JP2019140039A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】釘刺し時における電池温度上昇の抑制と、電池抵抗増加の抑制とが両立された非水電解質二次電池の提供。【解決手段】正極100は、正極集電体101及び正極合材層102を含む。正極合材層は、第1層11及び第2層12を含む。第1層は、第1正極活物質11a及び被覆粒子11bを少なくとも含む。第1正極活物質は、LiNiaCobMcO2(Mは、Mn、Al、Ti、Mg及びZrからなる群より選択される一種以上の元素であり、0.7≦a≦0.95、0.02≦b≦0.15、0.03≦c≦0.15、a+b+c=1)である。被覆粒子は、燃焼抑制剤が樹脂材料により被覆された粒子である。第2層は、正極集電体と第1層との間に配置されている。第2層は、第2正極活物質を少なくとも含む。第2正極活物質12aは、LiNiaCobMncO2(0.1≦a≦0.5、0.2≦b≦0.5、0.3≦c≦0.4、a+b+c=1)である。【選択図】図1

Description

本開示は、非水電解質二次電池に関する。
国際公開第2014/119315号(特許文献1)には、ポリリン酸メラミン等の燃焼抑制剤を正極合材層に添加することが開示されている。
国際公開第2014/119315号
非水電解質二次電池用の正極において、正極合材層に含まれる正極活物質として、LiNiCo(Mは金属であり、0<a<1、0<b<1、0<c<1、a+b+c=1)で表されるリチウム(Li)金属複合酸化物が広く用いられている。正極活物質として係るLi金属複合酸化物が用いられる場合、電池容量の向上のため、Liを除く金属元素の総モル数に対するニッケル(Ni)の割合が70モル%以上であるLi金属複合酸化物が用いられる傾向にある。本明細書では、上記Li金属複合酸化物においてLiを除く金属元素の総モル数に対するNiの割合が70モル%以上であるLi金属複合酸化物は、「高Ni材料」とも記載される。また、上記Li金属複合酸化物においてLiを除く金属元素の総モル数に対するNiの割合が50モル%以下であるLi金属複合酸化物は、「低Ni材料」とも記載される。
正極活物質が高Ni材料である場合、たとえば釘刺し時等の異常時において、電池温度が上昇する傾向がある。高Ni材料は、釘刺し時等の異常時や熱暴走時における酸素放出量が多いと考えられる。高Ni材料から放出された酸素は電解液と反応し、発熱すると考えられる。その結果、電池温度が上昇するものと考えられる。そのため、正極活物質として高Ni材料が用いられる場合には、ポリリン酸メラミン等の燃焼抑制剤を正極合材層に添加することが考えられる。これにより、釘刺し時等の異常時において、電池温度の上昇が抑制されると期待される。
しかしながら、正極合材層に添加された燃焼抑制剤は、正極電位により酸化分解されると考えられる。これにより、非水電解質二次電池の電池抵抗が上昇するものと考えられる。加えて、正極合材層に添加された燃焼抑制剤が酸化分解されるため、燃焼抑制剤による電池温度上昇を抑制する効果が不十分となるおそれがある。
本開示の目的は、釘刺し時における電池温度上昇の抑制と、電池抵抗増加の抑制とが両立された、正極活物質として高Ni材料が用いられる非水電解質二次電池を提供することにある。
以下、本開示の技術的構成および作用効果が説明される。ただし本開示の作用メカニズムは推定を含んでいる。作用メカニズムの正否により特許請求の範囲が限定されるべきではない。
〔1〕非水電解質二次電池は、正極、負極、セパレータおよび非水電解質を少なくとも含む。正極は、正極集電体および正極合材層を含む。正極合材層は、第1層および第2層を含む。第1層は、第1正極活物質および被覆粒子を少なくとも含む。第1正極活物質は、LiNiCo(Mは、Mn、Al、Ti、MgおよびZrからなる群より選択される一種以上の元素であり、0.7≦a≦0.95、0.02≦b≦0.15、0.03≦c≦0.15、a+b+c=1)である。被覆粒子は、燃焼抑制剤が樹脂材料により被覆された粒子である。第2層は、正極集電体と第1層との間に配置されている。第2層は、第2正極活物質を少なくとも含む。第2正極活物質は、LiNiCoMn(0.1≦a≦0.5、0.2≦b≦0.5、0.3≦c≦0.4、a+b+c=1)である。第1層と第2層との厚みの比は、第2層の厚みを1とした場合、第1層の厚みが4以上19以下である。
図1は、本開示の作用メカニズムを説明するための正極断面概念図である。
図1には、正極100の一部の厚さ方向断面が示されている。正極100は、正極集電体101および正極合材層102を含む。正極合材層102は、第1層11および第2層12を含む。第1層11は、第1正極活物質11aおよび被覆粒子11bを含んでいる。第2層12は、正極集電体101と第1層11との間に配置されている。第2層12は、第2正極活物質12aを含んでいる。以下、釘刺し時における電池温度上昇が抑制され得るメカニズム、および燃焼抑制剤を正極合材層102に添加しても電池抵抗増加が抑制され得るメカニズムを説明する。
(釘刺し時における電池温度上昇の抑制)
一般的に釘刺しが発生した際には、低抵抗体である釘を介して正極と負極とが低抵抗で短絡し、大きなジュール熱が発生する。係るジュール熱により釘周辺のセパレータが溶けて正・負極合材層が接触して、より大きな短絡電流が継続して流れて発熱し、熱暴走に至る。また、釘を介した短絡だけでなく、正極(負極)集電体が負極(正極)合材層と直接接触すると、短絡が発生し、結果的に更なる熱暴走に至る。
本開示に係る非水電解質二次電池(以下、単に「電池」とも記される)に釘が刺さった場合、以下の現象(1)〜(3)が発生し得ると考えられる。これらの現象が相互作用することにより、釘刺し時における電池温度上昇が抑制されるものと期待される。
(1)釘が電池に刺さることにより一部で短絡が発生し、電池内において、ジュール熱により温度が局所的に上昇する。
(2)第1層11は、第1正極活物質11aおよび被覆粒子11bを含んでいる。被覆粒子11bは、燃焼抑制剤が樹脂材料により被覆された粒子である。被覆粒子11bは、樹脂材料による被覆により、正極電位による酸化分解の影響が低減されると考えられる。被覆粒子11bに含まれる燃焼抑制剤により、第1正極活物質11a(高Ni材料)からの酸素の発生が抑制され、更には第1正極活物質11aから発生した酸素と電解液との反応による発熱が抑制されるものと考えられる。
(3)第2層12は、第2正極活物質12aを含む。第2正極活物質12aは低Ni材料である。低Ni材料を含む第2層12は、低Ni材料を含んでいるため高Ni材料に比べ電子抵抗が高い。低Ni材料が正極集電体101近傍に存在することで、短絡時のジュール発熱を小さくできる。そのため、正極集電体101の近傍に低Ni材料(すなわち、第2正極活物質12a)が配置されることにより、正極集電体101の近傍における発熱が抑制されるものと考えられる。
(電池抵抗増加の抑制)
被覆粒子11bは、燃焼抑制剤が樹脂材料により被覆された粒子である。そのため、燃焼抑制剤が正極合材層102中で正極電位により酸化分解されることが抑制されると考えられる。これにより本開示に係る電池は、電池抵抗の増加が抑制され得ると考えられる。
上記の通り、釘刺し時における電池温度上昇の抑制と、電池抵抗増加の抑制とが両立された、非水電解質二次電池が提供されると期待される。加えて、第1層11には第1正極活物質11a(高Ni材料)が含まれている。そのため、正極合材層102が被覆粒子11bを含んでも、電池容量の低下が抑制され得るという効果も併せて期待される。
図1は、本開示の作用メカニズムを説明するための正極断面概念図である。 図2は、本実施形態の非水電解質二次電池の構成の一例を示す概略図である。 図3は、本実施形態の電極群の構成の一例を示す概略図である。 図4は、本実施形態の正極の構成の一例を示す概略図である。 図5は、本実施形態の負極の構成の一例を示す概略図である。
以下、本開示の実施形態(本明細書では「本実施形態」と記される)が説明される。ただし以下の説明は特許請求の範囲を限定するものではない。
<非水電解質二次電池>
図2は、本実施形態の非水電解質二次電池の構成の一例を示す概略図である。
電池1000の外形は、角形である。すなわち電池1000は、角形電池である。ただし本実施形態の電池1000は角形電池に限定されるべきではない。本実施形態の電池1000は、たとえば円筒形電池であってもよい。図2では図示されていないが、電池1000は、正極、負極、セパレータ、および非水電解質を少なくとも含む。
<ケース>
電池1000は、ケース1001を含む。ケース1001は密閉されている。ケース1001は、たとえばアルミニウム(Al)合金等により構成され得る。ただしケース1001が密閉され得る限り、ケースは、たとえばAlラミネートフィルム製のパウチ等であってもよい。すなわち本実施形態の電池1000は、ラミネート型電池であってもよい。
ケース1001は、容器1002および蓋1003を含む。蓋1003は、たとえばレーザ溶接により容器1002と接合されている。蓋1003には、正極端子901および負極端子902が設けられている。蓋1003には、注液口、ガス排出弁、電流遮断機構(いずれも図示せず)等がさらに設けられていてもよい。
図3は、本実施形態の電極群500の構成の一例を示す概略図である。
電極群500は、巻回型である。すなわち電極群500は、正極100、セパレータ300、負極200およびセパレータ300がこの順序で積層され、さらにこれらが渦巻状に巻回されることにより形成されている。ただし本実施形態の電極群500は巻回型に限定されるべきではない。本実施形態の電極群500は、積層(スタック)型であってもよい。積層型の電極群500は、たとえば、正極100および負極200の間にセパレータ300が挟まれつつ、正極100および負極200が交互に積層されることにより形成され得る。
<正極>
図4は、本実施形態の正極の構成の一例を示す概略図である。
電池1000は、正極100を少なくとも含む。正極100は、帯状のシートであり得る。正極100は、正極合材層102および正極集電体101を含む。図5では図示されていないが、正極合材層102は第1層11(図1)および第2層12(図1)を含む。第2層12は、正極集電体101と第1層11との間に配置されている。
《正極集電体》
正極集電体101は、導電性を有する電極基材である。正極集電体101は、たとえば1μm以上20μm以下の厚さを有してもよい。正極集電体101は、たとえばアルミニウム(Al)箔等であってもよい。
《正極合材層》
正極合材層102は、第1層11(図1)および第2層12(図1)を含む。正極合材層102は、たとえば片面で50μm以上100μm以下の厚さを有してもよい。第1層11と第2層12との厚みの比は、第2層12の厚みを1とした場合、第1層11の厚みが4以上19以下である。第2層12の厚みを1とした場合において、第1層11の厚みが第4未満の場合、第2層12が厚いことを意味する。係る場合には電池抵抗が上昇する可能性がある。第2層12は、高抵抗であると考えられるためである。第2層12の厚みを1とした場合において、第1層11の厚みが19を超える場合、第2層12が薄いことを意味する。係る場合には第2層12に含まれる低Ni材料の絶対量が不足し、釘刺し時等における電池温度上昇の抑制に改善の余地が生じるおそれがある。正極合材層102は、たとえば80質量%以上98質量%以下の正極活物質、1質量%以上10質量%以下の導電材、および1質量%以上10質量%以下のバインダを含んでもよい。
正極合材層102は、正極活物質として第1正極活物質11aおよび第2正極活物質12aを少なくとも含む。第1正極活物質11aおよび第2正極活物質12aの詳細は、後述のとおりである。正極合材層102は、第1正極活物質11aおよび第2正極活物質12aに加えて、たとえば、LiCoO、LiMnO、LiMn、LiFePO等の正極活物質を含んでもよい。正極活物質は、たとえば、2μm以上30μm以下の平均粒径を有してもよい。導電材は、たとえばアセチレンブラック(AB)、ファーネスブラック、気相成長炭素繊維(VGCF)、黒鉛等であってもよい。バインダは、たとえばポリフッ化ビニリデン(PVdF)、スチレンブタジエンラバー(SBR)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等であってもよい。
(第1層)
第1層11は、第1正極活物質11aおよび被覆粒子11bを含む。すなわち、第1層11は第1正極活物質11aおよび被覆粒子11bを少なくとも含む。第1正極活物質11aは、LiNiCo(Mは、Mn、Al、Ti、MgおよびZrからなる群より選択される一種以上の元素であり、0.7≦a≦0.95、0.02≦b≦0.15、0.03≦c≦0.15、a+b+c=1)である。すなわち、第1正極活物質11aは高Ni材料である。第1正極活物質11aにおいてLiを除く金属元素の総モル数に対するNiの割合が95モルを超えると、釘刺時等の異常時において第1正極活物質11aから発生する酸素が増加し、電池温度が高くなると考えられる。第1正極活物質11aにおいてLiを除く金属元素の総モル数に対するNiの割合が70モル未満の場合、電池容量が低下すると考えられる。被覆粒子11bは、燃焼抑制剤が樹脂材料により被覆された粒子である。第1層11は、たとえば80質量%以上98質量%以下の第1正極活物質11aおよび1質量%以上5質量%以下の被覆粒子11bを含んでもよい。第1層11は、さらに導電材およびバインダを含んでもよい。導電材およびバインダの詳細は、上述の通りである。
第1正極活物質11aは、LiNiCo(Mは、Mn、Al、Ti、MgおよびZrからなる群より選択される一種以上の元素であり、0.7≦a≦0.95、0.02≦b≦0.15、0.03≦c≦0.15、a+b+c=1)であれば、特に制限されない。第1正極活物質11aは、たとえばLiNi0.8Co0.1Mn0.1(NCM80/10/10)、LiNi0.7Co0.15Mn0.15(NCM70/15/15)、LiNi0.95Co0.02Mn0.03(NCM95/2/3)、LiNi0.8Co0.15Al0.05(NCA)等であってもよい。第1正極活物質11aは、たとえば10μm以上20μm以下の平均粒径を有してもよい。
被覆粒子11bを形成する燃焼抑制剤および樹脂材料は特に限定されるべきではない。燃焼抑制剤は、たとえばポリリン酸メラミン、スルフォン酸グアニジン、リン酸グアニル尿素、メラミン、硫酸メラミン、リン酸グアニジン等であってもよい。1種の燃焼抑制剤が単独で使用されてもよい。2種以上の燃焼抑制剤が組み合わされて使用されてもよい。樹脂材料は、たとえばポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、PVdF、アクリル樹脂であってもよい。1種の樹脂材料が単独で使用されてもよい。2種以上の樹脂材料が組み合わされて使用されてもよい。
被覆粒子11bの作製方法は特に限定されるべきではない。被覆粒子11bの作製方法は、たとえばスプレードライ法(噴霧造粒法)、液中乾燥法、界面重合法等であってもよい。これらの方法により、樹脂材料で燃焼抑制剤を被覆し得る。
(第2層)
第2層12は、第2正極活物質12aを含む。すなわち、第2層12は少なくとも第2正極活物質12aを含む。第2正極活物質12aは、LiNiCoMn(0.1≦a≦0.5、0.2≦b≦0.5、0.3≦c≦0.4、a+b+c=1)である。第2正極活物質12aにおいてLiを除く金属元素の総モル数に対するNiの割合が50モルを超えると、第2層12の抵抗が低下するため、釘刺時等の異常時における電池温度が高くなると考えられる。第2正極活物質12aにおいてLiを除く金属元素の総モル数に対するNiの割合が10モル未満の場合、電池容量が低下すると考えられる。第2層12は、たとえば80質量%以上98質量%以下の第2正極活物質12aを含んでもよい。第2層12は、さらに導電材およびバインダを含んでもよい。導電材およびバインダの詳細は、上述の通りである。
第2正極活物質12aは、LiNiCoMn(0.1≦a≦0.5、0.2≦b≦0.5、0.3≦c≦0.4、a+b+c=1)であれば、特に制限されない。第2正極活物質12aは、たとえばLiNi1/3Co1/3Mn1/3(NCM111)、LiNi0.5Co0.2Mn0.3(NCM523)、LiNi0.1Co0.5Mn0.4(NCM154)等であってもよい。第2正極活物質12aは、たとえば2μm以上6μm以下の平均粒径を有してもよい。第2正極活物質12aの平均粒径を上記範囲とすることにより、第2層12の厚さを薄くすることができると考えられる。これにより、正極合材層102における第1正極活物質11aの量を増やすことができると考えられる。そのため、電池容量の増加が期待される。
<負極>
図5は、本実施形態の負極の構成の一例を示す概略図である。電池1000は、負極200を少なくとも含む。負極200は、帯状のシートであり得る。負極200は、負極集電体201および負極合材層202を含む。
《負極集電体》
負極集電体201は、導電性を有する電極基材である。負極集電体201は、たとえば5μm以上20μm以下の厚さを有してもよい。負極集電体201は、たとえば、純銅(Cu)箔、Cu合金箔等であってもよい。
《負極合材層》
負極合材層202は、負極集電体201の表面に形成されている。負極合材層202は、負極集電体201の表裏両面に形成されていてもよい。負極合材層202は、たとえば片面で40μm以上100μm以下の厚さを有してもよい。負極合材層202は、負極活物質を少なくとも含む。負極合材層202は、たとえば90質量%以上99質量%以下の負極活物質、および1質量%以上10質量%以下のバインダを含んでもよい。
負極活物質は、電荷担体(本実施形態ではLiイオン)を電気化学的に吸蔵し、放出する。負極活物質は特に限定されるべきではない。負極活物質は、たとえば、人造黒鉛、天然黒鉛、ソフトカーボン、ハードカーボン、珪素、酸化珪素、珪素基合金、錫、酸化錫、錫基合金等であってもよい。1種の負極活物質が単独で使用されてもよい。2種以上の負極活物質が組み合わされて使用されてもよい。バインダも特に限定されるべきではない。バインダは、たとえば、カルボキシメチルセルロース(CMC)およびスチレンブタジエンゴム(SBR)等であってもよい。負極活物質は、たとえば1μm以上20μm以下の平均粒径を有してもよい。
<セパレータ>
図3は、本実施形態の電極群500の構成の一例を示す概略図である。
図3に示すように、電池1000は、セパレータ300を含み得る。セパレータ300は、帯状のフィルムである。セパレータ300は、正極100および負極200の間に配置されている。セパレータ300は、たとえば5μm以上30μm以下の厚さを有してもよく、10μm以上30μm以下の厚さを有することが望ましい。セパレータ300は多孔質である。セパレータ300は、正極100および負極200を電気的に絶縁している。セパレータ300は、たとえば、PE製、PP製等の多孔質フィルムであってもよい。
セパレータ300は、たとえば単層構造を有してもよい。セパレータ300は、たとえばPE製の多孔質フィルムのみから構成されていてもよい。セパレータ300は、たとえば多層構造を有してもよい。セパレータ300は、たとえば、PP製の多孔質フィルム、PE製の多孔質フィルムおよびPP製の多孔質フィルムがこの順序で積層されることにより形成されていてもよい。セパレータ300は、その表面に耐熱層を含んでもよい。耐熱層は、耐熱材料を含む層である。耐熱材料は、たとえばアルミナ、ポリイミド等であってもよい。
<非水電解質>
電池1000は、非水電解質を含む。非水電解質は、非水溶媒および支持塩を含む。非水溶媒は、たとえばエチレンカーボネート(EC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)等の環状あるいは鎖状の炭酸エステル類でよい。支持塩は、たとえばヘキサフルオロ燐酸リチウム(LiPF6)、テトラフルオロ硼酸リチウム(LiBF4)等のLi塩でよい。Li塩の濃度は、たとえば0.5〜2.0mоl/L程度でよい。非水電解質は、ビニレンカーボネート(VC)、シクロヘキシルベンゼン(CHB)等の添加剤を含んでいてもよい。
以下、本開示の実施例が説明される。ただし以下の説明は、特許請求の範囲を限定するものではない。
<実施例1>
1.被覆粒子の準備
以下の材料が準備された。
燃焼抑制剤:ポリリン酸メラミン
樹脂材料:PP
増粘剤:CMC
溶媒:水
被覆粒子11bはスプレードライ法により作製された。ポリリン酸メラミン、PP、CMC、および水が混合された。これにより燃焼抑制剤スラリーが調製された。燃焼抑制剤スラリーが乾燥雰囲気中にスプレードライヤを用いて噴霧乾燥された。これにより、PPで被覆されたポリリン酸メラミン(すなわち、被覆粒子11b)を得た。以下、PPによる被覆は、「PPコート」とも記される。
2.第2層(下層)の形成
以下の材料が準備された。
第2正極活物質:NCM111
導電材:AB
バインダ:PVdF
溶媒:N−メチル−2−ピロリドン(NMP)
正極集電体:Al箔(厚さ12μm)
プラネタリミキサにより、NCM111、AB、PVdF、およびNMPが混合された。これにより下層スラリーが調製された。下層スラリーの固形分組成は、質量比で「NCM111:AB:PVdF=100:1:1」とされた。コンマコータ(登録商標)により、下層スラリーがAl箔の表面に塗布され、乾燥された。これにより、正極集電体101の表面に第2層12が形成された。
3.第1層(上層)の形成
以下の材料が準備された。
第1正極活物質:NCM80/10/10
導電材:AB
バインダ:PVdF
被覆粒子:PPにより被覆されたポリリン酸メラミン
溶媒:NMP
正極集電体:第2層が形成されたAl箔
プラネタリミキサにより、NCM80/10/10、AB、PVdF、被覆粒子11b、およびNMPが混合された。これにより上層スラリーが調製された。上層スラリーの固形分組成は、質量比で「NCM80/10/10:AB:PVdF:被覆粒子11b=100:1:1:3」とされた。コンマコータ(登録商標)により、上層スラリーが第2層12の表面に塗布され、乾燥された。これにより、第2層12の表面に第1層11が形成され、正極合材層102が形成された。ここで、第1層11および第2層12は、正極の初回充電容量が負極の初回充電容量の94%となるように調整して塗布した。
ロール圧延機により、正極集電体101および正極合材層102が圧縮された。以上より正極100が準備された。正極合材層102は、77mm×122mmとなるように形成されている。正極合材層102の密度は、3.7g/cmである。
4.負極の準備
以下の材料が準備された。
負極活物質:黒鉛と酸化珪素との混合物
バインダ:SBRおよびCMC
溶媒:水
負極集電体:Cu箔(厚さ8μm)
プラネタリミキサにより、黒鉛、酸化珪素、SBR、CMCおよび水が混合された。これにより負極合材層スラリーが調製された。負極合材層スラリーの固形分組成は、質量比で「黒鉛:酸化珪素:SBR:CMC=94:6:1:1」とされた。該スラリーが負極集電体201の表面(表裏両面)に塗布され(25mg/cm)、乾燥されることにより、負極合材層202が形成された。
ロール圧延機により、負極合材層202および負極集電体201が圧縮された。以上より負極200が準備された。負極合材層202は、79mm×124mmとなるように形成されている。負極合材層202の密度は、1.7g/cmであった。
5.電池の製造
ポリエチレン製のセパレータ300(厚さ16μm)が準備された。セパレータ300は帯状の平面形状を有する。正極100、セパレータ300、負極200、およびセパレータ300がこの順序で積層され、さらにこれらが渦巻状に巻回された。これにより電極群500が製造された。幅26mm、長さ148mm、高さ91mmのアルミニウム製のケース1001が準備された。ケース1001に電極群500が収納された。
以下の組成を有する電解液が準備された。
溶媒:[EC:DMC:EMC=3:4:3(体積比)]
支持電解質:LiPF(1mоl/l)
電解液がケース1001に注入された。ケース1001が密閉された。以上より、実施例1に係る電池1000が製造された。
<実施例2〜実施例10>
下記表1に示されるように、第1正極活物質11a、第2正極活物質12a、第1層11と第2層12との厚みの比、燃焼抑制剤、および第1層11における被覆粒子11bの含有量が変更されたことを除いては、実施例1と同様に電池1000が製造された。
<比較例1〜比較例4>
下記表1に示されるように、第2正極活物質12a、第1層11と第2層12との厚みの比、ポリリン酸メラミンに対するPPコートの有無、および第1層11における被覆粒子11bの有無が変更されたことを除いては、実施例1と同様に電池1000が製造された。
<参考例1>
下記表1に示されるように、第1正極活物質11aとしてLiNi0.6Co0.2Mn0.2(NCM60/20/20)が用いられたことを除いては、実施例1と同様に電池1000が製造された。すなわち、正極合材層102には高Ni材料が含まれていない。
<参考例2>
下記表1に示されるように、第1層11に被覆粒子11bが含まれなかったことを除いては、参考例1と同様に電池1000が製造された。
<評価>
1.電池容量の測定
25℃環境下において、20A、4.2VでCCCV充電を4時間行った。その後、2.5Vまで20AでCC放電した。このCC放電容量を電池容量とした。
2.電池抵抗の測定
25℃環境下において電池1000が3.7Vまで充電された。その際のOCV(開放電圧:Open Circuit Voltage)がV1(V)とされた。電池1000が60Aで10秒間放電された。10秒間の放電後の電圧がV2(V)とされた。以下の式(1)より、電池抵抗が算出された。結果は、下記表1の「電池抵抗」の欄に示されている。
電池抵抗(Ω)=(V1−V2)/60 ・・・(1)
3.釘刺し試験
釘が準備された。電池1000が25℃において4.2Vまで充電された。充電後の電池1000が60℃に加温された。1mmの直径を有する釘が準備された。釘が1mm/sの速度で電池1000に差し込まれた。内部短絡が発生してから1分後に、釘が刺し込まれた位置から1cm離れた位置においてケース1001の表面温度が測定された。結果は、下記表1の「到達温度」の欄に示されている。到達温度が低い程、釘刺し試験時における電池温度の上昇が抑制されていることが示されている。
4.正極の観察
正極100が樹脂埋めされ、研磨された。これにより、SEM用サンプルが準備された。2種類の正極活物質が分離できるよう、検出する元素が選定された。EMPAにより、元素マッピング分析が行われた。元素マッピングされた画像が処理された。これにより、正極集電体101から所定の領域(4μm)における、第2正極活物質12aの割合が測定された。
Figure 2019140039
<結果>
上記表1に示されるように、実施例1〜実施例10は、釘刺し時における電池温度上昇の抑制と、電池抵抗増加の抑制とが両立されていた。すなわち、釘刺し時における電池温度上昇の抑制と、電池抵抗増加の抑制とが両立された、正極活物質として高Ni材料が用いられる非水電解質二次電池を提供されることが示された。
実施例1〜実施例10においては、第1層11には、ポリリン酸メラミンがPPにより被覆された被覆粒子11bが含まれている。ポリリン酸メラミンがPPにより被覆されることにより、燃焼抑制剤が正極合材層102中で正極電位により酸化分解されることが抑制され、電池抵抗の増加が抑制されたものと考えられる。
釘刺し時においては、以下の現象(1)〜(3)が発生したものと考えられる。これらの現象が相互作用することにより、釘刺し時における電池温度上昇が抑制されたものと考えられる。
(1)釘が電池1000に刺さることにより一部で短絡が発生し、電池1000内において、ジュール熱により温度が局所的に上昇した。
(2)第1層11は、第1正極活物質11aおよび被覆粒子11bを含んでいる。被覆粒子11bは、ポリリン酸メラミンがPPにより被覆された粒子である。被覆粒子11bにおいては、PPによる被覆により、正極電位による酸化分解の影響が低減されたと考えられる。被覆粒子11bに含まれるポリリン酸メラミンにより、第1正極活物質11aからの酸素発生が抑制され、更には第1正極活物質11aから発生した酸素と電解液との反応による発熱が抑制されたと考えられる。
(3)第2層12は、第2正極活物質12aを含む。第2正極活物質12aは低Ni材料である。低Ni材料を含む第2層12は、低Ni材料を含んでいるため高Ni材料に比べ電子抵抗が高い。低Ni材料が正極集電体101近傍に存在することで、短絡時のジュール発熱を小さくできる。そのため、正極集電体101の近傍に低Ni材料が配置されることにより、正極集電体101の近傍における発熱が抑制されたものと考えられる。
実施例1〜実施例3の結果から、第1正極活物質11aにおいてLiを除く金属元素の総モル数に対するNiの割合が増加すると、到達温度が高くなることが確認された。Niの増加に伴い、第1正極活物質11aから発生する酸素量が増加したものと考えられる。
実施例1、実施例4、および実施例5の結果から、第2正極活物質12aにおいてLiを除く金属元素の総モル数に対するNiの割合が増加すると、到達温度が高くなることが確認された。Niの増加に伴い、第2層12の抵抗が低下したものと考えられる。
実施例1、実施例6、および実施例7の結果から、第2層12の厚みが大きいほど、釘刺し時における電池温度上昇が抑制されていることが確認された。しかしながら、高抵抗な第2層12の厚みが大きくなると、電池抵抗は上昇する傾向を示すことも確認された。
実施例1、実施例8、および実施例9の結果から、第1層11に含まれる燃焼抑制剤の量が多いほど、釘刺し時における電池温度上昇が抑制されていることが確認された。燃焼抑制剤の増加により、第1正極活物質11aから発生した酸素と電解液との反応による発熱がより抑制されたと考えられる。
比較例1は、釘刺し時における到達温度が高かった。第2層12に含まれる第2正極活物質12aとしてNCM70/15/15(すなわち、高Ni材料)が用いられたため、正極集電体101に配置される第2層12の抵抗が低くなり、釘刺し時における到達温度が高くなったと考えられる。
比較例2は、電池抵抗が高かった。比較例2においては、第1層と第2層との厚みの比が、第2層の厚みを1とした場合、第1層の厚みが4以上19以下の範囲になかった。すなわち、第2層12が厚かった。高抵抗な第2層12の厚さの増加に伴い、電池抵抗が高くなったものと考えられる。
比較例3は、電池抵抗が高かった。比較例3においては、第1層11が燃焼抑制剤を含むものの、樹脂材料により被覆されていなかった。そのため燃焼抑制剤が酸化され、電池抵抗が高くなったものと考えられる。
比較例4は、釘刺し時における到達温度が高かった。比較例4においては、第1層11に燃焼抑制剤が含まれていない。そのため、釘刺し時における到達温度が高くなったと考えられる。
参考例1および参考例2においては、正極合材層102に高Ni材料が含まれていない。そのため、釘刺し時における発熱量が小さかったと考えられる。釘刺し時における発熱量が小さいため、第1層11における被覆粒子11bの有無による、有意な差異は確認されなかった。なお、参考例1および参考例2においては正極合材層102に高Ni材料が含まれていないため、実施例と比較して電池容量が低い。
今回開示された実施形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではない。特許請求の範囲によって確定される技術的範囲は、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
11 第1層、11a 第1正極活物質、11b 被覆粒子、12 第2層、12a 第2正極活物質、100 正極、101 正極集電体、102 正極合材層、200 負極、201 負極集電体、202 負極合材層、300 セパレータ、500 電極群、901 正極端子、902 負極端子、1000 電池、1001 ケース、1002 容器、1003 蓋。

Claims (1)

  1. 正極、負極、セパレータおよび非水電解質を少なくとも含み、
    前記正極は、正極集電体および正極合材層を含み、
    前記正極合材層は、第1層および第2層を含み、
    前記第1層は、第1正極活物質および被覆粒子を少なくとも含み、
    前記第1正極活物質は、LiNiCo(Mは、Mn、Al、Ti、MgおよびZrからなる群より選択される一種以上の元素であり、0.7≦a≦0.95、0.02≦b≦0.15、0.03≦c≦0.15、a+b+c=1)であり、
    前記被覆粒子は、燃焼抑制剤が樹脂材料により被覆された粒子であり、
    前記第2層は、前記正極集電体と前記第1層との間に配置されており、
    前記第2層は、第2正極活物質を少なくとも含み、
    前記第2正極活物質は、LiNiCoMn(0.1≦a≦0.5、0.2≦b≦0.5、0.3≦c≦0.4、a+b+c=1)であり、
    前記第1層と前記第2層との厚みの比は、前記第2層の厚みを1とした場合、前記第1層の厚みが4以上19以下である、
    非水電解質二次電池。
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