JP2020045157A - コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】シートパレットへの負荷が小さいコンテナを提供する。【解決手段】本発明のコンテナ10は、コンテナ本体10Hと、その上面開口10Kを閉塞する蓋体50とからなる。コンテナ本体10Hの下部には、蓋体50にて閉塞されていない他のコンテナ本体10Hの上面開口10K内に嵌合可能な下面突部30が設けられ、その下面突部30の下面である下端平面30Aと、蓋体50の最上端に位置する上端平面50Aとが面当接するようになっている。【選択図】図1

Description

本開示は、コンテナ本体と、その上面開口を閉塞する蓋体とからなるコンテナに関する。
この種のコンテナは、パレット上に並べられて段積状態で搬送されることがあり、その際の横荷重に対向すべく、コンテナ本体の下面突部と、蓋体の上面凹部とが嵌合するようになっている(特許文献1参照)。また、段積み高さを抑えるために、最上段のコンテナ以外は蓋体が外されて、コンテナの下面突部がその下のコンテナの上面開口に嵌合されることもある。さらに、パレット上に段積みされたコンテナ群の蓋体の上に、別のパレットが載置され、さらにその上にコンテナ群が段積みされる場合もある。その場合の段積み高さを抑えるために、近年、シートパレットが使用されるようになってきている。なお、シートパレットは、一般には袋詰めされたセメントや米等のように変形容易な荷物の搬送に使用される(特許文献2参照)。
特許第4363884号(図10、図12〜図14)
特開平11−255237号(図7、図8)
しかしながら、従来のコンテナでは、シートパレットが、コンテナの下面突部によって蓋体の上面凹部に押し込まれて陥没するように変形し(以下、これを「陥没変形」という)、そのために蓋体上でスライドし難くなってシートパレット用フォークリフトに引っ張られて破損するという事態が生じ得た。このため、シートパレットへの負荷が小さいコンテナの開発が求められている。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明は、上面が開口した直方体状のコンテナ本体と、前記コンテナ本体の上面開口を閉塞する蓋体とからなるコンテナであって、前記コンテナ本体の下部に設けられ、前記蓋体にて閉塞されていない他の前記コンテナ本体の前記上面開口内に嵌合可能な下面突部と、前記コンテナ本体の最下端に位置しかつ水平な前記下面突部の下面である下端平面と、前記蓋体の最上端に位置しかつ水平であると共に、前記コンテナ同士を段積したときに上段側のコンテナの前記下端平面と面当接する上端平面とを、備えるコンテナである。
請求項2の発明は、前記蓋体の下面四隅に補強リブ群が偏在している請求項1に記載のコンテナである。
請求項3の発明は、前記蓋体の下面四隅には、前記蓋体の隣合う二辺の外縁部の間を直線状に連絡する補強リブが複数平行に並べて備えられている請求項1又は2に記載のコンテナである。
請求項4の発明は、前記蓋体の下面外縁部から突出し、前記コンテナ本体の上部に嵌合する嵌合壁と、前記蓋体の一部を下方に膨出させてなり、前記コンテナ本体の上部内側に受容される下方膨出部と、が備えられ、前記嵌合壁の下面と前記下方膨出部の下面とが面一になっている請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のコンテナである。
請求項5の発明は、前記コンテナ本体の互いに対向する1対の第1側壁と残りの1対の第2側壁とがそれぞれ前記コンテナ本体の底壁の外縁部に回動可能に支持されると共に、前記底壁のうち前記第1側壁を支持する1対の外縁部は、上方に突出する1対の土手部になっていて、それら1対の土手部の間に前記1対の第2側壁、前記1対の第1側壁の順番で折り畳み可能に構成され、前記1対の土手部の上部に前記嵌合壁が嵌合した状態で、前記下方膨出部の下面が折畳状態の前記第1側壁の上面に当接する請求項4に記載のコンテナである。
請求項1のコンテナでは、コンテナ本体の下端平面と、蓋体の上端平面とが面当接するので、シートパレットが、蓋体とその上方のコンテナとに挟まれて陥没変形することがなくなる。これにより、シートパレットへの負荷が抑えられる。
請求項2及び3のコンテナでは、蓋体のうち上方のコンテナ本体から最も負荷を受ける下面四隅に下面リブ群が偏在しているので、蓋体の上端平面の変形が抑えられる。これにより、蓋体とその上方のコンテナ本体とに挟まれたシートパレットの曲げ変形が抑えられ、シートパレットが蓋体上でスライドし易くなり、シートパレット用フォークリフトに引っ張られたときの負荷が抑えられる。
請求項4のコンテナでは、蓋体の嵌合壁の下面と、蓋体の一部を下方に膨出させてなる下方膨出部の下面とが面一になっているので、蓋体同士が重ねられて平坦な載置面の上に載置されたときに蓋体の変形が抑えられる。
請求項5の構成では、折畳状態のコンテナの上に蓋体を重ねたときに、蓋体の下方膨出部の下面が折畳状態の第1側壁の上面に当接して蓋体の変形が抑えられる。
コンテナの斜視図 折り畳まれる途中のコンテナ本体の斜視図 折畳状態のコンテナ本体の斜視図 折畳状態のコンテナ本体の一部破断斜視図 第2側壁の一部の斜視図 第2側壁の一部の正面図 コンテナ本体の下端部の一部の正面図 底壁のコーナー部の斜視図 コンテナ本体の底側のコーナー部の一部破断斜視図 下面側から見たコンテナ本体の斜視図 下面側から見たコンテナ本体の一部破断斜視図 コンテナの上面側のコーナー部の斜視図 コンテナ本体と中板のコーナー部の平面図 蓋体の下面側の斜視図 蓋体の下面側の一部拡大斜視図 蓋体の下面側の一部拡大斜視図 蓋体を段積した状態の断面図 コンテナ本体に蓋体を装着した状態の一部破断斜視図 コンテナ本体に蓋体を装着した状態の一部破断斜視図 コンテナ本体に蓋体を装着した状態の一部破断斜視図 蓋体を装着された折畳状態のコンテナ本体の斜視図 蓋体を装着された折畳状態のコンテナ本体の一部破断斜視図
以下、図1〜図22を参照してコンテナ10の実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態のコンテナ10は、上面が開放した直方体状のコンテナ本体10Hと、その上面開口10Kを閉塞する蓋体50とからなる。コンテナ本体10Hの底壁13は、平面形状が長方形をなし、1対の長辺側の外縁部から上方に突出する1対の第1土手部14(特許請求の範囲の「土手部」に相当する)と、1対の短辺側の外縁部から突出する1対の第2土手部15とを有する。また、1対の第1土手部14に1対の第1側壁11がヒンジ連結されると共に、1対の第2土手部15に1対の第2側壁12がヒンジ連結されている。なお、コンテナ本体10Hの平面形状である長方形は、長辺が短辺の略2倍の大きさをなし、2つのコンテナ本体10Hを横並びに配置すると略正方形になる。
そして、コンテナ本体10Hは、図2に示すように、1対の第2側壁12を底壁13上に重ねた状態に折り畳んでから、それらの上に一方の第1側壁11を重ねるように折り畳み、さらにその第1側壁11の上に他方の第1側壁11を重ねるように折り畳んで図3に示した折畳状態になる。
第1土手部14は、2枚の第1側壁11と1枚の第2側壁12とを重ねた厚さと略同一の高さをなし、第2土手部15は、第2側壁12の1枚の厚さと略同一の高さをなしている。これにより、上側の第1側壁11の上面と、第1土手部14の上面14Aとが略面一になる。
図8に示すように、第1土手部14の上面14Aからは、係止突壁16が突出している。係止突壁16は、第1土手部14の上面14Aの内縁部と第1土手部14の長手方向の両端の縁部とに亘って形成されている。なお、係止突壁16の内側面と第1土手部14の内側面とは面一になっている。
図2に示すように第1側壁11には、両側部を第2側壁12側に直角曲げしてなるサイド連結壁17が備えられている。サイド連結壁17は、第1側壁11の上端から下端寄り位置に亘って延びている。また、サイド連結壁17は、図1に示すように、コンテナ本体10Hが組立状態になると第2側壁12の外面の側縁部に重なる。そして、第1側壁11の長手方向(第1側壁11の上下方向)の複数位置に形成された矩形の係合孔17Aと、第2側壁12の外面の側縁部から突出する断面矩形の複数の係合突部17B(図5参照)とが係合する。
図2に示すように、底壁13のコーナー部には、第1土手部14の長手方向の両端部を第2土手部15側に直角曲げしてなる土手補強部18が設けられている。図8に示すように、土手補強部18は、第2土手部15側を向きかつ鉛直に延びる起立面18Aと、その起立面18Aと係止突壁16の上面との間を連絡する円弧面18Bとを有する。また、図7に示すように、第2土手部15のうち長手方向の両端部に位置しかつ第2側壁12のヒンジアーム12M(図6参照)と連結されるヒンジ連結部15Hの外側面は、底壁13の外側面と面一に配置され、土手補強部18の外側面も底壁13の外側面と面一に配置されている。さらに、そのヒンジ連結部15Hの上面の外縁部と土手補強部18の起立面18Aの外縁部との間は、三角リブ18Lで連絡されている。
図6に示すように、第2側壁12の側部の下端には、土手補強部18を受容する凹部12Cが設けられ、その凹部12Cには、図7に示すように、土手補強部18の起立面18Aと円弧面18Bとに隙間を空けて重なる起立面12Aと円弧面12Bとが備えられている。また、図6に示すように、第2側壁12の内側面における凹部12Cの縁部から隙間カバー部19が凹部12C側に張り出している。そして、図9に示すように、隙間カバー部19が土手補強部18に内側から重なり、起立面12A,18A同士及び円弧面12B,18B同士の隙間を塞ぐ。なお、隙間カバー部19のうち土手補強部18との対向面は、コンテナ本体10Hの内側に向かって凹状に湾曲している。また、隙間カバー部19のうちコンテナ本体10Hの内側を向く面は、第2側壁12の内側面から斜めに立ち上がり、全体が湾曲又は屈曲して荷物に引っ掛かり難くなっている。また、図7に示すように、第2側壁12のうち三角リブ18Lと対向する部分は第2側壁12の全外の外側面より僅かに陥没したコーナー陥没部12Dになっている。
図8に示すように、底壁13には、第2側壁12を折畳姿勢にしたときに隙間カバー部19を受容するための第1受容凹部20が設けられている。第1受容凹部20の内側面20Aは、底壁13の上面(コンテナ本体10Hの底面)に対して緩やかに傾斜していて、荷物が引っ掛かりに難くなっていると共に、第1受容凹部20に溜まったゴミを掻き出し易くなっている。
図1に示すように、第2側壁12の外面上部には、第2側壁12の横方向の中央部にロック操作部材25が備えられ、そのロック操作部材25から1対のロックバー26が第2側壁12の横方向に延びている。ロック操作部材25は、ロック位置とロック解除位置との間で上下動し、ロック操作部材25に備えた図示しない弾性変形部によってロック操作部材25がロック位置に付勢されている。そして、ロック操作部材25をロック位置からロック解除位置に移動すると、それに連動して1対のロックバー26が互いに接近する方向に引き寄せられ、ロック操作部材25がロック位置に戻ると、それに連動して1対のロックバー26が互いに離れる方向に移動する。また、ロック位置の1対のロックバー26の先端部は、第1側壁11に第1側壁11の側部に備えたロック孔27A(図2参照)に係合する。
図10に示すように、コンテナ本体10Hの下部には、他のコンテナ本体10Hの上面開口10K内に嵌合可能な下面突部30が設けられている。下面突部30は、底壁13の下面のうち第1側壁11及び第2側壁12の真下に位置する帯状外縁領域の内側全体に格子状のリブを張り巡らしてなる。また、下面突部30の下面は、特許請求の範囲の「下端平面30A」になっていて、略全体が水平になっている。さらに、下端平面30Aの長手方向の両端寄り位置には、下端平面30Aの短手方向に延びる1対のベルト受容溝30Bが形成されている。
図11に示すように、帯状外縁領域にも複数のリブ31Lが形成されていて、それらリブ31L群の下面によって帯状外縁領域に段積面31が形成されている。そして、段積面31の外縁部から下方に第1及び第2の下面外縁突壁32,33が突出している。図3に示すように、第2下面外縁突壁33は、底壁13の長短の各外縁部の両端寄りの2位置から垂下し、それら両端寄りの2位置からそれぞれ中央側にずれた2位置の間の全体から第1下面外縁突壁32が垂下している。また、これら第1及び第2の下面外縁突壁32,33の下面は、下端平面30Aと面一になっている。
図12に示すように、第1側壁11の全体の上面と第2側壁12の全体の上面とは、互いに面一になって、コンテナ本体10H全体の上面24を構成している。そして、上面24の内縁部の略全体から上面内縁突壁27が起立し、上面24のコーナー部からはコーナー突部29が突出している。また、上面24のうち各コーナー突部29を挟んだコーナー寄りの2位置からはコーナー寄り突部28が突出している。
コーナー突部29は上面内縁突壁27と同じ高さをなし、コーナー寄り突部28はコーナー突部29及び上面内縁突壁27より僅かに低くなっている。また、上面内縁突壁27の高さ(即ち、上面24からの上面内縁突壁27の突出量)は、前述した段積面31からの第1及び第2の下面外縁突壁32,33(図11参照)の突出量と略同一になっている。さらに、図12に示すように、コーナー寄り突部28は、コーナー突部29との対向する面が上面24と直交する垂直面28Aをなし、その反対側が傾斜面28Sになっている。
図10に示すように、コンテナ本体10Hの内側面には、上下方向と途中位置に複数の内側面突部22が設けられ、それら内側面突部22群に中板23を載せてコンテナ本体10H内を上下に2分割することができる。具体的には、内側面突部22は、第1側壁11の横方向の中央と、第2側壁12の横方向の両端部とに配置され、第1側壁11及び第2側壁12の一部を内側に角錐状に膨出させてなる。また、複数の内側面突部22の上面22Aは、面一水平に配置されている。さらに、内側面突部22の膨出量は、第2側壁12の厚さと同一かそれより小さくなっている。
中板23は、例えば、段ボールプラスチック(所謂、段プラ)を、コンテナ本体10Hの内部に丁度嵌合する長方形に切断してなる。また、図13に示すように、中板23のコーナー部には、円弧状に面取りされた円弧面23Aが形成され、これにより、円弧面23Aとコンテナ本体10Hの内側面との間に指を挿入可能な隙間が形成されて、コンテナ本体10Hから中板23を容易に抜き取ることができるようになっている。
また、図8に示すように、底壁13には、折畳姿勢になった第2側壁12に内側面突部22を受容する第2受容凹部21が形成されている。第2受容凹部21の内側面21Aは、前述の第1受容凹部20の内側面20Aと同様に、底壁13の上面(コンテナ本体10Hの底面)に対して緩やかに傾斜していている。なお、図4に示すように、折畳姿勢の第2側壁12の上に折り畳まれた第1側壁11の内側面突部22は、1対の第2側壁12,12の間に収まって底壁13と干渉はしない。また、その第1側壁11の上に折り畳まれた第1側壁11の内側面突部22は、下の第1側壁11と第1土手部14との間に収まり、下の第1側壁11や底壁13と干渉はしない。
コンテナ本体10Hの構造に関する説明は以上である。次ぎに、蓋体50の構造について説明する。図1に示すように、蓋体50全体の平面形状は、コンテナ本体10H全体の平面形状と略同一の長方形をなしている。また、蓋体50は、水平な平板状の主体壁51が主体をなして、その上面が蓋体50の最上部に位置する上端平面50Aになっている。
蓋体50の下面外縁部には、コンテナ本体10Hの下面外縁部の第1及び第2の下面外縁突壁32,33に対応する第1及び第2の外嵌合壁64,65(特許請求の範囲の「嵌合壁」に相当する)が設けられている。第2外嵌合壁65は、蓋体50の長短の各外縁部の両端寄りの2位置から垂下し、それら両端寄りの2位置からそれぞれ中央側にずれた2位置の間の全体から第1外嵌合壁64が垂下している。また、図19に示すように、第1及び第2の外嵌合壁64,65が形成されている部分には、主体壁51を段付き状に上方から陥没させると共に下方に膨出させて第1台座部51Aが形成されている。第1台座部51Aの下面は、次述する下面リブ50Lの下面と面一になっている。そして、第1台座部51Aの下面から第1及び第2の外嵌合壁64,65が下方に突出している。また、図16に示すように、第1及び第2の外嵌合壁64,65は、第1台座部51Aの外縁から垂下したリブ形状をなし、その内側の複数位置からは縦長の突条64T,65Tが突出している。
図14に示すように、蓋体50の下面には、外縁部全体に下面リブ50Lが形成され、4つのコーナー部には、他の部位より多くの下面リブ50Lが集められている。即ち、蓋体50の下面には、4つのコーナー部に下面リブ50Lが偏在している。具体的には、下面リブ50Lには、外縁リブ80、長尺リブ81、連絡リブ82、傾斜リブ83、直交リブ84が含まれている。
図15及び図16に示すように、外縁リブ80は、蓋体50の下面のうち第1及び第2の外嵌合壁64,65が形成されていない部分の外縁部に沿って形成されている。長尺リブ81は、外縁リブ80より内側位置で外縁リブ80と平行に延びている。長尺リブ81は、蓋体50の各短辺には1つ、各長辺には複数(例えば、3つ)設けられ、複数の連絡リブ82が外縁リブ80と長尺リブ81との間及び長尺リブ81同士の間を連絡している。
傾斜リブ83は、蓋体50の長短の各辺に対して45度傾斜した方向に延びて長短の両辺の長尺リブ81の間を連絡している。また、傾斜リブ83は、蓋体50の各コーナーに複数(例えば、3〜12個)ずつ等間隔に配置され、それら複数の傾斜リブ83に対して複数の直交リブ84が直交している。そして、複数の傾斜リブ83と直交リブ84とから、蓋体50の各コーナー部にコーナー補強部83Hが形成されている。なお、前述した複数の連絡リブ82の一部は傾斜リブ83の延長上に延びている。
図1に示すように、蓋体50のうち第1台座部51Aより内側部分には、第2台座部51Bが形成されている。第2台座部51Bは、第1台座部51Aと同様に、主体壁51の一部が上方から陥没しかつ下方に膨出した構造をなし、第1台座部51Aと面一の下面を有する。また、第2台座部51Bの平面形状は、第1外嵌合壁64と平行に延びる長方形をなし、蓋体50の各短辺側には1つずつ、各長辺側には2つずつ設けられている。そして、図15及び図16に示すように、第2台座部51Bの下面から第1内嵌合壁85(特許請求の範囲の「嵌合壁」に相当する)が垂下されて、第1外嵌合壁64と対向している。第1内嵌合壁85には、第1外嵌合壁64との対向面に縦長の複数の突条85Bが備えられると共に、第1外嵌合壁64との反対面に補強リブ85Aが備えられている。
図1に示すように、蓋体50のうち各コーナー部の内側部分には、第3台座部51Cが形成されている。第3台座部51Cは、第1及び第2の台座部51A,51Bと同様に、主体壁51の一部が上方から陥没いかつ下方に膨出した構造をなし、第1及び第2の台座部51A,51Bと面一の下面を有する。また、第3台座部51Cの平面形状は、四角形をなしている。そして、図15及び図16に示すように、第3台座部51Cの下面からL形リブ構造をなした第2内嵌合壁86(特許請求の範囲の「嵌合壁」に相当する)が垂下されている。また、第2内嵌合壁86のL字の各辺の外面には、縦長の突条86Bが備えられている。
図1に示すように、蓋体50のうちコンテナ本体10Hの上面と当接する部分より内側部位分には、蓋体50の長手方向に延びる1対の下方膨出部60が設けられている。それら1対の下方膨出部60は、主体壁51の一部を下方に膨出させた角溝構造をなし、蓋体50の短手方向の中心線を挟んで対称となる2位置に配置されて、蓋体50の長手方向の両端寄り2位置間に亘って連続して延びている。また、図17に示すように、下方膨出部60の下端部には、平坦かつ水平な下面60Aが備えられている。そして、下方膨出部60の下面60Aと、第1及び第2の外嵌合壁64,65の下面と、第1及び第2の内嵌合壁85,86の下面とが面一に配置されている。さらに、蓋体50の対向する1対ずつの側壁同士は、上方に向かって互いに離れるように僅かに傾斜している。また、図1に示すように、下方膨出部60の内部には、長手方向の複数位置に補強リブ60Lが設けられて、下方膨出部60の幅方向で対向する1対の内側面の間を連絡している。それら補強リブ60Lの上面は、蓋体50の上面より下方に位置し、それら補強リブ60Lの上面と蓋体50の上面との間の高低差は、蓋体50の下面リブ50Lの下面と下方膨出部60の下面60Aとの間の高低差と略同一になっている。
図1に示すように、蓋体50のうち下方膨出部60の両端部より蓋体50の長手方向の中央寄りとなる2位置には、蓋体50の短手方向の全体に亘って延びる1対のベルト受容溝61が設けられている。1対のベルト受容溝61は、主体壁51の一部を段付き状の僅かに下方に陥没させてなる。そして、図18に示すように、蓋体50をコンテナ本体10Hに装着すると、蓋体50のベルト受容溝61が、コンテナ本体10Hのベルト受容溝30Bの真上に位置する。
なお、図1に示すように、下方膨出部60のうちベルト受容溝61と交差する部分に、前述した複数の補強リブ60Lのうちの1が配置されている。また、図14に示すように、蓋体50の下面には、1対のベルト受容溝61と外縁のリブと囲まれた部分より僅か内側の長方形領域を肉盛りして厚肉補強部62が形成されている。
本実施形態のコンテナ10の構成に関する説明は以上である。次に、このコンテナ10の作用効果について説明する。本実施形態のコンテナ10は、2つ横並びに配置して一般的な大きさのシートパレットの上に丁度乗せることができる。コンテナ10が、シートパレット上に載置されると、下面突部30の下端平面30A(図10参照)と第1及び第2の下面外縁突壁32,33の下面とがシートパレットに当接する。
シートパレット上でコンテナ10を複数段に段積する場合には、例えば、最上段以外のコンテナ10の蓋体50が外され、蓋体50内のコンテナ本体10Hの上に別のコンテナ本体10Hが段積される。すると、上段側のコンテナ本体10Hの下面突部30と第1及び第2の下面外縁突壁32,33(図11参照)とが、下段のコンテナ本体10Hの上面内縁突壁27(図12参照)の内側と外側とに嵌合すると共に、上段側のコンテナ本体10Hの第1及び第2の下面外縁突壁32,33の下面と段積面31(図11参照)とが、下段側のコンテナ本体10Hの上面24(図12参照)と上面内縁突壁27の上面とに当接する。また、第2下面外縁突壁33は、コーナー突部29とコーナー寄り突部28(図12参照)との間に配置される。
ここで、コンテナ本体10H同士を段積みする際に、上段側のコンテナ本体10Hを傾斜姿勢にしてその下端部を下段側のコンテナ本体10Hの上面24の中間部に載せ、上段側のコンテナ本体10Hの第2下面外縁突壁33と下面突部30との間に、下段側のコンテナ本体10Hの上面内縁突壁27を受容した状態にしてスライドさせれば、上段側のコンテナ本体10Hを、下段側のコンテナ本体10Hに対して段積み可能な位置まで容易に移動することができる。その際、第2下面外縁突壁33は、コーナー寄り突部28の傾斜面28Sに摺接して容易にコーナー寄り突部28を通過する。
最上段のコンテナ10のコンテナ本体10Hには、図18に示すように蓋体50が装着される。すると、図20に示すように、蓋体50の第1及び第2の内嵌合壁85,86と第1及び第2の外嵌合壁64,65(図15及び図16参照)とが、コンテナ本体10Hの上面内縁突壁27の内側と外側とに嵌合すると共に、蓋体50の第1及び第2の外嵌合壁64,65の下面とそれらの内側隣の長尺リブ81及び連絡リブ82(図15及び図16参照)の下面が、コンテナ本体10Hの上面24と上面内縁突壁27の上面とに当接する。また、第2外嵌合壁65は、コーナー突部29とコーナー寄り突部28との間に配置される。また、コンテナ本体10H同士の段積と同様に、蓋体50も傾斜姿勢にしてその下端部をコンテナ本体10Hの上面24の中間部に載せ、第2外嵌合壁65と第2内嵌合壁86との間に、コンテナ本体10Hの上面内縁突壁27を受容した状態にしてスライドさせて行うことができる。
シートパレット上で段積されて蓋体50を装着されたコンテナ10の上に、さらにシートパレットが載置されて、その上にコンテナ10群が段積されることがある。ここで、本実施形態のコンテナ10では、シートパレットを載置せずに蓋体50の上にコンテナ10を段積すると、上段側のコンテナ10の下端平面30Aと蓋体50の上端平面50Aとが面当接する。よって、シートパレットが蓋体50とその上方のコンテナ10との間に挟まれても、従来のように陥没変形しない。これにより、シートパレットへの負荷が抑えられる。
また、蓋体50のうち上方のコンテナ10から最も負荷を受ける下面四隅に下面リブ50L群が偏在しているので、蓋体50の上端平面50Aの変形が抑えられる。これにより、蓋体50とコンテナ本体10Hとに挟まれたシートパレットの曲げ変形も抑えられ、シートパレットが蓋体50上でスライドし易くなり、シートパレット用フォークリフトに引っ張られたときの負荷が抑えられる。
また、図21に示すように、蓋体50は、折畳状態のコンテナ本体10Hに装着されることもある。すると、図22に示すように、蓋体50の第1及び第2の外嵌合壁64,65が、コンテナ本体10Hの第1土手部14の係止突壁16の外側に嵌合し、第1及び第2の外嵌合壁64,65の下面が第1土手部14の上面14A(図8参照)に当接すると共に、係止突壁16の上面(図8参照)が蓋体50の長尺リブ81及び連絡リブ82に下面に当接する。このとき、蓋体50の下方膨出部60の下面60Aは、折畳状態のコンテナ本体10Hの第1側壁11の上面に当接する。これらにより、蓋体50全体が下方から支持されて変形が抑えられる。
また、図17に示すように、蓋体50同士が段積されることもある。この場合、最下部の蓋体50の第1及び第2の外嵌合壁64,65と、第1及び第2の内嵌合壁85,86と、下方膨出部60の各下面が載置面に当接する。また、上下の蓋体50同士の間では、上段側の蓋体50の第1及び第2の外嵌合壁64,65と、第1及び第2の内嵌合壁85,86の各下面とが、下段側の蓋体50の第1〜第3の台座部51A〜51C(図14〜図16参照)の上面に当接すると共に、上段側の蓋体50における下方膨出部60の下面60Aが、下段側の蓋体50における下方膨出部60の補強リブ60Lの上面に当接する。これらにより、全ての蓋体50全体が下方から支持されて変形が抑えられると共に、蓋体50同士の横ずれも防がれる。
[他の実施形態]
(1)前記実施形態のコンテナ本体10Hは、折り畳み可能であったが折り畳み不能であってもよい。
(2)前記実施形態では、蓋体50の上面とその上のコンテナ本体10Hの下面とにおいて、互いに面当接する範囲が面当接しない範囲より広くなっていたが、面当接する範囲の方が面当接しない範囲より狭くてもよいし、それらが同じであってもよい。
(3)前記実施形態の蓋体50には、コンテナ本体10Hの上部の外側と内側とに嵌合する第1及び第2の外嵌合壁64,65と第1及び第2の内嵌合壁85,86とが設けられていたが、第1及び第2の外嵌合壁64,65又は第1及び第2の内嵌合壁85,86の何れか一方のみを設けた構成としてもよい。
10 コンテナ
10H コンテナ本体
10K 上面開口
11 第1側壁
12 第2側壁
13 底壁
14 第1土手部(土手部)
14A 上面
30 下面突部
30A 下端平面
50 蓋体
50A 上端平面
50L 下面リブ
60 下方膨出部
60A 下面
60L 補強リブ
64 第1外嵌合壁(嵌合壁)
65 第2外嵌合壁(嵌合壁)
83H コーナー補強部
85 第1内嵌合壁(嵌合壁)
86 第2内嵌合壁(嵌合壁)

Claims (5)

  1. 上面が開口した直方体状のコンテナ本体と、前記コンテナ本体の上面開口を閉塞する蓋体とからなるコンテナであって、
    前記コンテナ本体の下部に設けられ、前記蓋体にて閉塞されていない他の前記コンテナ本体の前記上面開口内に嵌合可能な下面突部と、
    前記コンテナ本体の最下端に位置しかつ水平な前記下面突部の下面である下端平面と、
    前記蓋体の最上端に位置しかつ水平であると共に、前記コンテナ同士を段積したときに上段側のコンテナの前記下端平面と面当接する上端平面とを、備えるコンテナ。
  2. 前記蓋体の下面四隅に補強リブ群が偏在している請求項1に記載のコンテナ。
  3. 前記蓋体の下面四隅には、前記蓋体の隣合う二辺の外縁部の間を直線状に連絡する補強リブが複数平行に並べて備えられている請求項1又は2に記載のコンテナ。
  4. 前記蓋体の下面外縁部から突出し、前記コンテナ本体の上部に嵌合する嵌合壁と、
    前記蓋体の一部を下方に膨出させてなり、前記コンテナ本体の上部内側に受容される下方膨出部と、が備えられ、
    前記嵌合壁の下面と前記下方膨出部の下面とが面一になっている請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のコンテナ。
  5. 前記コンテナ本体の互いに対向する1対の第1側壁と残りの1対の第2側壁とがそれぞれ前記コンテナ本体の底壁の外縁部に回動可能に支持されると共に、前記底壁のうち前記第1側壁を支持する1対の外縁部は、上方に突出する1対の土手部になっていて、それら1対の土手部の間に前記1対の第2側壁、前記1対の第1側壁の順番で折り畳み可能に構成され、
    前記1対の土手部の上部に前記嵌合壁が嵌合した状態で、前記下方膨出部の下面が折畳状態の前記第1側壁の上面に当接する請求項4に記載のコンテナ。
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