JP5496285B2 - 乗客コンベアの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアの制御装置に関する。
エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアを駆動制御する乗客コンベアの制御装置では、モータに供給する電力の周波数をインバータ等の電力変換装置を用いて制御して、踏段の移動速度(乗客コンベアの運転速度)を複数の速度に切り替えられるようにしたものが知られている。
例えば、特許文献1には、過去における乗客コンベアへの乗客の搭乗人数を時間帯毎に蓄積しておき、この蓄積した搭乗人数を平均化することによって時間帯毎の乗客の搭乗人数の予測値を求め、この予測値に基づいて乗客コンベアの運転速度を決定する制御装置が開示されている。
特開昭63−134490号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているように過去の利用状況、つまり、乗客の搭乗人数から算出した予測値に基づいて乗客コンベアの踏段の移動速度を切り換える場合、必ずしも実際の利用状況に即した適切な運転速度で運転が行われないという問題がある。
以上の点に鑑みてなされたものであり、実際の利用状況に即した適切な運転速度で乗客コンベアを運転させることができる乗客コンベアの制御装置を提供することを目的とする。
実施形態に係る乗客コンベアの制御装置は、乗客コンベアに搭乗する乗客を検出する乗客検出部と、時間帯毎に前記乗客コンベアの搭乗人数の予測値naを記録する負荷記録部と、前記乗客コンベアの踏段の移動速度を制御する速度制御部とを備え、前記速度制御部は、対応する時間帯の搭乗人数の予想値naに応じて前記踏段の移動速度を決定する速度決定部と、当該時間帯における搭乗人数の予測値naと当該時間帯における前記乗客検出部で検出された搭乗人数の実測値nbとの差(na−nb)を算出し、当該算出した差を当該時間帯において残存する搭乗人数ncする残存搭乗人数算出部と、前記残存搭乗人数算出部が算出した残存する搭乗人数ncが少なくなると前記踏段の速度を減速する速度変更部とを備えることを特徴とする。
第1実施形態に係る乗客コンベアの制御装置を備える乗客コンベアの側面図である。 第1実施形態に係る乗客コンベアの制御装置を示すブロック図である。 負荷記録部に記録された乗客コンベアの搭乗人数の予測値を例示する図である。 搭乗人数と踏段の移動速度との関係を例示する図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に例示する乗客コンベア1は、本実施形態に係る乗客コンベアの制御装置(以下、制御装置という)40が適用されるエスカレータである。なお、ここでは、制御装置40を適用する乗客コンベア1としてエスカレータの場合について説明するが、動く歩道に制御装置40を適用することもできる。
図1に示すように、乗客コンベア1は、建物の上下階に跨って傾斜して設置されたトラス2を備え、トラス2の上階側に駆動スプロケット4が配置され、トラス2の下階側に従動スプロケット6が配置されている。駆動スプロケット4及び従動スプロケット6の間には、複数の踏段8が連結された踏段チェーン10が掛け渡されている。
上階側のトラス2内に設けられた機械室12には、モータ14を駆動源とする駆動装置16と、乗客コンベア1全体の制御を司る制御装置40を構成する制御盤27とが設けられている。
駆動装置16は、制御装置40により駆動制御され、駆動チェーン18を介して駆動スプロケット4を回転駆動する。駆動スプロケット4の回転に伴って踏段チェーン10が不図示のガイドレールに沿って上階側の乗降口20と下階側の乗降口22との間で循環移動し、踏段18に乗っている利用者を下階から上階へ、又は、上階から下階へ搬送する。
トラス2上部の幅方向両側には、踏段8の移動方向に沿って左右一対の欄干24が立設されている。欄干24の外周部には、踏段8と同期して循環移動するベルト状の移動手摺26が取り付けられている。欄干24の下側部分には、トラス2と欄干24との連結部を覆うスカート部28が上階側の乗降口20から下階側の乗降口22の間にわたって設けられている。
制御装置40は、図2に示すように、乗客コンベア1に搭乗する乗客を検出する乗客検出部42と、時間帯毎に乗客コンベア1の搭乗人数の予測値naを記録する負荷記録部44と、乗客コンベアの踏段の移動速度を制御する速度制御部50と、駆動装置16のモータ14に接続されインバータ部46とを備える。制御装置40のうち負荷記録部44、速度制御部50、及びインバータ部46は、機械室12内に設けられた制御盤27に設けられている。
乗客検出部42は、上階側の乗降口20及び下階側の乗降口22付近に設けられた光電センサや超音波センサ(図示せず)を備え、乗降口20や乗降口22を通過して乗客コンベア1に搭乗する乗客を検出する。乗客検出部42は、乗客を検出するとその結果を主制御部へ出力する。
なお、本実施形態では、乗客検出部42として、乗降口20や乗降口22付近に設けたポールに光電センサや超音波センサを配設する場合について説明したが、これに限るものではなく、例えば、乗降口20や乗降口22付近の欄干24やスカート部28等に光電センサや超音波センサを設けたり、乗降口20や乗降口22の床面を構成する乗降板に作用する重量を検知するセンサを設けるなど、乗降口20や乗降口22を通過して乗客コンベアに搭乗する乗客の有無を検出することができる装置であればよい。
負荷記録部44は、図3に例示するように、乗客コンベアの搭乗人数の予測値naが、曜日と時間帯毎に関連付けて記録されており、現在の時刻に対応する曜日及び時間帯の搭乗人数の予測値naを速度制御部50へ出力する。
負荷記録部44は、乗客検出部42が検出した乗客コンベア1に搭乗する乗客数(搭乗人数)を曜日及び時間帯と関連付けて記録する。そして、負荷記録部44は、記録した情報(過去に乗客検出部42が検出した乗客コンベア1に搭乗する乗客の人数)の中から、現在の時刻に対応する曜日及び時間帯、例えば、一週間前の同一曜日の同一時間帯に対応付けて記録されている搭乗人数を読み込み、これを乗客コンベアの搭乗人数の予測値naとして速度制御部50へ出力する。
ここで、時間帯は、1日間あるいは乗客コンベア1の設置建屋の営業時間など、一定長さの時間を所定時間毎に分割して予め定められている。本実施形態では、例えば、7:00〜8:00、8:00〜9:00、9:00〜10:00・・・22:00〜23:00といったように、7:00から23:00までが1時間毎に分割され16個の時間帯に分割されている(図3参照)。
なお、負荷記録部44が乗客コンベアの搭乗人数の予測値naとして参照する情報は、上記したように一週間前の同一曜日の同一時間帯の搭乗人数に限らず、例えば、1日前の同一時間帯に対応付けて記録されている搭乗人数や、同一曜日の同一時間帯の搭乗人数を複数日で平均化した搭乗人数であってもよく、また、過去に乗客検出部42が検出した乗客コンベア1の搭乗人数とは関係なく予め時間帯毎に記録した値であってもよい。
速度制御部50は、図2に示すように、速度決定部52と、残存搭乗人数算出部54と、速度変更部56と、メモリ58とを備える。この速度制御部50は、メモリ58に記憶された図4に例示すような乗客コンベア1の搭乗人数と踏段8の移動速度との関係と、乗客検出部42から入力される検出信号と、負荷記録部44から出力される搭乗人数の予測値naとに基づいて踏段8の移動速度を設定し、設定した速度に応じた指令をインバータ部46へ出力する。
速度決定部52には、負荷記録部44から出力された現在の曜日及び時間帯に対応する曜日及び時間帯の乗客コンベアの搭乗人数の予測値naが入力される。そして、速度決定部52は、メモリ58に記憶された図4に例示するような搭乗人数と踏段8の移動速度との関係から、入力された搭乗人数の予測値naに対応する踏段8の移動速度を決定する。
残存搭乗人数算出部54には、乗客検出部42が検出した乗客コンベア1に搭乗する搭乗人数が逐次入力され、現在の時刻が属する時間帯の中で乗客検出部42から入力された搭乗人数を積算することで、現在の時間帯における搭乗人数の実測値nbを算出する。
また、残存搭乗人数算出部54には、負荷記録部44から出力された現在の時刻に対応する曜日及び時間帯の乗客コンベアの搭乗人数の予測値naが入力されている。
そして、残存搭乗人数算出部54は、搭乗人数の予想値naと搭乗人数の実測値nbとの差nc(nc=na−nb)を算出し、この算出値ncを現在の時間帯において残存する搭乗人数として、これを速度変更部56へ入力する。
速度変更部56は、残存搭乗人数算出部54から出力された現在の時間帯において残存する搭乗人数ncが入力され、メモリ58に記憶された図4に例示するような搭乗人数と踏段8の移動速度との関係から、残存する搭乗人数ncに対応する踏段8の移動速度を選択する。速度変更部56は、速度決定部52が決定した踏段8の移動速度を、速度変更部56が選択した踏段8の移動速度に変更する。
ここで、図3及び図4を参照して一例を挙げると、現在の時刻が月曜日の7:00の場合、まず、速度決定部52には、負荷記録部44から搭乗人数の予想値naとして「50(人)」が入力される(図3参照)。
メモリ58に記憶された搭乗人数と踏段8の移動速度との関係によると、搭乗人数が20人までであると踏段8の移動速度が20m/min、搭乗人数が21から50人までであると踏段8の移動速度が30m/min、搭乗人数が51人以上であると踏段8の移動速度が40m/minに設定されている(図4参照)。そこで、速度決定部52は、搭乗人数の予想値naと図4に示す関係から、踏段8の移動速度を30m/minに決定し、この移動速度に応じた指令をインバータ部46へ出力する。
そして、時間が経過して、残存搭乗人数算出部54が算出する現在の時間帯(この例では7:00〜8:00)における搭乗人数の実測値nbが「31(人)」となり、現在の時間帯において残存する搭乗人数ncが「19(人)」となると、速度変更部56は、残存する搭乗人数ncと図4に示す関係から、踏段8の移動速度を20m/minに変更し、この移動速度に応じた指令をインバータ部46へ出力する。
インバータ部46は、速度制御部50の指令に応じて、三相交流電源45から主要回路遮断器48を経て供給される交流電流の周波数を変換して、駆動装置16のモータ14の回転数と回転方向とを制御することで、速度制御部50で設定された速度で踏段8が移動する。
以上のような本実施形態の制御装置40では、速度決定部52が踏段8の移動速度を決定した後、速度変更部56が、搭乗人数の予測値naと乗客検出部42で検出された搭乗人数の実測値nbとから算出される当該時間帯において残存する搭乗人数ncに応じて踏段8の移動速度を変更する。
そのため、通勤時間帯のように、同じ時間帯の中で、一部の時間に乗客が集中し、集中する時間が過ぎると搭乗人数が減少する場合に、乗客が集中する時間が経過すると踏段8の移動速度を減速することができ、実際の利用状況に即した適切な運転速度で乗客コンベアを運転させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…乗客コンベア 2…トラス 4…駆動スプロケット
6…従動スプロケット 8…踏段 10…踏段チェーン
12…機械室 14…モータ 16…駆動装置
18…駆動チェーン 20…上階側の乗降口 22…下階側の乗降口
24…欄干 26…移動手摺 27…操作盤
28…スカート部 40…制御装置 42…乗客検出部
44…負荷記録部 45…三相交流電源 46…インバータ部
48…主要回路遮断部 50…速度制御部 52…速度決定部
54…残存搭乗人数算出部 56…速度変更部 58…メモリ

Claims (2)

  1. 乗客コンベアに搭乗する乗客を検出する乗客検出部と、時間帯毎に前記乗客コンベアの搭乗人数の予測値naを記録する負荷記録部と、前記乗客コンベアの踏段の移動速度を制御する速度制御部とを備え、
    前記速度制御部は、対応する時間帯の搭乗人数の予想値naに応じて前記踏段の移動速度を決定する速度決定部と、
    当該時間帯における搭乗人数の予測値naと当該時間帯における前記乗客検出部で検出された搭乗人数の実測値nbとの差(na−nb)を算出し、当該算出した差を当該時間帯において残存する搭乗人数ncする残存搭乗人数算出部と、
    前記残存搭乗人数算出部が算出した残存する搭乗人数ncが少なくなると前記踏段の速度を減速する速度変更部とを備えることを特徴とする乗客コンベアの制御装置。
  2. 前記負荷記録部は、過去に前記乗客検出部が検出した時間帯毎の前記乗客コンベアの搭乗人数に基づいて前記搭乗人数の予測値naを設定することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの制御装置。
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