JP2020049814A - 熱転写受像シート - Google Patents

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Abstract

【課題】印画物の裏面におけるスパイク痕の発生を効果的に防止できると共に、形成されてるスパイク痕を目立たないものとすることができ、意匠性の高い印画物の作製が可能な熱転写受像シートを提供する。【解決手段】熱転写受像シート10は、剥離部11と、離型層12、基材13及び受容層14を備える本体部15とを備え、離型層12が、シリコーン樹脂及びシリコーンフィラーを含み、剥離部11の厚さが、20μm以上100μm以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、熱転写受像シートに関する。
従来、種々の印字方法が知られているが、その中でも昇華型熱転写方式は、濃度階調を自由に調整でき、中間色や階調の再現性にも優れ、銀塩写真に匹敵する高品質の画像形成が可能である。
この昇華型熱転写方式は、昇華性染料を含有する染料層を備える熱転写シートと、受容層を備える熱転写受像シートとを重ね合わせ、次いで、熱転写プリンターが備えるサーマルヘッドにより、熱転写シートを加熱することで、染料層中の昇華性染料を熱転写受像シートが備える受容層に移行させ、画像形成を行い、印画物を得るものである。
印画物の作製に使用される熱転写プリンターは、一般的には、熱転写受像シートの搬送方向下流に、熱転写受像シートを画像形成位置へ搬送するための、一対の搬送ローラー、例えば、ピンチローラー及びキャプスタンローラーを備える。
ピンチローラーは、熱転写受像シートの受容層と当接し、キャプスタンローラーは、熱転写受像シートの裏面(基材を中心とし、受容層側とは反対側)と当接する。
通常、キャプスタンローラーは、その表面に、微細な突起であるスパイクを備え、該スパイクが熱転写受像シートの裏面に食い込むことにより、熱転写受像シートを保持し、画像形成時における位置ズレを防止している。
近年、カードゲーム等、その用途によっては、意匠性向上のため、印画物裏面への画像形成が行われるが、このような印画物においては、スパイクによる食い込み痕(いわゆるスパイク痕)の発生がより少なくこと、より目立たないことが求められる。
例えば、特許文献1においては、裏面に、軟化点が110℃以上の樹脂層を備える熱転写受像シートが提案されており、これにより、スパイク痕の発生を低減している。
特開平11−115328号公報
本発明は上記問題に鑑みなされたものであり、その解決しようとする課題は、印画物の裏面におけるスパイク痕の発生を効果的に防止できると共に、形成されてしまったスパイク痕を目立たないものとすることができ、意匠性の高い印画物の作製が可能な熱転写受像シートを提供することである。
本発明の熱転写受像シートは、剥離部と、離型層、基材及び受容層を備える本体部とを備え、離型層が、シリコーン樹脂及びシリコーンフィラーを含み、剥離部の厚さが、20μm以上100μm以下であることを特徴とする。
一実施形態において、離型層の前記剥離部側表面の光沢度は、5%以上60%以下である。
一実施形態において、シリコーンフィラーの平均粒子径は、1.5μm以上5μm以下である。
一実施形態において、離型層の厚さは、1μm以上2μm以下である。
一実施形態において、シリコーンフィラーの平均粒子径と、離型層の厚さとの比(シリコーンフィラーの平均粒子径/離型層の厚さ)は、1以上4.5以下である。
一実施形態において、剥離部は、剥離基材及び粘着層を備える。
一実施形態において、本体部は、基材と受容層との間に、接着層及び多孔質層を備える。
一実施形態において、本体部は、基材又は多孔質層と、受容層との間に、プライマー層を備える。
本発明によれば、印画物の裏面におけるスパイク痕の発生を効果的に防止できると共に、形成されてしまったスパイク痕を目立たないものとすることができ、意匠性の高い印画物の作製が可能な熱転写受像シートを提供できる。
一実施形態における熱転写受像シートの模式断面図である。 一実施形態における熱転写受像シートの模式断面図である。 一実施形態における熱転写受像シートの模式断面図である。 一実施形態における熱転写受像シートの模式断面図である。
(熱転写受像シート)
本発明の熱転写受像シート10は、図1に示すように、剥離部11と、離型層12、基材13及び受容層14を備える本体部15とを備える。
また、一実施形態において、剥離部11は、図2に示すように、剥離基材16及び粘着層17を備える。
また、一実施形態において、本発明の熱転写受像シート10が備える本体部16は、図3に示すように、基材14と受容層15との間に、接着層18及び多孔質層19を備える。
また、一実施形態において、本発明の熱転写受像シート10が備える本体部16は、図4に示すように、基材14又は多孔質層19と、受容層15との間に、プライマー層20を備える。
以下、本発明の熱転写受像シートが備える各層について説明する。
(剥離部)
剥離部は、受容層上へ画像形成後、剥離される層であり、印画物裏面へのスパイク痕の発生を防止するために設けられる。一実施形態において、剥離部は、剥離基材を備える。また、一実施形態において、剥離部は、剥離基材上であって、離型層と接する層として、粘着層を備える。
剥離部の厚さは、20μm以上100μm以下であり、25μm以上70μm以下であることが好ましい。これにより、印画物裏面におけるスパイク痕の発生をより顕著に防止できる。また、熱転写受像シートは、プリンター内において、受容層上への画像形成後、熱転写プリンターが備えるカッター機構により、所望のサイズにカットされるが、剥離部の厚さを上記数値範囲内とすることにより、このカッター機構の負荷を低減でき、印画物を多枚数作製した時に、印画物の端面に毛羽立ち等が発生し、その外観を損なってしまうことを防止できる(以下、カット容易性という。)。
(剥離基材)
剥離基材としては、上質紙、アート紙、コート紙、レジンコート紙、キャストコート紙、板紙、合成紙及び含浸紙等の紙基材やポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレート、テレフタル酸−シクロヘキサンジメタノール−エチレングリコール共重合体等のポリエステル、ナイロン6及びナイロン6,6等のポリアミド、ポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE、密度0.941g/cm以上)、中密度ポリエチレン(MDPE、密度0.925g/cm以上0.941g/cm未満)、低密度ポリエチレン(LDPE、密度0.925g/cm未満)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度0.925g/cm未満)、及びポリメチルペンテン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール及びポリビニルピロリドン(PVP)等のビニル樹脂、ポリアクリレート、ポリメタアクリレート及びポリメチルメタアクリレート等の(メタ)アクリル樹脂、ポリイミド及びポリエーテルイミド等のイミド樹脂、セロファン、セルロースアセテート、ニトロセルロース、セルロースアセテートプロピオネート(CAP)及びセルロースアセテートブチレート(CAB)等のセルロース樹脂、スチレン樹脂、ポリカーボネート、並びにアイオノマー樹脂等の樹脂材料から構成される樹脂フィルムを使用することができる。
上記した中でも、スパイク痕の発生防止性という観点から、樹脂フィルムが好ましく、ポリエステル又はポリオレフィンから構成される樹脂フィルムがより好ましく、PET又はPPから構成される樹脂フィルムがさらに好ましい。
なお、本発明において、「(メタ)アクリル」とは「アクリル」と「メタクリル」の両方を包含する。また、「(メタ)アクリレート」とは「アクリレート」と「メタクリレート」の両方を包含する。
剥離基材は、コロナ処理、オゾン処理等の表面処理が施されていてもよい。
剥離基材の厚さは、20μm以上100μm以下であることが好ましく、25μm以上70μm以下であることがより好ましい。これにより、印画物裏面におけるスパイク痕の発生をより顕著に防止できると共にカット容易性を向上できる。
剥離基材の密度は、0.6g/cm以上1.5g/cm以下であることが好ましく、0.9g/cm以上1.4g/cm以下であることがより好ましい。これにより、スパイク痕の発生をより顕著に防止できる。
なお、本発明において、剥離基材の密度は、JIS K 7112に準拠して測定する。
剥離基材は、上記樹脂フィルムを、下記する粘着層を介して、本体部が備える離型層と積層することにより形成してもよく、また、上記した樹脂材料を基材上へ溶融押出することにより形成してもよい。
(粘着層)
一実施形態において、剥離部は、剥離基材上であって、離型層と接する層として、粘着層を備え、これにより、本体部と、剥離部とを適度に接着することができる。粘着層は、少なくとも1種の樹脂材料を含み、例えば、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ビニル樹脂、(メタ)アクリル樹脂、イミド樹脂、セルロース樹脂、スチレン樹脂、ポリカーボネート及びアイオノマー樹脂等が挙げられる。
粘着層における樹脂材料の含有量は、特に限定されるものではないが、50質量%以上90質量%以下とすることができる。
粘着層は、硬化材を含むことができ、例えば、イソシアネート化合物、カルボジイミド化合物、エポキシ化合物及びオキサゾリン化合物等が挙げられる。
上記した硬化材の中でも、イソシアネート化合物が好ましく、例えば、キシレンジイソシアネート(XDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、トリレンジイソシアネート(TDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)及びジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)等が挙げられる。
上記したイソシアネート化合物の中でも、第1の受容層の黄変防止の観点から、XDI、HDIが好ましい。
粘着層は、硬化材を2種以上含んでいてもよい。
粘着層における硬化材の含有量は、特に限定されるものではないが、1質量%以上10質量%以下とすることができる。
一実施形態において、粘着層は、本発明の特性を損なわない範囲において、上記添加材を含むことができる。
粘着層の厚さは、特に限定されるものではないが、例えば、6μm以上12μm以下とすることができる。
粘着層は、上記材料を、水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、塗工液とし、これを、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、剥離基材又は後記する離型層上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(本体部)
本体部は、離型層、基材及び受容層を少なくとも備える。また、一実施形態において、本体部は、基材と受容層との間に、接着層及び多孔質層をさらに備える。また、一実施形態において、本体部は、基材又は多孔質層と、受容層との間に、プライマー層をさらに備える。
(離型層)
離型層は、シリコーン樹脂を含み、硬化型シリコーン樹脂であることが好ましい。
硬化型シリコーン樹脂としては、
(1)白金触媒の存在下、オルガノハイドロジェンポリシロキサンと、アルケニル基を含有するオルガノポリシロキサンと、を加熱硬化させた「付加反応型シリコーン樹脂」、
(2)有機錫触媒の存在下、オルガノハイドロジェンポリシロキサンと、末端に水酸基を含有するオルガノポリシロキサンと、を加熱硬化させた「縮重合反応型シリコーン樹脂」、
(3)光重合触媒の存在下、アルケニル基を含有するオルガノポリシロキサンと、メルカプト基を含有するオルガノポリシロキサンと、硬化させた「ラジカル付加型シリコーン樹脂」、及び
(4)エポキシ基をオニウム塩開始剤にて光開環させて硬化させる「カチオン重合型シリコーン樹脂」が挙げられる。
これらの中でも、本体部と剥離部との剥離容易性の観点からは、付加反応型シリコーン樹脂が好ましい。
より好ましくは、シリコーン樹脂は、オルガノハイドロジェンポリシロキサンと、末端にビニル基を有するポリジメチルシロキサンとを加熱硬化させた付加反応型シリコーン樹脂である。
離型層におけるシリコーン樹脂の含有量は、90質量%以上99.5質量%以下であることが好ましく、95質量%以上99質量%以下であることがより好ましい。これにより、剥離部と本体部との剥離容易性をより向上できる。
離型層は、シリコーンフィラーを含み、シリコーンフィラーとしては、シリコーンゴムフィラー、シリコーン樹脂フィラー及び被覆型シリコーンフィラーが挙げられる。
シリコーンゴムフィラーとは、直鎖状のジメチルポリシロキサンを架橋したシリコーンゴムの粒子のことを指す。例えば、直鎖状のジアルキルポリシロキサン(例えば、ジメチルポリシロキサン)の架橋物が挙げられる。
また、シリコーン樹脂フィラーとは、シロキサン結合が(RSiO3/2(式中、Rは、炭素数1〜3のアルキル基、nは正の整数)で表わされる三次元網目状に架橋した構造を有するポリオルガノシルセスキオキサン硬化物の粒子を指す。例えば、ポリメチルシルセスキオキサン粒子が挙げられる。
また、被覆型シリコーンフィラーは、シリコーンゴム粒子の表面を、シリコーン樹脂で被覆した粒子を指す。
シリコーンフィラーの平均粒子径は、1.5μm以上5μm以下であることが好ましく、2μm以上4.5μm以下であることがより好ましい。これにより、印画物裏面に発生してしまったスパイク痕を目立たないものにできると共に、離型層からのシリコーンフィラーの滑落を防止できる。
なお、本発明において、シリコーンフィラーの平均粒子径は、JIS Z 1189に準拠して測定する。
離型層におけるシリコーンフィラーの含有量は、0.5質量%以上15質量%以下であることが好ましく、1質量%以上10質量%以下であることがより好ましい。これにより、印画物裏面に発生してしまったスパイク痕を目立たないものにできると共に、離型層からのシリコーンフィラーの滑落を防止できる。
本発明の特性を損なわない範囲において、離型層は、シリコーン樹脂以外の樹脂材料、シリコーンフィラー以外のフィラー、シリコーンオイル、ワックス、金属石鹸、上記添加材等を含んでいてもよい。
離型層の厚さは、0.5μm以上4μm以下であることが好ましく、1μm以上2μm以下であることがより好ましい。これにより、スパイク痕の発生をより顕著に防止できると共に、発生してしまったスパイク痕を目立たないものにできる。また、離型層からのシリコーンフィラーの滑落を防止できる。
シリコーンフィラーの平均粒子径と、離型層の厚さとの比(シリコーンフィラーの平均粒子径/離型層の厚さ)は、1以上4.5以下であることが好ましく、2以上3以下であることがより好ましい。これにより、離型層からのシリコーンフィラーの滑落を防止できる。
基材上に形成された離型層の剥離部側表面の光沢度は、5%以上60%以下であることが好ましく、5%以上30%以下であることがより好ましい。これにより、印画物裏面に発生してしまったスパイク痕を目立たないものにできる。
なお、本発明において、離型層の光沢度とは、熱転写受像シートより、剥離部を剥離した後の離型層の剥離部側表面の光沢度を意味し、JIS Z 8741に準拠して、入射角度45°により測定する。
離型層は、上記材料を、水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、塗工液とし、これを、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、基材上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(基材)
基材としては、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ビニル樹脂、(メタ)アクリル樹脂、イミド樹脂、セルロース樹脂、スチレン樹脂、ポリカーボネート及びアイオノマー樹脂等の樹脂材料から構成される樹脂フィルムを使用することができる。
上記した中でも、熱転写受像シートの機械的強度の観点からは、ポリエステルが好ましく、PETがより好ましい。
また、該樹脂フィルムは、無延伸フィルムであっても、一軸延伸フィルムであっても、二軸延伸フィルムであってもよい。
また、基材には、画像が形成されていてもよく、画像としては、特に限定されず、文字、記号及び模様、ホログラム画像等を適宜形成できる。
基材の厚さは、10μm以上、50μm以下であることが好ましく、15μm以上、40μm以下であることがより好ましい。これにより、熱転写受像シートの機械的強度をより向上できる。また、熱転写受像シートのカット容易性を向上できる。
(受容層)
受容層は、熱転写シートが備える染料層から移行してくる昇華性染料を受容し、形成された画像を維持する層である。
受容層は、ポリオレフィン、ビニル樹脂、(メタ)アクリル樹脂、セルロース樹脂、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、スチレン樹脂、ポリウレタン及びアイオノマー樹脂等の樹脂材料を含むことができる。
受容層における上記樹脂材料の含有量は、特に限定されるものではなく、例えば、80質量%以上98質量%以下とすることができる。
一実施形態において、受容層は、離型材を含む。これにより、熱転写シートとの離型性を向上できる。
離型材としては、例えば、ポリエチレンワックス、ポリアミドワックス、テフロン(登録商標)パウダー等の固形ワックス類、フッ素系又はリン酸エステル系界面活性材、シリコーンオイル、反応性シリコーンオイル、硬化型シリコーンオイル等の各種変性シリコーンオイル、及びシリコーン樹脂等が挙げられる。
上記シリコーンオイルとしては油状のものも用いることができるが、変性シリコーンオイルが好ましい。変性シリコーンオイルとしてはアミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、アラルキル変性シリコーン、エポキシ−アラルキル変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、ビニル変性シリコーン、ウレタン変性シリコーン等を好ましく用いる事ができるが、エポキシ変性シリコーン、アラルキル変性シリコーン、エポキシ−アラルキル変性シリコーンが特に好ましい。
受容層における離型材の含有量は、0.5質量%以上20質量%以下であることが好ましく、0.5質量%以上10質量%以下であることがより好ましい。これにより、熱転写シートとの離型性をより向上できる。
また、受容層は、本発明の特性を損なわない範囲において、上記添加材を含むことができる。
受容層の厚さは、0.5μm以上20μm以下であることが好ましく、1.0μm以上10μm以下であることがより好ましい。これにより、受容層上に形成される画像の濃度を向上できる。
受容層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、塗工液とし、これを、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、基材又は後記するプライマー層上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(多孔質層)
一実施形態において、本発明の熱転写シートは、基材と受容層との間に、多孔質層を備え、これにより、受容層上に形成される画像濃度を向上できる。
多孔質層としては、例えば、内部に微細空隙を有する多孔質樹脂フィルムを使用できる。
多孔質層は、少なくとも1種の樹脂材料を含み、例えば、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ビニル樹脂、(メタ)アクリル樹脂、イミド樹脂、セルロース樹脂、スチレン樹脂、ポリカーボネート、並びにアイオノマー樹脂等が挙げられる。
多孔質層は、本発明の特性を損なわない範囲において、上記添加材を含むことができる。
多孔質層の厚さは、20μm以上100μm以下であることが好ましく、30μm以上80μm以下であることが好ましい。これにより、受容層上に形成される画像濃度をより向上できる。また、カット容易性を向上できる。
上記した樹脂材料等を用いた多孔質樹脂フィルムは、公知の方法により製造することができ、例えば、上記した樹脂材料に対し、非相溶な有機粒子又は無機粒子を混練した混合物をフィルム化することにより作製できる。
また、一実施態様において、多孔質樹脂フィルムは、第1の樹脂材料と、第1の樹脂材料より高い融点を有する第2の樹脂材料を含む混合物をフィルム化することにより作製できる。この場合において、第2の樹脂材料は、微細空隙を形成する核材として機能する。第2の樹脂材料の混合量は、第1の樹脂材料100質量部に対し、2質量部以上、10質量部以下であることが好ましい。例えば、第1の樹脂材料としてポリプロピレン、第2の樹脂材料としてアクリル樹脂を含む混合物をフィルム化することにより、多孔質樹脂フィルムを作製できる。
また、該フィルムは、一軸延伸フィルムであっても、二軸延伸フィルムであってもよい。
また、市販されている多孔質フィルムを使用してもよい。
(接着層)
一実施形態において、本発明の熱転写受像シートは、基材と多孔質層との間に、接着層を備え、これにより、これらの密着性を向上できる。
一実施形態において、接着層は、熱により溶融又は軟化し、接着性を発現する樹脂材料を含むことができ、例えば、ポリ酢酸ビニル、PVB、エチレン−酢酸ビニル共重合体及び塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等のビニル樹脂、PE及びPP等のポリオレフィン、PET及びPBT等のポリエステル、ポリアミド、イミド樹脂、ポリ(メタ)アクリレート及びポリメチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル樹脂、セルロースジアスターゼ等のセルロース樹脂、並びにポリウレタン等が挙げられる。
接着層における上記樹脂材料の含有量は、50質量%以上であることが好ましく、70質量%以上であることがより好ましい。これにより、基材と多孔質層との密着性を向上できる。
また、一実施形態において、接着層は、イソシアネート化合物を含み、例えば、ジイソシアネート及びトリイソシアネート等のポリイソシアネートを挙げることができる。
芳香族系ポリイソシネートは、過剰量のジイソシアネート化合物と、多価アルコールとを反応させることにより得ることができる末端イソシアネート基含有化合物(芳香族ジイソシアネートの多価アルコール付加体)である。ジイソシアネート化合物としては、例えば、トリレン−2,6−ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、1,5−ナフチレンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート及びテトラメチルキシリレンジイソシアネート等が挙げられ、多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジトリメチロールプロパン及びジペンタエリスリトール等が挙げられる。
接着層におけるイソシアネート化合物の含有量は、イソシアネート化合物が有するイソシアネート基と、樹脂材料が有する水酸基とのモル当量比(−NCO/−OH)が、0.1以上2.0以下となるよう調整することが好ましい。
また、接着層は、本発明の特性を損なわない範囲において、上記添加材を含むことができる。
接着層の厚さは、特に限定されるものではないが、例えば、1μm以上10μm以下とすることができる。
接着層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、塗工液とし、これを、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、基材上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(プライマー層)
本発明の熱転写受像シートは、基材又は多孔質層と、受容層との間に、プライマー層を備えることができ、これにより、これら層間の密着性を向上できる。
プライマー層は、樹脂材料を含み、例えば、ポリエステル、ポリウレタン、ポリカーボネート、(メタ)アクリル樹脂、スチレン樹脂、ビニル樹脂及びセルロース樹脂等が挙げられる。
また、本発明の特性を損なわない範囲において、プライマー層は、上記添加材を含むことができる。
プライマー層の厚さは、特に限定されるものではなく、例えば、0.5μm以上3μm以下とすることができる。
プライマー層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、塗工液とし、これを、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、基材上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
次に実施例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。また、以下、別途説明している場合を除いて、含有量、配合比等は、質量基準である。
実施例1
基材として、厚さ25μmのPETフィルム(東レ(株)製、ルミラー(登録商標)T−60、密度:1.40g/m)を準備すると共に、該PETフィルムの一方の面に、グラビア印刷によりパターン画像を形成した。
上記PETフィルムの画像形成面に、下記組成の接着層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ4μmの接着層を形成すると共に、該接着層を介して、多孔質層として、厚さ75μmの多孔質PETフィルム(東洋紡(株)製、クリスパー(登録商標)フィルム、空隙率29%)を積層した。
(接着層形成用塗工液)
・ポリウレタン 30質量部
(三井化学(株)製、タケラック(登録商標)A−969V)
・イソシアネート化合物 10質量部
(三井化学(株)製、タケネート(登録商標)A−5)
・酢酸エチル 60質量部
多孔質層上に、下記組成のプライマー層形成用塗工液を、塗布、乾燥し、厚さ1μmのプライマー層を形成した。
(プライマー層形成用塗工液)
・ポリウレタン 5質量部
(日本ポリウレタン工業(株)製、N−5199)
・アナターゼ型酸化チタン 10質量部
(堺化学工業(株)製、TCA−888)
・イソシアネート化合物 2質量部
(三井化学(株)製、タケネート(登録商標)A−14)
・トルエン 8質量部
・メチルエチルケトン(MEK) 8質量部
・イソプロパノール(IPA) 4質量部
上記のようにして形成したプライマー層上に、下記組成の受容層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ4μmの受容層を形成した。
(受容層形成用塗工液)
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 12質量部
(日信化学工業(株)製、ソルバイン(登録商標)C)
・エポキシ変性シリコーン 0.8質量部
(信越化学工業(株)製、X−22−3000T)
・アミノ変性シリコーン 0.24質量部
(信越化学工業(株)製、X−22−1660B−3)
・トルエン 30質量部
・MEK 30質量部
基材の他方の面に、下記組成の離型層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ1μmの離型層を形成した。
(離型層形成用塗工液)
・シリコーン樹脂 95質量部
(信越化学工業(株)製、KS−847H)
・シリコーンフィラーA 5質量部
((株)日本触媒製、エポスター(登録商標)120、平均粒子径2μm)
・トルエン 200質量部
上記のようにして形成した離型層上に、下記組成の粘着層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ8μmの粘着層を形成させると共に、該粘着層を介して、剥離基材として、厚さ25μmのPETフィルム(東レ(株)製、ルミラー(登録商標)T−60、密度:1.40g/cm)を積層し、本発明の熱転写受像シートを得た。
(粘着層形成用塗工液)
・アクリル共重合体 15質量部
(綜研化学(株)製、SKダイン1251)
・イソシアネート化合物 0.33質量部
(綜研化学(株)製、硬化剤L−45)
・エポキシ樹脂 0.1質量部
(綜研化学(株)製、硬化剤E−AX)
・酢酸エチル 16.14質量部
上記のようにして作製した熱転写受像シートが備える、剥離基材及び粘着層を剥離した後、離型層の光沢度を、JIS Z 8741に準拠して、入射角度45°により測定したところ、18.3%であった。また、以降の実施例及び比較例においても同様に離型層の光沢度を測定し、表1にまとめた。
実施例2
剥離基材を、厚さ25μmのPETフィルムから、厚さ50μmのPETフィルム(三菱ケミカル(株)製、ダイアホイル(登録商標)S100−50、密度:1.40g/cm)に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
実施例3
剥離基材を、厚さ25μmのPETフィルムから、厚さ30μmのPPフィルム(フタムラ化学(株)製、FOS−BT#30、密度:0.91g/cm)に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
実施例4
剥離基材を、厚さ25μmのPETフィルムから、厚さ60μmのPPフィルム(フタムラ化学(株)製、FOS−BT#60、密度:0.91g/cm)に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
実施例5
離型層の形成に使用したシリコーンフィラーAを、シリコーンフィラーB(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製、トスパール(登録商標)130、平均粒子径3μm)に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
実施例6
離型層の形成に使用したシリコーンフィラーAを、シリコーンフィラーB(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製、トスパール(登録商標)145、平均粒子径4.5μm)に変更すると共に、離型層の厚さを2μmに変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
実施例7
離型層の厚さを2μmに変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
実施例8
離型層の形成に使用したシリコーンフィラーAを、シリコーンフィラーBに変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
比較例1
離型層形成用塗工液を、下記組成のものに変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
(離型層形成用塗工液)
・シリコーン樹脂 100質量部
(信越化学工業(株)製、KS−847H)
・トルエン 200質量部
比較例2
離型層形成用塗工液を、下記組成のものに変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
(離型層形成用塗工液)
・シリコーン樹脂 95質量部
(信越化学工業(株)製、KS−847H)
・(メタ)アクリルフィラー 5質量部
((株)日本触媒製、エポスター(登録商標)MA1002、平均粒子径2μm)
・トルエン 200質量部
比較例3
離型層形成用塗工液を、下記組成のものに変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
(離型層形成用塗工液)
・シリコーン樹脂 95質量部
(信越化学工業(株)製、KS−847H)
・メラミンフィラー 5質量部
((株)日本触媒製、エポスター(登録商標)MS、平均粒子径2μm)
・トルエン 200質量部
比較例4
剥離基材を、厚さ25μmのPETフィルムから、厚さ18μmのPPフィルム((株)和承インダストリー製、HO402、密度:0.9g/cm)に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
比較例5
離型層形成用塗工液を、下記組成のものに変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。
(離型層形成用塗工液)
・(メタ)アクリル樹脂 95質量部
((株)ダイセル製、セルトップ(登録商標)226)
・シリコーンフィラーA 5質量部
(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製、トスパール(登録商標)120、平均粒子径2μm)
・トルエン 200質量部
性能評価
<<意匠性評価>>
熱転写プリンター(シンフォニアテクノロジー(株)製、S2195)及び該熱転写プリンターの純正熱転写シートを用いて、上記実施例及び比較例において得られた熱転写受像シートが備える受容層上に、ハーフグレー画像(128/255階調)を形成した後、剥離部を剥離し、印画物を得た。
印画物裏面を目視により確認し、下記評価基準に基づいて、評価した。評価結果を表1にまとめた。
(評価基準)
A:印画物裏面において、スパイク痕の発生がほとんど見られず、また、目立つものではなく、基材に形成された画像が良好に確認できた。
B:印画物裏面において、スパイク痕の発生が見られたが、目立つものではなく、基材に形成された画像が確認できた。
NG:印画物裏面において、目立つスパイク痕の発生が見られ、基材に形成された画像に影響を及ぼすものであった。
<<フィラーの滑落防止性評価>>
上記実施例及び比較例において得られた熱転写受像シートの剥離部を90°で剥離し、剥離後の粘着層表面を目視により確認し、下記評価基準に基づいて、評価した。評価結果を表1にまとめた。
(評価基準)
A:フィラーの滑落が見られなかった。
B:フィラーの滑落が少し見られた。
NG:フィラーの滑落が多く見られた。
<<剥離容易性評価>>
上記実施例及び比較例において得られた熱転写受像シートの粘着層と、離型層との間の剥離力を、25℃、相対湿度50%の環境下おいて、JIS K 6854−3に準拠して測定し、下記評価基準に基づいて、評価した。評価結果を表1にまとめた。
(評価基準)
A:剥離力が、0.15N未満であった。
B:剥離力が、0.15N以上1N未満であった。
NG:剥離力が、1N以上であった。
<<カット容易性評価>>
意匠性評価と同様の方法で、上記実施例及び比較例で得られた各熱転写受像シートを用いて印画物を1万枚ずつ作製した。作製後の印画物におけるカット端面を目視により観察し、下記評価基準に基づいて、熱転写受像シートのカット容易性を評価した。評価結果を表1にまとめた。
(評価基準)
A:カット端面において、毛羽立ち等が観察されなかった。
B:カット端面において、多少の毛羽立ちが観察されたが、実用上問題のない程度であった。
C:カッター不良により、印画物を1万枚作製できなかった。
Figure 2020049814
10:熱転写受像シート、11:剥離部、12:離型層、13:基材、14:受容層、15:本体部、16:剥離基材、17:粘着層、18:接着層、19:多孔質層、20:プライマー層

Claims (8)

  1. 剥離部と、離型層、基材及び受容層を備える本体部とを備え、
    前記離型層が、シリコーン樹脂及びシリコーンフィラーを含み、
    前記剥離部の厚さが、20μm以上100μm以下である、熱転写受像シート。
  2. 前記離型層の前記剥離部側表面の光沢度が、5%以上60%以下である、請求項1に記載の熱転写受像シート。
  3. 前記シリコーンフィラーの平均粒子径が、1.5μm以上5μm以下である、請求項1または2に記載の熱転写受像シート。
  4. 前記離型層の厚さが、1μm以上2μm以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱転写受像シート。
  5. 前記シリコーンフィラーの平均粒子径と、前記離型層の厚さとの比(シリコーンフィラーの平均粒子径/離型層の厚さ)が、1以上4.5以下である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱転写受像シート。
  6. 前記剥離部が、剥離基材及び粘着層を備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱転写受像シート。
  7. 前記本体部が、基材と受容層との間に、接着層及び多孔質層を備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱転写受像シート。
  8. 前記本体部が、基材又は多孔質層と、受容層との間に、プライマー層を備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の熱転写受像シート。
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