JP2019192069A - 報知装置、及び、報知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の乗降客の安全性をより高めること。【解決手段】報知装置が、車両の周囲が撮影されている映像の入力を受け付ける映像受付部と、車両のドアの状態に応じて、当該映像におけるドアの近傍に検出エリアを設定する検出エリア設定部と、当該設定された検出エリアにおいて移動体の検出を行う移動体検出部と、当該検出エリアにおいて移動体が検出された場合、所定の報知を行う報知部と、を備える構成を採る。【選択図】図3

Description

本開示は、車両の報知装置及び報知方法に関する。
車両にカメラを搭載し、当該カメラが撮影した画像から、歩行者等の移動体が検出された場合、運転手に対して警報を発する技術が知られている。
特許文献1には、次の内容が開示されている。すなわち、カメラから入力される画像に基づいて車両前方の歩道に存在する歩行者を検出し、その歩行者の歩行者状態及び自車両の走行状態に基づいて危険度別に危険ゾーンを設定する。そして、歩行者が危険ゾーンの何れに存在するかによってその危険度を判定し、警報を発する。
特許文献2には、次の内容が開示されている。すなわち、車両が走行中又は発進可能な停止中であることを接近物体検出開始条件とする。そして、当該接近物体検出開始条件が成立する場合、車両へ接近する接近物体の検出を開始し、当該接近物体検出開始条件が成立しない場合、当該接近物体の検出を開始しない。
特開2009−098956号公報 特開2005−316746号公報
しかし、バス等のように乗降客が存在する車両において、当該乗降客の安全性を高めるために、運転手に対して発する報知については、検討が不十分である。
本開示の目的は、車両の乗降客の安全性をより高める報知装置及び報知方法を提供することにある。
一態様に係る報知装置は、ドアを有する車両の車外側が撮影されている映像の入力を受け付ける映像受付部と、前記ドアの状態に応じて、前記映像における前記ドアの近傍に第1の検出エリアを設定する検出エリア設定部と、前記第1の検出エリアにおいて移動体の検出を行う移動体検出部と、前記第1の検出エリアにおいて前記移動体が検出された場合、報知を行う報知部と、を備える。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示によれば、車両の乗降客の安全性をより高めることができる。
一実施の形態に係る連節バスの例を示す図である。 一実施の形態に係る連節バスにおけるカメラの設置位置の例を示す図である。 一実施の形態に係る報知装置の構成例を示すブロック図である。 一実施の形態に係るシーン判定テーブルの例を示す図である。 一実施の形態に係るバス停に停車のシーンにおける検出エリアの例を示す図である。 一実施の形態に係る乗降中のシーンにおける検出エリアの例を示す図である。 一実施の形態に係る前ドア閉途中のシーンにおける検出エリアの例を示す図である。 一実施の形態に係る中ドア閉途中のシーンにおける検出エリアの例を示す図である。 一実施の形態に係る後ドア閉途中のシーンにおける検出エリアの例を示す図である。 一実施の形態に係るバス停から発進のシーンにおける検出エリアの例を示す図である。 一実施の形態に係るモニタにおける報知画像の例を示す図である。 一実施の形態に係るモニタにおける報知画像の変形例を示す図である。
以下、本開示の実施の形態を、図面を参照して説明する。
なお、同種の要素を区別して説明する場合には、「カメラ10A」、「カメラ10B」のように参照符号を使用し、同種の要素を区別しないで説明する場合には、「カメラ10」のように参照符号のうちの共通番号のみを使用することがある。
また、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップなどを含む)は、特に明示した場合及び原理的に明らかに必須であると考えられる場合などを除き、必ずしも必須のものではない。
(一実施の形態)
<概要>
図1は、連節バスの例を示す図である。図2は、連節バスにおけるカメラの設置位置の例を示す図である。以下、連節バスを例に説明するが、本実施の形態は、単車のバスにも適用できる。
連節バス1は、運転手からの死角が多いため、当該連節バス1の周囲Sを撮影する複数のカメラ10を備える。例えば、図2に示すように、連節バス1は、先頭車両2のフロントに当該先頭車両2の前方を撮影するフロントカメラ10Aを、後部車両3のリアに当該後部車両3の後方を撮影するリアカメラ10Bを備える。また、連節バス1は、先頭車両2の左サイドに当該先頭車両2の左方を撮影する左前サイドカメラ10C、後部車両3の左サイドに当該後部車両3の左方を撮影する左後サイドカメラ10Dを備える。また、連節バス1は、先頭車両2の右サイドに当該先頭車両2の右方を撮影する右前サイドカメラ10E、後部車両3の右サイドに当該後部車両3の右方を撮影する右後サイドカメラ10Fを備える。
各カメラ10が撮影した映像(以下「カメラ映像120」という)は、運転手の付近に設置されているモニタ11(図3参照)に表示される。運転手は、当該モニタ11に表示されたカメラ映像120を視認することにより、連節バス1の周囲Sの状況を把握する。
ところで、図1に示すように、バス停に停車中のバスに対して、乗降用のドア4が閉まる直前に、慌てて駆け込んで乗車しようとする客(以下「駆け込み乗客」という)が存在し得る。運転手はカメラ映像120から駆け込み乗客の有無を確認しているが、安全性をさらに高めるためには、運転手が駆け込み乗客をより確実に認知できるようにする必要がある。そこで、本実施の形態では、駆け込み乗客を検出した場合に、運転手に対して報知を発する報知装置及び報知方法について説明する。
<報知装置の構成>
次に、図3を参照しながら、報知装置20の構成について説明する。
報知装置20は、映像受付部101と、シーン判定部102と、検出エリア設定部103と、移動体検出部104と、報知部105とを備える。なお、シーン判定部102、検出エリア設定部103、移動体検出部104、及び報知部105は、集積回路であるプロセッサ21、LSI(Large Scale Integration)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって実現されてもよいし、集積回路において実行されるコンピュータプログラムによって実現されてもよい。なお、映像受付部101は、カメラ10と報知装置20とを接続する通信I/F(Interface)22によって実現されても良い。
映像受付部101は、カメラ10からリアルタイムに送信されるカメラ映像120(例えば動画のフレーム画像)を受信し、一時的にメモリ23に格納する。なお、メモリ23は、揮発性半導体メモリであっても良いし、不揮発性半導体メモリであっても良い。
シーン判定部102は、連接バス1の状態に関する情報(以下「バス状態情報」という)30から、連接バス1のシーンを判定し、当該判定結果を含むシーン情報を生成する。シーン判定部102は、当該生成したシーン情報を、検出エリア設定部103へ出力する。バス状態情報30及びシーンの判定の詳細については後述する。
検出エリア設定部103は、シーン判定部102から入力されたシーン情報に基づいて、カメラ映像120における移動体の検出エリアを設定し、シーン情報と、当該設定された検出エリアを示すエリア情報とを含む検出設定情報を生成する。検出エリア設定部103は、当該生成した検出設定情報を、移動体検出部104へ出力する。検出エリアの位置、大きさ及び形状、並びに、検出エリアの設定対象のカメラ映像120は、シーン情報に応じて異なってよい。なお、検出エリアの詳細については後述する。
移動体検出部104は、検出エリア設定部103から入力された検出設定情報に基づいて、カメラ映像120に検出エリアを設定し、当該設定した検出エリアにおいて移動体の検出を行う。移動体検出部104は、オプティカルフロー方式等、既存の技術を用いて移動体の検出を行ってよい。移動体検出部104は、検出エリアにおいて移動体を検出した場合、シーン情報と、移動体が検出された検出エリアを示すエリア情報とを含む検出結果情報を生成し、報知部105へ出力する。
また、移動体検出部104は、検出設定情報におけるシーン情報及びエリア情報に応じて、移動体の検出精度を変えたり、或る方向に移動する移動体のみを検出対象としてもよい。例えば、オプティカルフロー方式を採用する移動体検出部104は、検出設定情報に所定のシーン情報及びエリア情報が含まれている場合、所定の方向のベクトル成分を有する移動体のみを検出対象にしてもよい。なお、移動体検出部104の詳細については後述する。
報知部105は、移動体検出部104から検出結果情報が入力された場合、運転手に対して報知を行う。例えば、報知部105は、報知を示す画像(以下「報知画面」という)の信号をモニタ11に出力したり、報知を示す音(以下「報知音」という)の信号をスピーカ12に出力したりする。なお、報知部105の詳細については後述する。
<シーン判定>
次に、図4に示すシーン判定テーブル130を参照しながら、バス状態情報及びシーン判定の詳細について説明する。
バス状態情報30は、車速情報、ブレーキ情報、左ウインカー情報、右ウインカー情報、ドアスイッチ情報、ドア状態情報、及び、ニーリング情報を含む。
車速情報は、バスの走行速度を示す。ブレーキ情報は、連接バス1のブレーキ操作が行われているか否か(ON/OFF)を示す。左ウインカー情報は、連接バス1の左ウインカー操作が行われているか否か(ON/OFF)を示す。右ウインカー情報は、連接バス1の右ウインカー操作が行われているか否か(ON/OFF)を示す。
ドアスイッチ情報は、運転手によって操作されるドア4の開閉スイッチが「開」又は「閉」の何れであるかを示す。なお、連接バス1に複数のドア4A、4B、4Cが存在する場合、それぞれのドア4A、4B、4Cに対応するドアスイッチ情報が存在する。
ドア状態情報は、ドア4が実際に「開状態」又は「閉状態」の何れであるかを示す。ドア状態は、例えば、ドア4が閉じているときにONになり、ドア4が開いているときにOFFになるセンサによって検出される。なお、連接バス1に複数のドア4が存在する場合、それぞれのドア4に対応するドア状態情報が存在する。
ニーリング情報は、連接バス1がニーリング動作中(つまり連接バス1の車高が上昇中又は下降中)であるか否かを示す。
シーン判定部102は、図4の1列目に示すように、車速情報が「0km/h」、ブレーキ情報が「ON」、左ウインカー情報が「ON」、右ウインカー情報が「OFF」、ドアスイッチ情報が全ドア4について「閉」、ドア状態情報が全ドア4について「閉状態」、及び、ニーリング情報が「未動作」(つまり連接バス1の車高が上昇中又は下降中でない)である場合、バス停に停車してからドア4が開くまでのシーン(以下「バス停に停車のシーン」という)と判定する。この場合、シーン判定部102は、バス停に停車のシーンを示すシーン情報を生成し、検出エリア設定部103へ出力する。
シーン判定部102は、図4の2列目に示すように、車速情報が「0km/h」、ドアスイッチ情報が何れかのドア4について「開」、ドア状態情報が何れかのドア4について「開状態」、ニーリング情報が「未動作」である場合、バス停においてドア4を開けて客を乗降させているシーン(以下「乗降中のシーン」という)と判定する。この場合、シーン判定部102は、乗降中のシーンを示すシーン情報を生成し、検出エリア設定部103へ出力する。
シーン判定部102は、図4の3列目に示すように、車速情報が「0km/h」、ドアスイッチ情報が全ドア4について「閉」、ドア状態情報が何れかのドア4について「開状態」、及び、ニーリング情報が「未動作」である場合、運転手がドア4を閉める操作を行ってから実際にドア4が閉まるまでのシーン(以下「ドア閉途中のシーン」という)と判定する。この場合、シーン判定部102は、ドア閉途中のシーンを示すシーン情報を生成し、検出エリア設定部103へ出力する。なお、シーン判定部102は、当該ドア閉途中のシーンを示すシーン情報に、何れのドア4が閉途中であるかを示すドア情報を含める。
シーン判定部102は、図4の表の4列目に示すように、車速情報が「0km/h」、左ウインカー情報が「OFF」、右ウインカー情報が「ON」、ドアスイッチ情報が全ドア4について「閉」、ドア状態情報が全ドア4について「閉状態」、及び、ニーリング情報が「未動作」である場合、ドア4が閉まってから連接バス1がバス停から発進するまでのシーン(以下「バス停から発進のシーン」という)と判定する。この場合、シーン判定部102は、バス停からの発進のシーンを示すシーン情報を生成し、検出エリア設定部103へ出力する。
なお、上述においてニーリング情報が「未動作」の条件を設けているのは、ニーリング動作中は、カメラ10も一緒に動いてしまい、例えばオプティカルフロー方式による移動体の検出が煩雑になってしまうためである。
<検出エリアと報知>
次に、図5、図6、図7A、図7B、図7C、図8を参照しながら、図4に示すそれぞれのシーンにおいて、どのように検出エリアの設定、移動体の検出、及び報知が行われるかを説明する。
<<バス停に停車のシーン>>
検出エリア設定部103は、シーン情報が「バス停に停車のシーン」を示す場合、図5に示すように検出エリアを設定する。すなわち、検出エリア設定部103は、左前サイドカメラ10Cのカメラ映像120に対して、連節バス1の左後方をカバーする左後方検出エリア201を設定する。
移動体検出部104は、左後方検出エリア201において移動体を検出した場合、報知部105に対して検出結果情報を出力する。なお、移動体検出部104は、左後方検出エリア201においては、連接バス1の進行方向と同じ方向のベクトル成分を有する移動体のみを検出対象としてもよい。これにより、移動体検出部104は、連接バス1に接近する移動体のみを検出できる。
報知部105は、移動体検出部104から入力された検出結果情報において、シーン情報が「バス停に停車のシーン」を示し、エリア情報が「左後方検出エリア201」を示す場合、スピーカ12に対して報知音の信号を出力する。
これにより、報知装置20は、連節バス1の左後方から移動体(例えば自転車)が接近していることを、報知によって運転手に知らせることができる。運転手は、当該報知を受けた場合、例えばドア4を開ける操作をいったん保留することにより、降車客と移動体との接触を予防できる。
<<乗降中のシーン>>
検出エリア設定部103は、シーン情報が「乗降中のシーン」を示す場合、図6に示すように検出エリアを設定する。すなわち、検出エリア設定部103は、フロントカメラ10Aのカメラ映像120に対して、先頭車両2の前方をカバーする前方検出エリア202を設定する。また、検出エリア設定部103は、リアカメラ10Bのカメラ映像120に対して、後部車両3の後方をカバーする後方検出エリア203を設定する。また、検出エリア設定部103は、左前サイドカメラ10Cのカメラ映像120に対して、先頭車両2の左方をカバーする先頭左方検出エリア204を設定する。また、検出エリア設定部103は、後部車両3の左後サイドカメラ10Dのカメラ映像120に対して、後部車両3の左方をカバーする後部左方検出エリア205を設定する。
移動体検出部104は、前方検出エリア202、後方検出エリア203、先頭左方検出エリア204、及び後部左方検出エリア205の少なくとも1つにおいて移動体を検出した場合、報知部105に対して検出結果情報を出力する。
報知部105は、移動体検出部104から入力された検出結果情報において、シーン情報が「乗降中のシーン」を示し、検出エリアが例えば「先頭左方検出エリア204」を示す場合、図9に示すように、モニタ11に対して、先頭左方検出エリア204に対応する報知画像304を表示する信号(例えば色を変える信号)を出力する。なお、図9において、報知画像302は前方検出エリア202に、報知画像303は後方検出エリア203に、報知画像305は後部左方検出エリア205に対応する。
これにより、報知装置20は、乗降客が存在する検出エリアを、報知画像によって運転手に知らせることができる。なお、当該乗降中のシーンでは、報知部105は、スピーカ12に対して報知音の信号を出力しなくてもよい。
<<ドア閉途中のシーン>>
検出エリア設定部103は、シーン情報が「ドア閉途中のシーン」を示す場合、図6にて説明した検出エリア202、203、204、205に加え、左前サイドカメラ10C、及び左後サイドカメラ10Dのカメラ映像120に対して、閉途中のドア4の近傍をカバーするドア検出エリア220を設定する。具体的には、検出エリア設定部103は、前ドア4Aが閉途中の場合、図7Aに示すように、前ドア4Aの近傍をカバーする前ドア検出エリア220Aを設定する。
同様に、検出エリア設定部103は、中ドア4Bが閉途中の場合、図7Bに示すように、中ドア4Bの近傍をカバーする中ドア検出エリア220Bを設定し、後ドア4Cが閉途中の場合、図7Cに示すように、後ドア4Cの近傍をカバーする後ドア検出エリア220Cを設定する。ドア検出エリア220は、ドア閉途中の全てのドア4に対して設定される。例えば、前ドア4A、中ドア4B、後ドア4Cの全てが閉途中である場合、前ドア検出エリア220A、中ドア検出エリア220B、及び後ドア検出エリア220Cが設定される。
ドア検出エリア220は、図7A、図7B、図7Cに示すように、ドア4を中心に当該ドア4から離れる方向へ広がる範囲に設定される。また、ドア検出エリア220のバス1のドア側の側面から最も遠い境界L1は、先頭左方検出エリア204(又は後部左方検出エリア205)のバス1のドア側の側面から最も遠い境界L2よりも、遠方に設定される。これにより、移動体検出部104が、遠方からドア4に駆け込んでくる客を検出できる。
移動体検出部104は、図7Aに示すように、前方検出エリア202、後方検出エリア203、先頭左方検出エリア204、後部左方検出エリア205、及びドア検出エリア220の少なくとも1つにおいて移動体を検出した場合、報知部105に対して検出結果情報を出力する。なお、図7A、図7B、図7Cに示すように、移動体検出部104は、前ドア4A、中ドア4B及び/又は後ドア4Cが閉途中の場合、当該閉途中のドア4の近傍の所定の検出エリアにおいては、当該閉途中のドアの方向に近づく移動体のみを検出対象としてもよい。例えば、移動体検出部104は、先頭左方検出エリア204及び後部左方検出エリア205の少なくとも一部を含む当該閉途中のドア4の近傍の検出エリア221A、221B、221Cにおいては、当該閉途中のドア4の中心線Cに対して接近する方向のベクトル成分を有する移動体のみを検出対象としてもよい。
報知部105は、移動体検出部104から入力された検出結果情報において、シーン情報が「ドア閉途中のシーン」を示し、エリア情報が「ドア検出エリア220」を示す場合、スピーカ12に対して報知音の信号を出力する。
これにより、報知装置20は、ドア4への駆け込み客が存在することを、報知によって運転手に知らせることができる。運転手は、当該報知音を聞いた場合、例えば、ドア4を開ける操作を行って駆け込み客を連接バス1に乗車させたり、連接バス1の発進をいったん保留したりすることにより、駆け込み客と連接バス1との接触を予防できる。
一方、報知部105は、移動体検出部104から入力された検出結果情報において、シーン情報が「ドア閉途中のシーン」を示し、エリア情報が例えば「先頭左方検出エリア204」を示す場合、図9に示すように、モニタ11に対して、先頭左方検出エリア204に対応する報知画像304を表示する信号(例えば色を変える信号)を出力する。同様に、報知部105は、前方検出エリア202の場合は報知画像302を、後方検出エリア203の場合は後方報知画像303を、後部左方検出エリア205の場合は報知画像305を表示する信号を出力する。
なお、報知部105は、検出結果情報において、前ドア4A及び/又は中ドア4Bが閉途中であり、エリア情報が「先頭左方検出エリア204」を示す場合、スピーカ12に対して報知音の信号を出力してもよい。または、報知部105は、検出結果情報において、後ドア4Cが閉途中であり、エリア情報が「後部左方検出エリア」を示す場合、スピーカ12に対して報知音の信号を出力してもよい。
これにより、報知装置20は、報知音によって乗降客の存在の有無を、報知画面によって乗降客が存在する検出エリアを、運転手に知らせることができる。
なお、報知部105は、検出エリアが「ドア検出エリア220」である場合、スピーカ12に対して報知音の信号を出力すると共に、図10の例に示すように、モニタ11に対して、ドア検出エリア220A、220B、220Cにそれぞれ対応するドア報知画像320A、320B、320Cを表示する信号(例えば色を変える信号)を出力してもよい。これにより、報知装置20は、ドア報知画像320A、320B、320Cによって、どのドア4に対する駆け込み客が存在するのかを、運転手に知らせることができる。
<<バス停から発進のシーン>>
検出エリア設定部103は、シーン情報が「バス停から発進のシーン」である場合、図8に示すように検出エリアを設定する。すなわち、検出エリア設定部103は、フロントカメラ10Aのカメラ映像120に対して前方検出エリア202を、リアカメラ10Bのカメラ映像120に対して後部車両3の右後方をカバーする右後方検出エリア206を設定する。
移動体検出部104は、前方検出エリア202及び右後方検出エリア206の少なくとも1つにおいて移動体を検出した場合、報知部105に対して検出結果情報を出力する。なお、移動体検出部104は、右後方検出エリア206においては、連接バス1の進行方向と同じ方向のベクトル成分を有する移動体のみを検出対象としてもよい。これにより、移動体検出部104は、右後方から連接バス1に接近する移動体を検出できる。
報知部105は、移動体検出部104から入力された検出結果情報において、シーン情報が「バス停から発進のシーン」を示し、エリア情報が「前方検出エリア202」又は「右後方検出エリア206」を示す場合、ブレーキ情報が「OFF」ならば、スピーカ12に対して、報知の信号を出力する。
これにより、報知装置20は、連節バス1の右後方から移動体(例えば自動車)が接近していること、及び/又は、連節バス1の前方に移動体(例えば降車客)が存在することを、報知によって運転手に知らせることができる。運転手は、当該報知を受けた場合、連接バス1の発進をいったん保留することにより、移動体との接触を予防できる。
<本実施の形態のまとめ>
本実施の形態では、報知装置20が、ドア4を閉める操作が開始されてからドア4が閉状態になるまでの間、連接バス1の車外側が撮影されているカメラ映像120に対して、当該ドア4の近傍にドア検出エリア220を設定し、当該ドア検出エリア220において移動体を検出した場合、所定の報知(例えば報知音の出力)を行う。これにより、運転手は、連接バス1のドア4が閉まる直前に駆け込んでくる客を容易に知ることができる。
以上、本開示の実施の形態について説明した。
なお、本開示におけるカメラ10とカメラ映像120と検出エリアとの関係はあくまで一例である。例えば、検出エリア設定部103は、複数のカメラ映像120を組み合わせて生成した1つのカメラ映像(パノラマ映像)に対して検出エリアを設定してもよい。
なお、本開示は車両が左側通行の場合の例示であり、本開示の「左」を「右」に、「右」を「左」に読み替えれることにより、本開示の実施の形態は、車両が右側通行の場合にも適用できる。また、本開示は車両がバスの場合の例示であり、本開示の実施の形態は、客が乗降するためのドアを備える他の車両(例えば、タクシー、送迎車等)にも適用できる。
本開示の報知装置及び報知方法は、車両に利用できる。
1 連節バス
2 先頭車両
3 後部車両
4、4A、4B、4C ドア
10、10A、10B、10C、10D、10E、10F カメラ
11 モニタ
12 スピーカ
20 報知装置
101 映像受付部
102 シーン判定部
103 検出エリア設定部
104 移動体検出部
105 報知部
130 シーン判定テーブル
201 左後方検出エリア
202 前方検出エリア
203 後方検出エリア
204 先頭左方検出エリア
205 後部左方検出エリア
206 右後方検出エリア
220、220A、220B、220C ドア検出エリア

Claims (7)

  1. ドアを有する車両の車外側が撮影されている映像の入力を受け付ける映像受付部と、
    前記ドアの状態に応じて、前記映像における前記ドアの近傍に第1の検出エリアを設定する検出エリア設定部と、
    前記第1の検出エリアにおいて移動体の検出を行う移動体検出部と、
    前記第1の検出エリアにおいて前記移動体が検出された場合、報知を行う報知部と、
    を備えた、
    報知装置。
  2. 前記検出エリア設定部は、第2の検出エリアをさらに設定し、前記第1の検出エリアの前記ドア側の車両側面から最も遠い境界を、前記第2の検出エリアの前記ドア側の車両側面から最も遠い境界よりも、遠方に設定し、
    前記移動体検出部は、前記第2の検出エリアにおいて移動体の検出を行い、
    前記報知部は、前記第2の検出エリアにおいて前記移動体が検出された場合、報知を行う、
    請求項1に記載の報知装置。
  3. 前記第1の検出エリアにおいて前記移動体が検出された場合に行われる報知は、音による報知を含み、
    前記第2の検出エリアにおいて前記移動体が検出された場合の報知は、画像による報知を含む、
    請求項2に記載の報知装置。
  4. 前記移動体検出部は、前記第2の検出エリアにおいて所定の方向に移動している移動体のみを検出対象とする、
    請求項2又は3に記載の報知装置。
  5. 前記検出エリア設定部は、前記ドアを閉める操作が開始されてから前記ドアが閉じた状態になるまでの間、前記第1の検出エリアを設定する、
    請求項1から4の何れか1項に記載の報知装置。
  6. 前記報知は、音による報知を含む、
    請求項1に記載の報知装置。
  7. ドアを有する車両の車外側が撮影されている映像の入力を受け付け、
    前記ドアの状態に応じて、前記映像における前記ドアの近傍に検出エリアを設定し、
    前記検出エリアにおいて移動体の検出を行い、
    前記検出エリアにおいて前記移動体が検出された場合、報知を行う、
    報知方法。
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