JP5569154B2 - カップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置に関する。
カップ式飲料自動販売機は、粉末原料を湯で希釈したホット飲料などの飲料を内部で調理して販売するもので、粉末原料を種類ごとに収納したキャニスタ、湯を貯留する湯タンクを備えている。また、カップ式飲料自動販売機は、販売する飲料に関連づけて販売する飲料のレシピ(飲料を構成する原料およびその原料の量、撹拌タイミング、撹拌時間など)を記憶したレシピ記憶手段と、販売する飲料が選択された場合にレシピ記憶手段に記憶された販売する飲料のレシピにしたがってキャニスタと湯タンクを制御することにより、飲料を調理するレシピ実行手段とを備えている。さらに、カップ式飲料自動販売機は、レシピ設定入力手段を備えており、レシピ設定入力手段から入力された販売する飲料のレシピは、販売する飲料に関連づけてレシピ記憶手段に記憶される(たとえば、特許文献1参照)。
特開2006−31327号公報
しかしながら、上述したカップ式飲料自動販売機は、レシピ設定手段から販売する飲料のレシピを入力しなければ、販売する飲料のレシピを変更することができなかった。このため、カップ式飲料自動販売機を設置した後に販売する飲料のレシピを変更する場合には、カップ式飲料自動販売機の設置場所においてレシピ設定入力手段から販売する飲料のレシピを入力する必要があり、販売する飲料のレシピの変更に長時間を要したり、販売する飲料のレシピを誤ったレシピに変更したりすることがあった。また、撹拌タイミングのように、設定値だけではどのタイミングで動作するのか理解しにくい項目もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、撹拌タイミングのように、設定値だけではどのタイミングタイミングで動作するのか理解しにくい項目も視覚的に理解できるカップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、カップ式飲料自動販売機が販売する飲料のレシピを編集するカップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置であって、レシピの設定項目に関連づけてレシピの設定値データを記憶するレシピ記憶手段と、レシピの設定項目に関連づけてレシピの設定値データを表示する設定値表示画面と、レシピの設定項目に関連づけて記憶したレシピの設定値データをレシピの調理手順を示すタイムチャートに展開して表示するチャート表示画面とを同時にまたは相互に切り替えて表示する表示手段と、前記レシピ記憶手段に記憶された設定値データを出力する出力手段と、前記レシピ記憶手段に記憶され、前記設定値表示画面に表示された設定値データを前記設定値表示画面において編集する設定値編集手段と、前記レシピ記憶手段に記憶され、前記チャート表示画面に表示された設定値データを前記チャート表示画面において編集するチャート編集手段とを備え、前記設定値編集手段によって前記設定値表示画面で編集された設定値データが前記チャート表示画面のタイムチャートに反映され、前記チャート編集手段によって前記チャート表示画面で編集された設定値データが前記設定値表示画面の設定値データに反映されることを特徴とする。
本発明にかかるカップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置は、レシピの設定項目に関連づけてレシピの設定値データを表示する設定値表示画面と、レシピの設定項目に関連づけて記憶したレシピの設定値データをレシピの調理手順を示すタイムチャートに展開して表示するチャート画面とを表示する表示手段とを備えたので、設定値だけではどのタイミングで動作するのか理解しにくい項目も視覚的に理解できる。
図1は、カップ式飲料自動販売機の飲料注出回路を示す概念図である。 図2は、カップ式飲料自動販売機の構成を示すブロック図である。 図3は、カップ式飲料自動販売機におけるカップの位置を説明するための模式図である。 図4は、コールドシロップ飲料のレシピの設定項目を示す図である。 図5は、レシピの設定により決定したコールドシロップ飲料の調理手順を示すタイムチャートである。 図6は、インスタントのアイスコーヒー飲料のレシピの設定項目を示す図である。 図7は、レシピの設定により決定したインスタントのアイスコーヒー飲料の調理手順を示すタイムチャートである。 図8は、本発明の実施の形態であるカップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置の構成を示すブロック図である。 図9は、図8に示した表示部に表示するメニュー画面を示す図である。 図10は、図8に示した表示部に表示する設定値表示画面を示す図である。 図11は、図8に示した表示部に表示するチャート表示画面を示す図である。
以下に、本発明にかかるカップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1〜図3に基づいて、本発明の実施の形態であるカップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置で編集したレシピを記憶し、このレシピにしたがって飲料を調理するカップ式飲料自動販売機について説明する。なお、図1は、カップ式飲料自動販売機の飲料注出回路を示す概念図であり、図2は、カップ式飲料自動販売機の構成を示すブロック図である。また、図3は、カップ式飲料自動販売機におけるカップの位置を説明するための模式図である。
図1に示すように、カップ式飲料自動販売機は、飲料注出位置に移動したカップCに、コールド飲料や、ホット飲料を注出するものであり、冷水・炭酸水供給回路1、シロップ供給回路2、製氷機3、温水・コーヒー供給回路4、粉末原料供給装置5を有している。
冷水・炭酸水供給回路1は、冷水あるいは炭酸水をコールド調理位置DCに移動したカップCに注出するものであり、水リザーバ11、水ポンプ12、給水弁13、冷水回路14を有している。水リザーバ11には、水道水が供給され、供給された水は、水リザーバ11に貯えられた後、水ポンプ12によって圧送される。水ポンプ12から圧送された水は、給水弁13によって、冷水回路14または温水・コーヒー供給回路4に供給される。冷水回路14に供給された水は、冷却水槽6に浸積した水冷却コイル15を経由することによって、冷却される。
水冷却コイル15には、三方弁16が接続してある。三方弁16には、冷水注出ノズル17とカーボネータ18とが接続してあり、いずれか一方に冷水の供給が可能となっている。すなわち、カップCに冷水を供給する場合には、冷水注出ノズル17に冷水を供給する一方、カップCに炭酸水を供給する場合には、カーボネータ18に冷水を供給する。
カーボネータ18は、冷却水槽6に浸積してある。カーボネータ18には、炭酸ガスボンベ19から炭酸ガスが供給され、この炭酸ガスが冷水に溶解して、冷水が炭酸水となる。カーボネータ18には、炭酸水注出ノズル20が接続してあり、炭酸水はコールド調理位置DCに移動したカップCに注出される。
シロップ供給回路2は、飲料の原液となるシロップをコールド調理位置に移動したカップCに注出するものであり、保冷庫(Box)21と、シロップの種類ごとに、シロップポンプ22、シロップ冷却コイル23、シロップ注出ノズル24を有している。
保冷庫21は、シロップバッグBを冷蔵した状態で収容するものであり、保冷庫21に収容されたシロップバッグBには、飲料の原液となるシロップがそれぞれ充填されている。保冷庫21に収容されたシロップバッグBには、シロップポンプ(アクチュエータ)22が接続され、シロップポンプ22がシロップバッグBからシロップを吐出させて、シロップ冷却コイル23にシロップを圧送する。シロップ冷却コイル23は、冷却水槽6に浸積させてあり、シロップ冷却コイル23を流れたシロップは所定の温度まで冷却されて、シロップ注出ノズル24からコールド調理位置DCに移動したカップCに注出される。
製氷機3は、製氷した氷をコールド調理位置DCに移動したカップCに供給するものであり、水リザーバ11から水が供給され、製氷された氷は製氷機3の内部に貯えられた後、アイスドア(図示せず)を開放することにより、氷供給位置を兼ねるホット調理位置DHに移動したカップCに搬出される。
一方、温水・コーヒー供給回路4に供給された水は、湯タンク41に貯えられ、ヒータ(図示せず)により沸かされて湯になる。湯タンク41には、複数の湯弁(アクチュエータ)42,43が配設してある。一の湯弁42は、湯管路44を介してコーヒーブリュア7に接続してあり、湯弁42を開放することにより、湯管路44を通ってコーヒーブリュア7に湯が供給される。他の一の湯弁43は、ホット調理位置DHに移動したカップCに湯を注出する湯供給ノズル45に接続してあり、湯弁43を開放することにより、湯供給ノズル45を通ってホット調理位置DHに移動したカップCに湯が注出される。
コーヒーブリュア7は、豆キャニスタ71、コーヒーミル72を備えている。豆キャニスタ71は、コーヒー豆を貯蔵し、レギュラーコーヒーを抽出する場合にコーヒーミル72にコーヒー豆を供給するもので、原料モータ(アクチュエータ)71aを備えている。原料モータ71aは、コーヒー豆をコーヒーミル72に供給するためのもので、原料モータ71aを駆動すると、コーヒー豆がコーヒーミル72に供給され、原料モータ71aを停止するとコーヒー豆の供給が停止される。なお、図1に示したカップ式飲料自動販売機は、二つの豆キャニスタ71を備えている。
コーヒーミル72は、豆キャニスタ71から供給された豆を挽き、コーヒーブリュア7に供給するもので、コーヒーブリュア7に供給された挽き豆(コーヒー豆)は、湯タンク41から供給された湯を注湯することにより、コーヒーを抽出する。
コーヒーブリュア7は、コーヒー管路73を介して湯供給ノズル45に接続してあり、コーヒーブリュア7で抽出されたコーヒーは、コーヒー管路73および湯供給ノズル45を通ってホット調理位置DHに移動したカップCに注出される。
粉末原料供給装置5は、砂糖、クリーム、ココアなどの粉末原料をカップCに供給するものであり、粉末原料の種類ごとに原料キャニスタ51、原料シュータ52を有している。
原料キャニスタ51には、飲料の原料となる砂糖、クリーム、ココアなどがそれぞれ貯蔵してある。原料キャニスタ51は、それぞれ原料モータ(アクチュエータ)51aを備えている。原料モータ51aは、原料シュータ52を介してカップCに原料を吐出させるためのもので、原料モータ51aを駆動すると、原料シュータ52を介して原料シュータ52の下方(CN1〜CN7)に移動したカップCに原料が吐出され、原料モータ51aを停止すると原料の吐出が停止される。
図2に示すように、カップ式飲料自動販売機は、自動販売機全体の制御を主制御部8により行い、上述した飲料注出回路の制御は、主制御部8に接続された調理制御部9によって行われる。
図2に示すように、主制御部8は、レシピ記憶手段81、レシピ変更手段82、基準量記憶手段83を有している。
レシピ記憶手段81には、販売する飲料のレシピ(原料の量、調理条件等)が記憶してあり、カップ式飲料自動販売機は、このレシピにしたがって飲料を注出することになる。たとえば、砂糖・クリーム入りコーヒー飲料は、「豆:*g、砂糖:*g、クリーム:*g、湯:*ml、撹拌時間:*sec」のように記憶してある。レシピは、自動販売機の出荷時等にレシピ記憶手段81に記憶される。
レシピは、主制御部8に接続したレシピ設定入力手段84から設定入力できる。レシピ設定入力手段84は、液晶表示器(図示せず)とキーボード(図示せず)とで構成してあり、販売する飲料ごとに、原料およびその原料の量、並びに調理条件を設定入力することにより、販売する飲料のレシピがレシピ記憶手段81に記憶される。
また、主制御部8には、飲料のレシピが記憶された外部メモリMが接続可能である。外部メモリMは、たとえば、フラッシュメモリであり、外部メモリMに記憶された飲料のレシピは、後述するカップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置100で編集可能である。
レシピ変更手段82は、変更後の飲料のレシピが記憶された外部メモリMが主制御部8に接続された場合に、外部メモリMに記憶された変更後の飲料のレシピを当該外部メモリMから取得し、レシピ記憶手段81に記憶した販売する飲料のレシピを取得した変更後の飲料のレシピに変更するものである。
なお、主制御部8に販売モードと設定モードとを切り替えるモード切替スイッチ(図示せず)を設け、外部メモリMを主制御部8に接続した後、モード切替スイッチを販売モードから設定モードに切り替えた場合にレシピを変更するようにしてもよい。さらに、モード切替スイッチを設定モードから販売モードに切り替えた場合に主制御部8から外部メモリMを安全に取り外せるようにしてもよい。
基準量記憶手段83は、吐出する原材料についてそれぞれ基準量を記憶するものである。基準量は、予め定められた動作時間だけアクチュエータを動作させた場合に吐出される原料の量であって、予め定められた動作時間と関連付けて記憶される。具体的には、予め定められた動作時間だけ原料モータ51a,71aを駆動等した場合に吐出する原料の重量、あるいは、予め定められた動作時間だけ湯弁42,43を開放等した場合に吐出する湯の容量であって、それぞれ動作時間と関連付けて記憶される。動作時間は、原料の種類ごとに初期値が定めてある。具体的には、「マメ」、「砂糖、クリーム、ミックス」、「冷水、炭酸水」「湯」が5.0秒、「氷」が3.3秒、「シロップ」が3.0秒に定めてある。
ただし、「冷水、炭酸水」「湯」については、予め定められた時間だけ弁(湯弁42,43、三方弁16)を開放した場合に予め定められた容量の「冷水、炭酸水」「湯」が吐出するように、「冷水、炭酸水」「湯」がそれぞれ通る管路途中にそれぞれ設けたニードルバルブ(図示せず)を調整する。すなわち、「冷水、炭酸水」「湯」の基準量が固定値となるようにニードルバルブを調整する。具体的には、弁を5.0秒間開放した場合に、150mlの「冷水、炭酸水」「湯」を吐出するように調整する。なお、基準となる150mlは、カップ一杯分の「冷水、炭酸水」「湯」の容量であり、弁を5.0秒開放した場合に、カップ一杯分の容量の「冷水、炭酸水」「湯」が吐出するように調整される。
図2に示すように、調理制御部9には、上述した水ポンプ12、三方弁16、シロップポンプ22、原料モータ71a、コーヒーミル72、湯弁42,43、原料モータ51aが接続してあり、これらは、調理制御部9によって制御されようになっている。
図2に示すように、調理制御部9は、レシピ実行手段91を有している。レシピ実行手段91は、図示せぬ選択ボタン等により、注出する飲料が選択された場合には、レシピ記憶手段81に記憶してあるレシピ、基準量記憶手段83に記憶してある基準量を指標にカップCに原料を吐出させることになる。
具体的には、飲料が選択されると、レシピ記憶手段81に記憶してあるレシピを参照し、必要な原料、およびその原料の量を抽出することになる。そして、原料の量と基準量記憶手段83に記憶してある基準量とから一杯分の飲料に必要な原料の量を吐出させるために必要なアクチュエータの動作時間(当該原料が収容してある原料キャニスタの原料モータの駆動時間および弁の開放時間)を算出することになる。
つぎに、飲料のシロップ設定項目とその設定により決定した飲料の調理手順を説明する。ここでは、シロップを飲料の原料とするコールドシロップ飲料と、粉末原料を飲料の原料とするアイス粉系飲料、具体的には、インスタントのアイスコーヒー飲料とを例に説明する。
なお、レシピ設定手段84には、液晶表示器に設定項目と設定量がカタカナと数字により表記され、キーボードから設定項目が選択され、数字を入力することにより、設定量が設定される。
まず、図4および図5に基づいて、コールドシロップ飲料のレシピの設定項目とその設定により決定したコールドシロップ飲料の調理手順を説明する。なお、図4は、コールドシロップ飲料のレシピの設定項目を示す図であり、図5は、レシピの設定により決定したコールド飲料の調理手順を示すタイムチャートである。
コールドシロップ飲料のレシピを設定する場合には、まず、原料とその原料の量を設定する。具体的には、図4に示すように、コールドシロップ飲料の原料を構成するシロップ1(SY1)の量、シロップ(SY2)2の量、氷(コオリ)の量、炭酸ガスの濃度(ガス%)、水(ミズ)の量、供給するカップが収納してあるカップリング(カップリングNo)を設定する。なお、シロップ1(SY1)の量だけを設定し、シロップ2(SY2)の量を0にすると、シロップ2を含まないシロップ1だけを原液とするコールドシロップ飲料となる。同様に氷(コオリ)の量を0にすると、コオリを含まないコールドシロップ飲料となる。また、炭酸ガスの濃度(ガス%)を0にすると無炭酸のコールドシロップ飲料となる。
つぎに、撹拌タイミングとその条件を設定する。具体的には、図4に示すように、飲料を撹拌するインペラの昇降タイミング(Iカイシ)、インペラの位置(イチ)、撹拌開始時間(Rカイシ)を設定する。
さらに、「氷なし」が選択された場合のレシピを設定する。具体的には、氷なしのコールドシロップ飲料の原料とその原料の量を設定する。具体的には、図4に示すように、コールドシロップ飲料の原料を構成するシロップ(SY1)の量、シロップ2(SY1)の量、水(ミズ)の量を設定する。
このようにコールド飲料のレシピを設定すると、図5に示すように、調理手順が決定する。この調理手順によると、コインが投入され(コイン投入)、販売する飲料、すなわち、コールドシロップ飲料が決定すると(販売要求)、搬送装置(図示せず)にカップCを供給し、搬送装置がカップCをホット調理位置(DH)に移動させる。そして、カップCに氷を搬出した後、カップCをコールド調理位置(CH)に移動させる。その後、炭酸水をカップに注出した後、冷水を注出するとともに、シロップ1とシロップ2をシロップ1、シロップ2の順に注出する。
シロップ2の注出が完了すると、カップCをホット調理位置に移動させ、撹拌条件にしたがって、インペラを昇降させるとともに回転させ、飲料を撹拌する。
撹拌が完了すると、カップCを販売口位置VSに移動させ、カップCが自動販売機から取り出されるまで待機する。そして、販売口位置VSからカップCが取り出されると、販売を完了する。
つぎに、図6および図7に基づいて、インスタントのアイスコーヒー飲料のレシピの設定項目とその設定により決定したインスタントのアイスコーヒー飲料の調理手順を説明する。なお、図6は、インスタントのアイスコーヒー飲料のレシピの設定項目を示す図であり、図7は、レシピの設定により決定したコールド飲料の調理手順を示すタイムチャートである。
インスタントのアイスコーヒー飲料のレシピを設定する場合には、まず、原料とその原料の量を設定する。具体的には、図6に示すように、インスタントのコーヒー飲料の原料を構成するインスタントコーヒー粉末(IC)の量、砂糖(サトウ)の量、クリームの量、Sクリームの量、供給するカップが収納してあるカップリング(カップリングNo)を設定する。つづいて、湯(ユ)の量、冷水(レイスイ)の量、氷1(コオリ1)の量、氷2(コオリ2)の量、クラッシュ氷(クラッシュ)の量を設定する。
つぎに、撹拌タイミングとその条件を設定する。具体的には、図4に示すように、飲料を撹拌するインペラの昇降タイミング1(Iカイシ)、インペラの位置1(イチ)、インペラの撹拌開始タイミング1(Rカイシ)、インペラの昇降タイミング2(Iカイシ2)、インペラの位置2(イチ2)、インペラの撹拌開始タイミング2(Rカイシ2)、インペラの昇降タイミング3(Iカイシ3)、インペラの位置3(イチ3)、インペラの撹拌開始タイミング3(Rカイシ3)を設定する。
さらに、「ブラックコーヒー」が選択された場合のレシピを設定する。具体的には、ブラックコーヒー飲料の原料とその量を設定する。具体的には、図6に示すように、インスタントのアイスコーヒー飲料を構成するインスタントコーヒー粉末(IC)の量を設定する。
このようにインスタントのアイスコーヒー飲料のレシピを設定すると、図7に示すように調理手順が決定する。この調理手順によると、コインが投入され(コイン投入)、販売する飲料、すなわち、インスタントのアイスコーヒー飲料が決定すると(販売要求)、砂糖が貯蔵してある原料キャニスタ51、クリームが貯蔵してある原料キャニスタ51、インスタントのコーヒー粉末が貯蔵してある原料キャニスタ51、Sクリームが貯蔵してある原料キャニスタ51からそれぞれ砂糖、クリーム、コーヒー粉末、Sクリームを吐出するとともに、搬送装置(図示せず)にカップCを供給する。原料キャニスタ51から吐出した砂糖、クリーム、コーヒー粉末、Sクリームは、それぞれ原料キャニスタ51に接続された原料シュータ52に払い出され、一時的に保留される。
つぎに、搬送装置は、原料シュータ52の下方(CN1〜CN7)に移動し、原料シュータ52に一時保留された砂糖、クリーム、コーヒー粉末、SクリームをカップCに受け取った後、ホット調理位置DHに移動する。
そして、カップCに湯を注ぐとともに、インペラを昇降させながらインペラを回転させ、砂糖、クリーム、コーヒー粉末、Sクリームを湯に溶かす。その後、カップに冷水を注ぐとともに、インペラを昇降させながらインペラを回転させ、飲料を撹拌する。その後、氷を二回に分けてカップCに投入する。そして、カップCをコールド調理位置DCに移動し、炭酸水を注ぐ。その後、カップCを販売口位置VSに移動させ、カップCが自動販売機から取り出されるまで待機する。そして、販売口位置VSからカップCが取り出されると、販売を完了する。
つぎに、図8に基づいて、本発明の実施の形態であるカップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置について説明する。なお、図8は、カップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態であるカップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置100は、レシピ設定入力手段84と同様に、販売する飲料のレシピを設定または編集するもので、編集したレシピは、外部メモリMを介して上述したカップ式飲料自動販売機に提供する。
レシピ編集装置100は、設定入力したレシピの設定項目と、その設定により決定した飲料の調理手順とを同時または切り替えて表示することにより、設定項目と調理手順との関係を視覚的に把握可能にする。
レシピ編集装置100は、たとえば、パーソナルコンピュータにより構成され、図8に示すように、制御部101、表示部102、設定入力部103、記憶部104を備えており、上述した外部メモリMが着脱可能である。
制御部101は、レシピ記憶手段111を有しており、レシピの設定項目に関連づけてレシピの設定値データを記憶部104に記憶する。また、制御部101は、表示手段112を有しており、表示部102にメニュー画面(図9参照)、設定値表示画面(図10参照)、チャート表示画面(図11参照)のいずれかを表示する。メニュー画面は、レシピを変更する飲料を選択するための画面であり、図9に示すように、レシピを変更する飲料が表示され、このメニュー画面において設定入力部103からレシピを変更する飲料を選択すると、メニュー画面から設定値表示画面に切り替わる。図9に示す例では、「コールドミックス1」の飲料のレシピを変更すべく、「コールドミックス1」を選択する。
設定値表示画面は、レシピを表示するための画面であり、図10に示すように、レシピ設定入力手段84における設定項目とその設定項目の説明とが関連づけて表示される。また、設定項目に関連づけて設定データが表示される。また、制御部101は、設定値編集手段113を有しており、設定入力部103を操作することにより、設定データの表示にカーソルを移動させて数値を変更すると、設定データを変更する。
また、設定入力部103を操作することにより、設定値表示画面とチャート表示画面とは相互に切り替え可能である。チャート表示画面は、設定値表示画面と同様に、レシピを表示するための画面であり、図11に示すように、調理手順が表示される。表示された調理手順は、レシピ変更後の調理手順であり、設定表示画面において変更されたレシピの内容がチャート表示画面の調理手順に反映される。また、制御部101は、チャート編集手段114を備えており、設定入力部103を操作することにより、タイムチャートを編集すると、レシピの設定データを変更する。したがって、チャート表示画面から設定値表示画面に切り替えると、チャート表示画面において編集されたレシピの内容が設定値表示画面の設定データに反映される。
このように、設定値表示画面またはチャート表示画面において編集されたレシピは、出力手段115により、外部メモリMに記憶され、カップ式飲料自動販売機に提供される。
上述した本発明の実施の形態であるカップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置100は、設定値表示画面とチャート表示画面とを相互に切り替えてレシピを編集できる。これにより、設定値を編集したほうがわかりやすいデータは設定値表示画面において編集し、チャートを編集した方がわかりやすいデータはチャート表示画面において編集すればよい。また、設定値表示画面で編集したデータをチャート表示画面で確認でき、チャート表示画面で編集したデータを設定値表示画面で確認できる。
さらに、設定値表示画面には、設定項目とその設定項目の説明とが関連づけて表示されるので、設定項目を理解した上で、設定データを編集することができる。
81 レシピ記憶手段
82 レシピ変更手段
83 基準量記憶手段
84 レシピ設定入力手段
91 レシピ実行手段
M 外部メモリ
100 レシピ編集装置
101 制御部
102 表示部
103 設定入力部
104 記憶部
111 レシピ記憶手段
112 表示手段
113 設定値編集手段
114 チャート編集手段
115 出力手段

Claims (1)

  1. カップ式飲料自動販売機が販売する飲料のレシピを編集するカップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置であって、
    レシピの設定項目に関連づけてレシピの設定値データを記憶するレシピ記憶手段と、
    レシピの設定項目に関連づけてレシピの設定値データを表示する設定値表示画面と、レシピの設定項目に関連づけて記憶したレシピの設定値データをレシピの調理手順を示すタイムチャートに展開して表示するチャート表示画面とを同時にまたは相互に切り替えて表示する表示手段と、
    前記レシピ記憶手段に記憶された設定値データを出力する出力手段と
    前記レシピ記憶手段に記憶され、前記設定値表示画面に表示された設定値データを前記設定値表示画面において編集する設定値編集手段と、
    前記レシピ記憶手段に記憶され、前記チャート表示画面に表示された設定値データを前記チャート表示画面において編集するチャート編集手段と、
    を備え、前記設定値編集手段によって前記設定値表示画面で編集された設定値データが前記チャート表示画面のタイムチャートに反映され、前記チャート編集手段によって前記チャート表示画面で編集された設定値データが前記設定値表示画面の設定値データに反映されることを特徴とするカップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置。
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