JP2020009488A - 取引装置、ホストサーバ、金融システム、及び、取引プログラム - Google Patents
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以下では、本発明に係る取引装置、ホストサーバ、金融システム、及び、取引プログラムの第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(A−1−1)取引システムの全体構成
図1は、第1の実施形態に係る取引システムの全体構成を示す全体構成図である。
図2は、第1の実施形態に係るATM1の外観構成を示す外観構成図である。図2において、この実施形態に係るATM1は、操作表示部11、紙幣入出金口12、硬貨入出金口13、通帳入出口14、カード入出口15を有する。
図4は、第1の実施形態に係る金融ホストサーバ2の内部構成を示す内部構成図である。図4において、第1の実施形態に係る金融ホストサーバ2は、制御部41、記憶部43、通信部44、通信部45を有する。
次に、第1の実施形態に係る取引システム5における振込取引の処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
以上のように、第1の実施形態によれば、振込時間延長対応が遅れた金融機関への振込取引の場合に、ATMでは当日扱いが可能でも、振込先の金融機関が振込処理をできない場合に、顧客に振込日を意識させることで、クレームの抑止が可能となる。
次に、本発明に係る取引装置、ホストサーバ、金融システム、及び、取引プログラムの第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
第2の実施形態は、金融ホストサーバ2において他行の当日扱いの振込が可能であるか否かを判断する。そのため、第2の実施形態においても、第1の実施形態に係る図1の取引システム5の全体構成、図2のATM1の外観構成を用いて説明する。
次に、第2の実施形態に係る取引システム5における振込取引の処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
以上のように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、振込時間延長対応が遅れた金融機関への振込取引の場合であって、金融ホストサーバにおいて他行の振込時間帯を確認することができるため、ATMでは当日扱いが可能であっても、振込先が処理できないときに、顧客に振込日を意識させることで、クレームの抑止が可能となる。
第3の実施形態は、ATM1において他行の当日扱いの振込が可能であるか否かを判断する。そのため、第3の実施形態においても、第1及び第2の実施形態に係る図1の取引システム5の全体構成、図2のATM1の外観構成を用いて説明する。
図10は、第3の実施形態に係るATM1の内部構成を示す内部構成図である。図10おいて、第3の実施形態のATM1は、第1の実施形態と同様に、取引制御部21、記憶部23、通信部24、操作表示制御部25、カード機構部26、通帳機構部27、現金機構部28を有する。
次に、第3の実施形態に係る取引システム5における振込取引の処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
以上のように、第3の実施形態によれば、各金融機関で取り扱う振込可能時間が異なるような場合、例えばA金融機関では振込可能時間が15時までであるが、B金融機関では振込可能時間が16時までである場合、振込みをしようとしている顧客に対して振込日の注意喚起を促すことが出来る。
次に、本発明に係る取引装置、ホストサーバ、金融システム、及び、取引プログラムの第4の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
第4の実施形態は、ATM1において自行の当日扱いの振り込みができるか否かを判断する。そのため、第4の実施形態においても、第1〜第3の実施形態に係る図1の取引システム5の全体構成、図2のATM1の外観構成、図3のATM1の内部構成図を用いて説明する。
次に、第4の実施形態に係る取引システム5における振込取引の処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
以上のように、第4の実施形態によれば、金融ホストサーバからの振込先の振込照会の結果に応じて、当日振込、翌営業日振込、振込不明に応じて、振込みをしようとしている顧客に対して振込日の注意喚起を促すことが出来る。
次に、本発明に係る取引装置、ホストサーバ、金融システム、及び、取引プログラムの第5の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
第5の実施形態は、ATM1において自行の当日扱いの振り込みができるか否かを判断する。そのため、第5の実施形態においても、第1〜第4の実施形態に係る図1の取引システム5の全体構成、図2のATM1の外観構成、図3のATM1の内部構成図を用いて説明する。
次に、第5の実施形態に係る取引システム5における振込取引の処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
以上のように、第5の実施形態によれば、金融ホストサーバからの振込先の振込照会の結果に応じて、当日振込、翌営業日振込、振込不明に応じて、振込みをしようとしている顧客に対して振込日の注意喚起を促す共に、当日振込の扱いのときに、従来の振込制限時間である15時を過ぎたときに、当日扱いの振込ができることを顧客に認識させることが出来る。
次に、本発明に係る取引装置、ホストサーバ、金融システム、及び、取引プログラムの第5の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
第6の実施形態は、ATM1において自行の当日扱いの振り込みができるか否かを判断する。そのため、第6の実施形態においても、第1〜第5の実施形態に係る図1の取引システム5の全体構成、図2のATM1の外観構成、図3のATM1の内部構成図を用いて説明する。
次に、第6の実施形態に係る取引システム5における振込取引の処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
以上のように、第6の実施形態によれば、第1〜第5の実施形態の効果に加えて、これまでのように翌営業日に入金されることを想定して15時以降にATMで振込をしていた顧客を想定し、当日振込可であっても、当日振込するか翌営業日振込するか、あるいは振込日を指定できる。
次に、本発明に係る取引装置、ホストサーバ、金融システム、及び、取引プログラムの第7の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
上述した第1〜第7の実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、本発明は以下の変形実施形態にも適用できる。
Claims (23)
- 振込取引を行う取引装置において、
顧客から振込先を含む振込情報を受け付ける入力部と、
上記振込情報に基づいて振込照会要求電文を作成する振込取引処理部と、
上記振込照会要求電文をホストサーバに送信する送信部と、
上記ホストサーバにより作成され、上記振込先の金融機関は当日扱いの振込が可能か否かを示す振込可否情報を含む振込照会応答電文を上記ホストサーバから受信する受信部と
を備え、
上記振込取引処理部は、上記振込照会応答電文に含まれる少なくとも上記振込可否情報を基に、振込実行電文を作成することを特徴とする取引装置。 - 振込元の金融機関が営業時間外の場合でも、上記振込可否情報は、当日扱いの振込が可能であると示すことを特徴とする請求項1に記載の取引装置。
- 上記振込可否情報が当日扱いの振込不可を示す場合、上記振込取引処理部は、顧客に振込日に関する情報を示す振込確認情報を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の取引装置。
- 上記振込確認情報は、振込日が翌営業日であることを示すことを特徴する請求項3に記載の取引装置。
- 上記振込取引処理部は、上記振込照会応答電文に含まれる上記振込可否情報を上記振込実行電文に反映することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の取引装置。
- 上記振込先の金融機関が他行であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の取引装置。
- 取引装置と通信網を介して接続するホストサーバにおいて、
振込先を含む振込情報に基づいて取引装置により作成された振込照会要求電文を受信する受信部と、
上記振込先の金融機関が当日扱いの振込が可能か否かを少なくとも示す振込可否情報を含む振込照会応答電文を作成する電文作成部と、
上記振込照会応答電文を上記取引装置に送信する送信部と
を備えることを特徴とするホストサーバ。 - 振込元の金融機関が営業時間外の場合でも、上記振込可否情報は、当日扱いの振込が可能であると示すことを特徴とする請求項7に記載のホストサーバ。
- 上記振込先の金融機関が他行であることを特徴とする請求項7又は8に記載のホストサーバ。
- 通信網を介して他行のホストサーバと接続しており、
上記振込先の金融機関が他行であるとき、上記当日扱いの振込が可能か否かは、上記他行のホストサーバにより確認される
ことを特徴とする請求項9に記載のホストサーバ。 - 第1の通信網を介して取引装置と接続する第1のホストサーバと、第2の通信網を介して接続するホストサーバにおいて、
顧客が上記取引装置を介して指定した振込先の金融機関が他行であるとき、上記第1のホストサーバが上記取引装置から受信する振込照会電文の振込先を基に上記当日扱いの振込が可能か否かを判定する判定部を備える
ことを特徴とするホストサーバ。 - 取引装置と、ホストサーバとを備える金融システムにおいて、
上記取引装置は、
顧客から振込先を含む振込情報を受け付ける入力部と、
上記振込情報に基づいて振込照会要求電文を作成する振込取引処理部と、
上記振込照会要求電文を上記ホストサーバに送信する送信部と、
上記ホストサーバから振込照会応答電文を通信網を介して受信する受信部と
を備えており、
上記ホストサーバは、
上記振込先の金融機関が当日扱いの振込が可能か否かを少なくとも示す振込可否情報を含む上記振込照会応答電文を作成する電文作成部と
を備えており、
上記振込取引処理部は、上記振込照会応答電文に含まれる少なくとも上記振込可否情報を基に、振込実行電文を作成する
ことを特徴とする金融システム。 - 振込取引を行う取引プログラムにおいて、
コンピュータを、
顧客から振込先を含む振込情報を受け付ける入力部と、
上記振込情報に基づいて振込照会要求電文を作成する振込取引処理部と、
上記振込照会要求電文をホストサーバに送信する送信部と、
上記ホストサーバにより作成され、上記振込先の金融機関は当日扱いの振込が可能か否かを示す振込可否情報を含む振込照会応答電文を上記ホストサーバから受信する受信部と
して機能させ、
上記振込取引処理部は、上記振込照会応答電文に含まれる少なくとも上記振込可否情報を基に、振込実行電文を作成する
ことを特徴とする取引プログラム。 - 振込取引を行なう取引装置において、
顧客から振込先を含む振込情報を受け付ける入力部と、
上記振込情報に基づいて振込照会要求電文を作成する振込取引処理部と、
上記振込照会要求電文をホストサーバに送信する送信部と、
上記ホストサーバにより作成され、上記振込先の金融機関は当日扱いの振込が可能か否かを示す振込可否情報を含む振込照会応答電文を上記ホストサーバから受信する受信部と
を備え、
上記当日扱いの振込が不可の場合、上記振込照会応答電文を受信した上記振込取引処理部は、顧客に振込日に関する情報を示す振込確認情報を出力する
ことを特徴とする取引装置。 - 振込取引を行う取引装置において、
顧客から振込先を含む振込情報を受け付ける入力部と、
上記振込情報に基づいて振込照会要求電文を作成する振込取引処理部と、
上記振込照会要求電文をホストサーバに送信する送信部と、
上記ホストサーバにより作成され、上記振込先の金融機関は当日扱いの振込が可能か否かを示す振込可否情報を含む振込照会応答電文を上記ホストサーバから受信する受信部と
を備え、
上記振込照会応答電文を受信した上記振込取引処理部は、上記当日扱いの振込が可の場合、顧客に振込日に関する情報を示す振込確認情報を出力しない
ことを特徴とする取引装置。 - 振込取引を行う取引装置において、
顧客から振込先を含む振込情報を受け付ける入力部と、
上記振込情報に基づいて振込照会要求電文を作成する振込取引処理部と、
上記振込照会要求電文を自行のホストサーバに送信する送信部と、
上記自行のホストサーバ又は他行のホストサーバにより、上記振込先の金融機関により当日扱いの振込が可能か否かが判定され、当該判定結果を基に作成される応答電文を上記自行のホストサーバから受信する受信部と
を備え、
上記振込取引処理部は、上記応答電文を基に振込確認情報を出力し、
上記振込確認情報は、当日扱いの振込が不可の場合に出力される、振込日に関する情報である
ことを特徴とする取引装置。 - 振込時刻が、金融機関の営業終了時刻前、又は、上記営業終了時刻後の所定時刻前のとき、上記振込取引処理部は、上記振込確認情報を出力せず、
振込時刻が、金融機関の営業終了時刻後、又は、上記営業終了時刻後の所定時刻後のとき、上記振込取引処理部は、上記振込確認情報を出力する
ことを特徴とする請求項15に記載の取引装置。 - 振込時刻が、金融機関の営業終了時刻前、又は、上記営業終了時刻後の所定時刻前のとき、
上記振込取引処理部は、当日または予約振込を選択できる選択画面を出力することを特徴とする請求項17に記載の取引装置。 - 上記振込取引処理部が、振込日または即時入金確約できない旨を示す情報を出力することを特徴とする請求項14に記載の取引装置。
- 上記振込先の金融機関が他行であることを特徴とする請求項14〜19のいずれかに記載の取引装置。
- 振込時刻が、金融機関の営業終了時刻後、又は、上記営業終了時刻後の所定時刻後のとき、
上記振込取引処理部は、振込実行電文を作成し、
当該振込実行電文には、振込日として翌営業日が設定される
ことを特徴とする請求項14、18〜20のいずれかに記載の取引装置。 - 振込取引を行なう取引装置において、
金融機関の振込時間帯情報を記憶する記憶部と、
顧客から振込先を含む振込情報を受け付ける入力部と、
上記金融機関の振込時間情報を参照して、上記振込先の金融機関は当日扱いの振込が可能か否かを確認する振込取引処理部と
を備えることを特徴とする取引装置。 - 上記振込先の金融機関が、他行であることを特徴とする請求項22に記載の取引装置。
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