JP4244324B2 - コンバーチブルカー用のルーフウエザストリップ - Google Patents
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Description
ドアガラスシール部124は、中空状のシール部がドアガラス3の先端と当接してシールするとともに、取付基部121が可動ルーフ10の幌骨16に取付けられたリテーナー14に嵌め込まれて、固定される。
そして、可動ルーフ10を閉じて、車体の後部に収納するときに、ルーフウエザストリップ120も折畳まれて収納される。このとき、ルーフウエザストリップの端部131の端面の膜同士の間の空間に溜まった水が、車室内に落下する場合があった。
ルーフウエザストリップは、可動ルーフの折畳みに対応して複数に分割され、可動ルーフの幌骨に取付けられ、
分割されたルーフウエザストリップは、可動ルーフが展開して車体の天井を形成したときに、その長手方向の端部が互いに当接して連続した一連の可動ルーフ側部のルーフウエザストリップを形成し、
ルーフウエザストリップは、可動ルーフの幌骨に固定されたリテーナーに取付けられる取付基部と、取付基部に一体的に設けられてドアガラスと当接するドアガラスシール部と、ドアガラスシール部の側部に可動ルーフの側端と当接する可動ルーフシール部を一体に形成し、
分割されたルーフウエザストリップの長手方向の端部の中空状のドアガラスシール部は、それぞれ該ドアガラスシール部の中空部を塞ぐドアガラスシール部端面を形成し、可動ルーフが展開して車体の天井を形成したときに、それぞれのドアガラスシール部端面における中空部の最下方位置に水抜き孔を設け、水抜き孔は、長手方向のルーフウエザストリップ前部が互いに当接して連続した一連の可動ルーフ側部をシールするルーフウエザストリップを形成したときに、ルーフウエザストリップ前端から後端まで連続する一連の排水路を形成し、
ルーフウエザストリップの中央部では、ドアガラスシール部に一体的に形成される中空状の可動ルーフシール部基部と該可動ルーフシール部基部から延設され可動ルーフに当接される2本の可動ルーフシールリップを有し、ルーフウエザストリップの両方の端部の可動ルーフシールリップは、先端が連結された中空状の可動ルーフシール部となり、可動ルーフシール部の端面は、中空部が塞がれた可動ルーフシール部端面を有することを特徴とするコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップである。
可動ルーフが展開して、車体の天井を形成したときに、可動ルーフシール部の先端が可動ルーフのルーフ幌の側部の先端部の内面に当接してシールすることができる。このため、可動ルーフとルーフウエザストリップとの間をシールすることができる。また、ドアガラスが上昇して閉まったときに、ドアガラスとルーフウエザストリップとの間をシールすることができるため、ドアガラスシール部と可動ルーフシール部で可動ルーフとドアガラスの間をシールすることができる。
可動ルーフが展開して車体の天井を形成したときに、それぞれのドアガラスシール部端面において、上記中空の最下方位置に水抜き孔を設けたため、可動ルーフが展開して車体の天井を形成して分割して形成されたルーフウエザストリップの端部が互いに接合して一連のルーフウエザストリップを形成したときにできる接合部分の膜で形成される空間から、雨水や洗車水等を水抜き孔、中空部を介して排出することができる。
可動ルーフシール部は、ルーフウエザストリップの中央部では、ドアガラスシール部に一体的に形成される中空状の可動ルーフシール部基部と可動ルーフシール部基部から延設され可動ルーフに当接される2本の可動ルーフシールリップを有している。このため、押出成形で成形されるルーフウエザストリップの中央部では、ドアガラスシール部に一体的に形成される中空状の可動ルーフシール部基部が、2本の可動ルーフシールリップを保持することができ、可動ルーフシールリップを可動ルーフシール部基部から可動ルーフの内面に向けて延設することができる。
また、可動ルーフシールリップを2本設けたため、可動ルーフとの間で2重シールを行うことができ、確実にシールすることができる。
可動ルーフシールリップは、ルーフウエザストリップの端部において先端が連結された中空状の可動ルーフシール部とされている。このため、ルーフウエザストリップの中央部は2重シールができるとともに、長手方向の両側の端部は、中空状となり、剛性が高くなり、隣のルーフウエザストリップの可動ルーフシール部の端部と当接したときに、変形せず、当接部分が連続したシールを達成することができる。
ルーフウエザストリップの両方の端部は、ドアガラスシール部の中空部と可動ルーフシール部の中空部が膜により塞がれたドアガラスシール部端面と可動ルーフシール部端面を有するため、ルーフウエザストリップの両方の端部から中空部内へ大量の、雨水や埃、騒音等の侵入を防止することができる。また、中空部の端面を塞ぐため、中空部の端面の剛性を高くすることができ、ルーフウエザストリップの端部が相互に当接する時の形状を安定にすることができる。
また、ドアガラスシール部端面凸条が互いに嵌合するため、隣接する分割されたルーフウエザストリップの接合がずれることがない。
水抜き孔は、中空部とともに、ルーフウエザストリップ前端から後端まで連続する一連の排水路を形成するため、ルーフウエザストリップの端部が互いに接合してできるそれぞれの接合部分の空間から排出された雨水や洗車水等を、ルーフウエザストリップ前端から後端まで連続する一連の排水路を通り、ルーフウエザストリップ前端または後端まで導き、車外(車両下方)に排出することができる。
可動ルーフ10は、ルーフ本体をなす柔軟性を持ち、折り畳み可能なルーフ幌13と、ルーフ幌13を支えるため、ルーフ幌13の両側端等に延びる幌骨16(金属フレーム)から形成される。
可動ルーフ10がその収容された車体後部から展開して、車体の天井部を完全に形成すると、分割されたそれぞれのルーフウエザストリップ20の長手方向の端部31は、後述するように、互いに接合して、可動ルーフ10の側部に沿って1本の連続したルーフウエザストリップ20になる。
可動ルーフ10が展開して天井を形成するときは、逆に幌骨16が、フロントガラスの上部側に向かって延びて、ルーフ幌13が同様にフロントガラスの上部側に向かって延びる。
図4において、ルーフウエザストリップ端部31の形状、取付状態と、ドアガラス3や可動ルーフ10との間にシール状態を説明する。
ルーフウエザストリップ端部31は、取付基部21、ドアガラスシール部24、可動ルーフシール部25とカバーリップ30とからなる。取付基部21には、クリップ40が取付けられており、そのクリップ40の脚部41を幌骨16の取付孔に挿入して、ルーフウエザストリップ端部31を取付ける。リテーナー14は、取付基部21の底面の側端に設けられた取付基部凹部22に先端の一方が挿入され、その断面U字形の溝で取付基部21の両側を保持して、一層強固に取付基部21を保持する。
ドアガラスシール部24の車室内側には、カバーリップ30が一体的に設けられ、幌骨16に取付けられた可動ルーフガーニシュ15とともに、幌骨16の部分を覆い、美観を向上させている。
このようにして、ルーフウエザストリップ20により可動ルーフ10とドアガラス3の間をシールすることができる。
取付基部21は、図4に示したルーフウエザストリップ端部31と同様に、底面に取付基部凹部22が形成され、取付基部凹部22に幌骨16に取付けられたリテーナー14が嵌め込まれて、取付基部21を保持する。取付基部21の内部には車室内側側壁に沿って取付基部21に連結されるブリッジが設けられ、ブリッジと車室内側側壁との間に中空部23が設けられて、車室内側側壁を補強するとともに、重量を軽減させている。
取付基部21から一体的に中空状のドアガラスシール部24が形成されている。ドアガラス3が上昇して、閉まると、ドアガラス3の上端は中空状のドアガラスシール部24に当接して、ドアガラスシール部24に包まれるようになり、ドアガラス3とルーフウエザストリップ20との間から雨水、埃等が侵入することを防止できる。
このようにして、ルーフウエザストリップ20により可動ルーフ10とドアガラス3の間をシールすることができる。
いずれの場合も、ソリッド材及びスポンジ材で形成することができるが、少なくともドアガラスシール部24と可動ルーフシール部25は、スポンジ材で形成することが、柔軟性、弾力性の点から好ましい。
10 可動ルーフ
16 幌骨
20 ルーフウエザストリップ
24 ドアガラスシール部
25 可動ルーフシール部
31 ルーフウエザストリップ端部
32 可動ルーフシール部端面
33 ドアガラスシール部端面
34 ルーフウエザストリップ中央部
35 ガラスシール部端面外周凸条
36 ガラスシール部端面内周凸条
37 インサート
38 水抜き孔
39 ルーフウエザストリップ端部空間
Claims (4)
- コンバーチブルカーに使用される、折畳んで車体に収納可能な可動ルーフ10の側部とドアガラス3との間をシールするルーフウエザストリップ20において、
該ルーフウエザストリップ20は、上記可動ルーフ10の折畳みに対応して複数に分割され、上記可動ルーフの幌骨16に取付けられ、
分割された上記ルーフウエザストリップ20は、上記可動ルーフ10が展開して車体の天井を形成したときに、その長手方向の端部が互いに当接して連続した一連の可動ルーフ側部のルーフウエザストリップ20を形成し、
上記ルーフウエザストリップ20は、上記可動ルーフ10の幌骨16に固定されたリテーナー14に取付けられる取付基部21と、該取付基部21に一体的に設けられてドアガラス3と当接するドアガラスシール部24と、該ドアガラスシール部24の側部に上記可動ルーフ10の側端と当接する可動ルーフシール部25を一体に形成し、
上記分割された上記ルーフウエザストリップ20の長手方向の端部の上記中空状のドアガラスシール部24は、それぞれ該ドアガラスシール部24の中空部を塞ぐドアガラスシール部端面33を形成し、上記可動ルーフ10が展開して車体の天井を形成したときに、それぞれのドアガラスシール部端面33における上記中空部の最下方位置に水抜き孔38を設け、該水抜き孔38は、長手方向の上記ルーフウエザストリップ前部が互いに当接して連続した一連の可動ルーフ側部をシールする上記ルーフウエザストリップ20を形成したときに、上記ルーフウエザストリップ前端から後端まで連続する一連の排水路を形成し、
上記ルーフウエザストリップ20の中央部では、上記ドアガラスシール部24に一体的に形成される中空状の可動ルーフシール部基部26と該可動ルーフシール部基部26から延設され可動ルーフ10に当接される2本の可動ルーフシールリップ27、28を有し、上記ルーフウエザストリップ20の両方の端部の上記可動ルーフシールリップ27、28は、先端が連結された中空状の可動ルーフシール部25となり、可動ルーフシール部25の端面は、中空部が塞がれた可動ルーフシール部端面32を有することを特徴とするコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップ。 - 上記ドアガラスシール部端面33の外周には、長手方向の上記ルーフウエザストリップ端部31が互いに当接して連続したときに、互いに嵌合するドアガラスシール部端面凸条35、36を設けた請求項1に記載のコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップ。
- 上記ルーフウエザストリップ20は、中央部は押出成形で成形され、長手方向の両方の端部31は型成形で形成された請求項1又は請求項2に記載のコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップ。
- 上記ルーフウエザストリップ20の両方の端部の取付基部は、インサート37が埋設され、該インサート37の孔と幌骨16の取付孔をクリップ40の脚部41が嵌挿してルーフウエザストリップ端部31が幌骨16に取付けられる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコンバーチブルカー用のルーフウエザストリップ。
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