JP2015221690A - 中栓付きヒンジキャップ - Google Patents

中栓付きヒンジキャップ Download PDF

Info

Publication number
JP2015221690A
JP2015221690A JP2015073548A JP2015073548A JP2015221690A JP 2015221690 A JP2015221690 A JP 2015221690A JP 2015073548 A JP2015073548 A JP 2015073548A JP 2015073548 A JP2015073548 A JP 2015073548A JP 2015221690 A JP2015221690 A JP 2015221690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral surface
cap
cylinder
hinge cap
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015073548A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6410652B2 (ja
Inventor
山本 学
Manabu Yamamoto
学 山本
辰春 井田
Tatsuharu Ida
辰春 井田
宮入 圭介
Keisuke Miyairi
圭介 宮入
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2015073548A priority Critical patent/JP6410652B2/ja
Publication of JP2015221690A publication Critical patent/JP2015221690A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6410652B2 publication Critical patent/JP6410652B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】 プルリングを用いずにヒンジキャップを一方向へ回転するだけで開封・開栓することができ、開栓後は注出可能な開封位置を保つことができるロック機構を有し、開閉が容易な中栓付きヒンジキャップを提供すること。【解決手段】 ヒンジキャップは、中栓に回転可能に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設される上蓋とからなっており、中栓には、注出筒に薄肉弱化部を介して連結され周面に第1歯部(50)を有する栓体が設けられ、上蓋には、頂壁裏面から垂設され第1歯部に係合可能な第2歯部(88)を有する筒部が設けられており、ヒンジキャップを所定の開封方向に回転することによって、第1歯部と第2歯部が係合して薄肉弱化部を破断可能に配設され、さらに前記開封方向に回転することによって、ヒンジキャップと中栓の回転を阻止するロック機構(30,31,70)が具えられていることを特徴とする。【選択図】 図10

Description

本発明は、注出筒を有する中栓に装着されるヒンジキャップに関し、とくにプルリングを用いない開栓機構を具えた中栓付きヒンジキャップに関するものである。
従来、ドレッシングや調味料などを収容する食品容器には、開封時まで容器内を密封状態にしておくために、容器口部に装着された中栓に、弱化部により画成された除去壁部を形成した隔壁を設け、除去壁部に設けられたプルリングを引き上げて該除去壁部を引きちぎって注出口を開栓する中栓付きキャップが広く用いられている。
しかしながら、プルリングを引き上げて弱化部を破断するには比較的大きな力が必要であり、指先の力が弱い子供やお年寄りには開封が困難なことがあった。
また、プルリングの引き上げ方によってはプルリングが途中でちぎれてしまい、開封が困難になる場合があった。
このため、プルリングによる開栓ではなく、オーバーキャップの螺合部の回転動作によって開栓することができるキャップが先行技術として従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−225220号公報
上記特許文献1記載のキャップ1は、オーバーキャップ3の螺合部を締め込むことによって分離部4を本体部20から切り離して開栓し、開栓後は、分離部4がオーバーキャップ3に保持され、開口部を密閉する内側シール栓として機能するものである。
しかしながら、上記キャップ1は、通常の開栓時の動作と異なり、一度オーバーキャップ3のねじを締め込む方向に回動してから、その後、逆にねじを緩める方向に回動してオーバーキャップ3を取り外して開封しなければならないため、使用者にとってわかりにくく、かつ手間がかかるという問題があった。
また、上記特許文献1記載のキャップ1は、開封後、ねじを締め込んで切断した分離部4の外周が本体側筒状部6内周に嵌合当接するまで、オーバーキャップ3を締め込まなければ容器を密封することができず、容器を再度使用する際には、ねじを緩めてオーバーキャップ3を取り外さなければならないため、使用時のねじ回転数が多くキャップの開閉操作が面倒であった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、プルリングを用いず、ヒンジキャップを一方向へ回転するだけで開封・開栓することができ、開栓後は注出可能な開封位置を保つことができるロック機構を有し、開閉が容易な中栓付きヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、中栓付きヒンジキャップとして、容器本体の口部に装着され、注出口から内容物を案内する注出筒を具える中栓と、該中栓に装着されるヒンジキャップとからなり、ヒンジキャップは、中栓に回転可能に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設される上蓋とからなっており、中栓には、注出筒に薄肉弱化部を介して連結され周面に第1歯部を有する栓体が設けられ、上蓋には、頂壁裏面から垂設され周面に第2歯部を有する筒部が設けられており、ヒンジキャップを所定の開封方向に回転することによって、第1歯部と第2歯部が係合して薄肉弱化部を破断可能に配設され、ヒンジキャップをさらに前記開封方向に回転することによって、ヒンジキャップと中栓の回転を阻止するロック機構が具えられ、ロック機構は、中栓に設けられたロック外周面と、キャップ本体に設けられ、ロック外周面に嵌入可能および回転可能なロック内周面とからなり、ロック外周面とロック内周面のいずれか一方には、周方向に係合凹部を挟んで、乗り越え凸部と、乗り越え凸部より開封方向に係止凸部とが突設され、他方には前記係合凹部に嵌合可能な爪部が突設されており、爪部は、径方向の高さが、乗り越え凸部と他方の周面との間隙より低く、係止凸部と他方の周面との間隙より高い爪基部と、爪基部から開封方向と反対側へ、乗り越え凸部における前記間隙より高く一方の周面側に延びる弾性変形可能なロック爪とからなることを特徴とする構成を採用する。
中栓付きヒンジキャップの実施形態として、ロック機構の乗り越え凸部、係止凸部および爪部は、周方向にそれぞれ複数箇所設けられていることを特徴とする構成、注出筒の内周面に栓体を連結する薄肉弱化部が設けられ、第1歯部は、栓体に立設した係合筒外周の周方向複数個所に突設された第1係合リブであり、第2歯部は、上蓋の頂壁裏面から垂設された密封筒部の内周の周方向複数個所に突設された第2係合リブであることを特徴とする構成とする構成、また、注出筒の上端に栓体を連結する薄肉弱化部が設けられ、第1歯部は、栓体に立設した係合筒外周の周方向複数個所に突設された第1係合リブであり、第2歯部は、上蓋の頂壁裏面から垂設された密封筒部の内周の周方向複数個所に突設された第2係合リブであることを特徴とする構成、係合筒の内周には第1係合突部が形成され、密封筒部より内側には、外周に第1係合突部に係合可能な第2係合突部が形成された係着部が頂壁裏面から垂設されていることを特徴とする構成を採用する。
中栓付きヒンジキャップの他の実施形態として、注出筒の上端に栓体を連結する薄肉弱化部が設けられ、第1歯部は、栓体に立設した係合筒内周の周方向複数個所に突設された第1係合リブであり、第2歯部は、上蓋の頂壁裏面の中央付近から垂設されたボス部の外周の周方向複数個所に突設された第2係合リブであることを特徴とする構成、係合筒の外周には第1係合突部が形成され、上蓋の頂壁裏面から垂設された密封筒部の内周に第1係合突部に係合可能な第2係合突部が形成されていることを特徴とする構成、また、中栓には、容器本体の口部に嵌合する嵌合筒部と、嵌合筒部の上面を形成する上壁に立設された筒壁部とが設けられ、キャップ本体には、外周壁に外周縁を連設する環状の基板部と、基板部から垂設された位置決め筒部とが設けられ、ロック外周面は筒壁部の外周面に形成され、ロック内周面は位置決め筒部の内周面に形成されていることを特徴とする構成、筒壁部の外周には、ロック外周面の上部に第1芯だし周面が形成され、基板部の内周面には第1芯だし周面に回転可能に嵌合する第2芯だし周面が形成されていることを特徴とする構成を採用する。
中栓付きヒンジキャップのさらなる他の実施形態として、乗り越え凸部と係止凸部はロック外周面に設けられ、爪部はロック内周面に設けられており、ロック内周面には、爪部が係合凹部に嵌合したとき、径方向で乗り越え凸部と重なり合うことが可能な高さと周方向位置に配設された駐止突起が設けられ、ロック外周面には、乗り越え凸部および係止凸部から周方向所定間隔だけ離隔した位置に駐止突起と係合可能な逆転防止壁が突設され、逆転防止壁と周方向に隣接して爪部と駐止突起とを包含可能な幅を有する打栓凹部が形成されていることを特徴とする構成、また、中栓の嵌合筒部の外周面に下方が切り欠かれた凹面を形成する下向き段部が設けられ、キャップ本体の基板部外周縁から垂設された外周壁の内周面には、斜め内側下向きに弾性変形可能な複数の係合片が設けられており、係合片と下向き段部は、キャップ本体の前記外周壁の内周面を中栓の前記外周面に嵌挿することにより、係合片が内方上向きに変形して下向き段部に係合可能に配設されていることを特徴とする構成、さらに、キャップ本体は、多条ねじによって中栓に装着されていることを特徴とする構成、位置決め筒部の下端は、キャップ本体を中栓に装着したとき、嵌合筒部の上壁に当接することを特徴とする構成を採用する。
中栓付きヒンジキャップのさらなる他の実施形態として、中栓の嵌合筒部の外周面を形成する外筒の下端部には、容器本体から分離して分別廃棄可能な分別機構が設けられており、分別機構は、外筒の下部外周面の所定円弧範囲にわたって軸方向に形成された間隙を介して形成された把持部と、把持部の一端部側に軸方向に破断可能に形成された縦切断部と、把持部の他端部側の前記間隙の端部に隣接し、下部が把持部を除いて切り欠かれ破断可能に形成された周方向微小範囲の薄肉始断部と、薄肉始断部から前記間隙端部と反対側へ所定円弧範囲にわたって、薄肉始断部の上面の高さに一致して外筒の外周面から径方向に切り欠かれた切欠き凹部と、切欠き凹部によって外筒内周側に破断可能に形成された薄肉の周方向切断部とを具えていることを特徴とする構成を採用する。
本発明の中栓付きヒンジキャップは、キャップ本体が中栓に回転可能に装着され、中栓には、注出筒の内周面に薄肉弱化部を介して連結され周面に第1歯部を有する栓体が設けられ、上蓋には、頂壁裏面から垂設され周面に第2歯部を有する筒部が設けられており、ヒンジキャップを所定の開封方向に回転することによって、第1歯部と第2歯部が係合して薄肉弱化部を破断可能に配設され、ヒンジキャップをさらに前記開封方向に回転することによって、ヒンジキャップと中栓の回転を阻止するロック機構が具えられているから、開栓が困難なプルリングを用いず、ヒンジキャップを一方向へ回転するだけで開栓して容器の使用を開始することができる。
そして、ロック機構は、ロック外周面とロック内周面のいずれか一方に、周方向に係合凹部を挟んで乗り越え凸部と係止凸部とが突設され、他方には前記係合凹部に嵌合可能な爪部が突設されており、爪部は、係止凸部と他方の周面との間隙より高い爪基部と、爪基部から開封方向と反対側へ、乗り越え凸部における他方の周面との間隙より高く一方の周面側に延びる弾性変形可能なロック爪とからなっているから、中栓とヒンジキャップとの周方向位置を、開封位置に簡単な操作で確実に固定することができるという作用効果を奏する。
中栓付きヒンジキャップの第1実施例の中栓とヒンジキャップを組み付ける前の斜視図 第1実施例のヒンジキャップが開封位置で閉蓋している状態を示す断面側面図 第1実施例の中栓を示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図 第1実施例の中栓を示す図であり、(a)は断面側面図、(b)は下面図 図4(a)におけるH−H線断面矢視図 第1実施例のヒンジキャップの閉蓋状態を示す図であり、(a)は断面側面図、(b)は下面図 第1実施例のヒンジキャップの開蓋状態を示す図であり、(a)は上面図,(b)は断面側面図 第1実施例のセット状態を示す図であり、図(b)はキャップ方向[図(a)中γ−γ線矢視]断面図、図(a)は図(b)のα−β−β−α線断面矢視図 第1実施例の開封開始状態を示す図であり、図(b)はキャップ方向[図(a)中γ−γ線矢視]断面図、図(a)は図(b)のα−β−β−α線断面矢視図 第1実施例の開封状態を示す図であり、図(b)はキャップ方向[図(a)中γ−γ線矢視]断面図、図(a)は図(b)のα−β−β−α線断面矢視図 第1実施例の断面要部拡大図であり、図(a)は図8(b)の要部E、図(b)は図10(b)の要部Fのそれぞれ拡大図 第1実施例の開蓋した状態を示す断面側面図 第2実施例の中栓付きヒンジキャップが(打栓直後の)セット位置で閉蓋している状態を示す断面側面図 第2実施例の開蓋状態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面断面図 (a)は図13の要部Mの拡大図であり、(b)は図(a)のJ−J線矢視断面図 第3実施例の中栓付きヒンジキャップが(打栓直後の)セット位置で閉蓋している状態を示す断面側面図 (a)は図16の要部Nの拡大図であり、(b)は図(a)のK−K線矢視断面図 第3実施例の開封開始状態を示す図であり、(a)は図16のα−β−β−α線断面矢視図、(b)は図(a)の要部Pの拡大図
次に、本発明の中栓付きヒンジキャップについて、実施例を示した図面を参照して説明する。
図1〜12において、Aは中栓、Bはキャップ本体、Cはキャップ本体BにヒンジDを介して開閉可能に連設する上蓋であり、キャップ本体B、上蓋C、ヒンジDはヒンジキャップWを構成する。
図1〜5に示すように、中栓Aは、容器本体1の口部2に嵌着する嵌合筒部5と、嵌合筒部5の上部に立設された筒壁部6と、筒壁部6の上部内周側に連設する注出筒部7とからなっている。
図2〜5に示すように、中栓Aの嵌合筒部5は、外周側の外筒10、内周側の内筒11、口部2の天面側に位置する上壁12とからなり、外筒10と内筒11との間には口部2が嵌入する嵌合溝が形成され、外筒10の内周面下部には、口部2の係止突条3に係合して口部2を抜け止めする係止縮径部13が突設されている。
外筒10の外周面には、上部から傾斜を有するテーパー角面14と、テーパー角面14の下方に下向き段部16が設けられ、下向き段部16の下方は切り欠かれた凹面15が形成され、さらにその下方には、中栓Aを容器本体1から分離して分別廃棄可能とする分別機構が設けられている。
分別機構について説明すると、図3〜5に示すように、外筒10の下部外周面の所定円弧範囲にわたって間隙17を介して把持部18が設けられ、把持部18は、縦切断部19によって外筒10から切り離され外方に展開可能になっている。
縦切断部19には、上部に指先を入れて引っ掛けるための引っ掛け凹部20が形成され、縦切断部19に近接する側の把持部18内周面には手指で把持しやすくするための把持凹部21が波状に複数設けられている。
間隙17における縦切断部19のある側と周方向反対側の端部17aに隣接する、外筒10の係止縮径部13を含めた下部は、図4に示すように、周方向の微小幅だけ内方から径方向に把持部18の基端部を残して切り欠かれ、破断可能な薄肉始断部22が間隙端部17aに隣接して形成されている。
薄肉始断部22から間隙端部17aと周方向反対側には、薄肉始断部22の上面の高さに一致して、外筒10の周方向所定範囲にわたって外周面から径方向に切欠き凹部23が設けられ、外筒10の内周側に破断可能な薄肉の周方向切断部24が形成されている。
切欠き凹部23が設けられる周方向切断部24は、少なくとも中心角180°以上の円弧範囲にわたって形成されることが好ましく、本実施例では、切り欠き凹部23は約240°の円弧範囲にわたって形成されている。
また、本実施例では、間隙17は、切り欠き凹部23の終端部23aから中心角10°程度わずかに離間した周方向位置から、約110°の円弧範囲にわたって形成されている。
筒壁部6は、嵌合筒部5の上壁12の内周縁に立設され、図3(a)に示すように、筒壁部6の外周面はロック外周面を形成し、中栓の軸心を挟んで対向する係止凸部30、乗り越え凸部31、逆転防止壁32が、それぞれ一対突設され、同じく軸心を挟んで対向する打栓凹部33が一対凹設されている。
これらの係止凸部30、乗り越え凸部31、逆転防止壁32、打栓凹部33は、上壁12側の同一水平面上に設けられ、逆転防止壁32からヒンジキャップWを開封する回転方向である開封方向[図3(a)の図中の矢印Y]に沿って、打栓凹部33、乗り越え凸部31、係止凸部30の順に配設されている。
逆転防止壁32と打栓凹部33は互いに隣接し、係止凸部30と乗り越え凸部31とは、互いに対向するそれぞれ基部係合面34、爪係合面35が係合凹部36を隔てて径方向に形成されている。
乗り越え凸部31は係止凸部30より径方向の高さが低く、開封方向と反対側の面、すなわち爪係合面35と反対側は、傾斜した乗り越え傾斜面37となっている。
係止凸部30と乗り越え凸部31が設けられた筒壁部6の外周面に形成されたロック外周面は、中栓A側のロック機構を構成する。
また、筒壁部6の上部には、外周面が第1芯だし周面38を形成する上向き段部39が設けられ、内周側では注出筒部7の基部41に連設している。
なお、打栓凹部33に対応する筒壁部6の内周側に突出部40が形成されているが、筒壁部6全体の肉厚を抑えるためのものであり、必ずしも必要ではない。
注出筒部7は、環状の基部41の内周縁に注出筒42を立設し、注出筒42は、基部41に連設する円筒状下部43と、円筒状下部43の上部で外側に拡径して湾曲する内周面を形成するリップ部44とを具え、注出する内容物を案内する案内面を形成する。
注出口を形成する円筒状下部43の内周面には、全周にわたって設けられた薄肉弱化部45を介して栓体47が一体に連設されている。
栓体47は、上部に円筒状の係合筒48が立設され、下部は底壁49が薄肉弱化部45とともに注出口を密閉している。
係合筒48は、外周に第1係合リブ50が周方向4個所に突設され、内周上部には第1係合突部51が環状に突設されている。
底壁49は、係合筒48の外周側に下面から所定の高さを有する拡径部52と、拡径部52の外周側に連設され、外側に向けて漸次肉薄になるとともに薄肉弱化部45に連設するフランジ部53とを有している。
第1係合リブ50は、ヒンジキャップWの第2歯部と係合する第1歯部を構成し、本実施例では周方向4個所に設けられているが、4個所に限らず栓体の形状等に合わせて複数の適宜個所に設けることができる。
図6、7に示すように、ヒンジキャップWは、キャップ本体Bの外周壁60上部の周方向所定箇所に設けられたヒンジDによって上蓋Cが連設され、上蓋Cは、ヒンジDを中心として回動し、開閉可能となっている。
外周壁60のヒンジDとの連設部の周方向両側には本体側保護突起92a,92bが設けられ、それぞれヒンジDと反対側になだらかな彎曲面を形成する本体側保護突起92を構成している。
キャップ本体Bは、外周壁60と、外周壁60の上端内周に連設する環状の基板部61と、基板部61から垂設される位置決め筒部62とからなっている。
外周壁60の内周下部には周方向に複数の係合片65が、斜め下方内側に向けて突設されている。
係合片65は比較的薄肉で弾性を有し、ヒンジキャップWが中栓Aに嵌挿装着される際に、係合片65が反転して内方上向きになる程度に、外周壁60内周面と外筒10の外周面との間隙が設定されている。
基板部61は、外周壁60に連設する外周縁から内側上方に傾斜した傾斜環66と、傾斜環66の内周縁に連設する環板67とからなり、環板67の内周縁には、中栓Aの第1芯だし周面38と協同する第2芯だし周面68が形成されている。
傾斜環66と環板67との連設部付近から、位置決め筒部62が垂設され、位置決め筒部62の内周には、ヒンジキャップWの軸心を挟んで対向する爪部70と駐止突起71が、それぞれ一対突設されたロック内周面が形成されている。
爪部70は、爪基部72とロック爪73からなり、ロック爪73は位置決め筒部62の内周面に設けられた爪基部72から前記開封方向と反対側へ斜め内側に向かって延びている。
駐止突起71は、爪部70から前記開封方向と反対側へロック爪73の長さと同じか、若干大きな周方向間隔を置いて配設され、その内周側の径方向高さは、乗り越え凸部31の外周側と摺接するか、微小間隙を有する程度に設定されている。
爪部70と駐止突起71が設けられた位置決め筒部62の内周面に形成されたロック内周面は、ヒンジキャップW側のロック機構を構成する。
本実施例では、位置決め筒部62の下端面は、上壁12の上面に当接する高さまで延びているが、位置決め筒部62の下端面の高さは必ずしもこのように限定されない。
上蓋Cは、天板部を形成する頂壁80と、頂壁80の外周縁から垂設する側周壁81と、側周壁81の内側に頂壁80の裏面から垂設される密封筒部82と、密封筒部82のさらに内側に頂壁80から垂設される係着部83とからなっている。
側周壁81の内周には頂壁から垂下して内方に突出する補強リブ85が設けられ、補強リブ85の下端面は、側周壁81の下端部の内周側端面とともに環板67に当接する高さまで延びている。
側周壁81の下端部には、傾斜環66に対応する傾斜端部86が形成され、傾斜端部86の下端周縁の所定箇所にはヒンジDが連設されるとともに、ヒンジDの反対側の下端周縁には摘み87が設けられている。
密封筒部82の内周には、第1係合リブ50に係合可能な第2係合リブ88が周方向複数箇所に設けられている。
第2係合リブ88は第2歯部を構成し、第1歯部である第1係合リブ50と同数設けられている。
また、密封筒部82の先端外周面には、注出筒42の内周面に当接して容器内を密閉するためのシール端部89が形成されている。
係着部83は、第1係合突部51に係合可能な第2係合突部90が外周面に設けられ、中心部を肉抜きした筒状に形成されている。
また、ヒンジDとの連設部の両側には、本体側保護突起92(92a,92b)と一致する周方向位置に、蓋側保護突起93がそれぞれ93a,93bとして設けられており、閉蓋時には本体側保護突起92と重なり合って、ヒンジDと反対側になだらかな彎曲面を形成する。
本実施例では、密封筒部82を第2歯部(第2係合リブ88)を有する筒部としたが、筒部は必ずしもこれに限定されず、密封筒部82とは別に設けてもよい。
また、本実施例では、係止凸部30、乗り越え凸部31、逆転防止壁32、および爪部70と駐止突起71は、それぞれ一対設けられているが、これに限定されず、3箇所以上の複数箇所に設けられてもよい。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
まず、本実施例の中栓付きヒンジキャップを容器本体1に装着するには、中栓AにヒンジキャップWを組み立ててから、口部2に中栓Aの嵌合筒部5をあてがって上部から打栓する。
ヒンジキャップWを中栓Aに組み付けるには、図6に示すように、ヒンジキャップWを閉蓋状態にしてから、中栓Aとの周方向位置を図8に示す状態に位置決めする。
図8の図中矢印のT方向は、中栓Aの軸心と注出筒42の高さが高い部分の中央付近を結ぶ方向、すなわち内容物の注出方向を示し、図8に示すように、爪部70と駐止突起71とが打栓凹部33に対応する、中栓AとヒンジキャップWの周方向位置関係の組み付け状態をセット状態という。
このセット状態の周方向位置で、キャップ本体Bの外周壁60内周面を中栓Aの外筒10の外周面に嵌入させて上方から押し込むと、弾性を有する係合片65がテーパー角面14に摺接しながら斜め下方から斜め上方に向きを反転させ、下向き段部16に係合して中栓Aからの離脱を阻止する。
本実施例では、中栓Aに対してヒンジキャップWを上方から押し込んで組み立てているが、必ずしもこのような形態に限定する必要はなく、小さな回転角度で締め込みを完了することができる多条ねじ等によって組み立ててもよい。
中栓AとヒンジキャップWとの組み立て工程の進行と同時に係着部83は係合筒48に嵌合し、第2係合突部90は第1係合突部51を乗り越えて係合する。
図8(a)に示すセット状態では、爪部70と駐止突起71とが打栓凹部33に対応する位置に配置されているので、打栓時にヒンジキャップWを中栓Aの上方から嵌入する際に、多少傾いたりしても爪部70が損傷したりすることを防止するようになっている。
また、セット状態では、基板部61の環板67が上向き段部39に嵌入するようになり、第1芯だし周面38と第2芯だし周面68とが、ヒンジキャップWと中栓Aの軸心を一致させるように作用する。
セット状態に組み付けられた中栓付きヒンジキャップは、中栓Aの外筒10と内筒11との間に形成された嵌合溝に容器本体1の口部2をあてがい、ヒンジキャップWを上方から押圧することによって、係止縮径部13が係止突条3を乗り越えて係合し、打栓工程が完了する。
本実施例では、上蓋Cの補強リブ85および側周壁81の内周側下端が環板67に当接し、環板67から垂設された位置決め筒部62の下端が上壁12に当接しているから、上蓋Cの上部に加えられた打栓力は効率的に嵌合筒部5に伝えられ、無理な力が加わることがない。
また、本実施例では、図8の図中にγ−γで示される、セット状態におけるヒンジDと摘み87との中央と軸心を結ぶ方向(上蓋Cの回転軸と軸心とに直交する方向:以下、「キャップ方向」という)が、注出方向Tとなす角度は90°となっており、そのため図11(a)に示すように、上蓋Cの回転軸となるヒンジDを中心とするシール端部89の注出筒42内周面との接点を通る回転半径Rは、背の高い位置の注出筒42内周面と交差して、上蓋Cは開蓋不能となっている。
セット状態におけるキャップ方向γ−γと注出方向Tがなす角度は必ずしも90°に限定されず、シール端部89の回転半径Rが注出筒42内周面と開蓋不能に交差するように、注出筒42の形状等によって60°〜120°程度の範囲で適宜決定することができる。
ヒンジキャップWを開蓋不能なセット状態から、開蓋可能な開封状態にするためには、図8の図中矢印Yで示される開封方向に回転させる。
このとき、爪部70と駐止突起71は、打栓凹部33から離れて乗り越え凸部31の方向へ回転していくが、ヒンジキャップWを誤って開封方向Yと反対方向に回転させることがあっても、駐止突起71が逆転防止壁32に係合して、誤った方向への回転を阻止する。
また、本体側保護突起92(92a,92b)と蓋側保護突起93(93a,93b)は、重なり合ってヒンジDと反対側になだらかな彎曲面を形成しているので、使用者がヒンジキャップWを把持して回転させるとき、手指がヒンジDの角に当たることを防ぐことができる。
ヒンジキャップWを開封方向Yに回転させると、図9に示すように、第2係合リブ88は、図中周方向位置δ−δ線上に2点鎖線で示されるセット位置から所定中心角度θ1回転して図中周方向ε−ε線上に移動し、一方、中栓Aは口部2に堅く嵌合されて回転しないため、第2係合リブ88が第1係合リブ50に当接する開封開始位置となる。
このときのヒンジキャップWのキャップ方向γ1−γ1は、セット状態におけるキャップ方向γ−γから前記θ1回転することになる。
角度θ1は、本実施例では約45°であるが、これに限定されない。
この開封開始状態からさらにヒンジキャップWを引き続き開封方向Yへ回転させていくと、第2係合リブ88から第1係合リブ50、係合筒48、薄肉弱化部45へと回転力が伝わり、ついには薄肉弱化部45が破断して、ヒンジキャップWのさらなる回転を許容する。
このとき、栓体47は中栓Aから切り離されることになるが、第1係合突部51が第2係合突部90に係合しているので栓体47は上蓋Cにより支持され、容器内に落下することはない。
ヒンジキャップWを開封開始位置からさらに開封方向Yに回転していくと、爪部70のロック爪73が乗り越え凸部31の乗り越え傾斜面37に当接し、弾性変形しながら乗り越え凸部31を乗り越え、爪基部72とともに乗り越え凸部31と位置決め筒部62内周面との間隙を通過する。
続いて、駐止突起71は乗り越え凸部31と互いに摺接ないしは微小な間隙を有して径方向に重なり合うようになる。
そして、爪基部72が係止凸部30に当接してヒンジキャップWの回転が止まると同時に、ロック爪73が弾性により復元し、爪部70は係合凹部36に嵌合する。
このとき、図10に示されるように、キャップ方向γ2−γ2は注出方向Tと完全に一致し、セット状態のキャップ方向γ−γから角度θ2回転した開封状態となる。
角度θ2は、前述したセット状態のキャップ方向γ−γと注出方向Tとがなす角度90°と一致している。
この開封状態では、図11(b)に示すように、注出筒42の背が低い部分がヒンジD側に位置し、シール端部89の注出筒42内周面との接点を通る回転半径Rは、注出筒42内周面から離隔して開蓋可能となっている。
また、爪部70は、爪基部72が係止凸部30の基部係合面34に当接して開封方向Yへのさらなる回転を阻止し、ロック爪73が乗り越え凸部31の爪係合面35に当接するとともに、駐止突起71が乗り越え凸部31と径方向で重なり合い爪部70付近の位置決め筒部62の変形を防ぐので、開封方向Yの反対方向への回転を阻止して開封状態を維持することができる。
図12に示すように、開封状態で上蓋Cを開蓋すると、栓体47は係着部83によって上蓋に支持されているので、上蓋Cとともに中栓Aから離れ、注出筒42の内周には注出口が開口する。
このように、本実施例の中栓付きヒンジキャップは、打栓した直後のセット状態から、ヒンジキャップWを開封方向Yへ回転させるという一つの操作だけで開栓と開蓋を可能とし、簡単な操作で容器の使用を開始することができるという顕著な効果を奏する。
本実施例の中栓付きヒンジキャップは、図3〜5に示されるように、外筒10の下部に設けられた分別機構により、容器を使用した後に廃棄する際、簡単な操作で容器本体1から分離し、分別して廃棄することができる。
まず、縦切断部19の引っ掛け凹部20に手指を掛けて把持部18を手前に引っ張ると、縦切断部19が破断し把持部18が外方に展開する。
把持凹部21に指をかけて把持し、さらに把持部18を強く引っ張ると、間隙17の端部17aに隣接して設けられた薄肉始断部22が破断し、切欠き凹部23によって薄肉に形成された周方向切断部24へと破断が進んでいく。
周方向切断部24が破断したところでは、係止縮径部13の係止突条3への係合が解除されるので、破断終端部23a近くまで破断が進むと、係止縮径部13による口部2への拘束が解除され、把持部18を引き上げると、中栓Aを容器本体1から離脱させ分別廃棄することができる。
次に、注出筒の構成の変更にともなって、栓体および上蓋の構成を変更した第2実施例について説明する。
以下、第1実施例と同一の構成部分には同一の符号を付し、相違点を中心に説明する。
本実施例は、スクイズ容器等に装着される口径の小さいノズル状の注出筒を有する中栓付きヒンジキャップに適用して良好なものであり、図13、14に示すように、中栓Aの注出筒部7は、筒壁部6に連設する基部141の中央に注出筒142が口径の比較的小さい煙突状をなして立設されている。
注出筒142の上端には、注出筒142の内周面に連続する薄肉弱化部145を介して栓体147が一体に連設されている。
図15に示すように、栓体147は、薄肉弱化部145に連設する底壁149が薄肉弱化部145とともに注出口を密閉し、底壁149の外周縁には円筒状の係合筒148が立設されている。
係合筒148の外周には、頂部の外径が注出筒142の外周よりわずかに小さい第1係合リブ150が複数突設され、係合筒148の内周上部には、第1係合突部151が環状に突設されている。
本実施例の第1係合リブ150は、図15(b)に示すように、縦方向(軸方向)に24本が均等にローレット状に形成され、その横断面形状は略三角形状をなしている。
第1係合リブ150の上端には、後述する第2係合リブ188との嵌合を容易にするために、テーパー部150aが形成されている。
なお、第1係合リブ150の数は24本である必要はなく、必要に応じて適宜数に決定することができ、第1実施例のように4本にしてもよい。
ヒンジキャップWの上蓋Cの頂壁80の裏面から垂設される密封筒部182は、内周下端部に煙突状の注出筒142の外周面に嵌合して密封するシール端部189が形成され、シール端部189の上方には、第1係合リブ150に係合する第2係合リブ188が内方に向け複数突設されている。
第2係合リブ188も、第1係合リブ150と同様に、縦方向(軸方向)に24本が均等にローレット状に形成されているが、必ずしも24本である必要はなく、必要に応じて適宜数に決定することができることも同様である。
また、第2係合リブ188の下端部には、テーパー部188aが形成されているが、必ずしもテーパー部150a、188aの両方が必要なわけではなく、いずれか一方だけでもよい。
シール端部189と注出筒142先端部とのシール部の位置が高いため、ヒンジDも比較的高い位置に設けられ、側周壁181の下端は、ヒンジD側で高く、ヒンジDと反対側で低く形成されており、ヒンジD側の中心角約90°となる周位置から、同中心角約180°となる周位置(ヒンジDとヒンジDの反対側との中間周位置)まで、漸次高さを低減して傾斜している。
側周壁181の内周側には、下端から内方に縮径する縮径傾斜面101と、縮径傾斜面101の上端から係止凹面102を経て下向きの段部を形成する係止段部103とが、それぞれ側周壁181の下端に並行してヒンジD側で高く、ヒンジDと反対側で低く形成されている。
縮径傾斜面101の上端、すなわち縮径傾斜面101と係止凹面102との境界部には、ヒンジDの反対側を中央とする両側2箇所の所定周範囲に補助突条104が突設されている。
また、側周壁181の内側には、頂壁80の裏面から基板部161の環板167上面まで延びる補強筒部105が垂設されている。
キャップ本体Bの環板167のヒンジDと反対側の外周縁には、係止凹面102に嵌合する係止膨出部107が突設され、係止膨出部107は、係止凹面102に対応して、ヒンジD側の中心角約180°の周位置から外周壁160とともにせり上がり、ヒンジD側の中心角約90°となる周位置まで漸次高さを増して傾斜しながら、ヒンジD側で一定の高さの高い位置に形成されている。環板167は、ヒンジD側ではせり出した外周壁160と一体になっている。
閉蓋時には、補助突条104が係止膨出部107を乗り越え、係止膨出部107の下部に係合して、閉蓋状態を確実に維持する。
キャップ本体Bの外周壁160の下端付近の内周には、中栓Aの下向き段部16に係合する係合突起108が突設されている。
ロック機構等のその他の構成は、第1実施例と同様である。
本実施例では、側周壁181の下端と外周壁160の上端とは、ヒンジD側で高く、ヒンジDと反対側で低く形成され、シール端部189と注出筒142先端部との密封性能を低下させず、かつヒンジキャップW全体の高さを抑えながら上蓋Cを把持しやすく、操作性と外観に優れたものにしているが、必ずしもこのように側周壁181の下端と外周壁160の上端に傾斜部を設ける必要はなく、一定の高さにしてもよい。
また、側周壁181の下端と外周壁160の上端の高さが変化する傾斜部の周範囲は、本実施例に限定されず、適宜設定することができる。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
まず、ヒンジキャップWを中栓Aに組み付けるには、ヒンジキャップWの中栓Aとの周方向位置関係を、図8に示すセット状態(爪部70と駐止突起71とが打栓凹部33に対応する周方向位置)にあわせて上方から押し込むことは第1実施例と同様であるが、本実施例では外周壁160の下部内周に突設された係合突起108が外筒10のテーパー角面14を摺接しながら乗り越え、下向き段部16に係合するようになっている。
閉蓋状態のヒンジキャップWでは、係止膨出部107の下部が補助突条104の上部に係合して、閉蓋状態を確実に保持する。
係合突起108は簡易な構造でコストを抑えることができるが、もちろん、第1実施例のように、弾性を有し反転して係合する係合片65を採用することも可能である。
ヒンジキャップWを組み付ける際に、第1係合リブ150と第2係合リブ188が当接してうまく噛み合わなくても、第1係合リブ150、第2係合リブ188には、それぞれテーパー部150a、テーパー部188aが形成されているので、周方向にわずかに回動すれば、図15(b)に示すように、多数の第1係合リブ150と第2係合リブ188は互いに噛み合って嵌入する。
セット状態に組み付けられたヒンジキャップWを打栓して、容器本体1の口部2に中栓Aを嵌合固定することは第1実施例と同様であるが、本実施例の場合、打栓力は、側周壁181だけでなく補強筒部105をも通じて嵌合筒部5に効率的、安定的に伝えられる。
このセット状態から、栓体147を抜栓して開封するには、第1実施例と同様にヒンジキャップWを図8に示す開封方向Yに回転する。
多数の第1係合リブ150と第2係合リブ188はすでに互いに密に噛み合っているので、回転力はすぐに栓体147に伝わり、薄肉弱化部145が破断する。
さらに、ヒンジキャップWを回転していくと、第1実施例と同様に、爪部70が係合凹部36に嵌合して、ヒンジキャップWと中栓Aは回動不能となり、互いに固定された開封状態となる。
本実施例では、ヒンジキャップWをセット状態から開封開始状態まで回転する角度θ1はほとんど0°であり、注出筒142は、先端外周が密封筒部182の先端内周のシール端部189に周方向に同一の高さで嵌合し、開封状態となる周方向位置を選ばないので、セット状態から開封状態までヒンジキャップWを回転する角度θ2は実施例1より大幅に小さくできる。
また、第1係合リブ150と第2係合リブ188との係合位置の径は、ヒンジキャップWの外径に対して第1実施例より小さく、小さな回転力で開封操作を行うことができ、開封操作がより簡便となっている。
なお、実施例1では、注出筒42の高さを周方向で異ならせ、開封前に開蓋不能な状態を作り出しているが、本実施例の場合も、周知の各種不正開蓋防止手段等を採用することが望ましい。
この開封状態から上蓋Cを開けば、中栓Aから切り離された栓体147は、第1係合突部151が係着部83の第2係合突部90に係合して上蓋Cに保持され、注出筒142の上部から除去されて注出口が開口する。
開蓋時には、補助突条104と係止膨出部107との係合を解除する必要があるが、係止膨出部107の突出高さは微少であり、上蓋Cのヒンジと反対側の高さが高いので把持しやすいため、容易に解除できる。
次に、実施例2において栓体の構成を変更するとともに、上蓋の構成を変更した第3実施例について説明する。
以下、第1実施例および第2実施例と同一の構成部分には同一の符号を付し、相違点を中心に説明する。
図16,17に示すように、注出筒142の上端に、薄肉弱化部145を介して栓体247が一体に連設されている点は、第2実施例と同じである。
本実施例の栓体247は、内周に第1係合リブ250が複数形成され、外周上端部に第1係合突部251が突設されている。
頂壁80の裏面中央付近から筒状のボス部201が垂設され、ボス部201の外周には、第1係合リブ250に係合可能な第2係合リブ288が複数突設され、ボス部201の内周側には栓体247の底壁249に立設された中央芯部202が回動可能に嵌合している。
本実施例ではボス部201は筒状であるが、必ずしも筒状である必要はなく、中央芯部202はなくともよい。
図17(b)および図18に示すように、第1係合リブ250および第2係合リブ288は、それぞれ周方向4箇所に均等に設けられ、互いに係合するそれぞれの当接面250b、288bは軸心Oを通る径方向に形成されている。
図17(b)に示すセット状態では、互いに向き合う当接面250b、288bのなす角度はθ1となっている。
密封筒部282には、内周先端部に形成されたシール端部289の上方に、第1係合突部251に係合可能な第2係合突部290が突設されている。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
まず、ヒンジキャップWを中栓Aに組み付けるには、ヒンジキャップWを閉蓋し、中栓Aとの周方向位置関係が、爪部70と駐止突起71とが打栓凹部33に対応するセット状態で押し込むことは第1、第2実施例と同様であり、係合突起108が下向き段部16に係合して中栓Aからの離脱を阻止する点は実施例2と同様である。
このとき、密封筒部282の第2係合突部290は、栓体247の第1係合突部251を乗り越えて係合筒248の外周側に嵌合している。
セット状態に組み付けられた中栓付きヒンジキャップは、図18に示すように、ヒンジキャップWを図中矢印Yで示される開封方向にθ1回転すると、第2係合リブ288の当接面288bが、2点鎖線で示される周方向位置δ−δ線上のセット位置から、実線で示される周方向位置ε−εに移動し、栓体247の当接面250bに当接する開封開始状態となる。
開封開始状態からさらにヒンジキャップWを回転させると、薄肉弱化部145が破断し、さらにヒンジキャップWをセット位置から中心角θ2まで回転させると、爪部70が係合凹部36に嵌合して回動不能な開封状態となることは第1実施例と同様である。
本実施例の場合も、第2実施例と同様に、注出筒142は開封状態となる周方向位置を選ばないので、開封するためにヒンジキャップWを回転する角度θ2は実施例1より小さくできるとともに、第1係合リブ250は係合筒248の内周側に形成されているので、第1係合リブ250と第2係合リブ288とが噛み合う係合位置の径は、第2実施例よりさらに小さくなり、開封に必要な力はさらに小さくなるので、開封操作がより簡便なものになる。
本発明の中栓付きヒンジキャップは、ヒンジキャップを一方向へ回転するだけで開栓し、ヒンジキャップを注出方向に固定して容器の使用を開始することができるので、従来のプルリングを用いたキャップのように開栓に大きな力を必要とせず、しかも、面倒な開封・開栓操作を必要としないため、子供やお年寄りなどでも楽に使用することができ、容器のキャップとして広く利用可能である。
A 中栓
B キャップ本体
C 上蓋
D ヒンジ
Q ヒンジの回転中心
R シール端部の回転半径
W ヒンジキャップ
1 容器本体
2 口部
3 係止突条
5 嵌合筒部
6 筒壁部
7 注出筒部
10 外筒
11 内筒
12 上壁
13 係止縮径部
14 テーパー角面
15 凹面
16 下向き段部
17 間隙
17a (間隙)端部
18 把持部
19 縦切断部
20 引っ掛け凹部
21 把持凹部
22 薄肉始断部
23 切欠き凹部
23a 終端部
24 周方向切断部
30 係止凸部
31 乗り越え凸部
32 逆転防止壁
33 打栓凹部
34 基部係合面
35 爪係合面
36 係合凹部
37 乗り越え傾斜面
38 第1芯だし周面
39 上向き段部
40 突出部
41,141 基部
42,142 注出筒
43 円筒状下部
44 リップ部
45、145 薄肉弱化部
47,147,247 栓体(隔壁)
48,148,248 係合筒
49,149,249 底壁
50,150,250 第1係合リブ(第1歯部)
51,151,251 第1係合突部
52 拡径部
53 フランジ部
60,160 外周壁
61,161 基板部
62 位置決め筒部
65 係合片
66,166 傾斜環
67,167 環板
68 第2芯だし周面
70 爪部
71 駐止突起
72 爪基部
73 ロック爪
80 頂壁
81,181 側周壁
82,182,282 密封筒部
83 係着部
85 補強リブ
86 傾斜端部
87 摘み
88,188,288 第2係合リブ(第2歯部)
89,189,289 シール端部
90,290 第2係合突部
92(92a,92b) 本体側保護突起
93(93a,93b) 蓋側保護突起
101 縮径傾斜面
102 係止凹面
103 係止段部
104 補助突条
105 補強筒部
107 係止膨出部
108 係合突起
150a,188a テーパー部
250b、288b 当接面
201 ボス部
202 中央芯部

Claims (14)

  1. 容器本体の口部に装着され、注出口から内容物を案内する注出筒を具える中栓と、該中栓に装着されるヒンジキャップとからなり、
    ヒンジキャップは、中栓に回転可能に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設される上蓋とからなっており、
    中栓には、注出筒に薄肉弱化部を介して連結され周面に第1歯部を有する栓体が設けられ、
    上蓋には、頂壁裏面から垂設され周面に第2歯部を有する筒部が設けられており、
    ヒンジキャップを所定の開封方向に回転することによって、第1歯部と第2歯部が係合して薄肉弱化部を破断可能に配設され、ヒンジキャップをさらに前記開封方向に回転することによって、ヒンジキャップと中栓の回転を阻止するロック機構が具えられ、
    ロック機構は、中栓に設けられたロック外周面と、キャップ本体に設けられ、ロック外周面に嵌入可能および回転可能なロック内周面とからなり、
    ロック外周面とロック内周面のいずれか一方には、周方向に係合凹部を挟んで、乗り越え凸部と、乗り越え凸部より開封方向に係止凸部とが突設され、他方には前記係合凹部に嵌合可能な爪部が突設されており、
    爪部は、径方向の高さが、乗り越え凸部と他方の周面との間隙より低く、係止凸部と他方の周面との間隙より高い爪基部と、爪基部から開封方向と反対側へ、乗り越え凸部における前記間隙より高く一方の周面側に延びる弾性変形可能なロック爪とからなることを特徴とする中栓付きヒンジキャップ。
  2. ロック機構の乗り越え凸部、係止凸部および爪部は、周方向にそれぞれ複数箇所設けられていることを特徴とする請求項1記載の中栓付きヒンジキャップ。
  3. 注出筒の内周面に栓体を連結する薄肉弱化部が設けられ、
    第1歯部は、栓体に立設した係合筒外周の周方向複数個所に突設された第1係合リブであり、
    第2歯部は、上蓋の頂壁裏面から垂設された密封筒部の内周の周方向複数個所に突設された第2係合リブであることを特徴とする請求項1または2記載の中栓付きヒンジキャップ。
  4. 注出筒の上端に栓体を連結する薄肉弱化部が設けられ、
    第1歯部は、栓体に立設した係合筒外周の周方向複数個所に突設された第1係合リブであり、
    第2歯部は、上蓋の頂壁裏面から垂設された密封筒部の内周の周方向複数個所に突設された第2係合リブであることを特徴とする請求項1または2記載の中栓付きヒンジキャップ。
  5. 係合筒の内周には第1係合突部が形成され、密封筒部より内側には、外周に第1係合突部に係合可能な第2係合突部が形成された係着部が頂壁裏面から垂設されていることを特徴とする請求項3または4に記載の中栓付きヒンジキャップ。
  6. 注出筒の上端に栓体を連結する薄肉弱化部が設けられ、
    第1歯部は、栓体に立設した係合筒内周の周方向複数個所に突設された第1係合リブであり、
    第2歯部は、上蓋の頂壁裏面の中央付近から垂設されたボス部の外周の周方向複数個所に突設された第2係合リブであることを特徴とする請求項1または2記載の中栓付きヒンジキャップ。
  7. 係合筒の外周には第1係合突部が形成され、上蓋の頂壁裏面から垂設された密封筒部の内周に第1係合突部に係合可能な第2係合突部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の中栓付きヒンジキャップ。
  8. 中栓には、容器本体の口部に嵌合する嵌合筒部と、嵌合筒部の上面を形成する上壁に立設された筒壁部とが設けられ、
    キャップ本体には、外周壁に外周縁を連設する環状の基板部と、基板部から垂設された位置決め筒部とが設けられ、
    ロック外周面は筒壁部の外周面に形成され、ロック内周面は位置決め筒部の内周面に形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の中栓付きヒンジキャップ。
  9. 筒壁部の外周には、ロック外周面の上部に第1芯だし周面が形成され、基板部の内周面には第1芯だし周面に回転可能に嵌合する第2芯だし周面が形成されていることを特徴とする請求項8記載の中栓付きヒンジキャップ。
  10. 乗り越え凸部と係止凸部はロック外周面に設けられ、爪部はロック内周面に設けられており、
    ロック内周面には、爪部が係合凹部に嵌合したとき、径方向で乗り越え凸部と重なり合うことが可能な高さと周方向位置に配設された駐止突起が設けられ、
    ロック外周面には、乗り越え凸部および係止凸部から周方向所定間隔だけ離隔した位置に駐止突起と係合可能な逆転防止壁が突設され、逆転防止壁と周方向に隣接して爪部と駐止突起とを包含可能な幅を有する打栓凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の中栓付きヒンジキャップ。
  11. 中栓の嵌合筒部の外周面に下方が切り欠かれた凹面を形成する下向き段部が設けられ、キャップ本体の基板部外周縁から垂設された外周壁の内周面には、斜め内側下向きに弾性変形可能な複数の係合片が設けられており、
    係合片と下向き段部は、キャップ本体の前記外周壁の内周面を中栓の前記外周面に嵌挿することにより、係合片が内方上向きに変形して下向き段部に係合可能に配設されていることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の中栓付きヒンジキャップ。
  12. キャップ本体は、多条ねじによって中栓に装着されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の中栓付きヒンジキャップ。
  13. 位置決め筒部の下端は、キャップ本体を中栓に装着したとき、嵌合筒部の上壁に当接することを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載の中栓付きヒンジキャップ。
  14. 中栓の嵌合筒部の外周面を形成する外筒の下端部には、容器本体から分離して分別廃棄可能な分別機構が設けられており、
    分別機構は、外筒の下部外周面の所定円弧範囲にわたって軸方向に形成された間隙を介して形成された把持部と、把持部の一端部側に軸方向に破断可能に形成された縦切断部と、把持部の他端部側の前記間隙の端部に隣接し、下部が把持部を除いて切り欠かれ破断可能に形成された周方向微小範囲の薄肉始断部と、薄肉始断部から前記間隙端部と反対側へ所定円弧範囲にわたって、薄肉始断部の上面の高さに一致して外筒の外周面から径方向に切り欠かれた切欠き凹部と、切欠き凹部によって外筒内周側に破断可能に形成された薄肉の周方向切断部とを具えていることを特徴とする請求項8〜13のいずれかに記載の中栓付きヒンジキャップ。
JP2015073548A 2014-04-30 2015-03-31 中栓付きヒンジキャップ Active JP6410652B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015073548A JP6410652B2 (ja) 2014-04-30 2015-03-31 中栓付きヒンジキャップ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014094317 2014-04-30
JP2014094317 2014-04-30
JP2015073548A JP6410652B2 (ja) 2014-04-30 2015-03-31 中栓付きヒンジキャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015221690A true JP2015221690A (ja) 2015-12-10
JP6410652B2 JP6410652B2 (ja) 2018-10-24

Family

ID=54784970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015073548A Active JP6410652B2 (ja) 2014-04-30 2015-03-31 中栓付きヒンジキャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6410652B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019156406A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 東罐興業株式会社 封止装置
JP2019189315A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 株式会社吉野工業所 中栓付きヒンジキャップ
JP2020055535A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ
JP2020055566A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 株式会社吉野工業所 キャップのシール構造
JP2020183237A (ja) * 2019-04-26 2020-11-12 株式会社吉野工業所 キャップ
JP2021004065A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ
JP2021054513A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 三笠産業株式会社 ヒンジキャップ
JP2021155120A (ja) * 2020-03-27 2021-10-07 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ
JP7470371B2 (ja) 2020-02-10 2024-04-18 三笠産業株式会社 キャップ
JP7479770B2 (ja) 2020-09-30 2024-05-09 株式会社吉野工業所 容器用キャップ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0421449U (ja) * 1990-06-15 1992-02-24
JP2011173632A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Yoshino Kogyosho Co Ltd 注出キャップ
JP2013126890A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Nippon Closures Co Ltd 一体成型合成樹脂製容器蓋
JP2013184741A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Tokyo Raito Kogyo Kk キャップ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0421449U (ja) * 1990-06-15 1992-02-24
JP2011173632A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Yoshino Kogyosho Co Ltd 注出キャップ
JP2013126890A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Nippon Closures Co Ltd 一体成型合成樹脂製容器蓋
JP2013184741A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Tokyo Raito Kogyo Kk キャップ

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019156406A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 東罐興業株式会社 封止装置
JP7202072B2 (ja) 2018-03-07 2023-01-11 東罐興業株式会社 封止装置
JP7044623B2 (ja) 2018-04-27 2022-03-30 株式会社吉野工業所 中栓付きヒンジキャップ
JP2019189315A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 株式会社吉野工業所 中栓付きヒンジキャップ
JP2020055535A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ
JP2020055566A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 株式会社吉野工業所 キャップのシール構造
JP7220950B2 (ja) 2018-09-28 2023-02-13 株式会社吉野工業所 キャップのシール構造
JP7123723B2 (ja) 2018-09-28 2022-08-23 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ
JP2020183237A (ja) * 2019-04-26 2020-11-12 株式会社吉野工業所 キャップ
JP7250607B2 (ja) 2019-04-26 2023-04-03 株式会社吉野工業所 キャップ
JP2021004065A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ
JP2021054513A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 三笠産業株式会社 ヒンジキャップ
JP7417242B2 (ja) 2019-10-01 2024-01-18 三笠産業株式会社 ヒンジキャップ
JP7470371B2 (ja) 2020-02-10 2024-04-18 三笠産業株式会社 キャップ
JP2021155120A (ja) * 2020-03-27 2021-10-07 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ
JP7479770B2 (ja) 2020-09-30 2024-05-09 株式会社吉野工業所 容器用キャップ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6410652B2 (ja) 2018-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6410652B2 (ja) 中栓付きヒンジキャップ
JP6230447B2 (ja) 抜栓キャップ
JP6084542B2 (ja) 中栓付きキャップ
JP6202528B2 (ja) ヒンジキャップ
JP6202527B2 (ja) 抜栓キャップ
JP6278820B2 (ja) 中栓付きヒンジキャップ
JP2008308218A (ja) キャップ
JP6116474B2 (ja) 不正開封防止キャップ
JP6415163B2 (ja) 不正開封防止キャップ
JP2015063342A (ja) 中栓付きキャップ
JP7154981B2 (ja) 抜栓キャップ
JP2014091524A (ja) キャップ
JP2019189315A (ja) 中栓付きヒンジキャップ
JP6124783B2 (ja) 分別キャップ
JP2018193088A (ja) キャップ
JP5984636B2 (ja) 中栓と蓋本体とから構成された容器蓋
JP5797584B2 (ja) ヒンジキャップ
JP2010235167A (ja) キャップ
JP6827682B2 (ja) ねじキャップ
JP2017030767A (ja) 開封防止機能付き容器及び開封防止部材
JP6202523B2 (ja) ヒンジキャップ
JP7278872B2 (ja) 抜栓キャップ
JP6057848B2 (ja) 抜栓キャップ
JP5808657B2 (ja) ヒンジキャップ
JP5909951B2 (ja) 複合キャップ

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20151125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151225

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180925

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6410652

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150