JP2019142649A - 乗客コンベア - Google Patents
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Abstract
Description
無端状に連結され、循環駆動される踏段と、
無端状に構成され、踏段に連動して循環駆動される左右一対のハンドレールと、
各ハンドレールを循環移動可能なように支持する左右一対の欄干と、
左右の欄干に配置され、左右のハンドレールの折り返し部の間の乗り口を通過する利用者を検知する光電センサと、
乗り口の床を構成するフロアプレートと、
光電センサから出力される信号に基づいて踏段の駆動を制御する制御装置と、を備える。
制御装置は、踏段の駆動を駆動していないときに光電センサから利用者が通過したことを示す信号を受信した場合、第1時間の間第1加速度で踏段を駆動してその移動速度を第1速度まで上昇させ、その後、第1加速度よりも小さい第2加速度で踏段を駆動してその移動速度を定格速度まで上昇させ、その後、所定の停止条件が成立するまで定格速度で踏段を駆動する。
光電センサとフロアプレートの櫛先端との距離が1000mm以上、1700mm未満であり、
第1時間は、所定標準歩行速度の利用者が乗り口を通過してから櫛先端またはその手前の所定位置を通過するまでの時間であり、
第1速度は、15m/min以上の所定の速度であり、
第1加速度は、第1加速度で加速する踏段を目視した利用者に、速すぎない適切な加速が行われているとの印象を与える加速度に設定され、
第2加速度は、0.1m/s2以下の所定の加速度に設定されている。
1.構成
1−1.概要
図1は、実施の形態1におけるエスカレータの概略側面図である。本実施の形態におけるエスカレータ1は、利用者検出結果に応じて自動で運転または停止する自動運転方式のエスカレータである。エスカレータ1は、乗客コンベアの一例である。
制御装置40によるエスカレータ1の自動運転制御についてフローチャートを参照してより詳しく説明する。
図7は、実施の形態1におけるエスカレータ1の制御装置40による起動時の速度制御を説明した図である。エスカレータ1が停止、つまり踏段11が停止しているときに、乗り口5の第1光電センサ61で利用者が検知されると、踏段11が第1加速度α1で第1時間T1の間駆動され、踏段11の移動速度が第1速度V1に上昇する。ここで、前述したが、第1時間T1は、所定標準歩行速度の利用者が乗り口5を通過してから櫛19a先端を通過するまでの時間であり、第1加速度α1は、踏段11の移動速度を、第1時間T1でゼロから第1速度V1に到達させる加速度に設定され、第1速度V1は、15m/min以上の速度に設定されている。15m/min以上の速度は、踏段11に乗り込んだ利用者が移動速度を遅いとは感じにくい速度である。このような構成によると、第1光電センサ61で利用者が検知されて、利用者が踏段11に乗り込むまでの第1時間T1の間に、踏段11の移動速度が、踏段11に乗り込んだ利用者が移動速度を遅いと感じにくい第1速度V1に上昇する。そのため、踏段11に乗り込んだ利用者に違和感を抱かせることを抑制できる。
本願発明者は、エスカレータの踏段の加速度及び移動速度を変更して乗車感を実際に体感してみた。その結果、乗り込み時の踏段の移動速度が12m/minでは遅く感じ、移動中の踏段上を歩きたくなる感覚が生じた。一方、乗り込み時の踏段の移動速度が15m/min以上では上記のような感覚は生じなかった。そのため、乗り込み時の踏段の速度は15m/min以上であることが好ましい。
上記実施の形態では、本発明の一具体例として、第1光電センサ61から櫛19aの先端までの距離Lxが1000mmであり、第1速度V1が15m/minである場合を説明した。しかし、本発明では、距離(Lx)は1000mm以上、1700mm未満の距離であってもよい。また、第1速度V1は、15m/min以上の速度であってもよい。例えば、15m/minよりも大きく、30m/min以下の速度であってもよい。また、第1速度V1に応じて第1加速度α1の大きさを設定する。なお、利用者の歩行速度に関しては、距離Lxや第1速度V1の大きさによらず、上述した1.6m/sで固定とすることが望ましい。利用者の歩行速度については、エレベータ側で制御することは困難であるからである。利用者の歩行速度を固定値とした場合において、第1速度V1を大きくすると、第1加速度α1は連れて大きくなるが、第1加速度α1が大きすぎると、第1加速度α1で加速する踏段を目視した利用者に、加速が速すぎるとの印象を与える虞がある。これを避けるため、本実施の形態では、第1加速度α1を、第1加速度α1で加速する踏段11を目視した利用者に、速すぎない適切な加速が行われているとの印象を与える加速度に設定している。この加速度は、0.5m/s2未満の加速度、より好ましくは0.4m/s2未満の加速度である。
実施の形態2のエスカレータ1について説明する。実施の形態2では、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
Tb=(30−α1・Ta)/α2
ここで、Taは、第2光電センサ62で利用者が検知されたとき(S25CでYESと判断されたとき)の運転時間Tfである。
図12は、実施の形態2におけるエスカレータ1の制御装置40による起動時の速度制御を説明した図である。前述したように、第1速度V1、定格速度V2、及び第2加速度α2は実施の形態1と同じ値に設定されているが、第1加速度α1は実施の形態1の第1加速度α1よりも大きい値を有する。
(1)実施の形態1、2のエスカレータ1(乗客コンベア)は、
無端状に連結され、循環駆動される踏段11と、
無端状に構成され、踏段11に連動して循環駆動される左右一対のハンドレール12と、
各ハンドレール12を循環移動可能なように支持する左右一対の欄干18と、
左右の欄干18に配置され、左右のハンドレール12の折り返し部12nの間の乗り口5を通過する利用者を検知する第1光電センサ61と、
乗り口5の床を構成するフロアプレート19と、
第1光電センサ61から出力される信号に基づいて踏段11の駆動を制御する制御装置40と、を備える。
制御装置40は、踏段11を駆動していないときに第1光電センサ61から利用者が通過したことを示す信号を受信した場合、第1時間T1の間第1加速度α1で踏段11を駆動してその移動速度を第1速度V1に上昇させ、その後、第1加速度α1よりも小さい第2加速度α2で踏段11を駆動してその移動速度を定格速度V2まで上昇させ、その後、所定の停止条件が成立するまで定格速度V2で踏段11を駆動する。
第1光電センサ61とフロアプレート19の櫛19a先端との距離Lxが1000mm以上、1700mm未満であり、
第1時間T1は、所定標準歩行速度の利用者が乗り口5を通過してから櫛19a先端(実施の形態1)またはその手前の所定位置Ps(実施の形態2)を通過するまでの時間であり、
第1加速度α1は、第1加速度α1で加速する踏段11を目視した利用者に、速すぎない適切な加速が行われているとの印象を与える加速度に設定され、
第1速度V1は、15m/min以上の所定の速度に設定され、
第2加速度α2は、0.1m/s2以下の所定の加速度に設定されている。
第1加速度α1は、0.4m/s2未満の加速度に設定されている。
所定位置Psを利用者が通過したことを検知する第2光電センサ62が配置されている。
制御装置40は、第1時間T1の経過前に、第2光電センサ62から、所定位置Psを利用者が通過したことを示す信号を受信したときは、踏段11を第2加速度α2で駆動してその移動速度を定格速度V2まで上昇させる。
前記実施の形態のエスカレータ1は、本発明の乗客コンベアの一例である。本発明において、乗客コンベアは、一の階床において水平あるいは斜めに配置されたいわゆる動く歩道等の乗客コンベアであってもよい。
5 乗り口
6 降り口
10 エスカレータ本体
11 踏段
12 ハンドレール
12n 折り返し部
15 スカートガード
16 インレット
17 インレットガード
18 欄干
19 フロアプレート
19a 櫛
20 モータ
30 電力供給装置
40 制御装置
41 制御部
42 記憶部
61 第1光電センサ
62 第2光電センサ
Pd 位置
Ps 所定位置
T1 第1時間
T2 第2時間
Tf 運転時間
V1 第1速度
V2 定格速度
α1 第1加速度
α2 第2加速度
Claims (3)
- 無端状に連結され、循環駆動される踏段と、
無端状に構成され、前記踏段に連動して循環駆動される左右一対のハンドレールと、
各ハンドレールを循環移動可能なように支持する左右一対の欄干と、
左右の欄干に配置され、前記左右のハンドレールの折り返し部の間の乗り口を通過する利用者を検知する光電センサと、
乗り口の床を構成するフロアプレートと、
前記光電センサから出力される信号に基づいて前記踏段の駆動を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記踏段を駆動していないときに前記光電センサから利用者が通過したことを示す信号を受信した場合、第1時間の間第1加速度で前記踏段を駆動してその移動速度を第1速度まで上昇させ、その後、前記第1加速度よりも小さい第2加速度で前記踏段を駆動してその移動速度を定格速度まで上昇させ、その後、所定の停止条件が成立するまで前記定格速度で前記踏段を駆動し、
前記光電センサと前記フロアプレートの櫛先端との距離が1000mm以上、1700mm未満であり、
前記第1時間は、利用者が所定標準歩行速度で前記乗り口を通過してから前記櫛先端またはその手前の所定位置を通過するまでの時間であり、
前記第1速度は、15m/min以上の所定の速度であり、
前記第1加速度は、前記第1加速度で加速する踏段を目視した利用者に、速すぎない適切な加速が行われているとの印象を与える加速度に設定され、
前記第2加速度は、0.1m/s2以下の所定の加速度に設定されている、
乗客コンベア。 - 前記第1加速度は、0.4m/s2未満の加速度に設定されている、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記櫛先端または前記所定位置を利用者が通過したことを検知する第2光電センサが配置され、
前記制御装置は、前記第1時間の経過前に、前記第2光電センサから、前記櫛先端または前記所定位置を利用者が通過したことを示す信号を受信したときは、前記踏段を前記第2加速度で駆動してその移動速度を前記定格速度まで上昇させる、
請求項1に記載の乗客コンベア。
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2018
- 2018-02-20 JP JP2018028000A patent/JP2019142649A/ja active Pending
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