JP2019536693A - ステアリングケーシングのベローズ内部で保護された弾性減衰部を備えるステアリングタイロッド - Google Patents

ステアリングケーシングのベローズ内部で保護された弾性減衰部を備えるステアリングタイロッド Download PDF

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Abstract

本発明は、ステアリングケーシング3内に摺動自在に取り付けられたステアリングラック2を備えるステアリング機構1に関する。ラック2はタイロッド4に連結され、タイロッド4はロッド5を含む。ロッド5は、第1のジョイント部材6と、ステアリングナックル8に接続されるよう構成された第2のジョイント部材7とを連結する。ステアリング機構1は、ラック2の端部2Aの周囲に液体水密の保護囲い15を画定する弾性封止スリーブ14をさらに備える。タイロッド4のロッド5は、上流ロッド部5Aと下流ロッド部5Bとに分割され、上流ロッド部5Aは第1のジョイント部材6を支持し、下流ロッド部5Bは、上流ロッド部5Aとは別個のものであり、第2のジョイント部材7を支持する。上流ロッド部5Aは、弾性減衰部材17を含む連結部16により下流ロッド部5Bに連結され、弾性減衰部材17は、上流ロッド部5Aに対する下流ロッド部5Bの相対変位を減衰するように設計され、連結部16は、封止スリーブ14によって画定される保護囲い15の内部に配置されている。

Description

本発明は、車両用のステアリング機構に関し、特に、操向前輪を支持するナックルにステアリングラックのステアリング動作を伝達するために、このような機構で使用されるタイロッドの構成に関する。
周知のように、道路の凹凸により発生する衝撃及び振動は、ステアリング機構において車輪からステアリングホイールに及ぶ運動連鎖を起こすことによって伝播する傾向がある。このことは、運転者の不快感を与える原因の1つである。
このような理由から、上記のように発生する衝撃及び振動を減衰できる弾性減衰部材が、ステアリング機構内に設けられる場合がある。
また、本発明者らは、適切な大きさの減衰部材を設けることにより、運転者がステアリングホイールを操作するときに操向前輪の配向角度とステアリングホイールの角度との間の位相ずれ(遅延)が好適に生じ得、この位相ずれの結果、車輪がステアリングホイール角度に正確に且つ即座に追従する場合のステアリング半径と呼ばれるものと比較して車両のステアリング半径が大きくなり、これにより、車両のヨーレートを低下させ、車両がオーバーステアしにくくなることを見出した。
しかしながら、このような減衰部材を設けると、ステアリング機構のサイズ及び重量が増大することが多く、ステアリング機構の腐食のリスクが高まる。すなわち、水飛沫又は塩飛沫(車両が海辺にあるという自然な理由で、又は、例えば、塩を使用して道路の雪を除去した後に、空気中に浮遊する塩水滴)が、減衰部材を保護する金属部品間に浸透する可能性がある。
従って、本発明の目的は、上述の欠点を克服し、次のようなステアリング機構の新規な構成を提案することである。すなわち、ある程度のコンパクト性及び良好な耐腐食性を維持しながら、道路の凹凸により生じる衝撃及び振動を効率よく機械的フィルタリングすることと、車両の動的挙動(具体的にはヨー)を改善することと、を確実に行うステアリング機構の新規な構成を提案することを目的とする。
本発明の目的は、ステアリングケーシング内に摺動自在に取り付けられたステアリングラックを備えるステアリング機構により達成される。ラックの端部は、ステアリングケーシングの外部に出て、タイロッドに連結されている。タイロッドは、ラックに接続されたボールジョイント球などの第1のジョイント部材を、タイロッドをナックルなどのエフェクタ部材に取り付けるよう構成された第2のジョイント部材に連結するロッドを含む。ステアリング機構は、弾性封止スリーブをさらに備える。ステアリング機構は、弾性封止スリーブをさらに備え、弾性封止スリーブは、ステアリングケーシングをタイロッドに連結することによって、ラックの端部の周囲に、少なくとも液体水密の保護囲いを画定する。ステアリング機構は、タイロッドのロッドが上流ロッド部と下流ロッド部とに分割され、上流ロッド部は第1のジョイント部材を支持し、下流ロッド部は、上流ロッド部とは別個のものであり、第2のジョイント部材を支持することと、上流ロッド部は、弾性減衰部材を含む連結部により下流ロッド部に取り付けられ、弾性減衰部材は、上流ロッド部と下流ロッド部との間に介在することにより、上流ロッド部に対する下流ロッド部の相対変位を減衰可能であることと、上記連結部は、封止スリーブによって画定された前記保護囲いの内部に配置されること、とを特徴とする。
好適には、上流ロッド部と下流ロッド部との間に弾性減衰部材を介在させることによって、下流ロッド部は上流ロッド部に対してある種の相対的可動性を有する。具体的には、下流ロッド部は、軸方向の往復相対動作を行い、同時にこの相対的動作のエネルギーを放出する。これにより、特に第1の機能によれば、道路に起因する衝撃及び振動を減衰して、衝撃及び振動のステアリングホイールへの到達を防止できる。あるいは、第2の機能によれば、ステアリングホイールの実際の配向におけるステアリングホイールの操作と反応との間に制御された位相ずれを生じさせることによって、ヨーレートを低減して、方向転換時の車両の挙動をより漸進的にできる。
さらに、上流ロッド部と下流ロッド部との間の連結部と、封止スリーブ(好ましくはステアリングベローズであってもよい)の内部で保護されるステアリングケーシングの開口端及びラックの端部とを、同じ保護囲い内に配置することにより、少なくとも液体水(具体的には塩飛沫)、塵埃、砂利、又は車両に搭載される流体(例えば、燃料、潤滑剤、ブレーキ流体など)の浸入からこの連結部を保護できる。
さらに、通常は封止スリーブがもともと占有している空間の容積内に、連結部(より具体的には、減衰部材)と、連結部を保護する封止スリーブ(ステアリングベローズ)とを配置することにより、ステアリング機構の大きさを増大させないか、又は、少なくとも著しく増大させないようにする。
本発明の他の目的、特徴、及び効果は、以下の説明を読むことにより、また、添付の図面を参照することにより、さらに詳細に理解される。以下の説明及び添付の図面は、例示だけを目的とするもの、本発明を限定を意図するものではない。
図1は、本発明に係るステアリング機構の部分斜視図であり、この図では、ラックの端部、及び、上流ロッド部と下流ロッド部との間の連結部が見えるように封止スリーブが取り外されている。 図2は、図1のステアリング機構の斜視図であり、封止スリーブが所定位置に配置されている状態を示す。 図3は、図1及び図2のステアリング機構の保護囲いの縦断面を示す詳細図である。 図4は、図1〜図3の機構のタイロッドの詳細を示す長手方向断面の斜視図である。 図5は、図4のタイロッドの長手方向断面分解図である。 図6は、上流ロッド部を構成する2つの要素を塑性変形によって固定する圧着動作の概略断面図である。
本発明は、ステアリングケーシング3内に摺動自在に取り付けられたステアリングラック2を備えるステアリング機構1に関する。
このラック2の端部2Aは、ステアリングケーシング3の外部に出ており、タイロッド4に連結されている。
タイロッド4は、ラック2に接続される第1のジョイント部材6(例えば、ボールジョイント球6)を第2のジョイント部材7に連結するロッド5を含む。第2のジョイント部材7は、タイロッド4をエフェクタ部材8(例えば、ナックル8)に取り付けるためのものである。
このナックル8は、図2に概略的に示すように、少なくとも1つの9を支持する。これにより、ラック2を変位させれば、タイロッド4が駆動され、次に、タイロッド4はナックル8に作用し、車輪(操向前輪)9のヨー配向を変更する。
好ましくは、図2に概略的に示すように、ステアリング機構1は、アシストモータ10(好ましくは、例えばブラシレスタイプの電気アシストモータ)を備えたパワーステアリングシステムに属する。このアシストモータ10は、ステアリングシステムを管理する演算部に記憶された所定のアシスト法則に従って、運転者がステアリング機構1を操作する際の補助となるアシスト力を生成するよう構成されている。
ステアリング機構1は、それ自体公知の方法で、運転者がステアリング機構1を作動できるようにするステアリングホイール11をさらに備える。
好ましくは、この目的のために、ステアリングホイール11は、駆動ピニオン13を介してラック2と係合するステアリングコラム12によって支持されている。
説明の便宜上、タイロッド4の長手方向軸(主軸)(より具体的には、タイロッド4のロッド5の長手方向軸(主軸))をX4とする。この軸に沿って、タイロッド4は、ラック2の操作時に付勢されて牽引又は圧縮される。
長手方向軸X4と同軸又は平行であると考えられる方向又は寸法を「軸方向」又は「軸方向寸法」とし、軸X4に垂直であると考えられる方向又は寸法を「径方向」又は「径方向寸法」とする。
さらに、図2及び図3からわかるように、ステアリング機構1は弾性封止スリーブ14をさらに備える。この弾性封止スリーブ14は、ステアリングケーシング3をタイロッド4に(軸方向に)連結することにより、ラック2の端部2A(より具体的には、第1のジョイント部材6)の周囲に、少なくとも液体水密の保護囲い15を画定する。
保護囲い15を封止することにより、好適には、保護囲い15内への液状の水の浸入(具体的には、雨に起因する雨水の浸入若しくは車輪が飛散させた雨水の浸入)又は塩飛沫の浸入が防止される。
より詳細には、保護囲い15は、高圧洗浄をサポートするために、少なくとも大気圧から100バールの圧力又はさらにそれ以上までの圧力範囲にわたって、少なくとも液体水密である。
当然のことながら、保護囲い15は、砂利タイプの固体相粒子も通さない。保護囲い15は、水以外の、ステアリング機構1の外部環境にある可能性があり、保護囲い15に浸入できないことが望ましい液体に対しても液密である。そのような液体としては、例えば、潤滑剤(油)、燃料、冷却剤、ブレーキ流体のような自動車用液体がある。
好ましくは、封止スリーブ14は、エラストマー材料から構成されている。
特に好ましい方法では、封止スリーブ14はベローズ(好ましくはエラストマー製ベローズ)によって形成され、したがって、以下のようにベローズに類似していてもよい。
このようなベローズ形状により、特に、封止スリーブ14が容易に弾性変形して、軸方向に圧縮、軸方向に伸長、及び角をなして撓む(屈曲する)。これにより、ラック2及びステアリングケーシング3に対するタイロッド4の配向角度にかかわらず、封止スリーブ14は、ステアリングケーシング3に近づく方向へのラック2の端部2A及びタイロッド4の相対変位及びステアリングケーシング3から離れる方向へのラック2の端部2A及びタイロッド4の相対変位に対応することが可能になる。
本発明によれば、タイロッド4のロッド5は、上流ロッド部5Aと、下流ロッド部5Bとに分割されている。上流ロッド部5Aは第1のジョイント部材6を支持している。下流ロッド部5Bは、上流ロッド部5Aとは別個のものであり、第2のジョイント部材7を支持している。
上流ロッド部5Aは、弾性減衰部材17を含む連結部16によって下流ロッド部5Bに取り付けられている。この弾性減衰部材17は、上流ロッド部5Aと下流ロッド部5Bとの間に介在することにより、上流ロッド部5Aに対する下流ロッド部5Bの相対変位(及び下流ロッド部5Bに対する上流ロッド部5Aの変位)を減衰可能である。
より具体的には、弾性減衰部材17は、その弾性変形によって下流ロッド部5Bに対する上流ロッド部5Aの軸方向相対変位を減衰できるように配置されている。
この相対変位は、例えば、ステアリング操作中に、ラック2(具体的にはステアリングホイール11)によって操向前輪9に対して加えられた軸方向の牽引力又は圧縮力に起因するか、そうでなければ、道路が操向前輪9に加える作用によって生じる衝撃又は振動に対応する牽引力又は圧縮力に起因する。
慣例に従い、ここでは、ラック2、ステアリングケーシング3、及びステアリングホイール11寄りの要素を「上流」とし、反対方向(すなわち、ナックル8及び操向前輪9寄り)の要素を「下流」とする。
減衰部材17の剛性は、上流ロッド部5A及び下流ロッド部5Bのヤング率よりも低い値を選択することが好適である。このような値を選択すると、減衰部材17が牽引/圧縮状態に弾性変形することによって上流ロッド部5Aと下流ロッド部5Bとの間での相対的弾性可動性(具体的には、相対的な軸方向弾性可動性)が実現されるとともに、他方では牽引/圧縮状態での軸方向振動の減衰が可能になる。
本発明によれば、ロッドの上流ロッド部5Aと下流ロッド部5Bへの分割、したがって、減衰部材17を含む連結部16は、特に図1、図3及び図4からわかるように、ジョイント部材6,7とは別体であり、ジョイント部材6,7の外部にジョイント部材6,7から離間して位置している。具体的には、この連結部16は、ロッド5をラック2及びナックル8にそれぞれ連結するボールジョイント接続部のケージとは別体であり、且つ、これらのケージの外部に配置されていると見なされる。連結部16は、図1、図2及び図3に示すように、封止スリーブ14によって画定された保護囲い15の内部に配置されている。
したがって、封止スリーブ14は、例えば弾性リング型の第1の狭窄フランジ20によって封止スリーブ14が少なくとも液体水密に固定されたステアリングケーシング3から、連結部16の下流(より具体的には、連結部16の露出分離線21の下流)まで延びる覆いを形成する。
上流ロッド部5Aと下流ロッド部5Bとの間に物理的な分離が見える領域を、「分離線21」とする。
実際には、図3及び図4に示すように、分離線21は、具体的には、上流ロッド部5Aと下流ロッド部5Bとの間に挟まれた減衰部材17の可視部分であってもよい。
図2及び図3に示すように、弾性リング型の第2の狭窄フランジ22によって、長手方向軸X4の全周にわたってタイロッド4のロッド5との間で、少なくとも液体水密的に封止スリーブ14を挟持可能である。
したがって、好適には、封止スリーブ14によって形成される覆いは、ラックの端部2A及び第1のジョイント部材6を含むタイロッド4の一部だけでなく、連結部16(より具体的には、分離線21)も被覆することにより、これらの要素のすべてを、ステアリングケーシング3から(少なくとも)タイロッド4の下流ロッド部5Bまで延びる同一の密封保護囲い内で保護された状態に維持する。
このように、封止スリーブ14は、分離線21に特定のシール部材を設けることなく、連結部16(より具体的には、上流ロッド部5Aと下流ロッド部5Bとの間の減衰部材17が分離線21において形成する境界)を(少なくとも)水分及び水はねから効率的に保護する。
好ましくは、下流ロッド部5Bには、収容ハウジング23が設けられる。この収容ハウジング23は、減衰部材17と、この減衰部材17が当接する上流ロッド部5Aにおける「脚部」24と呼ばれる部分24とを収容するよう構成されている。
具体的には図3〜図5に示すように、それ自体発明を構成し得る好ましい特徴によれば、収容ハウジング23は、下流ロッド部5Bに軸方向に穿孔された非貫通穴によって構成されている。この非貫通穴は、側壁23Lによって径方向に画定され、減衰部材17及び上流ロッド部5Aの脚部24の収容ハウジング23内への導入を可能にする通路開口25を有する。
好ましくは、このために、下流ロッド部5Bは末端膨出部26を有する。この末端膨出部26は、好ましくは、長手方向軸X4を中心とする円筒形で、凹陥されることにより上記の収容ハウジング23を形成している。このように、この末端膨出部26は一種の連結ケースを形成している。
側壁23Lは、好適には、長手方向軸X4の全周にわたって隙間がなく、したがって水密である。その結果、収容ハウジング23への唯一の通路、すなわち、水浸入に対して脆弱である可能性のある唯一の領域は、通路開口25である。
それ自体発明を構成し得る好ましい特徴によれば、特に図2及び図3において明らかなように、封止スリーブ14は、収容ハウジング23の側壁23Lの径方向外面と係合可能であり、収容ハウジングの通路開口25は、保護囲い15の内側に位置するように上流方向に開口している。
したがって、この場合には長手方向軸X4を中心とする環状の分離線21は、ステアリングケーシング3に封着された封止スリーブの第1の上流端部14Aと、分離線21の下流側で下流ロッド部5Bの末端膨出部26に封着されて、下流ロッド部5Bによって塞がれた封止スリーブの第2の下流端部14Bとの間で、封止スリーブ14の内側の保護囲い15内に完全に収容されている。
よって、好適には、通路開口25を上流方向に向けることにより、具体的には滑りや摩耗によって分離線21が封止スリーブ14から偶発的に露出してしまうリスクを生じることなく、封止スリーブ14の内側において、連結部16(より具体的には、分離線21)に加えて収容ハウジング23及び減衰部材17への経路を容易に且つ効率よく保護できる。
なお、第2の下流端部14Bを末端膨出部26に環状に固定させることによって、封止スリーブ14が収容ハウジング23の隙間のない側壁23L(すなわち、下流ロッド部5Bの大径部)に係合し、これにより、下流ロッド部5Bに封止スリーブ14がしっかりと係合されるので好適である。
これにより、封止スリーブ14が下流ロッド部5Bに固定されるので、具体的には、連結部16に対する封止スリーブ14のいかなる摩擦及び摩耗も回避できる。
好適には、図1において明らかなように、末端膨出部26の周囲上における収容ハウジング23の側壁23Lの外面に溝27を設けて、封止スリーブ14の軸方向の固定を補強してもよい。
さらには、上記構成によれば、下流ロッド部5Bが好ましくは連結部16の雌部を形成する一方、上流ロッド部5Aは連結部16の嵌合雄部を形成するが、この構成は、具体的には、封止スリーブ14によって連結部16を被覆するために採用される。なぜなら、この構成では、「上流連結の変形例」と呼ばれる変形例によれば、通路開口25及び分離線21を上流方向に配向できるからである。
しかしながら、「下流連結の変形例」と呼ばれる別の変形例によれば、本発明の範囲から逸脱することなく、雌部である上流ロッド部5Aが雄部である下流ロッド部5Bを受容する逆の構成を想定できる。
このような下流連結の変形例によれば、上流ロッド部5Aは、ラック2に連結され、収容ハウジング23及び適切な場合には末端膨出部26を支持しながら、連結部16の雌部を形成し、その一方、下流ロッド部5Bは、ナックル8に連結され、雄部(脚部24)を形成する。この結果、連結部16(より具体的には、分離線21及び通路開口25)は、末端膨出部26の下流方向(図3のような上流側ではない)に配向される。
このような構成では、保護囲い15を確実に封止するために、封止スリーブ14は、下流方向に延びることにより、末端膨出部26及び連結部16を越えて下流ロッド部5Bに(下流方向に)係合する。
絶対的には、下流連結の変形例及び上流連結の変形例のそれぞれは、連結部16を確実に保護する。なぜなら、連結部16は、封止スリーブ14によって常に適切に取り囲まれ、封止スリーブ14は、連結部16と軸方向に重なり合うことにより、連結部16のどちら側にも(より具体的には、分離線21のどちら側にも)、すなわち、上流方向及び下流方向に軸方向に延びているからである。
ただし、より短い封止スリーブ14を備えることにより、よりコンパクトな実施形態を可能にするとともに耐摩耗性がより良好である上流連結の変形例が好ましい。
また、減衰部材17は、任意の適切な形状であってもよい。
したがって、例えば、減衰部材17は、油圧ダンパ若しくは空気ダンパによって構成されていてもよく、及び/又は、下流ロッド部5Bに対する上流ロッド部5Aの相対変位に所定の変位範囲にわたって弾性的に対応する金属バネ(コイルバネなど)を含むか若しくは金属バネとして構成されていてもよい。
ただし、特に簡単且つ安価でコンパクトな好ましい実施形態によれば、減衰部材17はエラストマー材料で構成され、特に好ましくは、例えばオーバーモールドによってエラストマー材料から一体的に形成される。
エラストマーブロックを選択することにより、好適且つ安価に、必要とされる弾性変形性及び減衰特性が実現される。
好ましくは、図3、図4及び図5に示すように、上流ロッド部5Aの脚部24は、下流ロッド部5Bの収容ハウジング23内に入れ子になっている固定ブッシュ30(好ましくは金属ブッシュ)によって取り囲まれている。
そして、減衰部材17は、好適には、脚部24の周囲にオーバーモールドされたエラストマー製の減衰スリーブによって構成してもよい。これにより、減衰部材17が、脚部24と固定ブッシュ30との間にこの目的のために設けられた(具体的には、径方向にオーバーモールドされた)充填空間31を埋めている。
なお、特にコンパクト且つ安価に実施されるこの構成によれば、減衰部材17は、脚部24と固定ブッシュ30との間に(ここでは少なくとも径方向に)介在するとともに、脚部24と固定ブッシュ30との間に一体的に維持され、径方向だけでなく軸方向にも維持されることにより軸方向ダンパの機能を保証している。
さらに、固定ブッシュ30は、好ましくは、図3に示すように、収容ハウジング23内に圧着されることによって(好ましくは、固定ブッシュ30のスカート33を覆うように収容ハウジング23の側壁23Lの環状リム32を塑性的に折り曲げることによって)固定される。
入れ子構成及び圧着によるこのような組み立ては特に簡単且つ安価であるので、好適である。
なお、圧着は実質的に分離線21に沿って通路開口25の略全周にわたって行われるので、圧着領域は、保護囲いに包囲される。その結果、圧着領域は、特に封止手段を追加したり、固定ブッシュ30を構成する金属に特殊な処理を施したりしなくても、水、塵埃及び腐食から保護される。
したがって、このような構成により、保護囲い15内で、圧着中に塑性変形される領域(より具体的には、収容ハウジング23の環状リム32)を腐食から効率的に保護することがさらに可能になる。このような構成が採用されない場合には、下流ロッド部5B(より具体的には、環状リム32)に必要に応じて施される任意の腐食防止前処理(例えば、表面処理)が、後の圧着作業によって損なわれて効果がなくなってしまう可能性があった。
図3、図4及び図5に示すように、上流ロッド部5Aの脚部24は、カラー43を有する。
好適には、好ましくは減衰部材17を介して、ロッド5が付勢されて軸方向に圧縮されるとき(すなわち、上流ロッド部5Aが下流ロッド部5Bに向かって軸方向圧縮によって減衰部材17に当接しながら動作するとき)、カラー43は収容ハウジング23の底面23Fと軸方向に当接する。一方、ロッド5が付勢されて軸方向に牽引されるとき(すなわち、前述の方向と反対方向に付勢されるときであって、上流ロッド部5Aが、減衰部材17に当接しながら下流ロッド部5Bから軸方向に離れるとき)、カラー43は固定ブッシュ30の縁部(ここでは、このブッシュの下流側縁部30B)と軸方向に当接する。
脚部24と固定ブッシュ30との間(より具体的には、カラー43と固定ブッシュ30の下流側縁部30Bとの間)で、牽引時に許容される軸方向変位範囲を規定する所定の軸方向クリアランスをJAとする。
好ましくは、減衰スリーブ(減衰部材)17は、通路開口25と反対側で収容ハウジング23の底面23Fと(少なくとも軸方向に)当接する頭部40と、固定ブッシュ30の下流側縁部30Bが(軸方向に)当接する第1の肩部を形成する第1の止めスカート41とを備えるキノコ形状を有し、第1の止めスカート41は、上記の所定の軸方向クリアランスJAの分だけ頭部40から離間している。
好適には、ロッド5が軸方向に圧縮されるとき、上流ロッド部5Aの脚部24は、減衰部材17の頭部40の下流側部分を収容ハウジング23の底面23Fに対して衝撃を与えることなく弾性的に圧縮する。一方、ロッド5が軸方向に牽引されるとき、脚部24は、固定ブッシュ30(より具体的には、カラー43と固定ブッシュ30の下流側縁部30Bとの間に配置された第1の止めスカート41)に対して減衰部材17の頭部40の上流側部分を弾性的に圧縮する。
ロッド5の圧縮時に減衰部材17を弾性変形しやすくするために、収容ハウジング23の底面23Fに、解放領域44(例えば、円錐形の解放領域)を設けてもよい。これにより、減衰部材17を底面23Fに押し付ける上流ロッド部5Aの脚部24によって減衰部材17が作動されるとき、減衰部材17を構成する材料を自由に流動させることができる。
なお、減衰部材17の頭部40は、好ましくは、径方向に突出する肩部の形状を有し、これは、カラー43の脚部24をエラストマー材料でコーティングすることに相当する。
このような形状により、減衰部材17を構成するエラストマー材料を上流ロッド部5Aに軸方向に良好に固定すること、及び、軸方向クリアランスJAを正確に調整することが保証される。カラー43は、第1の止めスカート41及び固定ブッシュ30の対応する下流側縁部30Bと軸方向に対向して配置される。
なお、減衰部材17の形成時に、好ましくは脚部24と固定ブッシュ30との間でオーバーモールドを行うことによって、第1の(下流側)止めスカート41以外に、第2の(上流側)止めスカート42を形成可能である。第2の止めスカート42は、下流側縁部30Bと軸方向に対向する固定ブッシュ30の上流側縁部30Aが(軸方向に)当接する第2の肩部を形成する。
したがって、製造の便宜上、減衰部材17の第2の止めスカート42は、好ましくは、減衰部材17における露出部分を構成するために、通路開口25に位置する。この減衰部材17の露出部分は、上流ロッド部5Aと下流ロッド部5Bとの間の分離線21を示す。
好適には、第1及び第2の止めスカート41,42は、固定ブッシュ30に対する減衰部材17の軸方向の固定、さらに、より広義には、上流ロッド部5Aに対する固定ブッシュ30の軸方向の(弾性的な)固定を強化する一助となり得る。
図3〜図5に対応する好ましい変形例によれば、上流ロッド部5Aは、第1のジョイント部材6とネジ付きシャンク51とを含む先端50を、減衰部材17に(好ましくは減衰部材17の内側で)当接するよう構成された脚部24に接合することにより形成される。脚部24は孔52(ここでは、平滑孔)を有し、図6に示すように、ネジ付きシャンク51がこの孔に係合された後、孔52のプレス手段54,55による塑性変形により固定される。
したがって、好適には、先端50に対して脚部24を所望の調整位置に軸方向に配置した後、ダイ(プレス手段54,55)を用いて孔52の管状側壁をネジ付きシャンク51に対して径方向に押圧することにより、先端50を脚部24に不可逆的に固定できる。
好ましくは、ダイ(プレス手段54,55)は略六角形の断面を有し、これにより、脚部24の露出表面に、六角形の輪郭が形成される。
したがって、本発明によるタイロッドのロッド5は、好適には以下のようにして製造され得る。すなわち、
先端50に対応する「上流サブアセンブリ」を準備し、
収容ハウジング23を備えた下流ロッド部5Bを準備し、
脚部24と、固定ブッシュ30と、好ましくは脚部24上で且つ固定ブッシュ30の内側にオーバーモールドされた減衰部材17と、を備える「中間サブアセンブリ」を形成し、
次に、上記の中間サブアセンブリを下流ロッド部5Bの収容ハウジング23内に入れ子式に挿入し、且つ、環状リム32をスカート33と当接させた状態で塑性的に折り曲げて固定ブッシュ30を下流ロッド部5Bに固定して「下流サブアセンブリ」を形成し、
最後に、好ましくは圧着により上流サブアセンブリ(先端50)を下流サブアセンブリに固定して、ロッド5を作製する。
当然のことながら、本発明はまた、このような車両に関し、特に、本発明に係るステアリング機構1を備える自動車に関する。
さらに、本発明は、上述した変形例に限定されない。具体的には、当業者であれば、上述の特徴のうちの1つ以上を単独で又は自由に組み合わせて使用したり、これらの特徴を同等物と置き換えたりすることが可能である。

Claims (9)

  1. ステアリングケーシング(3)内に摺動自在に取り付けられたステアリングラック(2)を備え、前記ステアリングラック(2)の端部(2A)は、前記ステアリングケーシング(3)の外部に出て、タイロッド(4)に連結されており、
    前記タイロッド(4)は、前記ステアリングラック(2)に接続されたボールジョイント球(6)などの第1のジョイント部材(6)を、前記タイロッド(4)をナックル(8)などのエフェクタ部材(8)に取り付けるよう構成された第2のジョイント部材(7)に連結するロッド(5)を含むステアリング機構(1)であって、
    前記ステアリングケーシング(3)を前記タイロッド(4)に連結することにより、前記ステアリングラック(2)の前記端部(2A)の周囲に、少なくとも液体水密の保護囲い(15)を画定する弾性を有する封止スリーブ(14)をさらに備えるステアリング機構(1)において、
    前記タイロッド(4)の前記ロッド(5)は、上流ロッド部(5A)と下流ロッド部(5B)とに分割され、前記上流ロッド部(5A)は前記第1のジョイント部材(6)を支持し、前記下流ロッド部(5B)は、前記上流ロッド部(5A)とは別個のものであり、前記第2のジョイント部材(7)を支持し、
    前記上流ロッド部(5A)は、弾性を有する減衰部材(17)を含む連結部(16)により前記下流ロッド部(5B)に取り付けられ、前記減衰部材(17)は、前記上流ロッド部(5A)と前記下流ロッド部(5B)との間に介在することにより、前記上流ロッド部(5A)に対する前記下流ロッド部(5B)の相対変位を減衰可能であり、
    前記連結部(16)は、前記封止スリーブ(14)によって画定される前記保護囲い(15)の内部に配置されている
    を特徴とするステアリング機構(1)。
  2. 前記下流ロッド部(5B)には、前記減衰部材(17)と、前記上流ロッド部(5A)において前記減衰部材(17)が当接する脚部(24)と呼ばれる部分(24)とを収容するための収容ハウジング(23)が設けられ、
    前記収容ハウジング(23)は、前記下流ロッド部(5B)に軸方向に穿孔された非貫通穴によって構成され、前記非貫通穴は、側壁(23L)によって径方向に画定され、前記減衰部材(17)及び前記上流ロッド部(5A)の前記脚部(24)の前記収容ハウジング(23)内への導入を可能にする通路開口(25)を有し、
    前記封止スリーブ(14)は、前記収容ハウジング(23)の前記側壁(23L)の径方向外面と係合し、
    前記収容ハウジング(23)の前記通路開口(25)は、前記保護囲い(15)の内側に位置するように上流方向に開口している
    を特徴とする、請求項1に記載のステアリング機構。
  3. 前記減衰部材(17)はエラストマー材料により構成される
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のステアリング機構。
  4. 前記上流ロッド部(5A)の前記脚部(24)は、前記下流ロッド部(5B)の前記収容ハウジング(23)内に入れ子になっている固定ブッシュ(30)によって取り囲まれ、
    前記減衰部材(17)は、前記脚部(24)の周囲にオーバーモールドされたエラストマー製の減衰スリーブによって構成されており、前記脚部(24)と前記固定ブッシュ(30)との間にこの目的のために設けられた充填空間(31)を埋めている
    ことを特徴とする、請求項2又は3に記載のステアリング機構。
  5. 前記固定ブッシュ(30)は、前記収容ハウジング(23)内に圧着されることによって固定され、好ましくは、前記固定ブッシュ(30)のスカート(33)を覆うように前記収容ハウジング(23)の前記側壁(23L)の環状リム(32)を塑性的に折り曲げることによって固定される
    ことを特徴とする、請求項4に記載のステアリング機構。
  6. 前記減衰スリーブ(17)は、前記通路開口(25)とは反対側で前記収容ハウジング(23)の底面(23F)に当接する頭部(40)と、前記固定ブッシュ(30)の下流側縁部(30B)が当接する第1の肩部を形成する第1の止めスカート(41)と、を備えるキノコ形状を有し、
    前記第1の止めスカート(41)は所定の軸方向クリアランス(JA)の分だけ前記頭部(40)から離間されている
    ことを特徴とする、請求項4又は5に記載のステアリング機構。
  7. 前記上流ロッド部(5A)は、前記第1のジョイント部材(6)とネジ付きシャンク(51)とを含む先端(50)を、前記減衰部材(17)に当接するよう構成された脚部(24)に接合することにより形成され、
    前記脚部(24)は孔(52)を有し、前記ネジ付きシャンク(51)は、前記孔(52)に係合された後、前記孔(52)のプレス手段(54,55)による塑性変形により固定される
    ことを特徴とする、請求項1〜6のうちいずれか1項に記載のステアリング機構。
  8. 前記封止スリーブ(14)はベローズによって、好ましくはエラストマー製ベローズによって形成される
    ことを特徴とする、請求項1〜7のうちいずれか1項に記載のステアリング機構。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか1項に記載のステアリング機構(1)を備える車両。
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