JP3775573B2 - ジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法 - Google Patents

ジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法 Download PDF

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば自動車の操舵装置等に使用されるボールジョイントに代表されるジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の操舵装置には様々な構造があるが、例えばラックアンドピニオン式の操舵装置では、図10に示す如く、車輪側に位置するタイロッド141とステアリング軸側に位置するラック軸132との間にボールジョイントに代表されるジョイント部材121が介在されている。このボールジョイント121は、球状の球頭部124と球頭部124から延出し反球頭部側端部に雄ねじ部125を有する軸部123とからなるボールスタッド122と、ボールスタッド122の球頭部124を包持する合成樹脂製のシート140と、シート140を保持するカップ状で一端に開口する開口部112と他端に閉口する底部114とその底部114の反開口部側に位置する正規座面118から軸線方向に突出する雄ねじ部105を有する雄ねじ付ハウジングW104とを備える。そしてボールスタッド122の雄ねじ部125がタイロッド141の端部に形成される雌ねじ部141aに、雄ねじ付ハウジングW104の雄ねじ部105がラック軸132の端部に形成される雌ねじ部132bに各々螺合され、ボールジョイント121がタイロッド141とラック軸132とを連結していた。
【0003】
このようなラックアンドピニオン式の操舵装置では、ステアリング軸の回転運動を、図11に示す如くラック軸132の軸線方向の直線往復運動に変換し、この直線往復運動により車輪を転向させる。そしてラック軸132のストロークは、図12に示す如くボールジョイント121の雄ねじ付ハウジングW104の底部114雄ねじ部側端面にギアボックス131が当接するまでの範囲に設定されている。
【0004】
ここで、ボールジョイント121の雄ねじ付ハウジングW104は、図13乃至図15に示す如く、まず鍛造成形で円柱状の円柱素材W100(図13の(ア))から雄ねじ部105と略同径の柄部111を有する予備成形品W101(図13の(イ))を形成後、後方押出しで開口する開口部112を有するカップ状のハウジングW103(図13の(ウ)及び図14)を形成する。その後、ハウジングW103の柄部111にねじ転造加工を施し、雄ねじ部105を有する雄ねじ付ハウジングW104(図15)を形成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如くラックアンドピニオン式の操舵装置ではボールジョイント121の雄ねじ付ハウジングW104の底部114雄ねじ部側端面にギアボックス131が当接することにより、車輪の転向範囲が規制される。しかし、一般的な雄ねじ付ハウジングW104の雄ねじ部側に位置する正規座面118は、雄ねじ付ハウジングW104の外径と同一径に形成されるため、図12に示す如く、雄ねじ付ハウジングW104の底部114雄ねじ部側端面とギアボックス131との当接面積が小さく、使用中にギアボックス131が雄ねじ付ハウジングW104の底部114雄ねじ部側端面を乗り越えてしまうことが考えられる。そこでこの乗り越えを防ぐため、雄ねじ付ハウジングW104の外径を拡径し、正規座面の拡大を計ることも考えられるが、雄ねじ付ハウジングW104の外径を拡径すると、重量が増加し、更にボールジョイント121も大型化してしまうという不具合がある。
【0006】
そこで図16に示す如く、ハウジングの鍛造成形時、ハウジングの外径と同一径の中間座面215を有する中間成形品W202(図16の(ウ))を形成後、中間座面215を押圧して、座面を拡大した正規座面218を有するハウジングW203を形成し、ボールジョイントに使用することも考えられる。しかし、このように鍛造成形されたハウジングW203は、座面に拡大のための押圧荷重がハウジングW203の内周部に影響し、ハウジングW203の内周形状が変形してしまうという不具合がある。
【0007】
従って、本発明は上述の如き課題を解決し、正規座面が広く、内周形状への影響の少ないジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は以下の通りである。
【0009】
1 請求項1記載のジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法は、所望するハウジングの体積と略同一体積の円柱素材を形成する第一工程と、円柱素材に段階的な鍛造成形を施し、一端に開口する開口部と他端に閉口する底部と底部の反開口部側に位置する中間座面から軸線方向に突出する柄部と中間座面から突出する余肉部とを備える中間成形品を形成する第二工程と、中間成形品の余肉部を軸線方向から押圧して中間座面より最大径が大なる正規座面を成形する第三工程とからなることを特徴とするものである。
【0010】
2 請求項2記載のジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法は、請求項1に記載されたものにおいて、中間成形品の余肉部が、中間座面の柄部を通り径方向に直線状に成形されるものである。
【0011】
3 請求項3記載のジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法は、請求項1に記載されたものにおいて、中間成形品の余肉部が中間座面の外周付近に周方向に間隔をおいて複数成形されるものである。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図1乃至図9に基づいて説明する。
【0013】
図1は自動車のラックアンドピニオン式の操舵装置の一部、車輪側に位置するタイロッド41と、ステアリング軸側に位置するラック軸32と、両者を連結するジョイント部材、ここではボールジョイント21を表す。
【0014】
ボールジョイント21は、球状の球頭部24と球頭部24から延出し反球頭部側端部に雄ねじが形成された雄ねじ部25、中央付近に周状に凹むブーツ溝26を有する軸部23とからなるボールスタッド22と、ボールスタッド22の球頭部24を包持する合成樹脂製のシート40と、シート40を保持するカップ状で一端に開口する開口部12と他端に閉口する底部14とその底部14の反開口部側に位置する正規座面18から軸線方向に突出する雄ねじ部5を有する雄ねじ付ハウジングW4とを備える。この雄ねじ付ハウジングW4の底部14外周には、後記する弛み止め用のワッシャ38が係合する平面部17が対向する位置に形成され、周方向平面部17間には正規座面18に向かって拡径するスカート部19が形成される。
【0015】
31はラック軸32を収容するギアボックスで、ギアボックス31の端部内周には、内周側に金属製のスペーサ36、外周側にゴム製のラバー部37とが一体的に焼き付けられたブッシュ35が圧入され、ラック軸32を軸線方向に摺動自在に保持する。またギアボックス31の端部外周には、外周が周状に凹むブーツ溝34を有するブーツ止め具33が圧入固定される。ラック軸32の端部には、周方向に間隔をおいて軸線方向に切り欠かれたスリット32aが成形され、端部内周には雌ねじ部32bが成形される。
【0016】
上記操舵装置のボールジョイント21とラック軸32とは、雄ねじ付ハウジングW4の雄ねじ部5に板状のワッシャ38を嵌合した状態でラック軸32の雌ねじ部32bが所定位置まで螺合され、この状態でワッシャ38の爪38aを雄ねじ付ハウジングW4の平面部17及びラック軸32のスリット32aに折り曲げて、両者の弛みを防止する。またボールジョイント21とタイロッド41とは、ボールスタッド22の雄ねじ部25にナット30が螺合した状態でタイロッド41の端部内周に成形した雌ねじ部41aが所定位置まで螺合され、その後、ナット30がタイロッド41の端部に当接するように固定され、両者の弛みを防止する。そしてボールジョイント21、ラック軸32及びギアボックス31内部への異物、水等の侵入を防ぐブーツ27の一端端部がボールスタッド22のブーツ溝26に、他端端部がギアボックス31に固定されたブーツ止め具33のブーツ溝34にクリップ28,29により各々固定される。
【0017】
このような操舵装置では、図示せぬステアリング軸の回転運動を、図2に示す如くラック軸32の軸線方向の直線往復運動に変換し、この直線往復運動により車輪を転向させる。そして車輪の最大の切れ角の状態で、図3に示す如くボールジョイント21の雄ねじ付ハウジングW4の正規座面18に固定されるワッシャ38にギアボックス31の端部が当接して、ラック軸32のストロークを規制する。ワッシャ38は雄ねじ付ハウジングW4に形成されるスカート部19により拡大された正規座面18と同一外径に設定されており、正規座面18がギアボックス31の当接するワッシャ38を支える。
【0018】
次にこのボールジョイント21の雄ねじ付ハウジングW4の成形方法について説明する。ここでボールジョイント21として組付けられた雄ねじ付ハウジングW4はボールスタッド22の球頭部24を保持するため開口部12付近が軸心側に縮径されているが、組付け前の雄ねじ付ハウジングW4は底部14から開口部12に向けてストレートに延びる円筒形状を有する。
【0019】
まず、雄ねじ付ハウジングW4の成形工程の内、雄ねじ転造前のハウジングW3の鍛造成形工程を説明すると、図4に示す如く、所望するハウジングW3の体積と略同一体積の円柱素材W0(図4の(ア))を形成し、続いて円柱素材W0の一端端部に絞り加工を施し、予備円柱状本体10とその予備円柱状本体10より小径の柄部11とを有する予備成形品W1(図4の(イ))を形成する。続いて予備成形品W1の予備円柱状本体10を軸線方向に押圧し、柄部11付カップ状の中間成形品W2(図4の(ウ))を形成する。
【0020】
この予備成形品W1から中間成形品W2を形成する鍛造工程を図7に基づいて説明する。図7の左半部は鍛造成形前、図7右半部は鍛造成形後の状態を表す。
【0021】
50は中間鍛造装置で、上型51と下型61とからなる。
【0022】
下型61は、予備成形品W1を投入する型彫空間65を有するインナーダイス63と、インナーダイス63の外周側に嵌合されるアウターダイス64とからなるダイス62を備える。インナーダイス63の型彫空間65は、予備成形品W1の予備円柱状本体10が挿嵌される大径内周面63cと、柄部11が挿嵌される小径内周面63dと、両内周面63c,63dをつなぐ段部63aから画成され、段部63aには径方向に延びる凹溝63bが形成される。このダイス62は、型彫空間65に突出可能のノックアウトピン69を備えるノック金型68と、ノック金型68の外周側に配置されるベース67とより構成される基盤66に固定される。
【0023】
また、上型51は、下型61の型彫空間65に対して同一軸心上で進退可能に配置される。この上型51の軸心に沿ってパンチ52が配置され、パンチ52の先端部は中間成形品W2の内周底部形状同一形状の先端押圧部52aを有する。パンチ52の外周側にはリング状でパンチ52に対し軸線方向に相対的に移動可能なパンチガイド53が配置され、更にパンチガイド53の外周側には、パンチガイド53を一体的に軸線方向へ移動させる上ガイド54が配設される。55は、パンチ52を保持するバックアップリングである。
【0024】
上記中間鍛造装置50で中間成形品W2を形成するとき、まず図7左半部に示す如く、上型51を上方で待機させた状態で予備成形品W1を下型61の型彫空間65に投入し、その後、上型51を下降させる。そしてパンチガイド53が下型61の大径内周面63cに案内され所定位置まで挿嵌された後、相対的にパンチ52が下降して予備成形品W1の予備円柱状本体10を軸線方向に押圧し、この下方押出し成形により柄部11付カップ状に成形する。このとき、底部14の柄部側に位置する中間座面15は、インナーダイス63の凹溝63bに鍛造肉が流動し、図5に示す如く、径方向に直線状に連なり軸線方向に突出する余肉部16が成形され、中間成形品W2が形成される。
【0025】
次に中間成形品W2からハウジングW3を形成する鍛造工程を図8に基づいて説明する。図8左半部は鍛造成形前、図8右半部は鍛造成形後の状態を表す。
【0026】
70は最終鍛造装置で、上型51と下型81とからなる。尚、基本構成は中間鍛造装置50と類似するため、差異のある構造のみを説明する。
【0027】
下型81は、インナーダイス83の型彫空間85の形状が異なり、柄部11が挿嵌される小径内周面83d、底部14が挿入される大径内周面83cに連続し、後記する案内リング76が挿嵌される案内用内周面83eが形成される。また大径内周面83cはハウジングW3の正規座面18と同一形状に、段部83aは平面状に形成される。
【0028】
また上型71にはパンチ72とパンチガイド73との間に案内リング76が追加される。
【0029】
上型最終鍛造装置70でハウジングW3を形成するとき、まず図8左半部に示す如く、上型71を上方で待機させた状態で中間成形品W2を下型81の型彫空間85に投入し、その後、上型71を下降させる。そしてパンチガイド73が下型81の案内用内周面83eに案内され所定位置まで挿嵌された後、相対的にパンチ72及び案内リング76が一体的に下降して中間成形品W2の底部14を軸線方向に押圧する。この押圧により中間座面15に形成された余肉部16が押し潰され、余肉部16の鍛造肉が外径方向に流動することにより中間座面15より最大径が大なる正規座面18が成形され、ハウジングW3が形成される。
【0030】
そして最後に鍛造成形されたハウジングW3の柄部11にねじ転造加工で雄ねじ部5を成形することにより雄ねじ付ハウジングW4を形成できる。
【0031】
このように中間座面15から突出する余肉部16を備える中間成形品W2を形成後、この余肉部16を軸線方向から押圧して中間座面15より最大径が大なる正規座面18を成形してハウジングW3を鍛造成形すると、低い押圧荷重で余肉部16のみを押し潰すことにより鍛造肉を流動させて広い正規座面18を成形することができる。
【0032】
尚、上記実施例では中間成形品W2の余肉部16を柄部11を通り径方向に直線状に成形したが、図9に示す如く、外周付近に周方向に間隔をおいて複数成形しても良い。このように外周付近に余肉部16を成形することにより押圧面積を小さくすることが可能で、更に押圧荷重を下げることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本発明のジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法によれば、所望するハウジングの体積と略同一体積の円柱素材を形成する第一工程と、円柱素材に段階的な鍛造成形を施し、一端に開口する開口部と他端に閉口する底部と底部の反開口部側に位置する中間座面から軸線方向に突出する柄部と中間座面から突出する余肉部とを備える中間成形品を形成する第二工程と、中間成形品の余肉部を軸線方向から押圧して中間座面より最大径が大なる正規座面を成形する第三工程とからなるため、余肉部のみを押し潰すことにより鍛造肉を流動させるので押圧荷重を低く設定することができ、ハウジングの内周形状への影響を抑えることができる。
【0034】
また、中間成形品の余肉部が、中間座面の柄部を通り径方向に直線状に成形されると、正規座面の拡径される位置に合わせて余肉部の鍛造肉を流動できるので、正規座面の成形が容易となる。
【0035】
更に、中間成形品の余肉部が中間座面の外周付近に周方向に間隔をおいて複数成形されると、余肉部の押圧面積を小さくすることが可能で押圧荷重を下げることができるので、更にハウジングの内周形状への影響を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハウジングを含むジョイント部材を使用した操舵装置を表す部分断面正面図である。
【図2】図1に示す操舵装置の操作状態を表す部分断面正面図である。
【図3】図1に示す操舵装置で最大ストローク時の状態を表す部分断面正面図である。
【図4】本発明の実施例によるジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法を表す断面正面図である。
【図5】本発明の実施例による鍛造成形途中の中間成形品を表し、(ア)は平面図、(イ)は側面図である。
【図6】本発明の実施例により形成されるハウジングを表し、(ア)は平面図、(イ)は斜視図である。
【図7】本発明の実施例の中間成形品を鍛造成形する工程を表し、左半部は成形前、右半部は成形後の状態を表す部分断面正面図である。
【図8】本発明の実施例の中間成形品からハウジングを鍛造成形する工程を表し、左半部は成形前、右半部は成形後の状態を表す部分断面正面図である。
【図9】本発明の他の実施例により成形される中間成形品を表し、(ア)は平面図、(イ)は側面図、(ウ)は正面図である。
【図10】従来のハウジングを含むジョイント部材を使用した操舵装置を表す部分断面正面図である。
【図11】図10に示す操舵装置の操作状態を表す部分断面正面図である。
【図12】図10に示す操舵装置で最大ストローク時の状態を表す部分断面正面図である。
【図13】従来のジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法を表す断面正面図である。
【図14】従来のジョイント部材用ハウジングを表す斜視図である。
【図15】従来の雄ねじ付ハウジングを表す斜視図である。
【図16】他の従来のジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法を表す断面正面図である。
【符号の説明】
11 柄部
12 開口部
14 底部
15 中間座面
16 余肉部
18 正規座面
W0 円柱素材
W2 中間成形品
W3 ハウジング

Claims (3)

  1. 所望するハウジング(W3)の体積と略同一体積の円柱素材(W0)を形成する第一工程と、前記円柱素材(W0)に段階的な鍛造成形を施し、一端に開口する開口部(12)と他端に閉口する底部(14)と該底部(14)の反開口部側に位置する中間座面(15)から軸線方向に突出する柄部(11)と前記中間座面(15)から突出する余肉部(16)とを備える中間成形品(W2)を形成する第二工程と、前記中間成形品(W2)の余肉部(16)を軸線方向から押圧して中間座面(15)より最大径が大なる正規座面(18)を成形する第三工程とからなることを特徴とするジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法。
  2. 前記中間成形品(W2)の余肉部(16)が、中間座面(15)の柄部(11)を通り径方向に直線状に成形されることを特徴とする請求項1記載のジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法。
  3. 前記中間成形品(W2)の余肉部(16)が、中間座面(15)の外周付近に周方向に間隔をおいて複数成形されることを特徴とする請求項1記載のジョイント部材用ハウジングの鍛造成形方法。
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