JP2020005406A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの速度センサレス制御を行うモータ制御装置において、速度指令値に対する実速度の追従性を向上させるモータ制御装置を提供する。【解決手段】モータ制御装置1は、モータ3の電流情報及び1次周波数情報に基づいてモータ3の回転速度を推定する回転速度推定部30と、推定された回転速度推定値に基づいてモータ3の速度制御を行う速度制御系10と、モータ3の回転体の一部が接近しているときにON信号を出力し、モータ3の回転体の一部が接近していないときにOFF信号を出力する近接スイッチ31と、近接スイッチ31から出力されたON信号及びOFF信号に基づいてモータ3の回転速度を計算する回転速度計算部32と、速度指令値と計算された回転速度計算値との偏差が小さくなるように速度指令値を補正する速度指令補正部34とを備え、速度制御系10は、補正された速度指令値と回転速度推定値とに基づいてモータ3の速度制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、モータの速度センサレス制御を行うモータ制御装置に関する。
誘導モータ又は同期モータ等のモータを駆動制御するモータ制御装置として、ロータリエンコーダ又はレゾルバ等の速度センサを用いるモータ制御装置と、このような速度センサを用いない、いわゆる速度センサレス制御を行うモータ制御装置とがある。特許文献1及び2には、モータの速度センサレス制御を行うモータ制御装置が記載されている。
例えば、特許文献2に記載のモータ制御装置は、モータの実電流値(電流FB値)からモータの1次周波数及びすべり周波数を推定し、1次周波数推定値からすべり周波数推定値を減算することによりモータの回転速度を推定し、この回転速度推定値に基づいてモータを駆動制御する。
このようなモータ制御装置は、速度センサを備えないため、低コスト化及び小型化等の利点を有する。また、速度センサのための配線が不要であるため、モータの防水性を高めることができる。
特許第5435252号公報 特開2013−240194号公報
しかし、実速度は回転速度推定値から大きく乖離してしまうことがある。これは、特に高負荷時、低速域の回転時、負荷急変時(急な過渡変化時)又は速度急変時(急な過渡変化時、例えば加減速時)に生じやすい。
速度センサレス制御を行うモータ制御装置は、回転速度推定値が速度指令値に追従するように制御を行う。しかし、実速度と回転速度推定値に乖離が生じる場合(特に高負荷時、低速域の回転時、負荷急変時又は速度急変時)、回転速度推定値は速度指令値に追従するが、実速度は速度指令値から大きく乖離してしまう。そのため、実速度と速度指令値に乖離が生じる。
本発明は、モータの速度センサレス制御を行うモータ制御装置において、速度指令値に対する実速度の追従性を向上させるモータ制御装置を提供することを目的とする。
(1) 本発明に係るモータ制御装置(例えば、後述のモータ制御装置1)は、モータ(例えば、後述の誘導モータ3)の速度センサレス制御を行うモータ制御装置であって、前記モータの電流情報及び1次周波数情報に基づいて、前記モータの回転速度を推定する回転速度推定部(例えば、後述の回転速度推定部30)と、前記回転速度推定部で推定された回転速度推定値に基づいて、前記モータの速度制御を行う速度制御系(例えば、後述の速度制御系10)と、前記モータの回転体の一部が接近しているときにON信号を出力し、前記モータの回転体の一部が接近していないときにOFF信号を出力する近接スイッチ(例えば、後述の近接スイッチ31)と、前記近接スイッチから出力されたON信号及びOFF信号に基づいて、前記モータの回転速度を計算する回転速度計算部(例えば、後述の回転速度計算部32)と、速度指令値と前記回転速度計算部で計算された回転速度計算値との偏差が小さくなるように、前記速度指令値を補正する速度指令補正部(例えば、後述の速度指令補正部34)とを備え、前記速度制御系は、前記速度指令補正部で補正された速度指令値と前記回転速度推定値とに基づいて、前記モータの速度制御を行う。
(2) (1)に記載のモータ制御装置において、前記速度指令補正部は、前記速度指令値と前記回転速度計算部で計算された回転速度計算値との偏差を求める減算器(例えば、後述の減算器341)と、前記減算器で求められた偏差に基づいて、前記速度指令値の補正値を生成する演算部(例えば、後述の演算部342)と、前記速度指令値に前記演算部で生成された補正値を加算して、補正された速度指令値を求める加算器(例えば、後述の加算器343)とを備えてもよい。
(3) (2)に記載のモータ制御装置において、前記演算部は積分項から構成されてもよい。
本発明によれば、モータの速度センサレス制御を行うモータ制御装置において、速度指令値に対する実速度の追従性を向上させるモータ制御装置を提供することができる。
本実施形態に係るモータ制御装置の構成を示す図である。 近接スイッチの一例を説明するための図である。 図1に示すモータ制御装置における速度指令補正部の構成の一例を示す図である。 図1に示すモータ制御装置の等価モデルであって、伝達関数を用いた簡易的な等価モデルを示す図である。 図1に示すモータ制御装置における速度指令補正部の構成の他の一例を示す図である。 近接スイッチの配置の一例を説明するための図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態の一例について説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、本実施形態に係るモータ制御装置の構成を示す図である。図1に示すモータ制御装置1は、数値制御装置(CNC)2から供給される速度指令であって、加工プログラムに基づく速度指令に従って、誘導モータ3を駆動制御する。
誘導モータ3は、例えば切削加工を行う工作機械の主軸(回転軸)を駆動する。誘導モータ3は、ロータリエンコーダ等の速度センサを有さない、いわゆる速度センサレスのモータである。
モータ制御装置1は、ロータリエンコーダ等の速度センサを用いない、いわゆる速度センサレス制御を行うモータ制御装置である。モータ制御装置1は、誘導モータ3のベクトル制御を行う。
モータ制御装置1は、減算器11と、速度制御器12と、電流制御器14と、1次周波数制御部16と、すべり周波数計算部18と、減算器20と、2相−3相変換部22とを備える。なお、減算器11、速度制御器12、電流制御器14及び2相−3相変換部22は、速度制御系10を構成する。また、すべり周波数計算部18と減算器20とは、回転速度推定部30を構成する。モータ制御装置1は、更に、近接スイッチ31と、回転速度計算部32と、速度指令補正部34とを備える。
減算器11は、数値制御装置2から供給される速度指令値が後述の速度指令補正部34で補正された速度指令値(補正後)と、後述の回転速度推定部30で推定された回転速度推定値(速度FB)との速度偏差を求める。速度制御器12は、減算器11で求められた速度偏差に、例えばPI(比例、積分)制御を施すことにより、電流指令値(トルク指令値)を生成する。
電流制御器14は、速度制御器12で生成された電流指令値(トルク指令値)と、電流検出器(図示せず)で検出された誘導モータ3の実電流値(駆動電流値、電流FB値)とに基づいて、電圧指令値を生成する。電流制御器14は、例えばベクトル制御を行う。具体的には、電流制御器14は、電流指令値(トルク指令値)からd相電流指令値(励磁電流指令値)とq相電流指令値(トルク電流指令値)とを生成する。電流制御器14は、d相電流指令値と、UVW3相の実電流値が2相−3相変換部22で変換されたd相実電流値との差分に基づいてd相電圧指令値を生成する。また、電流制御器14は、q相電流指令値と、UVW3相の実電流値が2相−3相変換部22で変換されたq相実電流値との差分に基づいてq相電圧指令値を生成する。
1次周波数制御部16は、速度制御器12で生成された電流指令値(トルク指令値)に基づいて1次周波数指令値を生成する。なお、1次周波数指令値の算出方法としては種々の方法が知られている。例えば、電流指令値に代えて、実電流値(例えば、q相実電流値)が用いられてもよいし、電流指令値(例えば、q相電流指令値)と実電流値(例えば、q相実電流値)との電流偏差が用いられてもよい。
すべり周波数計算部18は、速度制御器12で生成された電流指令値(トルク指令値)に基づいて、すべり周波数推定値を計算する。具体的には、すべり周波数計算部18は、d相電流指令値及びq相電流指令値に基づいて、すべり周波数制御形ベクトル制御における最適すべり周波数を計算し、現在のすべり周波数推定値とする。
例えば、すべり周波数推定値ω[rad/s]は、誘導モータ3における相互インダクタンスM、2次インダクタンスL、2次抵抗値R、2次d相磁束値φ2d、及び1次q相電流値i1qに基づく次式により求められる。
Figure 2020005406
ここで、定常時では、2次d相磁束値φ2dは、相互インダクタンスMと1次d相電流値i1dとに基づく次式により求められる。
Figure 2020005406
これより、定常時のすべり周波数推定値ωは、下記(1)式により求められる。
Figure 2020005406
一般に、Kはすべり定数と呼ばれる。
なお、すべり周波数推定値の算出方法としては種々の方法が知られている。例えば、電流指令値に代えて、実電流値、例えばq相実電流値(FB)及びd相実電流値(FB)が用いられてもよい。
減算器20は、1次周波数制御部16からの1次周波数指令値と、すべり周波数計算部18で求められたすべり周波数推定値とに基づく下記(2)式により、誘導モータ3の回転速度推定値を求める。
回転速度推定値=1次周波数指令値−すべり周波数推定値 ・・・(2)
本実施形態では、上述したすべり周波数計算部18と減算器20とが回転速度推定部30として機能する。すなわち、回転速度推定部30は、速度制御器12で生成された電流指令値(電流情報)とすべり定数(換言すれば、モータ定数)とに基づいてすべり周波数を推定し、このすべり周波数推定値と1次周波数制御部16からの1次周波数指令値とに基づいて誘導モータ3の回転速度を推定する。
なお、回転速度推定部30は、上述したように、電流指令値に代えて、実電流値(電流情報)を用いてもよい。
2相−3相変換部22は、1次周波数制御部16からの1次周波数指令値に基づいて、電流制御器14で生成されたd相電圧指令値とq相電圧指令値とをUVW各相の電圧指令値に変換することにより、誘導モータ3を駆動するための電圧指令値を生成する。
近接スイッチ31は、誘導モータ3に設けられている。近接スイッチ31は、誘導モータ3に内蔵されていてもよいし、誘導モータ3の外部に設置されてもよい。近接スイッチ31は、例えばJIS C 8201−5−2又はIEC60947−5−2で定義された近接スイッチ(proximity switch)であって、金属及び/又は非金属物体の接近を検出する誘導形近接スイッチ(inductive proximity switch)又は静電容量形近接スイッチ(capacitive proximity switch)等である。近接スイッチ31は、誘導モータ3のシャフト(回転体)の一部が接近しているときにON信号を出力し、誘導モータ3のシャフトの一部が接近していないときにOFF信号を出力する。
例えば、図2に示すように、誘導モータ3のシャフト3sにおける直交する2つの径x,yが異なる場合、近接スイッチ31は、長径y側が接近しているときにON信号(HIGHレベルのパルス信号)を出力し、長径y側が接近していないときにOFF信号(LOWレベルの信号)を出力する。図2の例では、誘導モータ3のシャフト3sが1回転する間に、長径y側が近接スイッチ31に2回接近するため、近接スイッチ31は2回のパルス信号を出力する。
上述の説明では、近接スイッチ31が誘導モータ3のシャフトに取り付けられた一例を示したが、近接スイッチ31の設置方法はこれに限定されない。例えば、図6に示すように、近接スイッチ31は、ギヤ3a,3b又はタイミングベルト等を介して誘導モータ3のシャフトと結合される主軸4に取り付けされていてもよい。この場合、図2において、誘導モータ3のシャフト3s(回転体)を主軸4(回転体)に置き換えて考えればよい。これにより、近接スイッチ31は、主軸4(回転体)の一部が接近しているときにON信号を出力し、主軸4の一部が接近していないときにOFF信号を出力する。
なお、誘導モータ3のシャフト又は主軸4(回転体)の形状は、これに限定されない。誘導モータ3のシャフト又は主軸4(回転体)の形状の他の一例として、歯車形状が挙げられる。
近接スイッチ31は、誘導モータの速度制御系に用いられるロータリエンコーダ等の速度センサとは異なる。以下、近接スイッチとロータリエンコーダとの相違について説明する。
ロータリエンコーダは、A相出力及びB相出力を備える。そのため、ロータリエンコーダを用いることにより、回転速度に加え、回転位置及び回転方向を検出することができる。更に、回転速度及び回転位置を、高精度かつ高速に検出することができる。
一方、近接スイッチは、ロータリエンコーダの出力パルスよりも非常に少ない1相のパルス、典型的にはモータ1回転あたり1回〜2回の1相のパルスを出力する。そのため、近接スイッチを用いることにより、回転速度の検出は可能であるが、回転位置及び回転方向を検出することはできない。
また、近接スイッチのパルス出力から回転速度を計算する場合、所定のサンプリング周期でパルス数をカウントして速度換算した後に平均化(平滑化)するため、回転速度の検出に時間がかかる。更に、サンプリング周期及び平均化時間により決まる回転速度の検出分解能が低い。このように、近接スイッチの出力パルスから計算した回転速度は応答性及び分解能が低いため、近接スイッチを、ロータリエンコーダのように速度制御系に使用することはできない。
本実施形態では、ロータリエンコーダ等の速度センサではなく、近接スイッチを用いて、以下のように誘導モータの回転速度の検出を行う。
回転速度計算部32は、近接スイッチ31から出力されたON信号及びOFF信号に基づいて、誘導モータ3の回転速度を計算する。例えば、回転速度計算部32は、近接スイッチ31からのON信号のパルス数を所定のサンプリング周期でカウントして速度に換算し、換算した速度をフィルタで平均化(平滑化)することにより、誘導モータ3の回転速度を求める。
誘導モータ3のシャフト3sが1回転する間に、近接スイッチ31がn回のパルス信号を出力する場合、サンプリング周期Fs間に発生したパルス数は、次式により速度換算される。
速度(min−1)=1/Fs×60/n
速度指令補正部34は、回転速度計算部32で計算された回転速度計算値に基づいて、数値制御装置2からの速度指令値を補正した速度指令値(補正後)を生成する。具体的には、速度指令補正部34は、速度指令値と回転速度計算値との偏差が小さくなるように、速度指令値を補正する。速度指令補正部34は、補正した速度指令値(補正後)を速度制御系10に入力する。
図3は、本実施形態に係る速度指令補正部34の構成を示す図である。図3に示す速度指令補正部34は、減算器341と、演算部342と、加算器343とを備える。減算器341は、数値制御装置2からの速度指令値(補正前)と、回転速度計算部32で計算された回転速度計算値との速度偏差を求める。演算部342は、伝達関数K/s(Kは補正ゲイン)の積分項を含む。演算部342は、減算器341で求められた速度偏差に、I(積分)制御を施し、速度指令値の補正値を生成する。加算器343は、数値制御装置2からの速度指令値(補正前)に、演算部342で生成された補正値を加算して、速度指令値(補正後)を求める。
上述したモータ制御装置1における減算器11、速度制御器12、電流制御器14、1次周波数制御部16、すべり周波数計算部18、減算器20、2相−3相変換部22、回転速度推定部30、回転速度計算部32、及び速度指令補正部34は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)等の演算プロセッサで構成される。モータ制御装置1の各種機能は、例えば記憶部に格納された所定のソフトウェア(プログラム、アプリケーション)を実行することで実現される。モータ制御装置1の各種機能は、ハードウェアとソフトウェアとの協働で実現されてもよいし、ハードウェア(電子回路)のみで実現されてもよい。
次に、本実施形態のモータ制御装置1の動作について説明する。
まず、図1を参照し、数値制御装置2から速度指令値が供給されると、減算器11は、数値制御装置2から供給される速度指令値が速度指令補正部34で補正された速度指令値(補正後)と回転速度推定部30で推定された回転速度推定値との速度偏差を求め、速度制御器12は、この速度偏差に基づいて電流指令値(トルク指令値)を生成する。電流制御器14は、この電流指令値と電流検出器(図示せず)で検出された誘導モータ3の実電流値(電流FB値)とに基づいて、d相電圧指令値及びq相電圧指令値を生成する。このとき、1次周波数制御部16は、電流指令値に基づいて1次周波数指令値を生成する。2相−3相変換部22は、1次周波数制御部16からの1次周波数指令値に基づいて、電流制御器14で生成されたd相電圧指令値及びq相電圧指令値をUVW各相の電圧指令値に変換して、誘導モータ3に供給する。
このとき、回転速度推定部30において、すべり周波数計算部18は、d相電流指令値及びq相電流指令値に基づいて、すべり周波数制御形ベクトル制御における最適すべり周波数を計算し、現在のすべり周波数推定値とする。例えば、すべり周波数推定値ωは、上記(1)式により求められる。そして、減算器20は、1次周波数指令値とすべり周波数推定値とに基づく上記(2)式により、回転速度推定値を求める。
ここで、実速度は回転速度推定値から大きく乖離してしまうことがある。これは、特に高負荷時、低速域の回転時、負荷急変時(急な過渡変化時)又は速度急変時(急な過渡変化時、例えば加減速時)に生じやすい。
速度センサレス制御を行うモータ制御装置は、回転速度推定値が速度指令値に追従するように制御を行う。しかし、実速度と回転速度推定値に乖離が生じる場合(特に高負荷時、低速域の回転時、負荷急変時又は速度急変時)、回転速度推定値は速度指令値に追従するが、実速度は速度指令値から大きく乖離してしまう。そのため、実速度と速度指令値に乖離が生じる。
そこで、本実施形態では、実速度が回転速度推定値から乖離する場合、すなわち実速度が速度指令値から乖離する場合(特に高負荷時、低速域の回転時、負荷急変時又は速度急変時)、実速度が速度指令値に近づくように、速度指令値を補正する。
具体的には、回転速度計算部32が、近接スイッチ31からのON信号及びOFF信号に基づいて、誘導モータ3の回転速度を計算し、検出する。
次に、速度指令補正部34は、速度指令値と回転速度計算部32で計算された回転速度計算値(実速度)との偏差が小さくなるように、速度指令値を補正する。より具体的には、図3に示すように、速度指令補正部34は、速度指令値と回転速度計算値(実速度)との速度偏差を積分した補正値を、速度指令値に加算することにより、速度指令値を補正する。これにより、速度指令補正部34は、回転速度計算値(実速度)が小さくなるほど、速度指令値を大きくする。その結果、実速度は速度指令値に近づく。
以上説明したように、本実施形態のモータ制御装置1によれば、近接スイッチ31及び回転速度計算部32が誘導モータ3の実速度(回転速度計算値)を検出し、速度指令補正部34が、速度指令値と検出された誘導モータ3の実速度(回転速度計算値)との偏差が小さくなるように、すなわち誘導モータ3の実速度(回転速度計算値)が速度指令値に近づくように、速度指令値を補正する。これにより、実速度が回転速度推定値から大きく乖離してしまう場合(特に高負荷時、低速域の回転時、負荷急変時又は速度急変時)であっても、速度指令値に対する実速度の追従性を向上させることができる。
ところで、上述したように、近接スイッチ31で速度検出を行う場合、近接スイッチ31の分解能が低いため、回転速度計算部32に時定数の大きなフィルタを適用する必要がある。近接スイッチ31で検出した速度を、速度制御系10のフィードバック値として使用すると、フィルタの遅れが原因で、モータ制御装置1が不安定になりやすい。これに対して、本実施形態のように近接スイッチ31で検出した速度を用いて速度指令値を補正する方式によれば、モータ制御装置1の安定性を得ることができる。
ここで、速度指令補正部34における演算部342の構成について検討する。図4は、図1に示すモータ制御装置1の等価モデルであって、伝達関数を用いた簡易的な等価モデルを示す図である。図4では、速度制御系10の伝達関数を簡易的に1とし、モータ3を伝達関数N(x)で表し、近接スイッチ31及び回転速度計算部32を1次フィルタの伝達関数1/(τs+1)で表す。また、速度指令補正部34における演算部342を伝達関数F(s)で表す。速度指令補正部34は、速度指令値と回転速度計算値(実速度)との差分が伝達関数F(s)を通過した値を補正値とし、この補正値を速度指令値に加算して速度指令値(補正後)を生成する。
速度指令補正部34は、現実的には近接スイッチ31及び回転速度計算部32後の回転速度計算値vfb2を速度指令値(補正前)v0に近づけるように働く。しかし、理想的には、近接スイッチ31及び回転速度計算部32前のモータ3の実速度vfb1を速度指令値(補正前)v0に一致させたい。回転速度計算値vfb2はモータ3の実速度vfb1よりも時定数分(例えば1〜2s)遅れて変化する。そのため、速度指令補正部34における演算部342の伝達関数F(s)は、この遅れ分を補正するための微分項を含むことが考えられる。
微分項のみだと定常偏差が残るので、伝達関数F(s)は、さらに積分項を含むことが考えられる。さらに、伝達関数F(s)は比例項を含むことが考えられる。
すなわち、図5に示すように、演算部342は、伝達関数sK(Kは微分ゲイン)の微分項と、伝達関数K/s(Kは積分ゲイン)の積分項と、伝達関数K(Kは比例ゲイン)の比例項とを含んでもよい。これにより、演算部342は、PID(比例、積分、微分)制御を行ってもよい。
しかし、速度指令補正部34における演算部342が微分項及び比例項を含むと、速度指令値(補正後)v1が不安定になり、調整が困難になることが予想される。なお、本実施形態では、通常、回転速度推定部30で推定された回転速度推定値を用いて速度制御を行っており、実速度が回転速度推定値から大きく乖離してしまう場合(特に高負荷時、低速域の回転時、負荷急変時又は速度急変時)に速度指令値に対する実速度の追従性を向上させる観点から、速度指令補正部34として高速な応答は不要である。
よって、実用上、図3に示すように速度指令補正部34における演算部342は積分項のみで構成されることが好ましいと予想される。これにより、積分項のみで速度指令値を比較的にゆっくりと補正しつつ、モータ制御装置1の安定性を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、種々の変更及び変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、誘導モータを制御するモータ制御装置を例示したが、本発明の特徴はこれに限定されず、種々のモータを制御するモータ制御装置に適用可能である。例えば、本発明の特徴は、レゾルバ等の速度センサを有さない、いわゆる速度センサレスの同期モータを速度センサレス制御するモータ制御装置にも適用可能である。
なお、同期モータの速度センサレス制御における回転速度推定値と実速度との乖離よりも、誘導モータの速度センサレス制御における回転速度推定値と実速度との乖離の方が大きいので、本発明の特徴は、誘導モータの速度センサレス制御を行うモータ制御装置に好適に適用される。
また、上述した実施形態では、回転速度計算部32は、近接スイッチ31のON信号のパルス数から換算した速度をフィルタで平均化することにより、回転速度計算値を求めたが、これに限定されない。例えば、回転速度計算部32は、フィルタを用いずに、近接スイッチ31のON信号のパルス数から換算した速度を、単に所定時間において平均化することにより、回転速度計算値を求めてもよい。
1 モータ制御装置
2 数値制御装置(CNC)
3 誘導モータ(モータ)
3s シャフト(回転体)
10 速度制御系
11,20 減算器
12 速度制御器
14 電流制御器
16 1次周波数制御部
18 すべり周波数計算部
22 2相−3相変換部
30 回転速度推定部
31 近接スイッチ
32 回転速度計算部
34 速度指令補正部
341 減算器
342 演算部
343 加算器

Claims (3)

  1. モータの速度センサレス制御を行うモータ制御装置であって、
    前記モータの電流情報及び1次周波数情報に基づいて、前記モータの回転速度を推定する回転速度推定部と、
    前記回転速度推定部で推定された回転速度推定値に基づいて、前記モータの速度制御を行う速度制御系と、
    前記モータの回転体の一部が接近しているときにON信号を出力し、前記モータの回転体の一部が接近していないときにOFF信号を出力する近接スイッチと、
    前記近接スイッチから出力されたON信号及びOFF信号に基づいて、前記モータの回転速度を計算する回転速度計算部と、
    速度指令値と前記回転速度計算部で計算された回転速度計算値との偏差が小さくなるように、前記速度指令値を補正する速度指令補正部と、
    を備え、
    前記速度制御系は、前記速度指令補正部で補正された速度指令値と前記回転速度推定値とに基づいて、前記モータの速度制御を行う、
    モータ制御装置。
  2. 前記速度指令補正部は、
    前記速度指令値と前記回転速度計算部で計算された回転速度計算値との偏差を求める減算器と、
    前記減算器で求められた偏差に基づいて、前記速度指令値の補正値を生成する演算部と、
    前記速度指令値に前記演算部で生成された補正値を加算して、補正された速度指令値を求める加算器と、
    を備える、請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記演算部は積分項から構成される、請求項2に記載のモータ制御装置。
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