JP2008273326A - グラブボックス - Google Patents

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泰志 山口
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Abstract

【課題】ロック手段を電動モータで駆動でき、外部電源がオフ状態にあるときにもロック手段によるロックを解除でき、グラブドアの重量増加を抑制できるグラブボックスを提供する。
【解決手段】箱状の収納部2を持ち、自動車に取り付けられるグラブボックス1に、グラブドア3を閉位置にロックするロック手段41、42と、電動モータ5と、グラブドア3と別体であり電動モータ5の回転運動に従動してロック手段41、42を少なくともロック位置から解除位置に変位させる連結手段6と、車室内に露出し連結手段6に対して変位可能である操作部72と連結手段6と操作部72とを接続し操作部72の変位を連結手段6に伝達する伝達部71とを持つ操作手段7と、を設け、このうち連結手段6と操作手段7とをグラブドア3と別体にする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車に取り付けられるグラブボックスに関する。
車両用内装品の一種であり、箱状の収納部を持つグラブボックスとしては、従来から種々のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一般に、グラブボックスはグラブドアとロック手段とを持つ。グラブドアは、収納部を車室内から遮蔽する閉位置と、収納部を車室内に露出させる開位置と、の間を変位する部材である。ロック手段は、グラブドアを閉位置にロックする部材である。グラブボックスは、一般に助手席の前方に配設されている。このため、運転席側からは、ロック手段を解除操作し難い。
ロック手段を電動モータで駆動すれば、運転席側からでもロック手段を容易に解除操作できると考えられる。しかしこの場合には、自動車の外部電源がオフ状態にあるときにはロック手段を解除できず、収納部に収納した物品を取り出せなくなる問題があった。
また、電動モータを配設することでグラブボックスの部品点数が増加し、グラブドアの重量が大きくなる。グラブドアの重量が大きくなると、グラブドアの開閉操作性が悪くなる問題があった。
特開2006−307512号公報
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、ロック手段を電動モータで駆動でき、外部電源がオフ状態にあるときにもロック手段によるロックを解除でき、グラブドアの重量増加を抑制できるグラブボックスを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のグラブボックスは、箱状の収納部2を持ち、自動車に取り付けられるグラブボックス1であって、収納部2を車室内から遮蔽する閉位置と、収納部2を車室内に露出させる開位置と、の間を変位するグラブドア3と、グラブドア3を閉位置にロックするロック位置と、ロックを解除する解除位置と、の間を変位するロック手段41、42と、外部電源に接続されている電動モータ5と、グラブドア3と別体であり、ロック手段41、42と電動モータ5とを接続し、電動モータ5の回転運動に従動してロック手段41、42を少なくともロック位置から解除位置に変位させる連結手段6と、車室内に露出し連結手段6に対して変位可能である操作部72と、グラブドア3と別体であり連結手段6と操作部72とを接続し操作部72の変位を連結手段6に伝達する伝達部71と、を持つ操作手段7と、を備えることを特徴とする。
本発明のグラブボックスは、下記の(1)を備えることが好ましい。
(1)上記ロック手段41、42は上記グラブドア3と別体であり、上記連結手段6は、棹状をなしロック手段41、42と一体化しているロッド部61、62を持つ。
本発明のグラブボックスは電動モータを持つ。電動モータは、連結手段を介してロック手段を閉位置から開位置に駆動する。よって、本発明のグラブボックスは運転席からでも容易にロック解除できる。
また本発明のグラブボックスは、操作手段によって連結手段を操作できる。このため、外部電源がオフ状態にあるときにも、ロック解除可能である。
さらに、連結手段と操作手段とがグラブドアと別体であるため、グラブドアの重量増大を抑制できる。
上記(1)を備える本発明のグラブボックスは、ロック手段がグラブドアと別体であるため、グラブドアの重量増大をさらに抑制できる。また、連結手段のロッド部は棹状をなすロック部と一体化しているため、連結手段は電動モータの回転運動および操作手段の変位をロック手段に確実かつ精度高く伝達できる。
以下、本発明のグラブボックスを図面を基に説明する。
(実施例1)
実施例1のグラブボックスは上記(1)を備える。実施例1のグラブボックスを模式的に表す斜視図を図1に示す。実施例1のグラブボックスを模式的に表す断面図を図2〜図4に示す。以下、実施例1において上、下、左、右、前、後とは図1に示す上、下、左、右、前、後を指す。
実施例1のグラブボックス1は、車両のインストルメントパネル9に埋設されている。実施例1のグラブボックス1は、収納部2と、グラブドア3と、2つのロック手段41、42と、電動モータ5と、連結手段6と、操作手段7と、第1付勢手段81と、第2付勢手段82と、第3付勢手段83と、を持つ。
収納部2は、上方に開口する箱状をなす。収納部2の左壁前側には、貫通孔状の第1窓部21が形成されている。収納部2の右壁前側にも同様に、第2窓部22が形成されている。
グラブドア3は板状をなし、収納部2の左壁前側部分と、右壁前側部分とにそれぞれ枢支されている。グラブドア3は枢支軸を中心に回動して、開位置と閉位置との間を変位する。グラブドア3には、コイルバネからなる第3付勢手段83が取り付けられている。第3付勢手段83は、グラブドア3を開位置に向けて付勢する。
図1に示す開位置において、グラブドア3は収納部2の開口を開く(すなわち収納部2を車室内に露出させる)。図2および図3に示す閉位置において、グラブドア3は収納部2の開口を閉じる(すなわち収納部2を車室内から遮蔽する)。グラブドア3のなかで収納部2に枢支されている側とは逆側の端部には、凹状をなす第1ロック受け部31と、凹状をなす第2ロック受け部32とが形成されている。詳しくは、第1ロック受け部31はグラブドア3の後左側に形成されている。第2ロック受け部32はグラブドア3の右後側に形成されている。グラブドア3を閉位置に配置した状態で、第1ロック受け部31は第1窓部21と対面し、第2ロック受け部32は第2窓部22と対面する。
実施例1のグラブボックス1において、一方のロック手段である第1ロック手段41は連結手段6の一部に一体化され、他方のロック手段である第2ロック手段42は連結手段6の他の一部に一体化されている。
詳しくは、第1ロック手段41と第2ロック手段42とは、それぞれ柱状(凸状)をなす。第1ロック手段41は第1ロック受け部31の左側に配置されている。第2ロック手段42は第2ロック受け部32の右側に配置されている。
連結手段6は、第1ロッド部61と、第2ロッド部62と、第1ギア63と、第2ギア64とを持つ。第1ロッド部61および第2ロッド部62は、それぞれ棹状をなす。第1ロッド部61は、第1ロック手段41に一体化されている。第2ロッド部62は第2ロック手段42に一体化されている。
第1ロッド部61は、収納部2の後側に配置され、左右方向に延びる。第1ロッド部61の右前面にはラック(第1ラック611)が形成されている。第2ロッド部62は、収納部2の右側に配置され、左右方向に延びる。第2ロッド部62の後面は、第1ロッド部61の右前面と対向している。第2ロッド部62の後面にはラック(第2ラック622)が形成されている。第1ギア63は、第1ロッド部61の右前面と、第2ロッドの後面との間に介装されている。第1ギア63は、第1ラック611および第2ラック622と噛合している。第2ギア64は、電動モータ5の回転軸に同軸的に固定されている。また、第2ギア64は第1ギア63と噛合している。なお、電動モータ5は図略の外部電源に電気的に接続されている。また、運転席の前側には、図略のロック解除スイッチが配設されている。ロック解除スイッチは、外部電源と電動モータ5とに電気的に接続されている。ロック解除スイッチをオン/オフ操作することで、電動モータ5と外部電源との電気的接続をオン/オフできる。
第1付勢手段81および第2付勢手段82は、それぞれコイルバネ状をなす。第1付勢手段81の一端は、第1ロッド部61に固定されている。第1付勢手段81の他端は収納部2の前壁に固定されている。第1付勢手段81は、第1ロック手段41を右方向に付勢する。第2付勢手段82の一端は、第2ロッド部62に固定されている。第2付勢手段82の他端は収納部2の右壁に固定されている。第2付勢手段82は、第2ロック手段42を左方向に付勢する。
操作手段7は、ワイヤ状をなす伝達部71と、プルタブ状をなす操作部72とを持つ。伝達部71は、第2ロッド部62に取り付けられている。操作部72は伝達部71に取り付けられている。操作部72はインストルメントパネル9に形成されている操作窓91を介して車室内に露出する。
実施例1のグラブボックス1の動作を以下に説明する。
上述したように、第1付勢手段81は第1ロック手段41を右方向に付勢している。また、第2付勢手段82は第2ロック手段42を左方向に付勢している。したがって、ロック解除スイッチをオフ操作し、グラブドア3を収納部2に向けて押圧すると、第1ロック手段41は第1窓部21および第1ロック受け部31の内部に入り込み、第2ロック手段42は第2窓部22および第2ロック受け部32の内部に入り込む。したがって、第1ロック手段41および第2ロック手段42は、解除位置からロック位置に変位して、グラブドア3を閉位置にロックする(図2)。
図略のロック解除スイッチをオン操作すると、外部電源と電動モータ5とが電気的に接続され、図3に示すように、電動モータ5が反時計回りに回転する。すると、電動モータ5の回転軸に固定されている第2ギア64が反時計回りに回転し、第2ギア64と噛合している第1ギア63が時計回りに回転する。第1ギア63が時計回りに回転すると、第1ギア63と噛合している第1ラック611を持つ第1ロッド部61が左方向にスライドする。すると、第1ロッド部61に一体化されている第1ロック手段41もまた左方向にスライドして第1ロック受け部31から脱離する。また、第1ギア63が時計回りに回転すると、第1ギア63と噛合している第2ラック622を持つ第2ロッド部62が右方向にスライドする。すると、第2ロッド部62に一体化されている第2ロック手段42もまた右方向にスライドして、第2ロック受け部32から脱離する。換言すると、電動モータ5の回転運動に従動して第1ロッド部61および第2ロッド部62が変位し、この変位に伴って第1ロック手段41および第2ロック手段42がロック位置から解除位置に変位する(図3)。第1ロック手段41および第2ロック手段42が解除位置に配されると、第3付勢手段83によって付勢されているグラブドア3は回動し、閉位置から開位置に変位する。
外部電源がオフ状態にある場合には、操作部72を引っ張り操作することで、第1ロック手段41および第2ロック手段42をロック位置から解除位置に変位させ得る。詳しくは、操作部72を引っ張り操作すると、操作部72に接続されている伝達部71が右方向に引っ張られ、伝達部71に接続されている第2ロッド部62が右方向にスライドする。第2ロッド部62が右方向にスライドすると、第2ロッド部62に一体化されている第2ロック手段42もまた右方向にスライドして、第2ロック受け部32から脱離する。一方、第2ロッド部62が右方向にスライドすると、第2ロッド部62の第2ラック622に噛合している第1ギア63が時計回りに回転する。第1ロッド部61の第1ラック611は第1ギア63と噛合しているため、第1ロッド部61は左方向にスライドする。第1ロッド部61が左方向にスライドすると、第1ロッド部61に一体化されている第1ロック手段41もまた左方向にスライドして、第1ロック受け部31から脱離する。よって、第1ロック手段41および第2ロック手段42がロック位置から解除位置に変位する(図4)。
実施例1のグラブボックス1における電動モータ5は、第2ギア64、第1ギア63および第1ロッド部61を介して第1ロック手段41を閉位置から開位置に駆動する。また、この電動モータ5は、第2ギア64、第1ギア63および第2ロッド部62を介して第2ロック手段42を閉位置から開位置に駆動する。よって、実施例1のグラブボックス1は、運転席からでも容易にロック解除できる。
また、実施例1のグラブボックス1では、操作部72と伝達部71とからなる操作手段7によって、連結手段6を操作しロック解除できる。よって実施例1のグラブボックス1によると、外部電源がオフ状態にあるときにも、ロック解除可能である。
さらに、連結手段6、操作手段7およびロック手段4がグラブドア3と別体であるため、グラブドア3の重量増大を抑制できる。さらに、連結手段6の第1ロッド部61および第2ロッド部62は棹状であるため、第1ギア63の回転(すなわち電動モータ5の回転運動)および操作手段7の変位を第1ロック手段41および第2ロック手段42に確実かつ精度高く伝達できる。
実施例1のグラブボックス1では、連結手段6が所謂ラックアンドピニオン機構によって電動モータ5の回転運動をロック手段4に伝達しているが、その他の機構によって電動モータ5の回転運動をロック手段4に伝達しても良い。
また、実施例1のグラブボックス1における第1ロック手段41および第2ロック手段42は凸状をなし、第1ロック受け部31および第2ロック受け部32は凹状をなすが、ロック手段を凹状にし、ロック受け部を凸状にしても良い。
さらに、実施例1のグラブボックス1におけるグラブドア3は、収納部2に対して回動するが、グラブドア3を収納部2に固着しても良い。すなわち、実施例1のグラブボックス1におけるグラブドア3は、収納部2に対して回動することで、収納部2を遮蔽/露出している。しかし、グラブドア3を収納部2とともにインストルメントパネル9に対して回動させることで、収納部2を車室内から隔離したり、収納部2を車室内に露出させたりしても良い。
(実施例2)
実施例2のグラブボックスは、ロック手段をグラブドアに一体化したものである。実施例2のグラブボックスを模式的に表す断面図を図5〜図7に示す。以下、実施例2において左、右、前、後とは図5に示す左、右、前、後を指す。
実施例2のグラブボックス1は、収納部2と、グラブドア3と、2つのロック手段41、42と、電動モータ5と、連結手段6と、操作手段7と、第1付勢手段81と、第3付勢手段(図略)と、第4付勢手段84と、を持つ。収納部2、グラブドア3、電動モータ5および操作手段7は実施例1とほぼ同形状である。
2つのロック手段4は、グラブドア3の内部に配置されている。詳しくは、一方のロック手段4である第1ロック手段41は棹状をなし、グラブドア3の後左側内部に配置され、左右方向に延びている。他方のロック手段4である第2ロック手段42もまた棹状をなし、グラブドア3の後右内部に配置され、左右方向に延びている。第1ロック手段41の右後面と第2ロック手段42の左前面とは対向している。第1ロック手段41の右後面にはラック(第3ラック413)が形成されている。第2ロック手段42の左前面はラック(第4ラック424)が形成されている。第1ロック手段41の右後面と第2ロック手段42の左前面との間には第4ギア44が介装されている。第4ギア44は第3ラック413および第4ラック424と噛合している。第1ロック手段41には、コイルバネ状をなす第4付勢手段84の一端が固定されている。第4付勢手段84の他端は、グラブドア3の左壁に固定されている。第4付勢手段84は、第1ロック手段41を左方向に付勢する。
グラブドア3の後左側には、貫通孔状の第1窓部31が形成されている。グラブドア3の後右側にも同様に、第2窓部32が形成されている。第1ロック手段41の左端部は、第1窓部31を介してグラブドア3の内外を出入りする。第2ロック手段42の右端部は、第2窓部32を介してグラブドア3の内外を出入りする。
収納部2の左壁には貫通孔状の第1ロック受け部21が形成されている。収納部2の右壁には貫通孔状の第2ロック受け部22が形成されている。グラブドア3を閉位置に配置した状態で、第1ロック受け部21は第1窓部31と対面し、第2ロック受け部22は第2窓部32と対面する。
連結手段6は、第1ロッド部61と第2ギア64とを持つ。第1ロッド部61は棹状をなす。第1ロッド部61の左側部分は略コ字に屈曲している。第1ロッド部61の左端部(押圧端部615)は、第1ロック受け部21に対面している。押圧端部615は、第1ロック受け部21に出入りする。第1ロッド部61の右前面には実施例1と同じ第1ラック611が形成されている。第1ラック611には、第2ギア64が噛合している。第2ギア64は電動モータ5の回転軸に同軸的に固定されている。第1ロッド部61には、コイルバネ状をなす第1付勢手段81の一端が固定されている。第1付勢手段81の他端は収納部2の前壁に固定されている。第1付勢手段81は、第1ロッド部61を左方向に付勢する。
操作手段7の伝達部71は、第1ロッド部61の右端部に取り付けられている。
実施例2のグラブボックス1の動作を以下に説明する。
上述したように、第4付勢手段84は第1ロック手段41を左方向に付勢している。したがって、ロック解除スイッチをオフ操作し、グラブドア3を収納部2に向けて押圧すると、図5に示すように、第1ロック手段41は左方向にスライドして、第1窓部31および第1ロック受け部21に入り込む。また、第1ロック手段41が左方向にスライドすると、第3ラック413と噛合している第4ギア44が反時計回りに回転する。第2ロック手段42は、第4ギア44と噛合する第4ラック424を持つ。このため第2ロック手段42は、第4ギア44が反時計回りに回転すると、右方向にスライドして、第2窓部32および第2ロック受け部22に入り込む。したがって、第1ロック手段41および第2ロック手段42は、解除位置からロック位置に変位して、グラブドア3を閉位置にロックする。
図略のロック解除スイッチをオン操作すると、外部電源と電動モータ5とが電気的に接続され、図6に示すように、電動モータ5が反時計回りに回転する。すると、電動モータ5の回転軸に固定されている第2ギア64が反時計回りに回転し、第1ロッド部61が右方向にスライドする。すると、第1ロッド部61の押圧端部615が第1ロック受け部21に入り込み、第1ロック手段41を右方向に押圧する。押圧端部615により押圧された第1ロック手段41は右方向にスライドし、第1ロック受け部21よりも内側(右側)に入り込む。換言すると、第1ロック手段41は第1ロック受け部21から脱離する。また、第1ロック手段41が右方向にスライドすると、第4ギア44が時計回りに回転し、第2ロック手段42が左方向にスライドし、第2ロック受け部22よりも内側(左側)に入り込む。換言すると、第2ロック手段42は第2ロック受け部22から脱離する。よって、第1ロック手段41および第2ロック手段42はロック位置から解除位置に変位する(図6)。第1ロック手段41および第2ロック手段42が解除位置に配されると、第3付勢手段によって付勢されているグラブドア3は回動し、閉位置から開位置に変位する。
外部電源がオフ状態にある場合には、操作部を引っ張り操作することで、第1ロック手段41および第2ロック手段42をロック位置から解除位置に変位させ得る。詳しくは、図7に示すように、操作部を引っ張り操作すると、操作部に接続されている伝達部71が右方向に引っ張られ、伝達部71に接続されている第1ロッド部61が右方向にスライドする。第1ロッド部61が右方向にスライドすると、第1ロッド部61の押圧端部615が第1ロック受け部21に入り込み、第1ロック手段41を右方向に押圧する。よって、第1ロック手段41は右方向にスライドして第1ロック受け部21から脱離する。第1ロック手段41が右方向にスライドすると、第4ギア44が時計回りに回転し、第2ロック手段42が左方向にスライドする。よって、第2ロック手段42が第2ロック受け部22から脱離する。よって、第1ロック手段41および第2ロック手段42がロック位置から解除位置に変位する。
実施例2のグラブボックス1は、実施例1のグラブボックスと同様に、電動モータ5によって運転席からでも容易にロック解除できる。また、外部電源がオフ状態にあるときにも、ロック解除可能である。さらに、連結手段6および操作手段7がグラブドア3と別体であるため、グラブドア3の重量増大を抑制できる。
なお、実施例2のグラブボックス1における第1ロッド部61は棹状をなすが、第1ロッド部61の略中央部分(第1付勢手段81が固定されている部分と、第1ラック611が形成されている部分との間の部分)をワイヤで構成しても良い。この場合には、連結手段6の省スペース化が可能であり、狭い空間に連結手段6を配設できる利点がある。
実施例1のグラブボックスを模式的に表す斜視図である。 実施例1のグラブボックスを模式的に表す断面図である。 実施例1のグラブボックスを模式的に表す断面図である。 実施例1のグラブボックスを模式的に表す断面図である。 実施例2のグラブボックスを模式的に表す断面図である。 実施例2のグラブボックスを模式的に表す断面図である。 実施例2のグラブボックスを模式的に表す断面図である。
符号の説明
1:グラブボックス 2:収納部 3:グラブドア
5:電動モータ 6:連結手段 7:操作手段
41:第1ロック手段 42:第2ロック手段 61:第1ロッド部
62:第2ロッド部 71:伝達部 72:操作部

Claims (2)

  1. 箱状の収納部を持ち、自動車に取り付けられるグラブボックスであって、
    該収納部を車室内から遮蔽する閉位置と、該収納部を車室内に露出させる開位置と、の間を変位するグラブドアと、
    該グラブドアを該閉位置にロックするロック位置と、該ロックを解除する解除位置と、の間を変位するロック手段と、
    外部電源に接続されている電動モータと、
    該グラブドアと別体であり、該ロック手段と該電動モータとを接続し、該電動モータの回転運動に従動して該ロック手段を少なくとも該ロック位置から該解除位置に変位させる連結手段と、
    車室内に露出し該連結手段に対して変位可能である操作部と、該グラブドアと別体であり該連結手段と該操作部とを接続し該操作部の変位を該連結手段に伝達する伝達部と、を持つ操作手段と、を備えることを特徴とするグラブボックス。
  2. 前記ロック手段は前記グラブドアと別体であり、
    前記連結手段は、棹状をなし該ロック手段と一体化しているロッド部を持つ請求項1に記載のグラブボックス。
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