JP2020060929A - 電子機器 - Google Patents

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小嶋 勝
Masaru Kojima
勝 小嶋
池水 誠
Makoto Ikemizu
誠 池水
大野 淳
Atsushi Ono
淳 大野
亮二 河内
Ryoji Kawachi
亮二 河内
延之 澤内
Nobuyuki Sawauchi
延之 澤内
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Abstract

【課題】ドライバーに注意喚起を十分に促す車内環境を提供することができる電子機器を提供する。【解決手段】車両に搭載される電子機器である。自車両の走行状態と、交通法規を示す交通法規情報とに基づき、イベントが発生したか否かを判定する制御部1と、制御部1によりイベントが発生したと判定された場合、報知を行う報知部2とを備える。自車両の周囲を撮像可能な撮像部3をさらに備える。制御部1は、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度が、撮像部3により撮像された画像に含まれる速度標識が示す制限速度に所定値を加算した警告速度以上になった場合、イベントが発生したと判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器に関する。
道路には、様々な道路標識があるが、ドライバーは、ついうっかりして道路標識を見落とす場合があるため、カメラのような撮像部により撮像した画像に基づき特定した道路標識を報知するものがある(例えば、特許文献1参照)。また、車両の実際の運行状態を自動的に記録するために、トラックなどの業務用車両にはデジタルタコグラフ又はドライブレコーダーのような車載器が搭載される。例えば、車両の実際の走行速度と事前に定めた車速閾値としての警告速度とを比較し、走行速度が警告速度を超過した場合、速度超過イベントを記録するが、一般道及び高速道のそれぞれの制限速度に対応させるため、ボタン操作等のように手動で行っている。
特開2017−199398号公報
しかし、特許文献1に記載のような従来技術は、ただ単純に報知するだけであるので、やはりドライバーの不注意により道路標識を見落としてしまう虞がある。また、ドライバーにボタン操作等を手動で行わせるのもドライバーにとっては煩わしい作業である。よって、従来技術では、ドライバーの煩わしさを軽減させることができない虞がある。つまり、従来技術では、ドライバーに注意喚起を十分に促す車内環境を提供できない虞がある。
本開示はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ドライバーに注意喚起を十分に促す車内環境を提供することができるようにするものである。
本開示の一側面である電子機器は、車両に搭載される電子機器であって、自車両の走行状態と、交通法規を示す交通法規情報とに基づき、イベントが発生したか否かを判定する制御部と、前記制御部により前記イベントが発生したと判定された場合、報知を行う報知部と、を備えるものである。
また、本開示の一側面である電子機器において、前記自車両の周囲を撮像可能な撮像部、をさらに備え、前記制御部は、前記自車両の走行状態の一部である前記自車両の走行速度が、前記撮像部により撮像された画像に含まれる速度標識が示す制限速度に所定値を加算した警告速度以上になった場合、前記イベントが発生したと判定する、ことが好ましい。
また、本開示の一側面である電子機器において、前記自車両の周囲を撮像可能な撮像部、をさらに備え、前記報知部は、前記撮像部により撮像された画像に含まれる一時停止標識と前記自車両との間の距離が所定距離以下となった場合、その旨を報知する、ことが好ましい。
また、本開示の一側面である電子機器において、前記自車両の周囲を撮像可能な撮像部、をさらに備え、前記制御部は、前記自車両の走行状態の一部である前記自車両の走行速度が、前記撮像部により撮像された画像に含まれる一時停止標識までにゼロにならなかった場合、前記イベントが発生したと判定する、ことが好ましい。
また、本開示の一側面である電子機器において、一般道と高速道との間に設置された路側通信設備が有するETC通信モジュールと通信可能な通信モジュールと、前記交通法規情報として、前記一般道及び前記高速道のそれぞれの制限速度を示す制限速度情報を記憶した記憶部と、をさらに備え、前記制御部は、前記自車両の走行状態の一部である前記自車両の走行速度が、前記記憶部から読み出されたもののうち、前記通信モジュールにより前記ETC通信モジュールとの通信時に特定された前記一般道及び前記高速道の何れか一方の制限速度以上になった場合、前記イベントが発生したと判定する、ことが好ましい。
本開示の一側面によれば、ドライバーに注意喚起を十分に促す車内環境を提供することができる。
本開示を適用した実施形態1に係る電子機器の機能ブロック図である。 本開示を適用した実施形態1に係る電子機器の制御例を説明するフローチャートである。 本開示を適用した実施形態2に係る電子機器を含むシステム構成の一例を示す図である。 本開示を適用した実施形態2に係る電子機器の機能ブロック図である。 本開示を適用した実施形態2に係る電子機器の制御例を説明するフローチャートである。 本開示を適用した実施形態3に係る電子機器を含むシステム構成の一例を示す図である。 本開示を適用した実施形態3に係る電子機器の機能ブロック図である。 本開示を適用した実施形態3に係る電子機器の制御例を説明するフローチャートである。 本開示を適用した実施形態4に係る電子機器を含むシステム構成の一例を示す図である。
以下、本開示を適用した照明装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本開示が限定されるものではない。
実施形態1.
図1は、本開示を適用した実施形態1に係る電子機器の機能ブロック図である。図1に示すように、電子機器は、制御部1、マルチプレクサ41、マイコン42、入出力コントローラ43、ディスプレイコントローラ44及びオーディオ回路45を備えている。制御部1は、プロセッサ11、画像処理部12、メモリ13、比較器14及び周辺インターフェース15を備えている。プロセッサ11は、電子機器全体を統合管理するものである。マルチプレクサ41は、各種車載器が接続され、複数の車載器のうち1つの車載器の信号を制御部1に転送する。
例えば、マルチプレクサ41は、撮像部3から出力された映像信号を制御部1に転送する。画像処理部12は、転送された映像信号に各種画像処理を施した画像信号をメモリ13に記憶させる。マイコン42は、車速信号が入力された場合、車両信号に変換して制御部1に供給するものであり、例えば、ASIC等から構成されるものである。制御部1は、車両信号に基づき、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度を求めることができる。比較器14は、メモリ13に記憶された画像信号と、車両信号とに基づき、イベントが発生したか否かを判定し、その判定結果に応じて、周辺インターフェース15を介して、報知処理が実行され、又はSDカード4にその判定結果が保存される。例えば、液晶モニター21は、周辺インターフェース15を介してディスプレイコントローラ44により制御され、OSD表示により警告等の各種報知を画像で行う。また、スピーカー22は、周辺インターフェース15を介してオーディオ回路45により制御され、警告を鳴らすことで各種報知を音声で行う。
なお、液晶モニター21、ディスプレイコントローラ44、スピーカー22及びオーディオ回路45は、報知部2として機能するものである。また、SDカード4には、イベントが発生したときの画像信号が記憶される。このようなイベントは、例えば、速度超過イベントが該当する。
換言すれば、電子機器は、自車両の走行状態と、交通法規を示す交通法規情報とに基づき、イベントが発生したか否かを判定する制御部1と、制御部1によりイベントが発生したと判定された場合、報知を行う報知部2とを備えている。具体的には、撮像部3が自車両の周囲を撮像可能なものであり、制御部1は、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度が、撮像部3により撮像された画像に含まれる速度標識が示す制限速度に所定値を加算した警告速度以上になった場合、イベントが発生したと判定する。
図2は、本開示を適用した実施形態1に係る電子機器の制御例を説明するフローチャートである。ステップS12〜ステップS18の処理が、イベント発生処理に該当する。また、ステップS19及びステップS20の処理が、報知処理に該当する。ステップS11において、制御部1は、IGオン信号が入力されたか否かを判定する。制御部1は、IGオン信号が入力されたと判定する場合(ステップS11;Y)、ステップS12の処理に移行する。制御部1は、IGオン信号が入力されていないと判定する場合(ステップS11;N)、ステップS11の処理を継続する。なお、IGオン信号は、不図示のイグニッションスイッチがオンされた状態を示すものである。
ステップS12において、制御部1は、交通法規情報を取得したか否かを判定する。制御部1は、交通法規情報を取得したと判定する場合(ステップS12;Y)、ステップS13の処理に移行する。制御部1は、交通法規情報を取得していないと判定する場合(ステップS12;N)、ステップS12の処理を継続する。交通法規情報は、撮像部3により撮像された画像に速度標識が含まれるか否かを判定するために使用される。よって、事前にメモリ13等に記憶しておけばステップS12の処理は不要である。
ステップS13において、制御部1は、自車両の走行状態を取得したか否かを判定する。制御部1は、自車両の走行状態を取得したと判定する場合(ステップS13;Y)、ステップS14の処理に移行する。制御部1は、自車両の走行状態を取得していないと判定する場合(ステップS13;N)、ステップS13の処理を継続する。ステップS14において、制御部1は、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度を求めたか否かを判定する。制御部1は、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度を求めたと判定する場合(ステップS14;Y)、ステップS15の処理に移行する。制御部1は、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度を求めていないと判定する場合(ステップS14;N)、ステップS14の処理を継続する。ステップS15において、制御部1は、撮像部3により撮像された画像に速度標識が含まれるか否かを判定する。制御部1は、撮像部3により撮像された画像に速度標識が含まれると判定する場合(ステップS15;Y)、ステップS16の処理に移行する。制御部1は、撮像部3により撮像された画像に速度標識が含まれていないと判定する場合(ステップS15;N)、ステップS21の処理に移行する。ステップS16において、制御部1は、速度標識が示す制限速度に所定値を加算した警告速度を求め、ステップS17の処理に移行する。なお、所定値は、例えば、20km/hである。
ステップS17において、制御部1は、自車両の走行速度が警告速度以上になったか否かを判定する。制御部1は、自車両の走行速度が警告速度以上になったと判定する場合(ステップS17;Y)、ステップS18の処理に移行する。制御部1は、自車両の走行速度が警告速度以上になっていないと判定する場合(ステップS17;N)、ステップS19の処理に移行する。なお、自車両の走行状態は最新のものが必要であるため、ステップS13、ステップS14及びステップS16の処理はステップS17における自車両の走行速度が警告速度以上になるか否かの判定処理の前にはその都度必要となる処理である。
ステップS18において、制御部1は、イベントが発生したと判定し、ステップS19の処理に移行する。ステップS19において、制御部1は、イベントが発生したと判定されたか否かを判定する。制御部1は、イベントが発生したと判定されたと判定する場合(ステップS19;Y)、ステップS20の処理に移行する。制御部1は、イベントが発生したと判定されていないと判定する場合(ステップS19;N)、ステップS21の処理に移行する。ステップS20において、制御部1は、自車両が速度超過している旨を報知し、ステップS21の処理に移行する。このような報知は、報知部2により実行される。ステップS21において、制御部1は、IGオフ信号が入力されたか否かを判定する。制御部1は、IGオフ信号が入力されたと判定する場合(ステップS21;Y)、処理を終了する。制御部1は、IGオフ信号が入力されていないと判定する場合(ステップS21;N)、ステップS13の処理に戻る。なお、IGオフ信号は、不図示のイグニッションスイッチがオフされた状態を示すものである。
以上の説明から、本実施形態において、自車両の走行状態と、交通法規を示す交通法規情報とに基づき、イベントが発生したと判定された場合、報知が行われる。よって、ドライバーがついうっかり交通法規に準拠しない運転をしそうになっても、報知が行われる。。したがって、ドライバーに注意喚起を十分に促す車内環境を提供することができる。
また、本実施形態において、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度が、撮像部3により撮像された画像に含まれる速度標識が示す制限速度に所定値を加算した警告速度以上になった場合、イベントが発生したと判定され、報知が行われる。よって、ドライバーがついうっかり速度標識を見落としたとしても、報知が行われる。したがって、ドライバーに注意喚起を特に顕著に促す車内環境を提供することができる。
実施形態2.
実施形態2において、実施形態1と同様の構成及び機能についての説明は省略する。実施形態2では、さらに、一時停止標識が含まれる画像を撮像したときの動作例について説明する。図3は、本開示を適用した実施形態2に係る電子機器を含むシステム構成の一例を示す図である。図3に示すように、車両6に搭載された撮像部3により一時停止標識を含む画像を撮像することが可能である。撮像部3が撮像した画像に基づき、車両6と一時停止標識との距離を求めることも可能である。また、車両6が一時停止せずに一時停止標識を通過した場合、すなわち、車両6の走行速度が一時停止標識までにゼロにならなかった場合、イベントを発生させることで、SDカード4にその旨を記憶させ、さらに、車両6に搭載された不図示の電子機器の通信機能を介してサーバ7に撮像部3の撮像した画像を転送し、サーバ7がさらにその画像を端末8に転送することができる。この結果、端末8を操作する管理者は、ドライバーへの運転指導に活かすことができる。図4は、本開示を適用した実施形態2に係る電子機器の機能ブロック図である。図4に示すように、電子機器は、通信モジュール46をさらに備えている。通信モジュール46は、図3のサーバ7等と各種データの送受信が可能なものである。
図5は、本開示を適用した実施形態2に係る電子機器の制御例を説明するフローチャートである。ステップS32〜ステップS34及びステップS36〜ステップS40の処理が、イベント発生処理に該当する。また、ステップS35の処理が、報知処理に該当する。ステップS31において、制御部1は、IGオン信号が入力されたか否かを判定する。制御部1は、IGオン信号が入力されたと判定する場合(ステップS31;Y)、ステップS32の処理に移行する。制御部1は、IGオン信号が入力されていないと判定する場合(ステップS31;N)、ステップS31の処理を継続する。
ステップS32において、制御部1は、交通法規情報を取得したか否かを判定する。制御部1は、交通法規情報を取得したと判定する場合(ステップS32;Y)、ステップS33の処理に移行する。制御部1は、交通法規情報を取得していないと判定する場合(ステップS32;N)、ステップS32の処理を継続する。交通法規情報は、撮像部3により撮像された画像に一時停止標識が含まれるか否かを判定するために使用される。よって、事前にメモリ13等に記憶しておけばステップS32の処理は不要である。
ステップS33において、制御部1は、撮像部3により撮像された画像に一時停止標識が含まれるか否かを判定する。制御部1は、撮像部3により撮像された画像に一時停止標識が含まれると判定する場合(ステップS33;Y)、ステップS34の処理に移行する。制御部1は、撮像部3により撮像された画像に一時停止標識が含まれていないと判定する場合(ステップS33;N)、ステップS41の処理に移行する。
ステップS34において、制御部1は、一時停止標識と自車両との間の距離が所定距離以下となったか否かを判定する。制御部1は、一時停止標識と自車両との間の距離が所定距離以下となったと判定する場合(ステップS34;Y)、ステップS35の処理に移行する。制御部1は、一時停止標識と自車両との間の距離が所定距離以下となっていないと判定する場合(ステップS34;N)、ステップS34の処理を継続する。なお、所定距離は、例えば、5mである。
ステップS35において、報知部2は、一時停止標識と自車両との間の距離が所定距離以下となった旨を報知し、制御部1は、ステップS36の処理に移行する。ステップS36において、制御部1は、自車両の走行状態を取得したか否かを判定する。制御部1は、自車両の走行状態を取得したと判定する場合(ステップS36;Y)、ステップS37の処理に移行する。制御部1は、自車両の走行状態を取得していないと判定する場合(ステップS36;N)、ステップS36の処理を継続する。ステップS37において、制御部1は、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度を求めたか否かを判定する。制御部1は、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度を求めたと判定する場合(ステップS37;Y)、ステップS38の処理に移行する。制御部1は、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度を求めていないと判定する場合(ステップS37;N)、ステップS37の処理を継続する。
ステップS38において、制御部1は、自車両の走行速度がゼロであるか否かを判定する。制御部1は、自車両の走行速度がゼロであると判定する場合(ステップS38;Y)、ステップS41の処理に移行する。制御部1は、自車両の走行速度がゼロでないと判定する場合(ステップS38;N)、ステップS39の処理に移行する。ステップS39において、制御部1は、自車両が一時停止標識を通過したか否かを判定する。制御部1は、自車両が一時停止標識を通過したと判定する場合(ステップS39;Y)、ステップS40の処理に移行する。制御部1は、自車両が一時停止標識を通過していないと判定する場合(ステップS39;N)、ステップS36の処理に戻る。なお、ステップS39の処理は、撮像部3により撮像された画像による画像判定でもよいが、自車両の走行速度と、所定距離とに基づく演算による走行時間の時間判定でもよい。この場合、所定距離に入ってからの時間を合わせて計時すればよい。
ステップS40において、制御部1は、イベントが発生したと判定し、ステップS41の処理に移行する。ステップS41において、制御部1は、IGオフ信号が入力されたか否かを判定する。制御部1は、IGオフ信号が入力されたと判定する場合(ステップS41;Y)、処理を終了する。制御部1は、IGオフ信号が入力されていないと判定する場合(ステップS41;N)、ステップS33の処理に戻る。
以上の説明から、本実施形態において、報知部2は、撮像部3により撮像された画像に含まれる一時停止標識と自車両との間の距離が所定距離以下となった場合、その旨を報知する。よって、ドライバーがついうっかり一時停止標識を見落としたとしても、一時停止標識に到達する前に一時停止標識がある旨を把握することができる。したがって、ドライバーの不注意による不測の事態を回避することができる。
また、本実施形態において、制御部1は、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度が、撮像部3により撮像された画像に含まれる一時停止標識までにゼロにならなかった場合、イベントが発生したと判定する。よって、自車両が一時停止標識までに一時停止しなかったことがイベントとして記憶される。したがって、そのイベントを解析することで、ドライバーに適切な運転指導が実施されるようになる。
実施形態3.
実施形態3において、実施形態1,2と同様の構成及び機能についての説明は省略する。実施形態3では、一般道と高速道とに応じた動作例について説明する。図6は、本開示を適用した実施形態3に係る電子機器を含むシステム構成の一例を示す図である。図7は、本開示を適用した実施形態3に係る電子機器の機能ブロック図である。図6,7に示すように、乗用車のような車両6に搭載された通信モジュール46が、ETCゲートのような路側通信設備5の通過に応じて、電子機器の速度設定が自動切替されるものである。
具体的には、図6,7の通信モジュール46は、一般道と高速道との間に設置された路側通信設備5が有するETC通信モジュール47と通信可能なものである。また、記憶部として機能するメモリ13は、一般道及び高速道のそれぞれの制限速度を示す制限速度情報が記憶されている。例えば、図6に示すように、一般道設定の場合、制限速度は60km/hであり、高速道設定の場合、制限速度は100km/hである。制御部1は、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度が、記憶部であるメモリ13から読み出されたもののうち、通信モジュール46によりETC通信モジュール47との通信時に特定された一般道及び高速道の何れか一方の制限速度以上になった場合、イベントが発生したと判定する。
図8は、本開示を適用した実施形態3に係る電子機器の制御例を説明するフローチャートである。ステップS52〜ステップS59の処理が、イベント発生処理に該当する。また、ステップS60の処理が、報知処理に該当する。ステップS51において、制御部1は、IGオン信号が入力されたか否かを判定する。制御部1は、IGオン信号が入力されたと判定する場合(ステップS51;Y)、ステップS52の処理に移行する。制御部1は、IGオン信号が入力されていないと判定する場合(ステップS51;N)、ステップS51の処理を継続する。
ステップS52において、制御部1は、交通法規情報を取得したか否かを判定する。制御部1は、交通法規情報を取得したと判定する場合(ステップS52;Y)、ステップS53の処理に移行する。制御部1は、交通法規情報を取得していないと判定する場合(ステップS52;N)、ステップS52の処理を継続する。交通法規情報は、自車両の走行速度が、一般道及び高速道の何れか一方の制限速度以上であるか否かを判定するために使用される。よって、事前にメモリ13等に記憶しておけばステップS52の処理は不要である。
ステップS53において、制御部1は、路側通信設備5と通信が行われたか否かを判定する。制御部1は、路側通信設備5と通信が行われたと判定する場合(ステップS53;Y)、ステップS54の処理に移行する。制御部1は、路側通信設備5と通信が行われていないと判定する場合(ステップS53;N)、ステップS61の処理に移行する。なお、路側通信設備5と通信が行われたか否かは、通信モジュール46がETC通信モジュール47と通信が行われたか否かを判定することにより実行される。
ステップS54において、制御部1は、自車両の走行道路が一般道及び高速道の何れであるかを判定する。制御部1は、自車両の走行道路が高速道であると判定する場合(ステップS54;高速道)、ステップS55の処理に移行し、ステップS55において、制限速度を高速道用に設定し、ステップS57の処理に移行する。制御部1は、自車両の走行道路が一般道であると判定する場合(ステップS54;一般道)、ステップS56の処理に移行し、ステップS56において、制限速度を一般道用に設定し、ステップS57の処理に移行する。
ステップS57において、制御部1は、自車両の走行状態を取得したか否かを判定する。制御部1は、自車両の走行状態を取得したと判定する場合(ステップS57;Y)、ステップS58の処理に移行する。制御部1は、自車両の走行状態を取得していないと判定する場合(ステップS57;N)、ステップS57の処理を継続する。ステップS58において、制御部1は、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度を求めたか否かを判定する。制御部1は、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度を求めたと判定する場合(ステップS58;Y)、ステップS59の処理に移行する。制御部1は、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度を求めていないと判定する場合(ステップS58;N)、ステップS58の処理を継続する。
ステップS59において、制御部1は、自車両の走行速度が制限速度以上であるか否かを判定する。制御部1は、自車両の走行速度が制限速度以上であると判定する場合(ステップS59;Y)、ステップS60の処理に移行する。制御部1は、自車両の走行速度が制限速度未満であると判定する場合(ステップS59;N)、ステップS61の処理に移行する。
ステップS60において、制御部1は、イベントが発生したと判定し、ステップS61の処理に移行する。ステップS61において、制御部1は、IGオフ信号が入力されたか否かを判定する。制御部1は、IGオフ信号が入力されたと判定する場合(ステップS61;Y)、処理を終了する。制御部1は、IGオフ信号が入力されていないと判定する場合(ステップS61;N)、ステップS53の処理に戻る。
以上の説明から、本実施形態において、自車両の走行状態の一部である自車両の走行速度が、記憶部であるメモリ13から読み出されたもののうち、通信モジュール46によりETC通信モジュール47との通信時に特定された一般道及び高速道の何れか一方の制限速度以上になった場合、イベントが発生したと判定される。よって、走行中に自動的に速度設定が切り替わるため、ドライバーへの負担が軽減される。また、ETCゲートの通過に連動してイベントが発生するため、そのイベントを音声又は画像で報知すれば、ドライバーは速度設定が切り替えられたことを容易に認知することができる。また、速度設定が確実に切り替わるため、一般道の速度設定のまま高速道を走行することがない。よって、不要なイベントが頻繁に発生することがないため、メモリ13の記憶容量の圧迫を軽減させることができる。また、不要なイベントが頻繁に発生することがないため、電子機器と図3に記載のようなサーバ7との通信回数が軽減されるため、通信負荷を抑制することができる。
実施形態4.
実施形態4において、実施形態1〜3と同様の構成及び機能についての説明は省略する。実施形態4では、さらに、電子機器を介してゴミ収集車のドライバーに指示を与えるシステム構成例について説明する。図9は、本開示を適用した実施形態4に係る電子機器を含むシステム構成の一例を示す図である。ゴミ収集車のような車両6に搭載された計量機により、ゴミの積載量が計量された結果は、サーバ7により端末8を操作する管理者がリアルタイムに確認することができる。
具体的には、まず、計量機からのゴミ計量結果が通信型ドライブレコーダのような電子機器により保持される。次に、電子機器は、走行データと共にゴミ計量結果を携帯通信網によりサーバ7に送信する。次に、サーバ7は、ゴミ収集者のような車両6の情報を端末8に送信する。端末8は、管理者の操作を介して、運行ルート等の指示情報をサーバ7に転送する。サーバ7は、運行ルート等の指示を携帯通信網により電子機器に送信する。電子機器は、サーバ7からの指示をドライバーに報知する。このように、電子機器を介してつまり電子機器の通信機能及び報知機能を利用することで、車両6に関する情報を管理者に伝達することができるので、即座にゴミ収集車のルート変更等の指示ができ、効率的な配車が可能となる。特に、管理者は、ゴミの排出量が多い集積所にゴミの積載量が少ないゴミ収集車を手配することができるため、ゴミ収集車のような車両6が複数ある場合には、それらを有効活用することができる。
以上、本開示を適用した照明装置を実施形態1〜4に基づいて説明したが、本開示はこれに限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、電子機器がディスプレイコントローラ44及びオーディオ回路45を備えている一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、ディスプレイコントローラ44及びオーディオ回路45は、電子機器に後付けできる構成であってもよい。
また、例えば、速度標識及び一時停止標識が含まれる画像を撮像したときの動作例について説明したが、特にこれらに限定されるものではない。例えば、徐行標識が含まれる画像を撮像したときも自車両の走行速度の判定速度を変更するだけで同様に運用することができる。
1 制御部、11 プロセッサ、12 画像処理部、13 メモリ
14 比較器、15 周辺インターフェース
2 報知部、21 液晶モニター、22 スピーカー
3 撮像部、4 SDカード
41 マルチプレクサ、42 マイコン、43 入出力コントローラ
44 ディスプレイコントローラ、45 オーディオ回路、46 通信モジュール
47 ETC通信モジュール
5 路側通信設備、6 車両、7 サーバ、8 端末

Claims (5)

  1. 車両に搭載される電子機器であって、
    自車両の走行状態と、交通法規を示す交通法規情報とに基づき、イベントが発生したか否かを判定する制御部と、
    前記制御部により前記イベントが発生したと判定された場合、報知を行う報知部と、
    を備える、
    電子機器。
  2. 前記自車両の周囲を撮像可能な撮像部、
    をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記自車両の走行状態の一部である前記自車両の走行速度が、前記撮像部により撮像された画像に含まれる速度標識が示す制限速度に所定値を加算した警告速度以上になった場合、前記イベントが発生したと判定する、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記自車両の周囲を撮像可能な撮像部、
    をさらに備え、
    前記報知部は、
    前記撮像部により撮像された画像に含まれる一時停止標識と前記自車両との間の距離が所定距離以下となった場合、その旨を報知する、
    請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記自車両の周囲を撮像可能な撮像部、
    をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記自車両の走行状態の一部である前記自車両の走行速度が、前記撮像部により撮像された画像に含まれる一時停止標識までにゼロにならなかった場合、前記イベントが発生したと判定する、
    請求項1に記載の電子機器。
  5. 一般道と高速道との間に設置された路側通信設備が有するETC通信モジュールと通信可能な通信モジュールと、
    前記交通法規情報として、前記一般道及び前記高速道のそれぞれの制限速度を示す制限速度情報を記憶した記憶部と、
    をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記自車両の走行状態の一部である前記自車両の走行速度が、前記記憶部から読み出されたもののうち、前記通信モジュールにより前記ETC通信モジュールとの通信時に特定された前記一般道及び前記高速道の何れか一方の制限速度以上になった場合、前記イベントが発生したと判定する、
    請求項1に記載の電子機器。
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