JP4430925B2 - 合成樹脂製容器蓋 - Google Patents

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Description

この発明は、容器口部に打栓挿着される合成樹脂製容器蓋に関するものであり、更に述べると、容器と容器蓋の分別を容易にするために、容器蓋に深溝を備えた合成樹脂製容器蓋に関するものである。
近年資源の有効利用や公害防止の観点から、使用済みの容器を回収し再利用(リサイクル)が行われている。合成樹脂製のキャップは、容器口部に打栓装着され、該容器口部は外筒と内筒により固く締め付けられているので、分別回収の際に、前記ヒンジキャップを引っ張ってもなかなか外れない。そのため、分別回収作業に多くの時間と労力を費やすことになり、大きな問題となる。
そこで、前記問題を解決するため、中栓の頂壁に深溝を設け、該深溝に縦弱化線を連続させ、該縦弱化線に周方向弱化線を連続させたキャップが開発されている(例えば、特許文献1参照)。このキャップでは、分別回収の際に、上蓋を引っ張ることにより弱化線が切れ、外筒と内筒による締め付け力が弱くなるので、容易に容器口部から分離することができる。
特開2001−192053号公報
容器への内容物充填工程では、内容物の保存性を確保するために内容物を加熱してから充填している。加熱充填された容器は、その後、蓋を打栓装着され、シャワー水で冷却洗浄されるが、蓋により密封された容器内は、高温から常温への温度変化により容器内が減圧状態となる。同様に中栓と上蓋との内部空間も減圧状態となるので、シャワー水が上蓋内に侵入することがある。
通常、上蓋内に侵入したシャワー水は、僅かな量であれば、倉庫等に保管されている間に蒸発するので問題ないが、上記特許文献1では、分別を容易にするために深溝が設けられているので、上蓋内に侵入したシャワー水が深溝に溜まり、蒸発しきれずに該深溝内に残る傾向がある。該深溝内に残った水は、カビの発生原因等になり、衛生的に好ましくない。
この発明は、上記事情に鑑み、深溝に水等が溜まってカビの発生原因等になるのを防止することを目的にする。
本発明は、上容器口部を挟持する嵌合突条を有する外筒と、嵌合筒を上部に形成した嵌合上壁と、内筒嵌着部を有する中栓と、上記中栓に被着される上蓋とを備え、該中栓には分別回収を容易にするための深溝が設けられている分別回収可能な合成樹脂製容器蓋において;前記深溝に挿入されるシール突起を前記上蓋に突設するとともに、前記シール突起の基部に、前記上蓋と前記シール突起とを分離するための弱化部を設けたことを特徴とする。
この発明の前記上蓋と前記中栓は、ヒンジ結合されていることを特徴とする。
この発明は、深溝にシャワー水等が侵入するのを防止するための閉塞手段、例えば、上蓋に、前記深溝に挿入されるシール突起を設けたので、深溝はシール突起により埋められてしまう。従って、深溝内にシャワー水等が侵入するのを防止できるので、カビ等の発生を防止でき、良好な衛生状態を維持することができる。
又、深溝にシール突起が挿入されているので、深溝とシール突起とは密着して一体となり、あたかも深溝が存在しなかった様な状態となる。そのため、深溝の存在により容器口部との嵌合力が低下していた、外筒の深溝及びその近傍部分における嵌合力が補強されるので、均一な嵌合力を容器口部の全周にわたって維持することができる。
この発明の実施の形態を図1〜図3により説明する。
合成樹脂製容器蓋9は、中栓8と、該中栓8にヒンジ10を介して連結されている上蓋20と、を備えている。
中栓8の底壁28の下面には、容器1の口部2を挟持する、嵌合突条4付き外筒5と内筒(内筒嵌着部)7とを備えている。内筒7の内側の底壁28には、切断部を画する切裂溝27が設けられている。
前記底壁28の上面には、注出筒25が立設され、その内側の底壁28には、支柱26が設けられ、その先端部にはプルリング29が固定されている。注出筒25の外側の嵌合上壁6には、嵌合筒22が立設され、その外側のヒンジ10の近傍には、円弧状に形成された深溝11が設けられている。
この深溝11は、外筒5に形成された縦弱化線13、14に連続している。この縦弱化線13、14は、周方向弱化線16に連続している。外筒5の深溝11近傍は、薄肉部となっている。この深溝11の深さは、必要に応じて適宜選択され、例えば、嵌合突条4に到達する深さが採用される。
上蓋20のヒンジ10と反対側には、摘部21が設けられ、又、そのヒンジ10の近傍には、前記深溝11に嵌合されるシール突起30が突設されている。このシール突起30は、深溝11に密接して嵌合できる形状に形成されており、その基部には切断弱化部31が設けられている。この弱化部31は、ミシン目、スリットなどにより形成され、小さな力で切断可能である。
次に、この実施の形態の作動について説明する。
中栓と外蓋のセット:
開蓋状態で射出成型された容器蓋を、図示しない折り機に供給すると、該折り機は上蓋20を回動させて閉蓋状態にする。この時、嵌合筒22は、上蓋20の係止突条19に係止すると共に、シール突起30は、深溝11に嵌合密着し、抜けない状態となる。
合成樹脂製容器蓋の装着:
容器1に内容物を高温にして充填した後、合成樹脂製容器蓋9を容器口部2に打栓装着する。この時、深溝11には、シール突起30が嵌着し、深溝11が埋められているため、あたかも深溝11が存在しなかった様な状態となる。そのため、深溝11の存在により容器口部2との嵌合力が低下していた、外筒の深溝及びその近傍部分における嵌合力が補強されるので、均一な嵌合力を容器口部の全周にわたって維持することができる。
次に、前記合成樹脂製容器蓋1をシャワー水で洗浄冷却する。この時、上蓋20内の圧力が外気圧より低いと、シャワー水が上蓋20内に侵入することがあるが、深溝11は、シール突起30により塞がれているので、シャワー水は深溝11に侵入することはない。従って、深溝11内にシャワー水が溜まるのを防止することができる。
なお、深溝11の下端が、図示しないスリットを介して外筒内面と連通している場合には、内容物が付着している容器口部に、容器蓋を打栓装着すると、その内容物が深溝11内に侵入することがあるが、前記のように深溝11にシール突起30がはめ込まれていると、前記付着物の侵入は完全に阻止することができる。
開封:
初めて容器1内の内容物を使用する場合に、指を鍔部21に掛けて上方に押し上げると、上蓋20が持ち上げられ開蓋状態となる。
このとき、深溝11内に密着挿入されているシール突起30の基部に、力が加わるので、シール突起30の弱化部31が切れ、図3に示すように、シール突起30は、深溝11内に残る。
プルリング29に指を掛けて引っ張ると、切裂溝27が切り裂かれ、底壁28に開口が形成される。図示しない容器1を傾けると、内容物が注出筒25を介して外部に排出される。所望量注出させた後、容器1を元の状態に戻し上蓋20を閉じる。
分別回収:
容器1内の内容物がなくなったら、上蓋20を開いて手で握り、所定方向に引っ張ると、図2、図3に示す深溝11に連続する縦弱化線13、14、周方向弱化線16が切れ、外筒5と内筒7との締め付け力が弱まるので、合成樹脂製容器蓋9は、容易に容器口部2から外れる。
この発明の実施の形態は、上記に限定されるものではない。
例えば、中栓と上蓋をヒンジ結合する、所謂ヒンジキャップの代わりに、前記両者を螺着するタイプのキャップ、にも本件発明の適用は可能である。
深溝にシャワー水等が侵入するのを防止するための閉塞手段として、シール突起を上蓋に一体的に形成する代わり、容器蓋と別体に形成し、該シール突起を深溝に挿入しても良い。このシール突起の長さや形状等は、必要に応じて適宜選択されるが、深溝の全長にわたって密着挿入される様にすると、その長さが短い場合に比べ、より外筒の嵌合力を大きくすることができるとともに、容器口部の付着物が打栓装着時に深溝内に侵入するのを防止することができる。
シール突起の代わりに、深溝の開口端に薄膜を設けて封鎖しても良い。
本発明の実施の形態を示す拡大縦断面図である。 本発明の実施の形態を示す側面図である。 図1の他の状態を示す拡大縦断面図である。
符号の説明
1 容器
2 口部
5 外筒
7 内筒
8 中栓
9 合成樹脂製容器蓋
10 ヒンジ
11 深溝
20 上蓋
30 シール突起
31 弱化部

Claims (2)

  1. 容器口部を挟持する嵌合突条を有する外筒と、嵌合筒を上部に形成した嵌合上壁と、内筒嵌着部を有する中栓と、上記中栓に被着される上蓋とを備え、該中栓には分別回収を容易にするための深溝が設けられている分別回収可能な合成樹脂製容器蓋において;
    前記深溝に挿入されるシール突起を前記上蓋に突設するとともに、
    前記シール突起の基部に、前記上蓋と前記シール突起とを分離するための弱化部を設けたことを特徴とする合成樹脂製容器蓋。
  2. 前記上蓋と前記中栓は、ヒンジ結合されていることを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製容器蓋。
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