JP2019196046A - 車両用ドアラッチの解除装置 - Google Patents

車両用ドアラッチの解除装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電動アクチュエータの非作動状態において、ドアラッチによる車両用ドアのロック状態を解除するのに必要な操作を簡略化しつつ、この操作を乗員が感覚的に認識することができる車両用ドアラッチの解除装置を得る。【解決手段】車両用ドアラッチ解除装置10では、ドアラッチ24と機械的に接続されたインサイドハンドル38を備えており、インサイドハンドル38が乗員の手によって操作されることでドアラッチ24によるサイドドア12のロック状態を解除可能とされている。しかも、インサイドハンドル38は、プッシュスイッチ36の周縁部に設けられており、乗員はインサイドハンドル38がドアラッチ24によるサイドドア12のロック状態を解除するのに用いられるものであることを認識し易くなっている。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ドアラッチの解除装置に関する。
下記特許文献1には、車両用ドアのラッチ解除装置に関する発明が開示されている。この車両用ドアのラッチ解除装置では、車両用ドアにドアの厚さ方向周りに回動可能にインサイドハンドルが取り付けられている。このインサイドハンドルには、プッシュボタンが設けられており、このプッシュボタンが乗員によって通常操作されると、電動アクチュエータが作動して、ドアラッチによる車両用ドアのロック状態が解除されるようになっている。
一方、電動アクチュエータがバッテリ上がり等によって作動不良となっている状態においては、プッシュボタンを通常操作よりも大きなストロークで押し込む非常操作によって、ドアラッチによる車両用ドアのロック状態が機械的に解除されるようになっている。
特開2014−15764号公報
ところで、上記のような構成では、電動アクチュエータの作動状態に関わらず、乗員はドアラッチによる車両用ドアのロック状態を解除するのにプッシュボタンを操作することとなる。そして、電動アクチュエータが作動可能な状態においても、乗員は、プッシュボタンを必要以上に押し込む操作、すなわち非常操作を行ってしまうことが考えられる。
この点、上記特許文献1に記載の先行技術では、インサイドハンドルに規制解除用操作部材が設けられており、規制解除用操作部材の非操作状態では、プッシュボタンの非常操作が規制されるようになっている。一方、規制解除用操作部材が乗員に操作されている状態では、プッシュボタンの非常操作が許容されるようになっている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の先行技術では、電動アクチュエータの非作動状態において、ドアラッチによる車両用ドアのロック状態を解除するのに、乗員はプッシュボタン及び規制解除用操作部材を同時に操作する必要がある。このため、電動アクチュエータの非作動状態において、ドアラッチによる車両用ドアのロック状態を解除するのに必要な操作を、乗員が感覚的に認識することが困難となることが考えられる。つまり、上記特許文献1に記載の先行技術は、電動アクチュエータの非作動状態において、ドアラッチによる車両用ドアのロック状態を解除するのに必要な操作を簡略化しつつ、この操作を乗員が感覚的に認識することを可能とするという観点においては改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、電動アクチュエータの非作動状態において、ドアラッチによる車両用ドアのロック状態を解除するのに必要な操作を簡略化しつつ、この操作を乗員が感覚的に認識することができる車両用ドアラッチの解除装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係る車両用ドアラッチの解除装置は、車両用ドアの車室内側の部分に設けられ、乗員の手による入力に基づいて作動して入力信号を出力可能な入力部と、前記入力信号に基づいて駆動され、ドアラッチによる前記車両用ドアのロック状態を解除可能な電動アクチュエータと、前記入力部の周縁部に設けられると共に、前記ドアラッチと機械的に接続され、前記乗員の手によって操作されることで前記ロック状態を解除可能な操作部と、を有している。
請求項1に記載の本発明によれば、車両用ドアの車室内側の部分に入力部が設けられており、当該入力部に乗員の手による入力が行われると、入力部は当該入力に基づいて作動して入力信号を出力する。そして、入力部から出力された入力信号に基づいて電動アクチュエータが駆動され、ドアラッチによる車両用ドアのロック状態が解除される。
ところで、電動アクチュエータがバッテリ上がり等によって作動不良となっている状態においては、電力を用いることなく、ドアラッチによる車両用ドアのロック状態を解除する手段が必要となる。また、ドアラッチによるロック状態を解除するのに必要な操作を乗員が感覚的に認識可能であることが好ましい。
ここで、本発明では、ドアラッチと機械的に接続された操作部を備えており、当該操作部が乗員の手によって操作されることでドアラッチによる車両用ドアのロック状態を解除可能とされている。このため、電動アクチュエータが作動不良となっている状態においても、乗員は操作部を操作することで、ドアラッチによる車両用ドアのロック状態を解除することができる。しかも、操作部は、入力部の周縁部に設けられており、乗員は操作部が入力部と同様に、ドアラッチによる車両用ドアのロック状態を解除するのに用いられるものであることを認識し易くなっている。
請求項2に記載の本発明に係る車両用ドアラッチの解除装置は、請求項1に記載の発明において、前記入力部は、前記乗員の手によって押圧されることで作動可能とされ、前記操作部は、前記入力部が前記乗員の手で押圧される方向の力で回動されることで操作可能とされている。
請求項2に記載の本発明によれば、入力部は、乗員の手によって押圧されることで作動するようになっており、操作部は、当該入力部が乗員の手で押圧される方向の力で回動されることで操作されるようになっている。このため、入力部及び操作部において、乗員の手による入力方向を同じ方向に設定することができる。
請求項3に記載の本発明に係る車両用ドアラッチの解除装置は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記車両用ドアの車室内側の部分に設けられた枠状の枠体部をさらに有し、前記入力部及び前記操作部は、車両用シートに着座した状態の前記乗員から見て前記枠体部の内側に収まっている。
請求項3に記載の本発明によれば、車両用ドアの車室内側の部分に枠状の枠体部が設けられている。そして、車両用シートに着座した状態の乗員から見て枠体部の内側には、入力部及び操作部が収まっている。このため、乗員は、操作部の存在を認識し易くなると共に、操作部が入力部と同様の機能を有するものであることを認識し易くなる。
請求項4に記載の本発明に係る車両用ドアラッチの解除装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の発明において、前記車両用ドアの車室内側の部分に設けられると共に、プルハンドル部を備えたアームレストをさらに有し、前記入力部及び前記操作部は、前記プルハンドル部における車両幅方向内側の側面部に配置されている。
請求項4に記載の本発明によれば、車両用ドアの車室内側の部分にプルハンドル部を備えたアームレストが設けられている。そして、プルハンドル部における車両幅方向内側の側面部には、入力部及び操作部が配置されている。このため、乗員は、プルハンドル部を把持した状態で、入力部への入力や操作部の操作を行うことができる。
請求項5に記載の本発明に係る車両用ドアラッチの解除装置は、請求項3を引用する請求項4に記載の発明において、前記プルハンドル部には、車両幅方向内側から見て前記枠体部の内側に車両幅方向外側に凹んだ凹部が設けられている。
請求項5に記載の本発明によれば、プルハンドル部に凹部が設けられており、当該凹部は、車両幅方向内側から見て枠体部の内側に位置していると共に、車両幅方向外側に凹んでいる。このため、プルハンドル部における操作部が設けられている部分に乗員の手の指を入れることが可能なスペースを確保することができ、その結果、乗員は手の指に操作部を引っ掛けて当該操作部を操作することができる。
請求項6に記載の本発明に係る車両用ドアラッチの解除装置は、請求項5に記載の発明において、前記操作部は、車両幅方向内側から見て枠状とされていると共に、当該操作部の車両後方側の部分が車両上下方向周りに回動可能に前記プルハンドル部に支持されており、前記操作部の車両前方側の部分は、前記枠体部の車両前方側の部分に対して車両前後方向に間隔をあけて配置されている。
請求項6に記載の本発明によれば、操作部が車両幅方向内側から見て枠状とされており、当該操作部の車両後方側の部分は、車両上下方向周りに回動可能にプルハンドル部に支持されている。一方、操作部の車両前方側の部分は、枠体部の車両前方側の部分に対して車両前後方向に間隔をあけて配置されている。このため、乗員は、プルハンドル部を把持しつつ、枠体部の車両前方側の部分と操作部の車両前方側の部分との間に手の指を入れた状態で、操作部を車両上下方向周りに回動させることができる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明に係る車両用ドアラッチの解除装置は、電動アクチュエータの非作動状態において、ドアラッチによる車両用ドアのロック状態を解除するのに必要な操作を簡略化しつつ、この操作を乗員が感覚的に認識することができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載の本発明に係る車両用ドアラッチの解除装置は、乗員が操作部の操作方法を容易に認識することができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載の本発明に係る車両用ドアラッチの解除装置は、電動アクチュエータが作動不良となっている状態において、ドアラッチによる車両用ドアのロック状態を解除するために操作する部位を、乗員が容易に認識することができるという優れた効果を有する。
請求項4に記載の本発明に係る車両用ドアラッチの解除装置は、乗員がドアラッチによる車両用ドアのロック状態の解除操作から車両用ドアの展開までを円滑に行うことができるという優れた効果を有する。
請求項5に記載の本発明に係る車両用ドアラッチの解除装置は、乗員がプルハンドル部を把持した状態で操作部の操作をし易くすることができるという優れた効果を有する。
請求項6に記載の本発明に係る車両用ドアラッチの解除装置は、操作部の操作性をより向上させることができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る車両用ドアラッチ解除装置におけるインサイドハンドル並びにその周辺部の構成を示す車室内側から見た斜視図である。 第1実施形態に係る車両用ドアラッチ解除装置におけるインサイドハンドル及びプッシュスイッチの構成を示す車室内側から見た斜視図である。 第1実施形態に係る車両用ドアラッチ解除装置におけるインサイドハンドル及びプッシュスイッチの構成を示す車室外側から見た斜視図である。 第1実施形態に係る車両用ドアラッチ解除装置が設けられたドアトリムの構成を車両幅方向内側から見た側面図である。 第1実施形態に係る車両用ドアラッチ解除装置の構成を模式的に示す車両幅方向内側から見た側面図である。 第1実施形態に係る車両用ドアラッチ解除装置のインサイドハンドル、プッシュスイッチ及びベゼルの構成を模式的に示す車両幅方向内側から見た側面図である。 第1実施形態の変形例に係る車両用ドアラッチ解除装置のインサイドハンドル、プッシュスイッチ及びベゼルの構成を模式的に示す車両幅方向内側から見た側面図である。 第2実施形態に係る車両用ドアラッチ解除装置のインサイドハンドル、プッシュスイッチ及びベゼルの構成を模式的に示す車両幅方向内側から見た側面図である。 第2実施形態の第1変形例に係る車両用ドアラッチ解除装置のインサイドハンドル、プッシュスイッチ及びベゼルの構成を模式的に示す車両幅方向内側から見た側面図である。 第2実施形態の第2変形例に係る車両用ドアラッチ解除装置のインサイドハンドル、プッシュスイッチ及びベゼルの構成を模式的に示す車両幅方向内側から見た側面図である。
<第1実施形態>
以下、図1〜図7を用いて、本発明に係る車両用ドアラッチ解除装置の第1実施形態について説明する。なお、各図に適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向右側を示している。
まず、図4及び図5を用いて、本実施形態に係る「車両用ドアラッチ解除装置10(以下、ドアラッチ解除装置10と称する)」が設けられた車両用ドアとしての「フロントサイドドア12(以下、サイドドア12と称する)の概略構成について説明する。なお、本実施形態では、右ハンドル車の運転席側に配置されたフロントサイドドアを例に挙げて説明することとする。
また、サイドドア12は、図示しない車体に設けられたドア開口部を閉塞した状態(サイドドア12が閉じた状態)において、その幅方向(ドア幅方向)が車両前後方向と一致し、その厚さ方向(ドア厚さ方向)が車両幅方向と一致し、その上下方向(ドア上下方向)が車両上下方向と一致している。なお、以下の説明で用いるドア幅方向、ドア厚さ方向及びドア上下方向は、何れもサイドドア12が閉じた状態での方向を指している。
図5に示されるように、サイドドア12は、その主な部分を構成するドア本体部14と、サイドドア12の車室内側の部分を構成する樹脂製のドアトリム16とを備えている。そして、ドア本体部14は、その車両幅方向外側の部分を構成する図示しない金属製のドアアウタパネルと、その車両幅方向内側の部分を構成する金属製のドアインナパネル18とを含んで構成されている。ドアアウタパネルは、車両上下方向及び車両前後方向に延在すると共に、車両上下方向から見た断面視で車両前後方向中央部が車両幅方向外側に凸となるようにかつ車両前後方向から見た断面視で車両上下方向中央部が車両幅方向外側に凸となるように湾曲している。
一方、ドアインナパネル18は、車両上下方向及び車両前後方向に延在していると共に、複数箇所にメンテナンス作業等に用いられるサービスホールが形成されている。また、ドアインナパネル18の周縁部は、ヘミング加工によってドアアウタパネルの周縁部と接合されており、ドアアウタパネルとドアインナパネル18との間には、車両前後方向及び車両幅方向に奥行きを有する内部空間が形成された状態となっている。そして、ドア本体部14の内側には、ロック装置20及びドアラッチ解除装置10の一部を構成する「電動アクチュエータ22」が配置されている。なお、サイドドア12は、そのドア幅方向一方側(車両前方側)の部分が、図示しないヒンジ部を介して車両上下方向周りに回動可能に車体に連結されている。
ロック装置20は、ドア本体部14のドア幅方向他方側(車両後方側)の端部に配置されていると共に、「ドアラッチ24」を備えており、当該ドアラッチ24は、サイドドア12が閉じた状態において、図示しない車体に設けられたストライカに係合されるようになっている。つまり、サイドドア12は、ドアラッチ24がストライカに係合されることで、ロック状態となるようになっている。
一方、電動アクチュエータ22は、図示しないモータ等を含んで構成されていると共に、ロック装置20と連結されており、電動アクチュエータ22が駆動されることで、ドアラッチ24が作動するようになっている。
図4に示されるように、ドアトリム16は、サイドドア12の車室内側の意匠面を構成している。詳しくは、ドアトリム16は、車室内側から見てドアインナパネル18を覆う板状のドアトリム本体部26と、当該ドアトリム本体部26と一体に設けられた「アームレスト28」とを備えている。
アームレスト28は、ドアトリム本体部26のドア上下方向中央部において、当該ドアトリム本体部26からドア厚さ方向一方側(車両幅方向内側)に膨出されており、その外形がドア幅方向に延びる略直方体状とされている。このアームレスト28には、その車両上方側の部分を構成する上面部28Aから車両下方側に凹むと共に、ドアトリム本体部26に沿って延びる凹部30が設けられている。そして、アームレスト28に凹部30が設けられることで、アームレスト28における凹部30のドア厚さ方向一方側の部分は、乗員が把持可能な「プルハンドル部28B」とされている。
ここで、本実施形態では、図1に示されるように、プルハンドル部28Bのドア厚さ方向一方側の部分を構成する「側面部28B1」に、ドアラッチ解除装置10の一部を構成するベゼル32及びロック解除ユニット34が設けられている点に特徴がある。以下、本実施形態の要部であるベゼル32及びロック解除ユニット34の構成について詳細に説明することとする。
図6にも示されるように、ベゼル32は、その主な部分を構成する「ベゼル本体部32A」と、「枠体部32B」とを含んで構成されている。ベゼル本体部32Aは、ドア厚さ方向一方側から見てドア幅方向に延びる矩形状とされると共にドア厚さ方向一方側に開放された箱状に形成されている。なお、ベゼル本体部32Aをプルハンドル部28Bの一部と見なせば、ベゼル本体部32Aは、プルハンドル部28Bに設けられると共にドア厚さ方向一方側に凹んだ凹部と見なすことができる。
一方、枠体部32Bは、ドア厚さ方向一方側から見てベゼル本体部32Aのドア厚さ方向一方側の周縁部に沿う略矩形枠状とされると共に、ベゼル本体部32Aと一体に設けられている。つまり、ドア厚さ方向一方側から見てベゼル本体部32Aは、枠体部32Bの内側に位置している。そして、ベゼル32には、ベゼル本体部32Aの内側に収まるように、ロック解除ユニット34が取り付けられている。
図2及び図3にも示されるように、ロック解除ユニット34は、入力部としての「プッシュスイッチ36」と、操作部としての「インサイドハンドル38」とを備えている。
プッシュスイッチ36は、その外形が、ドア厚さ方向から見てドア幅方向に延びる矩形状とされていると共に、上述した電動アクチュエータ22と電気的に接続されている。このプッシュスイッチ36は、乗員側に面する接触面部36Aが乗員の手でドア厚さ方向に押圧されることで、入力信号を電動アクチュエータ22に出力可能とされている。
そして、サイドドア12がドアラッチ24によってロック状態とされているときに、プッシュスイッチ36からの入力信号が電動アクチュエータ22に入力されると、電動アクチュエータ22が駆動し、ドアラッチ24とストライカとの係合状態が解除されるようになっている。つまり、電動アクチュエータ22が作動可能な状態でかつサイドドア12のロック状態において、プッシュスイッチ36が押圧されると、サイドドア12はアンロック状態となるようになっている。
インサイドハンドル38は、その主な部分を構成するハンドル本体部38Aと、当該ハンドル本体部38Aと一体に設けられた延出部38Bとを含んで構成されている。ハンドル本体部38Aは、その全体ではドア厚さ方向から見てドア幅方向に延びる矩形状とされると共に、ドア厚さ方向に所定の厚みを有する板状とされている。
そして、ハンドル本体部38Aのドア幅方向他方側の端部38A1には、ドア上下方向に貫通された被挿通部40が設けられており、当該被挿通部40には、プルハンドル部28Bに設けられた図示しない軸部が係止されている。これにより、インサイドハンドル38は、図1に示されるように、プルハンドル部28Bに対してドア上下方向(軸線L)周りに回動可能とされている。つまり、インサイドハンドル38は、プッシュスイッチ36が乗員の手で押圧される方向の力で回動可能とされている。
また、図6にも示されるように、インサイドハンドル38がプルハンドル部28Bに取り付けられた状態では、ドア厚さ方向一方側から見てインサイドハンドル38及びプッシュスイッチ36が、ベゼル32の枠体部32Bの内側に収まった状態となっている。つまり、ロック解除ユニット34は、車両用シートとしての「シート42」に着座した状態の乗員から見て枠体部32Bの内側に収まっている(図4参照)。さらに、ハンドル本体部38Aのドア幅方向一方側の端部は、枠体部32Bにおけるドア幅方向一方側の部分に対してドア幅方向に間隔Dをあけて配置された状態となっている。なお、間隔Dは、乗員の手の指が入る大きさに設定されている。
加えて、ハンドル本体部38Aには、当該ハンドル本体部38Aのドア厚さ方向一方側の部分を構成する表面部38A2からドア厚さ方向他方側(車両幅方向外側)に凹む凹部44が設けられている。そして、凹部44の内側には、プッシュスイッチ36が配置されている。つまり、ハンドル本体部38Aは、ドア厚さ方向一方側から見てプッシュスイッチ36の周縁部に沿う枠状とされている。
より詳しくは、図3に示されるように、ハンドル本体部38Aのドア厚さ方向他方側の部分を構成する裏面部38A3には、ドア厚さ方向に貫通された一対の被挿通部46が設けられており、当該被挿通部46は互いに対してドア幅方向に間隔をあけて配置されている。一方、プッシュスイッチ36における接触面部36Aと反対側には、被挿通部46に挿通可能な一対の円筒状の突起部36Bが設けられている。そして、プッシュスイッチ36は、突起部36Bが被挿通部46に挿通された状態で凹部44に嵌合されると共に、突起部36Bにハンドル本体部38Aの裏面部38A3側から図示しないタッピンネジが締結されることで、ハンドル本体部38Aに固定されている。
なお、ハンドル本体部38Aの裏面部38A3には、プッシュスイッチ36から延びるハーネス48(図5参照)を挿通可能な被挿通部50が設けられており、被挿通部50から延出されたハーネス48は、電動アクチュエータ22に接続されている。
一方、延出部38Bは、ハンドル本体部38Aの端部38A1における裏面部38A3側からドア厚さ方向他方側に延びる略直方体状とされており、その先端部には、係止部38B1が設けられている。係止部38B1は、ドア幅方向他方側からドア幅方向一方側に湾曲しつつ延びる鉤状とされており、当該係止部38B1には、一端部がドアラッチ24に直接又は部材を介して連結されたワイヤ52(図5参照)の他端部が係止されている。つまり、インサイドハンドル38は、ワイヤ52を介してドアラッチ24と機械的に接続された状態となっている。なお、インサイドハンドル38の構成を理解し易くするため、図3にはハーネス48及びワイヤ52を図示していない。
そして、上記のように構成されたドアラッチ解除装置10では、インサイドハンドル38が回動されてワイヤ52の張力がドアラッチ24に伝達されることで、当該ドアラッチ24が駆動され、ドアラッチ24とストライカとの係合状態が解除されるようになっている。つまり、本実施形態では、サイドドア12のロック状態において、インサイドハンドル38を操作することによってもサイドドア12をアンロック状態にすることができる。
(本実施形態の作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果を説明する。
本実施形態では、図1に示されるように、サイドドア12の車室内側の部分にプッシュスイッチ36が設けられており、プッシュスイッチ36に乗員の手による入力が行われると、プッシュスイッチ36は当該入力に基づいて作動して入力信号を出力する。そして、プッシュスイッチ36から出力された入力信号に基づいて電動アクチュエータ22が駆動され、ドアラッチ24によるサイドドア12のロック状態が解除される。
ところで、電動アクチュエータ22がバッテリ上がり等によって作動不良となっている状態においては、電力を用いることなく、ドアラッチ24によるサイドドア12のロック状態を解除する手段が必要となる。また、ドアラッチ24によるロック状態を解除するのに必要な操作を乗員が感覚的に認識可能であることが好ましい。
ここで、本実施形態では、ドアラッチ24と機械的に接続されたインサイドハンドル38を備えており、インサイドハンドル38が乗員の手によって操作されることでドアラッチ24によるサイドドア12のロック状態を解除可能とされている。このため、電動アクチュエータ22が作動不良となっている状態においても、乗員はインサイドハンドル38を操作することで、ドアラッチ24によるサイドドア12のロック状態を解除することができる。しかも、インサイドハンドル38は、プッシュスイッチ36の周縁部に設けられており、乗員はインサイドハンドル38がプッシュスイッチ36と同様に、ドアラッチ24によるサイドドア12のロック状態を解除するのに用いられるものであることを認識し易くなっている。したがって、本実施形態では、電動アクチュエータ22の非作動状態において、ドアラッチ24によるサイドドア12のロック状態を解除するのに必要な操作を簡略化しつつ、この操作を乗員が感覚的に認識することができる。
また、本実施形態では、プッシュスイッチ36が乗員の手によって押圧されることで作動するようになっており、インサイドハンドル38は、プッシュスイッチ36が乗員の手で押圧される方向の力で回動されることで操作されるようになっている。このため、プッシュスイッチ36及びインサイドハンドル38において、乗員の手による入力方向を同じ方向に設定することができる。したがって、本実施形態では、乗員がインサイドハンドル38の操作方法を容易に認識することができる。
また、本実施形態では、サイドドア12の車室内側の部分にベゼル32が配置されており、ベゼル32には、枠状の枠体部32Bが設けられている。そして、シート42に着座した状態の乗員から見て枠体部32Bの内側には、プッシュスイッチ36及びインサイドハンドル38が収まっている。このため、乗員は、インサイドハンドル38の存在を認識し易くなると共に、インサイドハンドル38がプッシュスイッチ36と同様の機能を有するものであることを認識し易くなる。したがって、本実施形態では、電動アクチュエータ22が作動不良となっている状態において、ドアラッチ24によるサイドドア12のロック状態を解除するために操作する部位を、乗員が容易に認識することができる。
また、本実施形態では、サイドドア12の車室内側の部分にプルハンドル部28Bを備えたアームレスト28が設けられている。そして、プルハンドル部28Bにおける車両幅方向内側の側面部28B1には、プッシュスイッチ36及びインサイドハンドル38が配置されている。このため、乗員は、プルハンドル部28Bを把持した状態で、プッシュスイッチ36への入力やプルハンドル部28Bの操作を行うことができる。したがって、本実施形態では、乗員がドアラッチ24によるサイドドア12のロック状態の解除操作からサイドドア12の展開までを円滑に行うことができる。
また、本実施形態では、プルハンドル部28Bにベゼル本体部32Aが設けられており、ベゼル本体部32Aは、車両幅方向内側から見て枠体部32Bの内側に位置していると共に、車両幅方向外側に凹んでいる。このため、プルハンドル部28Bにおけるインサイドハンドル38が設けられている部分に乗員の手の指を入れることが可能なスペースを確保することができ、その結果、乗員は手の指にインサイドハンドル38を引っ掛けてインサイドハンドル38を操作することができる。したがって、本実施形態では、乗員がプルハンドル部28Bを把持した状態でインサイドハンドル38の操作をし易くすることができる。
加えて、本実施形態では、インサイドハンドル38が車両幅方向内側から見て枠状とされており、インサイドハンドル38の車両後方側の部分は、車両上下方向周りに回動可能にプルハンドル部28Bに支持されている。一方、インサイドハンドル38の車両前方側の部分は、枠体部32Bの車両前方側の部分に対して車両前後方向に間隔Dをあけて配置されている。このため、乗員は、プルハンドル部28Bを把持しつつ、枠体部32Bの車両前方側の部分とインサイドハンドル38の車両前方側の部分との間に手の指を入れた状態で、インサイドハンドル38を車両上下方向周りに回動させることができる。したがって、本実施形態では、インサイドハンドル38の操作性をより向上させることができる。
さらに加えて、本実施形態では、プッシュスイッチ36とインサイドハンドル38とが一体化されている。このため、サイドドア12の車室内側の意匠面に配置される部品の個数を低減することができ、プッシュスイッチ36とインサイドハンドル38とが別の箇所に配置されている構成と比し、車室内の意匠性を向上させることができる。また、プッシュスイッチ36とインサイドハンドル38とが別の箇所に配置されている構成と比し、ワイヤ52及びハーネス48の配索を簡略化することができ、その結果、ドアインナパネル18に設けられるサービスホールの個数を低減する等、サイドドア12の構成の簡略化を図ることができる。
<第1実施形態の変形例>
本実施形態では、インサイドハンドル38の形状を適宜変更することも可能である。例えば、図7に示されるように、ハンドル本体部38Aを、そのドア幅方向一方側の部分がベゼル32の枠体部32Bにおけるドア幅方向一方側の部分に沿うように構成し、ハンドル本体部38Aにプッシュスイッチ36と隣接する貫通部54を設ける構成としてもよい。そして、ハンドル本体部38Aのドア幅方向一方側の部分とプッシュスイッチ36との間には、ドア幅方向に間隔Dを確保するようにしてもよい。
このような構成によれば、乗員は、貫通部54に手の指を入れた状態で、インサイドハンドル38を車両上下方向周りに回動させることができる。このため、ベゼル32の形状によらず、インサイドハンドル38の操作性を向上させることができる。
<第2実施形態>
以下、図8を用いて、本発明に係る車両用ドアラッチ解除装置の第2実施形態について説明する。なお、上述した第1実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る「車両用ドアラッチ解除装置60」は、基本的に第1実施形態と同様の構成とされているものの、車両用ドアラッチ解除装置60では、プッシュスイッチ36と、操作部としての「インサイドハンドル62」とが別体とされている点に特徴がある。
具体的には、インサイドハンドル62は、ドア厚さ方向一方側から見てドア幅方向他方側が開放された略C字状に構成されている。このインサイドハンドル62は、そのドア幅方向他方側の端部が、図示しないドア上下方向に延びる軸部を介してプルハンドル部28Bに支持されている。これにより、インサイドハンドル62は、ベゼル32に対してドア上下方向(軸線L)周りに回動可能とされている。
一方、プッシュスイッチ36は、ベゼル32に図示しない固定部材で固定されている。また、本実施形態では、ベゼル32にハーネス48が挿通される図示しない被挿通部が設けられている。なお、本実施形態においても、インサイドハンドル62のドア幅方向一方側の部分とプッシュスイッチ36との間には、ドア幅方向に間隔Dが確保されている。
このような構成によれば、プッシュスイッチ36をドア本体部14に対して固定することができ、ハーネス48等の配索の自由度を確保することができる。
<第2実施形態の第1変形例>
本実施形態では、インサイドハンドル62の形状を適宜変更することも可能である。例えば、図9に示されるように、インサイドハンドル62のドア上方側の部分を省略し、ドア厚さ方向一方側から見てインサイドハンドル62がL字状とされていてもよい。このような構成によれば、乗員の指の太さ等に関わらず、インサイドハンドル62の操作性を確保することができる。
<第2実施形態の第2変形例>
また、本実施形態では、図10に示されるように、インサイドハンドル62が、ドア厚さ方向一方側から見てプッシュスイッチ36のドア下方側に隣接して配置されると共に、ドア幅方向に直線的に延びる板状とされていてもよい。
このような構成によれば、ベゼル32やプッシュスイッチ36等インサイドハンドル62の周辺部に配置される部品の構成に応じて、インサイドハンドル62の構成を簡略化することができる。
<上記実施形態の補足説明>
(1) 上述した実施形態では、入力部としてプッシュスイッチ36が用いられていたがこれに限らない。例えば、車室内の構成に応じて、プッシュスイッチ36の代わりに接触センサやタッチパネルを用いる構成としてもよい。また、インサイドハンドルの形状も上述したものに限らず、車室内の構成等に応じて適宜変更可能である。
(2) また、上述した実施形態では、プッシュスイッチ36、ベゼル32及びインサイドハンドルが、プルハンドル部28Bの側面部28B1に設けられていたが、これに限らない。すなわち、シートに着座した状態の乗員から見てプッシュスイッチ36及びインサイドハンドルがベゼル32の枠体部32Bの内側に位置していれば、ドアトリム16等の構成に応じて、プッシュスイッチ36、ベゼル32及びインサイドハンドルをアームレスト28の上面部28Aに配置してもよい。
(3) さらに、上述した実施形態では、ベゼル32がベゼル本体部32Aと、枠体部32Bとを含んで構成されていたが、これに限らない。例えば、車両の内装等に応じて、ベゼル32を枠体部32Bのみで構成すると共に、ベゼル本体部32Aに対応する凹部をプルハンドル部28Bに設けるような構成としてもよい。
(4) 加えて、上述した実施形態では、車両用ドアラッチ解除装置10、60をサイドドア12に設けたが、車両の仕様等に応じて、車両用ドアラッチ解除装置10、60をその他のドアに設けてもよい。
10 車両用ドアラッチ解除装置
12 フロントサイドドア(車両用ドア)
22 電動アクチュエータ
24 ドアラッチ
28 アームレスト
28B プルハンドル部
28B1 側面部
32A ベゼル本体部
32B 枠体部(凹部)
36 プッシュスイッチ(入力部)
38 インサイドハンドル(操作部)
42 シート(車両用シート)
60 車両用ドアラッチ解除装置
62 インサイドハンドル(操作部)

Claims (6)

  1. 車両用ドアの車室内側の部分に設けられ、乗員の手による入力に基づいて作動して入力信号を出力可能な入力部と、
    前記入力信号に基づいて駆動され、ドアラッチによる前記車両用ドアのロック状態を解除可能な電動アクチュエータと、
    前記入力部の周縁部に設けられると共に、前記ドアラッチと機械的に接続され、前記乗員の手によって操作されることで前記ロック状態を解除可能な操作部と、
    を有する車両用ドアラッチの解除装置。
  2. 前記入力部は、前記乗員の手によって押圧されることで作動可能とされ、
    前記操作部は、前記入力部が前記乗員の手で押圧される方向の力で回動されることで操作可能とされている、
    請求項1に記載の車両用ドアラッチの解除装置。
  3. 前記車両用ドアの車室内側の部分に設けられた枠状の枠体部をさらに有し、
    前記入力部及び前記操作部は、車両用シートに着座した状態の前記乗員から見て前記枠体部の内側に収まっている、
    請求項1又は請求項2に記載のドアラッチの解除装置。
  4. 前記車両用ドアの車室内側の部分に設けられると共に、プルハンドル部を備えたアームレストをさらに有し、
    前記入力部及び前記操作部は、前記プルハンドル部における車両幅方向内側の側面部に配置されている、
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のドアラッチの解除装置。
  5. 前記プルハンドル部には、車両幅方向内側から見て前記枠体部の内側に車両幅方向外側に凹んだ凹部が設けられている、
    請求項3を引用する請求項4に記載のドアラッチの解除装置。
  6. 前記操作部は、車両幅方向内側から見て枠状とされていると共に、当該操作部の車両後方側の部分が車両上下方向周りに回動可能に前記プルハンドル部に支持されており、
    前記操作部の車両前方側の部分は、前記枠体部の車両前方側の部分に対して車両前後方向に間隔をあけて配置されている、
    請求項5に記載のドアラッチの解除装置。
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