JP2021004065A - ヒンジキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 軽量化が可能であり、シャワー水がキャップ内に入ることのないヒンジキャップを提供すること。【解決手段】 容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設される上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体は、容器本体の口部に装着される装着部を有し、装着部は、上部に閉蓋時の上蓋と係合する蓋係合部と、蓋係合部の外周側から垂設される外筒を備え、上蓋は、天面を形成する頂壁と、頂壁の周縁から垂設される側周壁と、頂壁の下面から垂設され、キャップ本体の蓋係合部と係合する係合筒を有し、閉蓋時に側周壁と係合筒との間に空間を有し、係合筒の内側にリブ部が少なくとも1つ形成されていることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、ヒンジによって開閉可能に連結した上蓋とからなるヒンジキャップに関し、とくに、座屈することなく軽量化可能であり、キャップ内にシャワー水が吸い込まれないようにしたヒンジキャップに関するものである。
殺菌のため加熱された内容液を容器に充填するヒンジキャップにおいて、内容液を充填してヒンジキャップを容器口部に装着した後、容器外部からシャワー水で洗浄、冷却することが従来より行われている。
充填した液を冷やすために冷水でシャワーすると、上蓋内の空気が内容液の熱によって温められているため、上蓋内の空気が冷却されて、上蓋内の内圧が低下することになり、上蓋内と大気圧との間に圧力差が生じ、その隙間からシャワー水が上蓋内に吸い込まれてしまい、衛生管理上問題となっていた。
そのため、シャワー冷却する際に、キャップ内にシャワー水が入らないように、容器の口部に打栓するものであっても、確実な密閉が保持できるようにしたヒンジキャップが従来から知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−246127号公報
特許文献1記載のヒンジキャップは、キャップ本体に上蓋を閉蓋した状態で、容器の口部にキャップ本体を嵌合固定したときに、外側壁(15)がやや内側に倒れ込み、外側壁(15)の弧状面(15b)とシールリング(25)の環状舌片(26)の傾斜面(26a)とが圧接することで、シャワー水がキャップ内に入らないようにしたものである。
しかしながら、上記特許文献1記載のヒンジキャップでは、シャワー水のキャップ内への吸水を完全に抑えることは困難であるとともに、上蓋(20)の側壁(22)の被係止突条(24)とキャップ本体(10)の外側壁(15)の係止突条(15a)とが係合するものであり、側壁(22)の変形がしにくいため、開蓋しづらいという問題があった。
また、ヒンジキャップを軽量化する場合には外観の肉厚を薄くする形状で行われており、そうした場合に、ヒンジキャップの打栓の際に座屈してしまったり、上蓋の嵌合力がばらついてしまったりすることがあり、さらにシャワー水の吸水にも影響が出るという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、とくに、ヒンジキャップの軽量化した場合であっても、ヒンジキャップが座屈することがなく、シャワー水の吸水を完全に防止することができるヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設される上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体は、容器本体の口部に装着される装着部を有し、装着部は、上部に閉蓋時の上蓋と係合する蓋係合部と、蓋係合部の外周側から垂設される外筒を備え、上蓋は、天面を形成する頂壁と、頂壁の周縁から垂設される側周壁と、頂壁の下面から垂設され、キャップ本体の蓋係合部と係合する係合筒を有し、閉蓋時に側周壁と係合筒との間に空間を有し、係合筒の内側にリブ部が少なくとも1つ形成されていることを特徴とする構成を採用する。
ヒンジキャップの具体的実施形態として、キャップ本体の蓋係合部は、外周に係止突条が突設され、上蓋の係合筒の内周下部に、閉蓋時に係止突条に係合する係合突条が設けられていることを特徴とする構成、係合筒のリブ部は、下端部にテーパー部が形成され、蓋係合部は、上面に弧状面が形成され、閉蓋時にテーパー部と弧状面とが近接あるいは軽く当接することを特徴とする構成、キャップ本体の外筒は、上面から側周壁と係合筒との間の空間に連通し、外気に通ずる貫通孔が穿設されていることを特徴とする構成、閉蓋時において、側周壁の下端とキャップ本体の外筒の上端とで形成される当接面の当接終点と、係合筒と蓋係合部との係合面の係合始点とが離れた位置にあることを特徴とする構成、また、閉蓋時において、側周壁の下端とキャップ本体の外筒の上端とで形成される当接面の当接終点より、係合筒と蓋係合部との係合面の係合始点のほうが高い位置にあることを特徴とする構成を採用する。
本発明のヒンジキャップは、上蓋の側周壁とキャップ本体との係合のための係合筒とを分離し、空間を設けることで、キャップの軽量化が可能になるとともに、開蓋がしやすくなり、係合筒の内側にリブ部を設けることで、上蓋の座屈を防止することができる。
また、キャップ内へのシャワー水の吸水を完全に防止することができる。
本発明の実施例であるヒンジキャップが閉蓋状態で容器本体に装着された状態を示す側断面図である。 実施例であるヒンジキャップの開蓋状態を示す図であり、(a)は上面図で、(b)は側断面図である。 図1において上蓋とキャップ本体との係合部分の要部拡大図である。
次に、本発明のヒンジキャップについて、実施例を示した図面を参照して説明する。
図1において、Aはキャップ本体、BはヒンジCを介してキャップ本体Aに一体に連設された上蓋、Dは容器本体である。
図1に示すように、容器本体Dは口部1を有し、口部1の外周面には、嵌合突条2が設けられている。
図1〜2に示すように、キャップ本体Aは、容器本体Dの口部1に装着される装着部3と、装着部3から内方に延設される基壁4と、基壁4の縁端部から立設される注出筒5と、注出筒5の内周下端に連設される隔壁6とを備えている。
注出筒5は、内容液を注ぎやすくするために、本実施例では、上部にラッパ状に広がるリップ部5aが形成されている。
装着部3は、上蓋Bの後述する係合筒32と係合する環状の蓋係合部8と、蓋係合部8の内周側から垂設される内筒9と、蓋係合部8の外周側から垂設される外筒10とから構成されている。
蓋係合部8は、外周には係止突条8aが形成され、また、上面には弧状面8bが形成されている。
外筒10は、内周下部に容器本体Dの口部1の嵌合突条2と係合する係合突部11が設けられている。
本実施例では、図2(a)に示すように、外筒10の上面から、後述する上蓋Bの側周壁31と係合筒32との間の空間aに連通し、外気に通ずる貫通孔21が穿設されている。
隔壁6には、注出口を開口する薄肉弱化部12によって画成される除去部13が設けられ、除去部13の上面には、抜栓するためのプルリング14が設けられている。
プルリング14は、ヒンジC側の端部に立設される支柱部15と、支柱部15の上端から連設されるリング部16とから構成されている。
本実施例では、上蓋Bを小さくして軽量化されており、プルリング14を上蓋B内に納めるため、隔壁6の中央部が下げられた構造をしているが、隔壁6は、プルリング14が上蓋B内に納まるようなら平面状であってもよい。
図2(a)に示すように、外筒10のヒンジCの左右のいずれかの近傍には、外周面に略V字状の外周切り込み部17が下端部に薄肉底壁を残して上方から切り込まれている。
係合突部11の外周切り込み部17に対応する位置には、図示しないが内周切り込み部が縦方向に刻設され、縦方向引き裂きラインが形成される。
外周切り込み部17のヒンジC側では、端面17aの内周側の上部の薄肉部を隔てた位置を起点として円周方向に延びるように、スリット溝18が上方から凹設され、本実施例では、端面17aを始点として、約345°にわたって延びている。
また、縦方向引き裂きラインに隣接するスリット溝18の起点を引き裂き開始点として、スリット溝18の底面19の内周側には、外筒10と蓋係合部8間を連結する薄肉連結部20が設けられ、周方向引き裂きラインが円弧状に延びるように形成され、終点の破断不能な連結部まで引き裂き可能となっている。
本実施例では、全スリット溝18のうち、約300°が薄肉連結部20を有する周方向引き裂きラインとなり、残りの約45°は薄肉連結部20を有しない浅いスリット溝18となっている。
また、本実施例では、スリット溝18は、外気に通ずる貫通孔21に連通しており、スリット溝18にたまった水を抜くことができる。
なお、上記の縦方向引き裂きラインおよび周方向引き裂きラインに基づく分別機構は必須ではなく、その場合には、外筒10の上面から、外気に通ずる貫通孔21のみが形成される。
また、深さを問わないスリット溝18を設け、スリット溝18の下方に貫通孔21を設けるものでもよい。
上蓋Bは、ヒンジCを介してキャップ本体Aの外筒10の外周上端に、回動自在に取着されており、天板部に設けられた頂壁30と、頂壁30の外周縁から垂設される側周壁31とを備えている。
キャップ本体Aの蓋係合部8と係合するために、頂壁30の下面から係合筒32が垂設され、側周壁31と係合筒32との隙間の空間aは、外筒10に設けられたスリット溝18に連通している。
係合筒32の内周下部には、蓋係合部8の係止突条8aに係合するための係合突条33が設けられている。
本実施例では、側周壁31と、係合筒32は、ヒンジキャップの軽量化のために薄肉となっており、打栓などのときに、係合筒32が外側に広がって変形して、ヒンジキャップが座屈しやすくなっているため、係合筒32の内側には、座屈防止のために、リブ部34が断続的に複数設けられている。
リブ部34は、本実施例では、図2(a)に示すように、係合筒32の内側円周上に均等間隔で8個設けられ、その下端部は、蓋係合部8の上面の弧状面8bに近接あるいは軽く当接するように、テーパー部35が形成され、テーパー部35は係合筒32の広がりを防止することができる。
図1に示すように、閉蓋時においては、上蓋Bの側周壁31の下端とキャップ本体Aの外筒10の上端とで当接面を有するが、この当接面は完全には当接しておらず、わずかな隙間を有している。シャワー水はこの外周側から吸い込まれ、表面張力で内周側に到達するが、スリット溝18に連通する空間aによって表面張力が断ち切られ、吸い込まれたシャワー水を遮断することができる。
また、側周壁31の下端と外筒10の上端との当接面の内側到達点を当接終点bとし、係合筒32の係合突条33と蓋係合部8の係止突条8aとが当接する係合面の始まるところを係合始点cとすると、係合始点cが当接終点bより上方にあるため、吸込が強い場合であっても、係合突条33と係止突条8aの係合面にまで到達することはない。
また、頂壁30の下面から、注出筒5の内周面に当接するように、密封筒36が垂設されている。
本実施例では、注出筒5およびリップ部5aが軽量化のために薄肉にしてあるため、注出筒5のリップ部5aに当接あるいは近接するように封止筒37が垂設され、注出筒5およびリップ部5aが外側へ倒れるのを防止している。
なお、封止筒37はなくても構わない。
また、側周壁31のヒンジCと反対側の外周下部には摘み部38が突設されている。
本実施例では、頂壁30には、ヒンジキャップの軽量化のために、ヒンジキャップとしての機能に影響しないように、頂壁30をヒンジC側からヒンジCと反対側にかけて帯状に切り欠いた薄肉部39が設けられている。
次に、本実施例の使用態様および作用効果について説明する。
本実施例のヒンジキャップは、まず、図2に示すような開蓋した状態で製造され、閉蓋状態にしてから容器本体Dに装着される。
閉蓋状態とするには、上蓋Bの摘み部38を手指で持ち、ヒンジCを支点に回動し、上蓋Bの上面を押さえて閉蓋する。
その際、係合筒32の係合突条33は、蓋係合部8の係止突条8aを容易に乗り越えて係合する。
また、係合筒32のリブ部34の下端のテーパー部35は、蓋係合部8の上面の弧状面8bに近接するか、軽く当接する。
上蓋Bの密封筒36の外周面と注出筒5の内周面が当接して密封するとともに、注出筒5のリップ部5aも上蓋Bの封止筒37に当接あるいは近接する。
次に、加熱殺菌された内容液を充填した容器本体Dの口部1に、閉蓋状態のヒンジキャップをあてがい、上方から押圧して打栓することによって装着し、図1に示す状態となる。
打栓の際には、上蓋Bが強く押圧されるため、それによって、係合筒32は外側に広がりながら変形しやすい状態となるが、リブ部34によって変形が抑えられるとともに、リブ部34の先端のテーパー部35が蓋係合部8の上面の弧状面8bに圧接することになり、係合筒32の外側への広がりが抑えられ、ヒンジキャップの座屈を防止することができる。
その後、容器外部よりシャワー水で洗浄、冷却する。
本発明の実施例では、上蓋Bの側周壁31と係合筒32との間に貫通孔21に連通する空間aが設けられているため、上蓋Bの側周壁31とキャップ本体Aの外筒10との当接面の極めて狭い隙間に、毛細管現象によりシャワー水が侵入しても、貫通孔21に連通する空間aによって毛細管現象が断ち切られ、上蓋Bの係合筒32とキャップ本体Aの蓋係合部8との係合面にまでシャワー水が侵入することはない。
また、シャワー水の冷却により、キャップ内が減圧状態になった場合でも、側周壁31と外筒10との当接面から吸い込まれたシャワー水は、貫通孔21に連通する空間aによって遮断され、また、貫通孔21が外気に通じているため、シャワー水の吸込力が弱められ、上蓋Bの係合筒32とキャップ本体Aの蓋係合部8の係合面へのシャワー水の吸い込みを防止することができる。
本実施例では、さらに上蓋Bの側周壁31の下端とキャップ本体Aの外筒10の上端との当接面の当接終点bより、係合筒32と蓋係合部8との係合面の係合始点cの方が高い位置にあるため、シャワー水の吸水防止効果が高められている。
なお、側周壁31と外筒10との当接面の当接終点bと、係合筒32と蓋係合部8との係合面の係合始点cとの間が離れていればよく、その場合には係合始点cの位置を当接終点bより高くしなくてもよい。
上記特許文献1では、側壁(22)とシールリング(25)との間に空間があるものの、シャワー水は、減圧に基づく毛細管現象によって外側壁(15)の上面まで吸い上げられてしまい、さらに、外側壁(15)の上面を伝って、外側壁(15)とシールリング(25)との係合面を毛細管現象によってシャワー水を吸い込んでしまうため、シャワー水のキャップ内への吸水を完全に防止することは困難である。
本実施例のヒンジキャップが装着された容器を使用するには、上蓋Bの摘み部38を引き上げて開蓋し、プルリング14を把持して引き上げると、支柱部15近くの薄肉弱化部12から破断が始まり、薄肉弱化部12が完全に破断すると除去部13が隔壁6から分離され、開口部が注出口を形成する。
本実施例のヒンジキャップは、軽量化のために側周壁31が薄肉にされており、また、キャップ本体Aと係合していないため、摘み部38を把持して、そのまま引っ張ることで係合筒32と蓋係合部8との係合が簡単に外れ、開蓋が容易である。
注出口が開口された容器本体Dを傾ければ、容器本体D内に充填された内容液は注出口を通って注出筒5に案内され、必要な箇所に注出することができる。
使用後は、上蓋Bを回動して係合筒32の係合突条33を蓋係合部8の係止突条8aに係合させることで再び閉蓋状態となり、このとき、密封筒36の外周面が注出筒5の内周面に当接して、容器内を密封する。
本実施例のヒンジキャップは、使用した後に容器本体Dから分別して廃棄することができる。
ヒンジキャップを開蓋し、上蓋Bを指で把持して外方に引っ張ると、外筒10のヒンジCとの連設部位が引っ張られて変形し、縦方向引き裂きラインが破断され、さらに上蓋Bを引っ張ると、周方向引き裂きラインを形成する薄肉連結部20が破断を始め、薄肉連結部20の破断が進行すると、上蓋Bがキャップ本体Aから離れていく。
薄肉連結部20の終端部で破断が完了し、さらに上蓋Bを引っ張ると、キャップ本体Aと容器本体Dの口部1との嵌合が外され、ヒンジキャップと容器本体Dとを分別廃棄することができる。
本実施例のヒンジキャップは、容器本体Dの口部1に打栓により装着するものであるが、打栓ではなく、螺合によって装着することも可能である。
また、プルリング14による抜栓だけでなく、他のいろいろな方法で抜栓するものであっても構わない。
さらに、本実施例のヒンジキャップは、とくに軽量ヒンジキャップとして有用なものであるが、通常のヒンジキャップとして使用することも可能である。
本発明のヒンジキャップは、軽量化が可能であり、軽量ヒンジキャップであっても座屈することがなく、また、加熱した内容液を充填した容器に装着して、シャワー水で冷却する際に、キャップ内が減圧状態となっても、シャワー水がキャップ内に吸い込まれることがないため、衛生管理が容易であり、食品用容器に適用して好適である。
A キャップ本体
B 上蓋
C ヒンジ
D 容器本体
a 空間
b 当接終点
c 係合始点
1 口部
2 嵌合突条
3 装着部
4 基壁
5 注出筒
5a リップ部
6 隔壁
8 蓋係合部
8a 係止突条
8b 弧状面
9 内筒
10 外筒
11 係合突部
12 薄肉弱化部
13 除去部
14 プルリング
15 支柱部
16 リング部
17 外周切り込み部
17a 端面
18 スリット溝
19 底面
20 薄肉連結部
21 貫通孔
30 頂壁
31 側周壁
32 係合筒
33 係合突条
34 リブ部
35 テーパー部
36 密封筒
37 封止筒
38 摘み部
39 薄肉部

Claims (6)

  1. 容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設される上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、
    キャップ本体は、容器本体の口部に装着される装着部を有し、
    装着部は、上部に閉蓋時の上蓋と係合する蓋係合部と、蓋係合部の外周側から垂設される外筒を備え、
    上蓋は、天面を形成する頂壁と、頂壁の周縁から垂設される側周壁と、頂壁の下面から垂設され、キャップ本体の蓋係合部と係合する係合筒を有し、
    閉蓋時に側周壁と係合筒との間に空間を有し、係合筒の内側にリブ部が少なくとも1つ形成されていることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. キャップ本体の蓋係合部は、外周に係止突条が突設され、上蓋の係合筒の内周下部に、閉蓋時に係止突条に係合する係合突条が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
  3. 係合筒のリブ部は、下端部にテーパー部が形成され、蓋係合部は、上面に弧状面が形成され、閉蓋時にテーパー部と弧状面とが近接あるいは軽く当接することを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジキャップ。
  4. キャップ本体の外筒は、上面から側周壁と係合筒との間の空間に連通し、外気に通ずる貫通孔が穿設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヒンジキャップ。
  5. 閉蓋時において、側周壁の下端とキャップ本体の外筒の上端とで形成される当接面の当接終点と、係合筒と蓋係合部との係合面の係合始点とが離れた位置にあることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のヒンジキャップ。
  6. 閉蓋時において、側周壁の下端とキャップ本体の外筒の上端とで形成される当接面の当接終点より、係合筒と蓋係合部との係合面の係合始点のほうが高い位置にあることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のヒンジキャップ。
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