JP5659569B2 - 給湯装置 - Google Patents

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本発明は、飲用水を加熱した高温の湯を貯留し、この高温の湯で飲料を調理して販売に供するカップ式自動販売機や給茶機などに備えられる給湯装置に関する。
従来、カップ式自動販売機や給茶機などに備えられる給湯装置が知られている。例えば、特許文献1の図2には、焙煎されたコーヒー豆を貯蔵するコーヒー豆キャニスタ、コーヒー豆キャニスタから供給されたコーヒー豆を粉砕刃で所定の粒度に粉砕して粉末状のコーヒー豆(以下「コーヒー挽き豆」という)とするミル、ミルから供給されたコーヒー挽き豆と温水タンクの湯弁を開いて湯管路を介して供給された高温の湯との混合液をペーパーフィルタで濾過してコーヒー成分を含むコーヒー液を抽出するコーヒーブリュア、砂糖やクリームなどを貯蔵する粉末原料キャニスタ、コーヒーブリュアで抽出されたコーヒー液に粉末原料キャニスタから供給された砂糖やクリームを混合してコーヒー飲料とするミキシングボウルなどを備えるカップ式自動販売機の概略構成が開示されている。
コーヒーブリュアやミキシングボウルに高温の湯を供給する給湯装置60は、図4に示すように、温水タンク61と制御部70から構成されている。温水タンク61には、湯を貯留するタンク本体62、タンク本体62の底板62dに取り付けられ、飲用水を底部62aに放水する給水口23、タンク本体62の側板62cに設けた湯吐出口24、湯弁25を介して湯吐出口24に連通する湯管路26、湯量の変化に連動して昇降するフロート31、タンク本体62の天板62bに配設されてフロート31の昇降に連動して動作する高水位スイッチ32、低水位スイッチ33、が配設されている。
また、タンク本体62の天板62bに取り付けられて底部62a近傍にまで吊り下げられて配設された電気ヒータ(例えばシーズヒータ)63は、通電されると発熱して湯を加熱する発熱部63aが湯吐出口24水位近傍から底部62a近傍まで連続して設けられている。
さらに、カップ式自動販売機の前扉に設けられた湯温度表示部(図示せず)に表示する湯の温度や飲料売り切れ表示制御用の湯の温度、電気ヒータ63に通電させるヒータ通電制御用の湯の温度を検知する温度センサ65が湯吐出口24水位近傍に配設され、電気ヒータ63に通電させるヒータ通電制御用の湯の温度を検知する温度センサ66が給水口23上方に配設されている。
そして、ホット飲料の販売時に湯弁25を開いて湯吐出口24から湯を吐出すると、この湯吐出口24から吐出した湯量に対応する飲用水(冷水)が給水口23から供給される。この給水口23からの飲用水の供給はタンク本体62の底部62aに放水することが一般的に行われている。これは、水は湯よりも比重が大きいことで、タンク本体62の底部62aに放水された飲用水はそのまま底部62aに留まるので、ホット飲料の販売時に温水タンク61の湯吐出口24から吐出した湯量に相当する飲用水が温水タンク61に供給されても、湯吐出口24周辺に貯留されている湯の温度が急激に低下することを防ぐためである。
さらに、カップ式自動販売機では、ホット飲料の調理に使用する湯の温度が低下すると販売する飲料の品質(味や香)を保てなくなるため、温水タンク61に設けた温度センサ65、66で湯の温度を検知して温度信号を制御部70に出力し、制御部70は温度センサ65、66が出力する温度信号に基づいて電気ヒータ63に通電して湯の温度を所定温度(例えば、95℃〜97℃)に常時保持し、温水タンク61からコーヒーブリュアやミキシングボウルに供給する湯を高温に保つようにしている。
そして、カップ式自動販売機のホット飲料の選択ボタンが押され、湯弁25が開かれて温水タンク61に貯留されている高温の湯が湯吐出口24から吐出されると、フロート31の降下に連動して動作する低水位スイッチ33が制御部70に低水位信号を出力する。制御部70は低水位スイッチ33から低水位信号を受けると飲用水弁14を開き、飲用水が給水口23からタンク本体62の底部62aに放水される態様で供給される。
このようにして、湯吐出口24から吐出した湯吐出量に対応する量の飲用水が給水口23からタンク本体62の底部62aに供給されると、湯より比重の大きい飲用水は底部62aに留まり、先ず温度センサ66周囲の湯の温度が低下し、次に温度センサ65周囲の湯の温度が低下することとなる。
湯吐出口24から吐出した湯吐出量に対応する量の飲用水が給水口23からタンク本体62の底部62aに供給され、温水タンク61に貯留している湯の温度が低下すると、図5の電気ヒータ63の通電制御パラメータ図に示すように、温度センサ66が93℃以下の温度を検知すると制御部70は電気ヒータ63に通電する制御を行い、温度が下がった湯を加熱する。
このように、給水口23からタンク本体62の底部62aに飲用水が供給されると、タンク本体62の底部62aに貯留している湯の温度が低下したことを先ず温度センサ66が早期に検知し、93℃以下の温度に低下したことを検知すると、タンク本体62の天板62bに取り付けられて底部62a近傍にまで吊り下げられて配設され、その発熱部63aが湯吐出口24水位近傍から底部62a近傍まで連続して設けられている電気ヒータ63に通電して温度の低下した湯を早期に加熱するようにしている。
そして、電気ヒータ63に通電されて加熱された湯の温度が上昇し、温度センサ65と温度センサ66の何れもが95℃以上の温度を検知すると電気ヒータ63への通電が停止され、所定の温度に加熱された湯は温水タンク61に貯留される。
特開平8−315244号公報
このように、電気ヒータ63はタンク本体62の天板62bに取り付けられて底部62a近傍にまで吊り下げられて配設され、その発熱部63aは湯吐出口24水位近傍から底部62a近傍まで設けられ、温度センサ66が93℃以下の温度を検知することにより電気ヒータ63に通電されることで発熱部63aが発熱して湯を加熱し、温度センサ65と温度センサ66の何れもが95℃以上の温度を検知すると制御部70は電気ヒータ63への通電を停止させる。
しかしながら、給水口23から飲用水が供給されて底部62aに貯留している湯の温度が低下して電気ヒータ63に通電されて発熱部63aが発熱すると、給水口23から飲用水が供給されて温度が低下している底部62aに貯留されている湯と、底部62aに貯留されている湯に比べて温度の低下が少ない湯吐出口24水位近傍に貯留されている湯とが同時に加熱される。そして湯吐出口24水位近傍に貯留されている湯の温度が上昇して温度センサ65が95℃以上の温度を検知しても、底部62aに貯留されている湯の温度上昇が遅れて温度センサ66が95℃以上の温度を検知するまで電気ヒータ63への通電が継続され、湯吐出口24水位近傍に貯留されている湯はさらに加熱され続け、温度センサ66が95℃以上の温度を検知する時間が遅れると湯吐出口24水位近傍に貯留されている湯は沸騰する虞がある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、飲料の調理に適した高温の湯を吐出することができ、かつ、異常加熱を防止することができる給湯装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る給湯装置は、温度センサが検知している湯温度に基づいて電気ヒータに通電して温水タンクに貯留している湯を所定の温度に制御する制御手段を備え、前記温水タンクに設けられた湯吐出口から湯を吐出し、この吐出した湯に対応する量の飲用水を前記温水タンクの底部に放水する給水口を設けた給湯装置において、
前記温度センサは、前記湯吐出口水位近傍に設けられた第1温度センサと、この第1温度センサより下側の前記給水口近傍に設けられた第2温度センサとからなり、
前記制御手段は、前記第1温度センサまたは前記第2温度センサの何れかが第1所定温度を検知するか、前記第1温度センサおよび前記第2温度センサが前記第1所定温度より低い第2所定温度を検知すると前記電気ヒータへの通電を停止させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、温度センサが検知している湯温度に基づいて電気ヒータに通電して温水タンクに貯留している湯を所定の温度に制御する制御手段を備え、前記温水タンクに設けられた湯吐出口から湯を吐出し、この吐出した湯に対応する量の飲用水を前記温水タンクの底部に放水する給水口を設けた給湯装置において、前記温度センサは、前記湯吐出口水位近傍に設けられた第1温度センサと、この第1温度センサより下側の前記給水口近傍に設けられた第2温度センサとからなり、前記制御手段は、前記第1温度センサまたは前記第2温度センサの何れかが第1所定温度を検知するか、前記第1温度センサおよび前記第2温度センサが前記第1所定温度より低い第2所定温度を検知すると前記電気ヒータへの通電を停止させることにより、温水タンクの底部に貯留している湯の温度が低下したことを第2温度センサが検知して電気ヒータに通電されて発熱部が発熱し、温度が低下している底部に貯留されている湯と、底部に貯留されている湯に比べて温度低下が少ない湯吐出口水位近傍に貯留されている湯とが同時に加熱されても、湯吐出口水位近傍に貯留されている湯の温度を検知する第1温度センサが第1所定温度を検知すると電気ヒータへの通電が停止するので、湯吐出口水位近傍に貯留されている湯が加熱され続けることがなくなり、また、この発熱により加熱された湯の対流が生じて均等に上昇した湯の温度を検知して電気ヒータへの通電を早期に停止させることができるので、省エネルギーを図りながら、飲料の調理に適した高温の湯を吐出することができ、かつ、異常加熱を防止することができる給湯装置を提供することが可能となる。
本発明に係る給湯装置を備えたカップ式自動販売機の概要図である。 本発明に係る給湯装置を示す概要図である。 図2に示した給湯装置の電気ヒータ通電制御パラメータ図である。 従来の給湯装置を示す概要図である。 図4に示した給湯装置の電気ヒータ通電制御パラメータ図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る給湯装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は本発明の実施の形態に係る給湯装置を備えたカップ式自動販売機の概要図であり、図2は本発明の実施の形態に係る給湯装置を示す概要図である。ここで例示するカップ式自動販売機1は、貨幣の投入後に利用者の選択に応じてホット飲料もしくはコールド飲料を調理し、これをベンドステージ47に載置されたカップCに注ぎ入れるものである。その機内には、水リザーバ12、冷却水槽15、カーボネータ18、オーガ式製氷機19、給湯装置20、温水タンク21、コーヒー豆キャニスタ41、ミル42、コーヒーブリュア(レギュラーコーヒー抽出装置)43、粉末原料キャニスタ44、ミキシングボウル45、などを備えている。
水リザーバ12は、カーボネータ18やオーガ式製氷機19、温水タンク21に飲用水(水道水)を供給するためのもので、給水弁11を開くと飲用水が水リザーバ12に貯えられ、水ポンプ13を運転して飲用水弁14を開くと飲用水が温水タンク21に供給される。
冷却水槽15の冷却水には蒸発器(図示せず)が浸漬してあり、冷却装置(図示せず)から冷却用冷媒が供給されると、この冷媒の蒸発熱で蒸発器周囲にアイスバンク(氷塊)が生成され、このアイスバンクの融解熱で冷却水が略0℃に保たれている。
カーボネータ18は、冷却水槽15の冷却水に浸漬してあり、水リザーバ12から供給された飲用水に炭酸ガスボンベ16から供給された炭酸ガスを溶解して炭酸水とする。シロップタンク17はシロップを貯留し、炭酸ガスボンベ16から供給される炭酸ガスの圧力でシロップが押し出され、冷却水槽15で冷やされてノズル46からカップCに注がれる。
オーガ式製氷機19は、製氷部と貯氷庫とを有し、冷却装置から製氷部に供給された冷却用冷媒で水リザーバ12から供給された飲用水を製氷して貯氷庫で貯蔵し、アイス飲料を販売するときに貯氷庫に貯蔵している氷をカップCに供給する。
給湯装置20は、図2に示すように、温水タンク21と制御部(制御手段)50とから構成されている。温水タンク21は、湯を貯留するタンク本体22、タンク本体22の底板22dに取り付けられ、水ポンプ13を運転して飲用水弁14を開くと水リザーバ12から供給される飲用水をタンク本体22の底部22aに放水して供給する給水口23、タンク本体22の側板22c上部に設けられて湯弁25を開くと貯留している高温の湯を吐出して湯管路26を介してコーヒーブリュア43やミキシングボウル45に供給する湯吐出口24が設けられている。
また、タンク本体22の天板22bに取り付けられて底部22a近傍にまで吊り下げられて配設された電気ヒータ(例えばシーズヒータ)27は、通電されると発熱して湯を加熱する発熱部27aが湯吐出口24水位近傍から底部22a近傍に設けられたヒータ先端部まで連続して設けられている。
さらに、湯吐出口24が設けられている水位近傍には、カップ式自動販売機1の前扉に設けられた湯温度表示部(図示せず)に表示する湯の温度やホット飲料選択ボタンに飲料売り切れ表示制御用の湯の温度(例えば、85℃以下)、電気ヒータ27に通電させる電気ヒータ通電制御に用いる湯の温度を検知する温度センサ29(第1温度センサ)、この温度センサ29より下側のタンク本体22の底部22aに放水する給水口23近傍には、電気ヒータ27に通電させる電気ヒータ通電制御に用いる湯の温度を検知する温度センサ30(第2温度センサ)を設けている。
また、タンク本体22の天板22bには、湯量の変化に連動して昇降するフロート31、フロート31の昇降に連動して動作する高水位スイッチ32、低水位スイッチ33を設けている。
制御部50は、温度センサ29、30が出力する温度信号、高水位スイッチ32、低水位スイッチ33が出力する水位信号などの各種信号に基づいて、水ポンプ13、飲用水弁14、湯弁25、電気ヒータ27、図示しない冷却装置などの通電制御を行う。
コーヒーブリュア43は、コーヒー豆キャニスタ41から供給されたコーヒー豆をミル42で挽いたコーヒー挽き豆に温水タンク21から供給された高温の湯を注ぐことによりコーヒー液を抽出する。
コーヒーブリュア43にはミキシングボウル45が接続してあり、コーヒーブリュア43で抽出したコーヒー液に粉末原料キャニスタ44から供給された砂糖やクリームを混合したコーヒー飲料をノズル46からカップCに注ぎ入れる。
以上説明したカップ式自動販売機1において、利用者により貨幣が投入され、ホット飲料の選択ボタン、例えば、ホットコーヒー飲料の選択ボタンが押されると、制御部50がホットコーヒー飲料を調理するための信号を出力する。この制御部50が出力する信号により、先ず、コーヒー豆キャニスタ41がコーヒー豆をミル42に供給し、ミル42で挽かれたコーヒー挽き豆がコーヒーブリュア43に供給される。そして温水タンク21の湯弁25が開かれると、高温に加熱されて温水タンク21で保温されている湯が湯吐出口24から吐出されて湯管路26を介してコーヒーブリュア43内のコーヒー挽き豆に供給される。
コーヒーブリュア43内ではコーヒー挽き豆から高温の湯にコーヒー成分が溶解した混合液となり、この混合液をペーパーフィルタで濾過するとコーヒー成分を含むコーヒー液が抽出される。コーヒーブリュア43で抽出されたコーヒー液はミキシングボウル45に供給され、ミキシングボウル45内では粉末原料キャニスタ44から供給された砂糖やクリームと混合されてコーヒー飲料となり、ベンドステージ47に載置されたカップCにノズル46から注がれ、カップ式自動販売機1の利用者に引き渡される。
このようにしてカップ式自動販売機1のホット飲料の選択ボタンが押され、湯弁25が開かれて温水タンク21に貯留されている高温の湯が湯吐出口24から吐出されると、フロート31が降下し、フロート31の降下に連動して動作する低水位スイッチ33が制御部50に低水位信号を出力する。制御部50は低水位スイッチ33から低水位信号を受けると、水ポンプ13を運転して飲用水弁14を開き、水リザーバ12に貯留している飲用水を温水タンク21に供給する。水リザーバ12から供給された飲用水は、タンク本体22の底板22dに取り付けられている給水口23からタンク本体22の底部22aに放水される態様で供給される。このようにして、湯吐出口24から吐出した湯吐出量に対応する量の飲用水が給水口23からタンク本体22の底部22aに供給される。
飲用水が温水タンク21に供給されて低下した湯の温度を温度センサ29、30が検知して温度信号を制御部50に出力すると、この温度信号に基づいて制御部50が電気ヒータ27に通電制御して飲用水の供給で温度が低下した湯を加熱して高温の湯(例えば、95℃〜97℃)として保温する制御を、図3に示す給湯装置20の電気ヒータ27通電制御パラメータ図を用いて説明する。
利用者によりホット飲料の選択ボタンが押され、湯弁25が開かれて温水タンク21に貯留されている高温の湯が湯吐出口24から吐出され、湯吐出口24から吐出した湯吐出量に対応する量の飲用水(冷水)が給水口23からタンク本体22の底部22aに供給されると、湯より比重の大きい飲用水は底部22aに留まり、先ず温度センサ30周囲の湯の温度が低下し、次に温度センサ29周囲の湯の温度が低下するようになる。
温度センサ30周囲の湯の温度が低下し、次に温度センサ29周囲の湯の温度が低下すると、図3の電気ヒータ27通電制御パラメータ図に示すように、温度センサ29が95℃以下の温度を検知するとともに温度センサ30が93℃以下の温度を検知すると制御部50は電気ヒータ27に通電する制御を行う。
このように、給水口23からタンク本体22の底部22aに飲用水が供給されると、先ず、タンク本体22の底部22aに貯留している湯の温度が低下するので、温度センサ29が95℃以下の温度を検知するとともに温度センサ30が93℃以下の温度を検知すると電気ヒータ27に通電することにより、温度の低下した湯を早期に加熱することができる。
また、温水タンク21に貯留されている湯は温度が高くなるほど上昇する性質があり、湯の供給がない待機時には温水タンク21の下部から温度が低下しているので、温度センサ30が93℃以下の温度を検知するとともに、温度センサ29が95℃以下の温度を検知すると電気ヒータ27に通電するようにしているので、温水タンク21の上部に貯留している湯が沸騰するなどの不都合が発生する虞をなくすることができる。
そして、電気ヒータ27に通電されると発熱部27aが発熱して湯が加熱されて温度が上昇し、温度センサ29と温度センサ30の何れかが97℃以上の温度を検知するか、温度センサ29と温度センサ30の何れもが95℃以上の温度を検知すると、制御部50は電気ヒータ27への通電を停止する。
以上のように、温度センサ29、30が検知している湯温度に基づいて電気ヒータ27に通電して温水タンク21に貯留している湯を所定の温度に制御する制御部(制御手段)50を備え、温水タンク21に設けられた湯吐出口24から湯を吐出し、この吐出した湯に対応する量の飲用水を温水タンク21の底部22aに放水する給水口23を設けた給湯装置20において、温度センサは、湯吐出口24水位近傍に設けられた温度センサ(第1温度センサ)29と、この温度センサ29より下側の給水口23近傍に設けられた温度センサ(第2温度センサ)30とからなり、制御部50は、温度センサ29または温度センサ30の何れかが97℃以上の温度(第1所定温度)を検知すると電気ヒータ27への通電を停止させることにより、温水タンク21の底部22aに貯留している湯の温度が低下したことを温度センサ30が検知して電気ヒータ27に通電されて発熱部27aが発熱し、温度が低下している底部22aに貯留されている湯と、底部22aに貯留されている湯に比べて温度低下が少ない湯吐出口24水位近傍に貯留されている湯とが同時に加熱されても、湯吐出口24水位近傍に貯留されている湯の温度を検知する温度センサ29が97℃以上の温度を検知すると電気ヒータ27への通電が停止されるので、湯吐出口24水位近傍に貯留されている湯が加熱され続けることがなくなり、飲料の調理に適した高温の湯を吐出することができ、かつ、異常加熱を防止することができる給湯装置20を提供することができる。
また、制御部50は、温度センサ29および温度センサ30が97℃より低い95℃以上の温度(第2所定温度)を検知すると電気ヒータ27への通電を停止させることにより、温水タンク21の底部22aに貯留している湯の温度が低下したことを温度センサ30が検知して電気ヒータ27に通電されて発熱部27aが発熱し、この発熱により加熱された湯の対流が生じて均等に上昇した湯の温度を検知して電気ヒータ27への通電を早期に停止させることができるので、飲料の調理に適した高温の湯を吐出することができ、かつ、異常加熱を防止することができる給湯装置20を提供することができる。
さらに、湯弁25が開かれて湯吐出口24から吐出した湯吐出量に対応する量の飲用水が給水口23からタンク本体22の底部22aに供給され、温度センサ29が95℃以下の温度を検知するとともに温度センサ30が93℃以下の温度を検知すると制御部50は電気ヒータ27に通電する制御を行うことにより、タンク本体22に飲用水が供給されて温度の低下した湯を早期に加熱することができるようになるので、タンク本体22に貯留しておく湯量を少なくしても連続販売に対応することが可能になるので、タンク本体22を小さくして放熱を少なくすることができ、省エネルギーを図ることができる。
なお、温度センサを2個設けた実施例で説明しているが、温度センサと電気ヒータを複数個それぞれの最適位置に最適個数設けることにより、さらに精度の良い温度制御が可能となり、飲料の調理に適した高温の湯を吐出することができ、かつ、異常加熱を防止することができる給湯装置を提供することができる。
1 カップ式自動販売機
12 水リザーバ
14 飲用水弁
20 給湯装置
21 温水タンク
22 タンク本体
22a 底部
23 給水口
24 湯吐出口
25 湯弁
26 湯管路
27 電気ヒータ
27a 発熱部
29 温度センサ(第1温度センサ)
30 温度センサ(第2温度センサ)
50 制御部(制御手段)

Claims (1)

  1. 温度センサが検知している湯温度に基づいて電気ヒータに通電して温水タンクに貯留している湯を所定の温度に制御する制御手段を備え、前記温水タンクに設けられた湯吐出口から湯を吐出し、この吐出した湯に対応する量の飲用水を前記温水タンクの底部に放水する給水口を設けた給湯装置において、
    前記温度センサは、前記湯吐出口水位近傍に設けられた第1温度センサと、この第1温度センサより下側の前記給水口近傍に設けられた第2温度センサとからなり、
    前記制御手段は、前記第1温度センサまたは前記第2温度センサの何れかが第1所定温度を検知するか、前記第1温度センサおよび前記第2温度センサが前記第1所定温度より低い第2所定温度を検知すると前記電気ヒータへの通電を停止させることを特徴とする給湯装置。
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