JP2020055535A - ヒンジキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヒンジキャップ製造の際の弱化部の破断を防止し、抜栓が容易なヒンジキャップを提供する。【解決手段】 容器の口部に装着されるキャップ本体と、ヒンジを介してキャップ本体に連設される上蓋とからなるヒンジキャップであって、キャップ本体は、容器の口部に装着される装着部と、装着部から内方に延設される基壁と、基壁から立設される注出筒と、注出筒に連設される移行部とを備え、上蓋は、頂壁と、頂壁の周縁部に垂設される側周壁と、頂壁の下面から垂設され、第2係合部を有する係合筒とを備え、移行部は、弱化部を介して注出筒下部内周と連結する底壁と、底壁から立設され、第1係合部を有する係合壁と、底壁の下面に凹部を設け、凹部内の側周壁下端部に係合部とを備え、係合筒の第2係合部と、係合壁の第1係合部とで係合されて閉蓋されていることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、容器の口部に装着されるヒンジキャップに関し、とくに最初の開蓋時に弱化部を破断して上蓋に移行する移行部を有するヒンジキャップに関するものである。
従来、容器の口部に装着されるキャップ本体と、ヒンジを介してキャップ本体に連設される上蓋とを備えるヒンジキャップにおいて、容器の密閉性を確保するために、キャップ本体の開口予定部にプルリングなどを形成した除去部を有する隔壁を設けていた。
しかし、除去部を開口するために、上蓋を開けた後、プルリングなどを引っ張って除去部を除去する抜栓作業が必要となり、面倒であるとともに力の弱い利用者にとっては抜栓に苦労するという問題があった。
そこで、開口予定部である除去部をなくした場合には、内容液がキャップ内に入り込みやすくなるなど密封性に問題が生ずるため、プルリングを省略し、除去部に立設された係合壁を上蓋に垂設された垂下片に係合させて、上蓋の開蓋とともに、係合壁ごと引っ張り上げて弱化部を破断して抜栓するヒンジキャップが従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1のヒンジキャップでは、上蓋が開蓋した状態で成形されるため、ヒンジを支点として閉蓋して係合壁を垂下片に係合する必要があり、その際、垂下片が係合壁に斜め方向から部分的に当接されて、弱化部に局所的な負荷がかかってしまい、弱化部が破断してしまう可能性があるため、底壁とヒンジで連設される上蓋とからなる蓋部と、分離片を有する基部とを別体とすることで、分離片を上蓋の筒壁に掛止する際に弱化部に均等に負荷がかかるようにして弱化部の破断を防止することも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−338253号公報 特開2015−34012号公報
しかしながら、上記特許文献2では、蓋部と基部とを別体で成形しなければならないという問題があり、また、上記特許文献1の係合壁、上記特許文献2の基部の分離片において、それぞれ係合する部分が成形においてはアンダーカットとなるため、射出成形において金型から離型する際に、弱化部が引っ張られて破断してしまうという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、一体成形可能で、ヒンジキャップの製造において、開口予定となる弱化部が破断してしまうことを防止するとともに、利用者にとって容易に抜栓することができるヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、容器の口部に装着されるキャップ本体と、ヒンジを介してキャップ本体に連設される上蓋とからなるヒンジキャップであって、キャップ本体は、容器の口部に装着される装着部と、装着部から内方に延設される基壁と、基壁から立設される注出筒と、注出筒に連設される移行部とを備え、上蓋は、頂壁と、頂壁の周縁部に垂設される側周壁と、頂壁の下面から垂設され、第2係合部を有する係合筒とを備え、移行部は、弱化部を介して注出筒下部内周と連結する底壁と、底壁から立設され、第1係合部を有する係合壁と、底壁の下面に凹部を設け、凹部内の側周壁下端部に係合部とを備え、係合筒の第2係合部と、係合壁の第1係合部とで係合されて閉蓋されていることを特徴とする構成を採用する。
ヒンジキャップの具体的実施形態として、底壁の凹部は、内方に広がる傾斜を有し、係合部がR面であることを特徴とする構成、また、第2係合部は、係合筒の外周側に設けられ、第1係合部は、係合壁の内周側に設けられることを特徴とする構成を採用する。
さらなるヒンジキャップの具体的実施形態として、上蓋の係合筒および移行部の係合壁は、ヒンジと反対側寄りに設けられ、係合筒と係合壁との係合位置が上蓋の頂壁から離れた位置にあることを特徴とする構成、上蓋は、ヒンジ側の頂壁の下面から垂設される補強壁を有し、キャップ本体は、ヒンジ側の基壁の上面に併設される第1案内突条と第2案内突条とを有し、閉蓋時に、補強壁の先端が第1案内突条と第2案内突条との間の基壁に近接することを特徴とする構成、また、キャップ本体は、注出筒内周下端部から移行部を囲むように、内周側に傾斜して設けられた羽部を有することを特徴とする構成を採用する。
本発明のヒンジキャップは、ヒンジキャップの製造における弱化部の破断を防止するとともに、容易に抜栓することが可能である。
また、開口予定の移行部に弱化部が設けられているので、プルリングによる抜栓と同程度の密閉性が確保され、熱充填可能な容器に使用できる。
さらに、注出筒の下端部に羽部を設けた場合には、移行部の落下を防止することができる。
本発明のヒンジキャップを閉蓋した状態を示す図であり、(a)は側面断面図で、(b)は下面図である。 本発明のヒンジキャップの製造直後の開蓋状態を示す図で、(a)は上面図で、(b)は側面断面図である。 本発明のヒンジキャップの図2における移行部部分の金型の一例を示す図である。 羽部によって移行部の落下が防止されることを示す模式図である。
本発明のヒンジキャップを具体化した実施例を示した図面を参照して説明する。
図1および図2において、Aはキャップ本体、Bはヒンジ、CはヒンジBを介してキャップ本体Aに開閉可能に取り付けられた上蓋である。
キャップ本体Aは、図1および図2に示すように、図示しない容器の口部に装着される装着部1と、装着部1の内縁上端から内方に延設される基壁2と、基壁2に立設される注出筒3とを備えている。
また、注出筒3内には、開口予定部として、弱化部4を介して移行部Dが連設されている。
注出筒3は、本実施例では、中心からヒンジBと反対側寄りに設けられ、内容液を注ぎ易くするために、ヒンジBと反対側(注出側)は、ヒンジB側よりも高く形成され、上部がラッパ状に広がり、リップ部3aが形成されている。
また、注出筒3の下端部には、移行部Dを囲むように内方向に傾斜する羽部5が設けられている。羽部5は、図4に示すように、弱化部4が何らかの衝撃によって意に反して破断した場合であっても、移行部Dの落下を防止することができる。
また、羽部5は、注出時に一度に内容液が注出されるのを防ぐ整流効果を有する。
本実施例では、羽部5は、図1(b)に示すように8個の羽を有しているが、移行部Dの落下を防止することが可能であれば数はいくつであってもよい。なお、羽部5は、移行部Dの下方位置であれば、注出筒3の下端部に設けられなくてもよい。
装着部1は、周縁に係止突条6が設けられ上蓋Cと係合する環状の蓋係合部7と、蓋係合部7の内周側から垂設される内筒8と、蓋係合部7の外周側から垂設される外周壁部9とから構成されている。
外周壁部9は、内周下部には容器と係合するための係合突部10が設けられている。
外周壁部9のヒンジBの左右いずれかの近傍には、図2に示すように、外周面に平面視で略V字状の外周切り込み部11が下端部に薄肉底壁12を残して上方から切り込まれている。
係合突部10の外周切り込み部11に対応する位置には、図示しないが内周切り込み部が縦方向に刻設され、縦方向引き裂きラインが形成される。
外周切り込み部11のヒンジB側では、端面11aの内周側の上部の薄肉部を隔てた位置を起点として円周方向に延びるように、スリット溝13が上方から凹設され、本実施例では、端面11aを始点として、約345°にわたって延びている。
また、縦方向引き裂きラインに隣接するスリット溝13の起点を引き裂き開始点として、スリット溝13の底面14の内周側には、外周壁部9と蓋係合部7間を連結する薄肉の連結部15が設けられ、周方向引き裂きラインが円弧状に延びるように形成され、終点の破断不能な連結部まで引き裂き可能となっている。
本実施例では、基壁2の上面のヒンジB側には、注出筒3の外側に第1案内突条16と第2案内突条17が並設され、後述する上蓋Cから垂設される補強壁36が、第1案内突条16と第2案内突条17の間に挿入できるようになっており、また、第2案内突条17の上部はヒンジB側に開いている。
なお、本実施例では第1案内突条16および第2案内突条17は、図2(a)に示すように、ヒンジB側から約60°にわたって注出筒3を囲むように設けられている。
移行部Dは、弱化部4を介して注出筒3の下部内周と連結する底壁20と底壁20の縁端から立設される係合壁21とからなり、係合壁21の内周上部には、後述する上蓋Cから垂設される係合筒32の第2係合部34に係合する第1係合部22が設けられている。
また、底壁20の下面中央部には凹部23が設けられ、凹部23の側周壁下端部には、成形の際に弱化部4の破断を防止するための係合部24が設けられている。
本実施例では、凹部23は内方に向かって広がる傾斜構造を有し、係合部24はR面であるが、係合部24は、R面でなくても、アンダーカット構造となるものであればどのようなものでもよい。また、係合部24があれば凹部23の傾斜構造はなくてもよい。
上蓋Cは、図1および図2に示すように、ヒンジBを介してキャップ本体Aの外周壁部9の外周上端に、回動自在に取着されており、頂壁30と、頂壁30の周縁部から垂設された側周壁31とを備えている。
頂壁30は、下面から係合筒32と、係合筒32の外側にシール筒33とが垂設され、係合筒32は、先端部が移行部Dの係合壁21内に挿入し、係合壁21と係合するように、また、シール筒33は、外周がキャップ本体Aの注出筒3の内周に当接するようにそれぞれ垂設されている。
係合筒32の外周下部には第2係合部34が設けられ、図1(a)に示すように、閉蓋状態で係合壁21の内周上部の第1係合部22と係合しており、最初の開蓋時に移行部Dが、上蓋Cとともに持ち上げられ、弱化部4を破断して、移行部Dが上蓋Cに移行するようになっている。
なお、本実施例では、第1係合部22は内周側、また第2係合部34は外周側に設けられて係合しているが、第1係合部22を外周側、第2係合部34を内周側にして係合しても構わない。
係合筒32は、係合壁21と同様に、ヒンジBと反対側寄りに設けられている。
また、係合筒32の第2係合部34と係合壁21の第1係合部22との係合位置はなるべく、上蓋Cから離れた位置に設けられることによって、図2で示す開蓋状態のヒンジキャップを、ヒンジBを支点にして上蓋Cを回動して閉蓋する際に、ほぼ垂直方向からの係合が可能となり、斜め方向での部分的に当接することによる局所的な負荷を避けることができ、弱化部4の破断を防止することができる。
本実施例では、係合筒32の上部は補強リブ35で補強されているが、補強リブ35はなくても構わない。
また、本実施例では、ヒンジB側に補強壁36が頂壁30の下面から垂設され、補強壁36の先端部は、閉蓋時には、キャップ本体Aの第1案内突条16と第2案内突条17との間の基壁2に近接するようになっている。
また、補強壁36は、第1案内突条16および第2案内突条17と同様に、図2(a)に示すように、ヒンジB側から約60°にわたってシール筒33を囲むように設けられている。
側周壁31の下端部は、内周側に、キャップ本体Aの蓋係合部7の内周側と係合する係止凸部37が垂設され、中央に、蓋係合部7の係止突条6と係合して閉蓋状態を維持する係合凹部38が周設されている。
側周壁31のヒンジBと反対側の外周には、周方向に円弧状の把手部39が延設され、把手部39の中央部下面には指掛け部40が設けられている。
なお、本実施例のヒンジキャップは、使用前の不正開封を防止するために、図示していないが、キャップ本体Aと上蓋Cとの間にシュリンクラベルや封緘部材等が設けられている。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
本実施例のヒンジキャップは、金型Eを用いた射出成形によって一体成形で製造される。
図3には、移行部D部分の金型Eの一例が示され、移行部Dの上面側は、金型E1と金型E2とで成形され、まず、上面の金型E1から離型され、次いで金型E2が離型され、その際、移行部Dの係合壁21の第1係合部22がアンダーカットとなって上方に引っ張られるが、下面側の金型E3には、底壁20の下面の凹部23の側周壁下端部にR面の係合部24が設けられているので、移行部Dが上方に引っ張られるのを防ぎ、弱化部4の破断を防止することができる。
なお、下面側は、金型E3と金型E4で成形され、離型に際しては、金型E3の離型後に金型E4が離型され、上面側の金型E1および金型E2がない状態での離型となるので、弱化部4が破断されることなく、容易に離型することができる。
一体成形で製造された本実施例のヒンジキャップは、図2に示すように、開蓋した状態で得られ、上蓋CをヒンジBを介して回動して図1に示す閉蓋状態にされる。
その際、上蓋Cの補強壁36の下端部がキャップ本体Aの第2案内突条17の上部の開いた部分に軽く当接しながら第2案内突条17に案内されながら下降していき、同時にシール筒33の下端部が注出筒3の上部に、また、係合筒32の第2係合部34の下部が係合壁21の第1係合部22の上部に当接するが、さらに上方からの負荷がかかって第2係合部34と第1係合部22とが係合する。
その際、移行部Dが下方に動いて弱化部4が破断しないように、移行部Dの底壁20に押さえを設けておくことが好ましい。
また、シール筒33は注出筒3に当接してシール部を形成するとともに、補強壁36は、先端部が第1案内突条16と第2案内突条17の間に挿入され、基壁2に近接する。
さらに、キャップ本体Aの蓋係合部7と、上蓋Cの係合凹部38とが嵌合して、図1の閉蓋状態となる。
次に、閉蓋されたヒンジキャップは、内容液が充填された容器に打栓して装着される。
本実施例のヒンジキャップは、閉蓋した状態で、落下等の衝撃により、上蓋Cに側方から押圧力が加えられても、補強壁36の先端部が第1案内突条16、第2案内突条17および基壁2によって係合され、衝撃で上蓋Cとともに係合筒32およびシール筒33が動いてしまうのを防ぎ、弱化部4の破断を防止することができる。
また、上方からの押圧力が加えられ、係合筒32によって移行部Dの底壁20の上部を押し込んで移行部Dを下降させてしまうことを防ぐことができ、弱化部4の破断を防止することができる。
本発明のヒンジキャップを最初に使用する際には、開蓋することによって、キャップ本体Aの注出筒3と移行部Dとの間の弱化部4を破断して抜栓することができる。
まず、上蓋Cの指掛け部40に手指を掛け、把手部39を持ち上げると、係合筒32の第2係合部34と移行部Dの係合壁21の第1係合部22とが係合されているので、上蓋Cとともに移行部Dが持ち上げられ、それによって弱化部4が破断して、そのまま移行部Dが上蓋Cに移行する。
さらに、上蓋Cを持ち上げることにより、係合筒32とともに、シール筒33と、補強壁36とが持ち上げられて開蓋状態となり、注出筒3内の移行部Dの部分が開口部となって、容器内の内容液の注出が可能となる。
また、内容液の使用後に、上蓋Cをキャップ本体Aに再び閉蓋することで、上蓋Cのシール筒33と注出筒3とでシール部が形成され、ヒンジキャップ内を再度密封することができ、繰り返し上蓋Cを開閉して使用することができる。
本実施例のヒンジキャップは、容器内の内容液を全部使用した後、容器から分別して廃棄することができる。
その際には、ヒンジキャップを開蓋し、上蓋Cを指で把持して外方に引っ張ると、外周壁部9のヒンジBとの連設部位が引っ張られて変形し、縦方向引き裂きラインが破断され、さらに上蓋Cを引っ張ると、周方向引き裂きラインを形成する連結部15が破断を始める。連結部15の破断が進行すると、上蓋Cがキャップ本体Aから離れていく。
スリット溝13の終端部まで連結部15の切断が完了し、さらに上蓋Cを引っ張ると、キャップ本体Aと容器との嵌合が外され、ヒンジキャップと容器とを分別廃棄することができる。
本発明のヒンジキャップは、製造の際に弱化部の破断を防止することができるとともに、開蓋によって弱化部が破断され、容易に抜栓することができる。
また、開口予定の弱化部を有するため密閉性に優れ、熱充填可能であり、気密性の必要な内容液を収納する容器用のヒンジキャップとして広い範囲に応用できる。
A キャップ本体
B ヒンジ
C 上蓋
D 移行部
E、E1〜E4 金型
1 装着部
2 基壁
3 注出筒
3a リップ部
4 弱化部
5 羽部
6 係止突条
7 蓋係合部
8 内筒
9 外周壁部
10 係合突部
11 外周切り込み部
11a 端面
12 薄肉底壁
13 スリット溝
14 底面
15 連結部
16 第1案内突条
17 第2案内突条
20 底壁
21 係合壁
22 第1係合部
23 凹部
24 係合部
30 頂壁
31 側周壁
32 係合筒
33 シール筒
34 第2係合部
35 補強リブ
36 補強壁
37 係止凸部
38 係合凹部
39 把手部
40 指掛け部

Claims (6)

  1. 容器の口部に装着されるキャップ本体と、ヒンジを介してキャップ本体に連設される上蓋とからなるヒンジキャップであって、
    キャップ本体は、容器の口部に装着される装着部と、装着部から内方に延設される基壁と、基壁から立設される注出筒と、注出筒に連設される移行部とを備え、
    上蓋は、頂壁と、頂壁の周縁部に垂設される側周壁と、頂壁の下面から垂設され、第2係合部を有する係合筒とを備え、
    移行部は、弱化部を介して注出筒下部内周と連結する底壁と、底壁から立設され、第1係合部を有する係合壁と、底壁の下面に凹部を設け、凹部内の側周壁下端部に係合部とを備え、
    係合筒の第2係合部と、係合壁の第1係合部とで係合されて閉蓋されていることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 底壁の凹部は、内方に広がる傾斜を有し、係合部がR面であることを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
  3. 第2係合部は、係合筒の外周側に設けられ、第1係合部は、係合壁の内周側に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジキャップ。
  4. 上蓋の係合筒および移行部の係合壁は、ヒンジと反対側寄りに設けられ、係合筒と係合壁との係合位置が上蓋の頂壁から離れた位置にあることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヒンジキャップ。
  5. 上蓋は、ヒンジ側の頂壁の下面から垂設される補強壁を有し、
    キャップ本体は、ヒンジ側の基壁の上面に併設される第1案内突条と第2案内突条とを有し、
    閉蓋時に、補強壁の先端が第1案内突条と第2案内突条との間の基壁に近接することを特徴とする請求項4に記載のヒンジキャップ。
  6. キャップ本体は、注出筒内周下端部から移行部を囲むように、内周側に傾斜して設けられた羽部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のヒンジキャップ。
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