JP6871968B2 - 車体前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体前部構造に関するものである。
従来、車両のフロントガラスとサブガラスとの間にフロントピラーが設けられ、このフロントピラーを小型化することにより運転者の視界を良好にする技術が種々提案されている。
例えば特許文献1には、車両のフロントピラーにおける両側のフランジにそれぞれフロントガラスの端部及びデルタ窓ガラス(サブガラス)の端部が接着され、上記フロントピラーと上記両端部とを車体外側から覆うガーニッシュが上記フロントピラーに取り付けられた車両構成が記載されている。特許文献1に記載の技術によれば、中空断面を有するフロントピラーにガーニッシュを固定することにより、フロントピラーの断面積を縮小し、運転者の視界を広げることができるとされている。
特許文献2には、一体の管状部材及びこの管状部材の車両外方側面に接合されているアウターパネル部材から構成されるフロントピラー本体と、フロントガラス及びサブガラスのいずれか一方にモジュール成形により取付けられているガーニッシュ座部と、ガーニッシュ座部に取付けられるピラーガーニッシュと、を備える車体前部構造が記載されている。特許文献2に記載の技術によれば、フロントガラスとサブガラスを近接して配置することにより、運転者の前方の視界を拡げることができるとされている。
特開2005−125946号公報 特許第4244558号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、フロントピラーの強度を高めるためにフロントピラーに中空断面を形成しており、さらなるフロントピラーの小型化には限界がある。よって、運転者から見たフロントピラーの幅を狭めて視界をより良好にする点で課題が残されていた。
特許文献2に記載の技術にあっては、ガーニッシュはフロントガラス及びサブガラスのいずれか一方にモジュール成形されることにより取付けられているので、フロントピラーに対するガーニッシュの固定強度を十分に確保できないおそれがある。これにより、複雑な車体デザインに対するフロントピラー及びガーニッシュの設計自由度を向上するとともに製造コストを低減する点において課題が残されていた。
そこで、本発明は、運転者の視界を良好にするとともに、廉価で製造可能かつ設計自由度を向上した車体前部構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係る車体前部構造(例えば、実施形態における車体前部構造1)は、上下方向に延びるフロントピラー(例えば、実施形態におけるフロントピラー5)と、前記フロントピラーよりも車体(例えば、実施形態における車体10)の車幅方向における内側に配置されるフロントガラス(例えば、実施形態におけるフロントガラス2)と、前記フロントガラスよりも前記車幅方向の外側に配置されるサブガラス(例えば、実施形態におけるサブガラス3)と、前記フロントガラスと前記サブガラスとの端部間に設けられた隙間(例えば、実施形態における隙間S)及び前記フロントピラーを車室外から覆うガーニッシュ(例えば、実施形態におけるガーニッシュ8)と、を備え、前記ガーニッシュは、前記隙間に配置されて前記フロントピラー側に向かって立設する係合部(例えば、実施形態における係合部88)を有し、前記フロントピラーは、前記係合部が係合可能なクリップ部(例えば、実施形態におけるクリップ部78)を有し、前記ガーニッシュは、前記車室外側を向く意匠面(例えば、実施形態における意匠面91)を有するアウタ(例えば、実施形態におけるアウタ81)と、前記アウタよりも車室内側に設けられ、前記係合部が形成されたインナ(例えば、実施形態におけるインナ82)と、前記フロントガラスに接触する内シール部(例えば、実施形態における内シール部83)と、前記サブガラスに接触する外シール部(例えば、実施形態における外シール部84)と、を備え、前記インナの外シール部側の厚みは、前記上下方向の上方から下方へ向かうにしたがい増加し、前記インナは、前記ガーニッシュの延在方向における中間部よりも下方に設けられる張出部を有し、前記張出部は、前記延在方向の前記中間部から下方へ向かうにしたがい前記車幅方向外側に向かって漸次張り出すとともに、前記延在方向の下方へ向かうにしたがい厚みが漸次増加することを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明に係る車体前部構造は、前記フロントピラーは、前記ガーニッシュ側に向かって延びる連結部(例えば、実施形態における連結部77)を有し、前記連結部に前記クリップ部が設けられていることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明に係る車体前部構造は、前記アウタの内シール部側に設けられた内シール取付脚部(例えば、実施形態における内シール取付脚部92)の高さは、前記上下方向の上方から下方へ向かうにしたがい増加することを特徴としている。
また、請求項に記載の発明に係る車体前部構造は、前記内シール部は、前記アウタに固定され、前記外シール部は、前記インナ及び前記アウタの少なくとも一方に固定されることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明に係る車体前部構造は、前記アウタは、前記車室内側に向かって延びる支持片(例えば、実施形態における支持片93)を有し、前記支持片は、前記上下方向の下端側において、前記車体から上方へ向かって延びる延長部(例えば、実施形態における延長部41)に締結固定されていることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明に係る車体前部構造は、前記支持片は、前記インナを厚み方向に貫通するとともに、前記支持片の頭部(例えば、実施形態における頭部93t)と前記インナとが溶着されていることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明に係る車体前部構造は、前記クリップ部は係止片(例えば、実施形態における係止片79)を有し、前記係合部は、前記係止片に係合する段部(例えば、実施形態における段部89)を有し、前記ガーニッシュは、前記クリップ部に対して、前記フロントピラーの長手方向に沿って前記係合部が移動することにより前記クリップ部から離脱可能とされていることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明に係る車体前部構造は、前記フロントピラーは、前記フロントガラスが取り付けられる前方支持部(例えば、実施形態における前方支持部71)と、前記前方支持部よりも前記車幅方向の外側に配置されて前記サブガラスが取り付けられる側方支持部(例えば、実施形態における側方支持部72)と、により断面V字状に形成され、前記前方支持部及び前記側方支持部の少なくとも一方は、前記ガーニッシュが取り付けられるガーニッシュ固定部(例えば、実施形態におけるガーニッシュ固定部75)を有することを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の車体前部構造によれば、ガーニッシュは係合部を有し、係合部は、フロントガラスとサブガラスとの間の隙間に配置されてフロントピラー側に向かって立設されるとともにフロントピラーのクリップ部に係合する。これにより、フロントピラーにガーニッシュを固定できる。よって、ガーニッシュの固定強度を高めることができる。また、フロントガラスとサブガラスの端部同士を近接して配置できるので、フロントピラーの幅寸法を縮小し、運転者の視界を広げることができる。
ガーニッシュに係合部を設け、フロントピラーにクリップ部を設けるだけでフロントピラーにガーニッシュを固定できるので、ガーニッシュ及びフロントピラーを簡素な構成とするとともに設計自由度を向上できる。
したがって、運転者の視界を良好にするとともに、廉価で製造可能かつ設計自由度を向上した車体前部構造を提供できる。
ガーニッシュは、インナと、アウタと、を備えるので、例えばインナ及びアウタの成形時にそれぞれ異なる金型を用いることにより、車体のデザイン性、すなわち設計自由度を向上できる。また、インナを例えば剛性の高い樹脂材料等により形成してフロントピラーへの装着を容易にし、アウタを例えば塗装性の良い樹脂材料等により形成して意匠性を向上することができる。このように、それぞれの用途に合わせて各部品の材料を選定することにより、ガーニッシュの剛性及び固定強度を高めることができる。また、アウタと比較して高剛性な材料でインナを形成することにより、例えば剛性の高い金属材料により形成されたクリップ部へのインナの装着を容易にできる。よって、廉価で製造可能かつ設計自由度を向上した車体前部構造を提供できる。
インナの外シール部側の厚みは上方から下方へ向かうにしたがい増加するので、アウタのデザイン線と、フロントピラーの下方に位置するフェンダーパネルのデザイン線と、を滑らかに連続させることができる。よって、車体の外観を向上した車体前部構造とすることができる。
本発明の請求項2に記載の車体前部構造によれば、フロントピラーは、ガーニッシュ側に向かって延びる連結部を有し、連結部にクリップ部が設けられているので、フロントガラスとサブガラスとの間の狭い隙間にクリップ部を配置できる。よって、フロントガラスとサブガラスの端部同士を近接配置してフロントピラーの幅寸法を縮小した場合であっても、確実にフロントピラーにガーニッシュを固定できる。
本発明の請求項に記載の車体前部構造によれば、アウタの内シール部側に設けられた内シール取付脚部の高さは上方から下方へ向かうにしたがい増加するので、アウタのデザイン線と、フロントピラーの下方に位置するフェンダーパネルのデザイン線と、を滑らかに連続させることができる。よって、車体の外観を向上した車体前部構造とすることができる。
本発明の請求項に記載の車体前部構造によれば、内シール部はインナに固定され、外シール部はインナ及びアウタの少なくとも一方に固定されるので、各ガラスとガーニッシュとの間の密着性を高め、水や埃等がガーニッシュとガラスとの間に侵入するのを抑制できる。
本発明の請求項に記載の車体前部構造によれば、アウタは支持片を有し、支持片が延長部と締結固定されることによりガーニッシュが車体に固定される。この構成によれば、例えば走行風等によりインナの係合部がクリップ部から離脱した場合であっても、ガーニッシュを車体に固定できる。よって、ガーニッシュの固定強度及び車体の安全性を向上できる。
本発明の請求項に記載の車体前部構造によれば、支持片は、インナを厚み方向に貫通するとともに、支持片の頭部とインナとが溶着されているので、アウタとインナとを強固に固定できる。よって、ガーニッシュの固定強度を向上できる。
本発明の請求項に記載の車体前部構造によれば、クリップ部の係止片に係合部の段部が係合することにより、フロントピラーにガーニッシュを固定できる。また、係合部は、クリップ部に対してフロントピラーの長手方向に沿って移動することにより、クリップ部から離脱可能とされている。よって、ガーニッシュを長手方向に沿って移動させることによりフロントピラーから容易に外すことができる。したがって、ガーニッシュを強固に固定するとともに、ガーニッシュの脱着が容易な車体前部構造とすることができる。
本発明の請求項に記載の車体前部構造によれば、フロントピラーは断面V字状に形成されているので、フロントピラーの強度を高めつつ幅を縮小するとともに、フロントピラーを容易に製造できる。前方支持部及び側方支持部の少なくとも一方はガーニッシュ固定部を有するので、ガーニッシュ固定部にガーニッシュを取り付けることにより、フロントピラーに容易にガーニッシュを取り付けることができる。特に、フロントガラスが取り付けられる前方支持部にガーニッシュ固定部を固定した場合、ガーニッシュ固定部によって前方支持部が補強されるので、サブガラスと比較して重量の大きいフロントガラスに対して十分な支持強度を確保することができる。
実施形態に係る車体前部構造を左前方から見た斜視図。 実施形態に係る車体前部構造の側面図。 図2のIII部拡大図。 実施形態に係る車体前部構造を右前方から見た斜視図。 図1のV−V線に沿う断面図。 図1のVI−VI線に沿う断面図。 図1のVII−VII線に沿う断面図。 図1のVIII−VIII線に沿う断面図。 実施形態に係るクリップ部の斜視図。 実施形態に係る車体前部構造周辺の流体の流れを示す模式図。 従来技術に係る車体前部構造周辺の流体の流れを示す模式図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図面において、矢印FRは車体の前方、矢印UPは車体の上方、矢印LHは車体の左方を指すものとする。また、車幅方向を左右方向ということがある。
(実施形態)
(車体前部構造)
図1は、実施形態に係る車体前部構造1を左前方から見た斜視図である。
車体前部構造1は、車体10の前部側に位置される構造である。車体前部構造1は、フロントガラス2と、サブガラス3と、アッパメンバ4(図2参照)と、フロントピラー5と、を備える。サブガラス3と、アッパメンバ4と、フロントピラー5と、はそれぞれ左右一対に設けられている。
フロントガラス2は、車体10のキャビン部前方に設けられたフロント開口20を覆っている。サブガラス3は、フロントガラス2の車幅方向両端部に設けられ、車体10のキャビン部側方でフロント開口20に隣接するサブ開口30を覆っている。サブガラス3は、三角形状に形成されている。
図2は、実施形態に係る車体前部構造1の側面図である。
アッパメンバ4は、サブ開口30よりも前方に設けられている。アッパメンバ4は、サブ開口30の前端部から前方に向かって延びている。
フロントピラー5は、車体10の前部ドア開口11とアッパメンバ4との間に位置している。フロントピラー5の後端部は、前部ドア開口11の前方部分を構成している。フロントピラー5の上部にはサブ開口30が形成されている。フロントピラー5は、フロントガラス2よりも車幅方向の外側において左右に一対設けられている。フロントピラー5は、メインフロントピラー57と、サブフロントピラー59と、を備える。
メインフロントピラー57は、車体10のルーフ12を構成するルーフサイドレール13と、フロア16を構成するサイドシル17と、を接続するように上下方向に延びている。メインフロントピラー57は、フロントピラーアッパ61と、フロントピラーロア62と、を有する。
フロントピラーアッパ61は、メインフロントピラー57のうち上方に設けられ、上端部63が不図示のルーフに接続されている。フロントピラーアッパ61は、サブ開口30の後端部を構成している。
フロントピラーロア62は、メインフロントピラー57のうち下方に設けられている。フロントピラーロア62の上端部は、フロントピラーアッパ61の下端部に接続されている。フロントピラーロア62の上端部は、サブ開口30の下端部を構成している。フロントピラーロア62の前端部には、アッパメンバ4が接続されている。
サブフロントピラー59は、メインフロントピラー57よりも前方に設けられている。サブフロントピラー59は、フロントピラーアッパ61の上端部63からアッパメンバ4へ向かって延びている。サブフロントピラー59は、後方から前方へ向かうにしたがい下方へ傾斜している。サブフロントピラー59は、サブ開口30の上端部を構成している。サブフロントピラー59は、縦桟7と、ガーニッシュ8と、を備える。
(縦桟)
縦桟7は、フロントピラーアッパ61の前方に設けられている。縦桟7は、フロントピラーアッパ61からアッパメンバ4へ向かって延びている。具体的に、縦桟7は、後方から前方へ向かうにしたがい下方へ傾斜している。縦桟7の上端部は、フロントピラーアッパ61の上端部63に取り付けられている。縦桟7の下端部は、アッパメンバ4から上方へ向かって延びる延長部41に取り付けられている。
図3は、縦桟7の下端部を示す図2のIII部拡大図である。縦桟7の下端部は、ボルト15等の締結部材により、延長部41に対して回転可能に枢着されている。なお、縦桟7と延長部41とは固定点において互いに回転可能に取り付けられていればよく、ボルト以外にも例えばリベットやカシメ等により枢着されていてもよい。また、縦桟7の上端部もフロントピラーアッパ61の上端部63に対して枢着されていてもよい。
図4は、実施形態に係る車体前部構造1を右前方から見た斜視図である。
縦桟7の下端部には、車幅方向に沿って延びる横桟9が配置されている。横桟9は、延長部41を介してアッパメンバ4に支持されている。換言すれば、延長部41は、アッパメンバ4と横桟9とに架設されている。
図5は、図1のV−V線に沿うサブフロントピラー59の断面図である。図6は、図1のVI−VI線に沿う断面図である。図7は、図1のVII−VII線に沿う断面図である。図8は、図1のVIII−VIII線に沿う断面図である。
図5に示すように、縦桟7は、縦桟7の延在方向に直交する断面視において、車室外側に凸となるV字状に形成されている。具体的に、縦桟7は、同等の形状に形成された第一板材51と第二板材52とが前後方向に重ね合わされて形成されている。第一板材51には、フロントガラス2、サブガラス3及びガーニッシュ8が固定されている。第一板材51よりも後方に位置する第二板材52には、縦桟7を車室内側から覆う室内用ガーニッシュの固定ブラケット(いずれも不図示)が固定されている。V−V線に沿う断面視において、縦桟7は、V字状に形成されることにより屈曲部73を有する。縦桟7のうち屈曲部73よりも車幅方向の内側に位置する部分は前方支持部71とされ、屈曲部73よりも車幅方向の外側に位置する部分は側方支持部72とされている。前方支持部71の左右方向に沿う幅寸法と側方支持部72の前後方向に沿う幅寸法とは同一となるように形成されている。
前方支持部71にはフロントガラス2が取り付けられている。具体的に、フロントガラス2は、前方支持部71との間に設けられたフロント側接着剤21により縦桟7に固定されている。前方支持部71及びフロントガラス2の間には、フロント側接着剤21の他にフロント側シール材22が設けられている。フロント側シール材22は、フロント側接着剤21よりも屈曲部73から離間する側に設けられている。
側方支持部72にはサブガラス3が取り付けられている。具体的に、サブガラス3は、側方支持部72との間に設けられたサブ側接着剤31により縦桟7に固定されている。側方支持部72及びサブガラス3の間には、サブ側接着剤31の他にサブ側シール材32が設けられている。サブ側シール材32は、サブ側接着剤31よりも屈曲部73から離間する側に設けられている。
前方支持部71には、ガーニッシュ固定部75が取り付けられている。ガーニッシュ固定部75は、前方支持部71に沿って前方支持部71に固定される接合部76と、接合部76の端部からガーニッシュ8側に向かって延びる連結部77と、により、V−V線に沿う断面視においてL字状に形成されている。連結部77は、接合部76のうち屈曲部73側の端部に接続されている。連結部77は、フロントガラス2とサブガラス3の端部間の隙間Sに配置されて車室外側へ向かって延びている。連結部77のうち車幅方向の内側を向く面には、クリップ部78が取り付けられている。
図9は、クリップ部78の斜視図である。
クリップ部78は、縦桟7の延在方向に沿って所定の間隔をあけて複数設けられている。クリップ部78は、ガーニッシュ8側に開口するU字状に形成されている。クリップ部78は、例えば鉄やアルミニウム等の金属材料により形成されている。クリップ部78は、取付片74と、湾曲部18と、対向部19と、係止片79と、を有する。
取付片74は、板状に形成されている。取付片74は、ガーニッシュ固定部75の連結部77のうち車幅方向内側を向く面に接着剤により接着されている。なお、取付片74は、ガーニッシュ固定部75に対してリベットやボルト等の締結部材により固定されてもよい。
対向部19は、対向部19は、取付片74よりも車幅方向内側において係止片79と対向配置されている。
湾曲部18は、取付片74と対向部19とを連結している。湾曲部18は、取付片74及び対向部19の車室内側の端部にそれぞれ接続されている。湾曲部18は、ガーニッシュ8側に開口する半円状に湾曲している。
係止片79は、対向部19から取付片74側に突出している。係止片79には、ガーニッシュ8を縦桟7に取り付ける際にガーニッシュ8が係合可能とされている。
このように形成されたクリップ部78には、車室外側からガーニッシュ8が取り付けられる。一方、ガーニッシュ8は、クリップ部78に対してガーニッシュ8の長手方向に沿って係合部88(図5参照)がスライド移動することにより、クリップ部78から離脱可能とされている。
(ガーニッシュ)
図5に戻って、ガーニッシュ8は、縦桟7の延在方向に沿う細長形状に形成されている。ガーニッシュ8は、車室外から縦桟7を覆っている。ガーニッシュ8は、前方支持部71に設けられたガーニッシュ固定部75を介して縦桟7に取り付けられている。ガーニッシュ8は、アウタ81と、インナ82と、内シール部83と、外シール部84と、を有する。
アウタ81は、最も車室外側に配置されている。アウタ81は、車室外を向く意匠面91と、内シール取付脚部92と、支持片93と、を有する。アウタ81は、例えば塗装性の良い樹脂材料等により形成されている。アウタ81は、フロントガラス2及びサブガラス3の端部間の隙間Sを車室外から覆っている。
内シール取付脚部92は、アウタ81の車室内側を向く面からフロントガラス2側に向かって突出している。内シール取付脚部92は、連結部77よりも車幅方向の内側に設けられている。内シール取付脚部92の突出高さは、ガーニッシュ8の延在方向の上方から下方へ向かうにしたがい増加している。
支持片93は、ガーニッシュ8の延在方向における中央部においてインナ82を厚み方向に貫通するとともに、支持片93の頭部93tがインナ82に溶着されている。支持片93は、図8に示すように、ガーニッシュ8の延在方向における下端部において、延在方向の中央部における支持片93(図5の状態)よりも縦桟7側に向かう寸法が長く形成されている。ガーニッシュ8の延在方向の下端部において、支持片93は、ボルト15及びナット14により延長部41に締結固定されている。これにより、ガーニッシュ8は、延長部41を介してアッパメンバ4(図2参照)に固定されている。
図5に示すように、インナ82は、アウタ81よりも車室内側に設けられている。インナ82は、アウタ81の車室内側を向く面に接続されている。インナ82は、例えばアウタ81よりも剛性の高い樹脂材料等により形成されている。インナ82は、延在部85と、突出部86と、張出部87(図7参照)と、を有する。
延在部85は、アウタ81のうち車室内を向く面に沿って延在している。延在部85は、アウタ81に固定されている。具体的に、アウタ81の支持片93が延在部85を貫通するとともに支持片93の頭部93tが延在部85に溶着されることにより、延在部85(インナ82)がアウタ81に固定されている。
突出部86は、延在部85から車室内へ向かって突出している。具体的に、突出部86は、フロントガラス2及びサブガラス3の端部間の隙間Sに配置されてガーニッシュ固定部75の連結部77に向かって突出している。突出部86の先端には係合部88が設けられている。係合部88は、縦桟7に設けられたクリップ部78に係合可能な段部89を有する。換言すれば、係合部88の段部89がクリップ部78の係止片79に係合することにより、ガーニッシュ8は縦桟7に取り付けられている。
突出部86は、ガーニッシュ8の延在方向に沿って所定の間隔をあけて複数設けられている。ガーニッシュ8の延在方向において隣り合う突出部86,86との間において、図6に示すように、インナ82は、アウタ81から延びる第二の支持片94に溶着されている。具体的に、第二の支持片94は、インナ82の延在部85を貫通するとともに第二の支持片94の頭部94tが延在部85に溶着されている。第二の支持片94は、支持片93(図5参照)よりも車幅方向の外側に設けられている。
図7に示すように、ガーニッシュ8の延在方向の下方部分において、突出部86の長さは、延在方向の中央部における突出部86(図5における突出部86)の長さよりも長い。これにより、ガーニッシュ8と縦桟7との間の距離は、ガーニッシュの延在方向における上方から下方へ向かうにしたがい漸次拡大している。
張出部87は、延在部85の車幅方向外側の端部から車幅方向外側に向かって張り出している。張出部87は延在部85と一体形成されている。張出部87は、ガーニッシュ8の延在方向における中間部よりも上方においてはまだ形成されておらず(図5及び図6参照)、ガーニッシュ8の延在方向における中間部よりも下方においてインナ82に形成されている(図7及び図8参照)。換言すれば、張出部87は、ガーニッシュ8の延在方向における上方から下方へ向かうにしたがい延在部85から車幅方向外側に向かって漸次張り出している。図7に示すように、ガーニッシュ8の延在方向の下方において、張出部87は、アウタ81とサブ側シール材32との間に配置されている。このように、サブ側シール材32が取り付けられる部品がアウタ81から張出部87に切り替わる部分において、張出部87の厚みは比較的薄く形成されている。一方、図8に示すように、張出部87の厚みは、延在方向の下方へ向かうにしたがい漸次増加している。
これにより、サブ側シール材32が取り付けられる部品がアウタ81から張出部87に切り替わる部分において、サブ側シール材32とアウタ81又は張出部87との間の隙間を小さく抑え、シール性を高く維持することができる。一方、延在方向の下方において張出部87の厚みが増加することにより、延在方向の上方と比較してガーニッシュ8が車室外側に配置されるので、ガーニッシュ8のアウタ81のデザイン線と、フロントピラー5の下方に位置するフェンダーパネルのデザイン線と、を滑らかに連続させることができる。
内シール部83は、内シール取付脚部92の先端に取り付けられている。内シール部83は、フロントガラス2に接触している。内シール部83により、フロントガラス2とガーニッシュ8との間が封止されている。
外シール部84は、ガーニッシュ8の延在方向の下方において張出部87に取り付けられ、ガーニッシュ8の延在方向の上方においてアウタ81に取り付けられている(図5も参照)。外シール部84は、サブガラス3に接触している。外シール部84により、サブガラス3とガーニッシュ8との間が封止されている。
図10は、実施形態に係る車体前部構造1周辺の流体の流れを示す模式図である。図11は、従来技術に係る車体前部構造1周辺の流体の流れを示す模式図である。
図10に示すように、本実施形態の車体前部構造1は、フロントガラス2とサブガラス3との間の角部において、前後方向から見たピラー幅Bが、従来技術におけるピラー幅B´(図11参照)と比較して小さい。また、車体10の前方から入力された風Wの流線方向に対するフロントピラー5の傾斜角度θが、従来技術における傾斜角度θ´(図11参照)と比較して大きい。これにより、フロントピラー5の周囲には、従来技術と比較して広範囲に亘って強い剥離渦が発生する。よって、車体10に入力した風に対して発生する風切り音の大きさを抑え、従来技術と比較して車体10の遮音性が向上される。
(作用、効果)
次に、車体前部構造1の作用、効果について説明する。
本実施形態の車体前部構造1によれば、ガーニッシュ8は係合部88を有し、係合部88は、フロントガラス2とサブガラス3との間の隙間Sに配置されてフロントピラー5側に向かって立設されるとともにフロントピラー5のクリップ部78に係合する。これにより、フロントピラー5にガーニッシュ8を固定できる。よって、ガーニッシュ8の固定強度を高めることができる。また、フロントガラス2とサブガラス3の端部同士を近接して配置できるので、フロントピラー5の幅寸法を縮小し、運転者の視界を広げることができる。
ガーニッシュ8に係合部88を設け、フロントピラー5にクリップ部78を設けるだけでフロントピラー5にガーニッシュ8を固定できるので、ガーニッシュ8及びフロントピラー5を簡素な構成とするとともに設計自由度を向上できる。
したがって、運転者の視界を良好にするとともに、廉価で製造可能かつ設計自由度を向上した車体前部構造1を提供できる。
フロントピラー5は、ガーニッシュ8側に向かって延びる連結部77を有し、連結部77にクリップ部78が設けられているので、フロントガラス2とサブガラス3との間の狭い隙間Sにクリップ部78を配置できる。よって、フロントガラス2とサブガラス3の端部同士を近接配置してフロントピラー5の幅寸法を縮小した場合であっても、確実にフロントピラー5にガーニッシュ8を固定できる。
ガーニッシュ8は、インナ82と、アウタ81と、を備えるので、例えばインナ82及びアウタ81の成形時にそれぞれ異なる金型を用いることにより、車体のデザイン性、すなわち設計自由度を向上できる。また、インナ82を例えば剛性の高い樹脂材料等により形成してフロントピラー5への装着を容易にし、アウタ81を例えば塗装性の良い樹脂材料等により形成して意匠性を向上することができる。このように、それぞれの用途に合わせて各部品の材料を選定することにより、ガーニッシュ8の剛性及び固定強度を高めることができる。また、アウタ81と比較して高剛性な材料でインナ82を形成することにより、例えば剛性の高い金属材料により形成されたクリップ部78へのインナ82の装着を容易にできる。よって、廉価で製造可能かつ設計自由度を向上した車体前部構造1を提供できる。
特に、インナ82をアウタ81よりも剛性の高い材料で形成することにより、ガーニッシュ8の剛性を高めるとともに、金属材料により形成された硬いクリップ部78への挿入を容易に行うことができる。
インナ82の外シール部84側の厚みは上方から下方へ向かうにしたがい増加するので、アウタ81のデザイン線と、フロントピラー5の下方に位置するフェンダーパネルのデザイン線と、を滑らかに連続させることができる。よって、車体10の外観を向上した車体前部構造1とすることができる。
アウタ81の内シール部83側に設けられた内シール取付脚部92の高さは上方から下方へ向かうにしたがい増加するので、アウタ81のデザイン線と、フロントピラー5の下方に位置するフェンダーパネルのデザイン線と、を滑らかに連続させることができる。よって、車体10の外観を向上した車体前部構造1とすることができる。
内シール部83はインナ82に固定され、外シール部84はインナ82及びアウタ81の少なくとも一方に固定されるので、各ガラス2,3とガーニッシュ8との間の密着性を高め、水や埃等がガーニッシュ8とガラス2,3との間に侵入するのを抑制できる。
アウタ81は支持片93を有し、支持片93が延長部41と締結固定されることによりガーニッシュ8が車体に固定される。この構成によれば、例えば走行風等によりインナ82の係合部88がクリップ部78から離脱した場合であっても、ガーニッシュ8を車体に固定できる。よって、ガーニッシュ8の固定強度及び車体の安全性を向上できる。
支持片93は、インナ82を厚み方向に貫通するとともに、支持片93の頭部93tとインナ82とが溶着されているので、アウタ81とインナ82とを強固に固定できる。よって、ガーニッシュ8の固定強度を向上できる。
クリップ部78の係止片79に係合部88の段部89が係合することにより、フロントピラー5にガーニッシュ8を固定できる。また、係合部88は、クリップ部78に対してフロントピラー5の長手方向に沿って移動することにより、クリップ部78から離脱可能とされている。よって、ガーニッシュ8を長手方向に沿って移動させることによりフロントピラー5から容易に外すことができる。したがって、ガーニッシュ8を強固に固定するとともに、ガーニッシュ8の脱着が容易な車体前部構造1とすることができる。
縦桟7(フロントピラー5)は断面V字状に形成されているので、フロントピラー5の強度を高めつつ幅を縮小するとともに、フロントピラー5を容易に製造できる。前方支持部71及び側方支持部72の少なくとも一方はガーニッシュ固定部75を有するので、ガーニッシュ固定部75にガーニッシュ8を取り付けることにより、フロントピラー5に容易にガーニッシュ8を取り付けることができる。特に、フロントガラス2が取り付けられる前方支持部71にガーニッシュ固定部75を固定した場合、ガーニッシュ固定部75によって前方支持部71が補強されるので、サブガラス3と比較して重量の大きいフロントガラス2に対して十分な支持強度を確保することができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本実施形態において、縦桟7は、第一板材51と第二板材52とが重ね合わされて形成されたが、重ね合わされる板材の枚数は2枚に限らない。3枚以上の複数の板材を重ね合わせて縦桟7を形成してもよい。
ガーニッシュ8のアウタ81及びインナ82は、樹脂材料以外の材料により形成されてもよい。
ガーニッシュ固定部75は、側方支持部72に固定されていてもよい。
本実施形態において、インナ82の張出部87の厚みは、ガーニッシュ8の延在方向の上方から下方に向かうにしたがい増加するように形成されたが、張出部87の厚みは一定であってもよい。
支持片93の頭部93t及び第二の支持片94の頭部94tは、インナ82に対して溶着されていなくてもよい。すなわち、支持片93の頭部93t及び第二の支持片94の頭部94tがそれぞれ熱変形することによりインナ82をカシメて固定する、いわゆる熱カシメであってもよい。
車体10は、エンジンを搭載するエンジン車の車体でもよく、モータを搭載する電気自動車及びハイブリッド自動車等の車体であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した実施形態を適宜組み合わせてもよい。
1 車体前部構造
2 フロントガラス
3 サブガラス
8 ガーニッシュ
10 車体
41 延長部
71 前方支持部
72 側方支持部
75 ガーニッシュ固定部
77 連結部
78 クリップ部
79 係止片
81 アウタ
82 インナ
83 内シール部
84 外シール部
88 係合部
89 段部
91 意匠面
92 内シール取付脚部
93 支持片
93t 頭部
S 隙間

Claims (8)

  1. 上下方向に延びるフロントピラーと、
    前記フロントピラーよりも車体の車幅方向における内側に配置されるフロントガラスと、
    前記フロントガラスよりも前記車幅方向の外側に配置されるサブガラスと、
    前記フロントガラスと前記サブガラスとの端部間に設けられた隙間及び前記フロントピラーを車室外から覆うガーニッシュと、
    を備え、
    前記ガーニッシュは、前記隙間に配置されて前記フロントピラー側に向かって立設する係合部を有し、
    前記フロントピラーは、前記係合部が係合可能なクリップ部を有し、
    前記ガーニッシュは、
    前記車室外側を向く意匠面を有するアウタと、
    前記アウタよりも車室内側に設けられ、前記係合部が形成されたインナと、
    前記フロントガラスに接触する内シール部と、
    前記サブガラスに接触する外シール部と、
    を備え、
    前記インナの前記外シール部側の厚みは、前記上下方向の上方から下方へ向かうにしたがい増加し、
    前記インナは、前記ガーニッシュの延在方向における中間部よりも下方に設けられる張出部を有し、
    前記張出部は、前記延在方向の前記中間部から下方へ向かうにしたがい前記車幅方向外側に向かって漸次張り出すとともに、前記延在方向の下方へ向かうにしたがい厚みが漸次増加することを特徴とする車体前部構造。
  2. 前記フロントピラーは、前記ガーニッシュ側に向かって延びる連結部を有し、
    前記連結部に前記クリップ部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  3. 前記アウタの内シール部側に設けられた内シール取付脚部の高さは、前記上下方向の上方から下方へ向かうにしたがい増加することを特徴とする請求項又は請求項に記載の車体前部構造。
  4. 前記内シール部は、前記アウタに固定され、
    前記外シール部は、前記インナ及び前記アウタの少なくとも一方に固定されることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の車体前部構造。
  5. 前記アウタは、前記車室内側に向かって延びる支持片を有し、
    前記支持片は、前記上下方向の下端側において、前記車体から上方へ向かって延びる延長部に締結固定されていることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の車体前部構造。
  6. 前記支持片は、前記インナを厚み方向に貫通するとともに、前記支持片の頭部と前記インナとが溶着されていることを特徴とする請求項に記載の車体前部構造。
  7. 前記クリップ部は係止片を有し、
    前記係合部は、前記係止片に係合する段部を有し、
    前記ガーニッシュは、前記クリップ部に対して、前記フロントピラーの長手方向に沿って前記係合部が移動することにより前記クリップ部から離脱可能とされていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車体前部構造。
  8. 前記フロントピラーは、前記フロントガラスが取り付けられる前方支持部と、前記前方支持部よりも前記車幅方向の外側に配置されて前記サブガラスが取り付けられる側方支持部と、により断面V字状に形成され、
    前記前方支持部及び前記側方支持部の少なくとも一方は、前記ガーニッシュが取り付けられるガーニッシュ固定部を有することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車体前部構造。
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