JP2001315443A - 熱転写受像シート - Google Patents

熱転写受像シート

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JP2001315443A JP2000134459A JP2000134459A JP2001315443A JP 2001315443 A JP2001315443 A JP 2001315443A JP 2000134459 A JP2000134459 A JP 2000134459A JP 2000134459 A JP2000134459 A JP 2000134459A JP 2001315443 A JP2001315443 A JP 2001315443A
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intermediate layer
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Koichi Shirai
孝一 白井
Kazuhiro Masuda
和博 増田
Tadahiro Ishida
忠宏 石田
Katsuyuki Oshima
克之 大嶋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属光沢や着色が施されて、意匠、装飾性の
高い熱転写受像シートを、安価に、また容易に製造する
ことができることにある。 【解決手段】 少なくとも、色材受容層3と中間層2と
基材1から構成される熱転写受像シートにおいて、該中
間層2が少なくともバインダー樹脂と着色剤から構成さ
れ、該着色剤として金属成分を含有していることによ
り、金属光沢や着色を付与する中間層2を基材1上に、
真空蒸着法やスパッタリング法等の特別な方法による、
かつ製造コストのかかる金属蒸着膜として設ける方法で
はなく、簡便な塗工方式で形成することで、意匠、装飾
性の高い熱転写受像シートを、安価に、また容易に製造
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写シートと重
ね合わせ、サーマルヘッドやレーザー光をデバイスとし
て、昇華性染料の色材を熱転写することにより画像が形
成される熱転写受像シートに関し、特に金属光沢や着色
されて、意匠、装飾性の高い熱転写受像シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、熱転写方式を用いて被転写体
に文字や画像を形成することが行われている。熱転写方
式としては、感熱昇華型転写方式と感熱溶融型転写方式
が広く用いられている。このうち、感熱昇華型転写方式
は、昇華性染料を色材とし、それを画像情報に応じて発
熱制御されたサーマルヘッドやレーザー光等の加熱デバ
イスを用いて、熱転写シート上の昇華性染料層中の染料
を熱転写受像シート等の被転写体に移行させて画像を形
成させる方式である。この感熱昇華型転写方式は、極め
て短時間の加熱によってドット単位で染料の移行量を制
御できる。このように形成された画像は、使用する色材
が染料であることから非常に鮮明であり、且つ透明性に
優れているため、得られる画像は中間調の再現性や階調
性に優れ、極めて高精細な画像を得ることができる。こ
のため、フルカラー銀塩写真に匹敵する高品質の画像を
得ることができる。
【0003】マルチメディアに関連した様々なハードお
よびソフトの発達により、この熱転写方式は、コンピュ
ーターグラフィックス、衛星通信による静止画像そして
CDROMその他に代表されるデジタル画像およびビデ
オ等のアナログ画像のフルカラーハードコピーシステム
として、その市場を拡大している。この熱転写方式によ
る熱転写受像シートの具体的な用途は、多岐にわたって
いる。代表的なものとしては、印刷の校正刷り、画像の
出力、CAD/CAMなどの設計およびデザインなどの
出力、CTスキャンや内視鏡カメラなどの各種医療用分
析機器、測定機器の出力用途そしてインスタント写真の
代替として、また身分証明書やIDカード、クレジット
カード、その他カード類への顔写真などの出力、さらに
遊園地、ゲームセンター、博物館、水族館などのアミュ
ーズメント施設における合成写真、記念写真、絵ハガキ
としての用途などをあげることができる。
【0004】さらに、上記のような用途の多様化に伴
い、任意の対象物に貼り付けられるもので、例えば、画
像が形成される受容層と基材が、粘着剤層を介して、離
型シートと剥離可能な構成の熱転写受像シートが使用さ
れている。いわゆる、ラベルやシールタイプと言われて
いるものである。この熱転写受像シートは、受容層に所
望の画像を形成後、該受容層を有する基材を剥離して任
意の対象物に貼着する用途のものである。また、特開平
2000−118152号公報等には、金属蒸着が施さ
れた基材上に受容層を設け、装飾性が高く、メタリック
調で美麗な画像が得られる熱転写受像シートが開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなシールタ
イプの熱転写受像シートにおいて、白色の地色や透明の
地色では、その上に形成される画像に迫力が欠けたり、
面白味がない等、物足りない指摘が多い。また、上記の
ような金属蒸着された基材を使用した熱転写受像シート
では、その金属蒸着するには、真空蒸着法やスパッタリ
ング法等の特別な方法で加工する必要があり、製造コス
トが高くついてしまうという問題がある。このような制
約から、金属光沢等を有する意匠、装飾性の高い熱転写
受像シートは、市場に供給されていないのが実情であ
る。したがって、上記課題を解決するために、本発明の
目的は、金属光沢や着色が施されて、意匠、装飾性の高
い熱転写受像シートを、安価に、また容易に製造するこ
とができることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、少なくとも、色材受容層と中間層と基材
から構成される熱転写受像シートにおいて、該中間層が
少なくともバインダー樹脂と着色剤から構成され、該着
色剤が金属成分を含有していることを特徴としている。
また、前記の基材が、透明性基材であることが好まし
く、さらに前記の透明性基材が延伸したポリプロピレン
またはポリエチレンテレフタレートフィルムであること
が望ましい。前記の中間層の着色剤が金属成分を含んで
いることが好ましく、また該着色剤は、金属及び金属酸
化物を含んでいることが望ましい。また、前記の中間層
の着色剤は、プラスチックピグメントまたはマイカを含
んでいることが好ましい。
【0007】前記の金属及び金属酸化物は、アルミニウ
ム、酸化アルミニウム、ルチル型酸化チタンであること
が好ましく、また前記の着色剤が蛍光性を有する材料で
あることが望ましい。前記の中間層の塗工量は、2〜4
g/m2であることが好ましい。また、本発明のシール
用熱転写受像シートは、前記に記載する熱転写受像シー
トの基材の色材受容層側と反対側の面に、粘着剤層と離
型シートを積層し、該粘着剤層と該離型シートの離型面
とが剥離可能に貼合されたことを特徴とする。
【0008】本発明の熱転写受像シートは、少なくと
も、色材受容層と中間層と基材から構成され、該中間層
が少なくともバインダー樹脂と着色剤から構成され、該
着色剤として金属成分を含有していることにより、金属
光沢や着色を付与する中間層を基材上に、簡便な塗工方
式で形成することで、意匠、装飾性の高い熱転写受像シ
ートを、安価に、また容易に製造することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、好ましい実施の形態を挙
げて、本発明を更に詳しく説明する。図1は、本発明の
熱転写受像シートである一つの実施形態を示す断面図で
ある。熱転写受像シートは、基材1上に中間層2、色材
受容層3を順次設けた構成である。尚、該中間層2は少
なくともバインダー樹脂と着色剤から構成され、該着色
剤が金属成分を含有している。また、図2は本発明の熱
転写受像シートである他の実施形態を示す断面図であ
り、基材1の一方の面に中間層2、色材受容層3を順次
設け、基材1の他方の面には粘着剤層4、離型シート5
を順次設けた構成であり、該粘着剤層4と該離型シート
5の離型面とが剥離可能に貼合された、いわゆるシール
タイプの熱転写受像シートである。このタイプの熱転写
受像シートは、色材受容層3を有する基材1を、離型シ
ート5から剥離して、粘着剤層4により任意の対象物に
貼着することができる。
【0010】以下、本発明の熱転写受像シートを構成す
る各層について、詳細に説明していく。 (基材)本発明の基材1としては、紙類、プラスチック
フィルム等が使用でき、紙類では、各種紙単体もしくは
加工紙等いずれも使用可能で、例えば、上質紙、コート
紙、アート紙、キャストコート紙、板紙等の他、樹脂エ
マルジョンや合成ゴムラテックス等の含浸紙、合成樹脂
内添紙などが挙げられ、合成紙では、ポリスチレン系合
成紙やポリオレフィン系合成紙等が良好に使用できる。
【0011】また、プラスチックフィルムでは、ポリプ
ロピレンなどのポリオレフィン系樹脂フィルム、ポリカ
ーボネートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィル
ム、ポリエチレンテレフタレートフィルムなどのポリエ
ステル系樹脂フィルム、硬質ポリ塩化ビニルフィルム、
ポリスチレンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリアク
リロニトリルフィルム、ポリメタクリレートフィルム、
ポリエーテルエーテルケトンフィルム、ポリエーテルス
ルフォンフィルム、ポリアリレートフィルムなどが使用
できる。これらのプラスチックフィルムでは透明なフィ
ルムだけでなく、白色顔料や、充填剤等を加えて成膜し
た白色不透明のフィルム、或いは発泡させたフィルムも
使用できる。尚、これらの材料はそれぞれ単独でも使用
できるが、他の材料と組み合わせた積層体として使用し
てもよい。
【0012】本発明では、基材として透明性を有する基
材を用いることが好ましく、実用上、延伸したポリプロ
ピレンまたはポリエチレンテレフタレートフィルムを用
いることが良い。それによって、OHP投影機にかけ
て、使用できたり、また、シールタイプでは貼着される
対象物の表面の外観が損なわれることなく、透過できる
ものが得られる。尚、この場合はもちろん、色材受容
層、粘着剤層等、熱転写受像シートの貼着する部分は透
明性を有していることが望ましい。
【0013】さらに、基材の裏面には、プリンター搬送
性の向上や、熱転写受像シートのカール制御のために裏
面層を形成することができ、例えば、樹脂塗工液に各種
のフィラーを添加して、塗工して形成したりすることが
できる。裏面層として、アクリル系樹脂、セルロース系
樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアセタール樹
脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ
スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ハロゲン化ポリ
マー等の樹脂中に、添加剤として、アクリル系フィラ
ー、ポリアミド系フィラー、フッ素系フィラー、ポリエ
チレンワックスなどの有機系フィラー、及び二酸化珪素
や金属酸化物などの無機フィラーを加えたものが使用で
きる。
【0014】この裏面層として、上述の樹脂を硬化剤に
より硬化したものを使用することがさらに好ましい。硬
化剤としては、イソシアネート化合物、キレート化合物
等の一般的に公知のものが使用できるが、中でもイソシ
アネート化合物が好ましい。さらに、上記裏面層中に
は、添加剤として、有機フィラーまたは無機フィラーを
添加しても良い。これらのフィラーの働きで、プリンタ
ー内での熱転写受像シートの搬送性が向上し、また、ブ
ロッキングを防ぐなど熱転写受像シートの保存性も向上
する。有機フィラーとして、アクリル系フィラー、ポリ
アミド系フィラー、フッ素系フィラー、ポリエチレンワ
ックスなどがあげられる。この中では、特にポリアミド
系フィラーが好ましい。また、無機フィラーとして、二
酸化珪素や金属酸化物などがあげられる。
【0015】(中間層)本発明の熱転写受像シートの中
間層2は、少なくともバインダー樹脂と着色剤から構成
され、該着色剤が金属成分を含有している。すなわち、
本発明では、この中間層が金属光沢や着色が施されて、
意匠、装飾性の高い熱転写受像シートを提供するもので
ある。中間層に用いるバインダー樹脂としては、たとえ
ばポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカー
ボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、ポリスルフォン系樹脂、ポリ塩化
ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル酢酸ビニ
ル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニ
ルブチラール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エポキ
シ樹脂、セルロース系樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、
ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等が挙げら
れる。これらの樹脂のうち、活性水素を有するものにつ
いては、さらにそれらのイソシアネート硬化物をバイン
ダーとすることもできる。
【0016】また、中間層に含有する着色剤は、金属及
び金属酸化物である顔料や、その他の着色顔料、染料等
を使用することができる。着色剤に含有する金属として
は、アルミニウム、銅、亜鉛、ニッケル、銀、錫等の金
属粉末顔料、またこれらの金属粉末顔料と有彩色を有す
る顔料との混合物等が挙げられる。また、着色剤に含有
する金属酸化物としては、酸化アルミニウム、酸化チタ
ン、酸化亜鉛や酸化鉄等が挙げられる。これらの中で
も、特にアルミニウム、酸化アルミニウム、ルチル型酸
化チタンが、銀色、白色の意匠、装飾性に優れたものが
得られるため、好ましく用いられる。上記の酸化チタン
は、隠蔽性の高い点で、アナターゼ型ではなく、ルチル
型を用いることが特に好ましい。上記の金属及び金属酸
化物の大きさは、平均粒径で0.1〜30μm程度であ
る。また、マイカとして、一般的にプラスチック用充填
剤や光輝剤として用いられる、マイコバイト系マイカK
2Al(AlSi3102(OH)4(白マイカ)、フロ
ゴバイト系マイカK2Mg(AlSi3102(OH)4
(金マイカ)等のパールマイカ、着色マイカも着色剤と
して使用することが好ましく、意匠、装飾性に優れたも
のである。また、中間層の着色剤で、プラスチックピグ
メントを用いることができ、該プラスチックピグメント
はポリエチレンテレフタレート等のプラスチックフィル
ム上に、アルミニウム、金、銀、銅、ニッケル、クロ
ム、錫、チタンや、これらの酸化物や、これらを主成分
とした合金等を蒸着させ、その後にその蒸着されたフィ
ルムを偏平状に粉砕したものであり、偏光性、金属光沢
性を有するものとして、本発明では好ましく用いられ
る。上記のマイカやプラスチックピグメントは平均粒径
で0.1〜30μm程度のもので使用する。
【0017】また、中間層の着色剤として、蛍光性を有
する材料を使用することができ、具体的には蛍光顔料と
して、硫化亜鉛、ケイ酸亜鉛、硫化カドミウム、タング
ステン酸カルシウム、タングステン酸カドミウム等を熱
処理した無機蛍光顔料や、顔料色素型のものと、蛍光染
料を合成樹脂の初期縮合物に溶解し、縮合を進めて樹脂
中にこれを固溶体の形で固着したのち粉砕したものであ
る有機蛍光顔料を使用することができる。特に、中間層
塗工液を調整するうえで、蛍光顔料の分散性、均一性等
の点で、有機蛍光顔料が好ましく用いられる。また白色
顔料等と併用して、スチルベン系化合物、ベンゾイミダ
ゾール系化合物、ベンゾオキサゾール系化合物等の蛍光
増白剤を使用することもできる。以上のような着色剤を
含有する中間層では、バインダー樹脂と着色剤との混合
割合は、質量比で1/0.1〜1/10程度である。こ
のような中間層はバインダー樹脂と着色剤と、必要に応
じて添加剤を加え、グラビアダイレクトコート、グラビ
アリバースコート、ナイフコート、エアコート、ロール
コート等の方法で、任意の厚さでよいが、一般的には乾
燥状態で1〜6g/m2、特に好ましくは2〜4g/m2
の塗工量で形成する。
【0018】(色材受容層)本発明の熱転写受像シート
で用いる色材受容層3は、中間層の上に形成するもの
で、加熱により熱転写シートから転写される色材を受容
する働きを有するもので、染料を受容し、発色させると
同時に、一旦受容した染料を再昇華させないことが望ま
れる。色材受容層は、一般に熱可塑性樹脂を主体として
構成される。受容層を形成する材料としては、例えば、
ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル
・酢酸ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリマー、ポリ
酢酸ビニル、ポリアクリルエステル等のポリエステル系
樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレ
ンやプロピレン等のオレフィンと他のビニルモノマーと
の共重合体系樹脂、アイオノマー、セルロースジアセテ
ート等のセルロース系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等
が挙げられ、中でも特に好ましいものはポリエステル系
樹脂及び塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体及びそれらの
混合物である。
【0019】画像形成時において、着色転写層を有する
熱転写シートと、熱転写受像シートの受容層との融着若
しくは印画感度の低下等を防ぐ目的で、色材受容層に離
型剤を混合することができる。混合して使用する好まし
い離型剤としては、シリコーンオイル、リン酸エステル
系界面活性剤、フッ素系界面活性剤等が挙げられるが、
中でもシリコーンオイルが望ましい。そのシリコーンオ
イルとしては、エポキシ変性、ビニル変性、アルキル変
性、アミノ変性、カルボキシル変性、アルコール変性、
フッ素変性、アルキルアラルキルポリエーテル変性、エ
ポキシ・ポリエーテル変性、ポリエーテル変性等の変性
シリコーンオイルが望ましい。
【0020】離型剤は1種若しくは2種以上のものが使
用される。また、離型剤の添加量は受容層形成用樹脂1
00質量部に対し、0.5〜30質量部が好ましい。こ
の添加量の範囲を満たさない場合は、昇華型熱転写シー
トと熱転写受像シートの受容層との融着若しくは印画感
度の低下等の問題が生じる場合がある。このような離型
剤を受容層に添加することによって、転写後の受容層の
表面に離型剤がブリードアウトして離型層が形成され
る。
【0021】また、これらの離型剤は受容層に添加せ
ず、受容層上に別途塗工してもよい。受容層は、基材で
ある装飾効果の高いフィルムの上に、上記の如き樹脂に
離型剤等の必要な添加剤を加えたものを適当な有機溶剤
に溶解したり、或いは有機溶剤や水に分散した分散体を
適当な塗布方法で塗布及び乾燥することによって形成さ
れる。上記受容層の形成に際しては、受容層の白色度を
向上させて転写画像の鮮明度を更に高めたりする目的
で、白色顔料や蛍光増白剤等を添加することができる。
以上のように形成される色材受容層は任意の厚さでよい
が、一般的には乾燥状態で1〜50μmの厚さである。
【0022】また、このような受容層は連続被覆である
のが好ましいが、樹脂エマルジョン若しくは水溶性樹脂
や樹脂分散液を使用して、不連続の被覆として形成して
もよい。更に、熱転写プリンターの搬送安定化を図るた
めに受容層の上に帯電防止剤を塗工してもよい。更に、
受容層と反対側の熱転写受像シートの表面には熱転写プ
リンターの給紙時のダブルフィードを防ぐため、適当な
スリップ層を設けることができる。スリップ層として
は、ブチラール樹脂、ポリアクリル酸エステル、ポリメ
タクリル酸エステル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステ
ル、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル
等公知の樹脂の単独又はブレンドしたものに、各種の微
粒子やシリコーン等の滑剤を添加したものを用いること
ができる。
【0023】本発明の熱転写受像シートは、受像シート
の受容層面もしくは裏面、または両面の最表面に帯電防
止層を設けてもよい。帯電防止層は、帯電防止剤であ
る、脂肪酸エステル、硫酸エステル、リン酸エステル、
アミド類、4級アンモニウム塩、ベタイン類、アミノ酸
類、アクリル系樹脂、エチレンオキサイド付加物等を溶
剤に溶解又は分散させたものを塗工して、形成すること
ができる。形成手段は、上記の受容層の場合と同様のも
のがあげられる。帯電防止層の塗工量は、乾燥時0.0
01〜0.1g/m2が好ましい。
【0024】(離型シート)本発明において使用する離
型シート5は、従来公知のプラスチックフィルムまた
は、ポリラミ紙等の表面にシリコーン等の公知の離型剤
で離型処理を施した材料が挙げられ、例えば、東レ株式
会社製のルミラーT−60(厚み50μm)や、ダイヤ
ホイル株式会社製のW−400(厚み38μm)として
入手し、使用することができる。これらの離型シートは
20μm〜100μmの厚みのものが好ましく、離型シ
ートが薄すぎると得られる熱転写受像シートのいわゆる
コシがなくなり、熱転写プリンターで搬送できなかった
り、熱転写受像シートにシワが発生したりする。一方、
離型シートが厚すぎると、得られる熱転写受像シートが
厚くなりすぎ、熱転写プリンターで搬送駆動させる力が
大きくなりすぎて、プリンターに故障が生じたり、正常
に搬送できなかったりする。
【0025】また、本発明において使用する離型シート
は、表面無処理のポリオレフィン樹脂フィルム、例え
ば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムで
あり、特に延伸または無延伸のポリプロピレン樹脂フィ
ルムが好ましい。本発明者の知見によれば、特に延伸ま
たは無延伸のポリプロピレン樹脂フィルムは、その表面
に、従来技術の如き離型処理を施すことなく熱転写受像
シートを作成した場合に、粘着剤の種類を選択すること
によって、上記離型シートと粘着剤層とのJISZ02
37準拠の180°による剥離強度を約100〜1,7
00g、好ましくは約500〜1,400gの範囲に容
易に調節することができ、画像形成時には離型シートの
剥離がなく、そのうえ画像形成後には、離型シートを粘
着剤層から容易に剥離することができる。上記の離型シ
ートの厚みは約20〜100μm、好ましくは35〜7
5μmの範囲である。このような延伸若しくは無延伸の
ポリプロピレン樹脂フィルムとして、例えば、東洋紡績
株式会社製のパイレンや東レ株式会社製のトレファン等
として市場から入手することができる。
【0026】また、本発明において使用する離型シート
は、紙基材の一方の面に離型層を形成し、該紙基材の他
方の面に必要に応じて裏面層を形成することができる。
紙基材は、例えば、上質紙、アート紙、軽量コート紙、
微塗工紙、コート紙、キャストコート紙、合成樹脂また
はエマルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合
成樹脂内添紙等が挙げられる。この中でも、安価なコー
ト紙が好ましく用いられる。
【0027】離型層は、上記の紙基材の上に、シリコー
ン系剥離剤やワックス系剥離剤を塗布して形成したり、
ポリエチレン樹脂等を押し出しコーティングして形成す
ることができる。使用するポリエチレン樹脂の密度は
0.935g/m3以上が好ましく、その厚さは5〜3
0μm程度である。また、離型層の最表面には粘着剤層
との剥離性を向上させるため、シリコーン系剥離剤やワ
ックス系剥離剤を塗布しておくことが好ましい。また、
紙基材の他方の面に設ける裏面層は、プリンター搬送性
の向上や、離型シートのカール制御のために形成するも
のであり、樹脂塗工液にフィラーを添加して、塗工して
形成したり、ポリプロピレン樹脂等を押し出しコーティ
ングして形成することができる。
【0028】(粘着剤層)上記の本発明において使用す
る粘着剤層4は、従来から公知の溶剤系及び水系のいず
れの粘着剤を用いて形成することができる。粘着剤とし
て、例えば、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニ
ル−アクリル共重合体、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレンアクリル
酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、
ポリウレタン樹脂や、天然ゴム、クロロプレンゴム、ニ
トリルゴムなどが挙げられる。粘着剤層の塗工量は、約
8〜30g/m2(固形分)が一般的であり、従来公知
の方法、すなわち、グラビアコート、グラビアリバース
コート、ロールコート等の方法で、離型シート上に塗布
し、乾燥して粘着剤層を形成する。また、粘着剤層の粘
着力は、離型シートと粘着剤層との剥離強度で、JIS
Z0237準拠の180°による剥離方法において、
100〜1,700gの範囲、好ましくは500〜1,
400gの範囲にすることが望ましい。以上の如き粘着
剤の種類や、塗工量は、前記離型シート上に粘着剤層を
形成する際に、その剥離強度が前記範囲になるように、
選択して使用することが好ましい。
【0029】上記の離型シートと基材とを粘着剤層によ
り積層する方法としては、例えば、ドライラミネーショ
ン、ノンソルベント(ホットメルト)ラミネーション、
ECラミネーション方法等の公知の積層方法が使用でき
るが、好ましい方法はドライラミネーション及びノンソ
ルベントラミネーション方法である。ノンソルベントラ
ミネーション方法に好適な接着剤としては、例えば、武
田薬品工業株式会社製のタケネートA−720Lが挙げ
られ、ドライラミネーションに好適な接着剤としては、
例えば、武田薬品工業株式会社製のタケラックA969
/タケネートA−5(3/1)等が挙げられる。これら
の接着剤の使用量としては、固形分で約1〜8g/
2、好ましくは2〜6g/m2の範囲である。
【0030】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を示し、本発明を
具体的に説明する。 (実施例1)基材として、白色ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム(東レ(株)製、ルミラーE63、厚さ5
0μm)の上に、下記組成の中間層塗工液を、乾燥時
3.0g/m2になるように塗布して中間層を形成し、
さらに中間層の上に、下記組成の色材受容層塗工液を、
乾燥時5.0g/m2になる割合で塗布し、色材受容層
を形成して、実施例1の熱転写受像シートを作製した。
【0031】 (中間層用塗工液組成) ポリウレタン樹脂 50部 (日本ポリウレタン工業(株)製、ニッポラン5199) 燐片状アルミニウム顔料 20部 (昭和アルミパウダー(株)製、アルミペースト、平均粒径20μm) メチルエチルケトン/トルエン(質量比1/1) 40部 イソプロピルアルコール 10部
【0032】 (色材受容層用塗工液組成) ポリエステル樹脂 20部 (東洋紡績(株)製、バイロン200) エポキシ変性シリコーンオイル 2部 (X−22−3000T、信越化学工業(株)製) メチルエチルケトン/トルエン(質量比1/1) 78部
【0033】(実施例2)実施例1で使用した基材を、
透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ(株)
製、ルミラーT−60、50μm)に変更し、中間層、
色材受容層を実施例1と同様に形成した。次に、上記基
材の他方の面に、下記組成の粘着剤層用塗工液を乾燥時
15g/m2になる割合で塗布し、乾燥して粘着剤層を
形成し、その粘着剤層面と、離型シートである表面無処
理の二軸延伸ポリプロピレンフィルム(商品名パイレン
P2156、東洋紡績株式会社製、厚み30μm)を対
向させてラミネートして、実施例2のシール用熱転写受
像シートを作製した。
【0034】 (粘着剤層用塗工液組成) アクリル共重合体 48部 (綜研化学(株)製、SKダイン1310L) エポキシ樹脂(綜研化学(株)製、硬化剤E−AX 0.36部 酢酸エチル 51.64部
【0035】(実施例3)実施例1で使用した基材上
に、下記組成の中間層塗工液を乾燥時3.0g/m 2
なるように塗布して中間層を形成し、さらに中間層の上
に、実施例1で使用した色材受容層塗工液を、乾燥時
5.0g/m2になる割合で塗布し、色材受容層を形成
した。そして、上記基材の他方の面に、実施例2で使用
した粘着剤層用塗工液を乾燥時15g/m2になる割合
で塗布し、乾燥して粘着剤層を形成し、その粘着剤層面
と、実施例2で使用した離型シートを対向させてラミネ
ートして、実施例3のシール用熱転写受像シートを作製
した。
【0036】 (中間層用塗工液組成) ポリウレタン樹脂 50部 (日本ポリウレタン工業(株)製、ニッポラン5199) アルミニウム顔料(偏光粒子状) 20部 (平均粒径20μm) メチルエチルケトン/トルエン(質量比1/1) 40部 イソプロピルアルコール 10部
【0037】(実施例4)実施例3で使用した基材を、
透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ(株)
製、ルミラーT−60、50μm)に変更し、その他は
実施例3と同様にして、実施例4のシール用熱転写受像
シートを作製した。
【0038】(実施例5)実施例3で使用した中間層塗
工液を下記組成のものに変更し、乾燥時3.0g/m2
になるように塗布して中間層を形成した以外は、実施例
3と同様にして、実施例5のシール用熱転写受像シート
を作製した。 (中間層用塗工液組成) ポリウレタン樹脂 50部 (日本ポリウレタン工業(株)製、ニッポラン5199) 燐片状アルミニウム顔料 10部 (昭和アルミパウダー(株)製、アルミペースト、平均粒径20μm) 白色アルミニウム顔料(偏光粒子状) 10部 (平均粒径20μm) メチルエチルケトン/トルエン(質量比1/1) 40部 イソプロピルアルコール 10部
【0039】(比較例1)実施例3で使用した中間層塗
工液を下記組成のものに変更し、乾燥時1.0g/m2
になるように塗布して中間層を形成した以外は、実施例
3と同様にして、比較例1のシール用熱転写受像シート
を作製した。 (中間層用塗工液組成) ポリウレタン樹脂 50部 (日本ポリウレタン工業(株)製、ニッポラン5199) アナターゼ型酸化チタン(平均粒径20μm) 20部 メチルエチルケトン/トルエン(質量比1/1) 40部 イソプロピルアルコール 10部
【0040】(比較例2)実施例3で使用した中間層塗
工液を下記組成のものに変更し、乾燥時1.0g/m2
になるように塗布して中間層を形成し、その中間層の上
に、実施例3で使用した色材受容層塗工液を下記組成の
ものに変更し、乾燥時5.0g/m2になるように塗布
して色材受容層を形成した以外は、実施例3と同様にし
て、比較例2のシール用熱転写受像シートを作製した。
【0041】 (中間層用塗工液組成) ポリウレタン樹脂 50部 (日本ポリウレタン工業(株)製、ニッポラン5199) アナターゼ型酸化チタン(平均粒径20μm) 20部 赤色染料 0.07部 メチルエチルケトン/トルエン(質量比1/1) 40部 イソプロピルアルコール 10部
【0042】 (色材受容層用塗工液組成) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 12.0部 (電気化学工業(株)製、デンカビニル#1000A) エポキシ変性シリコーンオイル 0.8部 (X−22−3000T、信越化学工業(株)製) アミノ変性シリコーンオイル 0.24部 (X−22−1660B−3、信越化学工業(株)製) メチルエチルケトン/トルエン(質量比1/1) 60部
【0043】上記の実施例及び比較例の熱転写受像シー
トと、市販の昇華性熱転写シートを、それぞれの色材受
容層と染料層を重ね合わせ、熱転写シートの裏面からサ
ーマルヘッドで加熱し、テストパターンの熱転写画像を
形成した。印字条件は、線密度が300dpiのサーマ
ルヘッドを搭載した256階調制御が可能な熱転写プリ
ンターを使用し、パルス幅が1ms、記録周期が2.0
ms/line、記録エネルギーが3.0j/cm
2で、画像を形成する。
【0044】上記の得られた画像形成物を、目視にて観
察し、意匠、装飾性について、下記の評価基準にて、評
価した。女性10人に上記の画像形成物を目視にて、観
察してもらい、良否についての質問に対し、回答内容に
より、評価した。 ○:良い旨の回答が5人以上で、かつ嫌いとの回答がな
い。 △:良い旨の回答が5人以上で、かつ嫌いの回答が1人
以上2人以下である。 ×:良い旨の回答が4人以下である。
【0045】上記の評価結果は下記の表1の通りであ
る。
【表1】
【0046】実施例の画像形成物は、銀色の金属光沢
や、白色の着色性が良好であり、偏光性も有し、意匠、
装飾性に優れたものであった。それに対して、比較例の
画像形成物は、白色性が低く、画像の下のものが透けて
見えてしまい、隠蔽性が低く、画像がぼやけてしまい、
不鮮明な印象になった。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように、
少なくとも、色材受容層と中間層と基材から構成される
熱転写受像シートにおいて、該中間層が少なくともバイ
ンダー樹脂と着色剤から構成され、該着色剤として金属
成分を含有していることにより、金属光沢や着色を付与
する中間層を基材上に、真空蒸着法やスパッタリング法
等の特別な方法による、かつ製造コストのかかる金属蒸
着膜として設ける方法ではなく、簡便な塗工方式で形成
することで、意匠、装飾性の高い熱転写受像シートを、
安価に、また容易に製造することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写受像シートである一つの実施形
態を示す断面図である。
【図2】本発明の熱転写受像シートである他の実施形態
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基材 2 中間層 3 色材受容層 4 粘着剤層 5 離型シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 忠宏 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 大嶋 克之 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2H111 AA05 AA27 CA03 CA04 CA05 CA30 CA33 CA38 CA44

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、色材受容層と中間層と基材
    から構成される熱転写受像シートにおいて、該中間層が
    少なくともバインダー樹脂と着色剤から構成され、該着
    色剤が金属成分を含有していることを特徴とする熱転写
    受像シート。
  2. 【請求項2】 前記の基材が、透明性基材であることを
    特徴とする上記請求項1に記載する熱転写受像シート。
  3. 【請求項3】 前記の透明性基材が延伸したポリプロピ
    レンまたはポリエチレンテレフタレートフィルムである
    ことを特徴とする上記請求項2に記載する熱転写受像シ
    ート。
  4. 【請求項4】 前記の中間層の着色剤は、金属及び金属
    酸化物を含有していることを特徴とする上記請求項1〜
    3のいずれかに記載する熱転写受像シート。
  5. 【請求項5】 前記の中間層の着色剤は、プラスチック
    ピグメントまたはマイカを含んでいることを特徴とする
    上記請求項1〜4のいずれか一つに記載する熱転写受像
    シート。
  6. 【請求項6】 前記の金属及び金属酸化物は、アルミニ
    ウム、酸化アルミニウム、ルチル型酸化チタンであるこ
    とを特徴とする上記請求項4に記載する熱転写受像シー
    ト。
  7. 【請求項7】 前記の着色剤が蛍光性を有する材料であ
    ることを特徴とする上記請求項1〜3のいずれかに記載
    する熱転写受像シート。
  8. 【請求項8】 前記の中間層の塗工量が、2〜4g/m
    2であることを特徴とする上記請求項1〜7のいずれか
    一つに記載する熱転写受像シート。
  9. 【請求項9】 前記の請求項1〜8のいずれかに記載す
    る熱転写受像シートの基材の色材受容層側と反対側の面
    に、粘着剤層と離型シートを積層し、該粘着剤層と該離
    型シートの離型面とが剥離可能に貼合されたことを特徴
    とするシール用の熱転写受像シート。
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