JPH11102479A - カップ式飲料自動販売機 - Google Patents

カップ式飲料自動販売機

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Publication number
JPH11102479A
JPH11102479A JP9263196A JP26319697A JPH11102479A JP H11102479 A JPH11102479 A JP H11102479A JP 9263196 A JP9263196 A JP 9263196A JP 26319697 A JP26319697 A JP 26319697A JP H11102479 A JPH11102479 A JP H11102479A
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JP
Japan
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heating
hot water
coffee
beverage
preheating temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP9263196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutomo Onishi
康友 大西
Yasuhiro Tsujii
康浩 辻井
Hajime Nojima
元 野嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Priority to CN97111258A priority Critical patent/CN1081404C/zh
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP9263196A priority patent/JPH11102479A/ja
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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間でカップ飲料を提供し、かつ消費電力
を抑えるカップ式飲料自動販売機を提供することを目的
とする。 【解決手段】 所定量のコーヒー豆を粉に挽く粉挽き手
段4と、販売待機中等に加熱手段3により水を予熱温度
まで加熱保温する予熱温度制御手段9と、粉挽き中に温
水を予熱温度から抽出温度まで加熱する抽出温度制御手
段10とを備えているので、商品選択後カップ飲料を提
供するまでの待ち時間を短くし、かつ放熱ロスによる消
費電力を抑えるという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップ容器の飲料
を調合販売するカップ式飲料自動販売機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、誘導加熱により加熱した温水を使
用するカップ式飲料自動販売機の加熱手段は、特開平2
−267695に開示されているように、カップ1杯分
程度の飲料水を貯える小容積の非磁性材の加熱容器と、
その外周に巻装された誘導コイルと、加熱容器内に内蔵
された強磁性体の金属体とにより構成され、加熱容器内
に飲料水を満たした状態で誘導コイルに高周波電流を通
電すると、誘導コイルの周囲に磁場が生成し、金属体に
は誘導電流が流れてジュール熱が発生し、さらにヒステ
リシス損による発熱も加わり、加熱容器内の飲料水が急
速に加熱昇温される。加熱された飲料水はインスタント
系飲料の原料と混合もしくは、レギュラーコーヒーの抽
出に使用され、カップ飲料として提供される。しかしな
がら、販売時に常温の飲料水を90℃以上の混合温度も
しくは抽出温度まで加熱するには誘導加熱といえども、
電源容量の制約があり時間がかかってしまうものであ
る。例えば、1kWの誘導加熱を使用した場合、150
ccの飲料水を加熱するのに1分程度かかり、3kWの
誘導加熱を使用した場合でも20秒程度かかる。そのた
め、特開平2−267695でも触れられているよう
に、また誘導加熱を用いた缶飲料の自動販売機の場合で
も、特開昭53−127798号公報や特開昭63−1
63996号公報に開示されているように、販売待機中
に飲料水または缶飲料をある程度予熱しておき、販売時
に予熱温度から必要な温度まで加熱することにより比較
的短時間で販売することを可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では、販売時即ち商品選択完了時点から加熱を開始す
るため、予熱温度からの加熱といえども比較的時間がか
かるものである。例えば、予熱温度を75℃とした場
合、1kWの誘導加熱で95℃まで加熱するのに約13
秒かかり、3kWの誘導加熱でも約4秒かかる。この結
果、商品選択後カップ飲料を提供するまでの待ち時間が
長くなり不便である。予熱温度を85℃とすると加熱時
間は短縮されるが、それでも待ち時間が長くなることに
変わりはなく、しかも予熱温度を上げることにより放熱
ロスが大きくなり、消費電力量が増えるという不都合が
ある。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、商品選択後カップ飲料を提供するまでの待ち時間を
短くし、放熱ロスによる消費電力を抑えることを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のカップ式飲料自動販売機は、誘導加熱等によ
り水を加熱する加熱手段と、レギュラーコーヒー液を抽
出するコーヒー抽出手段と、加熱手段により加熱した温
水をコーヒー抽出手段に導き入れる温水供給手段と、所
定量のコーヒー豆を粉に挽く粉挽き手段と、粉挽き手段
により挽いたコーヒー粉をコーヒー抽出手段に導き入れ
る原料供給手段と、販売待機中等に加熱手段により水を
予熱温度まで加熱する予熱温度制御手段と、粉挽き中に
加熱手段により温水を予熱温度から抽出温度まで加熱す
る抽出温度制御手段とを備えている。
【0006】また、誘導加熱等により水を加熱する加熱
手段と、レギュラーコーヒー液を抽出するコーヒー抽出
手段と、加熱手段により加熱した温水をコーヒー抽出手
段に導き入れる温水供給手段と、所定量のレギュラーコ
ーヒー原料粉をコーヒー抽出手段に導き入れる原料供給
手段と、販売待機中等に加熱手段により水を予熱温度ま
で加熱する予熱温度制御手段と、コーヒー抽出手段内に
原料供給手段により供給された所定量の原料粉に温水供
給手段により少量の温水を注ぎ暫く放置する蒸らし工程
制御手段と、蒸らし工程中に加熱手段により温水を予熱
温度から抽出温度まで加熱する抽出温度制御手段とを備
えている。
【0007】また、誘導加熱等により水を加熱する加熱
手段と、コイン等の金銭投入手段と、飲料原料と温水と
から飲料を製造する飲料製造手段と、加熱手段により加
熱した温水を飲料製造手段に導き入れる温水供給手段
と、所定量の飲料原料を飲料製造手段に導き入れる原料
供給手段と、販売待機中等に加熱手段により水を予熱温
度まで加熱する予熱温度制御手段と、金銭投入中または
商品価格以上の金銭投入時点から加熱手段により温水を
予熱温度から混合温度まで加熱する混合温度制御手段と
を備えている。
【0008】また、誘導加熱等により水を加熱する加熱
手段と、コイン等の金銭投入手段と、飲料原料と温水と
から飲料を製造する飲料製造手段と、加熱手段により加
熱した温水を飲料製造手段に導き入れる温水供給手段
と、所定量の飲料原料を飲料製造手段に導き入れる原料
供給手段と、販売待機中等に加熱手段により水を予熱温
度まで加熱する予熱温度制御手段と、金銭投入中または
商品価格以上の金銭投入時点から加熱手段により温水を
予熱温度から混合温度まで加熱する混合温度制御手段
と、混合温度まで加熱した温水を使用しなかった場合は
この温水を予熱温度に制御する温水温度制御切換手段と
を備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、販売待機中等に水を予熱温度まで加熱し、粉挽き中
に温水を予熱温度から抽出温度まで加熱するので、商品
選択後カップ飲料を提供するまでの待ち時間を短くし、
かつ放熱ロスによる消費電力を抑えるという作用を有す
る。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、販売待
機中等に水を予熱温度まで加熱し、少量の温水を注ぎ暫
く放置する蒸らし工程中に温水を予熱温度から抽出温度
まで加熱するので、商品選択後カップ飲料を提供するま
での待ち時間を短くし、かつ放熱ロスによる消費電力を
抑えるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、販売待
機中等に水を予熱温度まで加熱し、金銭投入中または商
品価格以上の金銭投入時点から温水を予熱温度から製造
温度まで加熱するので、商品選択後カップ飲料を提供す
るまでの待ち時間を短くし、かつ放熱ロスによる消費電
力を抑えるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、販売待
機中等に水を予熱温度まで加熱し、金銭投入中または商
品価格以上の金銭投入時点から温水を予熱温度から製造
温度まで加熱するが、製造温度まで加熱した温水を使用
しなかった場合はこの温水を予熱温度に制御するので、
加熱した温水を無駄にすることなく次の販売に備えるこ
とができるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図12を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は第1の実施形態のカップ式飲料
自動販売機の制御ブロック図である。1は貨幣及び紙幣
を受け入れ、釣り銭を払い戻す金銭投入手段、2はカッ
プディスプレイと選択SWで構成された商品選択手段
で、レギュラーコーヒーやインスタントコーヒーまたは
炭酸飲料等本カップ式飲料自動販売機で販売しているカ
ップ飲料の中から飲みたい商品を選択する。
【0014】3は3kW程度の誘導加熱により構成され
た加熱手段、4は一般的にミルと呼ばれる粉挽き手段
で、煎ったコーヒー豆を抽出しやすいように細かく粉砕
して粒状にする。5は温水供給手段で、加熱手段3によ
り抽出温度(95℃程度)まで加熱された温水を後述の
コーヒー抽出手段7に注ぎ込む。
【0015】6は原料供給手段で、レギュラーコーヒー
の場合は粉挽き手段4で挽いた所定量のコーヒー粉をコ
ーヒー抽出手段7に供給する。7はコーヒー抽出手段
で、所定量のコーヒー粉と温水からコーヒーを抽出す
る。
【0016】8は飲料調合手段で、コーヒー抽出手段7
で抽出されたコーヒー(ブラック)に好みの量の砂糖と
クリームを混ぜ合わせてコーヒーを完成させる。
【0017】9は予熱温度制御手段で、販売待機中に、
加熱手段3を制御して後述の循環経路内の飲料水200
cc程度(カップ1杯強)を予熱温度(本実施例では7
5℃とする)まで加熱し保温する。
【0018】10は抽出温度制御手段で、レギュラーコ
ーヒーが選択されれば粉挽き手段4による粉挽き中に、
加熱手段3を制御して循環経路内の予熱された温水20
0cc程度を抽出温度(本実施例では95℃とする)ま
で加熱する。11はカップ式飲料自動販売機の主制御手
段である。
【0019】図2は本実施形態のカップ式飲料自動販売
機の概略構成図である。本カップ式飲料自動販売機はレ
ギュラーコーヒー、インスタントコーヒー等のホット系
飲料と炭酸飲料等のコールド系飲料を製造販売するもの
である。図2において、12は水道水を貯留する水リザ
ーバで、水道バルブ13を介して水道に直結した水道配
管14から水道水を供給される。水リザーバ12には図
示しないフロートSWが付設されており水位が基準値以
下になれば水道バルブ13を開き、水位が基準値になれ
ば水道バルブ13を閉じる。15は水リサーバ1内の水
を送出する高圧ポンプ、16は水を冷却する水冷却熱交
換器で水配管a17で接続されている。
【0020】18は冷却水槽で、図示しない冷却システ
ムにより0℃近辺に冷却されている。水冷却熱交換器1
6は冷却水槽18内に浸漬されており、水冷却熱交換器
16に流入した水はここで冷やされる。水冷却熱交換器
16で冷やされた水は冷水配管a19を通り冷水バルブ
20を介してカップに注がれる。
【0021】21は炭酸ガスボンベ、22は炭酸ガス圧
力を一定にするレギュレータである。23はシロップ原
液の収納容器であるシロップタンクで、炭酸ガス配管a
24を通して炭酸ガスボンベ21からのガス圧を受けて
おり、ガス圧によりシロップ原液をシロップ配管25を
通してシロップ冷却熱交換器26に吐出する。シロップ
冷却熱交換器26は冷却水槽18に浸漬されており、シ
ロップ原液を冷却する。冷却されたシロップ原液は冷シ
ロップ配管27を通りシロップバルブ28を介してカッ
プに注がれる。
【0022】29は炭酸ガスと冷水とを混合して炭酸水
を生成するカーボネータで、冷水配管b30から冷水、
炭酸ガス配管b31から炭酸ガスを注入される。生成さ
れた炭酸水は炭酸ガス圧により炭酸水配管a32を通り
炭酸水バルブ33を介してカップに注がれる。カーボネ
ータ29内の圧力は約5kg/平方cmで、生成される
炭酸水濃度は3.4〜3.7GV(ガスボリウム)であ
る。ここで1GVとは0℃、1気圧の条件で飲料と同容
積の炭酸ガスが溶け込んでいる状態である。
【0023】加熱手段3は水に浸漬された発熱体により
水を加熱する誘導加熱(IH)装置により構成されてお
り、シスターン12から水配管b34、IH給水バルブ
35、循環ポンプ36、IH給水配管37を介して給水
される。38は循環路バルブ、39は循環配管であり、
IH3を中心に循環経路を形成している。
【0024】40は出湯バルブaで、抽出温度(95
℃)に加熱された温水を温水配管41を通してコーヒー
抽出手段7に出湯する。また、42は出湯バルブbで、
インスタント系のホット飲料を製造する時に所定の温度
(90〜95℃)に加熱された温水を温水配管43を通
してミキシングボールと呼ばれる飲料調合手段に出湯す
る。
【0025】温水供給手段5は加熱手段3を中心に、循
環ポンプ36、IH給水配管37、循環路バルブ38、
循環配管39及び出湯バルブa40と出湯バルブb42
より構成され、200cc程度の温水を循環させながら
予熱保温し販売時には加熱して温水を供給する。
【0026】44はコーヒー豆キャニスタで、煎ったコ
ーヒー豆を保存し販売毎に所定量のコーヒー豆を粉挽き
手段4に供給する。粉挽き手段4はコーヒー豆を細かく
粉砕して粒状にしコーヒー抽出手段7に供給する。コー
ヒー豆キャニスタ44と粉挽き手段4を合わせたレギュ
ラーコーヒー系と後述のインスタント系(インスタント
コーヒー粉末キャニスタ46)を合わせて原料供給手段
6とする。コーヒー抽出手段7は所定量のコーヒー粉と
温水を混ぜ合わせコーヒーを抽出する。
【0027】45はインスタント飲料用の粉末原料を収
納する粉末キャニスタで、本実施例ではインスタントコ
ーヒー粉末キャニスタ46と砂糖キャニスタ47とクリ
ームキャニスタ48と各粉末をミキシングボールに搬出
するシュータ49により構成される。
【0028】飲料調合手段8はミキシングボールと呼ば
れ、温水またはレギュラーコーヒー(ブラック)と粉末
原料を所定量注ぎ入れるミキサー50と、原料を攪拌す
るパルセータ51と、混合された飲料をカップに注ぎ込
む飲料バルブ52及び飲料配管53から構成されてい
る。原料粉供給手段6とコーヒー抽出手段7と粉末キャ
ニスタ45と飲料調合手段8とを合わせて飲料製造手段
54とする。
【0029】55はカップステーションで、図示しない
カップディスペンサからカップ56を搬送し、各飲料を
カップ56に注ぎ込み客に提供する。
【0030】図3は加熱手段であるIH3を含む温水供
給手段5の概略構成図である。IH3内部には後述する
発熱体があり水に浸漬されている。本実施形態では、I
Hの消費電力は3kW程度とし、従来のカップ式飲料自
動販売機で使われている温水を一時貯留する保温タンク
は用いない構成とする。
【0031】循環経路内に貯留される水容積(IH容器
が大部分を占める)は200cc程度(カップ飲料1杯
強)に設計され、販売待機中または販売動作中に、次回
の販売用に誘導加熱装置に通電して75℃の温水をつく
り循環経路内で保温(予熱)しておく。3kWで常温の
飲料水200ccを予熱温度(75℃)まで加熱する時
間は約17秒である。
【0032】IH3に給水する場合は、IH給水バルブ
35と出湯バルブa40または出湯バルブb42を開き
循環ポンプ36を駆動して水リザーバ12から水配管b
34を通して給水する。IH3で予熱温度(75℃)か
ら抽出温度(95℃)まで加熱する場合は、IH給水バ
ルブ35と出湯バルブa40及び出湯バルブb42を閉
じて循環バルブ38を開き、循環ポンプ36により水を
循環させながらIHに通電して発熱体を加熱する。
【0033】そして後述の出湯温度サーミスタにより循
環水温を検知し抽出温度になれば循環バルブ38を閉
じ、IH給水バルブ35と出湯バルブa40を開き循環
ポンプ36を駆動して温水を出湯する。予熱温度から抽
出温度への加熱時間は約5秒である。
【0034】図4は誘導加熱装置3(IH)の断面図で
ある。57は金属板を渦巻き状に巻いた発熱体で水に浸
漬される。58は発熱体を収納するIH容器で、この中
に水が充填され給水側(下側)から出湯側(上側)に流
れている。59はIH容器58の外周に沿って巻かれた
コイルで、高周波電流を通電することにより図示する高
周波磁界が発生する。
【0035】発熱体57にはこの高周波磁界を打ち消す
方向に渦電流が流れて発熱し水を加熱する。60は発熱
体57の給水側近傍に付設された給水温度サーミスタ
で、発熱体57で加熱される前の水温を検知する。61
は発熱体57の出湯側近傍に付設された出湯温度サーミ
スタで、発熱体57で加熱された後の水温を検知する。
【0036】図5はコーヒー抽出手段7の概略構成図で
ある。図5において、57はコーヒー抽出容器本体で、
コーヒー粉と温水が接触しコーヒーが抽出される。58
は図示しない駆動機構により開閉する容器蓋で、コーヒ
ー粉と温水を注入する時は開き、コーヒーを抽出する時
は密閉される。59はフィルタブロックで、抽出された
コーヒーをコーヒー配管60を通して飲料調合手段へ送
出する。
【0037】61はトイレットペーパー状に巻かれたペ
ーパーフィルタで、コーヒー抽出容器本体57とフィル
タブロック59の間に挟み込まれ抽出液を濾過する。ペ
ーパーフィルタ61は図示しない引き出し機構により1
回1回相当長引き出され、使用済みのペーパーは図示し
ないかすバケツは捨てられる。
【0038】コーヒーかすが堆積した使用済みのペーパ
ーを取り除き、新しいペーパーを引き出す時はコーヒー
抽出容器本体57を図示しない駆動機構により上方に動
かし新しいペーパーを引き出す。62は空気ポンプで、
圧縮空気を空気パイプ63を通してコーヒー抽出容器本
体57に送る。圧縮空気は気泡による攪拌作用でコーヒ
ー抽出を促進し、抽出後のコーヒーを飲料調合手段8に
送り込む。
【0039】以上のように構成されたコーヒー抽出手段
について、その動作を順に説明する。まず、コーヒー抽
出容器本体57を上方に動かし新しいペーパーをセット
した後、コーヒー抽出容器57を下方に動かしコーヒー
抽出容器本体57とペーパーとフィルタブロック59を
密着させる。
【0040】次に所定量の温水(カップ1杯分)とコー
ヒー粉を注ぎ、空気ポンプ62により圧縮空気をコーヒ
ー抽出容器本体57に送り込む。圧縮空気挿入口はコー
ヒー抽出容器本体57の下部に配置されており、送り込
まれた圧縮空気により発生する気泡により攪拌されコー
ヒーの抽出が促進される。この攪拌時間は5秒程度と
し、次に空気ポンプを駆動したまま容器蓋58を閉じて
コーヒー抽出容器本体57を密閉する。
【0041】これによりコーヒー抽出容器本体57の内
圧が上がり、抽出されたコーヒーはペーパーとフィルタ
ブロック59を通り、コーヒー配管60を介して飲料調
合手段8に送出される。コーヒー送出後は空気ポンプを
停止してコーヒー抽出容器本体57を上方に動かし、ペ
ーパー上に濾過されて残ったコーヒーかすを排出する。
【0042】以上のように構成された第1の実施形態の
動作を図6のフローチャートをもとに説明する。ステッ
プ101で金銭投入手段1によりお金が入れられ販売可
能かどうかを判断し、販売可能であればステップ102
へ進む。金銭が投入されていない販売待機状態ではステ
ップ103へ進み、加熱手段3により循環経路内の温水
を75℃で予熱温度制御する。ステップ102では商品
選択手段2によりレギュラーコーヒーが選択されたどう
かを判断し、レギュラーコーヒーであればステップ10
4へ進み、レギュラーコーヒー以外の商品であればステ
ップ105へ進む。ステップ105の他飲料製造動作に
ついては本発明と関係がないため本実施形態での説明を
割愛する。
【0043】ステップ104では、粉挽き手段4による
コーヒー豆挽き動作を開始すると同時に、加熱手段3に
より循環経路内の予熱温水を抽出温度(95℃)まで加
熱する抽出温度制御を開始する。抽出温度まで加熱後、
ステップ106で所定量の温水とコーヒー粉を注入して
コーヒーを抽出し、ステップ107で飲料調合手段8に
よりコーヒーの味付け(砂糖、クリーム)を行った後、
ステップ108でカップ飲料を提供する。
【0044】以上のように、本実施形態のカップ式飲料
自動販売機は、誘導加熱により水を加熱する加熱手段3
と、レギュラーコーヒー液を抽出するコーヒー抽出手段
7と、加熱手段により加熱した温水をコーヒー抽出手段
7に導き入れる温水供給手段5と、所定量のコーヒー豆
を粉に挽く粉挽き手段4と、粉挽き手段4により挽いた
コーヒー粉をコーヒー抽出手段7に導き入れる原料供給
手段6と、販売待機中に加熱手段3により水を75℃の
予熱温度まで加熱する予熱温度制御手段9と、粉挽き中
に加熱手段3により温水を予熱温度から95℃の抽出温
度まで加熱する抽出温度制御手段10とを備えているの
で、粉挽き工程と抽出温度加熱工程を同時に行え商品選
択後カップ飲料を提供するまでの待ち時間をできるだけ
短くし、かつ販売待機時は75℃の予熱温度で保温し放
熱ロスによる消費電力を抑えるという効果がある。
【0045】(実施の形態2)図7は第2の実施形態の
カップ式飲料自動販売機の制御ブロック図である。尚、
第1の実施形態と同構成のものについては同一番号を付
し説明を割愛する。64は蒸らし工程制御手段で、コー
ヒー抽出手段7に所定量のコーヒー粉と少量(30cc
程度)の温水を注ぎ込み暫く放置(5秒程度)する。蒸
らし工程は、多孔質状のコーヒー粉を膨張させ内部のガ
ス成分を追い出し温水との接触面積を大きくしてコーヒ
ー成分を抽出しやすくするために行う。
【0046】65は本実施形態における抽出温度制御手
段で、蒸らし工程制御手段64から信号を受け蒸らし中
の5秒間で加熱手段3と抽出温度制御手段10により予
熱温度から抽出温度まで加熱する。本実施例では蒸らし
用の少量の温水は予熱温度の温水を用い、蒸らし工程終
了後、抽出温度まで昇温した温水をコーヒー抽出手段7
に注ぎコーヒーの抽出を行う。
【0047】以上のように構成された第2の実施形態の
動作を図8のフローチャートをもとに説明する。ステッ
プ201で金銭投入手段1によりお金が入れられ販売可
能かどうかを判断し、販売可能であればステップ202
へ進む。金銭が投入されていない販売待機状態ではステ
ップ203へ進み、加熱手段3により循環経路内の温水
を75℃で予熱温度制御する。ステップ202では商品
選択手段2によりレギュラーコーヒーが選択されたかど
うかを判断し、レギュラーコーヒーであればステップ2
04へ進み、レギュラーコーヒー以外の飲料であればス
テップ205へ進む。ステップ204では、粉挽き手段
4によるコーヒー豆挽き動作を行う。
【0048】そして、ステップ206でコーヒー抽出手
段7に所定量のコーヒー粉に少量の温水を注ぎ込み暫く
放置する蒸らしを行うと同時に、加熱手段3により循環
経路内の予熱温水を抽出温度(95℃)まで加熱する抽
出温度制御を開始する。抽出温度まで加熱後、ステップ
207で所定量の温水を注入してコーヒーを抽出し、ス
テップ208で飲料調合手段8によりコーヒーの味付け
(砂糖、クリーム)を行った後、ステップ209でカッ
プ飲料を提供する。
【0049】以上のように、本実施形態のカップ式飲料
自動販売機は、誘導加熱により水を加熱する加熱手段3
と、レギュラーコーヒー液を抽出するコーヒー抽出手段
7と、加熱手段により加熱した温水をコーヒー抽出手段
7に導き入れる温水供給手段5と、所定量のレギュラー
コーヒー原料粉をコーヒー抽出手段7に導き入れる原料
供給手段6と、販売待機中等に加熱手段により水を予熱
温度まで加熱する予熱温度制御手段9と、コーヒー抽出
手段7内に原料供給手段6により供給された所定量の原
料粉に温水供給手段5により少量の温水を注ぎ暫く放置
する蒸らし工程制御手段64と、蒸らし工程中に加熱手
段3により温水を予熱温度から抽出温度まで加熱する抽
出温度制御手段65とを備えているので、蒸らし工程と
抽出温度加熱工程を同時に行え商品選択後カップ飲料を
提供するまでの待ち時間をできるだけ短くし、かつ販売
待機時は85℃の予熱温度で保温し放熱ロスによる消費
電力を抑えるという効果がある。
【0050】また、本実施形態と前述の第1の実施形態
とを組み合わせることは、さらに効果的であることは言
うまでもない。
【0051】(実施の形態3)図9は第3の実施形態の
カップ式飲料自動販売機の制御ブロック図である。尚、
第1の実施形態と同構成のものについては同一番号を付
し説明を割愛する。
【0052】66は本実施形態における金銭投入手段
で、投入金額が商品価格以上になれば後述の混合温度制
御手段67に信号を出力する。67は混合温度制御手段
で、金銭投入手段1により販売金額以上のお金が入れら
れ販売可能となると、加熱手段3により予熱温度から混
合温度まで加熱する。本実施形態では、レギュラーコー
ヒーに適用した場合について説明するため、温水の混合
温度とはコーヒーを抽出する温水の抽出温度と同一であ
り、一方、インスタントコーヒー等に適用する場合は、
インスタント原料と混合し飲料を調合する時の温水温度
である。
【0053】以上のように構成された第3の実施形態の
動作を図10のフローチャートをもとに説明する。ステ
ップ301で金銭投入手段66によりお金が入れられ販
売可能かどうかを判断し、販売可能であればステップ3
02へ進む。
【0054】金銭が投入されていない販売待機状態では
ステップ303へ進み、加熱手段3により循環経路内の
温水を75℃で予熱温度制御する。ステップ302では
予熱温度から混合温度(本実施形態では抽出温度)まで
温水を加熱する混合温度制御を開始する。
【0055】そして、ステップ304で商品選択手段2
によりレギュラーコーヒーが選択されたかどうかを判断
し、レギュラーコーヒーであればステップ305へ進
み、レギュラーコーヒー以外の飲料(コールド系飲料)
であればステップ306へ進む。ステップ305では、
粉挽き手段4によるコーヒー豆挽き動作を行う。
【0056】そして、ステップ307で所定量のコーヒ
ー粉と温水を注入してコーヒーを抽出し、ステップ30
8で飲料調合手段8によりコーヒーの味付け(砂糖、ク
リーム)を行った後、ステップ309でカップ飲料を提
供する。
【0057】以上のように、本実施形態のカップ式飲料
自動販売機は、誘導加熱により水を加熱する加熱手段3
と、コイン等の金銭投入手段66と、レギュラーコーヒ
ー液を抽出するコーヒー抽出手段7と、加熱手段3によ
り加熱した温水をコーヒー抽出手段7に導き入れる温水
供給手段5と、所定量のレギュラーコーヒー原料粉をコ
ーヒー抽出手段7に導き入れる原料供給手段6と販売待
機中等に加熱手段3により水を予熱温度まで加熱する予
熱温度制御手段9と、商品価格以上の金銭投入時点から
加熱手段3により温水を予熱温度から混合温度まで加熱
する混合温度制御手段67とを備えているので、金銭投
入後の商品選択中(客がどの飲料にするか選択している
間)に混合温度まで加熱し商品選択後カップ飲料を提供
するまでの待ち時間をできるだけ短くし、かつ販売待機
時は75℃の予熱温度で保温し放熱ロスによる消費電力
を抑えるという効果がある。
【0058】尚、本実施形態では、レギュラーコーヒー
に適用した場合について説明したが、これをインスタン
トコーヒー等他のホット系飲料に適用した場合でも同様
の効果が得られる。
【0059】また、本実施形態では、商品価格以上の金
銭が投入され販売可能となった時点から温水を予熱温度
から混合温度まで加熱する構成としたが、これを金銭が
投入された時点から直ちに温水を予熱温度から混合温度
まで加熱する構成としても良い。
【0060】(実施の形態4)図11は第4の実施形態
のカップ式飲料自動販売機の制御ブロック図である。
尚、第1及び第3の実施形態と同構成のものについては
同一番号を付し説明を割愛する。
【0061】図11において、68は本実施形態におけ
る商品選択手段で、レギュラーコーヒーを選択した場合
とそれ以外の飲料(コールド系飲料)を選択した場合で
区別し、コールド系飲料を選択した場合は、後述の温水
温度制御切換手段69に信号を送り、予熱温度制御に切
り換える。
【0062】69は温水温度制御切換手段で、コールド
系飲料が選択された場合は、販売可能な金額投入後に第
3の実施形態と同様にして混合温度まで昇温された温水
を、予熱温度制御に切り換える。
【0063】70は本実施形態における予熱温度制御手
段で、販売待機時に温水を予熱温度に制御するととも
に、温水温度制御切換手段69の信号を受け混合温度か
ら予熱温度に温水温度を制御する。
【0064】以上のように構成された第4の実施形態の
動作を図12のフローチャートをもとに説明する。ステ
ップ401で金銭投入手段66によりお金が入れられ販
売可能かどうかを判断し、販売可能であればステップ4
02へ進む。金銭が投入されていない販売待機状態では
ステップ403へ進み、加熱手段3により循環経路内の
温水を75℃で予熱温度制御する。
【0065】ステップ402では予熱温度から混合温度
まで温水を加熱する抽出温度制御を開始する。そして、
ステップ404で商品選択手段2によりレギュラーコー
ヒーが選択されたかどうかを判断し、レギュラーコーヒ
ーであればステップ405へ進み、コールド系飲料であ
ればステップ406へ進む。ステップ406では、温水
の温度制御を予熱温度制御に戻しステップ407へ進
む。
【0066】一方、ステップ405では、粉挽き手段4
によるコーヒー豆挽き動作を行い、ステップ408で所
定量のコーヒー粉と温水を注入してコーヒーを抽出し、
ステップ409で飲料調合手段8によりコーヒーの味付
け(砂糖、クリーム)を行った後、ステップ410でカ
ップ飲料を提供する。
【0067】以上のように、本実施形態のカップ式飲料
自動販売機は、誘導加熱等により水を加熱する加熱手段
3と、コイン等の金銭投入手段66と、レギュラーコー
ヒー液を抽出するコーヒー抽出手段7と、加熱手段3に
より加熱した温水をコーヒー抽出手段7に導き入れる温
水供給手段5と、所定量のレギュラーコーヒー原料粉を
コーヒー抽出手段7に導き入れる原料供給手段6と販売
待機中等に加熱手段3により水を予熱温度まで加熱する
予熱温度制御手段9と、商品価格以上の金銭投入時点か
ら加熱手段3により温水を予熱温度から混合温度まで加
熱する混合温度制御手段67と、商品選択手段68によ
りコールド系飲料が選択された場合はこの温水を予熱温
度に制御する温水温度制御切換手段69とを備えている
ので、金銭投入後の商品選択中に抽出温度まで加熱し商
品選択後カップ飲料を提供するまでの待ち時間をできる
だけ短くし、かつ販売待機時は75℃の予熱温度で保温
するとともに、コールド系飲料を選択し混合温度まで加
熱した温水を使用しなかった場合は再び予熱温度制御に
戻すことにより放熱ロスによる消費電力を抑えるという
効果がある。
【0068】尚、本実施形態では、レギュラーコーヒー
に適用した場合について説明したが、これをインスタン
トコーヒー等他のホット系飲料に適用した場合でも同様
の効果が得られる。
【0069】また、本実施形態では、温水温度制御切換
手段69により混合温度制御から予熱温度制御へ切り換
える条件を、商品選択手段68によりコールド系飲料を
選択した場合としているが、これを図示しない投入金額
返却レバーにより飲料の購入をキャンセルした場合等に
適用しても同様の効果が得られる。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明のカップ式飲料自動
販売機は、誘導加熱等により水を加熱する加熱手段と、
レギュラーコーヒー液を抽出するコーヒー抽出手段と、
加熱手段により加熱した温水をコーヒー抽出手段に導き
入れる温水供給手段と、所定量のコーヒー豆を粉に挽く
粉挽き手段と、粉挽き手段により挽いたコーヒー粉をコ
ーヒー抽出手段に導き入れる原料供給手段と、販売待機
中等に加熱手段により水を予熱温度まで加熱する予熱温
度制御手段と、粉挽き中に加熱手段により温水を予熱温
度から抽出温度まで加熱する抽出温度制御手段とを備え
ているので、販売待機中等に水を予熱温度まで加熱し、
粉挽き中に温水を予熱温度から抽出温度まで加熱するの
で、商品選択後カップ飲料を提供するまでの待ち時間を
短くし、かつ放熱ロスによる消費電力を抑えるという効
果がある。
【0071】また、誘導加熱等により水を加熱する加熱
手段と、レギュラーコーヒー液を抽出するコーヒー抽出
手段と、加熱手段により加熱した温水をコーヒー抽出手
段に導き入れる温水供給手段と、所定量のレギュラーコ
ーヒー原料粉をコーヒー抽出手段に導き入れる原料供給
手段と、販売待機中等に加熱手段により水を予熱温度ま
で加熱する予熱温度制御手段と、コーヒー抽出手段内に
原料供給手段により供給された所定量の原料粉に温水供
給手段により少量の温水を注ぎ暫く放置する蒸らし工程
制御手段と、蒸らし工程中に加熱手段により温水を予熱
温度から抽出温度まで加熱する抽出温度制御手段とを備
えているので、販売待機中等に水を予熱温度まで加熱
し、少量の温水を注ぎ暫く放置する蒸らし工程中に温水
を予熱温度から抽出温度まで加熱するので、商品選択後
カップ飲料を提供するまでの待ち時間を短くし、かつ放
熱ロスによる消費電力を抑えるという効果がある。
【0072】また、誘導加熱等により水を加熱する加熱
手段と、コイン等の金銭投入手段と、飲料原料と温水と
から飲料を製造する飲料製造手段と、加熱手段により加
熱した温水を飲料製造手段に導き入れる温水供給手段
と、所定量の飲料原料を飲料製造手段に導き入れる原料
供給手段と、販売待機中等に加熱手段により水を予熱温
度まで加熱する予熱温度制御手段と、金銭投入中または
商品価格以上の金銭投入時点から加熱手段により温水を
予熱温度から混合温度まで加熱する混合温度制御手段と
を備えているので、販売待機中等に水を予熱温度まで加
熱し、金銭投入中または商品価格以上の金銭投入時点か
ら温水を予熱温度から製造温度まで加熱するので、商品
選択後カップ飲料を提供するまでの待ち時間を短くし、
かつ放熱ロスによる消費電力を抑えるという効果があ
る。
【0073】また、誘導加熱等により水を加熱する加熱
手段と、コイン等の金銭投入手段と、飲料原料と温水と
から飲料を製造する飲料製造手段と、加熱手段により加
熱した温水を飲料製造手段に導き入れる温水供給手段
と、所定量の飲料原料を飲料製造手段に導き入れる原料
供給手段と、販売待機中等に加熱手段により水を予熱温
度まで加熱する予熱温度制御手段と、金銭投入中または
商品価格以上の金銭投入時点から加熱手段により温水を
予熱温度から混合温度まで加熱する混合温度制御手段
と、混合温度まで加熱した温水を使用しなかった場合は
この温水を予熱温度に制御する温水温度制御切換手段と
を備えているので、販売待機中等に水を予熱温度まで加
熱し、金銭投入中または商品価格以上の金銭投入時点か
ら温水を予熱温度から製造温度まで加熱するが、製造温
度まで加熱した温水を使用しなかった場合はこの温水を
予熱温度に制御するので、加熱した温水を無駄にするこ
となく次の販売に備えることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のカップ式飲料自動販
売機の制御ブロック図
【図2】同実施形態のカップ式飲料自動販売機の概略構
成図
【図3】同実施形態の温水供給手段の概略構成図
【図4】同実施形態の誘導加熱装置の断面図
【図5】同実施形態のコーヒー抽出手段の概略構成図
【図6】同実施形態の動作フローチャート
【図7】本発明の第2の実施形態のカップ式飲料自動販
売機の制御ブロック図
【図8】同実施形態の動作フローチャート
【図9】本発明の第3の実施形態のカップ式飲料自動販
売機の制御ブロック図
【図10】同実施形態の動作フローチャート
【図11】本発明の第4の実施形態のカップ式飲料自動
販売機の制御ブロック図
【図12】同実施形態の動作フローチャート
【符号の説明】
3 加熱手段 7 コーヒー抽出手段 5 温水供給手段 4 粉挽き手段 6 原料供給手段 9,70 予熱温度制御手段 10,65 抽出温度制御手段 64 蒸らし工程制御手段 1,66 金銭投入手段 54 飲料製造手段 67 混合温度制御手段 69 温水温度制御切換手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導加熱等により水を加熱する加熱手段
    と、レギュラーコーヒー液を抽出するコーヒー抽出手段
    と、前記加熱手段により加熱した温水を前記コーヒー抽
    出手段に導き入れる温水供給手段と、所定量のコーヒー
    豆を粉に挽く粉挽き手段と、前記粉挽き手段により挽い
    たコーヒー粉を前記コーヒー抽出手段に導き入れる原料
    供給手段と、販売待機中等に前記加熱手段により水を予
    熱温度まで加熱する予熱温度制御手段と、粉挽き中に前
    記加熱手段により温水を予熱温度から抽出温度まで加熱
    する抽出温度制御手段とを備えたことを特徴とするカッ
    プ式飲料自動販売機。
  2. 【請求項2】 誘導加熱等により水を加熱する加熱手段
    と、レギュラーコーヒー液を抽出するコーヒー抽出手段
    と、前記加熱手段により加熱した温水を前記コーヒー抽
    出手段に導き入れる温水供給手段と、所定量のレギュラ
    ーコーヒー原料粉を前記コーヒー抽出手段に導き入れる
    原料供給手段と、販売待機中等に前記加熱手段により水
    を予熱温度まで加熱する予熱温度制御手段と、前記コー
    ヒー抽出手段内に前記原料供給手段により供給された所
    定量の原料粉に前記温水供給手段により少量の温水を注
    ぎ暫く放置する蒸らし工程制御手段と、蒸らし工程中に
    前記加熱手段により温水を予熱温度から抽出温度まで加
    熱する抽出温度制御手段とを備えたことを特徴とするカ
    ップ式飲料自動販売機。
  3. 【請求項3】 誘導加熱等により水を加熱する加熱手段
    と、コイン等の金銭投入手段と、飲料原料と温水とから
    飲料を製造する飲料製造手段と、前記加熱手段により加
    熱した温水を前記飲料製造手段に導き入れる温水供給手
    段と、所定量の飲料原料を前記飲料製造手段に導き入れ
    る原料供給手段と、販売待機中等に前記加熱手段により
    水を予熱温度まで加熱する予熱温度制御手段と、金銭投
    入中または商品価格以上の金銭投入時点から前記加熱手
    段により温水を予熱温度から混合温度まで加熱する混合
    温度制御手段とを備えたことを特徴とするカップ式飲料
    自動販売機。
  4. 【請求項4】 誘導加熱等により水を加熱する加熱手段
    と、コイン等の金銭投入手段と、飲料原料と温水とから
    飲料を製造する飲料製造手段と、前記加熱手段により加
    熱した温水を前記飲料製造手段に導き入れる温水供給手
    段と、所定量の飲料原料を前記飲料製造手段に導き入れ
    る原料供給手段と、販売待機中等に前記加熱手段により
    水を予熱温度まで加熱する予熱温度制御手段と、金銭投
    入中または商品価格以上の金銭投入時点から前記加熱手
    段により温水を予熱温度から混合温度まで加熱する混合
    温度制御手段と、混合温度まで加熱した温水を使用しな
    かった場合はこの温水を予熱温度に制御する温水温度制
    御切換手段とを備えたことを特徴とするカップ式飲料自
    動販売機。
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