JP2008201086A - 中間転写記録媒体ならびにそれを用いる情報記録方法および情報記録体の製造方法 - Google Patents

中間転写記録媒体ならびにそれを用いる情報記録方法および情報記録体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】偽造・改ざんを効果的に防止するための手段を提供すること。
【解決手段】情報受容層を含む転写部を基材上に剥離可能に有する中間転写記録媒体。転写部は、基材側から、ホログラム形成層、反射性パターン層および情報受容層をこの順に有する。
【選択図】なし

Description

本発明は、文字、画像等の情報を受容層に一旦記録し、その後その受容層を被転写体に転写することにより、被転写体に情報を記録するために使用される中間転写記録媒体、ならびに前記中間転写記録媒体を使用する情報記録方法および情報記録体の製造方法に関する。
中間転写記録媒体は、文字、画像等の情報を一旦受容層に記録し、その後その受容層を被転写体に転写して印画物を形成するために使用される。中間転写記録媒体によれば、色材が移行しにくく高画質の画像を直接形成することが困難な基材に対して情報を記録することができる(例えば特許文献1参照)。
また、中間転写記録媒体によれば、あらかじめ受容層に必要とされる文字や顔写真等の画像を形成しておき、その後の転写によって被転写体に画像を形成することができる。更に、あらかじめ被転写体上にサイン等の必要な事項を記入または印刷等し、その後に、中間転写記録媒体から文字や写真等の画像が形成された受容層を転写することによって、基材上に複合情報を記録することもできる。そのため、近年、中間転写記録媒体は、パスポート等の身分証明書やクレジットカード・IDカード等の個別情報を含む印画物の作製のために広く用いられている(例えば特許文献2参照)。
特許第2848394号明細書 特開平11−263079号公報
上述したようなパスポートやクレジットカード等の印画物には、セキュリティ、即ち偽造や改ざんがされ難い高い信頼性・安全性が要求される。そのため、例えば特許文献2等では、複写による偽造や改ざんを防ぐために転写部にホログラムを設けることが提案されている。しかし、近年、偽造・改ざん手段はますます高度化しているため、より有効な偽造・改ざん防止手段が求められている。
そこで、本発明の目的は、偽造・改ざんを効果的に防止するための手段を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、ホログラムを構成する反射層をパターン化することにより、偽造・改ざんが困難となりセキュリティ性を高めることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、情報受容層を含む転写部を基材上に剥離可能に有する中間転写記録媒体であって、転写部は、基材側から、ホログラム形成層、反射性パターン層および情報受容層をこの順に有する中間転写媒体を提供する。
更に、本発明の一態様によれば、転写部が、基材と隣接する面に剥離層を有する前記中間転写記録媒体;ホログラム形成層によって現される絵柄と反射性パターン層により現される絵柄とにより連続絵柄が形成される前記中間転写記録媒体;転写部が、基材側とは反対側の最表面に接着層を有する前記中間転写記録媒体;情報受容層が接着層である前記中間転写記録媒体、が提供される。
更に、本発明は、前記中間転写記録媒体の転写部を被転写体に転写することにより被転写体上に情報を記録する情報記録方法;前記中間転写記録媒体の転写部を被転写体に転写することを含む情報記録体の製造方法、を提供する。
中間転写記録媒体は情報受容層へ情報を印画した後に被転写体に情報を転写するため、情報の改ざんが困難である。更に、ホログラムの反射層をパターン化するためには高度な技術を要するため、反射層をパターン層とすることにより高い偽造防止効果を得ることができる。
以下、本発明について更に詳細に説明する。
本発明の中間転写記録媒体は、情報受容層を含む転写部を基材上に剥離可能に有する。更に、前記転写部は、基材側から、ホログラム形成層、反射性パターン層および情報受容層をこの順に有する。
本発明において、「中間転写記録媒体」とは、文字、画像等の情報が記録(受容)された層または使用時に情報が記録(受容)される層を有し、情報が記録された層を被転写体に転写することにより情報記録体を製造するために使用され得る媒体をいい、「転写部」とは、本発明の中間転写記録媒体を被転写体に転写することにより最終的に得られる情報記録体上に存在する部分をいうものとする。また、「剥離可能」とは、本発明の中間転写記録媒体を被転写体へ転写する際に基材と転写部を分離できる程度の接着性で、基材上に転写部が配置されていることをいう。また、本発明において、「可視光透過性」とは、可視光(波長380nm〜780nm)の透過率が、例えば50%以上であることをいう。
本発明の中間転写媒体は、ホログラムを形成する反射層がパターン状である。反射層をパターン化するためには高度な技術を要するため、反射性パターン層を有することは偽造・改ざん防止にきわめて有効である。更に、本発明の中間転写媒体では、ホログラム形成層の絵柄と反射層のパターンにより形成される絵柄を組み合わせて複雑なホログラム絵柄を形成することができる。このような複雑なホログラム絵柄を形成するためにも高度が技術が必要とされるため、この点も偽造・改ざん防止に有効である。
また、中間転写記録媒体は、あらかじめ受容層に形成された情報をカード基材等の被転写体へ転写することにより、被転写体(印画物)へ情報を記録する。このような情報記録方法により形成された印画物は、印刷機により直接情報を基材へ記録することにより形成された印画物と比べて容易に情報の書き換えができないため、偽造・改ざん防止効果に優れる。更に、本発明の中間転写記録媒体は、ホログラムを有するためコピー機により複写すると複写物にホログラム絵柄が現れる。そのため、複写による偽造は困難である。
こうして、本発明によれば、偽造・改ざん防止にきわめて有効な中間転写記録媒体を提供することができる。
次に、本発明の中間転写記録媒体に含まれる各層の詳細を説明する。
基材
基材としては、通常、中間転写記録媒体に使用される基材フィルムを用いることができる。材質は使用目的に応じて選定することができ限定されるものではないが、耐久性等を考慮すると、プラスチック基材が望ましい。好ましい材質としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリスルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアリレート、トリアセチルセルロース(TAC)、ジアセチルセルロース、ポリエチレン-エチルビニルアルコールなどを例示できる。また、これらの材料を2種以上積層した複合フィルムも使用することができる。基材の厚さは、その強度および耐熱性等が適切になるように材料に応じて適宜選択することができ、通常は1〜100μm程度のものが好ましく用いられる。また、中間転写記録媒体を用いて被転写体に転写部を転写する際、基材フィルムとサーマルヘッド等の加熱デバイスとの融着を防止し、摺動性を向上させるために、基材フィルムの転写部側とは反対の面に、必要に応じて公知の背面層を設けることもできる。
剥離層
転写部は、基材と転写部を剥離可能とするために、基材と隣接する面に剥離層を有することが好ましい。剥離層は、転写部を基材から剥離しやすくし、かつ被転写体に転写された転写部の最表面層として保護層の機能を果たすことができる。但し、基材と転写部との組み合わせによっては、剥離層を形成せずに基材から転写部を剥離できることもある。
剥離層は、例えば、アクリル骨格樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、酢酸セルロースと熱硬化型アクリル樹脂、メラミン樹脂、ニトロセルロース樹脂、およびポリエチレンワックスとの混合物等から形成することができ、特にアクリル骨格樹脂を主成分とすることが好ましい。また、ポリエステル樹脂等を使用することにより、剥離層と基材との密着力を調整することもできる。剥離層は、例えばアクリル骨格樹脂とポリエステル樹脂を適当な溶剤により、溶解または分散させて剥離層用塗工液を調製し、これを基材フィルム上にグラビア印刷法、スクリーン印刷法またはグラビア版を用いたリバースコーティング法等の手段により塗布、乾燥して形成することができる。
また、剥離層を、離型性材料を用いて形成することもできる。この場合、通常、離型性材料とバインダ樹脂が併用される。バインダ樹脂としては、熱可塑性樹脂であるポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール等のビニル系樹脂、エチルセルロース、ニトロセルロース、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、または熱硬化型樹脂である不飽和ポリエステル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アミノアルキッド樹脂等が使用できる。また、離型性材料としては、ワックス類、シリコーンワックス、シリコーン系樹脂、メラミン樹脂、フッ素系樹脂、タルクやシリカの微粉末、界面活性剤や金属セッケン等の潤滑等が使用できる。離型層は、上記樹脂を適当な溶剤により、溶解または分散させて離型層用塗工液を調製し、これを基材フィルム上にグラビア印刷法、スクリーン印刷法またはグラビア版を用いたリバースコーティング法等の手段により塗布、乾燥して形成することができる。
剥離層の乾燥後の厚さは、通常0.1〜10μmである。
保護層
本発明の中間転写記録媒体は、基材または剥離層とホログラム形成層との間に保護層を有することもできる。保護層は、中間転写記録媒体の転写部が被転写体へ転写された後に、その転写部の最表面の剥離層だけでは保護機能が不十分な場合に保護機能を強化すること、剥離層と転写部との密着性を高めること等を目的として設けることができる。また、剥離層を設けない場合は被転写体へ転写された後に、その転写部の最表面保護層として機能することができる。
保護層は、少なくともバインダ樹脂から構成することができ、所望の保護機能を発揮し得る樹脂組成を選定することが好ましい。一般的には、エチルセルロース、ニトロセルロース、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール等のビニル重合体の熱可塑性樹脂や、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アミノアルキッド樹脂等の熱硬化型樹脂を用いることができる。転写部が転写された画像形成物に対して、耐摩擦性、耐薬品性、耐汚染性が特に要求される場合は、電離放射線硬化型樹脂を用いることもできる。
また、保護層は、水溶性樹脂のポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、アクリルエマルジョン、ウレタンエマルジョン等のエマルジョンを用い、さらに架橋アクリル微粒子、架橋ポリスチレン微粒子、架橋ポリスチレンアクリル微粒子、および、これら微粒子表面への官能基誘導体等の実質的に透明な微粒子を加えることにより、耐溶剤性や耐可塑剤性を向上させることができる。保護層 は上記の剥離層と同様の方法で形成することができ、乾燥状態で塗工量0.1〜10g/m2、厚さは0.1〜10μm程度が好ましい。
ホログラム形成層
ホログラム形成層としては、公知のホログラム形成層を用いることができるが、情報受容層に記録された情報を目視で識別可能とするためには可視光透過性を有するものが好ましい。例えば、ホログラム形成層は、透明な樹脂素材からなる層の片面にレリーフホログラムの微細凹凸を形成することにより作製することができる。ホログラム形成層を構成するための透明な樹脂材料としては、各種の熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、電離放射線硬化樹脂等の各種樹脂材料が選択可能である。例えば、熱硬化性樹脂として、不飽和ポリエステル樹脂、アクリルウレタン樹脂、エポキシ変性アクリル樹脂、エポキシ変性不飽和ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂等が挙げられる。熱可塑性樹脂としてはアクリル酸エステル樹脂、アクリルアミド樹脂、ニトロセルロース樹脂、ポリスチレン樹脂等が挙げられる。これらの樹脂は単独、または2種類以上の共重合体として使用することができる。また、これらの樹脂は単独、または2種類以上を各種イソシアネート樹脂や、ネフテン酸コバルト、ナフテン酸亜鉛等の金属石鹸ベンゾイルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド等の過酸化物、ベンゾフェノン、アセトフェノン、アントラキノン、ナフトキノン、アゾビスイソブチロニトリル、ジフェニルスルフィド等の熱または紫外線硬化剤を配合してもよい。また、電離放射線硬化型樹脂としては、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、アクリル変性ポリエステル等が挙げられる。このような電離放射線硬化型樹脂に架橋構造、粘度調整等を目的として、他の単官能または多官能モノマー、オリゴマー等を抱合させることができる。
ホログラム形成層は、感光性樹脂材料にホログラムの干渉露光を行って現像することによって直接的に形成することもできるが、予め作製したレリーフホログラムもしくはその複製物、またはそれらのメッキ型等を複製用型として用い、その型面を上記の樹脂材料に押し付けることにより、賦型を行うこともできる。熱硬化性樹脂や電離放射線硬化性樹脂を用いる場合には、型面に未硬化の樹脂を密着させたまま、加熱または電離放射線照射により硬化を行い、硬化後に剥離することによって、硬化した透明な樹脂材料からなる層の片面にレリーフホログラムの微細凹凸を形成することができる。なお、本発明では、同様な方法によりパターン状に形成して模様状とした回折格子を有する回折格子形成層もホログラム形成層に含めるものとする。また、ホログラム形成層および回折格子形成層を合わせたものは光回折構造層と呼ばれることもある。ホログラム形成層の厚さは、特に限定されるものではないが、例えば0.1〜20μm程度である。
反射性パターン層
本発明の中間転写記録媒体において、ホログラムを形成する反射層はパターン状である。これにより、下層に反射性パターン層が積層された部分ではホログラムの絵柄が見えやすく、下層に反射性パターン層が積層されてない部分では情報受容層に記録された文字や画像等の情報が確認しやすくなる。また、反射層をパターン化する技術はきわめて高度であるため、反射性パターン層を有する中間転写記録媒体およびこの中間転写記録媒体を用いて作製された情報記録体は偽造・改ざんすることは困難である。更に、ホログラム形成層が形成する絵柄と反射性パターン層が形成する絵柄が組み合わされ複雑な外観を有し、意匠性に優れる。
反射性パターン層を、光を反射する金属等の材料から形成すると不透明タイプのホログラムを得ることができ、可視光透過性を有する材料から形成すると透明タイプのホログラムを得ることができる。なお、不透明反射性パターン層を形成した場合は反射層が積層されていない部分から、情報受容層に記録された情報を確認することが可能である。
反射性パターン層のパターンの一例を図1に示す。図1(a)に示すように、パターンは、左右方向の幅が狭く上下方向に長い四角形が等間隔で配列した反射層が等間隔に、例えば、四角形の左右方向の長さ(即ち幅)と等しい間隔を有して配列したことによる縞状のパターンであってもよいし、または、図1(b)に示すように、反射層5が幾何学形状(図では長方形と星形)であってもよい。また、パターンは、以上のような具体的なパターンをポジパターンとするとき、それらのネガパターンであってもよい。なお、これらのパターンは例示であって、パターンは、主に意匠的な観点から自由に決めることができ、幾何学形状以外の文字や記号であってもよく、任意の形状であってよい。また、パターンをホログラム形成層のホログラムに同調させたものとしてもよい。ここで、同調とは、例えば図4(a)に示すように、ホログラム形成層によって現される絵柄と反射性パターン層により現される絵柄とにより連続絵柄が形成されること、好ましくは両絵柄が一体となって1つの連続絵柄を形成していることをいう。反射性パターン層のパターンをホログラム形成層の絵柄と同調させるには高度な技術を要するため、この技術を用いて形成された真偽判定用媒体の偽造防止効果はきわめて高い。一方、非同調とは、ホログラム形成層によって現される絵柄と反射性パターン層により現される絵柄が一致していないことをいう。非同調の態様としては、例えば図4(b)に示すように、反射性パターン層のパターン絵柄が連続絵柄となっているものや、例えば図4(c)に示すように、ホログラム形成層が形成する絵柄が連続絵柄になっているものがある。なお、図4では下層に位置する情報受容層に記録された文字、画像等の情報は省略している。
パターンの大きさは、肉眼で解像し得るものであればよい。例えば形状が四角形であれば、縦横が1mm×1mm以上とすることができ、好ましくは3mm×3mm以上であり、より好ましくは5mm×5mm以上である。幾何学形状の場合には、円形であれば、直径を1mm以上とすることができ、好ましくは3mm以上、より好ましくは5mm以上とすることができ、そのほかの形状の場合には、内接円の直径を、例えば1mm以上とすることができ、好ましくは3mm以上、より好ましくは5mm以上とすることができる。
反射性パターン層は、図1(c)および(d)に示すように、微細パターン状に積層されていてもよい。この場合のパターン(微細パターン)は、図1(c)に示すように、下方の向かって左側から上方の向かって右側を向いた有限幅の線条からなる反射層を、幅方向に幅の2倍程度のピッチで配列した万線パターン状の微細パターンを構成したものであってもよく、または、図1(d)に示すように、円形状もしくは四角形状の微細な形状の反射層を等ピッチで配列したものであってもよい。
これらの微細パターンは例示であって、微細パターンを構成するパターン自体は、自由に決めることができるので、万線パターン状や網点状以外の幾何学形状、文字または記号等の形状のものであってもよい。微細パターンを構成するパターンの大きさは、通常の観察では観察しにくいか、または観察不可能な微細なものであることが好ましく、万線パターン状の場合、線の幅を、例えば0.3mm以下、好ましくは0.1mm以下とすることができる。前記パターンは、形成可能である範囲で小さくすることもできるが、実際上0.01mm程度以上であることが好ましい。網点が円形状の場合には、直径を、例えば0.3mm以下、好ましくは0.1mm以下とすることができ、0.01mm程度以上であることが好ましい。また、網点が四角形状の場合には、縦横を、例えば0.3mm×0.3mm以下、好ましくは0.1mm×0.1mm以下とすることができ、0.01mm×0.01mm程度以上であることが好ましい。そのほかの形状の場合には、内接円の直径を、例えば0.3mm以下、好ましくは0.1mm以下とすることができ、0.01mm程度以上とすることが好ましい。
パターンが微細パターンであるときは、微細パターンを形成する区域の形状である外形パターン(図1(c)または(d)であれば、外形の四角形)も任意に設定することができ、この外形パターンをホログラム形成層のホログラムの絵柄に同調させたものとしてもよい。
反射性パターン層が微細パターンを構成する場合、反射性パターン層の面積率は、例えば20%〜80%であり、好ましくは30%〜60%である。反射性パターン層が微細パターン状に形成されている場合、微細パターンがある区域、即ち、外形パターン内においては、ホログラムの絵柄を確認することもでき、光選択反射層の色彩が見る角度により変化することを確認することもできる。
反射性パターン層を形成するための金属材料としては、Al、Cr、Ti、Fe、Co、Ni、Cu、Ag、Au、Ge、Mg、Sb、Pb、Cd、Bi、Sn、Se、In、Ga、もしくはRb等の金属、またはそれら金属の酸化物もしくは窒化物等を用いることができ、これらのうちから1種もしくは2種以上を組み合わせ用いることができる。これらの中でも、Al、Cr、Ni、Ag、またはAu等が特に好ましく、その膜厚としては1nm〜10,000nmが好ましく、より好ましくは2nm〜200nmである。
可視光透過性を有する反射性パターン層を形成するための材料としては、ホログラム形成層を構成する素材と光の屈折率の異なる透明材料を用いることができる。この透明材料の光の屈折率はホログラム層を形成する素材の光の屈折率より大きくてもよいし、小さくてもよいが、ホログラム形成層との光の屈折率の差が0.1以上であることが好ましく、より好ましくは0.5以上であり、特に好ましくは1.0以上である。好適に使用される素材の具体例としては、酸化チタン(TiO2)、硫化亜鉛(ZnS)、Cu・Al複合金属酸化物等を挙げることができる。なお、厚みが20nm以下の金属薄膜も透明性を有するので、ホログラム層とは光の屈折率の異なる透明層を構成する素材として使用できる。
反射性パターン層を形成する方法としては、種々の方法が挙げられる。例えば、パターンマスクを介して、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などにより薄膜形成を行う方法、印刷法等を用いることができる。また、反射性層を全面に形成した後、不要部分を除去する方法を用いることもできる。
以下に、図2および3に基づき、反射性層を全面に形成した後、不要部分を除去することより反射性パターン層を形成する方法の一例を説明する。
図2は、反射性層のパターン化を水溶性樹脂パターンを利用して行う方法の説明図である。なお、図2および以降に説明する際に引用する図3においては、ホログラム形成層以外の層、例えば、光選択反射層、潜像パターン層等は省略する。
図2(a)に示すように、まず、下面にホログラムの微細凹凸を有するホログラム形成層を作製する。
次に、図2(b)に示すように、ホログラム形成層の微細凹凸が形成された面の反射性金属層が不要な部分に水溶性樹脂パターンを形成する。水溶性樹脂パターンの形成は、水溶性樹脂もしくは水膨潤性樹脂を溶解または分散した水溶性樹脂組成物、いわゆる水溶性インキを用いて印刷する等により行うことができる。
その後、図2(c)に示すように、水溶性樹脂パターンが形成された面の一面に反射性層を形成する。その後、反射性層が形成された面に、水または酸性もしくはアルカリ性の水溶液等を接触させて、水溶性樹脂パターンを除去すると共に、水溶性樹脂パターンが積層されていた部分の反射性層を除去することにより、図2(d)に示すように、水溶性樹脂パターンが積層されていなかった部分の反射性層が残り、反射性層がパターン状に形成される。
図3は、反射性層のパターン化をレジストパターンを利用して行う方法の説明図である。
まず、図3(a)に示すように、下面にホログラムの微細凹凸を有するホログラム形成層を形成する。
次に、図3(b)に示すように、ホログラム形成層の微細凹凸が形成された面の一面に反射性層を形成する。
その後、図3(c)に示すように、反射性層の下面の、反射性層が必要な部分にレジストパターンを形成する。その後、レジストパターンが形成された面にエッチング液を作用させ、レジストパターンで被覆された部分以外の部分の反射性層をエッチングして除去する。これにより、図3(d)に示すように、レジストパターンで被覆された部分の反射性層が残り、反射性層がパターン状に形成される。なお、パターン状に形成された反射性層上に残ったレジストパターンは、残したままでもよいが、除去したい場合には、残ったレジストパターンを溶解等すればよい。
上記の水溶性樹脂パターンまたはレジストパターンを用いる方法は、同じパターンを有する真偽判定用媒体を量産する際に好適である。反射性層のパターン化は、上記の種々の方法以外にも、反射性層を部分的に加熱し、加熱された部分の反射性層を、サーマルヘッドによる加熱またはレーザー光の照射等により、溶融または蒸発させて除去する方法がある。この方法は、各層を積層した後にも行うことができ、また、どちらかと言うと、個別の情報に基づいたパターン化を行う際に好適である。
以上説明した反射性層をパターン化するための種々の方法は、任意に組み合わせて用いることができる。
情報受容層
情報受容層は、最終的に被転写体に印刷したい文字、画像等の情報を一旦受容する層である。なお、本発明において、中間転写記録媒体の「情報受容層」には、既に情報が記録された層に加えて、情報記録前であって中間転写記録媒体使用時に情報が記録される層も含まれるものとする。
情報受容層への情報の記録方法は、特に限定されるものではないが、通常はインクジェット方式により、または昇華転写、溶融転写等の熱転写によって色材層を有する熱転写シートから熱転写法によって、情報受容層に文字、画像等の情報が転写される。そして、情報が転写された中間転写記録媒体の転写部を被転写体に転写することにより、最終的に被転写体上に情報を記録し印画物を形成することができる。
情報受容層を形成するための材料としては、昇華性染料または熱溶融性インキ等の色材を受容し易い従来公知の樹脂材料を使用することができる。例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニルもしくはポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化樹脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体もしくはポリアクリル酸エステル等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレートもしくはポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンもしくはプロピレン等のオレフィンと他のビニルポリマーとの共重合体系樹脂、アイオノマーまたはセルロースジアスターゼ等のセルロース系樹脂、ポリカーボネート等が挙げられ、特に、塩化ビニル系樹脂、アクリル−スチレン系樹脂またはポリエステル樹脂が好ましい。
情報受容層が接着層を介して被転写体に転写される場合には、受容層自体の接着性は必ずしも要求されないが、情報受容層が基材側とは反対側の最表面に位置し接着層を介さないで被転写体に転写される場合は情報受容層として接着性を有する層を設ける。この場合は情報受容層を、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体などの感熱接着性を有する樹脂材料を用いて形成することが好ましい。一方、情報受容層とは別に接着層を設ける場合には、接着層を形成する接着剤としては感熱接着剤(ヒートシール材)、粘着剤等を使用することができる。
情報受容層は、上述の材料の中から選択された単独または複数の材料および必要に応じて各種添加剤等を加え、水または有機溶剤等の適当な溶剤に溶解または分散させて受容層用塗工液を調製し、これをグラビア印刷法、スクリーン印刷法またはグラビア版を用いたリバースコーティング法等の手段により、反射性パターン層上または別途用意した剥離紙上に塗布、乾燥して形成することができる。その厚さは、乾燥状態で、例えば1〜10μmである。また、情報受容層とは別に接着層を設ける場合、接着層の厚さは、例えば0.5〜20μmとすることができる。
本発明の中間転写記録媒体は、例えば、基材フィルム上に剥離層、保護層、ホログラム形成層および反射層を順次積層した後、反射層のパターン化を行い、次いでパターン化された反射層と、剥離紙上に形成した情報受容層とを貼り合わせるか、またはパターン化した反射層上に情報受容層を直接積層することにより作製することができる。また、前述の各層のほかに公知の機能層等の任意の層を設けることもできる。
情報記録方法、情報記録体の製造方法
更に、本発明は、本発明の中間転写記録媒体の転写部を被転写体に転写することにより被転写体上に情報を記録する情報記録方法に関する。本発明の情報記録方法では、中間転写記録媒体の転写部に含まれる情報受容層上の情報が、転写部とともに被転写体上に転写されることにより被転写体上に情報が記録される。
更に、本発明は、本発明の中間転写記録媒体の転写部を被転写体に転写することを含む情報記録体の製造方法に関する。ここで、「情報記録体」とは、文字、画像等の各種情報を含むものであって、後述の被転写体の形状・用途について例示したものを含む様々な形態を取ることができる。
本発明の中間転写記録媒体が適用される被転写体は特に限定されず、例えば天燃繊維紙、コート紙、トレーシングペーパー、プラスチックフイルム、ガラス、金属、セラミックス、木材、布等いずれのものでもよい。通常、転写時には熱が加わるため、転写時の熱で変形しない材質からなる被転写体が好ましい。
被転写体の形状・用途についても、株券、証券、証書、通帳類、乗車券、車馬券、印紙、切手、鑑賞券、入場券、チケット等の金券類、キャッシュカード、クレジットカード、プリペイドカード、メンバーズカード、グリーティングカード、ハガキ、名刺、運転免許証、ICカード、光カードなどのカード類、カートン、容器等のケース類、バッグ類、帳票類、封筒、タグ、OHPシート、スライドフィルム、しおり、カレンダー、ポスター、パンフレット、メニュー、パスポート、POP用品、コースター、ディスプレイ、ネームプレート、キーボード、化粧品、腕時計、ライター等の装身具、文房具、レポート用紙など文具類、建材、パネル、エンブレム、キー、布、衣類、履物、ラジオ、テレビ、電卓、OA機器等の装置類、各種見本帳、アルバム、また、コンピュータグラフィックスの出力、医療画像出力、スレッド用紙等の漉き込み用紙等、種類を問うものではない。また、被転写体上にあらかじめ所定の情報を印字しておき、その上に中間転写記録媒体から転写部を転写することにより、複合情報を有する情報記録体を得ることもできる。
被転写体への情報の記録は、通常の中間転写記録媒体を使用する情報記録方法と同様に行うことができる。具体的には、中間転写記録媒体の接着層を被転写体と張り合わせた後、ヒートロール等を使用して熱圧した後、基材フィルムを剥離することにより、被転写体上に転写部を転写して情報を記録することができる。転写時の熱圧条件は特に限定されるものではないが、例えば、100〜200℃、100〜1000kPa、1〜10秒の条件とすることができる。こうして、所望の情報が記録された情報記録体を得ることができる。
また、紙やプラスチックなどのシートに貫通孔とはならない凹部状の開口部を形成し、開口部からシートに転写された転写部が見えるように構成することにより、スレッド用紙を作製することができる。中間転写記録媒体は適用を容易にするため、例えば0.5mm〜5mm程度のごく狭い幅(図5中縦長のスレッド状)に裁断されており、紙の場合であれば、紙を構成する数層を積層する際に、表層を構成する層に開口部を設けておき、シート状物の層間にスレッド状の中間転写記録媒体をはさむ等して適用した後に基材を剥離することにより開口部上に転写部を転写することができる。このようにシート状物に中間転写記録媒体を用いて情報を記録した情報記録体の具体例としては、金券やその他の経済的価値を有する印刷物を挙げることができる。
以下、本発明を実施例により説明する。但し、本発明は実施例に示す態様に限定されるものではない。
[実施例1]
(1)剥離層、オーバープリント層の形成
PETフィルムを準備し、その表面に、以下に示す組成の剥離層塗工液をグラビアコーターで1.5g/m2(固形分)の塗布量で塗布、乾燥させて剥離層を形成した。更にその上に、ポリメチルメタクリレート系プライマー樹脂からなるオーバープリント層(保護層)塗工液をグラビアコーターで0.5g/m2(固形分)の塗布量で塗布、乾燥させてオーバープリント層を形成した。
(剥離層塗工液)
ポリメチルメタクリレート系樹脂 8質量部
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合樹脂 2質量部
ポリエチレンワックス 0.1質量部
(2)ホログラム形成層、反射性パターン層の形成
その後、オーバープリント層表面に、透明紫外線硬化性樹脂組成物を塗布し、レリーフホログラムの複製用型の型面を接触させたまま紫外線を照射して、透明紫外線硬化性樹脂組成物を硬化させることにより、レリーフホログラムの形成を行い厚さ2μmのホログラム形成層を形成した。
前記のレリーフホログラムの賦型された面に、水溶性グラビアインキを用いてグラビア印刷機により反射性パターン層を形成したい部分以外の部分に印刷を行った。その後、印刷面を含むホログラム形成層全面にTiO2蒸着を行った後に水洗いすると、水溶性インキ層上のTiO2蒸着層は水溶性インキ層とともに除去された。これにより、厚みが400nmの反射性パターン層が形成された。
(3)情報受容層の作製
上記(2)で得られた反射性パターン層上に以下に示す組成の情報受容層塗工液を塗布した後、色材層を有する熱転写シートを重ねてサーマルヘッドを使用して画像を印画し、厚さ2μmの情報受容層を形成した。
(情報受容層塗工液)
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 40質量部
アクリルシリコーン 1.5質量部
メチルエチルケトン 50質量部
トルエン 50質量部
[実施例2]
実施例1と同様の方法でPETフィルム上に剥離層およびホログラム形成層を形成した。その後、ホログラム形成層表面にシルク印刷用水溶性インキを用いて多色シルク印刷機によりホログラム形成層の絵柄と同調するように反射性パターン層を形成したい部分以外の全面に印刷を行った。その後、印刷面を含むホログラム形成層全面にTiO2蒸着を行った後に水洗いすると、水溶性インキ層上のTiO2蒸着層は水溶性インキ層とともに除去された。これによりホログラム形成層の絵柄と同調するようにパターン化された厚さ500Åの反射性パターン層が得られた。
この反射性パターン層上に、アクリル系樹脂からなる情報受像層塗工液を厚さ10.0μm塗布した後、インクジェットプリンターを使用して画像を印画した。次いで、情報受容層上に塩化ビニル/酢酸ビニル共重合樹脂からなる接着層塗工液を塗布して厚さ2μmの接着層を形成した。
[実施例3]
実施例1と同様の方法でPETフィルム上に剥離層およびホログラム形成層を形成した。その後、ホログラム形成層表面にAl蒸着を行った。Al蒸着面にエッチング用レジストインキを用いてホログラム形成層の絵柄と同調するように反射性パターン層を形成したい部分に印刷を行った。その後、印刷されたシートを1質量%水酸化ナトリウム液でアルカリエッチングすると、レジストインキ層が存在する部分にAl蒸着が残り、その他の部分のAl蒸着は除去された。これにより、ホログラム形成層の絵柄と同調するようにパターン化された厚さ400Åの反射性パターン層が得られた。その後、得られた反射性パターン層上に実施例1と同様の方法で情報受容層を形成した。
[実施例4]
実施例1、3で得られた中間転写記録媒体の情報受容層(接着層兼用)、実施例2で得られた中間転写記録媒体の接着層を、それぞれカード基材に密着させた後、ヒートロールで熱圧した。その後、中間転写記録媒体からPETフィルムを除去した。これにより中間転写記録媒体の転写部がカード基材上に転写され、カード基材上に情報が記録された。実施例2、3の中間転写記録媒体を用いて情報を記録したカード基材を観察すると、ホログラム形成層の絵柄と反射性パターン層のパターンが同調した連続絵柄が観察された。
[実施例5]
カード基材を紙に変更した以外は実施例4と同様の方法で情報記録を行った。
反射性パターン層のパターンの一例を示す。 反射性層のパターン化の説明図である。 反射性層のパターン化の説明図である。 ホログラム絵柄と反射層パターンの組み合わせの一例を示す。 スレッド用紙の説明図である。

Claims (7)

  1. 情報受容層を含む転写部を基材上に剥離可能に有する中間転写記録媒体であって、
    転写部は、基材側から、ホログラム形成層、反射性パターン層および情報受容層をこの順に有する中間転写媒体。
  2. 転写部は、基材と隣接する面に剥離層を有する請求項1に記載の中間転写記録媒体。
  3. ホログラム形成層によって現される絵柄と反射性パターン層により現される絵柄とにより連続絵柄が形成される請求項1または2に記載の中間転写記録媒体。
  4. 転写部は、基材側とは反対側の最表面に接着層を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の中間転写記録媒体。
  5. 情報受容層が接着層である請求項4に記載の中間転写記録媒体。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の中間転写記録媒体の転写部を被転写体に転写することにより被転写体上に情報を記録する情報記録方法。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の中間転写記録媒体の転写部を被転写体に転写することを含む情報記録体の製造方法。
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