JP5115503B2 - ガラスラン - Google Patents

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Description

本発明は、ガラスランに関するものである。
一般に、自動車のドアフレームの内周に沿ってガラスランが設けられている。ガラスランは、その断面方向から見ると、基底部と、該基底部から延びる車内側側壁部及び車外側側壁部とを具備する断面略コ字形の本体部を備えるとともに、両側壁部の先端部側から本体部内側に向けて延びる車内側シールリップ及び車外側シールリップを備えている。上記ガラスランは、本体部がドアフレームの内周に沿って設けられた取付部に取着され、両シールリップによって、昇降するドアガラスの内外面の周縁部が挟まれるようにしてシールされる。
また、ガラスランは、ドアガラスの上縁部に対応する上辺部と、ドアガラスの前後の縦縁部に対応する前縦辺部及び後縦辺部とを備え、これらがほぼ直線状に成形される押出成形部と、押出成形部の端部同士を所定の角度をなした状態で接続する型成形部とにより構成されている。ところで、ガラスランのコーナー部位に対応する型成形部は、型成形に際し、本体部、車内側シールリップ、及び車外側シールリップの各内側面を成形するための金型(中子)を入れる必要があり、その中子の保持強度を保つべく、車内側側壁部と車外側側壁部とが大きく開くような展開形状に成形されるのが一般的である。ところが、取付部への取付けに際して、車内側側壁部と車外側側壁部とを窄めるように変形させると、そのときの応力に基づいてコーナー部位の屈曲角度(曲率半径)や周長等が変化してしまうおそれがある。この場合、ガラスランが取付部形状に追従しなくなってしまい、取付状態の悪化等を招いてしまうおそれがある。
これに対し、基底部において車内外方向に伸縮可能な連結部が設けられ、連結部が伸びた状態で成形されるとともに、取付部への取付けに際して連結部が収縮されるといったガラスランも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−280420号公報
特許文献1の技術を採用することで、車内側側壁部及び車外側側壁部の先端同士が大きく広がるような展開形状に成形しなくても、両シールリップを十分に離間させることができる。従って、取付部への取付けに際し、側壁部を傾動させるようにしてガラスランを窄める必要がなくなるため、コーナー部位の角度等が取付けの前後で変化してしまうといった事態を抑制することができる。
しかしながら、ドアガラスの上縁部に対応する上辺部と、縦縁部に対応する縦辺部とでは、求められる機能や性質が異なるため、上辺部に形成される上側連結部及び縦辺部に形成される縦側連結部を車内外方向において同じ位置に形成するのでは求められる機能や性質を満足できない場合がある。これに対し、上辺部及び縦辺部においてそれぞれ求められる機能や性質を満足させるべく、上側連結部の形成位置と縦側連結部の形成位置とをずらして成形することが考えられる。この場合さらに、ガラスランのコーナー部位において、上側連結部と縦側連結部とを斜めに繋ぐことが考えられるが、コーナー部位の屈曲角度が小さい場合、連結部を収縮させる際に、上側連結部と縦側連結部とが干渉し合ってしまい、連結部を収縮させ難くなるおそれがある。
また、例えば、上側連結部と縦側連結部とが繋がっていない場合、コーナー部位(の屈曲部)においては、基底部自体を屈曲させる必要が生じ、ガラスランを上手く窄めることができないことが懸念される。この場合、コーナー部位におけるガラスランの横幅が一般部位に比べて大きくなってしまい、取付け不良の発生等が懸念される。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、取付部への取付状態の安定化等を図ることのできるガラスランを提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.基底部と、該基底部から延びる車内側側壁部及び車外側側壁部とを具備して断面略コ字状をなし、車両のドアフレームの内周に沿って設けられた取付部に取着される本体部と、
前記車内側側壁部及び前記車外側側壁部の略先端から前記本体部内側に延びる車内側シールリップ及び車外側シールリップとを備え、
昇降するドアガラスの上縁部に対応して設けられる上辺部と、ドアガラスの縦縁部に対応して設けられる縦辺部とが交わるコーナー部位が型成形により形成されるとともに、
前記基底部において車内外方向に伸縮可能に構成され、伸長状態において断面略コ字状又は断面略V字状をなす連結部を備えてなるガラスランであって、
前記連結部は、
前記上辺部において当該上辺部の長手方向に沿って形成され、ドアフレーム内周側に凸形状となる上側連結部と、
前記縦辺部において当該縦辺部の長手方向に沿って形成され、ドアフレーム内周側に凸形状となる縦側連結部と、
前記上辺部の長手方向の端部において前記上側連結部に沿って形成され、ドアフレーム内周側に凸形状となる補助連結部とを具備し、
前記補助連結部は、前記上側連結部の車内側端縁に連接し、
前記縦側連結部は、前記上側連結部と前記補助連結部との間に入り込むまで延びていることを特徴とするガラスラン。
本手段1によれば、上辺部の長手方向の端部において上側連結部の車内側端縁に連接して補助連結部が設けられるとともに、縦側連結部が上側連結部と補助連結部との間に入り込むまで延びている。このため、コーナー部位(の屈曲部)において、上側連結部、補助連結部、及び縦側連結部が車内外方向に重なり合うこととなり、ガラスランを窄める際には、縦側連結部が上側連結部と補助連結部とで挟み込まれるようにして折り畳まれるように変形する。従って、ガラスランのコーナー部位を比較的スムースに窄めることができ、取付不良をなくして、取付部に対するガラスランの取付状態の安定化等を図ることができる。
また、本手段によれば、上側連結部及び縦側連結部はともにドアフレーム内周側に凸形状となっている。このため、例えば、縦辺部の基底部から連結部がドアフレーム外周側に突出することに起因して、連結部が取付部等に圧接し、連結部の反発力により取付部からガラスランが浮き上がってしまうといった事態を抑止することができる。
さらに、縦側連結部は、車内外方向において上側連結部と補助連結部との間、すなわち、上側連結部よりも車内側に形成されている。当該構成により、縦側連結部を極力車内側に寄せることができ、縦側連結部によりドアガラスの昇降が阻害されてしまうといったおそれを抑制することができる。また、縦側連結部がドアガラスの外側面よりも車外側に形成される場合のように、縦側連結部によってドアガラスのフラッシュサーフィス化が阻害されてしまうといったおそれを回避することができる。尚、「縦側連結部は、車内外方向においてドアガラスの内側面(車内側の面)よりも車内側に形成されていること」としてもよい。当該構成を採用する場合、縦側連結部とドアガラスとの接触を確実に回避させることができる。
また、例えば、補助連結部を縦側連結部の車外側端縁に沿って縦辺部に形成し、上側連結部を縦側連結部と補助連結部との間に入り込むまで延設させた場合にも、ガラスランのコーナー部位を窄めやすくするといった作用効果は奏されるのではあるが、この場合、縦側連結部よりも車外側に設けられる補助連結部によって、ドアガラスの昇降を妨げたり、ドアガラスのフラッシュサーフィス化を妨げたりしてしまうおそれがある。これに対し、本手段1では、補助連結部は、上辺部に設けられているため、上記不具合を回避することができ、ドアガラスをスムースに昇降させることができる。
加えて、本手段1では、車内外方向において上側連結部の形成位置と縦側連結部の形成位置とがずれているが、上記のように、コーナー部位においても比較的容易にガラスランを窄めることができるため、ガラスランを取付部に対して好適に取付けることができる。すなわち、ドアガラスの上縁部に対応する上辺部及び縦縁部に対応する縦辺部においてそれぞれ求められる機能や性質を満足させるべく、上側連結部及び縦側連結部をそれぞれ所期の位置に形成することができる上、このように上側連結部及び縦側連結部の形成位置をずらして機能性の向上等を図ったガラスランに関しても、取付状態の安定化等を図ることができるといった作用効果が奏される。
尚、「型成形に際し、前記連結部が伸長された形状で、前記基底部及び前記連結部が一体的に形成されるとともに、前記連結部が収縮された状態で前記取付部に取付けられること」としてもよい。加えて、断面略V字状及び断面略コ字状とあるのは、角部を丸くした形状(例えば、断面略U字状)についても含む趣旨である。
手段2.前記上側連結部及び前記縦側連結部のうち車内外方向において前記補助連結部と重なり合う部位、及び前記補助連結部の肉厚は、その他の部位の前記連結部の肉厚よりも薄く形成されていることを特徴とする手段1に記載のガラスラン。
手段2によれば、上側連結部及び縦側連結部のうち車内外方向において補助連結部と重なり合う部位、及び補助連結部の肉厚を薄くしているため、上側連結部、縦側連結部、及び補助連結部を極力小さく折り畳むことができる。従って、上側連結部、縦側連結部、及び補助連結部が折り重ねられることに起因して、当該部位のガラスランの横幅が大きくなってしまうといった事態を抑制することができる。
手段3.前記上側連結部は、収縮状態となることでドアガラスの上縁部と対向する位置に中空部を形成することを特徴とする手段1又は2に記載のガラスラン。
手段3によれば、ドアガラスの突き当たりよる衝撃を、中空部において吸収することができる。結果として、ドアガラスを閉めきるときの衝突音を抑制することができる。
手段4.前記縦側連結部は、収縮状態となることで前記車内側シールリップのドアガラス摺接面とは反対側の面と接触可能に構成されていることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載のガラスラン。
手段4によれば、ドアガラスが車内側に変位しようとした場合には、車内側シールリップと縦側連結部とがともに撓みつつ、協働してドアガラスを押返すようにして支持することとなる。従って、ドアガラスのがたつきを抑制することができる。また、車内側シールリップは、連結部とドアガラスとで挟持された状態となるため、車内側シールリップが車幅方向に振動し、車内側シールリップがドアガラスから離間してしまうといった事態を防止することができる。従って、シール性の向上及び遮音性の向上を図ることができる。
ドアの概略構成を示す正面模式図である。 取付状態にあるガラスランを示す図1のJ−J線断面図である。 取付前の状態にあるガラスランを示す断面図である。 取付状態にあるガラスランを示す図1のK−K線断面図である 取付前の状態にあるガラスランを示す断面図である。 型成形部を示す断面図である。 型成形部を示す模式斜視図である。 型成形部を示す上面図である。 型成形部を示す側面図である。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、自動車のドア用開口部に開閉可能に設けられるフロントドア(以下、単に「ドア1」と称する)には、昇降可能なドアガラスGと、当該ドアガラスGの外周形状に対応して設けられ、ドアガラスGの昇降を案内するとともに、ドアガラスGが上昇して窓部Wが閉じられたときに、ドアガラスGの周縁部とドアフレーム2との間をシールするガラスラン5とが設けられている。
ガラスラン5は、ドアガラスGの上縁部に対応する押出成形部6、ドアガラスGの前後の縦縁部に対応する押出成形部7、8と、押出成形部6−7、6−8の端部同士を接続する型成形部9、10(図1で散点模様を付した部分)とから構成されている。各押出成形部6〜8は、図示しない押出成形機によりほぼ直線状に形成される。型成形部9、10は、2つの押出成形部6−7、6−8が所定の角度をなした状態で相互に接続されるように図示しない金型装置にて接続成形される。すなわち、型成形部9、10は、ガラスラン5のコーナー部位に対応する。そして、窓部Wの外周に沿って形成されるサッシュ部DS、及びサッシュ部DSの前後の縦辺部を下方に延長するようにしてドアパネル3内に設けられたチャンネル部DCの内周に当該ガラスラン5が取付けられている。本実施形態では、ガラスラン5がEPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム)により構成されている。また、本実施形態では、サッシュ部DS及びチャンネル部DCが取付部に相当する。
図2に示すように、ドアガラスGの上縁部に対応する押出成形部6は、基底部14と、該基底部14から延びる車外側側壁部15及び車内側側壁部16とを具備して断面略コ字状をなし、サッシュ部DSに嵌め込まれる本体部11と、車外側側壁部15の先端部から車内側に向けて延びる車外側シールリップ12と、車内側側壁部16の先端部から車外側に向けて延びる車内側シールリップ13とを備えている。ドアガラスGにより窓部Wが閉じられた状態においては、車外側シールリップ12がドアガラスGの外側面に対して圧接され、車内側シールリップ13がドアガラスGの内側面に対して圧接される。これにより、ドアガラスGの車外側及び車内側がそれぞれシールされるようになっている。また、車外側側壁部15から車外側に向って延びる車外側意匠リップ17、及び車内側側壁部16から車内側に向かって延びる車内側意匠リップ18が設けられている。尚、車外側シールリップ12は車内側シールリップ13よりも小さく(短く)構成されている。これにより、ドアガラスGが車外側に寄せられ、フラッシュサーフィス化が図られる。
さらに、図3に示すように、本実施形態では、基底部14において車内外方向(ドア1の厚み方向)に伸縮可能な連結部21が設けられている。本実施形態では、基底部14は、連結部21を挟んで車外側の部位(車外側基底部14a)と、車内側の部位(車内側基底部14b)とに分けられており、連結部21は、押出成形部6の長手方向全域において車外側基底部14aと車内側基底部14bとを連結している。具体的に、連結部21は、伸長状態において車外側基底部14aの端縁から車内側かつ本体部11内周側に延びる第1可変部21aと、車内側基底部14bの端縁から車外側かつ本体部11内周側に向けて延びる第2可変部21bと、第1可変部21a及び第2可変部21bの先端同士を連結する底部21cとを備え、全体としてドアフレーム2内周側(本体部11内周側)に凸となる断面略コ字状に構成されている。本実施形態では、押出成形部6は、連結部21が車内外方向に伸長し、車外側基底部14aと車内側基底部14bとが離間した形状で、本体部11、シールリップ12、13、及び連結部21が一体的に押出形成される。さらに、連結部21は収縮状態となることでその内側に中空部が形成され、連結部21は、当該中空部がドアガラスGの上縁部と対向する位置に形成されている。
また、図4に示すように、ドアガラスGの後縁部に対応する押出成形部8についても押出成形部6と同様に、本体部11及び一対のシールリップ12、13等を備えている。また、図5に示すように、押出成形部8の基底部14においても、車内外方向に伸縮可能な連結部22が設けられている。具体的に、連結部22は、伸長状態において車外側基底部14aの端縁から車内側かつ本体部11内周側に延びる第1可変部22aと、車内側基底部14bの端縁から第1可変部22aの先端縁にかけて、車外側かつ本体部11内周側に向けて延びる第2可変部22bとを備え、全体としてドアフレーム2内周側に凸となる断面略V字状に構成されている。
さらに、本実施形態では、押出成形部8に形成される連結部22は車内外方向において押出成形部6に形成される連結部21よりも車内側に形成されるとともに、ドアガラスGの昇降の妨げとならないように、ドアガラスGの内側面よりも車内側に(ドアガラスGのうち基底部14と対向する部位から外れる位置に)形成されている。ちなみに、連結部22がドアガラスGの外側面よりも車外側に形成される場合、ドアガラスGのフラッシュサーフィス化が阻害されるおそれがある。
尚、図示は省略するが、ドアガラスGの前縁部に対応する押出成形部7は、押出成形部8と同様の断面形状をなしている。また、押出成形部7、8のうち、ベルトラインよりも下方のドアパネル3内に配設され、外観に現れない部位については、車外側意匠リップ17及び車内側意匠リップ18が省略されており、かかる部位が取着されるチャンネル部DCとともに小型化が図られている。
さて、図7、図8、図9に示すように、押出成形部6と押出成形部8とを連結する型成形部10は、ドアガラスGの上縁部に対応する上辺対応部31と、ドアガラスGの後縁部に対応する縦辺対応部32とを備えている。尚、図7〜図9では、意匠リップ17、18の図示を省略している。
上辺対応部31は、基本的に押出成形部6と同様の断面形状をなしており、上辺対応部31の基底部14においては、押出成形部6の連結部21と連続して延びる上側連結部33が形成されている。但し、本実施形態では、上側連結部33は、押出成形部6との連接部側の部位が断面略コ字状をなしているのに対し、縦辺対応部32との連接部側の部位が断面略V字状をなしている(図6、図8参照)。
さらに、図6、図7等に示すように、上辺対応部31後端の基底部14には、上側連結部33に沿って延び、車内外方向において伸縮可能に構成される補助連結部38が設けられている。補助連結部38は、ドアフレーム2内周側に凸形状をなし、伸長状態において断面略V字状に構成されている。さらに、補助連結部38は、車内外方向において上側連結部33の車内側端縁と連接している。
縦辺対応部32は、基本的に押出成形部8と同様の断面形状をなしており、縦辺対応部32の基底部14においては、押出成形部8の連結部22と連続して延びる縦側連結部34が形成されている。また、縦辺対応部32上端の基底部14には、上側連結部33の内側に形成される溝部を上辺対応部31の長手方向に延長させるようにして形成された凹部37、及び、補助連結部38の内側に形成される溝部を上辺対応部31の長手方向に延長させるようにして形成された凹部39が設けられている。当該構成により、ガラスラン5を後方から見たときに、上側連結部33及び補助連結部38の内側面を視認できるようになっている。
さて、本実施形態では、縦側連結部34が、上側連結部33と補助連結部38との間に入り込むまで延びている。具体的に、縦側連結部34の内側に形成される溝部の頂部34cが、縦辺対応部32(縦側連結部34)の延在方向に沿って、上側連結部33と補助連結部38との連結部にまで延びている。また、上側連結部33の内側に形成される溝部の頂部33c(図8、図9参照)が、上辺対応部31(上側連結部33)の延在方向に沿って、縦側連結部34を構成する第1可変部34aの付根部(車外側基底部14aとの境界部)にまで延びている。さらに、補助連結部38の内側に形成される溝部の頂部38c(図8、図9参照)が、上辺対応部31(補助連結部38)の延在方向に沿って、縦側連結部34を構成する第2可変部34bの付根部(車内側基底部14bとの境界部)にまで延びている。
そして、上側連結部33と補助連結部38との連結部と、頂部34cとの交差部Xと、頂部33cと第1可変部34aの付根部との交差部Y、及び、頂部38cと第2可変部34bの付根部との交差部Zとをそれぞれ結ぶラインに沿って、縦側連結部34の上端縁と、上側連結部33の車内側端縁及び補助連結部38の車外側端縁とが連結されている。結果的に、縦側連結部34が、上側連結部33と補助連結部38との間に入り込むまで延び、車内外方向において上側連結部33、補助連結部38、及び縦側連結部34が重なり合っている。
尚、上記のように、本実施形態では、上側連結部33と補助連結部38とが車内外方向において直接連結されている(W字状に連続的に形成されている)ため、両連結部33、38間に基底部14を構成する部位が介在しておらず、これにより、ガラスラン5を上方から見たときに、縦側連結部34の内側面を視認できるようになっている。
尚、型成形部10は、連結部21、22が伸長した状態で押出成形部6、8の端部を金型装置にセットし、金型装置に未加硫のEPDMを充填・加硫することで、連結部33、34が伸長した状態で成形される。そして、図2、図4に示すように、連結部21、22(33、34)が収縮し、車外側基底部14aと車内側基底部14bとが当接した状態において、ガラスラン5がサッシュ部DS(チャンネル部DC)に取付けられることとなる。
また、上側連結部33及び縦側連結部34のうち車内外方向において補助連結部38と重なり合っている部位、及び補助連結部38の肉厚は、上側連結部33及び縦側連結部34のうち車内外方向において補助連結部38と重なり合っていない部位の肉厚や、連結部21、22の肉厚よりも薄くなっている。本実施形態では、前者の肉厚はそれぞれ0.5mmであり、後者の肉厚はそれぞれ1.0mmとなっている。尚、押出成形部6、7を連結する型成形部9についても、型成形部10と同様の構成を備えている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、基底部14において車内外方向(車幅方向)に伸縮可能な連結部21、22、33、34を備えており、連結部21、22、33、34が車内外方向に伸長した形状で型成形される。従って、両シールリップ12,13を十分に離間させることができるため、車外側側壁部15及び車内側側壁部16の先端同士が大きく広がるような展開形状とする必要がなくなる。従って、サッシュ部DS(チャンネル部DC)への取付けに際し、断面形状を大きく変形させる必要がなくなるため、サッシュ部DS(チャンネル部DC)に対するガラスラン5の取付状態の安定化、シール性の向上等を図ることができる。
また、本実施形態では、上辺対応部31の端部において上側連結部33の車内側端縁に連接して補助連結部38が設けられるとともに、縦側連結部34が上側連結部33と補助連結部38との間に入り込むまで延びている。このため、ガラスラン5のコーナー部位(型成形部10の屈曲部)において、上側連結部33、補助連結部38、及び縦側連結部34が車内外方向に重なり合うこととなり、ガラスラン5を窄める際には、縦側連結部34が上側連結部33と補助連結部38とで挟み込まれるようにして折り畳まれるように変形する。従って、サッシュ部DSへの取付けに際してガラスラン5のコーナー部位を比較的スムースに窄めることができ、取付不良をなくして、サッシュ部DSに対するガラスラン5の取付状態の安定化等を図ることができる。
また、本実施形態によれば、連結部21、22、33、34はいずれもドアフレーム2内周側に凸形状となっている。このため、例えば、縦辺対応部32の基底部14から連結部22がドアフレーム2外周側に突出することに起因して、連結部22がサッシュ部DSに圧接し、連結部22の反発力によりサッシュ部DSからガラスラン5が浮き上がってしまうといった事態を抑止することができる。
さらに、押出成形部7、8に形成される連結部22、及び縦側連結部34は、ドアガラスGの内側面よりも車内側に形成されている。このため、連結部22、34とドアガラスGとの接触が回避され、連結部22、34によりドアガラスGの昇降が阻害されてしまうといった事態を回避することができる。
また、例えば、補助連結部38を縦側連結部34の車外側端縁に沿って縦辺対応部32に形成し、上側連結部33を縦側連結部34と補助連結部38との間に入り込むまで延設させた場合にも、ガラスラン5のコーナー部位を窄めやすくするといった作用効果は奏されるのではあるが、この場合、車内外方向において基底部14のほぼ中央位置に設けられた上側連結部33よりも車外側に位置する補助連結部38によって、ドアガラスGの昇降を妨げたり、ドアガラスGのフラッシュサーフィス化を妨げたりしてしまうおそれがある。これに対し、本実施形態では、補助連結部38は、上辺対応部31に設けられているため、上記不具合を回避することができ、ドアガラスGをスムースに昇降させることができる。
加えて、本実施形態では、車内外方向において上側連結部33の形成位置と縦側連結部34の形成位置とがずれているが、上記のように、コーナー部位においても比較的容易にガラスラン5を窄めることができるため、ガラスラン5をサッシュ部DSに対して好適に取付けることができる。すなわち、ドアガラスGの上縁部に対応する押出成形部6及び上辺対応部31と、縦縁部に対応する押出成形部7、8及び縦辺対応部32とにおいてそれぞれ求められる機能や性質を満足させるべく、連結部21、33及び連結部22、34をそれぞれ所期の位置に形成することができる上、このように連結部21、33及び連結部22、34の形成位置をずらして機能性の向上等を図ったガラスラン5に関しても、取付状態の安定化等を図ることができるといった作用効果が奏される。
さらに、本実施形態では、上側連結部33及び縦側連結部34のうち車内外方向において補助連結部38と重なり合う部位、及び補助連結部38の肉厚を薄くしているため、上側連結部33、縦側連結部34、及び補助連結部38を極力小さく折り畳むことができる。従って、上側連結部33、縦側連結部34、及び補助連結部38が折り重ねられることに起因して、当該部位のガラスラン5の横幅が大きくなってしまうといった事態を抑制することができる。
加えて、上側連結部33は、収縮状態となることでドアガラスGの上縁部と対向する位置に中空部を形成する構成となっている。このため、ドアガラスGの突き当たりよる衝撃を、中空部において吸収することができる。結果として、ドアガラスGを閉めきるときの衝突音を抑制することができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、上側連結部33の断面形状が押出成形部6側の部位と縦辺対応部32側の部位とで異なっているが、ほぼ同じ形状としてもよい。また、上記実施形態では、上側連結部33及び縦側連結部34のうち車内外方向において補助連結部38と重なり合う部位、及び補助連結部38を薄肉に構成しているが、上側連結部33及び縦側連結部34のうち少なくとも一方の連結部33、34に関し、車内外方向において補助連結部38と重なり合う部位、及び補助連結部38を薄肉に構成することとしてもよい。
また、上記実施形態において、押出成形部7、8に形成される連結部22及び型成形部9、10に形成される縦側連結部34を、収縮状態となることで、車内側シールリップ13のドアガラス摺接面とは反対側の面と接触可能に構成してもよい。この場合、ドアガラスGが車内側に変位しようとした場合には、車内側シールリップ13と連結部22、34とがともに撓みつつ、協働してドアガラスGを押返すようにして支持することとなる。従って、ドアガラスGのがたつきを抑制することができる。また、車内側シールリップ13は、連結部22、34とドアガラスGとで挟持された状態となるため、車内側シールリップ13が車幅方向に振動し、車内側シールリップ13がドアガラスGから離間してしまうといった事態を防止することができる。従って、シール性の向上及び遮音性の向上を図ることができる。
尚、上記実施形態では、基底部14が車外側基底部14aと車内側基底部14bとに分けられ、車外側基底部14aと車内側基底部14bとを連結する連結部21、22、34、34が設けられているが、特にこのような構成に限定されるものではなく、例えば、基底部14の端縁と車内側側壁部16とを連結するようにして連結部22、34を設けることとしてもよい。
また、上記実施形態では、押出成形部6,7を接続する型成形部9、及び押出成形部6,8を接続する型成形部10において、上辺対応部31の基底部14に対し補助連結部38が形成される構成となっているが、型成形部9、10のうち少なくとも一方に当該構成が適用されていればよい。特に、本実施形態では、型成形部10の屈曲角度の方が小さくなっているため、少なくとも型成形部10においてかかる構成が適用されることが望ましい。ちなみに、型成形部9は図1に示すように屈曲角度が比較的大きいため、かかる構成を採用しなくても、例えば、上側連結部33と縦側連結部34とを斜めに繋ぐことで、支障なく比較的スムースに型成形部9においてガラスラン5を窄めることができる。
(b)図2等に示すように、上記実施形態では、ガラスラン5が取付けられる取付部としてのサッシュ部DS(チャンネル部DC)は、ドアフレーム2を構成するアウタパネル及びインナパネルの端部を窓部Wの内周側(図2では下側)に折り曲げることで形成された車外側フランジ部及び車内側フランジ部に対し、断面略コ字状のチャンネル部材が取付けられることで構成されているが、特にこれに限定されるものではない。例えば、サッシュ部DSは、ドアフレーム2を構成するアウタパネル及びインナパネルの端部を窓部Wの内周側に折り曲げることで形成された車外側フランジ部及び車内側フランジ部により構成されていることとしてもよい。すなわち、アウタパネル及びインナパネル間にチャンネル部材を介在させない構成(チャンネルレス構造)としてもよい。これにより、コストの削減及び軽量化等が図られる。尚、当該構成を採用する場合、車外側側壁部15と車外側意匠リップ17との間に車外側フランジを差込み、車内側側壁部16と車内側意匠リップ18との間に車内側フランジを差込むようにして、サッシュ部DSの内側に本体部11を嵌め込むことで、ガラスラン5がサッシュ部DSに取付けられる。
(c)上記実施形態では、特に言及していないが、連結部21、22、33、34を収縮させた状態を維持するべく、例えば、車外側基底部14aと車内側基底部14bとにかけてテープ材を貼着することとしてもよい。また、例えば、型成形部9、10において、車外側基底部14a及び車内側基底部14bの一方に対して係合部を設け、他方に対して、連結部21、22、33、34を収縮させた際に前記係合部に係合する被係合部を設けることとしてもよい。さらに、接着剤を塗布したり、熱溶着したりすることとしてもよい。これらの構成を採用する場合、車外側基底部14aと車内側基底部14bとが離間してしまうといった事態を防止することができる。
(d)上記実施形態では、ガラスラン5をEPDMにより構成しているが、動的架橋型のオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPV)や、非架橋型のオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)等の別の素材により構成してもよい。また、上記実施形態では、フロントドアのガラスラン5に関して特に詳しく説明しているが、リアドア等のガラスランに適用してもよい。加えて、上記実施形態では、ガラスラン5が押出成形部6、7、8、及び型成形部9、10により構成されているが、長手方向全域を型成形により構成してもよい。
1…ドア、2…ドアフレーム、5…ガラスラン、6,7,8…押出成形部、9,10…型成形部、11…本体部、12…車外側シールリップ、13…車内側シールリップ、14…基底部、14a…車外側基底部、14b…車内側基底部、15…車外側側壁部、16…車内側側壁部、21,22…連結部、31…上辺対応部、32…縦辺対応部、33…上側連結部、34…縦側連結部、38…補助連結部、DC…チャンネル部、DS…サッシュ部、G…ドアガラス。

Claims (4)

  1. 基底部と、該基底部から延びる車内側側壁部及び車外側側壁部とを具備して断面略コ字状をなし、車両のドアフレームの内周に沿って設けられた取付部に取着される本体部と、
    前記車内側側壁部及び前記車外側側壁部の略先端から前記本体部内側に延びる車内側シールリップ及び車外側シールリップとを備え、
    昇降するドアガラスの上縁部に対応して設けられる上辺部と、ドアガラスの縦縁部に対応して設けられる縦辺部とが交わるコーナー部位が型成形により形成されるとともに、
    前記基底部において車内外方向に伸縮可能に構成され、伸長状態において断面略コ字状又は断面略V字状をなす連結部を備えてなるガラスランであって、
    前記連結部は、
    前記上辺部において当該上辺部の長手方向に沿って形成され、ドアフレーム内周側に凸形状となる上側連結部と、
    前記縦辺部において当該縦辺部の長手方向に沿って形成され、ドアフレーム内周側に凸形状となる縦側連結部と、
    前記上辺部の長手方向の端部において前記上側連結部に沿って形成され、ドアフレーム内周側に凸形状となる補助連結部とを具備し、
    前記補助連結部は、前記上側連結部の車内側端縁に連接し、
    前記縦側連結部は、前記上側連結部と前記補助連結部との間に入り込むまで延びていることを特徴とするガラスラン。
  2. 前記上側連結部及び前記縦側連結部のうち車内外方向において前記補助連結部と重なり合う部位、及び前記補助連結部の肉厚は、その他の部位の前記連結部の肉厚よりも薄く形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガラスラン。
  3. 前記上側連結部は、収縮状態となることでドアガラスの上縁部と対向する位置に中空部を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のガラスラン。
  4. 前記縦側連結部は、収縮状態となることで前記車内側シールリップのドアガラス摺接面とは反対側の面と接触可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のガラスラン。
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