JP2006014922A - コーヒー飲料製造装置 - Google Patents

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和弘 高橋
Hiroshi Yamamoto
廣 山本
Tsugio Mamada
次雄 侭田
Akira Goiizuka
晃 後飯塚
Keita Shinozaki
啓太 篠崎
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Abstract

【課題】 一台にて散湯式と加圧抽出式のコーヒーを提供できるコーヒー飲料製造装置を提供する。
【解決手段】 コーヒー飲料製造装置1は、コーヒー原料粉末からコーヒー液を抽出するものであって、コーヒー原料粉末に散水器41より湯を散布してコーヒー液を抽出するドリップコーヒー抽出部1Aと、コーヒー原料粉末に湯を加圧供給してコーヒー液を抽出するエスプレッソコーヒー抽出部1Bとを備える。ドリップコーヒー抽出部1Aには、コーヒー原料粉末に散布される所定温度の湯を貯溜するドリップ用湯タンクを設けると共に、エスプレッソコーヒー抽出部1Bには、コーヒー原料粉末に加圧供給される所定温度の湯を貯留するエスプレッソ用湯タンクを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コーヒー挽き豆から成るコーヒー原料粉末からコーヒー液の抽出を行うコーヒー飲料製造装置に関するものである。
従来よりレストラン等においては、コーヒーがソフトドリンクの必須メニューとされているが、近年では通常の散湯式ドリップコーヒーの他、加圧抽出式(エスプレッソ)のコーヒーも一般的に飲用されるようになってきている。上記ドリップ式コーヒーは、所定の粒度に粉砕されたコーヒーの挽き豆から成るコーヒー原料粉末を、所定のチャンバー内に収容し、これに上方の散水器から湯を散布してコーヒー液を抽出するものであり、通常飲用されているコーヒーはこれである。
一方、加圧抽出式、即ちエスプレッソコーヒーの場合は、所定の粒度に粉砕されたコーヒー原料粉末を耐圧構造とされた抽出室に装填し、このコーヒー原料粉末にポンプで加圧した高温の湯を通過させることによってコーヒー液を抽出するものである。このようにコーヒー液の抽出時に高温の湯を使用することでコーヒー成分の溶出が促進され、更に係る湯を加圧して供給することで、挽き豆の組織内に湯が浸透し、濃いコーヒー液、即ちエスプレッソコーヒーが得られる(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−76244号公報
ところで、従来ではこのようなドリップ式コーヒーやエスプレッソコーヒーは、それぞれを別々の装置にて抽出製造していた。そのため、特にハンバーガーやドーナッツ等を提供するファーストフード店では、厨房やカウンターの面積が限られて来る関係上、これらの装置をそれぞれ設置するためのスペースを確保できない問題が生じる。
また、これらの装置では抽出用の湯を製造するために湯タンク内の水を加熱する電気ヒータが使用されるが、複数の装置においてそれぞれ独立して電気ヒータの通電が行われると、同時に通電されたときのために確保しなければならない電流容量が増大し、電力会社との間の契約が高額となる問題もあった。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、一台にて散湯式と加圧抽出式のコーヒーを提供できるコーヒー飲料製造装置を提供するものである。
本発明のコーヒー飲料製造装置は、コーヒー原料粉末からコーヒー液を抽出するものであって、コーヒー原料粉末に散水器より湯を散布してコーヒー液を抽出する散湯式コーヒー抽出部と、コーヒー原料粉末に湯を加圧供給してコーヒー液を抽出する加圧抽出式コーヒー抽出部とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明のコーヒー飲料製造装置は、上記において散湯式コーヒー抽出部には、コーヒー原料粉末に散布される所定温度の湯を貯溜する散湯用湯タンクを設けると共に、加圧抽出式コーヒー抽出部には、コーヒー原料粉末に加圧供給される所定温度の湯を貯留する加圧抽出用湯タンクを設けたことを特徴とする。
請求項3の発明のコーヒー飲料製造装置は、上記において散湯用湯タンク及び加圧抽出用湯タンクの前段に、所定温度の湯を貯留する給水用湯タンク設け、この給水用湯タンク内の湯を散湯用湯タンクと加圧抽出用湯タンクに分配供給することを特徴とする。
請求項4の発明のコーヒー飲料製造装置は、上記において散湯用湯タンクを加熱する散湯用電気ヒータと、加圧抽出用湯タンクを加熱する加圧抽出用電気ヒータと、給水用湯タンクを加熱する給水用電気ヒータと、これら各電気ヒータの通電を制御する制御装置とを備え、この制御装置は、二以上の電気ヒータが同時に通電されることを禁止することを特徴とする。
請求項5の発明のコーヒー飲料製造装置は、上記においてミルクフォームを製造するためのミルクフォーム用電気ヒータを備え、制御装置は、このミルクフォーム用電気ヒータを含む各電気ヒータの内の二以上の電気ヒータが同時に通電されることを禁止することを特徴とする。
請求項6の発明のコーヒー飲料製造装置は、請求項4又は請求項5の発明において制御装置には、各電気ヒータに通電する優先順位を設定可能とされていることを特徴とする。
本発明では、コーヒー原料粉末からコーヒー液を抽出するコーヒー飲料製造装置において、コーヒー原料粉末に散水器より湯を散布してコーヒー液を抽出する散湯式コーヒー抽出部と、コーヒー原料粉末に湯を加圧供給してコーヒー液を抽出する加圧抽出式コーヒー抽出部とを備えているので、一台のコーヒー飲料製造装置にて、散湯式コーヒー飲料、即ちドリップコーヒーと、加圧抽出式コーヒー飲料、即ち、エスプレッソコーヒーの双方を提供することができるようになる。
これにより、ドリップコーヒー用とエスプレッソコーヒー用にそれぞれ飲料製造装置を設置する場合に比して、大幅な設置スペースの縮小と部品コストの削減を図ることができるようになる。
また、請求項2の発明では、上記に加えて散湯式コーヒー抽出部に、コーヒー原料粉末に散布される所定温度の湯を貯溜する散湯用湯タンクを設けると共に、加圧抽出式コーヒー抽出部にも、コーヒー原料粉末に加圧供給される所定温度の湯を貯留する加圧抽出用湯タンクを設けたので、ドリップコーヒーとエスプレッソコーヒーの双方に適した温度の湯を各湯タンクにそれぞれ貯溜しておいて使用することができるようになり、ドリップコーヒー及びエスプレッソコーヒーを迅速且つ美味しく提供することが可能となる。
また、請求項3の発明では、上記に加えて散湯用湯タンク及び加圧抽出用湯タンクの前段に、所定温度の湯を貯留する給水用湯タンク設け、この給水用湯タンク内の湯を散湯用湯タンクと加圧抽出用湯タンクに分配供給するようにしたので、散湯用湯タンク或いは加圧抽出用湯タンクにおいて比較的大量の湯が使用された場合にも、予め加熱された湯が給水用湯タンクから供給されて補充されることになる。これにより、散湯用湯タンク及び加圧抽出用湯タンクにおいては迅速に適温に回復させることができるようになり、販売ロスの発生を解消することが可能となる。
また、請求項4の発明では、上記に加えて散湯用湯タンクを加熱する散湯用電気ヒータと、加圧抽出用湯タンクを加熱する加圧抽出用電気ヒータと、給水用湯タンクを加熱する給水用電気ヒータと、これら各電気ヒータの通電を制御する制御装置とを備え、この制御装置は、二以上の電気ヒータが同時に通電されることを禁止するようにしたので、同時通電を危惧した電流容量の増大を解消することができるようになり、電気料の低減を図ることが可能となる。
特に、ミルクフォームを製造するためのミルクフォーム用電気ヒータを備えた場合には、請求項5の発明の如く制御装置により、このミルクフォーム用電気ヒータを含む各電気ヒータの内の二以上の電気ヒータが同時に通電されることを禁止するようにすれば、電流容量の増大による電気料の高騰を確実に防止することができる。
また、請求項6の発明の如く各電気ヒータに通電する優先順位を制御装置に設定可能とすれば、当該コーヒー飲料製造装置が設置される店舗等におけるコーヒーの提供状況に応じて、ドリップコーヒーとエスプレッソコーヒーの何れの湯を優先的に製造するかを設定できるようになり、利便性に富んだものとなる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明のコーヒー飲料製造装置1の正面図、図2のコーヒー飲料製造装置1の側面図、図3及び図4はコーヒー飲料製造装置1の構成図をそれぞれ示している。
実施例のコーヒー飲料製造装置1は、例えばファーストフード店等の厨房やカウンターに設置されるものであり、向かって右側のドリップコーヒー抽出部(散湯式コーヒー抽出部)1Aと、向かって左側のエスプレッソコーヒー抽出部(加圧抽出式コーヒー抽出部)1Bとが一体化されて本体6が構成されている。ドリップコーヒー抽出部1Aでは、コーヒー原料粉末に湯を散布することで抽出されたコーヒー液である散湯式コーヒー、即ち、ドリップコーヒーが製造されると共に、エスプレッソコーヒー抽出部1Bでは、コーヒー原料粉末に湯を加圧供給することで抽出されたコーヒー液である加圧抽出式コーヒー、即ち、エスプレッソコーヒーが製造される。
このエスプレッソコーヒー抽出部1Bの前面中程には、エスプレッソのコーヒー液を排出するコーヒー液ノズル2と、ミルクフォームを排出するミルクフォームノズル3とを一体に備えたノズル部材4が設けられている。そして、このノズル部材4の下方には、抽出されたコーヒー液を受容するカップを載置するカップ支持台7が設けられている。尚、ノズル部材4は、上下に高さ調節可能に構成されている。また、エスプレッソコーヒー抽出部1Bの前面上部には排出する飲料の種類を選択等を行う複数の操作ボタン5・・・が設けられると共に、ノズル部材4の向かって右側にはコーヒー液の抽出に使用された残滓を受容し、前方に引出自在に設けられた残滓受容部8が設けられている。また、9はコーヒー豆を収容する豆貯蔵容器である。
一方、ドリップコーヒー抽出部1Aの前面上部には散水器41が設けられており、この散水器41の下側にはドリップコーヒー用の粉チャンバー42が着脱自在に取り付けられる。更に、この粉チャンバー42の下側には保温ポット43が設けられると共に、この保温ポット43の下方にはデカンタ支持台44が構成され、このデカンタ支持台44上には、保温ポット43の下側に対応して保温デカンタ46が載置される。
この保温ポット43及び保温デカンタ46は、例えばステンレス製の真空二重構造とされており、極めて高い保温性能を有している。また、保温ポット43の取出口43Aには手動式の開閉弁47が設けられている。
次に、図3及び図4を参照してコーヒー飲料製造装置1の内部構成について説明する。尚、図3及び図4はコーヒー飲料製造装置1の本体6の内部構成を示しており、各部を分かり易く拡大して示すために*1及び*2の箇所にて二分割して図示したものである。先ず、エスプレッソコーヒー抽出部1Bには、二個の給水弁48、49を介して給水管51から給水される給水用湯タンク10と、この給水用湯タンク10と連通されたエスプレッソ用湯タンク(加圧抽出用湯タンク)11と、エスプレッソ用湯タンク11の底部に取り付けられたエスプレッソ用ポンプ(ギヤポンプ)12と、エスプレッソ抽出メカ13と、ミルクフォーマー61等が設けられている。
給水用湯タンク10は、数リットルの飲料水を貯水可能なタンクであり、内部には当該給水用湯タンク10に貯溜された水を例えば+68℃〜+70℃に加熱保温するW数の比較的大なる電気ヒータ(給水用電気ヒータ。空焚き防止用バイメタルサーモスタットを備える。)52と水位スイッチ53が設けられると共に、当該給水用湯タンク10の温度を検出するサーミスタ54も取り付けられている。そして、本体6に設けられた制御装置26はサーミスタ54の検出温度に基づき、貯溜水の温度が+68℃まで低下した場合に電気ヒータ52に通電し、+70℃まで上昇した場合に通電を断つ。また、水位スイッチ53に基づいて制御装置26により給水弁48、49が開閉制御される。給水管51の開口下方には水面上で開口し、給水用湯タンク10内下部に降下して開口する降下管50が取り付けられている。
尚、56は給水用湯タンク10からの蒸気やオーバーフローした湯が流出する蒸気管であり、この蒸気管56には沸騰防止用バイメタルサーモスタットが取り付けられている。そして、万一制御に支障が生じて給水用湯タンク10内の湯が沸騰してしまった場合には、この蒸気管56から出てくる蒸気や湯の温度でバイメタルサーモスタットを切り、電気ヒータ52の通電を遮断する構成とされている。
そして、この給水用湯タンク10とエスプレッソ用湯タンク11とは連通管57にて連通されている。この場合、連通管57の一端は給水用湯タンク10内上部の湯中にて開口しており、他端はエスプレッソ用湯タンク11の底面に接続されて内部に開口している。尚、58は連通管57の途中に設けられた排水栓である。
このエスプレッソ用湯タンク11も、数リットルの飲料水を貯水可能とされたタンクであり、内部には当該エスプレッソ用湯タンク11に貯溜された水を例えば+94℃〜+97℃に加熱保温(+85℃以上で適温とされ、制御装置26は図示しない適温ランプを点灯する。)するW数の比較的大なる電気ヒータ(加圧抽出用電気ヒータ。空焚き防止用バイメタルサーモスタットを備える。)59が設けられると共に、当該エスプレッソ用湯タンク11の温度を検出するサーミスタ72も取り付けられている。制御装置26はサーミスタ72の検出温度に基づき、貯溜水の温度が+94℃まで低下すると電気ヒータ59に通電し、+97℃まで上昇すると通電を断つ。
尚、73はエスプレッソ用湯タンク11からの蒸気やオーバーフローした湯が流出する蒸気管であり、この蒸気管73も沸騰防止用バイメタルサーモスタットが取り付けられている。そして、万一制御に支障が生じてエスプレッソ用湯タンク11内の湯が沸騰してしまった場合には、この蒸気管73から出てくる蒸気や湯の温度でバイメタルサーモスタットを切り、電気ヒータ59の通電を遮断する構成とされている。
また、エスプレッソ用湯タンク11の底部に設けられたエスプレッソ用ポンプ12は、エスプレッソ用湯タンク11内の湯を加圧して排出するポンプであり、このエスプレッソ用ポンプ12の吸込口はエスプレッソ用湯タンクタンク11内上部の湯中にて開口し、排出口には湯流量計14と、コーヒー抽出電磁弁15とが順次介設された給湯側配管16が接続され、この給湯側配管16の他端にエスプレッソ抽出メカ13が接続されている。
そして、この給湯側配管16には、湯流量計14とコーヒー抽出電磁弁15との間に位置して循環経路を構成する湯循環電磁弁17を備えた循環用配管18が接続されており、この循環用配管18の他端は、エスプレッソ用湯タンク11内に接続されている。19はエスプレッソ用湯タンク11内上部の湯中に一端が開口した給湯管であり、給湯電磁弁21を備えている。この給湯管19の他端に取り付けられたノズル19Aはエスプレッソコーヒー抽出部1Bの前面右側に設けられ、操作スイッチ5の操作により湯のみを吐出する。
他方、エスプレッソ抽出メカ13の上方には、前記豆貯蔵容器9が設置される。この豆貯蔵容器9の下方には、豆貯蔵容器9に貯蔵されたコーヒー豆を高速回転する図示しない粉砕刃によって所定の粒度にまで粉砕するコーヒーミル22が設けられており(22Mはこのコーヒーミルを駆動するモータ)、更に、このコーヒーミル22の下方には、当該コーヒーミルにおいて粉砕されたコーヒー粉をエスプレッソ抽出メカ13内に収容するためのシュート23が設けられている。そして、このエスプレッソ抽出メカ13の下部には、コーヒー液の抽出経路を構成する抽出側配管24が接続され、この抽出側配管24には、抽出されたコーヒー液の排出を制御するコーヒー抽出電磁弁25が介設されている。このコーヒー抽出電磁弁25の下流側の抽出側配管24には、前記コーヒー液ノズル2が接続されている。これにより、カップ支持台7に配置された図示しないカップにコーヒー液を注入可能としている。
尚、カップには、コーヒー液の注入と共に顧客の要望により砂糖やクリームが注入されるが、これらの供給系統については図示及び説明を省略する。また、コーヒーミル22からシュート23に挽き豆(コーヒー原料粉末)を供給する際、計量器により計量が行われるが、これらについても図示を省略する。
このエスプレッソ抽出メカ13は、コーヒーミル22からシュート23を介して供給される挽き豆を収容するシリンダーと、このシリンダーに挿脱自在とされるピストンと、このピストンを駆動するピストン駆動モータ等を備えており、これらシリンダー、ピストン、ピストン駆動モータ等からシリンダーユニットを構成し、更に、このシリンダーユニット全体を所定の角度に傾斜させるためのユニットや、シリンダーユニットが傾斜した際にシリンダーの上面開口を閉塞する蓋部材等を備えて構成されている。また、コーヒー抽出電磁弁15は、当該電磁弁15内に浸入したコーヒー液を所定圧力以上となるように調整する調整機構を備えている。
次に、実施例のミルクフォーマー61は、前記給水用湯タンク10から湯を取り出す湯供給配管62と、ミルクフォーム用電磁ポンプ63と、ミルクフォーム用ヒーターブロック(ミルクフォーム用電気ヒータ)64と、図示しないミルカー等を備えている。湯供給配管62は、一端が給水用湯タンク10内上部の湯中に開口すると共に、ミルクフォーム用電磁ポンプ63及びミルクフォーム用ヒーターブロック64が順次介設されている。湯供給配管62の他端には、図示しないミルカーが接続される。また、ミルクフォーム用電磁ポンプ63とミルクフォーム用ヒーターブロック64との間に位置する湯供給配管62には、分岐配管67が設けられ、当該分岐配管67には、所定圧力にて外部に開放する排水電磁弁68が設けられている。
ミルクフォーム用ヒーターブロック64はW数の比較的大なる電気ヒータを内蔵しており、給水用湯タンク10から湯供給配管62及びミルクフォーム用電磁ポンプ63を介して供給された湯を例えば約+170℃に加熱して蒸気を生成し、この蒸気をミルカーへ供給するものである。また、ミルクフォーム用ヒーターブロック64には図示しない温度センサが設けられており、この温度センサの検出に基づいて設定した蒸気温度となるように制御装置26により温度制御が行われる。
ミルクフォーマー61は、ミルクフォーム用ヒーターブロック64で生成した蒸気をミルカーに吐出することで旋回流起こし、図示しないミルクノズルからミルクを吸引し、これに空気を混合して泡立てる。そして、前記ミルクフォームノズル3から吐出し、当該ノズル3の下方に載置されたカップなどに供給するものである。
次に、ドリップコーヒー抽出部1Aには、ドリップ用湯タンク(散湯用湯タンク)27と、前記散水器41が設けられている。ドリップ用湯タンク27と前記給水用湯タンク10とは連通管31にて連通されている。この場合、連通管31の一端は給水用湯タンク10内上部の湯中にて開口しており、他端はドリップ用湯タンク27内に上面に接続されている。ドリップ用湯タンク27には下方に降下してその底部にて開口する接続管33が取り付けられており、前記連通管31はこの接続管33の上端に連通されている。また、連通管31の途中にはポンプ32が設けられている。
このドリップ用湯タンク27も、数リットルの飲料水を貯水可能とされたタンクであり、内部には当該ドリップ用湯タンク27に貯溜された水を例えば+93℃〜+96℃に加熱保温(+85℃以上で適温とされ、制御装置26は図示しない適温ランプを点灯する。)する加熱用のW数が比較的大なる電気ヒータ34(散湯用電気ヒータ)及び保温用のW数が比較的小さい電気ヒータ35(空焚き防止用バイメタルサーモスタットを備える。)が設けられると共に、当該ドリップ用湯タンク27の温度を検出する加熱センサ(サーミスタ)36及び保温センサ(サーミスタ)37も取り付けられている。
制御装置26は加熱センサ36の検出温度に基づき、貯溜水の温度が+85℃まで低下すると加熱用の電気ヒータ34に通電し、+93℃まで上昇したら電気ヒータ34の通電を断つ。また、制御装置26は保温センサ37の検出温度に基づき、貯溜水の温度が+93℃まで低下すると保温用の電気ヒータ35に通電し、+96℃まで上昇したら電気ヒータ35の通電を断つ。
尚、38はドリップ用湯タンク27からの蒸気やオーバーフローした湯が流出する蒸気管であり、この蒸気管38も沸騰防止用バイメタルサーモスタットが取り付けられている。そして、万一制御に支障が生じてドリップ用湯タンク27内の湯が沸騰してしまった場合には、この蒸気管38から出てくる蒸気や湯の温度でバイメタルサーモスタットを切り、電気ヒータ34、35の通電を遮断する構成とされている。
また、ドリップ用湯タンク27の上部には散水用配管39の一端が接続され、他端は前記散水器41に接続されている。また、ドリップ用湯タンク27の底面には排水手動弁40Aを備えた配水管40が接続されている。
前記制御装置26は、プログラムやデータを記憶するメモリ、クロック信号を生成するタイマ、前記クロック信号及び前記プログラムに基づいて動作するCPUを備えている。更に、この制御装置26の入力側には、湯流量計14やサーミスタ54、72、加熱センサ36、保温センサ37、水位スイッチ53等が接続されると共に、出力側には前記エスプレッソ用ポンプ12、コーヒー抽出電磁弁15、湯循環電磁弁17、給湯電磁弁21、コーヒー抽出電磁弁25、排水電磁弁68、エスプレッソ抽出メカ13、ポンプ32、電気ヒータ52、59、34、35、ミルクフォーム用ヒーターブロック64(実際にはその内部の電気ヒータ)、ミルクフォーム用電磁ポンプ63、給水弁48、49等が接続され、当該制御装置26の出力に基づき制御される。
以上の構成により、本実施例のコーヒー飲料製造装置1の動作について説明する。尚、操作ボタン5の操作が行われる前は、何れの電磁弁も非通電とされ、閉鎖若しくは、一定圧力以上にて湯の流通を許容する状態とされているものとする。
(1)給水
電源投入後、制御装置26は給水弁48、49に通電して開放し、給水用湯タンク10に給水を行う。このとき、エスプレッソ用湯タンク11は連通管57にて給水用湯タンク10と連通されているので、パスカルの原理でエスプレッソ用湯タンク11にも連通管57を経て給水され、給水用湯タンク10と同水位とされる。また、制御装置26はポンプ32を所定時間運転し、給水用湯タンク10内の水を連通管31からドリップ用湯タンク27内に流入させ、満水位とする。
このようにしてドリップ用湯タンク27が満水位となり、更に水位スイッチ53が給水用湯タンク10(エスプレッソ用湯タンク11)の満水位を検出すると、制御装置26は給水弁48、49を閉じる。
(2)湯の生成
次に、制御装置26は各湯タンク10、11、27内にて湯を生成する。この場合、制御装置26はWが比較的大なる電気ヒータ52、59、加熱ヒータ34及びミルクフォーム用ヒーターブロック64のうちの何れか2つを同時に通電しないように制御すると共に、何れか一つと前述したドリップコーヒーやエスプレッソコーヒーの抽出のために必要な機器(ポンプ32、エスプレッソ用ポンプ12、コーヒー抽出電磁弁15、25、エスプレッソ抽出メカ13等。保温ヒータ35も含む。)への通電を可能とする。それによって、合計の運転電流がコンセントから得られる商用交流100V又は200V電源の定格電流値を超えないように制御しながら、ドリップコーヒーやエスプレッソコーヒーの抽出を可能とする。
また、制御装置26は実施例ではエスプレッソ用湯タンク10の電気ヒータ59とドリップ用湯タンク27の加熱ヒータ34を優先して通電すると共に、操作スイッチ5への入力操作により、エスプレッソ用湯タンク10の電気ヒータ59とドリップ用湯タンク27の加熱ヒータ34の何れを最優先とするかを設定可能とされている。即ち、例えば当該店舗ではドリップコーヒーが多く販売される場合には加熱ヒータ34を優先し、エスプレッソコーヒーが多く販売される場合には電気ヒータ59を優先するように設定することで、販売数の多いコーヒーの抽出に必要な湯を優先的に確保するように制御する。
実施例の店舗ではドリップコーヒーが多く販売されることから加熱ヒータ34が優先設定されたものとすると、制御装置26は電気ヒータ52、59、加熱ヒータ34及びミルクフォーム用ヒーターブロック64のうちの加熱ヒータ34への通電を最初に開始する。そして、ドリップ用湯タンク27内の湯の温度が前述した+93℃まで上昇したら加熱ヒータ34の通電を断ち、以後は保温ヒータ35を前述の如く通電制御してドリップ用湯タンク27内の湯の温度を+93℃〜+96℃に保持する。
次に、制御装置26は加熱ヒータ34への通電を断った時点から今度はエスプレッソ用湯タンク11の電気ヒータ59への通電を開始する。そして、エスプレッソ用湯タンク11内の湯の温度が前述した+97℃まで上昇したら電気ヒータ59の通電を断つ。次に、制御装置26は電気ヒータ59への通電を断った時点から今度は給水用湯タンク10の電気ヒータ52への通電を開始する。そして、給水用湯タンク10内の湯の温度が前述した+70℃まで上昇したら電気ヒータ52の通電を断つ。そして、この電気ヒータ52への通電を断った時点からミルクフォーム用ヒーターブロック64への通電を開始し、前述した温度まで昇温させることになる。
尚、後述するようなドリップコーヒーの抽出によってドリップ用湯タンク27内の湯の温度が+93℃まで低下した場合には再び加熱ヒータ34への通電を開始するが、その際に優先度の低い他の電気ヒータ52、59、ミルクフォーム用ヒーターブロック64に通電されている場合には、それら電気ヒータ52、59、ミルクフォーム用ヒーターブロック64への通電を中断する。同様にエスプレッソコーヒーの抽出によってエスプレッソ用湯タンク11内の湯の温度が+94℃まで低下した場合には再び電気ヒータ59への通電を開始するが、その際に優先度の低い他の電気ヒータ52、ミルクフォーム用ヒーターブロック64に通電されている場合には、それら電気ヒータ52、ミルクフォーム用ヒーターブロック64への通電を中断する。同様に給水用湯タンク10内の湯の温度が+68℃まで低下した場合には再び電気ヒータ52への通電を開始するが、その際に優先度の低いミルクフォーム用ヒーターブロック64に通電されている場合には、当該ミルクフォーム用ヒーターブロック64への通電を中断する。
このようにして、ドリップ用湯タンク27、エスプレッソ用湯タンク11、給水用湯タンク11内に所定量の湯を生成すると共に、ミルクフォーム用ヒーターブロック64を待機温度まで加熱する。
(3)エスプレッソコーヒーの抽出
そして、本体6に設けられた操作ボタン5でエスプレッソコーヒーを選択すると、制御装置26にエスプレッソコーヒーの抽出開始入力が行われる。これにより、制御装置26は湯循環電磁弁17を開放し、所定時間、実施例では4秒間、エスプレッソ用ポンプ12の低速運転を行う配管昇温工程を実行する。これにより、エスプレッソ用湯タンク11内の湯がエスプレッソ用ポンプ12により給湯側配管16を介して循環経路を構成する湯循環電磁弁17及び循環用配管18に送出される。
そして、エスプレッソ用ポンプ12とコーヒー抽出電磁弁15との間に位置する給湯側配管16内に滞留する湯は湯循環電磁弁17を介して循環用配管18に圧送され、エスプレッソ用湯タンク11に戻される。これにより、エスプレッソ用湯タンク11から供給される約+94℃乃至+97℃の高温の湯でエスプレッソ用ポンプ12とコーヒー抽出電磁弁15との間に位置する給湯側配管16の昇温を行うことができる。
上記配管昇温工程が開始してから上記所定時間経過後に、制御装置26は、エスプレッソ用ポンプ12の運転を停止し、次いで湯循環電磁弁17を閉鎖し、配管昇温工程を終了する。一方、エスプレッソ抽出メカ13は、前回のコーヒー液の供給工程の終了後に次回の抽出準備工程が行われている。即ち、抽出準備工程では、先ず、制御装置26はエスプレッソ抽出メカ13の前記シリンダーを直立した状態とし、予め豆貯蔵容器9内のコーヒー豆をコーヒーミル22において粉砕し、挽き豆(コーヒー原料粉末)とした状態で、シュート23を介して前記シリンダー内に供給する。
その後、挽き豆の供給が終了した時点で、制御装置26はピストン駆動モータに通電して作動させ、シリンダーユニットの全体を下端を中心として下方に回動させ、シリンダーを所定の角度に傾斜させる。その後、制御装置26は蓋部材でシリンダーの上端開口を密封する。このとき、制御装置26はシリンダーユニットの傾斜に同期して蓋部材を下降させ、シリンダー内に挿入し、ピストン駆動モータの駆動を停止する。更に、制御装置26は、ピストン駆動モータを作動させてピストンを押し上げ、シリンダー内の挽き豆を圧縮する。
そして、この状態で制御装置26は、コーヒー液抽出工程に移行し、コーヒー抽出電磁弁15を開放すると共にエスプレッソ用ポンプ12を駆動する。これにより、0.3MPaの圧力で約+94℃乃至+97℃に加熱されたエスプレッソ用湯タンク11内上部の高温の湯がエスプレッソ抽出メカ13のシリンダーに供給される。
その後、制御装置26は蓋部材で密封されたシリンダーに高温且つ加圧された湯を給湯側配管16を介して供給し、圧縮された挽き豆からコーヒー液を抽出する。このとき、シリンダー内には、高温高圧の湯が供給されるため、抽出初期からコーヒー成分を十分に溶出した濃いコーヒー液、即ち、エスプレッソコーヒーが抽出される。
そして、エスプレッソ抽出メカ13のシリンダーにて抽出されたコーヒー液は、抽出側配管24及びコーヒー抽出電磁弁25を介してコーヒー液ノズル2に排出される。ここで、コーヒー抽出電磁弁25は、制御装置26により、一定圧力、例えば0.3MPa以上にてコーヒー液の流通を許容する状態とすることにより、抽出されるコーヒー液に一定圧力(本実施例では、エスプレッソ用ポンプ12にて0.3MPaの圧力が加えられており、シリンダーにおいて膨潤した挽き豆により更に圧力が加えられることから、実際には0.4MPa以上の圧力)を加えることができるようになる。これにより、コーヒー液の液面上にきめ細かい良質な泡を生成することができると共に、濃い芳醇な味と香りのコーヒー液を得ることができ、コーヒー液の品質の向上を図ることができるようになる。
そして、カップ等にコーヒー液の抽出を行っている際に、制御装置26によりミルクフォーム用電磁ポンプ63に通電されると、ミルクフォーマー61が上述した如く作動され、抽出されたコーヒー液の上面に泡立てられたミルクが注がれることになる。
ここで、このようなエスプレッソコーヒーの製造・抽出(一杯分約150ml)によってエスプレッソ用湯タンク11の水位が低下すると、連通管57で連通された給水用湯タンク10の水位も同様に低下する。制御装置26は水位スイッチ53で下限水位を検出すると、給水弁48、49を開いて給水用湯タンク10に飲料水を補充する。補充された水は降下管50を経て給水用湯タンク10内下部に流入する。そして、制御装置26は所定の満水位で給水弁48、49を閉じるが、この水位上昇分の湯が連通管57を経てエスプレッソ用湯タンク11内下部に流入することになる。
この場合に給水用湯タンク10からエスプレッソ用湯タンク11に分配供給される湯は、給水用湯タンク10内上部の温度の高い湯であるので(補充される水は降下管50で給水用湯タンク10内下部に流入するため、エスプレッソコーヒー用湯タンク11には+70℃程の湯が流入する)、給水用湯タンク10からの湯の補充に起因するエスプレッソ用湯タンク11内の湯の温度低下は最小限に抑えられる。
尚、制御装置26は前述の如くエスプレッソ用湯タンク11内の湯の温度が+94℃まで低下すると電気ヒータ59に通電して昇温させるが、+97℃まで上昇させる時間も短時間で済む。これにより、適温とされる+85℃より低くなる期間をできるだけ無くし、販売ロスの発生を防止する。
(4)ドリップコーヒーの抽出
次に、ドリップコーヒーを抽出する場合には、先ず粉チャンバー42内にドリップ用の挽き豆(コーヒー原料粉末)を所定量(例えば8〜10杯分)投入して散水器41下側にセットする。そして、本体6に設けられた操作ボタン5でドリップコーヒーを選択すると、制御装置26にドリップコーヒーの抽出開始入力が行われる。これにより、制御装置26はポンプ32を所定時間運転して給水用湯タンク10からドリップ用湯タンク27に8〜10杯分の湯を補充する。ドリップ用湯タンク27は常時満水とされてるので、この補充された分の湯がドリップ用湯タンク27内上部から散水用配管39に押し出され、この散水用配管39を経て散水器41から粉チャンバー42に散布される。
このとき、給水用湯タンク10からの湯は接続管33下端からドリップ用湯タンク27内下部に流入するので、散水用配管39にはドリップ用湯タンク27内上部の+96℃程の温度の高い湯が押し出されることなる。従って、粉チャンバー42内では挽き豆が十分に蒸されて円滑なコーヒー液の抽出が行われることになる。
この粉チャンバー42内で抽出されたコーヒー液は下端から保温ポット43内に流下して貯溜される。この保温ポット43は1乃至数リットルの容量を有しており、また、真空二重構造とされて高い保温能力を備えているので、保温用のヒーター無しで抽出されたドリップコーヒーを所定期間適温に保温することができる。そして、ドリップコーヒーを提供する際には保温ポット43のコーヒー抽出手動弁47を開放し、保温ポット43内のドリップコーヒーをその下方に配置された保温デカンタ46内に排出して、保温デカンタ46にてカップに注ぐことになる。
この保温デカンタ46も真空二重構造とされて高い保温能力を備えているので、保温用のヒーター無しで内部のドリップコーヒーを所定期間適温に保温できる。このように、保温ポット43や保温デカンタ46によってヒーター無しでドリップコーヒーを保温することで、コーヒーの香りを損なうこと無く良質なドリップコーヒーを提供できるようになる。
ここで、このようなドリップコーヒーの製造・抽出(1回約1.7リットル程)によって給水用湯タンク10からはその分の湯が補充されることになる。制御装置26は前述の如くドリップ用湯タンク27内の湯の温度が+85℃まで低下した時点で加熱ヒータ34に通電して昇温させることになるが、この場合に給水用湯タンク10からドリップ用湯タンク27に分配供給される湯は、給水用湯タンク10内上部の温度の高い湯であるので(前述した如く補充される水は降下管50で給水用湯タンク10内下部に流入するため、ドリップコーヒー用湯タンク27には+70℃程の湯が流入する)、+93℃まで上昇させる時間も短時間で済む。これにより、適温とされる+85℃より低くなる期間をできるだけ無くし、販売ロスの発生を防止する。
また、最優先の加熱ヒータ34の通電時間が短くなることにより、他の電気ヒータ52、59、ミルクフォーム用ヒーターブロック64への通電禁止期間も短くなる。これにより、エスプレッソコーヒーの抽出に与える悪影響も防止若しくは最小限に抑えられる。
尚、実施例ではドリップコーヒーとエスプレッソコーヒーを例にあげて説明したが、散湯式コーヒーや加圧抽出式コーヒーはこれらに限定されるものでは無く、各抽出方式の如何なる名称のコーヒーも含むものとする。
本実施例のコーヒー飲料製造装置の正面図である。 図1のコーヒー飲料製造装置の側面図である。 図1のコーヒー飲料製造装置の内部構成図である。 同じく図1のコーヒー飲料製造装置の内部構成図である。
符号の説明
1 コーヒー飲料製造装置
6 本体
8 残滓受容部
9 豆貯蔵容器
10 給水用湯タンク
11 エスプレッソ用湯タンク(加圧抽出用湯タンク)
13 エスプレッソ抽出メカ
26 制御装置
27 ドリップ用湯タンク(散湯用湯タンク)
34 加熱ヒータ(散湯用電気ヒータ)
35 保温ヒータ
41 散水器
42 粉チャンバー
52 電気ヒータ(給水用電気ヒータ)
59 電気ヒータ(加圧抽出用電気ヒータ)
61 ミルクフォーマー
64 ミルクフォーム用ヒーターブロック(ミルクフォーム用電気ヒータ)

Claims (6)

  1. コーヒー原料粉末からコーヒー液を抽出するコーヒー飲料製造装置において、
    前記コーヒー原料粉末に散水器より湯を散布してコーヒー液を抽出する散湯式コーヒー抽出部と、
    前記コーヒー原料粉末に湯を加圧供給してコーヒー液を抽出する加圧抽出式コーヒー抽出部とを備えたことを特徴とするコーヒー飲料製造装置。
  2. 前記散湯式コーヒー抽出部には、前記コーヒー原料粉末に散布される所定温度の湯を貯溜する散湯用湯タンクを設けると共に、前記加圧抽出式コーヒー抽出部には、前記コーヒー原料粉末に加圧供給される所定温度の湯を貯留する加圧抽出用湯タンクを設けたことを特徴とする請求項1のコーヒー飲料製造装置。
  3. 前記散湯用湯タンク及び加圧抽出用湯タンクの前段に、所定温度の湯を貯留する給水用湯タンク設け、該給水用湯タンク内の湯を前記散湯用湯タンクと加圧抽出用湯タンクに分配供給することを特徴とする請求項2のコーヒー飲料製造装置。
  4. 前記散湯用湯タンクを加熱する散湯用電気ヒータと、前記加圧抽出用湯タンクを加熱する加圧抽出用電気ヒータと、前記給水用湯タンクを加熱する給水用電気ヒータと、これら各電気ヒータの通電を制御する制御装置とを備え、
    該制御装置は、二以上の前記電気ヒータが同時に通電されることを禁止することを特徴とする請求項3のコーヒー飲料製造装置。
  5. ミルクフォームを製造するためのミルクフォーム用電気ヒータを備え、
    前記制御装置は、該ミルクフォーム用電気ヒータを含む前記各電気ヒータの内の二以上の電気ヒータが同時に通電されることを禁止することを特徴とする請求項4のコーヒー飲料製造装置。
  6. 前記制御装置には、前記各電気ヒータに通電する優先順位を設定可能とされていることを特徴とする請求項4又は請求項5のコーヒー飲料製造装置。
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