JP2020150217A - 磁気記憶装置および磁気記憶装置の製造方法 - Google Patents

磁気記憶装置および磁気記憶装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 より高性能の磁気記憶装置を提供する。【解決手段】 一実施形態による磁気記憶装置は、第1強磁性体と第1強磁性体上の絶縁体と絶縁体上の第2強磁性体とを含む積層体と、積層体の上方の非磁性体と、非磁性体の上方の第1導電体と、第1導電体の上方のハードマスクと、を備える。非磁性体は、第1イオンのビームに対して第1エッチングレートで除去される材料を備える。第1導電体は、第1イオンのビームに対して第2エッチングレートで除去される材料を備える。第1エッチングレートは第2エッチングレートより低い。【選択図】 図3

Description

実施形態は、概して磁気記憶装置および磁気記憶装置の製造方法に関する。
磁気抵抗効果素子を用いた磁気記憶装置が知られている。
米国特許第9893121号明細書
より高性能な磁気記憶装置を提供しようとするものである。
一実施形態による磁気記憶装置は、第1強磁性体と上記第1強磁性体上の絶縁体と上記絶縁体上の第2強磁性体とを含む積層体と、上記積層体の上方の非磁性体と、上記非磁性体の上方の第1導電体と、上記第1導電体の上方のハードマスクと、を備える。上記非磁性体は、第1イオンのビームに対して第1エッチングレートで除去される材料を備える。上記第1導電体は、上記第1イオンのビームに対して第2エッチングレートで除去される材料を備える。上記第1エッチングレートは上記第2エッチングレートより低い。
図1は、第1実施形態の磁気記憶装置の機能ブロックを示す。 図2は、第1実施形態の1つのメモリセルの回路図である。 図3は、第1実施形態のメモリセルアレイの一部の構造を示す。 図4は、第1実施形態のMTJ素子の磁化の状態の例を示す。 図5は、第1実施形態の磁気記憶装置の一部の製造工程の間の状態を示す。 図6は、図5に続く状態を示す。 図7は、図6に続く状態を示す。 図8は、図7に続く状態を示す。 図9は、参考用の磁気記憶装置の一部の構造を示す。
以下に実施形態が図面を参照して記述される。以下の記述において、略同一の機能および構成を有する構成要素は同一符号を付され、繰り返しの説明は省略される場合がある。図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なり得る。
ある実施形態についての記述は全て、明示的にまたは自明的に排除されない限り、別の実施形態の記述としても当てはまる。各実施形態は、この実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、実施形態の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定しない。
また、実施形態の方法のフローにおけるいずれのステップも、例示の順序に限定されず、そうでないと示されない限り、例示の順序とは異なる順序でおよび(または)別のステップと並行して起こることが可能である。
本明細書および特許請求の範囲において、ある第1要素が別の第2要素に「接続されている」とは、第1要素が直接的または常時あるいは選択的に導電性となる要素を介して第2要素に接続されていることを含む。
<第1実施形態>
<1.1.構成(構造)>
図1は、第1実施形態に係る磁気記憶装置の機能ブロックを示す。図1に示されるように、磁気記憶装置1は、メモリセルアレイ11、入出力回路12、制御回路13、ロウ選択回路14、カラム選択回路15、書き込み回路16、および読み出し回路17を含む。
メモリセルアレイ11は、複数のメモリセルMC、複数のワード線WL、および複数のビット線BLならびに/BLを含む。1つのビット線BLと1つのビット線/BLは1つのビット線対を構成する。
メモリセルMCは、データを不揮発に記憶することができる。各メモリセルMCは、1つのワード線WLおよび1つのビット線対BLならびに/BLと接続されている。ワード線WLは、行(ロウ)と関連付けられている。ビット線対BLおよび/BLは、列(カラム)と関連付けられている。1つのロウの選択および1つまたは複数のカラムの選択により、1つまたは複数のメモリセルMCが特定される。
入出力回路12は、例えばメモリコントローラ2から、種々の制御信号CNT、種々のコマンドCMD、アドレス信号ADD、データ(書き込みデータ)DATを受け取り、例えばメモリコントローラ2にデータ(読み出しデータ)DATを送信する。
ロウ選択回路14は、入出力回路12からアドレス信号ADDを受け取り、受け取られたアドレス信号ADDに基づいた行に対応する1つのワード線WLを選択された状態にする。
カラム選択回路15は、入出力回路12からアドレス信号ADDを受け取り、受け取られたアドレス信号ADDに基づいた列に対応する複数のビット線BLを選択された状態にする。
制御回路13は、入出力回路12から制御信号CNTおよびコマンドCMDを受け取る。制御回路13は、制御信号CNTによって指示される制御およびコマンドCMDに基づいて、書き込み回路16および読み出し回路17を制御する。具体的には、制御回路13は、メモリセルアレイ11へのデータの書き込みの間に、データ書き込みに使用される電圧を書き込み回路16に供給する。また、制御回路13は、メモリセルアレイ11からのデータの読み出しの間に、データ読み出しに使用される電圧を読み出し回路17に供給する。
書き込み回路16は、入出力回路12から書き込みデータDATを受け取り、制御回路13の制御および書き込みデータDATに基づいて、データ書き込みに使用される電圧をカラム選択回路15に供給する。
読み出し回路17は、センスアンプを含み、制御回路13の制御に基づいて、データ読み出しに使用される電圧を使用して、メモリセルMCに保持されているデータを割り出す。割り出されたデータは、読み出しデータDATとして、入出力回路12に供給される。
図2は、第1実施形態の1つのメモリセルMCの回路図である。メモリセルMCは、抵抗変化素子VRおよび選択トランジスタSTを含む。抵抗変化素子VRは、定常状態において、2つの抵抗状態の選択された方の一方にあることができ、2つの抵抗状態の一方の抵抗は他方での抵抗より高い。抵抗変化素子VRは、低抵抗の状態と高抵抗の状態との間を切り替わることができ、2つの抵抗状態の違いを利用して、1ビットのデータを保持することができる。抵抗変化素子VRは、例えば磁気抵抗効果を示し、例えばMTJ(magnetic tunnel junction)素子を含む。MTJ素子は、MTJを含む構造を指す。
選択トランジスタSTは、例えば、n型のMOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)であることができる。
抵抗変化素子VRは、第1端において1つのビット線BLに接続され、第2端において選択トランジスタSTの第1端に接続される。選択トランジスタSTの第2端は、ビット線/BLに接続される。選択トランジスタSTのゲートは1つのワード線WLに接続され、ソースはビット線/BLに接続される。メモリセルMCが、スイッチング素子として、3端子型の選択トランジスタSTを含む例が記述されているが、メモリセルMCは、この形態に限られない。メモリセルMCを選択して、選択されたメモリセルMCに対するデータの書き込みおよび読み出しを可能とするスイッチング素子であれば、任意のものが使用されることができる。そのようなスイッチング素子は、例えば2端子型のスイッチング機能を有するスイッチング素子を含む。
以下の記述は、抵抗変化素子VRがMTJ素子を含む例に基づく。
図3は、第1実施形態のメモリセルアレイ11の一部の構造を示す。より具体的には、図1は、2つの隣り合うメモリセルMCのそれぞれの抵抗変化素子VRとその周囲を示す。
基板20の上方に、2つの独立した下部電極21が設けられている。下部電極21の間の領域には層間絶縁体22が設けられている。層間絶縁体22は、例えば、下部電極21の間の領域を埋め込む。
各下部電極21の上面上に1つの抵抗変化素子VRが設けられている。各抵抗変化素子VRは、積層体24、非磁性体35、および導電体37を含む。
積層体24は、トンネル磁気抵抗効果を示し、MTJ素子として機能することができる。そのような例として、積層体24は、強磁性体31、絶縁体32、および強磁性体33を含む。積層体24は、さらなる層を含んでいても良い。
強磁性体31は、下部電極21の上面上に位置し、例えば、コバルト白金(CoPt)、コバルトニッケル(CoNi)、およびコバルトパラジウム(CoPd)の1つまたは複数を含むか、CoPt、CoNi、およびCoPdのいずれかからなる。
絶縁体32は、強磁性体31の上面上に位置する。絶縁体32は、非磁性の絶縁体を含むか、非磁性の絶縁体からなり、例えば、酸化マグネシウム(MgO)を含むか、MgOからなる。
強磁性体33は、絶縁体32の上面上に位置し、例えば、コバルト鉄ボロン(CoFeB)およびホウ化鉄(FeB)の1つまたは複数を含むか、CoFeBおよびFeBのいずれかからなる。
抵抗変化素子VRは、さらなる層を含んでいても良い。そのような層は、例えば、強磁性体31と下部電極21の間の1または複数の導電体を含む。これらの導電体は、例えば、強磁性体31、絶縁体32、および強磁性体33の1つまたは複数の結晶性を高める役割を有し、いわゆる下地層やバッファ層として機能することができる。
強磁性体31および33は、図4に示されるように、磁化を有し、例えば、強磁性体31、絶縁体32、および強磁性体33の界面を貫く方向に沿った磁化容易軸(矢印により示されている)を有する。強磁性体31および32は、強磁性体31、絶縁体32、および強磁性体33の界面に沿った磁化容易軸を有していてもよい。
強磁性体31の磁化の向きは磁気記憶装置1での通常の動作によって、すなわちデータの読み出しおよび書き込みによっても不変であり、いわゆる参照層として機能することができる。一方、強磁性体33の磁化の向きは可変であり、いわゆる記録層として機能することができる。絶縁体32は、トンネルバリアとして機能することができる。
具体的には、強磁性体31および32の磁化の向きが平行であると、積層体24は、抵抗値Rpを示す。一方、強磁性体31および32の磁化の向きが反平行であると、積層体24は、抵抗値Rapを示す。抵抗値Rapは、抵抗値Rpより高い。2つの相違する抵抗値を示す状態が、2値のデータにそれぞれ割り当てられることが可能である。
強磁性体33から強磁性体31に向かって書き込み電流Iwが流れると、強磁性体33の磁化の向きは強磁性体31の磁化の向きと平行になる。一方、強磁性体31から強磁性体33に向かって書き込み電流IwAPが流れると、強磁性体33の磁化の向きは強磁性体31の磁化の向きと反平行になる。
図3に戻る。積層体24の側面は、テーパーになっている。すなわち、積層体24の上面24Tの径は積層体24の底面24Bの径より小さい。または積層体24の上面24Tの面積は積層体24の底面24Bの面積より小さい。本明細書において語「径」は、必ずしも円に対して用いられるわけではなく、径が使用される対象の要素が円であることを要求しない。円に近い形状の、例えば、或る端から別の端までの直線の距離を示し、図3の例では、要素のx軸に沿った長さを指し、例として、中心を通る仮想直線上での長さを指し、幅と可換的に使用されることができる。積層体24の側面は、z軸に対して、例えば角度θ1の傾斜を有する。
積層体24の上面上、すなわち例えば強磁性体33の上面上に、導電性の非磁性体35が設けられている。非磁性体35の材料については、後述される。非磁性体35の側面はテーパーになっている。非磁性体35の側面は、z軸に対して、例えば角度θ2の傾斜を有する。角度θ2は、角度θ1より大きい。
非磁性体35の上面上に、導電体37が設けられている。導電体37は、キャップ層として機能する。導電体37は、以下、キャップ層37と称される場合がある。キャップ層37は、例えば、白金(Pt)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、およびルテニウム(Ru)の1つまたは複数を含むか、白金(Pt)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、およびルテニウム(Ru)のいずれかからなる。キャップ層37の側面は、例えば、z軸に沿う。
導電体37の上面上に、ハードマスク38が設けられている。ハードマスク38は、例えば、導電体からなる。
次に、非磁性体35の材料について記述される。非磁性体35は、後述の或る第1イオンのビームを用いたイオンビームエッチング(IBE)に対して第1エッチングレートを有する。キャップ層37は、当該IBEに対して第2エッチングレートを有する。第1エッチングレートは、第2エッチングレートより低い。非磁性体35は、このような第1イオンの種類、キャップ層37の材料、IBEの条件に少なくとも一部基づいて選択される材料を含むか、そのような材料からなる。例えば、非磁性体35は、Ta、W、ハウフニウム(Hf)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、アルミニウム(Al)、およびモリブデン(Mo)を含むか、Ta、W、Hf、Fe、Co、Al、およびMoのいずれかからなる。非磁性体35が、単体では磁性を示す元素を含んでいたり、そのような元素を主成分とする場合は、磁性を大きく弱めたり、無くしたりする元素が非磁性体35に添加されることによって、非磁性体35が実現されることができる。
または、非磁性体35は、Ta、W、Hf、Fe、Co、Al、およびMoの2つ以上の合金であっても良い。さらに、非磁性体35は、Ta、W、Hf、Fe、Co、Al、およびMoの1つ以上のホウ化物を含んでいてもよい。
非磁性体35の側面、キャップ層37の側面、およびハードマスク38の側面の一部の上には、再堆積物39が位置している場合がある。再堆積物39は、強磁性体31、絶縁体32、強磁性体33、非磁性体35、およびキャップ層37の少なくとも1つの材料を含む。再堆積物39の表面は、例えば、積層体24の側面の延長線上に位置し、例えば、再堆積物39の表面と積層体24の表面は連続した平面となっている。
ハードマスク38、キャップ層37、非磁性体35、積層体24、再堆積物39の組からなる構造の側面は、側壁絶縁体により覆われていても良い。
ハードマスク38は、図示せぬ導電体に接続されることができる。図3に示される要素が設けられている領域以外の領域は、層間絶縁体(図示せぬ)により埋め込まれることができる。
<1.2.製造方法>
図5乃至図8を参照して、図3の構造の製造方法が記述される。図5乃至図8は、第1実施形態の磁気記憶装置1の図3に示される部分の製造工程の間の状態を順に示す。
図5に示されように、基板20のxy面に沿って広がる表面の上方に、層間絶縁体22および下部電極21が形成される。層間絶縁体22の上面上および下部電極21のそれぞれの上面上に、積層体24Aが形成される。積層体24Aは、後に積層体24に加工され、積層体24に含まれる複数の材料の層と同じ複数の材料の層を含む。現行の例に基づくと、積層体24Aは、強磁性体31A、絶縁体32A、および強磁性体33Aを含む。強磁性体31A、絶縁体32A、および強磁性体33Aは、それぞれ、強磁性体31、絶縁体32、および強磁性体33と同じ材料を含む。
強磁性体31Aは、層間絶縁体22の上面上および下部電極の上面上に位置する。絶縁体32Aは強磁性体31Aの上面上に位置する。強磁性体33Aは絶縁体32Aの上面上に位置する。
積層体24Aの上面上に非磁性体35Aが形成される。非磁性体35Aは、後に非磁性体35へと加工され、非磁性体35と同じ材料を含む。非磁性体35Aの上面上に導電体37Aが形成される。導電体37Aは、後に導電体37へと加工され、導電体37と同じ材料を含む。
さらに、導電体37Aの上面上に、ハードマスク38Aが形成される。ハードマスク38Aは、キャップ層37が形成される予定の領域の上方において残存するとともにその他の部分で開口41を有する。開口41は、ハードマスク38Aの上面から底面に達する。
図6に示されるように、ここまでの工程で得られる構造が第1IBEによりエッチングされる。第1IBEのイオンは、例えばアルゴンであることが可能である。第1IBEでのイオンビームIB1の基板20の表面に対する垂線との間の角度、すなわちz軸に対する角度θI1は、第1範囲内にある。以下の記述で、イオンビームz軸に対する角度は、単にイオンビームの角度と称される場合がある。
一般に、xy面に沿って広がる要素をIBEによって部分的に除去してパターニングする場合、イオンビームの角度に基づいてエッチングレートは相違する。また、IBEによってエッチング対象の材料から除去された材料42は周りの要素に堆積し得る。こうして再堆積された材料も、IBEのエッチングレートが高ければ、再度除去される。第1IBEでのイオンビームIB1の角度は、再堆積を十分に抑制できることが望まれ、第1範囲は、例えば、最も高いエッチングレートを含んだ範囲を有する。具体的には、第1範囲は、例えば、30°〜60°に亘る。
一方、イオンビームの角度が高いと、例えばイオンビームIB1aのような軌道のイオンビームはハードマスク38Aによって遮られて、開口41の深い領域(基板20により近い領域)に到達しない場合がある。特に抵抗変化素子VRを高密度に配置するために、ハードマスク38Aの開口41が狭いほど、イオンビームは、開口41の浅い領域(基板20からより遠い領域)にしか届かない。
第1IBEによって導電体37Aが複数の部分へと分離されて複数のキャップ層37が形成され、非磁性体35Aが複数の部分へと分離されて複数の非磁性体35Bが形成される。上記のように、第1IBEに対して、非磁性体35Aは第1エッチングレートを有し、導電体37Aは、第1エッチンレートより高い第2エッチングレートを有する。このため、第1IBEによって、非磁性体35Aの側面は、導電体37Aの側面ほどエッチングされず、非磁性体35Bの径(または幅)D1は、キャップ層37の径(または幅)D2より大きい。径D1は、例えば、非磁性体35Bの上面の径であり、径D2は、例えばキャップ層37の底面の径である。
第1IBEのイオンビームIB1のいくつかは、ハードマスク38Aにより遮られ、積層体24Aを複数の部分へと分離しない。図6の例では、積層体24Aの上側の部分は、複数の部分へと分割され、下側の部分は分割されない。現行の積層体24Aが強磁性体31A、絶縁体32A、および強磁性体33Aを有する例では、強磁性体33Aは、各々がハードマスク38Aの下方に位置する複数の強磁性体33Bへと分割され、絶縁体32Aは、各々がハードマスク38Aの下方に位置する複数の絶縁体32Bへと分割される。一方、強磁性体31Aは、各々がハードマスク38Aの下方に位置する複数の部分へと分割されることなく、開口の41の下方で窪み31BDを有する強磁性体31Bへと加工される。
非磁性体35Bがキャップ層37よりも大きな幅を有することなどに起因して、積層体24Aのうちのハードマスク38Aの下方の部分(以下、積層体24Aの残存予定部分24AP1と称される場合がある)の幅は、キャップ層37の幅D2より大きい。例として、積層構造の24Aの残存予定部分24AP1の幅は、いずれの高さにおいても、キャップ層37の幅D2より大きい。
第1IBEにより、ハードマスク38Aの上面は低下する。
第1IBEによりエッチングの対象物から削られた材料は、周りの要素に再堆積され得る。しかしながら、第1IBEは、高い角度を有し、エッチングされる対象物に対して高いエッチングレートをもたらすので、再堆積した材料も再びエッチングにより除去され、第1IBEでの再堆積の量は抑制される。
図7に示されるように、ここまでの工程で得られる構造が第2IBEによりエッチングされる。第2IBEのイオンは、例えばアルゴンであることが可能である。
第2IBEでのイオンビームの角度θI2は、第2範囲内にある。第2IBEは、イオンビームが開口41を介して積層体24Aの下部に到達することが意図される。そのために、第2範囲は、例えば、0°〜30°に亘り、第2IBEでのイオンビームの角度θI2は例えば10°である。このような低角度のイオンビームが用いられるため、第2IBEでのエッチングレートは低く、少なくとも第1IBEでのエッチングレートより低い。
このような角度のイオンビームを用いる第2IBEにより、第2IBEでのいくつかのイオンビームIB2は、積層体24Aの下部、特に強磁性体31Bの窪み31BDに到達する。この結果、第2IBEの進行に伴い、窪み31BDの底の位置が低下するとともに、積層体24Aの残存予定部分24AP1の幅は狭まる。
一方、イオンビームIB2aのような軌道のイオンビームは、非磁性体35Bに遮られて、非磁性体35Bの下方の近傍の領域には届きづらい。
第2IBEにより、ハードマスク38Aの上面は低下し、ハードマスク38Bとなる。
第2IBEによっても、エッチング対象の材料から除去された材料42は周りの要素に堆積し得る。特に、第2IBEのエッチングレートは低いため、第2IBEは再堆積の進行を十分に抑制できず、材料42の再堆積は、第1IBEでの再堆積よりも進行しやすい。
図8に示されるように、図7の第2IBEが継続される。第2IBEにより、強磁性体31Bは、複数の強磁性体31へと成形される。第2IBEにより、非磁性体35Bもゆっくりとエッチングされ、非磁性体35となる。非磁性体35Bの上面が削られている間は、イオンビームIB2は、強磁性体33Bおよび絶縁体32には、ほとんど、あるいは全く届かない。よって、この間、強磁性体33Bおよび絶縁体32Bからの除去された材料42の飛散は抑制され、強磁性体33Bおよび絶縁体32Bからの材料42による再堆積は抑制される。
非磁性体35Aの上面が削れていくとともに、イオンビームIB2は、強磁性体33Bおよび絶縁体32Bに届くようになり、第2IBEによって、強磁性体33Bおよび絶縁体32Bは、それぞれ、強磁性体33および絶縁体32へと成形される。
また、第2IBEにより、ハードマスク38Bの上面は低下し、ハードマスク38となる。
第2IBEにより、エッチング対象から除去された材料42は、周りの要素に堆積し、図3に示されるように、材料42によって再堆積物39が形成され得る。
<1.3.利点(効果)>
第1実施形態によれば、高性能な抵抗変化素子VRを含んだ磁気記憶装置1が実現されることができる。詳細は、以下の通りである。
図9は、参考用の磁気記憶装置100の製造工程中の一状態を示す。磁気記憶装置100は、図3の磁気記憶装置1と異なり、非磁性体35を含まない。図9の工程は、第1実施形態の図7および図8の工程に対応する。
図9に示される構造は、図7と同様の低角度のイオンビームを用いた第2IBEによってエッチングされる。図7を参照して記述されるように、第2IBEは、エッチング対象物に対して低いエッチングレートを有する。このため、エッチングされた材料が周りの要素に再堆積しやすい。図9に示される構造では、図7の構造では非磁性体35の上面によって遮られて積層体24Aに到達しない軌道のイオンビームIB2aは、強磁性体33Aを、第2IBEの開始の段階からエッチングし得る。一方で、第2IBEのエッチングレートは低いため、強磁性体33Aから除去されて再堆積した材料42の除去は遅く、材料42の再堆積は進行する。このため、強磁性体31、絶縁体32、強磁性体33、キャップ層37、およびハードマスク38の側面上に再堆積物51が形成されて行く。第2IBEが終わった時点でも、再堆積物51が絶縁体32の側壁に残っている場合、再堆積物51によって強磁性体31と33が部分的にまたは完全に導通してしまう場合がる。このことは、積層体24が設計および意図される磁気抵抗効果を発現することを妨げ、積層体24がMTJ素子として機能することを不能にし得る。
第1実施形態によれば、抵抗変化素子VRは、非磁性体35を含む。非磁性体35は、或るIBEに対して、キャップ層37より低いエッチングレートを有する材料を含むので、先に行われる高角度のイオンビームを用いるIBE(例えば第1IBE)の結果、非磁性体35となる非磁性体35Aは、導電体37Aより大きい径を有する。このため、高角度のイオンビームを用いるIBEの後に行われる低角度のイオンビームを用いるIBE(例えば第2IBE)において、非磁性体35Aの上面の角が削られるまでは一部のイオンビーム(例えばIB2a)が非磁性体35Bの上面により遮られ、強磁性体33Bに到達しない。よって、第2IBEでの絶縁体32の側面上に材料42が再堆積することが抑制され、強磁性体31と33の導通が抑制される。よって、意図される磁気抵抗効果を発現できる積層体24が実現されることが可能である。
<1.4.変形例等>
第1実施形態は、絶縁体32の下側の強磁性体31が参照層として機能するとともに絶縁体32の上側の強磁性体33が記憶層として機能する例に関する。第1実施形態は、この例に限られず、強磁性体31が絶縁体32の上側に位置するとともに強磁性体33が絶縁体32の下側に位置する例に適用されることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換
え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…記憶装置、11…メモリセルアレイ、12…入出力回路、13…制御回路、14…ロウ選択回路、15…カラム選択回路、16…書き込み回路、17…読み出し回路、MC…メモリセル、WL…ワード線、BL、/BL…ビット線、VR…抵抗変化素子、ST…選択トランジスタ、20…基板、21…下部電極、22…層間絶縁体、24…積層体、31…強磁性体、32…絶縁体、33…強磁性体、35…非磁性体、37…キャップ層、38…ハードマスク、39…再堆積物。

Claims (10)

  1. 第1強磁性体と、前記第1強磁性体上の絶縁体と、前記絶縁体上の第2強磁性体とを含む積層体と、
    前記積層体の上方の非磁性体と、
    前記非磁性体の上方の第1導電体と、
    前記第1導電体の上方のハードマスクと、
    を備え、
    前記非磁性体は、第1イオンのビームに対して第1エッチングレートで除去される材料を備え、
    前記第1導電体は、前記第1イオンのビームに対して第2エッチングレートで除去される材料を備え、
    前記第1エッチングレートは前記第2エッチングレートより低い、
    磁気記憶装置。
  2. 前記非磁性体の側面は、前記積層体の側面の延長上の面と異なる面に一致する、
    請求項1の磁気記憶装置。
  3. 前記第1導電体の側面は、前記非磁性体の側面の延長上の面と異なる面に一致する、
    請求項2の磁気記憶装置。
  4. 前記非磁性体は、タンタル、タングステン、ハウフニウム、鉄、コバルト、アルミニウム、およびモリブデンの1つを含む、
    請求項1の磁気記憶装置。
  5. 前記非磁性体は、タンタル、タングステン、ハウフニウム、鉄、コバルト、アルミニウム、およびモリブデンの1つのホウ化物を含む、
    請求項1の磁気記憶装置。
  6. 前記第1導電体は、白金、タングステン、タンタル、およびルテニウムの1つを含む、
    請求項4または5の磁気記憶装置。
  7. 基板の上方に、第1強磁性体と、前記第1強磁性体の上方の絶縁体と、前記絶縁体の上方の第2強磁性体と、前記積層体の上方の非磁性体と、前記非磁性体の上方の第1導電体とを含む第1積層体を形成することと、
    前記第1積層体上に、開口を有するハードマスクを形成することと、
    前記基板の垂線に対して第1角度で進行する第1イオンビームを前記開口を介して前記第1積層体に照射することであって、前記第1イオンビームによって前記非磁性体は第1エッチングレートでエッチングされ、前記第1イオンビームによって前記第1導電体は第2エッチングレートでエッチングされ、前記第1エッチングレートは前記第2エッチングレートより低い、第1積層体に照射することと、
    前記基板の垂線に対して第2角度で進行する第2イオンビームを前記開口を介して前記第1積層体に照射することであって、前記第2角度は前記第1角度より小さい、第1積層体に照射することと、
    を備える磁気記憶装置の製造方法。
  8. 前記非磁性体は、タンタル、タングステン、ハウフニウム、鉄、コバルト、アルミニウム、およびモリブデンの1つを含む、
    請求項7の磁気記憶装置の製造方法。
  9. 前記非磁性体は、タンタル、タングステン、ハウフニウム、鉄、コバルト、アルミニウム、およびモリブデンの1つのホウ化物を含む、
    請求項7の磁気記憶装置の製造方法。
  10. 前記第1導電体は、白金、タングステン、タンタル、およびルテニウムの1つを含む、
    請求項8または9の磁気記憶装置の製造方法。
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