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Description
[本発明1001]
複数のオリゴヌクレオチド複合体を有する表面を含む装置であって、前記オリゴヌクレオチド複合体はそれぞれ、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記表面に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2のDNA配列は、前記第1のDNA配列に相補的であり、それにハイブリダイズされ、
前記第2のDNAオリゴヌクレオチドは、蛍光部分を含まず、前記表面に不可逆的に連結されない、装置。
[本発明1002]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、本発明1001の装置。
[本発明1003]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、本発明1001の装置。
[本発明1004]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1002の装置。
[本発明1005]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1003の装置。
[本発明1006]
前記第1のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光部分を含む、本発明1001〜1005の装置。
[本発明1007]
前記第2のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光消光剤を含む、本発明1006の装置。
[本発明1008]
前記空間的に離散した領域のそれぞれが、第4のDNA配列と第5のDNA配列とを含む第3のオリゴヌクレオチドを更に含み、前記第4のDNA配列は、前記第3のDNA配列に相補的である、本発明1004〜1005の装置。
[本発明1009]
前記第3のオリゴヌクレオチドがそれぞれ、蛍光消光剤部分を含む、本発明1008の装置。
[本発明1010]
前記連結部分が、歪みアルキンを含むアルキン基、又はアジド基を含む、本発明1001の装置。
[本発明1011]
前記第1のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1001〜1010の装置。
[本発明1012]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1001〜1010の装置。
[本発明1013]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1012の装置。
[本発明1014]
前記第5のDNA配列のそれぞれが、約5〜約20ヌクレオチドの長さを有する、本発明1008の装置。
[本発明1015]
前記第4のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1008の装置。
[本発明1016]
流体反応チャンバであって、
第1の表面と、
前記第1の表面に接触しない第2の表面であって、前記第1及び第2の表面が互いに対向する、第2の表面と、
前記第1の表面及び前記第2の表面に接触し、前記反応チャンバの外側境界を形成する、材料と、
前記第1の表面及び前記第2の表面に接触し、前記反応チャンバの内側境界を形成する、材料と
を含み、
前記第1の表面は、複数のオリゴヌクレオチド複合体を含み、前記オリゴヌクレオチド複合体はそれぞれ、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記表面に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2のDNA配列は、前記第1のDNA配列に相補的であり、それにハイブリダイズされ、
前記第2のDNAオリゴヌクレオチドは、前記第1の表面に不可逆的に連結されず、任意で蛍光部分を含まない、流体反応チャンバ。
[本発明1017]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、本発明1016の流体反応チャンバ。
[本発明1018]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、本発明1016の流体反応チャンバ。
[本発明1019]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1017の流体反応チャンバ。
[本発明1020]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1018の流体反応チャンバ。
[本発明1021]
前記第1のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光部分を含む、本発明1016〜1020の流体反応チャンバ。
[本発明1022]
前記第2のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光消光剤部分を含む、本発明1021の流体反応チャンバ。
[本発明1023]
前記空間的に離散した領域のそれぞれが、第4のDNA配列と第5のDNA配列とを含む第3のオリゴヌクレオチドを更に含み、前記第4のDNA配列は、前記第3のDNA配列に相補的である、本発明1020〜1021の流体反応チャンバ。
[本発明1024]
前記第3のオリゴヌクレオチドがそれぞれ、蛍光消光剤部分を含む、本発明1023の流体反応チャンバ。
[本発明1025]
前記連結部分が、歪みアルキンを含むアルキン基、又はアジド基を含む、本発明1016の流体反応チャンバ。
[本発明1026]
前記第1のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1016〜1025の流体反応チャンバ。
[本発明1027]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1016〜1025の流体反応チャンバ。
[本発明1028]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1027の流体反応チャンバ。
[本発明1029]
前記第5のDNA配列のそれぞれが、約5〜約20ヌクレオチドの長さを有する、本発明1023の流体反応チャンバ。
[本発明1030]
前記チャンバの前記内側及び外側の境界を形成する第1及び第2の表面に接触する前記材料が、40マイクロメートル(40μm)〜2ミリメートル(2mm)の厚さを有する、本発明1016〜1029の流体反応チャンバ。
[本発明1031]
円形、楕円形、正方形、矩形、三角形、六角形、八角形、菱形又は台形である、本発明1016〜1030の流体反応チャンバ。
[本発明1032]
前記流体反応チャンバが均一な温度ではなく、前記反応チャンバの最高温度領域が前記反応チャンバの最低温度領域より少なくとも10℃高い、本発明1016〜1031の流体反応チャンバ。
[本発明1033]
前記反応チャンバの前記最低温度領域が、約50℃〜約75℃である、本発明1016〜1032の流体反応チャンバ。
[本発明1034]
前記反応チャンバの前記最高温度領域が、約80℃〜約100℃である、本発明1016〜1033の流体反応チャンバ。
[本発明1035]
前記流体反応チャンバ内に配置された流体を更に含み、前記流体溶液は、DNAポリメラーゼ、dNTP及びPCR緩衝液を含む、本発明1016〜1034の流体反応チャンバ。
[本発明1036]
標的核酸を増幅する方法であって、
(a)本発明1016の流体反応チャンバを提供する工程であって、前記流体反応チャンバは、第1及び第2の熱源と動作可能な関係にあり、前記第1及び第2の熱源は、環状チャンバに異なる第1及び第2の熱レベルを適用することができ、前記第1及び第2の熱レベルは同一ではない、工程と、
(b)前記流体反応チャンバ内に標的核酸配列、DNAポリメラーゼ、dNTP及びポリメラーゼ連鎖反応(PCR)緩衝液を含む流体を導入する工程と、
(c)第1及び第2の熱レベルを前記流体反応チャンバに適用する工程と
を含む、方法。
[本発明1037]
前記標的核酸の増幅を検出する工程を更に含む、本発明1036の方法。
[本発明1038]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、本発明1036の方法。
[本発明1039]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、本発明1036の方法。
[本発明1040]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1038の方法。
[本発明1041]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1037の方法。
[本発明1042]
前記第1のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光部分を含む、本発明1036〜1040の方法。
[本発明1043]
前記第2のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光消光剤部分を含む、本発明1042の方法。
[本発明1044]
前記空間的に離散した領域のそれぞれが、第4のDNA配列と第5のDNA配列とを含む第3のオリゴヌクレオチドを更に含み、前記第4のDNA配列は、前記第3のDNA配列に相補的である、本発明1042〜1043の方法。
[本発明1045]
前記第3のオリゴヌクレオチドがそれぞれ、蛍光消光剤部分を含む、本発明1043の方法。
[本発明1046]
前記連結部分が、歪みアルキンを含むアルキン基、又はアジド基を含む、本発明1036の方法。
[本発明1047]
前記第1のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1036〜1045の方法。
[本発明1048]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1036〜1045の方法。
[本発明1049]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1048の方法。
[本発明1050]
前記第5のDNA配列のそれぞれが、約5〜約20ヌクレオチドの長さを有する、本発明1044の方法。
[本発明1051]
前記流体が、非特異的な核酸染色色素を更に含む、本発明1036〜1120の方法。
[本発明1052]
前記流体反応チャンバが、円形、楕円形、正方形、三角形、矩形、六角形、八角形、菱形又は台形である、本発明1036〜1051の方法。
[本発明1053]
前記流体反応チャンバが、均一な温度ではなく、前記反応チャンバの最高温度領域が前記反応チャンバの最低温度領域より少なくとも10℃高い、本発明1036〜1052の方法。
[本発明1054]
前記反応チャンバの前記最低温度領域が、約50℃〜約75℃である、本発明1036〜1053の方法。
[本発明1055]
前記反応チャンバの前記最高温度領域が、約80℃〜約100℃である、本発明1036〜1054の方法。
[本発明1056]
第1の表面領域及び第2の表面領域を含む装置であって、
前記第1の表面領域は、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記第1の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチドであって、前記第2の配列は、前記第1の配列に相補的である、第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の表面領域は、
第4のDNA配列と、第3のオリゴヌクレオチドを前記第2の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第3のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第4の配列は、前記第2の配列、前記第3の配列、又は少なくとも前記第2の配列の6つの連続するヌクレオチドと前記第3の配列の6つの連続するヌクレオチドとの組み合わせに相補的である、装置。
[本発明1057]
第1の表面領域及び第2の表面領域を含む装置であって、
前記第1の表面領域は、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記第1の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチドであって、前記第2の配列は、前記第1の配列に相補的である、第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の表面領域は、
第4のDNA配列と、第3のオリゴヌクレオチドを前記第2の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第3のオリゴヌクレオチド、及び
第5のDNA配列と第6のDNA配列とを含む第4のオリゴヌクレオチドであって、前記第5の配列は、前記第4の配列に相補的である、第4のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の配列は、前記第5の配列に相補的であるか、又は前記第6の配列に相補的である、装置。
[本発明1058]
前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光部分を含む、本発明1056〜1057の装置。
[本発明1059]
前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光消光剤を含む、本発明1056〜1057の装置。
[本発明1060]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、本発明1056〜1059の装置。
[本発明1061]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、本発明1056〜1059の装置。
[本発明1062]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1060の装置。
[本発明1063]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1061の装置。
[本発明1064]
前記連結部分が、歪みアルキンを含むアルキン基、又はアジド基を含む、本発明1056〜1057の装置。
[本発明1065]
前記第1のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1056〜1064の装置。
[本発明1066]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1056〜1065の装置。
[本発明1067]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1066の装置。
[本発明1068]
前記第5のDNA配列のそれぞれが、約5〜約20ヌクレオチドの長さを有する、本発明1056〜1067の装置。
[本発明1069]
前記第4のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1056〜1067の装置。
[本発明1070]
前記第6のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1056〜1067の装置。
[本発明1071]
流体反応チャンバであって、
第1の表面と、
前記第1の表面に接触しない第2の表面であって、前記第1及び第2の表面が互いに対向する、第2の表面と、
前記第1の表面及び前記第2の表面に接触し、前記反応チャンバの外側境界を形成する、材料と、
前記第1の表面及び前記第2の表面に接触し、前記反応チャンバの内側境界を形成する、材料と
を含み、
(a)前記第1の表面は、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを第1の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチドであって、前記第2の配列は、前記第1の配列に相補的である、第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の表面領域は、
第4のDNA配列と、第3のオリゴヌクレオチドを前記第2の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第3のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第4の配列は、前記第2の配列、前記第3の配列、又は少なくとも前記第2の配列の6つの連続するヌクレオチドと前記第3の配列の6つの連続するヌクレオチドとの組み合わせに相補的であるか、あるいは、
(b)前記第1の表面領域は、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記第1の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチドであって、前記第2の配列は、前記第1の配列に相補的である、第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の表面領域は、
第4のDNA配列と、第3のオリゴヌクレオチドを前記第2の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第3のオリゴヌクレオチド、及び
第5のDNA配列と第6のDNA配列とを含む第4のオリゴヌクレオチドであって、前記第5の配列は、前記第4の配列に相補的である、第4のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の配列は、前記第5の配列に相補的であるか、又は前記第6の配列に相補的である、流体反応チャンバ。
[本発明1072]
前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光部分を含む、本発明1071の流体反応チャンバ。
[本発明1073]
前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光消光剤を含む、本発明1071の流体反応チャンバ。
[本発明1074]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、本発明1071〜1073の流体反応チャンバ。
[本発明1075]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、本発明1071〜1073の流体反応チャンバ。
[本発明1076]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1074の流体反応チャンバ。
[本発明1077]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1075の流体反応チャンバ。
[本発明1078]
前記連結部分が、歪みアルキンを含むアルキン基、又はアジド基を含む、本発明1071の流体反応チャンバ。
[本発明1079]
前記第1のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1071〜1078の流体反応チャンバ。
[本発明1080]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1071〜1079の流体反応チャンバ。
[本発明1081]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1080の流体反応チャンバ。
[本発明1082]
前記第5のDNA配列のそれぞれが、約5〜約20ヌクレオチドの長さを有する、本発明1071の流体反応チャンバ。
[本発明1083]
前記第4のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1080の流体反応チャンバ。
[本発明1084]
前記第6のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1071の流体反応チャンバ。
[本発明1085]
円形、楕円形、正方形、三角形、矩形、六角形、八角形、菱形又は台形である、本発明1071〜1084の流体反応チャンバ。
[本発明1086]
前記流体反応チャンバが均一な温度ではなく、前記反応チャンバの最高温度領域が前記反応チャンバの最低温度領域より少なくとも10℃高い、本発明1071〜1085の流体反応チャンバ。
[本発明1087]
前記反応チャンバの前記最低温度領域が、約10℃〜約50℃である、本発明1071〜1086の流体反応チャンバ。
[本発明1088]
前記反応チャンバの前記最高温度領域が、約51℃〜約100℃である、本発明1071〜1087の流体反応チャンバ。
[本発明1089]
前記流体反応チャンバ内に配置された流体を更に含み、前記流体は、1つ以上のオリゴヌクレオチド及びハイブリダイゼーション緩衝液を含む、本発明1071〜1088の流体反応チャンバ。
[本発明1090]
前記流体が、非特異的な核酸染色色素を更に含む、本発明1089の流体反応チャンバ。
[本発明1091]
標的核酸を増幅する方法であって、
(a)本発明1071の流体反応チャンバを提供する工程であって、前記流体反応チャンバは、第1及び第2の熱源と動作可能な関係にあり、前記第1及び第2の熱源は、環状チャンバに異なる第1及び第2の熱レベルを適用することができ、前記第1及び第2の熱レベルは同一ではない、工程と、
(b)前記流体反応チャンバ内に、標的核酸配列を含む流体を導入する工程と、
(c)第1及び第2の熱レベルを前記流体反応チャンバに適用する工程と
を含む、方法。
[本発明1092]
前記標的核酸の増幅を検出する、本発明1091の方法。
[本発明1093]
前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光部分を含む、本発明1091〜1092の方法。
[本発明1094]
前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光消光剤を含む、本発明1091〜1092の方法。
[本発明1095]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、本発明1091〜1094の方法。
[本発明1096]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、本発明1091〜1094の方法。
[本発明1097]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1094の方法。
[本発明1098]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1095の方法。
[本発明1099]
前記連結部分が、歪みアルキンを含むアルキン基、又はアジド基を含む、本発明1091の方法。
[本発明1100]
前記第1のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1091〜1099の方法。
[本発明1101]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1091〜1100の方法。
[本発明1102]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1101の方法。
[本発明1103]
前記第5のDNA配列のそれぞれが、約5〜約20ヌクレオチドの長さを有する、本発明1091の方法。
[本発明1104]
前記第4のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1101の方法。
[本発明1105]
前記第6のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1091の方法。
[本発明1106]
前記流体反応チャンバが、円形、楕円形、正方形、矩形、三角形、六角形、八角形、菱形又は台形である、本発明1091〜1105の方法。
[本発明1107]
前記流体反応チャンバが、均一な温度ではなく、前記反応チャンバの最高温度領域が前記反応チャンバの最低温度領域より少なくとも10℃高い、本発明1091〜1106の方法。
[本発明1108]
前記反応チャンバの前記最低温度領域が、約10℃〜約50℃である、本発明1091〜1107の方法。
[本発明1109]
前記反応チャンバの前記最高温度領域が、約51℃〜約100℃である、本発明1091〜1108の方法。
[本発明1110]
前記流体が、非特異的な核酸染色色素を更に含む、本発明1091〜1109の方法。
本発明の他の目的、特徴、及び利点は、以下の詳細な説明から明らかとなる。しかしながら、詳細な説明及び具体的な例は、本発明の好ましい実施形態を示すが、本開示の趣旨及び範囲内の様々な変化及び修正がこの詳細な説明から当業者には明らかとなるため、例示目的のみで付与されることを理解されたい。
複数のオリゴヌクレオチド複合体を有する表面を含む装置であって、前記オリゴヌクレオチド複合体はそれぞれ、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記表面に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2のDNA配列は、前記第1のDNA配列に相補的であり、それにハイブリダイズされ、
前記第2のDNAオリゴヌクレオチドは、蛍光部分を含まず、前記表面に不可逆的に連結されない、装置。
[本発明1002]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、本発明1001の装置。
[本発明1003]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、本発明1001の装置。
[本発明1004]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1002の装置。
[本発明1005]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1003の装置。
[本発明1006]
前記第1のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光部分を含む、本発明1001〜1005の装置。
[本発明1007]
前記第2のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光消光剤を含む、本発明1006の装置。
[本発明1008]
前記空間的に離散した領域のそれぞれが、第4のDNA配列と第5のDNA配列とを含む第3のオリゴヌクレオチドを更に含み、前記第4のDNA配列は、前記第3のDNA配列に相補的である、本発明1004〜1005の装置。
[本発明1009]
前記第3のオリゴヌクレオチドがそれぞれ、蛍光消光剤部分を含む、本発明1008の装置。
[本発明1010]
前記連結部分が、歪みアルキンを含むアルキン基、又はアジド基を含む、本発明1001の装置。
[本発明1011]
前記第1のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1001〜1010の装置。
[本発明1012]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1001〜1010の装置。
[本発明1013]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1012の装置。
[本発明1014]
前記第5のDNA配列のそれぞれが、約5〜約20ヌクレオチドの長さを有する、本発明1008の装置。
[本発明1015]
前記第4のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1008の装置。
[本発明1016]
流体反応チャンバであって、
第1の表面と、
前記第1の表面に接触しない第2の表面であって、前記第1及び第2の表面が互いに対向する、第2の表面と、
前記第1の表面及び前記第2の表面に接触し、前記反応チャンバの外側境界を形成する、材料と、
前記第1の表面及び前記第2の表面に接触し、前記反応チャンバの内側境界を形成する、材料と
を含み、
前記第1の表面は、複数のオリゴヌクレオチド複合体を含み、前記オリゴヌクレオチド複合体はそれぞれ、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記表面に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2のDNA配列は、前記第1のDNA配列に相補的であり、それにハイブリダイズされ、
前記第2のDNAオリゴヌクレオチドは、前記第1の表面に不可逆的に連結されず、任意で蛍光部分を含まない、流体反応チャンバ。
[本発明1017]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、本発明1016の流体反応チャンバ。
[本発明1018]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、本発明1016の流体反応チャンバ。
[本発明1019]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1017の流体反応チャンバ。
[本発明1020]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1018の流体反応チャンバ。
[本発明1021]
前記第1のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光部分を含む、本発明1016〜1020の流体反応チャンバ。
[本発明1022]
前記第2のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光消光剤部分を含む、本発明1021の流体反応チャンバ。
[本発明1023]
前記空間的に離散した領域のそれぞれが、第4のDNA配列と第5のDNA配列とを含む第3のオリゴヌクレオチドを更に含み、前記第4のDNA配列は、前記第3のDNA配列に相補的である、本発明1020〜1021の流体反応チャンバ。
[本発明1024]
前記第3のオリゴヌクレオチドがそれぞれ、蛍光消光剤部分を含む、本発明1023の流体反応チャンバ。
[本発明1025]
前記連結部分が、歪みアルキンを含むアルキン基、又はアジド基を含む、本発明1016の流体反応チャンバ。
[本発明1026]
前記第1のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1016〜1025の流体反応チャンバ。
[本発明1027]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1016〜1025の流体反応チャンバ。
[本発明1028]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1027の流体反応チャンバ。
[本発明1029]
前記第5のDNA配列のそれぞれが、約5〜約20ヌクレオチドの長さを有する、本発明1023の流体反応チャンバ。
[本発明1030]
前記チャンバの前記内側及び外側の境界を形成する第1及び第2の表面に接触する前記材料が、40マイクロメートル(40μm)〜2ミリメートル(2mm)の厚さを有する、本発明1016〜1029の流体反応チャンバ。
[本発明1031]
円形、楕円形、正方形、矩形、三角形、六角形、八角形、菱形又は台形である、本発明1016〜1030の流体反応チャンバ。
[本発明1032]
前記流体反応チャンバが均一な温度ではなく、前記反応チャンバの最高温度領域が前記反応チャンバの最低温度領域より少なくとも10℃高い、本発明1016〜1031の流体反応チャンバ。
[本発明1033]
前記反応チャンバの前記最低温度領域が、約50℃〜約75℃である、本発明1016〜1032の流体反応チャンバ。
[本発明1034]
前記反応チャンバの前記最高温度領域が、約80℃〜約100℃である、本発明1016〜1033の流体反応チャンバ。
[本発明1035]
前記流体反応チャンバ内に配置された流体を更に含み、前記流体溶液は、DNAポリメラーゼ、dNTP及びPCR緩衝液を含む、本発明1016〜1034の流体反応チャンバ。
[本発明1036]
標的核酸を増幅する方法であって、
(a)本発明1016の流体反応チャンバを提供する工程であって、前記流体反応チャンバは、第1及び第2の熱源と動作可能な関係にあり、前記第1及び第2の熱源は、環状チャンバに異なる第1及び第2の熱レベルを適用することができ、前記第1及び第2の熱レベルは同一ではない、工程と、
(b)前記流体反応チャンバ内に標的核酸配列、DNAポリメラーゼ、dNTP及びポリメラーゼ連鎖反応(PCR)緩衝液を含む流体を導入する工程と、
(c)第1及び第2の熱レベルを前記流体反応チャンバに適用する工程と
を含む、方法。
[本発明1037]
前記標的核酸の増幅を検出する工程を更に含む、本発明1036の方法。
[本発明1038]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、本発明1036の方法。
[本発明1039]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、本発明1036の方法。
[本発明1040]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1038の方法。
[本発明1041]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1037の方法。
[本発明1042]
前記第1のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光部分を含む、本発明1036〜1040の方法。
[本発明1043]
前記第2のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光消光剤部分を含む、本発明1042の方法。
[本発明1044]
前記空間的に離散した領域のそれぞれが、第4のDNA配列と第5のDNA配列とを含む第3のオリゴヌクレオチドを更に含み、前記第4のDNA配列は、前記第3のDNA配列に相補的である、本発明1042〜1043の方法。
[本発明1045]
前記第3のオリゴヌクレオチドがそれぞれ、蛍光消光剤部分を含む、本発明1043の方法。
[本発明1046]
前記連結部分が、歪みアルキンを含むアルキン基、又はアジド基を含む、本発明1036の方法。
[本発明1047]
前記第1のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1036〜1045の方法。
[本発明1048]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1036〜1045の方法。
[本発明1049]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1048の方法。
[本発明1050]
前記第5のDNA配列のそれぞれが、約5〜約20ヌクレオチドの長さを有する、本発明1044の方法。
[本発明1051]
前記流体が、非特異的な核酸染色色素を更に含む、本発明1036〜1120の方法。
[本発明1052]
前記流体反応チャンバが、円形、楕円形、正方形、三角形、矩形、六角形、八角形、菱形又は台形である、本発明1036〜1051の方法。
[本発明1053]
前記流体反応チャンバが、均一な温度ではなく、前記反応チャンバの最高温度領域が前記反応チャンバの最低温度領域より少なくとも10℃高い、本発明1036〜1052の方法。
[本発明1054]
前記反応チャンバの前記最低温度領域が、約50℃〜約75℃である、本発明1036〜1053の方法。
[本発明1055]
前記反応チャンバの前記最高温度領域が、約80℃〜約100℃である、本発明1036〜1054の方法。
[本発明1056]
第1の表面領域及び第2の表面領域を含む装置であって、
前記第1の表面領域は、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記第1の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチドであって、前記第2の配列は、前記第1の配列に相補的である、第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の表面領域は、
第4のDNA配列と、第3のオリゴヌクレオチドを前記第2の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第3のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第4の配列は、前記第2の配列、前記第3の配列、又は少なくとも前記第2の配列の6つの連続するヌクレオチドと前記第3の配列の6つの連続するヌクレオチドとの組み合わせに相補的である、装置。
[本発明1057]
第1の表面領域及び第2の表面領域を含む装置であって、
前記第1の表面領域は、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記第1の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチドであって、前記第2の配列は、前記第1の配列に相補的である、第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の表面領域は、
第4のDNA配列と、第3のオリゴヌクレオチドを前記第2の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第3のオリゴヌクレオチド、及び
第5のDNA配列と第6のDNA配列とを含む第4のオリゴヌクレオチドであって、前記第5の配列は、前記第4の配列に相補的である、第4のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の配列は、前記第5の配列に相補的であるか、又は前記第6の配列に相補的である、装置。
[本発明1058]
前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光部分を含む、本発明1056〜1057の装置。
[本発明1059]
前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光消光剤を含む、本発明1056〜1057の装置。
[本発明1060]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、本発明1056〜1059の装置。
[本発明1061]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、本発明1056〜1059の装置。
[本発明1062]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1060の装置。
[本発明1063]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1061の装置。
[本発明1064]
前記連結部分が、歪みアルキンを含むアルキン基、又はアジド基を含む、本発明1056〜1057の装置。
[本発明1065]
前記第1のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1056〜1064の装置。
[本発明1066]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1056〜1065の装置。
[本発明1067]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1066の装置。
[本発明1068]
前記第5のDNA配列のそれぞれが、約5〜約20ヌクレオチドの長さを有する、本発明1056〜1067の装置。
[本発明1069]
前記第4のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1056〜1067の装置。
[本発明1070]
前記第6のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1056〜1067の装置。
[本発明1071]
流体反応チャンバであって、
第1の表面と、
前記第1の表面に接触しない第2の表面であって、前記第1及び第2の表面が互いに対向する、第2の表面と、
前記第1の表面及び前記第2の表面に接触し、前記反応チャンバの外側境界を形成する、材料と、
前記第1の表面及び前記第2の表面に接触し、前記反応チャンバの内側境界を形成する、材料と
を含み、
(a)前記第1の表面は、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを第1の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチドであって、前記第2の配列は、前記第1の配列に相補的である、第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の表面領域は、
第4のDNA配列と、第3のオリゴヌクレオチドを前記第2の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第3のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第4の配列は、前記第2の配列、前記第3の配列、又は少なくとも前記第2の配列の6つの連続するヌクレオチドと前記第3の配列の6つの連続するヌクレオチドとの組み合わせに相補的であるか、あるいは、
(b)前記第1の表面領域は、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記第1の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチドであって、前記第2の配列は、前記第1の配列に相補的である、第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の表面領域は、
第4のDNA配列と、第3のオリゴヌクレオチドを前記第2の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第3のオリゴヌクレオチド、及び
第5のDNA配列と第6のDNA配列とを含む第4のオリゴヌクレオチドであって、前記第5の配列は、前記第4の配列に相補的である、第4のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の配列は、前記第5の配列に相補的であるか、又は前記第6の配列に相補的である、流体反応チャンバ。
[本発明1072]
前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光部分を含む、本発明1071の流体反応チャンバ。
[本発明1073]
前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光消光剤を含む、本発明1071の流体反応チャンバ。
[本発明1074]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、本発明1071〜1073の流体反応チャンバ。
[本発明1075]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、本発明1071〜1073の流体反応チャンバ。
[本発明1076]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1074の流体反応チャンバ。
[本発明1077]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1075の流体反応チャンバ。
[本発明1078]
前記連結部分が、歪みアルキンを含むアルキン基、又はアジド基を含む、本発明1071の流体反応チャンバ。
[本発明1079]
前記第1のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1071〜1078の流体反応チャンバ。
[本発明1080]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1071〜1079の流体反応チャンバ。
[本発明1081]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1080の流体反応チャンバ。
[本発明1082]
前記第5のDNA配列のそれぞれが、約5〜約20ヌクレオチドの長さを有する、本発明1071の流体反応チャンバ。
[本発明1083]
前記第4のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1080の流体反応チャンバ。
[本発明1084]
前記第6のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1071の流体反応チャンバ。
[本発明1085]
円形、楕円形、正方形、三角形、矩形、六角形、八角形、菱形又は台形である、本発明1071〜1084の流体反応チャンバ。
[本発明1086]
前記流体反応チャンバが均一な温度ではなく、前記反応チャンバの最高温度領域が前記反応チャンバの最低温度領域より少なくとも10℃高い、本発明1071〜1085の流体反応チャンバ。
[本発明1087]
前記反応チャンバの前記最低温度領域が、約10℃〜約50℃である、本発明1071〜1086の流体反応チャンバ。
[本発明1088]
前記反応チャンバの前記最高温度領域が、約51℃〜約100℃である、本発明1071〜1087の流体反応チャンバ。
[本発明1089]
前記流体反応チャンバ内に配置された流体を更に含み、前記流体は、1つ以上のオリゴヌクレオチド及びハイブリダイゼーション緩衝液を含む、本発明1071〜1088の流体反応チャンバ。
[本発明1090]
前記流体が、非特異的な核酸染色色素を更に含む、本発明1089の流体反応チャンバ。
[本発明1091]
標的核酸を増幅する方法であって、
(a)本発明1071の流体反応チャンバを提供する工程であって、前記流体反応チャンバは、第1及び第2の熱源と動作可能な関係にあり、前記第1及び第2の熱源は、環状チャンバに異なる第1及び第2の熱レベルを適用することができ、前記第1及び第2の熱レベルは同一ではない、工程と、
(b)前記流体反応チャンバ内に、標的核酸配列を含む流体を導入する工程と、
(c)第1及び第2の熱レベルを前記流体反応チャンバに適用する工程と
を含む、方法。
[本発明1092]
前記標的核酸の増幅を検出する、本発明1091の方法。
[本発明1093]
前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光部分を含む、本発明1091〜1092の方法。
[本発明1094]
前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光消光剤を含む、本発明1091〜1092の方法。
[本発明1095]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、本発明1091〜1094の方法。
[本発明1096]
前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、本発明1091〜1094の方法。
[本発明1097]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1094の方法。
[本発明1098]
前記複数の前記オリゴヌクレオチド複合体のそれぞれが、前記表面上で空間的に離散した領域内に位置する、本発明1095の方法。
[本発明1099]
前記連結部分が、歪みアルキンを含むアルキン基、又はアジド基を含む、本発明1091の方法。
[本発明1100]
前記第1のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1091〜1099の方法。
[本発明1101]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1091〜1100の方法。
[本発明1102]
前記第3のDNA配列のそれぞれが、約15〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1101の方法。
[本発明1103]
前記第5のDNA配列のそれぞれが、約5〜約20ヌクレオチドの長さを有する、本発明1091の方法。
[本発明1104]
前記第4のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1101の方法。
[本発明1105]
前記第6のDNA配列のそれぞれが、約5〜約80ヌクレオチドの長さを有する、本発明1091の方法。
[本発明1106]
前記流体反応チャンバが、円形、楕円形、正方形、矩形、三角形、六角形、八角形、菱形又は台形である、本発明1091〜1105の方法。
[本発明1107]
前記流体反応チャンバが、均一な温度ではなく、前記反応チャンバの最高温度領域が前記反応チャンバの最低温度領域より少なくとも10℃高い、本発明1091〜1106の方法。
[本発明1108]
前記反応チャンバの前記最低温度領域が、約10℃〜約50℃である、本発明1091〜1107の方法。
[本発明1109]
前記反応チャンバの前記最高温度領域が、約51℃〜約100℃である、本発明1091〜1108の方法。
[本発明1110]
前記流体が、非特異的な核酸染色色素を更に含む、本発明1091〜1109の方法。
本発明の他の目的、特徴、及び利点は、以下の詳細な説明から明らかとなる。しかしながら、詳細な説明及び具体的な例は、本発明の好ましい実施形態を示すが、本開示の趣旨及び範囲内の様々な変化及び修正がこの詳細な説明から当業者には明らかとなるため、例示目的のみで付与されることを理解されたい。
Claims (39)
- 流体反応チャンバであって、
第1の表面と、
前記第1の表面に接触しない第2の表面であって、前記第1及び第2の表面が互いに対向する、第2の表面と、
前記第1の表面及び前記第2の表面に接触し、前記反応チャンバの外側境界を形成する、材料と、
前記第1の表面及び前記第2の表面に接触し、前記反応チャンバの内側境界を形成する、材料と
を含み、
(a)前記第1の表面は、複数のオリゴヌクレオチド複合体を含み、前記オリゴヌクレオチド複合体は、前記第1の表面領域の空間的に離散した位置に位置し、そのそれぞれは、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを第1の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチドであって、前記第2の配列は、前記第1の配列に相補的である、第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の表面領域は、複数のオリゴヌクレオチド複合体を含み、前記オリゴヌクレオチド複合体は、前記第2の表面領域の空間的に離散した位置に位置し、そのそれぞれは、
第4のDNA配列と、第3のオリゴヌクレオチドを前記第2の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第3のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第4の配列は、前記第2の配列、前記第3の配列、又は少なくとも前記第2の配列の6つの連続するヌクレオチドと前記第3の配列の6つの連続するヌクレオチドとの組み合わせに相補的であるか、あるいは、
(b)前記第1の表面領域は、複数のオリゴヌクレオチド複合体を含み、前記オリゴヌクレオチド複合体は、前記第1の表面領域の空間的に離散した位置に位置し、そのそれぞれは、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記第1の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチドであって、前記第2の配列は、前記第1の配列に相補的である、第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の表面領域は、複数のオリゴヌクレオチド複合体を含み、前記オリゴヌクレオチド複合体は、前記第2の表面領域の空間的に離散した位置に位置し、そのそれぞれは、
第4のDNA配列と、第3のオリゴヌクレオチドを前記第2の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第3のオリゴヌクレオチド、及び
第5のDNA配列と第6のDNA配列とを含む第4のオリゴヌクレオチドであって、前記第5の配列は、前記第4の配列に相補的である、第4のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の配列は、前記第5の配列に相補的であるか、又は前記第6の配列に相補的である、流体反応チャンバ。 - 前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光部分を含む、請求項1に記載の流体反応チャンバ。
- 前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光消光剤を含む、請求項1に記載の流体反応チャンバ。
- 前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の流体反応チャンバ。
- 前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、請求項1〜3のいずれか一項に記載の流体反応チャンバ。
- 前記第1、第2、第3、及び/又は第4のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、約5〜約120ヌクレオチドの長さを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の流体反応チャンバ。
- 前記流体反応チャンバが均一な温度ではなく、前記反応チャンバの最高温度領域が前記反応チャンバの最低温度領域より少なくとも10℃高い、請求項1〜6のいずれか一項に記載の流体反応チャンバ。
- 前記流体反応チャンバ内に配置された流体を更に含み、前記流体は、1つ以上のオリゴヌクレオチド、ハイブリダイゼーション緩衝液、及び任意で、非特異的な核酸染色色素を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の流体反応チャンバ。
- 標的核酸を増幅する方法であって、
(a)請求項1〜8のいずれか一項に記載の流体反応チャンバを提供する工程であって、前記流体反応チャンバは、第1及び第2の熱源と動作可能な関係にあり、前記第1及び第2の熱源は、環状チャンバに異なる第1及び第2の熱レベルを適用することができ、前記第1及び第2の熱レベルは同一ではない、工程と、
(b)前記流体反応チャンバ内に、標的核酸配列を含む流体を導入する工程と、
(c)第1及び第2の熱レベルを前記流体反応チャンバに適用する工程と
を含む、方法。 - 前記標的核酸の増幅を検出する工程を更に含む、請求項9に記載の方法。
- 複数のオリゴヌクレオチド複合体を有する表面を含む装置であって、前記オリゴヌクレオチド複合体は、前記表面の空間的に離散した領域に位置し、前記オリゴヌクレオチド複合体はそれぞれ、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記表面に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2のDNA配列は、前記第1のDNA配列に相補的であり、それにハイブリダイズされ、
前記第2のDNAオリゴヌクレオチドは、蛍光部分を含まず、前記表面に不可逆的に連結されない、装置。 - 前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、請求項11に記載の装置。
- 前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、請求項11に記載の装置。
- 前記第1のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光部分を含む、請求項11〜13のいずれか一項に記載の装置。
- 前記第2のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光消光剤を含む、請求項14に記載の装置。
- 前記空間的に離散した領域のそれぞれが、第4のDNA配列と第5のDNA配列とを含む第3のオリゴヌクレオチドを更に含み、前記第4のDNA配列は、前記第3のDNA配列に相補的である、請求項11に記載の装置。
- 前記第3のオリゴヌクレオチドがそれぞれ、蛍光消光剤部分を含む、請求項16に記載の装置。
- 前記第1、第2、及び/又は第3のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、約5〜約120ヌクレオチドの長さを有する、請求項11〜17のいずれか一項に記載の装置。
- 第1の表面領域及び第2の表面領域を含む装置であって、
前記第1の表面領域は、複数のオリゴヌクレオチド複合体を含み、前記オリゴヌクレオチド複合体は、前記第1の表面領域の空間的に離散した位置に位置し、そのそれぞれは、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記第1の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチドであって、前記第2の配列は、前記第1の配列に相補的である、第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の表面領域は、複数のオリゴヌクレオチド複合体を含み、前記オリゴヌクレオチド複合体は、前記第2の表面領域の空間的に離散した位置に位置し、そのそれぞれは、
第4のDNA配列と、第3のオリゴヌクレオチドを前記第2の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第3のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第4の配列は、前記第2の配列、前記第3の配列、又は少なくとも前記第2の配列の6つの連続するヌクレオチドと前記第3の配列の6つの連続するヌクレオチドとの組み合わせに相補的である、装置。 - 第1の表面領域及び第2の表面領域を含む装置であって、
前記第1の表面領域は、複数のオリゴヌクレオチド複合体を含み、前記オリゴヌクレオチド複合体は、前記第1の表面領域の空間的に離散した位置に位置し、そのそれぞれは、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記第1の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチドであって、前記第2の配列は、前記第1の配列に相補的である、第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の表面領域は、複数のオリゴヌクレオチド複合体を含み、前記オリゴヌクレオチド複合体は、前記第2の表面領域の空間的に離散した位置に位置し、そのそれぞれは、
第4のDNA配列と、第3のオリゴヌクレオチドを前記第2の表面領域に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第3のオリゴヌクレオチド、及び
第5のDNA配列と第6のDNA配列とを含む第4のオリゴヌクレオチドであって、前記第5の配列は、前記第4の配列に相補的である、第4のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2の配列は、前記第5の配列に相補的であるか、又は前記第6の配列に相補的である、装置。 - 前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光部分を含む、請求項19又は20に記載の装置。
- 前記第1又は第2のオリゴヌクレオチドが、蛍光消光剤を含む、請求項19又は20に記載の装置。
- 前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、請求項19〜22のいずれか一項に記載の装置。
- 前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、請求項19〜22のいずれか一項に記載の装置。
- 前記第1、第2、第3、及び/又は第4のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、約5〜約120ヌクレオチドの長さを有する、請求項19〜24のいずれか一項に記載の装置。
- 流体反応チャンバであって、
第1の表面と、
前記第1の表面に接触しない第2の表面であって、前記第1及び第2の表面が互いに対向する、第2の表面と、
前記第1の表面及び前記第2の表面に接触し、前記反応チャンバの外側境界を形成する、材料と、
前記第1の表面及び前記第2の表面に接触し、前記反応チャンバの内側境界を形成する、材料と
を含み、
前記第1の表面は、複数のオリゴヌクレオチド複合体を含み、前記オリゴヌクレオチド複合体は、前記第1の表面の空間的に離散した領域に位置し、前記オリゴヌクレオチド複合体はそれぞれ、
第1のDNA配列と、第1のオリゴヌクレオチドを前記表面に不可逆的に連結するための連結部分とを含む、第1のオリゴヌクレオチド、及び
第2のDNA配列と第3のDNA配列とを含む第2のオリゴヌクレオチド
を含み、
前記第2のDNA配列は、前記第1のDNA配列に相補的であり、それにハイブリダイズされ、
前記第2のDNAオリゴヌクレオチドは、前記第1の表面に不可逆的に連結されず、任意で蛍光部分を含まない、流体反応チャンバ。 - 前記第2のDNA配列のそれぞれが同一である、請求項26に記載の流体反応チャンバ。
- 前記第2のDNA配列のそれぞれが同一ではない、請求項26に記載の流体反応チャンバ。
- 前記第1のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光部分を含む、請求項26〜28のいずれか一項に記載の流体反応チャンバ。
- 前記第2のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、蛍光消光剤部分を含む、請求項29に記載の流体反応チャンバ。
- 前記空間的に離散した領域のそれぞれが、第4のDNA配列と第5のDNA配列とを含む第3のオリゴヌクレオチドを更に含み、前記第4のDNA配列は、前記第3のDNA配列に相補的である、請求項26に記載の流体反応チャンバ。
- 前記第3のオリゴヌクレオチドがそれぞれ、蛍光消光剤部分を含む、請求項31に記載の流体反応チャンバ。
- 前記第1、第2、及び/又は第3のオリゴヌクレオチドのそれぞれが、約5〜約120ヌクレオチドの長さを有する、請求項26〜32のいずれか一項に記載の流体反応チャンバ。
- 前記チャンバの前記内側及び外側の境界を形成する第1及び第2の表面に接触する前記材料が、40マイクロメートル(40μm)〜2ミリメートル(2mm)の厚さを有する、請求項26〜33のいずれか一項に記載の流体反応チャンバ。
- 前記流体反応チャンバが均一な温度ではなく、前記反応チャンバの最高温度領域が前記反応チャンバの最低温度領域より少なくとも10℃高い、請求項26〜34のいずれか一項に記載の流体反応チャンバ。
- 前記流体反応チャンバ内に配置された流体を更に含み、前記流体溶液は、DNAポリメラーゼ、dNTP及びPCR緩衝液を含む、請求項26〜35のいずれか一項に記載の流体反応チャンバ。
- 標的核酸を増幅する方法であって、
(a)請求項26〜36のいずれか一項に記載の流体反応チャンバを提供する工程であって、前記流体反応チャンバは、第1及び第2の熱源と動作可能な関係にあり、前記第1及び第2の熱源は、環状チャンバに異なる第1及び第2の熱レベルを適用することができ、前記第1及び第2の熱レベルは同一ではない、工程と、
(b)前記流体反応チャンバ内に標的核酸配列、DNAポリメラーゼ、dNTP及びポリメラーゼ連鎖反応(PCR)緩衝液を含む流体を導入する工程と、
(c)第1及び第2の熱レベルを前記流体反応チャンバに適用する工程と
を含む、方法。 - 前記標的核酸の増幅を検出する工程を更に含む、請求項37に記載の方法。
- 前記流体が、非特異的な核酸染色色素を更に含む、請求項37又は38に記載の方法。
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