JP2018032176A - モバイル通信端末及び現金自動取引システム - Google Patents

モバイル通信端末及び現金自動取引システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018032176A
JP2018032176A JP2016163177A JP2016163177A JP2018032176A JP 2018032176 A JP2018032176 A JP 2018032176A JP 2016163177 A JP2016163177 A JP 2016163177A JP 2016163177 A JP2016163177 A JP 2016163177A JP 2018032176 A JP2018032176 A JP 2018032176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cash transaction
transaction
communication terminal
mobile communication
permission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016163177A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6911299B2 (ja
Inventor
仁利 村上
Kimitoshi Murakami
仁利 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2016163177A priority Critical patent/JP6911299B2/ja
Priority to US16/309,547 priority patent/US20190147422A1/en
Priority to PCT/JP2017/014372 priority patent/WO2018037615A1/ja
Publication of JP2018032176A publication Critical patent/JP2018032176A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6911299B2 publication Critical patent/JP6911299B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】 現金自動取引システムの低コスト化が可能なモバイル通信端末を提供する。【課題を解決するための手段】モバイル通信端末は、オンラインバンキングサーバを含むネットワークに接続され、現金自動取引装置と協働する。モバイル通信端末は、ネットワークを介して、オンラインバンキングサーバに現金取引の内容の事前登録をする登録手段と、オンラインバンキングサーバとの通信により、現金取引の許可を請求する許可請求手段と、許可の受信を待機しつつ又は許可を受信して、現金取引の事前登録内容を表すコードパターンを表示部に表示する表示手段と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信端末を利用して金融取引を行う現金自動取引システムに関する。
金融機関に専用線を介して接続された現金自動預払機(ATM:Automated Teller Machine)や現金自動支払機(CD:Cash Dispenser)等の現金自動取引装置を使用する自動取引システムが知られている。
例えば、特許文献1は、ATM及び携帯電話を介して金融取引を行う自動取引システムを開示している。このシステムにおいて、ATMは、利用者が挿入したキャッシュカードを検知するとBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信手段によって利用者の携帯電話と通信し、そしてATMは、取引処理時に利用者の携帯電話を介して金融機関のホストコンピュータと通信して、金融取引を実行している。
特開2013−117849号公報
しかしながら、上述した従来技術においては、ATMに内蔵した無線通信装置の動作状態を監視し把握することが必要となる。よって無線通信設備が有線通信設備より割高である故に、現金自動取引システムの監視や保守や運用のコストが高くなるという問題があった。
本発明は上記した問題に鑑みなされたものであり、現金自動取引システムの低コスト化が可能なモバイル通信端末及び現金自動取引システムを提供することを目的とする。
本発明のモバイル通信端末は、オンラインバンキングサーバを含むネットワークに接続され、現金自動取引装置と協働し、かつ表示部を有するモバイル通信端末であって、
前記ネットワークを介して、前記オンラインバンキングサーバに現金取引の内容の事前登録をする登録手段と、
前記オンラインバンキングサーバに、前記現金取引の許可を請求する許可請求手段と、
前記許可の受信を待機しつつ又は前記許可を受信して、前記現金取引の事前登録内容を表すコードパターンを前記表示部に表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明の現金自動取引システムは、上記のモバイル通信端末を含み、さらに、前記ネットワークに接続されずかつ、前記表示部に表示された前記コードパターンを読み取る読み取り部を有しかつ前記コードパターンに応じて現金取引を実行する現金自動取引装置を、含むことを特徴とする。
本発明によれば、システムの監視や保守や運用が低コストで実現できる現金自動取引システムを得ることができる。
実施例1の現金自動取引システムにおけるインターネットバンキングシステムを含むシステム構成図である。 実施例1のインターネットバンキングにおけるスマートフォン及びモニターレスATMによる現金支払処理時の処理のフローを示す説明図である。 実施例1のスマートフォンのメニュー操作選択画面の例を示す説明図である。 実施例1のスマートフォンのメニュー取引選択画面の例を示す説明図である。 実施例1のスマートフォンのメニュー金額選択画面の例を示す説明図である。 実施例1のスマートフォンの通信中である旨の画面の例を示す説明図である。 実施例1のスマートフォンの二次元コードを含む取引登録画面の例を示す説明図である。 実施例1の変形例のインターネットバンキングにおけるスマートフォン及びモニターレスATMによる現金支払処理時の処理のフローを示す説明図である。 実施例2のスマートフォンのメニュー操作選択画面の例を示す説明図である。 実施例2のメニュー取引結果登録画面の例を示す説明図である。 実施例2のインターネットバンキングにおけるスマートフォン及びモニターレスATMによる現金支払処理時の処理のフローを示す説明図である。
以下、図面を参照しつつ本発明による実施例の自動取引システムについて説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
インターネットを介して自宅のPCで利用できるオンラインバンキングまたはインターネットバンキングもしくはネットバンキングサービスが知られている。また、オンラインバンキングとして、モバイル通信端末を利用し、携帯電話網、インターネット網等の通信網(ネットワーク)を介して金融取引を行う自動取引システムいわゆるモバイルバンキングも知られている。図1は実施例の現金自動取引システムにおけるインターネットバンキングシステム11を含むシステム構成図である。インターネットバンキングシステム11は、金融機関に設置された勘定系のホストコンピュータ13と、このホストコンピュータに接続された金融機関等が運用するインターネットバンキング(オンラインバンキング)の連携サーバ15(オンラインバンキングサーバ)と、を含む。また、上記通信網の全部若しくは一部には、専用回線等も含まれる。
本実施例の現金自動取引システムはさらに、顧客が有するモバイル通信端末、例えばスマートフォン17と、例えば金融機関に設置された現金自動支払機(Cash Dispenser)であるモニターレスATM19をも含む。スマートフォン17は、インターネットバンキングシステム11に、携帯電話網、インターネット網等の通信網IPを介して接続される。
ホストコンピュータ13はインターネットバンキングの顧客毎の口座番号、口座残高、口座履歴等を口座情報としてデータベースにて管理し、顧客から依頼を受けた様々な取引の処理を行う機能を有している。
ホストコンピュータ13は、図示しないがROM又はハードディスクドライブ等の記憶部に格納された種々のソフトウエアプログラムに従い、RAMを一次記憶用ワークメモリとして利用して、取引の処理を含む全体を制御するコンピュータ装置である。ホストコンピュータ13によって、様々な取引の処理機能を実現する処理手順を記述した制御プログラムを記憶したROMやRAM等の記憶媒体から制御プログラムを読み出し、そのプログラムを解釈して実行される。また、ホストコンピュータ13はネットワーク接続部(図示せず)を含む。ネットワーク接続部は上記システムに含まれる連携サーバ15との有線又は無線のインターフェースであって、各種データを送受信する。ホストコンピュータ13は、各顧客の口座番号と各顧客のスマートフォン17の識別子であるモバイル通信端末IDとを対応させた対応テーブルを記憶しており、連携サーバ15から送られてくる取引予約を処理し、インターネットバンキングの顧客の取引許可の処理を行う。
連携サーバ15(Webサーバ)は所定の通信回線によりホストコンピュータ13と接続されている。連携サーバ15も、ホストコンピュータ13と同様、図示しないがROM/又はハードディスクドライブ等の記憶部に格納された種々のソフトウエアプログラムに従い、RAMを一次記憶用ワークメモリとして利用して、取引の処理を含む全体を制御するコンピュータ装置である。
顧客は、パーソナルコンピュータやスマートフォン17のWebブラウザ又はWebアプリを操作して、通信網IPを経由して、開設されてあるWeb(World Wide Web)サイトである連携サーバ15にアクセスすることにより、予め顧客IDとパスワードをインターネットバンキングに登録する。連携サーバ15は、Webブラウザを介して、顧客の顧客IDとパスワードの認証を行った上で、顧客の為の振込や、残高照会等の金融機関の取引をサービスとして提供する機能を有している。
スマートフォン17は、図示しないが、送受信用のアンテナを備えた通信部と、入力部を兼ね備えた液晶ディスプレイ等のタッチモニタからなる表示部と、マイクロフォンを備えた音声入力部と、スピーカを備えた音声出力部と、外部ケーブルと接続するためのコネクタを備えた接続インターフェースと、CPUやメモリや各種処理回路等を含む制御部とを有するコンピュータ装置である。メモリに格納されたプログラム(ソフトウエア)に従って、スマートフォン17は、ここでいうサーバに現金取引の内容の事前登録をする登録手段や、サーバに現金取引の許可を請求する許可請求手段や、許可の受信を待機しつつ又は許可を受信して、現金取引の事前登録内容を表すQRコード(登録商標)等の二次元コードのコードパターンを表示部に表示する表示手段として機能する。
顧客のスマートフォン17には固有のモバイル通信端末IDが設定されており、モニターレスATM19での取引登録(予約)等のインターネットバンキング利用時に、このモバイル通信端末IDが連携サーバ15(ホストコンピュータ13)に通知され、本人確認のための顧客のアカウントや口座番号等の認証と特定が行われ、取引メニュー等がスマートフォン17に表示される。
モニターレスATM19には、スマートフォン17を載置できスマートフォン17の表示画面の二次元コードの像を読み取る二次元コード読取部19aが設けられている。モニターレスATM19は、例えば紙幣等の現金の出金処理を行う出金部19bを有している。本実施例において、モニターレスATM19は通信網IP等に接続されていない、すなわちネットワークとは接続しないオフラインの装置である。モニターレスATM19は、その二次元コード読取部19aが顧客のスマートフォン17の表示画面の二次元コードを読み取ることによって、出金処理を行う構成の現金自動取引装置となっている。スマートフォン17によるモニターレスATM19の支払い操作は、二次元コード読取部19aを介して行われる。モニターレスATM19は、紙幣の鑑別や計数、搬送、放出を行なう機構部を備えた出金部19bと光学的に二次元コードを読み取る二次元コード読取部19aを備え、現金取引を実行するために出金部19b及び二次元コード読取部19aを制御するCPUやメモリ等を含む制御部を有するコンピュータ装置である。
上述した構成による実施例1の作用について説明する。なお、以下に説明するスマートフォン17、連携サーバ15、ホストコンピュータ13、及びモニターレスATM19の動作は、これらにそれぞれ設けられた図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウエア)に基づいて図示しないそれぞれの制御部により制御される。
図2は本実施例のホストコンピュータ13、連携サーバ15、スマートフォン17及びモニターレスATM19による現金支払処理時の処理のフローを示す説明図である。ここでは顧客が3万円の出金取引を申込んだ場合を例にして図2中に示したステップ(S)に従って説明する。なお、以下の説明では、インターネットバンキング利用、例えば取引メニュー画面までに至るまでのアクセス操作の説明は省略する。
まず、顧客は、スマートフォン17のアプリにより、インターネットバンキングの連携サーバ15に接続し、図3のメニュー操作選択画面を開く(S1)。
顧客はスマートフォン17の図3のメニュー操作選択画面にて「新規取引登録」をタップして選択し、図4のメニュー取引選択画面を開く(S2)。
次に、顧客は、図4のメニュー取引選択画面において、希望取引である「支払(お引き出し)」をタップして選択し、図5のメニュー金額選択画面を開き、図5のメニュー画面の金額「3万円」をタップして選択して、「OK」をタップして確認する(S3)。なお、顧客が「取消」をタップした場合は取引を実行せずに図3のメニュー操作選択画面に戻す。
「OK」のタップ操作により、スマートフォン17は、取引データを連携サーバ15に送信する(S4)。取引データを受信(S5)した連携サーバ15は、該取引データを登録処理(S6)して、登録された旨の応答をスマートフォン17に送信する(S7)。スマートフォン17は連携サーバ15からの応答を受信する(S8)。ここで、スマートフォン17は、図3のメニュー操作選択画面に戻す。
次に、顧客は、スマートフォン17の画面にて「登録QR表示」をタップして選択する(S9)と、スマートフォン17は、図6の通信中である旨を表示する(S9)。
「登録QR表示」のタップ操作により、スマートフォン17は、取引データに基づく実行電文を、連携サーバ15を経由してホストコンピュータ13に送信する(S10、S11)。実行電文を受信(S12)したホストコンピュータ13は、該実行電文を実行処理(S13)して、実行許可の旨の応答を連携サーバ15に送信する(S14)。ホストコンピュータ13は実行処理において、その取引情報から該当顧客の口座情報を検索し、その口座残高と取引情報の出金金額とを比較して残高不足等の問題がなければ、実行許可を登録する。
連携サーバ15は、該許可の応答を受信(S15)した際に「3万円」支払可の内容を含む二次元コードを生成し、この二次元コードパターンのデータをスマートフォン17に送信する(S16)。
スマートフォン17は連携サーバ15からの事前登録内容を表す二次元コードパターンのデータを受信して(S17)、図7の事前登録内容を表す二次元コードを含む取引登録画面を所定時間(顧客が二次元コード読取部19aにかざし読み取りに要する時間例えば、1分間、表示する(S18)。なお、ここで「戻る」をタップした場合は取引を実行せずに図3のメニュー操作選択画面に戻る。このように、スマートフォン17から連携サーバ15を経由してホストコンピュータ13に取引実行の可否の確認を実施し、結果を連携サーバ15が受信する。連携サーバ15は取引許可の情報として二次元コードのデータをスマートフォン17に送信し、スマートフォン17では二次元コードのデータを受信し、スマートフォン17の画面に二次元コードを表示する。
顧客は、モニターレスATM19の二次元コード読取部19a上に、スマートフォン17に表示された二次元コードをかざすように置く。
モニターレスATM19は二次元コード読取部19aにかざされた二次元コードを読み取り(S19)、二次元コードの記録に従って紙幣の計数を行い(S20)、顧客に紙幣「3万円」を放出する(S21)。顧客は放出された紙幣を抜取り、モニターレスATM19の取引が終了する(S22)。
実施例1によれば、モニターレスATM19に入力される二次元コードを表示する前に連携サーバ15を介してホストコンピュータ13への通信を行い、引出許可の場合に二次元コードをスマートフォン17に表示することにより、ホストコンピュータ13にて許可されていることが確認可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
[変形例]
実施例1において、図2のステップS15〜S18に示すとおり、連携サーバ15が取引許可の情報を受信し、連携サーバ15にて二次元コードのデータを生成し、これをスマートフォン17に送っている。本変形例では、連携サーバ15から取引許可の情報を受信したスマートフォン17が二次元コードのデータを生成し、二次元コードを表示することも可能である。
図8は実施例1の変形例のスマートフォン17による現金支払処理時の処理のフローを示す説明図である。図8のステップS1〜S14は図2のステップS1〜S14と同様で、図8のステップS17〜S21は図2のステップS18〜S22と同様であるので、これらのステップの説明は省略する。
図8に示すように、ホストコンピュータ13からの実行許可の旨の応答を受信(S15)した連携サーバ15は、当該応答をスマートフォン17に送信する(S15)。そして、スマートフォン17は、受信した許可の応答(S16)に基づいて「3万円」支払可の内容を含む二次元コードを生成し、この二次元コードパターンを自身の画面に表示する(S17)。
この実施例1の変形例により、二次元コードパターンの画面表示までの時間短縮が可能となる。
実施例2は、上記実施例1における顧客が放出された紙幣を抜取り、モニターレスATM19の取引が終了した後に、顧客によるスマートフォン17の操作により、取引結果をホストコンピュータ13にて登録させることによって、スマートフォン17から連携サーバ15を介してホストコンピュータ13への通信を行い、ホストコンピュータ13に取引結果を把握させることを可能とするものである。
図9は実施例2のスマートフォン17のメニュー操作選択画面を示す。図10は実施例2のスマートフォン17のメニュー取引結果登録画面を示す。
紙幣を抜取って引き続き顧客は、スマートフォン17の図9のメニュー操作選択画面にて「取引結果通知」をタップして選択し、図10のメニュー取引結果登録画面を開く。そして、顧客は、取引結果として「正常終了」又は「異常終了」をタップして選択する。ここで、スマートフォン17は連携サーバ15経由でホストコンピュータ13に取引結果を送信する。連携サーバ15経由でホストコンピュータ13からの応答を受信し図9のメニュー操作選択画面に戻る。
実施例2により、取引終了後にスマートフォン17にて取引結果を顧客操作にて登録させることで、スマートフォン17から連携サーバ15を介してホストコンピュータ13への通信を行い、ホストコンピュータ13にて取引結果を把握することが可能となる。
図11は実施例2の具体的一例のスマートフォン17による現金支払処理時の処理のフローを示す説明図である。図11のステップS1〜S8は、メニュー操作選択画面(図9)以外、図2のステップS1〜S8と同様であるので、これらのステップの説明は省略する。
図11に示すように、スマートフォン17は連携サーバ15からの登録された旨の応答を受信して(S8)、図9のメニュー操作選択画面を表示する(S9)。ここで、スマートフォン17は、登録された旨の応答に基づいて「3万円」支払可の内容を含む二次元コードを生成し、この二次元コードパターンを自身の画面に表示する(S10)。
二次元コードパターンの表示後、スマートフォン17は、取引データに基づく実行電文を、連携サーバ15を経由してホストコンピュータ13に送信する(S11、S12)。実行電文を受信(S13)したホストコンピュータ13は、該実行電文を実行処理(S14)して、実行許可の旨の応答を連携サーバ15に送信する(S15)。
ホストコンピュータ13からの実行許可の旨の応答を受信(S16)した連携サーバ15は、当該応答をスマートフォン17に送信し、スマートフォン17がこれを受信する(S17)。スマートフォン17は図9のメニュー操作選択画面に切り替える。
一方、二次元コードパターンの表示後(S10)、顧客は、スマートフォン17に表示された二次元コードをモニターレスATM19の二次元コード読取部19aにかざす。
モニターレスATM19は二次元コード読取部19aにかざされた二次元コードを読み取り(S18)、二次元コードの記録に従って紙幣の計数を行い(S19)、顧客に紙幣「3万円」を放出する(S20)。顧客は放出された紙幣を抜取り、モニターレスATM19の取引が終了する。
顧客はスマートフォン17をモニターレスATM19の二次元コード読取部19aから取り外す。顧客は、スマートフォン17の図9のメニュー操作選択画面にて「取引結果通知」をタップして選択し(S21)、図10のメニュー取引結果登録画面を開く。そして、顧客は、取引結果として「正常終了」をタップして選択する(S22)。なお、ここで「戻る」をタップした場合は取引を実行せずに図9のメニュー操作選択画面に戻る。また、スマートフォン17は図10のメニュー取引結果登録画面の「戻る」を表示させずに、該画面の所定時間の表示後に図9のメニュー操作選択画面に戻るようにしてもよい。
「正常終了」のタップ後、スマートフォン17は、取引結果通知を、連携サーバ15を経由してホストコンピュータ13に送信する(S23、S24)。なお、図10のメニュー取引結果登録画面では「正常終了」と「異常終了」を表示しているが、「異常終了」のみを表示して、「異常終了」がタップされず所定時間の表示後に、取引結果通知を、連携サーバ15を経由してホストコンピュータ13に送信する(S23、S24)ようにしてもよい。取引結果通知を受信(S25)したホストコンピュータ13は、該取引結果通知を処理(S26)して、結果通知を連携サーバ15に送信する(S27)。ホストコンピュータ13はこの出金処理終了の通知を受信すると、取引結果通知処理として、ホストコンピュータ13に登録されている該当の取引情報に対して出金完了の情報を付加し、該当口座の残高を更新する。なお、取引結果通知処理として、モニターレスATM19の紙幣放出するステップ(S20)のログ(例えば、放出紙幣を検知する検知センサ出力の記録等)を記録して置くことで、現金補充時に当該ログを回収して、当該ログによってホストコンピュータ13の当口座の残高を更新するように、することもできる。
ホストコンピュータ13からの結果通知を受信(S28)した連携サーバ15は、当該応答をスマートフォン17に送信し、スマートフォン17がこれを受信する(S29)。スマートフォン17は図9のメニュー操作選択画面に切り替える。
以上の実施例によれば、モニターレスATM19に入力される二次元コードを表示する前に連携サーバ15を介してホストコンピュータ13への通信を行い、許可の場合に二次元コードをスマートフォン17に表示することでホストコンピュータ13にて許可されていることが確認可能となる。また、取引終了後にスマートフォン17にて取引結果を顧客操作にて登録させることで、スマートフォン17から連携サーバ15を介してホストコンピュータ13への通信を行い、ホストコンピュータ13に取引結果を把握させることができる。
以上説明した実施例によれば、モニターレスATM19が有線無線の通信部を持たず、ホストコンピュータとの通信に顧客のモバイル通信端末を利用するため、この通信部を介したATMの監視システムを用意する必要がなく、そのため配線工事等の設備コストや監視コストを低減できるという効果も得られる。
また、ATMにキャッシュカードに対する読取機構部(カードリーダ)等を搭載する必要もないのでATMの小型化を図ることができる。
また、インターネットバンキングで取引の申込みを受付け、その際顧客口座を取得してホストコンピュータに取引種別や金額と共に取引情報として登録し、この取引情報によりATMで取引を実行するため、インターネットバンキングの口座でのキャッシュカードの発行が不要となり、金融機関のカード発行コストが低減される。
11 インターネットバンキングシステム
15 連携サーバ
13 ホストコンピュータ
17 スマートフォン
19 モニターレスATM
19a 二次元コード読取部
19b 出金部

Claims (9)

  1. オンラインバンキングサーバを含むネットワークに接続され、現金自動取引装置と協働し、かつ表示部を有するモバイル通信端末であって、
    前記ネットワークを介して、前記オンラインバンキングサーバに現金取引の内容の事前登録をする登録手段と、
    前記オンラインバンキングサーバに、前記現金取引の許可を請求する許可請求手段と、
    前記許可の受信を待機しつつ又は前記許可を受信して、前記現金取引の事前登録内容を表すコードパターンを前記表示部に表示する表示手段と、を有することを特徴とするモバイル通信端末。
  2. 前記ネットワークを介して前記許可を受信したときに前記コードパターンを生成することを特徴とする請求項1に記載のモバイル通信端末。
  3. 前記オンラインバンキングサーバは、前記許可を受信したときに前記コードパターンのデータを生成し、前記コードパターンのデータを前記モバイル通信端末に送信することを特徴とする請求項1に記載のモバイル通信端末。
  4. 前記表示手段が前記コードパターンを所定時間表示した後、前記現金取引の結果を表示するとともに、前記現金取引の結果を前記オンラインバンキングサーバに送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のモバイル通信端末。
  5. 前記現金自動取引装置は、前記ネットワークとは接続しないオフラインの装置である請求項1に記載のモバイル通信端末。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載のモバイル通信端末を含み、さらに、前記ネットワークに接続されずかつ、前記表示部に表示された前記コードパターンを読み取る読み取り部を有しかつ前記コードパターンに応じて現金取引を実行する現金自動取引装置を、含むことを特徴とする現金自動取引システム。
  7. オンラインバンキングサーバを含むネットワークに接続され、現金自動取引装置と協働し、かつ表示部を有するモバイル通信端末に、現金取引処理を実行させるプログラムであって、該プログラムは、前記モバイル通信端末に、
    前記ネットワークを介して、前記オンラインバンキングサーバに現金取引の内容の事前登録をする登録手段と、
    前記オンラインバンキングサーバに、前記現金取引の許可を請求する許可請求手段と、
    前記許可の受信を待機しつつ又は前記許可を受信して、前記現金取引の事前登録内容を表すコードパターンを前記表示部に表示する表示手段と、
    して機能させる、ことを特徴とするプログラム。
  8. ネットワークとは接続されないオフラインの現金自動取引装置であって、コードパターンを光学的に読み取る読み取り部を有しかつ前記コードパターンに応じて現金取引を実行することを特徴とする現金自動取引装置。
  9. 紙幣の鑑別や計数、搬送及び放出を行なう機構部と、前記現金取引を実行するために前記機構部及び前記読み取り部を制御する制御部を更に有することを特徴とする請求項8に記載の現金自動取引装置。
JP2016163177A 2016-08-24 2016-08-24 モバイル通信端末及び現金自動取引システム Active JP6911299B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016163177A JP6911299B2 (ja) 2016-08-24 2016-08-24 モバイル通信端末及び現金自動取引システム
US16/309,547 US20190147422A1 (en) 2016-08-24 2017-04-06 Automated transaction machine, communication terminal, automated transaction system, and program
PCT/JP2017/014372 WO2018037615A1 (ja) 2016-08-24 2017-04-06 自動取引装置、通信端末、自動取引システム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016163177A JP6911299B2 (ja) 2016-08-24 2016-08-24 モバイル通信端末及び現金自動取引システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018032176A true JP2018032176A (ja) 2018-03-01
JP6911299B2 JP6911299B2 (ja) 2021-07-28

Family

ID=61303478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016163177A Active JP6911299B2 (ja) 2016-08-24 2016-08-24 モバイル通信端末及び現金自動取引システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6911299B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019198737A1 (ja) * 2018-04-11 2019-10-17 グローリー株式会社 取引システム、取引処理装置、貨幣処理装置及び取引方法
JP2021047467A (ja) * 2019-09-14 2021-03-25 旭精工株式会社 自動サービス機器用二次元コード決済システム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06103194A (ja) * 1992-09-18 1994-04-15 Oki Electric Ind Co Ltd オフライン取引データの自動ホスト送信方法
JP2004240687A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Nec Corp 現金引出しシステム、移動体通信端末、店舗端末、方法、及びプログラム
JP2006092449A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Oki Electric Ind Co Ltd 稼働台数制御システム,ターミナル制御装置および稼働台数制御方法
JP2008033959A (ja) * 2007-09-28 2008-02-14 Mizuho Bank Ltd 現金引出管理方法
JP2010049645A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置及び自動取引システム
JP2013117849A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 自動取引処理装置、および取引処理システム
JP2013143084A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Pfu Ltd 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06103194A (ja) * 1992-09-18 1994-04-15 Oki Electric Ind Co Ltd オフライン取引データの自動ホスト送信方法
JP2004240687A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Nec Corp 現金引出しシステム、移動体通信端末、店舗端末、方法、及びプログラム
JP2006092449A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Oki Electric Ind Co Ltd 稼働台数制御システム,ターミナル制御装置および稼働台数制御方法
JP2008033959A (ja) * 2007-09-28 2008-02-14 Mizuho Bank Ltd 現金引出管理方法
JP2010049645A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置及び自動取引システム
JP2013117849A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 自動取引処理装置、および取引処理システム
JP2013143084A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Pfu Ltd 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019198737A1 (ja) * 2018-04-11 2019-10-17 グローリー株式会社 取引システム、取引処理装置、貨幣処理装置及び取引方法
JP2019185438A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 グローリー株式会社 取引システム、取引処理装置、貨幣処理装置及び取引方法
JP7126847B2 (ja) 2018-04-11 2022-08-29 グローリー株式会社 取引システム、取引処理装置及び取引方法
JP2021047467A (ja) * 2019-09-14 2021-03-25 旭精工株式会社 自動サービス機器用二次元コード決済システム
JP7144059B2 (ja) 2019-09-14 2022-09-29 旭精工株式会社 自動サービス機器用二次元コード決済システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6911299B2 (ja) 2021-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120197796A1 (en) Cash dispensing at atm
JP2010049645A (ja) 自動取引装置及び自動取引システム
JP4113873B2 (ja) 自動取引装置
JP6911299B2 (ja) モバイル通信端末及び現金自動取引システム
JP2007087007A (ja) 自動取引システム、自動取引装置、情報管理サーバおよび自動取引方法
JP2017215700A (ja) 金融取引実行支援装置および方法
JP2023169317A (ja) 店舗サーバー、二次元コード決済方法
WO2018037615A1 (ja) 自動取引装置、通信端末、自動取引システム及びプログラム
JP2017120602A (ja) 預貯金の現金化用携帯端末と現金化処理システム
TWM565364U (zh) Automated foreign currency deposit system
JP2008191945A (ja) 振込取引システム
KR101334069B1 (ko) 금융자동화기기 및 그 출금방법
JP2002352299A (ja) 取引処理装置、取引処理システムおよび取引処理方法
JP2017059109A (ja) 現金払出制御システム、現金払出システム及びプログラム
KR101016829B1 (ko) 금융자동화기기 및 그의 금융거래 방법
KR20120059467A (ko) 환전 출금 방법
KR100570666B1 (ko) 모바일 뱅킹 서비스 방법
JP7419841B2 (ja) 情報処理装置、およびプログラム
JP2011008679A (ja) 資金移動処理サーバ
JP6917117B1 (ja) 預貯金の現金化処理システム
JP6683308B1 (ja) 自販機の決済サービス支援システム
KR20060094799A (ko) 통화처리장치 및 기록매체
JP2018045418A (ja) 自動取引装置、通信端末、自動取引システム及びプログラム
KR102120987B1 (ko) 전자 결제 시스템, 장치 및 방법
KR20170110466A (ko) 전자 결제 시스템, 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200710

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210226

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210226

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210309

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6911299

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150