JP2014044523A - ドライブレコーダ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドライブレコーダ100は、車両内部を撮影して第2の画像を取得する第2カメラ103と、第2カメラ103により取得された第2の画像に基づいて、車両内部に立ち乗り客がいるか否かを判定するマイクロコンピュータ101と、を備えている。
【選択図】図1
Description
(1) 車両内部を撮影して画像を取得する撮影部と、
前記撮影部により取得された前記画像に基づいて、前記車両内部に立ち乗り客がいるか否かを判定する制御部と、
を備えること。
(2) 車両に関する第1の画像を取得する第1の撮影部と、
車両内部を撮影して第2の画像を取得する第2の撮影部と、
制御部と、
を備え、前記車両の加速度の値が第1の閾値を超えた場合には、当該超えた時点の前後に亘る時間帯に前記第1の撮影部により取得された前記第1の画像が記録されるドライブレコーダであって、
前記制御部は、前記第2の撮影部により取得された前記第2の画像に基づいて、前記車両内部に立ち乗り客がいるか否かを判定し、当該判定の結果、立ち乗り客がいると判定した場合には、前記第1の閾値を該第1の閾値よりも絶対値が小さい第2の閾値に変更する、
こと。
(3) 上記(2)の構成のドライブレコーダであって、
前記車両の発進時における前記加速度の値が前記第1の閾値を超えた場合に、前記第1の画像が記録され、
前記制御部は、前記発進時に取得された前記第2の画像に基づいて、前記立ち乗り客がいるか否かを判定する、
こと。
(4) 上記(2)又は(3)の構成のドライブレコーダであって、
前記制御部が、前記第2の画像のうちの前記車両内部における通路部分を撮影した部分内に人が認識されるか否かを判定することにより、前記立ち乗り客がいるか否かを判定する、
こと。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれか1つの構成のドライブレコーダであって、
前記制御部により前記車両内部に前記立ち乗り客がいると判定された場合に、警報を出力する警報出力部を更に備える、
こと。
上記(2)の構成のドライブレコーダでは、立ち乗り客がいると判定された場合には、第1の閾値よりも絶対値が小さい第2の閾値を超えたときに、当該超えた時点の前後に亘る時間帯に取得された第1の画像が記録される。これにより、したがって、当該記録された画像を用いて、例えば運転者に指導を実施することにより、車内に立ち乗り客がいることに起因する事故の発生を抑制できる。
上記(3)の構成のドライブレコーダでは、車両の発進時における加速度の値が第1の閾値を超えた場合に第1の画像が記録され、発進時に取得された第2の画像に基づいて立ち乗り客がいるか否かが判定される。これにより、路線バスの車内で多く発生する事故である、車両の発進時における立ち乗り客の転倒事故等の発生を抑制できる。
上記(4)の構成のドライブレコーダでは、車両内部を撮影した第2の画像のうちの車両内部における通路部分を撮影した部分に人が存在するか否かにしたがって、車内に立ち乗り客がいるか否かが判定される。これにより、車両内部を撮影した画像に基づいて、車両内部に立ち乗り客がいるか否かが判定される。
上記(5)の構成のドライブレコーダでは、車両内部に立ち乗り客がいる場合には、警報が出力される。これにより、運転者に立ち乗り客に対する注意を促すことができ、車内に立ち乗り客がいることに起因する事故の発生を抑制できる。
本実施形態に係るドライブレコーダ100は、例えば路線バス等の車両に搭載されて用いられる。ドライブレコーダ100は、車両の発進時において、車両の加速度の値が所定の閾値を超えた場合を記録トリガとして、当該記録トリガが発生した時点の前後の時間に亘る時間帯に車内を撮影した画像を記録する機能を備えている。また、ドライブレコーダ100では、車両が停車している停車状態において、車内を撮影した画像に基づいて該車内に立ち乗り客がいるか否かが判定される。判定の結果、車内に立ち乗り客がいると判定された場合には、立ち乗り客が車内に存在していることを示す、停車時立ち乗り客有り警報が出力され、且つ、上記記録トリガの判定に用いられる閾値が、車内に立ち乗り客がいない通常時における値よりも絶対値が小さい値に変更される。そして、車両の発進時においては、当該小さい値に変更された閾値を車両の加速度の値が超えた場合を記録トリガとして、当該記録トリガが発生した時点の前後の時間に亘る時間帯に車内を撮影した画像が記録される。
図1に示すように、ドライブレコーダ100は、マイクロコンピュータ(CPU:Central Processing Unit)101、第1カメラ102、第2カメラ103、加速度センサ104、速度センサ105、GPS(Grobal Positioning System)受信部106、RAM(Random Access Memory)107、ROM(Read Only Memory)108、メモリカード109、外部モニター110、スピーカー111、及びインタフェース112〜インタフェース118を備えている。以下では、これら各構成について説明する。
図2は、本実施形態に係るドライブレコーダ100が実行する処理ルーチンを表すフローチャートである。
本実施形態に係るドライブレコーダ100では、マイクロコンピュータ101は、車両が停車している状態において、図2に示す処理を開始する。より具体的には、マイクロコンピュータ101は、速度センサ105から受け付けた現在の車両の速度の値が略ゼロであると看做せる場合に、図2に示す処理を開始する。これにより、ドライブレコーダ100が搭載された路線バスが、例えば停留所にて停車して、乗客の乗り降りが行われるべき状況において、車内に立ち乗り客がいるか否かが判定される。尚、その他の条件によりマイクロコンピュータ101が図2に示す処理を開始する構成としても構わない。例えば、マイクロコンピュータ101が、上記速度センサ105からの入力信号及び乗客が乗り降りするためのドアに設けられた開閉センサ(図示せず。)からの入力信号に基づいて、車両が停車している状態において当該ドアが開閉されたか否かを判定し、開閉されたと判定された場合にのみ、図2に示す処理を開始する構成としても構わない。
これに対して、本実施形態に係るドライブレコーダ100は、車両内部を撮影して第2の画像を取得する第2カメラ103と、第2カメラ103により取得された第2の画像に基づいて、車両内部に立ち乗り客がいるか否かを判定するマイクロコンピュータ101と、を備えている。
このため、例えば、発車前には、加速度の変化が緩やかな発進を促すための警報である停車時立ち乗り客有り警報を出力したり、走行時には、急に加速度が変化するような運転をしないように促すための警報である走行時立ち乗り客有り警報を出力することにより、運転者に立ち乗り客に対する注意を促すことができる。したがって、車内に立ち乗り客がいることに起因する事故の発生を抑制できる。
この結果、本実施形態に係るドライブレコーダ100によれば、事故の発生を抑制可能なドライブレコーダを提供できる。
これにより、車内に立ち乗り客がいるために、通常よりも車両の加速度の変化が緩やかになるように運転する必要がある状態において、車両の加速度の値が第2の閾値L2を超えるような運転が為された場合に、当該運転が為された時点の前後に亘る時間帯に取得された画像が記録される。したがって、当該記録された画像を用いて、例えば運転者に指導を実施することにより、車内に立ち乗り客がいることに起因する事故の発生を抑制できる。
この結果、本実施形態に係るドライブレコーダ100によれば、事故の発生を抑制可能なドライブレコーダを提供できる。
これにより、路線バスの車内で多く発生する事故である、車両の発進時における立ち乗り客の転倒事故等の発生を抑制できる。
これにより、車両内部を撮影した画像に基づいて、車両内部に立ち乗り客がいるか否かが判定される。
これにより、車内に立ち乗り客がいる場合に、運転者に注意を促すことができ、車内に立ち乗り客がいることに起因する事故の発生を抑制できる。
即ち、車両内部を撮影して画像を取得する撮影部と、制御部と、を備え、前記車両の加速度の値が第1の閾値を超えた場合には、当該超えた時点の前後に亘る時間帯に前記撮影部により取得された前記画像が記録されるドライブレコーダであって、前記制御部は、前記画像に基づいて、前記車両内部に立ち乗り客がいるか否かを判定し、当該判定の結果、立ち乗り客がいると判定した場合には、前記第1の閾値を該第1の閾値よりも絶対値が小さい第2の閾値に変更することを特徴とするドライブレコーダとしても構わない。
この場合には、例えば、マイクロコンピュータ101は、第2カメラ103により取得された第2の画像に基づいて車内に立ち乗り客がいるか否かを判定し、記録トリガが発生したと判定した場合には、当該第2の画像をメモリカード109に格納させればよい。
101 マイクロコンピュータ
101a 画像処理部
102 第1カメラ
103 第2カメラ
104 加速度センサ
105 速度センサ
106 GPS受信部
107 RAM
108 ROM
109 メモリカード
110 外部モニター
111 スピーカー
112〜118 インタフェース
31 座席部分
32 通路部分
Claims (5)
- 車両内部を撮影して画像を取得する撮影部と、
前記撮影部により取得された前記画像に基づいて、前記車両内部に立ち乗り客がいるか否かを判定する制御部と、
を備えることを特徴とするドライブレコーダ。 - 車両に関する第1の画像を取得する第1の撮影部と、
車両内部を撮影して第2の画像を取得する第2の撮影部と、
制御部と、
を備え、前記車両の加速度の値が第1の閾値を超えた場合には、当該超えた時点の前後に亘る時間帯に前記第1の撮影部により取得された前記第1の画像が記録されるドライブレコーダであって、
前記制御部は、前記第2の撮影部により取得された前記第2の画像に基づいて、前記車両内部に立ち乗り客がいるか否かを判定し、当該判定の結果、立ち乗り客がいると判定した場合には、前記第1の閾値を該第1の閾値よりも絶対値が小さい第2の閾値に変更する、
ことを特徴とするドライブレコーダ。 - 前記車両の発進時における前記加速度の値が前記第1の閾値を超えた場合に、前記第1の画像が記録され、
前記制御部は、前記発進時に取得された前記第2の画像に基づいて、前記立ち乗り客がいるか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項2に記載のドライブレコーダ。 - 前記制御部が、前記第2の画像のうちの前記車両内部における通路部分を撮影した部分内に人が認識されるか否かを判定することにより、前記立ち乗り客がいるか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のドライブレコーダ。 - 前記制御部により前記車両内部に前記立ち乗り客がいると判定された場合に、警報を出力する警報出力部を更に備える、
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のドライブレコーダ。
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