JP2019134927A - モジュール式の飲料調製・分配装置 - Google Patents

モジュール式の飲料調製・分配装置 Download PDF

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Abstract

【課題】一種以上の飲料を各別の流出口ポートから供給し、または一種の飲料を複数の流出口ポートから供給できる飲料ディスペンサを提供すること。【解決手段】飲料調製装置10000は、カウンターの面下に配置される供給ユニット1100を有し、このユニット1100は、着脱可能な蒸気発生・供給モジュール2000と、着脱可能な調製モジュール4000と、いくつかの実施形態において着脱可能とした熱湯モジュール6000を備え、それぞれ電気接続および配管接続を含む。流体供給モジュール2000,4000,6000には給水源が流体連結しており、装置10000には電源が電気接続して電子部品に電力を供給する。【選択図】図1

Description

本発明は、コーヒー、エスプレッソ、茶などの飲料を供給するために使用される調製・
分配ユニットに関する。
飲料を調製するための多様な機械が当技術分野において既知である。このような機械は
、給茶用の熱湯、加圧下で挽き豆に通してコーヒーを調製するための熱湯、またはミルク
の泡立て用もしくはエスプレッソ調製用の蒸気を供給する等の機能を有する。また、既知
のいくつかの機械では、これら機能のうち、二種または三種の機能を組み合わせて供給す
る。
従来技術の一例として、特許文献1:Perucca発明の米国特許第3795788
号明細書(788特許)は調製装置を開示している。特に、788特許は、蒸気または未
加圧熱湯を交互に供給するための熱交換器を有するコーヒー調製機械を開示している。こ
の機械は、さらに、水の流れを制御するバルブおよび恒温制御部を備える。しかしながら
、788特許は、熱湯、加圧熱湯および蒸気用の遠隔型分配手段を開示しておらず、熱湯
、加圧熱湯および蒸気を供給するためのモジュール式システムも開示していない。
特許文献2:Robinsら発明の米国特許第4757752号明細書(752特許)
は、茶の調製および分配機械を開示しており、この機械は非加圧水蒸気を加熱した後、茶
葉層を通過させて茶を供給するための加熱手段を備えている。しかしながら、752特許
は、複数の分配経路、遠隔型分配ユニット、蒸気ユニットまたは加圧水ユニットを開示し
ていない。
特許文献3:Eugster発明の米国特許第4947738号明細書(738特許)
は、セラミック製の多路バルブを備えるホット飲料調製機械を開示しているが、モジュー
ル式または遠隔型の分配ユニットを開示していない。
特許文献4:Eugster発明の米国特許第5357848号明細書(848特許)
において、複数の流れストリームを有するコーヒーメーカーを開示しているが、複数の着
脱可能なモジュール、または、そのようなモジュールに接続された遠隔型分配ユニットは
開示していない。
特許文献5:Pfeiferら発明の米国特許第5551331号明細書(331特許
)は、熱交換器と流体連通する調製ヘッドを有するエスプレッソ装置を開示しているが、
モジュール式または遠隔型の分配ユニットを開示していない。
特許文献6:Albertら発明の米国特許第5372061号明細書(061特許)
は、さらに別のエスプレッソマシンを開示しているが、このエスプレッソマシンは遠隔型
分配ユニットまたは着脱可能な蒸気および水用モジュール式部品を開示していない。
特許文献7:Klawuhnら発明の米国特許第5778765号明細書(765特許
)は、多路バルブを有する飲料調製装置を開示しているが、蒸気および熱湯を供給するた
めの複数の着脱可能なモジュール式ユニットを開示しておらず、着脱式の飲料用分配ユニ
ットも開示していない。
特許文献8:Mullerら発明の米国特許第6561079号明細書(079特許)
は、液体を泡立たせるための蒸気発生装置を開示しているが、単一機器またはモジュール
式着脱可能部品からの熱湯、加圧熱湯および蒸気の供給手段は開示していない。
このように、多くの飲料調製装置が先行技術文献に開示されているが、いずれも、蒸気
、熱湯および加圧熱湯をそれぞれ供給するためのモジュール式着脱可能ユニットを有する
飲料調製装置を開示するものではない。
さらに、先行技術文献は、遠隔型分配ユニット、蒸気分配ユニットへの流体流量を管理
するための制御システム、可変圧力送出システムまたはバルブ作動式蒸気分配ユニットを
有する飲料調製装置についても、教示または示唆するものではない。
米国特許第3795788号明細書 米国特許第4757752号明細書 米国特許第4947738号明細書 米国特許第5357848号明細書 米国特許第5551331号明細書 米国特許第5372061号明細書 米国特許第5778765号明細書 米国特許第6561079号明細書
本発明は、飲料を調製および分配するためのシステムおよび装置を提供する。
本発明を適用可能な多くの飲料ディスペンサが存在し、これらには、例えばコーヒー調
製機、茶調製機または飲料の集中ディスペンサが含まれる。特に、いずれの飲料ディスペ
ンサも、一種以上の飲料を各別の流出口ポートから供給し、または一種の飲料を複数の流
出口ポートから供給することにより、本発明の利点を達成することができる。
上述したような飲料ディスペンサは、主構造の上部または飲料ディスペンサの本体から
水平に突出する張出部で構築することができる。この張出部は、一つ以上の流出口ポート
を含有し、そこから飲料を分配する。
簡潔に述べると、本発明は、モジュール式飲料調製装置を提供する。本発明に係る調製
装置は、着脱可能な熱湯供給モジュールと、着脱可能な加圧熱湯供給モジュールと、着脱
可能な蒸気発生・供給モジュールとを備え、全て液体飲料を遠隔型分配する分配ユニット
に接続されている。
本発明の設計の利点は、飲料調製装置の使用または関連する業務目的を妨害することな
く、各飲料モジュールの便利なサービスおよび/または性能向上を可能にすることである
本発明に係るシステムの利点は、必要に応じて蒸気を蒸気分配手段へ、そして最終的に
は蒸気ワンドへと供給することである。それゆえ、蒸気チャンネルは、不使用時には不必
要に飽和することはない。このような設計は、例えばミルク泡立ての前に、蒸気ラインを
「パージ」する必要性を著しく減少させる。これによって、本発明に係る装置のユーザが
飲料の調製に要する応答時間がはるかに短縮される。ラインが常に飽和していなければ、
部品寿命の向上も可能である。
追加的な特徴は、以下の図面、明細書、特許請求の範囲を考慮すれば明らかである。第
一の実施態様によると、本発明は、飲料調製・分配装置を提供し、該装置は、
熱湯を供給するために、水供給部および電源に接続する第一のモジュールと、
加圧熱湯を供給するために、水供給部および電源に接続する第二のモジュールと、
蒸気を供給するために、水供給部および電源に接続する第三のモジュールを備える。
各モジュールは、遠隔型分配ユニットと流体連結されており、この分配ユニットは、熱
湯送出手段、加圧熱湯送出手段および蒸気送出手段を備える。
遠隔型分配ユニットは、好適な実施形態において、着脱可能である。
一実施形態において、遠隔型分配ユニットは、カウンターの面上に配置され、第一、第
二および第三のモジュールは、カウンターの面下に配置されている。
一実施形態において、飲料調製・分配装置はさらに、第一のモジュール、第二のモジュ
ールおよび第三のモジュールのうち、少なくとも一つのモジュールと電子通信する少なく
とも一つの電子制御手段と、少なくとも一つの電子制御手段と電子通信する少なくとも一
つの電子入力手段とを備え、該電子制御手段は、第一のモジュール、第二のモジュールお
よび第三のモジュールからの入力を受け付け、第一のモジュール、第二のモジュールおよ
び第三のモジュールへ出力指示を供給する。
一実施形態において、第三のモジュールは、水流入口、ソレノイドバルブ、蒸気ボイラ
、温度センサおよび給水レベルセンサを備え、水流入口は、ソレノイドバルブと流体連結
し、ソレノイドバルブは電子制御手段と電気接続し、電子制御手段により、電子入力手段
からだけでなく、蒸気ボイラにおける温度センサおよび給水レベルセンサからの入力に基
づいて、ソレノイドバルブを通る水の流れを調整することができる。
飲料調製・分配装置は、さらに、発熱体を備えることができ、電子制御手段は、給水レ
ベルセンサおよび温度センサからフィードバック入力を受信し、発熱体に制御信号を供給
する。
飲料調製・分配装置は、さらに、電子制御手段と電気接続する蒸気バルブを備えること
ができる。この蒸気バルブは、その作動に際して蒸気送出チューブを蒸気ボイラからの蒸
気流に開口させる三路バルブであって、機械的に蒸気バルブに取り付けられている。
一実施形態において、飲料調製・分配装置はさらに蒸気バルブと電子通信するマイクロ
スイッチを備え、マイクロスイッチは、その開状態において蒸気ボイラに指示を出すこと
により、蒸気を蒸気送出手段に供給し、蒸気流用流体連結チューブを介して蒸気チャンネ
ルに通してから、蒸気ワンド外に出す。
好適には、流体連結チューブは、電子制御バルブに取り付けられた第一端と、機械制御
ニードルバルブに取り付けられた第二端とを有し、装置はさらに、機械バルブを開口して
スイッチを始動する手段と、機械制御ニードルバルブと流体連結する流出口ポートとを備
える。
蒸気ワンドは、蒸気経路と連通するインナーチューブを備えることができ、蒸気経路と
連通しない二次的なアウターチューブにより、インナーチューブとアウターチューブとの
間の空間を分離させ、絶縁材料をインナーチューブとアウターチューブとの間に配置する
ことにより、蒸気経路とアウターチューブとの間に熱バリヤを形成する。
一実施形態において、第二のモジュールは、流れ計、ポンプ、モータ、第一ボイラ、第
二ボイラ、発熱体、温度センサおよびソレノイドバルブを備え、第二のモジュールは、電
子入力手段と電気接続すると共に、少なくとも一つの電子制御手段と電子通信する。
好適には、少なくとも一つの電子制御手段はさらに、流れ計と電子通信することにより
、流れ計は流量情報を少なくとも一つの電子制御手段に供給し、少なくとも一つの電子制
御手段はポンプを適切に制御することができる。
一実施形態において、電子入力手段は、所望の出力水温を受け付けるよう構成され、ボ
イラの温度センサは、温度情報を、少なくとも一つの電子制御手段にフィードバックし、
ボイラの発熱体と電子通信し、それによって、各流体経路をそれぞれ介して各ボイラを出
る際の水の温度を制御する。
加圧熱湯送出手段は、調製ヘッドから分配点まで送出される流体温度を制御する手段を
備えることができ、調製ヘッドは、調製ヘッドに取り付けることで発熱体および温度セン
サを備え、発熱体および温度センサはさらに、少なくとも一つの電子制御手段と無線また
は有線で電子通信することにより、少なくとも一つの電子制御手段はさらに、調製ヘッド
へ入ってくる水の温度を調節して、直接調製ヘッドにて温度微調節を可能とする。
加圧熱湯送出手段は、第二のモジュールから分配点まで送出される流体の圧力を制御す
る手段を備えることができ、調製ヘッドはさらに、圧力トランデューサ、ポテンショメー
タ、およびアクチュエータ/スイッチを備え、有線または無線で、少なくとも一つの電子
制御手段と電子通信することにより、少なくとも一つの電子制御手段はさらに、調製ヘッ
ドへ入ってくる水の圧力を調節して、直接調製ヘッドにて圧力の微調節を可能とする。
ポテンショメータは、好適には、アクチュエータスイッチまたはレバーと直結し、少な
くとも一つの電子制御手段と有線または無線通信する。少なくとも一つの電子制御手段は
、ポテンショメータから情報を受信し、さらにモータに指示を出して、ポテンショメータ
の位置と直接関係する回転速度でポンプを駆動することにより、フィードバックループが
形成される。
一般論として、加圧熱湯送出手段は、学習型電子制御システムを備え、該学習型電子制
御システムは、
コンピュータ化された電子制御手段と、
制御手段と電子通信し、ユーザによって始動可能なデータ保存手段と、
制御手段と電子通信し、制御手段からの指示を受信するよう操作可能な、少なくとも一
つの流体マニピュレーション手段と、
少なくとも一つの流体マニピュレーション手段と電子通信し、少なくとも一つの流体マ
ニピュレーション手段からの情報を受信するよう操作可能な、少なくとも一つのセンサと
を備え、
前記少なくとも一つのセンサが、さらに制御手段と電子通信して制御手段に情報を送信
するよう操作可能であり、
前記少なくとも一つのセンサが、さらにデータ保存手段と電子通信し、前記データ保存
手段が前記少なくとも一つのセンサから情報を受信して該情報を保存すると共に該情報を
制御手段に送信するよう操作可能であり、
さらに、指示を制御手段に入力するよう選択的に操作可能なユーザ入力手段を備える。
少なくとも一つのセンサは、温度計、圧力トランデューサ、電圧トランデューサ、ポテ
ンショメータおよび位置センサから成る群から選択可能である。
少なくとも一つの流体マニピュレーション手段は、ポンプ、ヒータおよび流れ調整器か
ら成る群から選択可能である。
別の実施態様によると、本発明は、安定した性能のために飲料調製装置を組織的にプロ
グラムする方法を提供し、該方法は、
飲料調製装置の操作を制御するステップと、
所望出力を決定するステップと、
操作を電子的に監視するステップと、
装置が所望出力を供給している間に装置の操作パラメータを記憶するステップと、
記憶したパラメータを使用して、例えば容積、時間、サイクルタイム、流量等、飲料調
製装置のその後の使用を制御するステップと、
を備える。
本発明の実施形態に係る飲料調製装置の正面の概略立面図である。 本発明の実施形態に係る蒸気発生・供給モジュールの概略図である。 閉向きにおける本発明の実施形態に係る蒸気ディスペンサの断面図である。 開向きにおける本発明の実施形態に係る蒸気ディスペンサの断面図である。 本発明の実施形態に係る蒸気ディスペンサの概略図である。 本発明の実施形態に係る蒸気ワンドの断面図である。 本発明の実施形態に係る蒸気ディスペンサの概略図である。 同蒸気ディスペンサの概略図である。 同蒸気ディスペンサの概略図である。 同蒸気ディスペンサの概略図である。 同蒸気ディスペンサの概略図である。 同蒸気ディスペンサの概略図である。 本発明の実施形態に係る調製液供給モジュールの概略図である。 本発明の実施形態に係る調製液ディスペンサの概略図である。 本発明の実施形態に係る熱湯供給モジュールの概略図である。 本発明の実施形態に係る熱湯ディスペンサの概略図である。 本発明の実施形態に係る学習システムのブロック図である。
各図を通じて、同一の参照数字はそれぞれ対応する構造要素を指す。
図1に示すように、飲料調製装置10000は、カウンターの面下に配置される供給ユ
ニット1100を有し、このユニット1100は、着脱可能な蒸気発生・供給モジュール
2000と、着脱可能な調製モジュール4000と、いくつかの実施形態において着脱可
能とした熱湯モジュール6000を備え、それぞれ電気接続および配管接続を含むもので
あり、飲料調製に係る技術分野において既知である。これらの流体供給モジュール200
0,4000,6000には給水源(図示せず)が流体連結しており、装置10000に
は電源(図示せず)が電気接続して電子部品に電力を供給する。
飲料調製装置10000は、さらに、いわゆるオーバーカウンター型ユニットまたは分
配ユニット1200を備える。分配ユニット1200は、供給ユニット1100の真上の
カウンターの面上に、または供給ユニット1100から比較的離れた箇所に配置すること
ができる。分配ユニット1200は、制御パネル1500,蒸気分配手段3000,調製
液分配手段5000および熱湯分配手段7000を含む。
しかしながら、このシステムは、複数のコントローラ1500や任意の位置に配置したコ
ントローラ、例えば後述するように個々のモジュールに取り付けたコントローラを含むこ
とができる。
本明細書および特許請求の範囲では、「着脱可能な」という表現を使用することで、モ
ジュール2000,4000および6000と、各ディスペンサ3000,5000およ
び7000とが互いに別体であることを表している。
供給モジュール2000,4000および6000のアンダーカウンター型の配置にお
ける利点は、オーバーカウンターの表面エリアがほとんど空いており、他の目的での利用
を可能にすることである。それゆえ、本発明の一つの特異な特徴は、分配ユニット120
0が、供給モジュール2000,4000および6000から離れて配置されている点に
ある。本明細書および特許請求の範囲の目的のため、分配ユニット1200および供給モ
ジュールに関して使われる「遠隔型」(「離れて」も同様に)という用語は、分配ユニッ
ト1200が供給モジュールと直接接触するものでないことを示すものである。すなわち
、分配ユニット1200と供給モジュール2000,4000および6000とは、蒸気
、加圧熱湯および熱湯をそれぞれの分配手段に搬送するためのチューブ等によって接続さ
れている。
「遠隔型」という用語は、モジュールとディスペンサとが離れて配置されていることも
表している。既存のコーヒーメーカーとは異なり、本発明に係る装置の供給ユニット(モ
ジュール)および分配システムは、互いに離れて配置可能である。特にエスプレッソコー
ヒーの場合には、調製/分配ヘッドは、加熱、加圧および制御モジュール(供給ユニット
)から離れて、または幾分距離を設けて配置することもできるという点が特異である。
最後に、本明細書および特許請求の範囲において使用される「モジュール」という用語
は、各種供給モジュールおよび/または分配手段の組立、接続、切断、始動、停止および
取替が可能な装置を表している。
<分配ユニット1200>
図1に示すように、モジュール式飲料調製装置10000は、分配ユニット1200を
備える。好適な実施形態において、分配ユニット1200は、蒸気分配手段3000,調
製液分配手段5000および熱湯分配手段7000を備える。各分配手段は、対応する流
体供給モジュール、特に、蒸気発生・供給モジュール2000,調製液供給モジュール4
000および熱湯供給モジュール6000とそれぞれ流体連結する。
図1にさらに示すように、モジュール式調製装置10000の分配ユニット1200は
、好適には、バートップ上か、またはドリンクの調合および供給に都合の良い他の位置上
に配置される。本発明の好適な実施形態において、蒸気、調製液、および熱湯の供給モジ
ュール2000,4000および6000は、好適には、分配ユニット1200から離れ
て配置されるが、流体連結はしている。
本発明は、固有の通信手段を含み、システム中の全モジュールを統合制御する。
通信手段は、少なくとも一つの分配装置、飲料調製装置および制御装置(飲料ディスペ
ンサおよび飲料供給モジュール等)間の双方向通信機能を実行する。その目的は、開示さ
れた複数の装置を制御および統合する唯一の方法を提供するためであり、潜在的な大型お
よび/または拡張システムを可能とし、システムの制御および統合における観点から、単
一かつローカライズされたシステムとして扱われる。
以下、蒸気システム、調製システムおよび水システムについて個別的に説明する。
<蒸気システム2000および3000>
図2は、本発明の実施形態に係る蒸気発生・供給モジュール2000の概略図である。
他の実施形態において、一つ以上の特徴および/または部品を省略してもよい。
蒸気発生・供給モジュール2000は、無線または有線手段を介してコントローラ15
00と電気接続する。コントローラ1500は、飲料調製システムにおいて広く使われて
いる標準的な電子制御手段で構成することができる。しかしながら、好適なコントローラ
1500は、インターネット接続を受け付け、本発明に係る装置を制御するよう特に設計
されたコントローラである。以下に詳述するように、コントローラ1500は、温度セン
サ、給水レベルセンサ等の各種センサからの入力を受信し、蒸気モジュール2000を通
って出ていく流体の流れおよび温度を制御する。
本実施形態について示すように、コントローラ1500は、多くの固有の供給モジュー
ルからの入力を受け付け、また該モジュールへ出力指示を供給する単一ユニットである。
しかしながら、本発明の技術的範囲内において、各供給モジュールに固有の制御ユニット
を設けることもできる。
加えて、制御ユニット1500が遠隔型データソース接続を利用する利点は、ソフトウ
ェア、ファームウェア、または、モジュール2000,4000および6000のコント
ローラ1500によって保存される他の値を修正する能力を設定可能とすることある。特
に、遠隔型データソース接続能力と、ソフトウェア、ファームウェアおよびモジュール2
000,4000および6000のコントローラ1500によって保存される他の値を修
正する利点は、管理者が、飲料の調製・分配および/または蒸熱プロセスに係るパラメー
タを、一連のモジュール式調製装置に対して同時に、かつ遠隔地から設定可能とすること
である。
上述したような遠隔型データソースは、本発明に係る装置のユーザのオプションとする
こともでき、この場合には前述した情報を入力パネル1550から入力する。
図2に示すように、蒸気発生・供給モジュール2000は、好適には、ソレノイドバル
ブ210,蒸気ボイラ215,発熱体220,給水レベルセンサ225,温度センサ23
0,圧力スイッチ235,蒸気電磁バルブ240,ドレインバルブ245および流体経路
201,202,203を備える。
水流入口205は、水供給部(図示せず)と、流体経路201を介して流体連結する。
水流入口205は、さらに、ソレノイドバルブ210と流体連結する。ソレノイドバルブ
210は、コントローラ1500と電気接続し、コントローラ1500により、後述のよ
うに、制御入力パネル1550からだけでなく、蒸気ボイラ215における温度センサ2
30および給水レベルセンサ225からの入力にも基づいて、バルブ210を通る水の流
れを調整可能である。
図2に示すように、水は、ソレノイドバルブ210から、流体経路201に沿って、蒸
気ボイラ215に流れる。蒸気ボイラ215は一般的に、発熱体220,給水レベルセン
サ225,温度センサ230,圧力スイッチ235および蒸気バルブ240を備え、上述
したものは全てコントローラ1500と電気接続する。コントローラ1500は、センサ
225および230からフィードバック入力を受信し、発熱体220に制御信号を供給す
る。上述の手段は、密閉容器中における圧力および温度間の固有関係を利用しており、圧
力スイッチ235または温度センサ230のいずれか一方は、わずかに異なる手段を介し
て、同じ機能を実行することができる。
図2にさらに示すように、蒸気ボイラ215は、流体経路202を介してドレインバル
ブ245と流体連結する。蒸気ボイラ215からの余分な水は、この経路を通って排出さ
れる。蒸気は、図3Aおよび図3Bについて後述するように、蒸気ボイラ215を出て、
制御された蒸気電磁バルブ240を通り、蒸気経路203を出て、蒸気ディスペンサ30
00へと流れる。
電磁バルブ240は、三路タイプであり、蒸気モジュール2000内に配置されている
。蒸気送出チューブ203は、その作動に際して蒸気ボイラ215からの蒸気流に開口し
ており、機械的に電磁バルブ240に取り付けられている。
図3A1、図3A2、図3Bおよび図3Dは、蒸気ディスペンサ3000(「蒸気分配
手段」とも称する)の断面図および概略図である。蒸気ディスペンサ3000は、一般的
に、蒸気チャンネル305,ケーシング310,蒸気ワンド320,蒸気ハンドル330
,ニードルバルブ340およびマイクロスイッチ350を備える。図3A1および図3A
2においてさらに示されるように、蒸気ハンドル330はピボット点331を中心に回転
する。蒸気ハンドル330の押圧に際して、機構はピボット点331を中心に回転するこ
とにより、ニードルバルブ340はバイアスばね360に対して移動し、それによって蒸
気チャンネル305を開口する。
マイクロスイッチ350は、蒸気電磁バルブ240(図2)と電子通信する。マイクロ
スイッチ350は、その開状態において蒸気ボイラ215(図2)に指示を出すことによ
り、蒸気を蒸気ディスペンサ3000に供給し、蒸気流用流体連結チューブ203を介し
て蒸気チャンネル305に通してから、蒸気ワンド320外に出す。
ニードルバルブ340は、蒸気流を測定し、管理する(蒸気圧力制御)。使用される作
動および測定システムを組み合わせることで生じる本質および利益によって、蒸気チュー
ブを空にして、オフ位置または閉位置にある際に排水することができる。
本システムの利点は必要に応じて蒸気を蒸気ディスペンサ3000へ、最終的には蒸気
ワンド320へ供給可能にすることである。それゆえ、蒸気チャンネル305は、不使用
時には不必要に飽和することはない。このような設計は、例えばミルク泡立ての前に、蒸
気ライン203を「パージ」する必要性を著しく減少させる。これによって、本発明に係
る装置のユーザが飲料調製に要する応答時間は、はるかに短縮される。ラインが常に飽和
していなければ、部品寿命の向上も可能である。
図3Cは、本発明の実施形態に係る蒸気ワンド320の断面図である。蒸気ワンド32
0は、一般的に、外側ステンレス鋼チューブ324,内側ステンレス鋼チューブ322,
絶縁材料323,ボールアダプタ装着部325,蒸気チップアダプタ326および蒸気チ
ップ327を備える。蒸気流が、蒸気ワンド320内部を通る際に、この特別な構築によ
って、多用されていても、蒸気ワンド320の温度は著しく低下する。
<調製システム4000および5000>
図4は、調製モジュール4000の概略図である。
調製モジュール4000は、水供給部から、調製液ディスペンサ5000における調製
ヘッド510および分配点505までの水の流れ、温度および圧力を制御する。
図4に示すように、調製モジュール4000は、好適には、流れ計410,ポンプ41
5,モータ420,第一ボイラ425,第二ボイラ430,発熱体426および431,
温度センサ427および432,ソレノイドバルブ435および流体ライン401,40
2,403を備える。
水は、水供給部(図示せず)から、水流入口405内へ、流体ライン401を通って流
れる。水流入口405は、第一側部上の水供給部および第二側部上の流れ計410と流体
連結する。
流れ計410は、さらに、ポンプ415と流体連結しており、モータ420を動力とす
る。好適には、モータ420は、ブラシレス磁気直流モータである。
調製モジュール4000は、ディスプレイおよび入力パネル1550と電気接続してお
り、コントローラ1500と電子通信する。このような電子通信は、有線でも無線でも可
能である。コントローラ1500は、さらに、流れ計410と電子通信する。流れ計41
0は、それゆえ、流量情報をコントローラ1500に供給することにより、コントローラ
1500は適切にポンプ415を制御することができる。
単一の制御ユニット1500を全ての供給モジュールに設けること、または、代替的に
、固有の制御ユニットを各モジュールに設けることは、本発明の技術的範囲内である。固
有の制御ユニットによって、欠陥のある、または旧式のコントローラを交換しやすくなる
。一方で、単一の制御ユニットによって、数ある利点の中で、アクセスおよび初期設置が
しやすくなる。同様に、本発明は、一つ以上のディスプレイ/入力ユニット1550を使
用して実行することができる。
図4に示すように、水は流体ライン401を通って第一ボイラ425内に流入する。そ
れゆえ、ボイラ425はポンプ415と流体連通する。第一ボイラ425は、温度センサ
427を備え、温度センサ427も有線または無線でコントローラ1500と電子通信す
ることにより、コントローラ1500はボイラ425内の水温を監視することができる。
第一ボイラ425は、さらに、発熱体426を備え、発熱体426が有線または無線でコ
ントローラ1500と電子通信することにより、コントローラ1500を使って発熱体4
26の出力を調節することができる。
図4は、第一ボイラ425を出てから第二ボイラ430に至る流体ライン401の続き
を示す。それゆえ、第二ボイラ430は第一ボイラ425と流体連通している。第二ボイ
ラ430は、温度センサ432を備え、温度センサ432も有線または無線でコントロー
ラ1500と電子通信することにより、コントローラ1500は第二ボイラ430内の水
温を監視することができる。第二ボイラ430はさらに、発熱体431を備え、発熱体4
31が有線または無線でコントローラ1500と電子通信することにより、コントローラ
1500を使って発熱体431の出力を調節することができる。
ゆえに、本発明に係る装置のユーザは、所望の出力水温を入力パネル1550内に入力
することができる。その情報は、コントローラ1500に電子通信で送信される。ボイラ
425および430の温度センサ427および432は、それぞれ、温度情報をコントロ
ーラ1500にフィードバックし、ボイラ425および430の発熱体426および43
1と電子通信することによって、それぞれの流体経路402または403を介して各ボイ
ラを出る際の水の温度を制御する。
二つ以上の個別ボイラを配置することで、第一ボイラを余熱ボイラとし、もう一方のボ
イラを精密な最終温度に制御されたボイラとして扱うことが可能である。制御システムの
アルゴリズムおよび応答特性は、第一ボイラに対しては積極的なものとすることができ、
これは第一ボイラが水温を設定温度付近まで急速に上昇させることを目的とするためであ
る。その一方で、第二ボイラは、微妙な温度制御および精度を供給するために、より微妙
な調整や、過度に積極的でない制御特性を必要とする。第一ボイラの温度は例えば約90
℃とし、第二ボイラの温度は例えば90.2℃とすることができる。
図4は、三路ソレノイドバルブ435を示しており、このバルブはボイラ430と流体
連結し、コントローラ1500と電子通信する。コントローラ1500は、ソレノイドバ
ルブ435を通る流れを調整することで、ボイラ430の加熱水は、以下で詳細に記述さ
れるように、ソレノイドバルブ435を通り、流体経路402に沿って、流体リンク44
0に流れ、調製液ディスペンサ5000の上に出る。代替的に、余分な水は、ソレノイド
バルブ435からドレイン接続部445まで、流体経路403に沿って流れ、通常のドレ
ナージシステムの上に出る。
前述したように、コントローラ1500は、ソレノイドバルブ435に指示を出して、
所望量の加熱水および加圧水を配分し、流体経路402に沿って流体リンク440へ、さ
らに、流体経路402に沿って分配ユニット5000へ流す。
図5は、調製液ディスペンサ5000の実施形態を示す概略図である。調製液ディスペ
ンサ5000は、一般的に、調製ヘッド510を備え、流体的に取り付けられている分配
点505を有する。図示されていないが、フィルタホルダは、設け得る対象をハンドルお
よび一つ以上の分配用注出口としており、分配点505に係合可能である。係合は、バヨ
ネット結合または当業者に既知の他の手段によるものとすることができる。
本発明は、好適には、調製ヘッド510から分配点505まで送出される流体温度を制
御する手段を備える。調製ヘッド510は、それゆえ、好適には調製ヘッド510に取り
付けることで発熱体525および温度センサ520を備える。発熱体525および温度セ
ンサ520は、さらに、無線または有線でコントローラ1500と電子通信することによ
り、コントローラ1500はさらに調製ヘッド510へ入ってくる水の温度を調節して、
直接調製ヘッド510にて温度微調節を可能とする。
本発明は、さらに、好適には、調製システムから分配点505まで送出される流体の圧
力を制御する手段を備える。調製ヘッド510は、それゆえ、圧力トランデューサ515
,ポテンショメータ530,およびアクチュエータ/スイッチ535を備えることができ
、コントローラ1500と有線または無線で電子通信することにより、コントローラ15
00はさらに、調製ヘッド510へ入ってくる水の圧力を調節して、直接調製ヘッド51
0にて圧力の微調節が可能である。
ポテンショメータ530は、好適には、アクチュエータスイッチまたはレバー535と
直結し、コントローラ1500と有線または無線で通信をする。コントローラ1500は
、ポテンショメータ530から情報を受信し、さらにモータ420に指示を出して、ポテ
ンショメータ530の位置と直接関係する回転速度で、ポンプ415を駆動する。このフ
ィードバックループは、可変であって、ユーザによって制御可能である圧力「プロファイ
ル」を供給し、コーヒー飲料、特にエスプレッソコーヒーの調製に有利である。
メモリスイッチ540も、コントローラ1500と有線または無線で通信をする。メモ
リスイッチ540は、その始動に際してコントローラ1500に指示を出して、ポテンシ
ョメータ530からの値をコントローラ1500のメモリに保存することにより、(好適
にはレバーで構成できる)アクチュエータ535の作動による次サイクル上において、ポ
テンショメータ530からの入力はコントローラ1500に無視されてしまい、そのよう
な場合、コントローラ1500は、メモリに保存された「プロファイル」を繰り返し実行
する。
コーヒー飲料の調製における理想的な圧力範囲は、約0PSI〜約135PSIの間で
あり、「操作可能な圧力範囲」と称される。
ポテンショメータ530は、位置情報をコントローラ1500に供給し、圧力フィード
バックループに直接関係してくる。圧力フィードバックループは、操作可能な圧力範囲内
の所望圧力と、実際の圧力とを比較し、圧力トランデューサ515によってフィードバッ
クループへ供給される。操作可能な圧力範囲内の所望圧力は、システム供給圧力が該所望
圧力以上であるせいで利用不能である場合、システムは、モータ420の方向を反転して
応答し、ゆえに、ポンプ415を逆回転し(これを「減衰」と称する)、減衰を供給する
ことで、実際の圧力は圧力トランデューサ515により報告されたように、所望圧力は、
ユーザの入力、またはコントローラ1500に保存されたメモリ情報によって供給される
調製システムに減衰を追加することは、有利である。特に、減衰の利点は、調製圧力を
、水流入口205と直接流体連結する水供給部(図示せず)により得られた供給圧力より
低く(0PSI以下)することを可能にする。
蒸気モジュール2000,調製モジュール4000および水供給モジュール6000は
、無線または有線のいずれかで、例えばコンピュータ、ハードディスク、ポータブルフラ
ッシュメモリデバイス、ルータまたはデータソースと繋がる他の経路または手段等、外部
ソースデータと全て電子通信することができる。データソースは、操作者または統合者が
修正して、ファームウェアおよび/またはソフトウェアの情報を、モジュール2000,
4000および/または6000のコントローラ1500に供給することができる。多く
のモジュール2000,4000および/または6000は、コントローラ1500を含
んでおり、外部データソースによって、例の存在するモジュール2000,4000およ
び6000の位置または数に関わらず、同時に修正可能である。
<水システム6000および7000>
図6は、水モジュール6000の概略図である。水モジュール6000は、水供給部か
ら水ディスペンサ7000までの水の流れ、温度および圧力を制御する。
図6に示すように、水モジュール6000は、好適には、流れ計610,ポンプ615
,モータ620,第一ボイラ625,第二ボイラ630,発熱体626および631,温
度センサ627および632,ソレノイドバルブ635および流体ライン601,602
,603を備える。
図6にさらに示すように、水は、水供給部(図示せず)から、水流入口605内へ、流
体ライン601を通って流れる。水流入口605は、第一側部上の水供給部および第二側
部上の流れ計610と流体連結している。流れ計610は、さらに、ポンプ615と流体
連結しており、モータ620を動力とする。好適には、モータ620は、ブラシレス磁気
直流モータである。
水モジュール6000は、ディスプレイおよび入力パネル1550と電気接続しており
、コントローラ1500と電子通信する。このような電子通信は、有線であっても無線で
あっても可能である。コントローラ1500は、さらに、流れ計610と電子通信する。
流れ計610は、情報をコントローラ1500に供給することにより、コントローラ15
00は調製モジュール6000のポンプ615を調整することができる。
前述のように、単一の制御ユニットを、全ての供給モジュールに設けること、または、
代替的に、固有の制御ユニットを各モジュールに設けることは、本発明の技術的範囲内で
ある。固有の制御ユニットによって、欠陥のある、または旧式のコントローラを交換しや
すくなる。一方で、単一の制御ユニットによって、数ある利点の中で、アクセスおよび初
期設置がしやすくなる。同様に、本発明は、一つ以上のディスプレイ/入力ユニットを使
用して実行することができる。
図6に示すように、水の流れは、流体ライン601を通って第一ボイラ625内に続い
ている。それゆえ、第一ボイラ625はポンプ615と流体連通している。第一ボイラ6
25は、温度センサ627を備え、温度センサ627も有線または無線でコントローラ1
500と電子通信することにより、コントローラ1500は第一ボイラ625内の水温を
監視することができる。第一ボイラ625は、さらに、発熱体626を備え、発熱体62
6が有線または無線でコントローラ1500と電子通信することにより、コントローラ1
500を使って発熱体626の出力を調節することができる。
図6は、第一ボイラ625から第二ボイラ630に至る流体ライン601の続きを示す
。それゆえ、第二ボイラ630は第一ボイラ625と流体連通している。第二ボイラ63
0は、温度センサ632を備え、温度センサ632も有線または無線でコントローラ15
00と電子通信することにより、コントローラ1500は第二ボイラ630内の水温を監
視することができる。第二ボイラ630はさらに、発熱体631を備え、発熱体631が
有線または無線でコントローラ1500と電子通信することにより、コントローラ150
0を使って発熱体631の出力を調節することができる。
ゆえに、本発明に係る装置のユーザは、所望の出力水温を入力パネル1550内に入力
することができる。該情報は、コントローラ1500に電子通信で送信される。ボイラ6
25および630の温度センサ627および632は、それぞれ、温度情報をコントロー
ラ1500にフィードバックし、ボイラ625および630の発熱体626および631
と電子通信することによって、それぞれの流体経路602または603を介して各ボイラ
を出る際の水の温度を制御する。
図6は、三路ソレノイドバルブ635を示しており、このバルブは第二ボイラ630と
流体連結し、コントローラ1500と電子通信する。コントローラ1500は、ソレノイ
ドバルブ635を通る流れを調整することで、以下で詳述するように、第二ボイラ630
の加熱水は、ソレノイドバルブ635を通り、流体経路602に沿って、流体リンク66
0に流れ、水ディスペンサ7000の上に出る。代替的に、余分な水は、ソレノイドバル
ブ635からドレイン接続部665まで、流体経路603に沿って流れ、通常のドレナー
ジシステムの上に出る。
前述したように、コントローラ1500は、ソレノイドバルブ635に指示を出して、
所望量の加熱水および加圧水を配分し、流体経路602に沿って流体リンク660へ、さ
らに、流体経路602に沿って分配ユニット7000へ流す。
図7は、水分配手段7000の概略図である。水分配手段7000は、一般的に、サー
モブロック710および流体的に取り付けられている水分配点(栓または水ワンド)70
5を備える。
サーモブロック710は、金属(ステンレス鋼)の固体塊を備えることができ、電気発
熱体によって加熱される。水が、ブロック中の流体ポートを通って、未加熱の調製ヘッド
まで流れる際に、温度が下がらないように維持することが目的である。サーモブロック7
10は、加熱容器、機械的インターフェースおよび他の部分の支持体とを組み合わせたよ
うな働きをする。
本発明は、サーモブロック710から分配点705まで送出される流体の温度を制御す
る手段を備える。サーモブロック710は、それゆえ、サーモブロック710に取り付け
られている発熱体725および温度センサ720を備える。発熱体725および温度セン
サ720はさらに、無線または有線でコントローラ1500と電子通信することにより、
コントローラ1500はさらにサーモブロック710へ入ってくる水の温度を調節して、
直接水分配点705にて温度微調節を可能とする。
本発明はさらに、水モジュール6000から水分配点705まで送出される流体の流量
、圧力および容積を制御する手段を備える。水分配手段7000はさらに、アクチュエー
タスイッチ735およびメモリスイッチ730を備え、有線または無線でコントローラ1
500と電子通信することにより、コントローラ1500はさらに、サーモブロック71
0と、続けて水分配点705とへ入ってくる水の流量、圧力、および容積の調節を可能と
する。
メモリスイッチ730は、有線または無線でコントローラ1500と電子通信し、アク
チュエータスイッチ735によってトリガされ、操作者によって制御された分配サイクル
を保存するための手段を提供しており、この分配サイクル情報の保存は、「学習」と称さ
れる。メモリスイッチ730は、その始動に際してコントローラ1500に指示を出して
、流れ計610から得た流量および水の容積に関する情報をコントローラ1500のメモ
リに保存することにより、アクチュエーションスイッチ735のトリガによる次サイクル
上において、流量および水の容積に関する情報を保存した値を使って、コントローラ15
00のメモリに保存(学習)された「プロファイル」を繰り返し実行する。
<学習型制御システム(図6および図8)>
この「学習」機能の利点は、操作者にトリガされた各サイクルのために、水の流量、圧
力、および容積を、微妙な精度で再現することであり、ゆえに飲料分配プロセスにおいて
、より高レベルの安定性が生まれる。
加えて、コントローラ1500は無線または有線でモータ620と電子通信し、また、
無線または有線で温度センサ627および632とも電子通信しており、さらにフィード
バックループを備えることができる。ゆえに、温度センサ627および632から受信し
た情報に基づいて、コントローラ1500は、ポンプ615(または、ヒータ等の他の流
体マニピュレーション手段)の速度を、モータ620への電圧出力を変えることによって
増減可能であり、入力パネル1550を介した現在の発明に係る装置のユーザになされた
入力のように、所望の出力水温をより精密に達成することを目的としている。ボイラ62
5および630を通る水の流量および/または圧力の増減によって、発熱体626および
631の性能に影響が及ぶ。
この学習システムは、コントローラ1500と電気接続して、飲料調製プロセスを開始
および/または終了する少なくとも一つの制御スイッチまたはアクチュエータと、コント
ローラ1500と電気接続し、コントローラ1500に指示を出してプロセスの記憶を始
める少なくとも一つのメモリスイッチと、から構成されるべきである。
メモリスイッチの始動に際して、コントローラ1500は指示を出して、各種センサか
らのパラメータおよびフィードバックを経時的に記憶するが、温度センサ、圧力センサ、
ソレノイドバルブの状態(位置、開閉)、流れ計のカウント(パルス数または総数)、ポ
ンプ速度、モータ電圧等に限定されない。コントローラ1500による本情報のロギング
が始まるのは、該メモリスイッチが始動した後に、一つ以上の制御スイッチ/アクチュエ
ータのうち一つが始動するときである。制御スイッチ/アクチュエータの停止に際して、
物理的にスイッチ/アクチュエータを押す手段か、または制御スイッチ/アクチュエータ
と有線または無線通信する別の手段のいずれかによって、コントローラによる情報ロギン
グを終了させる。その情報は、コントローラ1500によって保存され、メモリのリコー
ルの実行および条件の繰り返しのために使用されることによって、制御スイッチ/アクチ
ュエータが次の操作可能なサイクル上にて始動される際にオンデマンドでメモリサイクル
中にログおよび保存される。
飲料調製手段の学習機能は、機械のプログラミングを簡易化する一方で、高レベルの再
現性を提供し、より安定した飲料のクオリティを実現する。
図8は、本発明の実施形態に係る学習システムのブロック図である。ボタンはステップ
801にて押される。
ステップ802にて、ボタンが一定時間押された場合に検証が行われる。否定判定(8
03)の場合、プログラムは実行される(804)。肯定判定(805)の場合、分配が
開始される(806)。利益的に、保存された流体の容積に関するデータは、分配(80
7)のために使用される。
ステップ808にて、ボタンが押されたか否かの判定が行われる。否定判定(809)
の場合、流体の容積に関するデータは、最大容量(mv)と等しいか否かの判定が行われ
る(810)。その場合、否定判定(811)であれば、何も行わない(812)。肯定
判定(813)の場合には、分配を終了させる(814)。
ステップ808に戻ると、ボタンが押された場合(815)、ボタンが一定時間押され
ていたか否かの判定が行われる(816)。肯定判定(817)の場合、分配を終了させ
る(814)。否定判定(818)の場合には、保存された休止時間データ(820)に
基づいて分配休止(819)とする。
ボタンが押された場合(821,822)、一定時間押されていたか否かの判定が行わ
れる(823)。否定判定(825)の場合、プロセスを分配開始(806)に戻す。肯
定判定(824)の場合には、分配を終了させる(814)。
上記の記載は、例示的な目的のみを含み、本発明の制限を意図するものではない。すな
わち、本発明の技術的範囲内に種々の実施態様が含まれることは、言うまでもない。
一実施形態において、飲料調製・分配装置はさらに蒸気バルブと電子通信するマイクロスイッチを備え、マイクロスイッチは、その開状態において蒸気ボイラに指示を出すことにより、蒸気を蒸気送出手段に供給し、蒸気送出チューブを介して蒸気チャンネルに通してから、蒸気ワンド外に出す。
好適には、蒸気送出チューブは、蒸気バルブに取り付けられた第一端と、機械制御ニードルバルブに取り付けられた第二端とを有し、装置はさらに、機械制御ニードルバルブを開口してマイクロスイッチを始動する手段と、機械制御ニードルバルブと流体連結する流出口ポートとを備える。
図2にさらに示すように、蒸気ボイラ215は、流体経路202を介してドレインバルブ245と流体連結する。蒸気ボイラ215からの余分な水は、この経路を通って排出される。蒸気は、図3Aおよび図3Bについて後述するように、蒸気ボイラ215を出て、制御された蒸気電磁バルブ240を通り、蒸気送出チューブ203を出て、蒸気ディスペンサ3000へと流れる。
マイクロスイッチ350は、蒸気電磁バルブ240(図2)と電子通信する。マイクロスイッチ350は、その開状態において蒸気ボイラ215(図2)に指示を出すことにより、蒸気を蒸気ディスペンサ3000に供給し、蒸気送出チューブ203を介して蒸気チャンネル305に通してから、蒸気ワンド320外に出す。
本システムの利点は必要に応じて蒸気を蒸気ディスペンサ3000へ、最終的には蒸気ワンド320へ供給可能にすることである。それゆえ、蒸気チャンネル305は、不使用時には不必要に飽和することはない。このような設計は、例えばミルク泡立ての前に、蒸気送出チューブ203を「パージ」する必要性を著しく減少させる。これによって、本発明に係る装置のユーザが飲料調製に要する応答時間は、はるかに短縮される。ラインが常に飽和していなければ、部品寿命の向上も可能である。

Claims (16)

  1. 飲料調製・分配装置(10000)であって:
    熱湯を供給するために、水供給部および電源と接続する第一のモジュール(6000)
    と;
    加圧熱湯を供給するために、水供給部および電源と接続する第二のモジュール(400
    0)と;
    蒸気を供給するために、水供給部および電源と接続する第三のモジュール(2000)
    とを備え、
    各モジュール(6000,4000,2000)が遠隔型分配ユニット(1200)に
    流体連結されており;
    該遠隔型分配ユニット(1200)が:
    熱湯送出手段(7000)と;
    加圧熱湯送出手段(5000)と;
    蒸気送出手段(3000)と;
    を備える、飲料調製・分配装置。
  2. 前記遠隔型分配ユニット(1200)が着脱可能である、請求項1に記載の飲料調製・
    分配装置(10000)。
  3. 前記遠隔型分配ユニット(1200)がカウンターの面上に配置され、前記第一、第二
    および第三のモジュール(6000,4000,2000)は前記カウンターの面下に配
    置されている、請求項1に記載の飲料調製・分配装置(10000)。
  4. 前記第一のモジュール(6000),第二のモジュール(4000)および第三のモジ
    ュール(2000)のうち、少なくとも一つのモジュールと電子通信する少なくとも一つ
    の電子制御手段(1500)と、該少なくとも一つの電子制御手段(1500)と電子通
    信する少なくとも一つの電子入力手段(1550)とをさらに備え、前記電子制御手段(
    1500)が、前記第一のモジュール(6000),第二のモジュール(4000)およ
    び第三のモジュール(2000)からの入力を受け付け、前記第一のモジュール(600
    0),第二のモジュール(4000)および第三のモジュール(2000)へ出力指示を
    供給する、請求項1に記載の飲料調製・分配装置(10000)。
  5. 前記第三のモジュール(2000)が、水流入口(205),ソレノイドバルブ(21
    0),蒸気ボイラ(215),温度センサ(230)および給水レベルセンサ(225)
    を備え、前記水流入口(205)は、前記ソレノイドバルブ(210)と流体連結し、前
    記ソレノイドバルブ(210)は、前記電子制御手段(1500)と電気接続し、前記電
    子制御手段(1500)により、前記電子入力手段(1550)からだけでなく、前記蒸
    気ボイラ(215)における前記温度センサ(230)および前記給水レベルセンサ(2
    25)からの入力にも基づいて、前記ソレノイドバルブ(210)を通る水の流れを調整
    可能である、請求項4に記載の飲料調製・分配装置(10000)。
  6. 発熱体(220)をさらに備え、前記電子制御手段(1500)は、前記給水レベルセ
    ンサ(225)および前記温度センサ(230)からのフィードバック入力を受信し、制
    御信号を前記発熱体(220)に供給する、請求項5に記載の飲料調製・分配装置(10
    000)。
  7. 前記電子制御手段(1500)と電気接続する蒸気バルブ(240)をさらに備え、該
    蒸気バルブ(240)は、その作動に際して、蒸気送出チューブ(203)を前記蒸気ボ
    イラ(215)からの蒸気流に開口させる三路バルブであって、機械的に前記蒸気バルブ
    (240)に取り付けられている、請求項6に記載の飲料調製・分配装置(10000)
  8. 前記蒸気バルブ(240)と電子通信するマイクロスイッチ(350)をさらに備え、
    該マイクロスイッチ(350)は、その開状態において前記蒸気ボイラ(215)に指示
    を出すことにより、蒸気を前記蒸気送出手段(3000)に供給し、蒸気流用流体連結チ
    ューブ(203)を介して蒸気チャンネル(305)に通してから蒸気ワンド(320)
    外に出す、請求項7に記載の飲料調製・分配装置(10000)。
  9. 前記流体連結チューブ(203)は、前記電子制御バルブ(240)に取り付けられた
    第一端と、機械制御ニードルバルブ(340)に取り付けられた第二端とを有し、前記装
    置はさらに、前記機械バルブを開口してスイッチ(330)を始動する手段と、前記機械
    制御ニードルバルブ(340)と流体連結する流出口ポート(320)とを備える、請求
    項8に記載の飲料調製・分配装置(10000)。
  10. 前記蒸気送出手段(3000)が蒸気ワンド(320)を備え、該蒸気ワンド(320
    )は、蒸気経路と連通するインナーチューブ(322)を備え、前記蒸気経路と連通しな
    い二次的なアウターチューブ(324)により、前記インナーチューブと前記アウターチ
    ューブとの間の空間を分離させ、絶縁材料(323)を前記インナーチューブ(322)
    と前記アウターチューブ(324)との間に配置することにより、前記蒸気経路と前記ア
    ウターチューブ(324)との間に熱バリヤを形成する、請求項1〜9のいずれかに記載
    の飲料調製・分配装置(10000)。
  11. 前記第二のモジュール(4000)が、流れ計(410),ポンプ(415),モータ
    (420),第一ボイラ(425),第二ボイラ(430),発熱体(426,431)
    ,温度センサ(427,432)およびソレノイドバルブ(435)を備え、前記第二の
    モジュール(4000)は、前記電子入力手段(1550)と電気接続すると共に、前記
    少なくとも一つの電子制御手段(1500)と電子通信する、請求項4〜10のいずれか
    に記載の飲料調製・分配装置(10000)。
  12. 前記少なくとも一つの電子制御手段(1500)はさらに、前記流れ計(410)と電
    子通信することにより、前記流れ計(410)は、流量情報を前記少なくとも一つの電子
    制御手段(1500)に供給し、前記少なくとも一つの電子制御手段(1500)は前記
    ポンプ(415)を適切に制御可能である、請求項11に記載の飲料調製・分配装置(1
    0000)。
  13. 前記電子入力手段(1550)が所望の出力水温を受け付けるよう構成され、前記ボイ
    ラ(425,430)の前記温度センサ(427,432)は、温度情報を前記少なくと
    も一つの電子制御手段(1500)にフィードバックし、前記ボイラ(425,430)
    の前記発熱体(426,431)と電子通信し、それによって、各流体経路(402,4
    03)をそれぞれ介して前記各ボイラを出る際の水の温度を制御する、請求項12に記載
    の飲料調製・分配装置(10000)。
  14. 前記加圧熱湯送出手段(5000)が、調製ヘッド(510)から分配点(505)ま
    で送出される流体の温度を制御する手段を備え、前記調製ヘッド(510)は、前記調製
    ヘッド(510)に取り付けることで発熱体(525)および温度センサ(520)を備
    え、前記発熱体(525)および前記温度センサ(520)はさらに、無線または有線で
    前記少なくとも一つの電子制御手段(1500)と電子通信することにより、前記少なく
    とも一つの電子制御手段(1500)はさらに、前記調製ヘッド(510)へ入ってくる
    水の温度を調節し、直接前記調製ヘッド(510)にて温度微調節を可能とする、請求項
    1〜13のいずれかに記載の飲料調製・分配装置(10000)。
  15. 前記加圧熱湯送出手段(5000)が、前記第二のモジュール(4000)から前記分
    配点(505)まで送出される流体の圧力を制御する手段を備え、前記調製ヘッド(51
    0)は、圧力トランデューサ(515),ポテンショメータ(530)およびアクチュエ
    ータ/スイッチ(535)をさらに備え、有線または無線で前記少なくとも一つの電子制
    御手段(1500)と電子通信することにより、前記少なくとも一つの電子制御手段(1
    500)が、前記調製ヘッド(510)へ入ってくる水の圧力を調節して、直接前記調製
    ヘッド(510)にて圧力の微調節を可能とする、請求項14に記載の飲料調製・分配装
    置(10000)。
  16. 前記ポテンショメータ(530)は、前記アクチュエータスイッチまたはレバー(53
    5)と直結し、前記少なくとも一つの電子制御手段(1500)と有線または無線で通信
    することにより、前記少なくとも一つの電子制御手段(1500)は、前記ポテンショメ
    ータ(530)から情報を受信し、さらに前記モータ(420)に指示を出して、前記ポ
    テンショメータ(530)の位置と直接関係する回転速度で、前記ポンプ(415)を駆
    動することにより、フィードバックループが形成される、請求項14に記載の飲料調製・
    分配装置(10000)。
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