JP2019142152A - プリントシステム、受像シート及び印画物の製造方法 - Google Patents

プリントシステム、受像シート及び印画物の製造方法 Download PDF

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【課題】顧客の要望に応じた色味の印画物を低コストに作製する。【解決手段】プリントシステムは、熱転写プリンタと、印画物の色味の選択を受け付ける操作部とを備える。この熱転写プリンタは、イエロー染料層51、マゼンタ染料層52及びシアン染料層53が設けられた熱転写シート5を供給する供給部3と、基材71上に中間層72及び受容層73が積層され、中間層72が特殊顔料を含有する受像シート7を供給する第2受像紙ロール6と、熱転写シート5を加熱して受像シート7に染料を転写し、画像を印画して印画物を作製する印画部10と、前記操作部が受け付けた色味に基づいて、イエロー染料層51、マゼンタ染料層52及びシアン染料層53の少なくとも1つから所定の画像階調以上で受像シート7に染料を転写して受像シート7の地色を調整し、地色を調整した部分を含む領域に画像を印画するように印画部10を制御する制御装置14と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、プリントシステム、受像シート及び印画物の製造方法に関する。
サーマルヘッドとプラテンロールとの間に熱転写シートと受像シートとを挟み込み、サーマルヘッドから熱転写シートに熱を付与して、熱転写シートのインクを受像シートに転写し、印画物を作製する熱転写印画装置が知られている。
受像シートにはパール調やメタリック調のものがあり、このような受像シートを用いて印画物の付加価値を高めることが行われている。顧客によって色味の好みは異なり、黄色がかったパール調の印画物が望まれたり、青色がかったパール調の印画物が望まれたりしている。
顧客の要望に応えるためには、複数の色味の異なる受像シートを準備し、要望に応じて熱転写印画装置内の受像シートを付け替える必要があるが、多大なコストを要するという問題があった。
特開2003−335436号公報
本発明は、顧客の要望に応じた色味の印画物を低コストに作製できるプリントシステム、プリントシステムで使用される受像シート及び印画物の製造方法を提供することを課題とする。
本発明によるプリントシステムは、熱転写プリンタと、印画物の色味の選択を受け付ける操作部とを備えるプリントシステムであって、前記熱転写プリンタは、イエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層が設けられた熱転写シートを供給する第1供給部と、基材上に受容層が設けられ、前記基材の受容層面側に特殊顔料を含有する層が設けられている受像シートを供給する第2供給部と、サーマルヘッド及びプラテンロールを有し、前記熱転写シートと前記受像シートとを重ね合わせて、前記サーマルヘッドと前記プラテンロールとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記熱転写シートを加熱して前記受像シートに染料を転写し、画像を印画して印画物を作製する印画部と、前記操作部が受け付けた色味に基づいて、前記イエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層の少なくとも1つから所定の画像階調以上で前記受像シートに染料を転写して前記受像シートの地色を調整し、地色を調整した部分を含む領域に前記画像を印画するように前記印画部を制御する制御装置と、を備えるものである。
本発明の一態様では、前記受像シートの地色調整に使用した染料層を、前記画像の印画時に再利用する。
本発明の一態様では、前記受像シートの1画面分の領域全体の地色を調整する。
本発明の一態様では、前記操作部は、前記画像内の地色調整する部分の入力を受け付ける。
本発明の一態様では、前記画像から人物領域を抽出し、前記受像シートのうち、前記人物領域に対応する部分の地色を調整する。
本発明の一態様では、前記特殊顔料はパール顔料又は金属粉末顔料である。
本発明の一態様では、前記基材上に中間層及び前記受容層が積層され、前記中間層が前記特殊顔料を含有する。
本発明による受像シートは、本発明によるプリントシステムで使用される受像シートであって、基材上に受容層が設けられ、前記基材の受容層面側に特殊顔料を含有する層が設けられているものである。
本発明による印画物の製造方法は、印画物の色味の選択を受け付ける工程と、選択された色味に基づいて、熱転写シートのイエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層の少なくとも1つから、所定の画像階調以上で、基材上に受容層が設けられ、前記基材の受容層面側に特殊顔料を含有する層が設けられている受像シートに染料を転写して前記受像シートの地色を調整する工程と、前記熱転写シートを加熱し、前記受像シートの地色を調整した部分を含む領域に染料を転写し、画像を印画して印画物を製造する工程と、を備えるものである。
本発明の一態様では、前記受像シートの地色調整に使用した染料層を、前記画像の印画時に再利用する。
本発明によれば、顧客の要望に応じた色味の印画物を低コストに作製できる。
本発明の実施形態に係る熱転写印画装置の概略構成図である。 熱転写シートの平面図である。 受像シートの断面図である。 選択画面の例を示す図である。 同実施形態に係る熱転写印画方法を説明するフローチャートである。 同実施形態に係るプリントシステムの概略構成図である。 同実施形態に係るプリントシステムの概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る熱転写印画装置(熱転写プリンタ)の概略構成図であり、図2は熱転写印画装置で使用される熱転写シートの平面図であり、図3は受像シートの断面図である。熱転写印画装置は、熱転写シートから受像シートにイエロー、マゼンタ、シアンの色材を転写して、画像を印画する。印画する画像は、例えば、人物画像、風景画像、文字等である。
熱転写印画装置は、イエロー染料(Y)を含むY層51、マゼンタ染料(M)を含むM層52、シアン染料(C)を含むC層53、及び保護(OP)層54が面順次に設けられた熱転写シート5を用いて、受像シート7上にY、M、Cの色材を昇華転写させて画像を印画し、画像上に保護層を形成するサーマルヘッド1を備えている。
サーマルヘッド1は、複数の加熱素子を有する。加熱素子に電流を流すことにより発熱する。
サーマルヘッド1の下流側に、熱転写シート5を巻き付けて形成された供給部3(第1供給部)が設けられ、サーマルヘッド1の上流側に回収部4が設けられている。供給部3から繰り出された熱転写シート5は、サーマルヘッド1を通って、回収部4に回収されるようになっている。
サーマルヘッド1の下方側には回転自在なプラテンロール2が設けられている。サーマルヘッド1及びプラテンロール2を含む印画部10は、受像シート7及び熱転写シート5を挟み込み、熱転写シート5を加熱して受像シート7上にインクを熱転写することで画像を形成する。
熱転写シート5は、基材層の一方の面に、回収部4側から、Y層51、M層52、C層53、及びOP層54が順次形成される。言い換えれば、Y層51、M層52、C層53、及びOP層54を含む組が、連続して複数組設けられている。Y層51、M層52、C層53には、バインダ樹脂に、昇華性染料を溶融又は分散させた材料を用いることが好ましい。OP層54には、透明で、接着性、耐光性等を有する材料を用いることが好ましい。
熱転写シート5の基材層は、色材層を支持するための層であり、従来公知のある程度の耐熱性と強度を有するものを使用できる。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレン(PP)フィルム、ポリカーボネートフィルム等が挙げられる。
基材層の他方の面、すなわち色材層が設けられた面とは反対側の面には背面層が設けられている。サーマルヘッド1は、熱転写シート5を背面層側から加熱する。背面層は、熱転写時の熱で熱転写シート5が変形しないように耐熱性を向上させるとともに、熱転写時のサーマルヘッド1の走行性を改善してスティッキング等を抑制する機能を有する。背面層は、一般的に、バインダ樹脂に滑性剤、界面活性剤、無機粒子、有機粒子、顔料等を添加したものを塗布、乾燥することにより形成できる。
熱転写シート5には、OP層54以外にも、バインダ樹脂と共に顔料やカーボンブラック等の色材を含む溶融層が、昇華転写用の染料層であるY層51、M層52及びC層53と面順次に設けられていてもよい。
サーマルヘッド1の上流側には、受像シート7の搬送を行うための回転駆動自在なキャプスタンローラ9aと、キャプスタンローラ9aに受像シート7を圧着させるためのピンチローラ9bが設けられている。
受像シート7は、受像紙ロール6(第2供給部)に巻き付けられており、受像紙ロール6から繰り出される。受像紙ロール6、キャプスタンローラ9a、ピンチローラ9b等により受像シート7の繰り出し(前方側への搬送)や巻取り(後方側への搬送)が行われる。
図3に示すように、受像シート7は、基材71上に中間層72、受容層73を順次設けた構成である。中間層72は、少なくともバインダ樹脂と着色剤から構成され、着色剤が、パール顔料、金属粉末顔料等の特殊顔料を含有している。これにより、受像シート7は、パール調、メタリック調等の意匠性、装飾性の高い受像シートになっている。
選択部15は、作製可能な印画物の色味の候補を提示し、顧客から印画物の色味の選択を受け付ける。選択部15は、ディスプレイ等の表示手段及びマウス、ボタン等の入力手段により構成されていてもよいし、タッチパネルで構成されていてもよい。例えば、選択部15は、図4に示すような選択画面をタッチパネルに表示し、顧客から各種設定の選択を受け付ける。
制御装置14は、熱転写印画装置の各部の駆動を制御して印画処理を行い、選択部15を介して選択された色味の印画物を製造する。
図5は、本実施形態に係る熱転写印画方法を説明するフローチャートである。本実施形態では、顧客から色味の選択を受け付けると(ステップS1)、受像シート7の1画面分の印画領域の全面に、顧客により選択された色味となるように染料を低階調で転写して、受像シート7の地色を調整する(ステップS2)。その後、熱転写シート5を巻き戻し(ステップS3)、画像データに基づいて染料を転写し、画像を印画する(ステップS4)。
受像シート7の地色調整のための染料の転写は、所定の画像階調以上、すなわち画像階調で200/255階調以上、例えば225/255階調程度の低階調で行う。なお、画像階調は、サーマルヘッド1による加熱エネルギーのエネルギー階調とは異なる指標であり、画像階調の階調値が増加すると、エネルギー階調の階調値は低下する。従って、画像階調で225/255階調は、低エネルギーでの染料の転写となる。
例えば、シルバーパール調の受像シート7に、イエロー染料を低階調で転写することで、受像シート7の地色をイエローパール調に調整できる。この場合、まず、受像シート7とY層51とを位置合わせし、受像シート7及び熱転写シート5を介してサーマルヘッド1とプラテンロール2とを当接する。次に、キャプスタンローラ9a及び回収部4が回転駆動して、受像シート7及び熱転写シート5を後方側へ送る。この間、サーマルヘッド1によりY層51の全体を順次加熱し、熱転写シート5から受像シート7上にYを昇華転写する。これにより、受像シート7の1画面分の印画領域の全面の地色がイエローパール調に調整される。その後、画像を印画することで、イエローパール調の印画物が製造される。
同様に、シルバーパール調の受像シート7に、マゼンタ染料を低階調で転写することで、受像シート7の地色をマゼンタパール調に調整できる。その後、画像を印画することで、マゼンタパール調の印画物が製造される。
シルバーパール調の受像シート7に、シアン染料を低階調で転写することで、受像シート7の地色をマゼンタパール調に調整できる。その後、画像を印画することで、マゼンタパール調の印画物が製造される。
シルバーパール調の受像シート7に、イエロー染料及びマゼンタ染料を低階調で転写することで、受像シート7の地色をレッドパール調に調整できる。その後、画像を印画することで、レッドパール調の印画物が製造される。
シルバーパール調の受像シート7に、マゼンタ染料及びシアン染料を低階調で転写することで、受像シート7の地色をブルーパール調に調整できる。その後、画像を印画することで、ブルーパール調の印画物が製造される。
シルバーパール調の受像シート7に、イエロー染料及びシアン染料を低階調で転写することで、受像シート7の地色をグリーンパール調に調整できる。その後、画像を印画することで、グリーンパール調の印画物が製造される。
メタリック調の受像シート7であっても、同様に地色調整が可能である。
地色調整のための染料の転写は低階調で行うため、熱転写シート5に十分な染料が残存しており、熱転写シート5を巻き戻し、その後の画像の印画においても同じ染料層を再利用する。
画像の印画処理では、まず、受像シート7とY層51とが位置合わせされ、受像シート7及び熱転写シート5を介してサーマルヘッド1がプラテンロール2に当接する。次に、キャプスタンローラ9a及び熱転写シート回収部4が回転駆動して、受像シート7及び熱転写シート5が後方側へ送られる。この間、顧客から入力された画像データに基づいて、サーマルヘッド1によりY層51の領域が選択的に順次加熱され、熱転写シート5から受像シート7上にYが昇華転写される。画像データの各画素値に対応した回数だけサーマルヘッド1のスイッチ素子が繰り返しオンとなり、加熱素子に電流が流れる。
例えば、受像シート7の地色をイエローパール調に調整していた場合、地色調整に使用したY層51と、画像の印画に使用したY層51とは同じものとなる。
Yの昇華転写後、サーマルヘッド1が上昇し、プラテンロール2から離れる。次に、受像シート7とM層52とが位置合わせされる。この場合、受像シート7はプリントサイズに相当する距離だけ前方側へ送られるとともに、熱転写シート5はY層51とM層52との間のマージンに相当する距離だけ後方側へ送られる。
Yを昇華転写する方法と同様にして、受像シート7上にM及びCが順次昇華転写され、受像シート7上に画像を有する画面が形成される。次に、サーマルヘッド1により画面上にOP層54が転写されて、保護層が形成される。
その後、画面上に保護層が形成された受像シート7は、下流側に設けられたカッター8により、画面の後方縁が切断されて、画面が形成されたプリント枚葉(印画物)7aが作製される。プリント枚葉7aは、図示を省略する排出口から排出される。
このように、顧客に選択された色味となるように染料を低階調で転写して受像シート7の地色を調整した後に画像を印画することで、顧客の要望に応じた色味の印画物を製造できる。熱転写印画装置に装填する受像シート7は1種類(例えばシルバーパール調)のみでよく、顧客から要望される色味に応じて交換する必要もないため、コストを抑えることができる。また、受像シート7の地色調整と、画像の印画とで、同じ染料層を使用するため、熱転写シート5についても余分なコストが生じることがない。
上述したように、受像シート7は、基材71、中間層72及び受容層73が積層された構成となっている。
[基材]
基材71としては、紙類、プラスチックフィルム等が使用でき、紙類では、各種紙単体もしくは加工紙等いずれも使用可能で、例えば、上質紙、コート紙、アート紙、キャストコート紙、板紙等の他、樹脂エマルジョンや合成ゴムラテックス等の含浸紙、合成樹脂内添紙などが挙げられ、合成紙では、ポリスチレン系合成紙やポリオレフィン系合成紙等が良好に使用できる。
また、プラスチックフィルムでは、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂フィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルムなどのポリエステル系樹脂フィルム、硬質ポリ塩化ビニルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリアクリロニトリルフィルム、ポリメタクリレートフィルム、ポリエーテルエーテルケトンフィルム、ポリエーテルスルフォンフィルム、ポリアリレートフィルムなどが使用できる。これらのプラスチックフィルムでは透明なフィルムだけでなく、白色顔料や、充填剤等を加えて成膜した白色不透明のフィルム、或いは発泡させたフィルムも使用できる。尚、これらの材料はそれぞれ単独でも使用できるが、他の材料と組み合わせた積層体として使用してもよい。
さらに、基材の裏面には、プリンタ搬送性の向上や、受像シートのカール制御のために裏面層を形成することができ、例えば、樹脂塗工液に各種のフィラーを添加して、塗工して形成したりできる。裏面層として、アクリル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ハロゲン化ポリマー等の樹脂中に、添加剤として、アクリル系フィラー、ポリアミド系フィラー、フッ素系フィラー、ポリエチレンワックスなどの有機系フィラー、及び二酸化ケイ素や金属酸化物などの無機フィラーを加えたものが使用できる。
[中間層]
中間層72は、少なくともバインダ樹脂と着色剤から構成され、着色剤が特殊顔料を含有している。中間層72に用いるバインダ樹脂としては、たとえばポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリスルフォン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エポキシ樹脂、セルロース系樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等が挙げられる。これらの樹脂のうち、活性水素を有するものについては、さらにそれらのイソシアネート硬化物をバインダとすることもできる。
着色剤に含有される特殊顔料は、金属及び金属酸化物である顔料や、その他の着色顔料を使用できる。例えば、アルミニウム、銅、亜鉛、ニッケル、銀、錫等の金属粉末顔料、またこれらの金属粉末顔料と有彩色を有する顔料との混合物等が挙げられる。また、金属酸化物としては、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛や酸化鉄等が挙げられる。これらの中でも、特にアルミニウム、酸化アルミニウム、ルチル型酸化チタンが、銀色、白色の意匠、装飾性に優れたものが得られるため、好ましく用いられる。上記の金属及び金属酸化物の大きさは、平均粒径で0.1μm以上30μm以下程度である。また、マイカとして、一般的にプラスチック用充填剤や光輝剤として用いられる、マイコバイト系マイカK2Al(AlSi3102(OH)4(白マイカ)、フロゴバイト系マイカK2Mg(AlSi3102(OH)4(金マイカ)等のパールマイカ、着色マイカも着色剤として使用することが好ましく、意匠、装飾性に優れたものである。
また、中間層の着色剤で、プラスチックピグメントを用いることができる。プラスチックピグメントはポリエチレンテレフタレート等のプラスチックフィルム上に、アルミニウム、金、銀、銅、ニッケル、クロム、錫、チタンや、これらの酸化物や、これらを主成分とした合金等を蒸着させ、その後にその蒸着されたフィルムを偏平状に粉砕したものであり、偏光性、金属光沢性を有する。上記のマイカやプラスチックピグメントは平均粒径で0.1μm以上30μm以下程度のものを使用する。
また、特殊顔料として、蛍光性を有する蛍光顔料を使用することができ、具体的には硫化亜鉛、ケイ酸亜鉛、硫化カドミウム、タングステン酸カルシウム、タングステン酸カドミウム等を熱処理した無機蛍光顔料や、顔料色素型のものと、蛍光染料を合成樹脂の初期縮合物に溶解し、縮合を進めて樹脂中にこれを固溶体の形で固着したのち粉砕したものである有機蛍光顔料を使用できる。
[受容層]
受容層73は、中間層72の上に形成するもので、加熱により熱転写シート5から転写される色材を受容する働きを有するもので、染料を受容し、発色させると同時に、一旦受容した染料を再昇華させないことが望まれる。受容層は、一般に熱可塑性樹脂を主体として構成される。受容層を形成する材料としては、例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリマー、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルエステル等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプロピレン等のオレフィンと他のビニルモノマーとの共重合体系樹脂、アイオノマー、セルロースジアセテート等のセルロース系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等が挙げられ、中でも特に好ましいものはポリエステル系樹脂及び塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体及びそれらの混合物である。
画像印画時に、熱転写シートの染料層と、受像シートの受容層との融着若しくは印画感度の低下等を防ぐ目的で、受容層に離型剤を混合できる。離型剤としては、シリコーンオイル、リン酸エステル系界面活性剤、フッ素系界面活性剤等が挙げられるが、中でもシリコーンオイルが望ましい。シリコーンオイルとしては、エポキシ変性、ビニル変性、アルキル変性、アミノ変性、カルボキシル変性、アルコール変性、フッ素変性、アルキルアラルキルポリエーテル変性、エポキシ・ポリエーテル変性、ポリエーテル変性等の変性シリコーンオイルが望ましい。
基材71の受容層面側に、中間層72とは異なる特殊顔料含有層が設けられていてもよいし、受容層73に特殊顔料が含有されていてもよい。
上記実施形態では、顧客に選択された色味に基づいて、受像シート7の1画面分の領域の全体に染料を低階調転写して地色調整し、その後、画像を印画する例について説明したが、全体でなく、部分的に染料を低階調転写して地色調整してもよい。
例えば、地色調整する部分は、顧客がディスプレイやマウス、タッチパネル等の入力装置を使用して入力する。あるいはまた、熱転写印画装置や、熱転写印画装置に接続されたコンピュータが、入力画像から人物領域を抽出し、抽出した領域に染料を低階調転写して地色を調整してもよい。
上記実施形態では、1回目の染料転写で地色調整し、2回目の染料転写で画像を印画する例について説明したが、顧客が選択した地色になるように画像データを予め調整(補正)しておき、調整後の画像データを用いて印画処理を行うことで、1回の染料転写で地色調整された画像が印画できるようにしてもよい。
上記実施形態に係る熱転写印画装置は、例えば、図6に示すようなプリントシステムに適用できる。このプリントシステムは、第1タッチパネル110A、第2タッチパネル110B、データ入力部111、課金部112を有し、筐体101内に熱転写印画装置が収容されており、利用者から入力された画像のプリント出力を行う。
第1タッチパネル110Aは筐体101の天板101A部分に設けられ、第2タッチパネル110Bは筐体101の上部に設けられている。第1タッチパネル110Aへの入力操作を行い易いように、天板101A及び第1タッチパネル110Aの画面は、手前側が低く奥側が高くなるようにやや傾斜している。第2タッチパネル110Bのディスプレイ画面は、略垂直に立った状態となっている。第1タッチパネル110Aと第2タッチパネル110Bのディスプレイ画面は同程度の大きさとなっている。
第1タッチパネル110A及び第2タッチパネル110Bは、画像を含む情報を表示したり、利用者から各種指示の入力を受け付けたりする操作部であり、上述の選択部15の機能を有する。第1タッチパネル10Aは、画像プリント装置への画像データの入力方法(例えば、記憶媒体の使用、携帯端末からの赤外線通信、又はスマートフォンからの無線通信)選択画面、注意事項の表示画面、プリントする画像を選択する画像選択画面、注文内容や請求金額の確認画面等の基本操作画面を表示する。第2タッチパネル10Bは、印画物の色味選択画面や、部分的に色味を変える(地色調整する)場合の地色調整領域選択画面を表示する。色味選択画面、地色調整領域選択画面を第1タッチパネル10Aに表示してもよい。
データ入力部111は、デジタルカメラ等で撮影した画像データが記憶された記憶媒体から画像データを読み取ることで、画像データの入力を受け付ける。データ入力部111は、様々な記憶媒体に対応したデータ読取装置を有している。また、データ入力部111は、赤外線通信又は無線通信により携帯端末から画像データの入力を受け付けることができる。例えば、データ入力部111は筐体101の上部、具体的には筐体101の天板101Aと第2タッチパネル110Bとの間に設けられている。
課金部112は、筐体101の前面側に設けられた硬貨投入口112A、紙幣投入口112B、釣銭返却口112Cを有し、硬貨投入口112A及び紙幣投入口112Bから投入された貨幣を識別計数し、釣銭を釣銭返却口112Cから放出する。また、課金部112は、電子マネーによる決済機能を有していてもよい。また、課金部112は、請求金額、投入金額、釣銭額等をレシートに印字して出力するレシートプリンタを有していてもよい。
筐体101の前面側には、透明な開閉扉102が開閉自在に設けられている。開閉扉102の裏面側には、熱転写印画装置が作製した印画物が集積される集積部(図示せず)が設けられており、開閉扉102を開けると集積部に集積された印画物を取り出せるようになっている。
このプリントシステムによれば、利用者から提供された画像を用いて、利用者の要望に応じた色味の印画物を作製できる。
また、上記実施形態に係る熱転写印画装置は、例えば、図7に示すようなプリントシステムにも適用できる。このプリントシステムは、利用者を撮影し、撮影画像をプリント出力するものである。
図7に示すように、プリントシステムは、利用者Pを撮影し、撮影画像データを生成する撮影装置212と、プリントシステムの各部を制御する演算制御装置211と、印画物をプリントするプリンタ214と、撮影装置212の撮影時に発光するストロボ215と、を備える。プリンタ214が上記実施形態に係る熱転写印画装置に相当する。
また、プリントシステムは、利用者Pから各種操作を受け付けると共に、撮影画像のプレビュー表示や、印画物の色味選択画面、部分的に色味を変える場合の地色調整領域選択画面を表示する、上述の選択部15の機能を有するタッチパネル213を備えている。
このプリントシステムによれば、利用者Pを撮影した画像を用いて、利用者Pの要望に応じた色味の印画物を作製できる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 サーマルヘッド
2 プラテンロール
3 供給部
4 回収部
5 熱転写シート
6 受像紙ロール
7 受像シート
10 印画部
14 制御装置
15 選択部
71 基材
72 中間層
73 受容層

Claims (10)

  1. 熱転写プリンタと、印画物の色味の選択を受け付ける操作部とを備えるプリントシステムであって、
    前記熱転写プリンタは、
    イエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層が設けられた熱転写シートを供給する第1供給部と、
    基材上に受容層が設けられ、前記基材の受容層面側に特殊顔料を含有する層が設けられている受像シートを供給する第2供給部と、
    サーマルヘッド及びプラテンロールを有し、前記熱転写シートと前記受像シートとを重ね合わせて、前記サーマルヘッドと前記プラテンロールとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記熱転写シートを加熱して前記受像シートに染料を転写し、画像を印画して印画物を作製する印画部と、
    前記操作部が受け付けた色味に基づいて、前記イエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層の少なくとも1つから所定の画像階調以上で前記受像シートに染料を転写して前記受像シートの地色を調整し、地色を調整した部分を含む領域に前記画像を印画するように前記印画部を制御する制御装置と、
    を備えることを特徴とするプリントシステム。
  2. 前記受像シートの地色調整に使用した染料層を、前記画像の印画時に再利用することを特徴とする請求項1に記載のプリントシステム。
  3. 前記受像シートの1画面分の領域全体の地色を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載のプリントシステム。
  4. 前記操作部は、前記画像内の地色調整する部分の入力を受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリントシステム。
  5. 前記画像から人物領域を抽出し、前記受像シートのうち、前記人物領域に対応する部分の地色を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載のプリントシステム。
  6. 前記特殊顔料はパール顔料又は金属粉末顔料であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプリントシステム。
  7. 前記基材上に中間層及び前記受容層が積層され、前記中間層が前記特殊顔料を含有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプリントシステム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプリントシステムで使用される受像シートであって、基材上に受容層が設けられ、前記基材の受容層面側に特殊顔料を含有する層が設けられていることを特徴とする受像シート。
  9. 印画物の色味の選択を受け付ける工程と、
    選択された色味に基づいて、熱転写シートのイエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層の少なくとも1つから、所定の画像階調以上で、基材上に受容層が設けられ、前記基材の受容層面側に特殊顔料を含有する層が設けられている受像シートに染料を転写して前記受像シートの地色を調整する工程と、
    前記熱転写シートを加熱し、前記受像シートの地色を調整した部分を含む領域に染料を転写し、画像を印画して印画物を製造する工程と、
    を備える印画物の製造方法。
  10. 前記受像シートの地色調整に使用した染料層を、前記画像の印画時に再利用することを特徴とする請求項9に記載の印画物の製造方法。
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