を形成するときにその凹部と凸部を互いに嵌め込んで、凹凸嵌合によるしっかりとした接合にすることができる。
図2において、ルーフウエザストリップ端部31の形状と、取付状態を、及びドアガラス3や可動ルーフ10との間のシール状態を説明する。
ルーフウエザストリップ20は、取付基部21、ドアガラスシール部24、可動ルーフシール部25とカバーリップ30とから成る。取付基部21には、クリップ40が取付けられており、そのクリップ40の足を幌骨16に挿入して、ルーフウエザストリップ端部31を取付ける。なお、ルーフウエザストリップ中央部34は幌骨16に取付けられたリテーナー14に挿入され、リテーナー14の断面U字形の溝で取付基部21の両側を保持して取付けられる。
取付基部21の両側から一体的に中空状のドアガラスシール部24が形成されている。ドアガラス3が上昇して、ドアガラス3が閉まると、ドアガラス3の上端はドアガラスシール部24に当接して、ドアガラスシール部24に包まれるようになり、ドアガラス3の上端をシールする。そのため、ドアガラス3とルーフウエザストリップ20との間から雨水、埃等が侵入することを防止できる。
ドアガラスシール部24の下方の車室内側の面には、カバーリップ30が一体的に設けられ、幌骨16に取付けられた可動ルーフガーニシュ15とともに、幌骨16を覆い、美観を向上させている。
ドアガラスシール部24の上方の可動ルーフ10に面する側には、可動ルーフシール部25が一体的に設けられている。可動ルーフシール部25は、ルーフウエザストリップ端部31では、断面が略楕円形の中空状である。この可動ルーフシール部25が可動ルーフ10の側部の先端部の内面に当接して、可動ルーフ10とルーフウエザストリップ20との間をシールすることができる。断面略楕円形の中空状であるため、可動ルーフシール部25の全体として断面略楕円形の中空状となり、楕円形の先端で可動ルーフ10の可動ルーフ側部11の内面に当接してシールすることができる。そして、断面略楕円形のため、可動ルーフシール部25が変形し難くなる。また、ルーフウエザストリップ20の端部31の可動ルーフシール部25を成形する金型の中子を1つにすることができ、製造が容易である。なお、中空状の可動ルーフシール部25の一部に、型成形時に金型の中子を取り出すスリット35が設けられている。
このようにして、ルーフウエザストリップ20により可動ルーフ10とドアガラス3の間をシールすることができる。
図3は、ルーフウエザストリップ端部31におけるルーフウエザストリップ中央部34に近い部分の断面図である。この部分では、可動ルーフシール部25は、ルーフウエザストリップ中央部34の形状からルーフウエザストリップ端部31の形状への移行部分であり、第1可動ルーフシールリップ27と第2可動ルーフシールリップ28の先端が若干残りつつ全体として断面略楕円形をなしている。ルーフウエザストリップ中央部34の2重シールから、ルーフウエザストリップ端部31の中空シールへ徐々に変化するため、可動ルーフ10との間に隙間ができることがなく、シールが確実になされる。
図4は、押出成形で成形されたルーフウエザストリップ中央部34の断面図である。ルーフウエザストリップ中央部34は、取付基部21、ドアガラスシール部24、可動ルーフシール部25とカバーリップ30とから成る。
取付基部21は、底面に取付基部凹部22が形成され、取付基部凹部22に幌骨16に取付けられたリテーナー14が嵌め込まれて、取付基部21を保持する。ドアガラスシール部24の内部には車室内側側壁に沿って取付基部21に連結されるブリッジが設けられてブリッジと車室内側側壁との間に中空部23が設けられて、車室内側側壁を補強するとともに、重量を軽減させている。
取付基部21の側方からリテーナー14をカバーする面には、カバーリップ30が一体的に設けられ、幌骨16に取付けられた可動ルーフガーニシュ15とともに幌骨16を覆い、美観を向上させている。
取付基部21から一体的に中空状のドアガラスシール部24が形成されている。ドアガラス3が上昇して、ドアガラス3が閉まると、ドアガラス3の上端はドアガラスシール部24に当接して、ドアガラスシール部24に包まれるようになり、ドアガラス3の上端をシールする。
ドアガラスシール部24の上方の可動ルーフ10に面する側には、可動ルーフシール部25が一体的に設けられている。可動ルーフシール部25は、ルーフウエザストリップ中央部34では、断面が略四角形(菱形)で中空状の可動ルーフシール部基部26と、その可動ルーフシール部基部26から可動ルーフ10方向に伸びる第1可動ルーフシールリップ27と第2可動ルーフシールリップ28で形成されている。この第1可動ルーフシールリップ27と第2可動ルーフシールリップ28の先端が可動ルーフ10の側部の先端部11の内面に当接して、可動ルーフ10とルーフウエザストリップ20との間をシールすることができる。
この2本のルーフシールリップ27、28は、可動ルーフシール部25の側端に2重に当接して2重にシールすることができ、確実にシールすることができる。
このようにして、ルーフウエザストリップ20により可動ルーフ10とドアガラス3の間をシールすることができる。
なお、可動ルーフシール部基部26は、その中空がひしゃげるように変形することによって、ルーフ幌13の厚みの変化を吸収できるように構成されている。
また、上記の実施の形態では可動ルーフシール部の端末において、2本のルーフシールリップ27、28の先端が合体するようにして、中空状の可動ルーフシール部25を形成するものを示したが、図4に示す、ウエザストリップ中央部34の可動ルーフシール部基台の中空状の上壁部分の壁26aを徐々にせり上げて、2本のルーフシールリップの先端同士を連結して中空状の可動ルーフシール部25を構成するようにしても良い。
このルーフウエザストリップ20は、押出成形により成形されるルーフウエザストリップ中央部34も、型成形により成形されるルーフウエザストリップ端部31も、ゴム、熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂等で形成することができる。ゴムの場合は、EPDM、熱可塑性エラストマーの場合は、オレフィン系熱可塑性エラストマーが耐候性、リサイクル、コスト等の点から好ましい。
いずれの場合も、ソリッド材及びスポンジ材で形成することができるが、少なくともドアガラスシール部24と可動ルーフシール部25は、スポンジ材で形成することが、柔軟性、弾力性の点から好ましい。
本発明の実施の形態における、ルーフウエザストリップ端部付近の部分斜視図である。 図1におけるB―B線に沿った断面図である。 図1におけるC−C線に沿った断面図である。 図1におけるD―D線に沿った断面図である。 コンバーチブルカーの外観を示す模式的な斜視図である。 従来技術における、図5のA−A線に沿った断面図である。
符号の説明
3 ドアガラス
10 可動ルーフ
13 ルーフ幌
16 幌骨
20 ルーフウエザストリップ
24 ドアガラスシール部
25 可動ルーフシール部
31 ルーフウエザストリップ端部
34 ルーフウエザストリップ中央部

Claims (5)

  1. コンバーチブルカーに使用される、折畳んで車体に収納可能な可動ルーフ10の側部とドアガラスとの間をシールするルーフウエザストリップ20において、
    該ルーフウエザストリップ20は、上記可動ルーフ10の折畳みに対応して複数に分割され、上記可動ルーフの幌骨16に取付けられ、
    分割された上記ルーフウエザストリップ20は、上記可動ルーフ10が展開して車体の天井を形成したときに、その長手方向の端部が互いに当接して連続した一連の可動ルーフ側部ルーフウエザストリップ20を形成し、
    上記ルーフウエザストリップ20は、上記可動ルーフ10の幌骨16に固定されたリテーナー14に取付けられる取付基部21と、該取付基部21に一体的に設けられてドアガラスと当接するドアガラスシール部24と、該ドアガラスシール部24の側部に上記可動ルーフ10の側端と当接する可動ルーフシール部25を一体に形成し、
    分割された上記ルーフウエザストリップ20の長手方向の端部の可動ルーフシール部25は、中空状に形成されているとともに、上記ルーフウエザストリップ20の両方の端部31は、上記ドアガラスシール部24の中空部と可動ルーフシール部25の中空部が塞がれたドアガラスシール部端面33と可動ルーフシール部端面32を有し、
    上記可動ルーフシール部25は、上記ルーフウエザストリップ20の中央部では、上記ドアガラスシール部24に一体的に形成される中空状の可動ルーフシール部基台29と該可動ルーフシール部基台29から延設され可動ルーフ10に当接される上下2本の可動ルーフシールリップ27、28を有し、
    該可動ルーフシールリップ27、28は、上記ルーフウエザストリップの端部31において先端が連結された中空状の可動ルーフシール部25となることを特徴とするコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップ。
  2. 上記ルーフウエザストリップ20は、中央部は押出成形で成形され、長手方向の両方の端部31は型成形で形成された請求項1に記載のコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップ。
  3. 上記ルーフウエザストリップ20の長手方向の両方の端部の上記可動ルーフシール部25は、上記可動ルーフシールリップ27、28と可動ルーフシール基台29が全体として断面略楕円形の中空状である請求項1又は請求項2に記載のコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップ。
  4. 上記ドアガラスシール部24は、中空状のシール部である請求項1乃至請求項のいずれかに記載のコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップ。
  5. 上記ルーフウエザストリップ20の中央部の可動ルーフシール部基台29は、可動ルーフ10の側部の厚み変化を吸収できるように略菱型の中空状に形成され、上記可動ルーフシールリップ27、28は、上記各ルーフウエザストリップ20の端部31において、その先端が連結されるように上記可動ルーフシール部基台29の壁がせり上げられて中空状の可動ルーフシール部25とされている請求項に記載のコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップ。
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