JP4238345B2 - 飲料抽出装置 - Google Patents

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本発明は、粉末原料が投入された抽出容器に湯を供給して、粉末原料と湯の混合体から飲料を抽出する飲料抽出装置に関するものである。
例えば、コーヒー豆を挽いた粉末原料(以下、「挽き豆」という)と湯の混合体からコーヒー飲料を抽出して販売する自動販売機や飲料ディスペンサには、その内部に飲料抽出装置が設けられている。この種の飲料抽出装置としては、抽出容器、フィルタ、フィルタブロックおよび弁機構を備えたものが一般的である。抽出容器は、いわゆるシリンダと称されるものであり、上下両端を開口した円筒形状を成し、内部にエアを供給するためのエア導入口が設けられている。フィルタは、抽出容器の下端開口を閉塞する態様で配置されるもので、例えば紙製のものが使用されている。フィルタブロックは、フィルタを介して抽出容器の下端開口に嵌合させて装着される有底円筒形状の容器であり、その内底部に送出通路を有している。
この飲料抽出装置でコーヒー飲料を抽出するには、まず、抽出容器の下端開口にフィルタを介してフィルタブロックを装着した後、弁機構を開放させた状態で抽出容器の上端開口から挽き豆を投入するとともに湯タンクに貯留してタンクヒータで加熱している湯を供給する。そして、この挽き豆と湯の混合体に下部エア導入口からエアを供給して攪拌する。この結果、挽き豆から湯に香味や旨味が抽出され、抽出容器の内部においてコーヒー飲料が生成される。しかる後、弁機構によって抽出容器の上端開口を閉鎖し、この状態で上部エア導入口から抽出容器の内部に貯留している混合体の上部空間にエアを供給すると、抽出容器に供給されたエアの圧力により、フィルタを通過してろ過されたコーヒー飲料がフィルタブロックに送出され、送出通路を通じてカップへ注がれる。
エアの供給を停止してコーヒー飲料の送出が終了した後、抽出容器からフィルタブロックを離隔するとともに、フィルタの交換を行って原料滓を廃棄し、次の飲料抽出に備えるべく待機状態となる(例えば、特許文献1参照)。
特開平1−158592号公報
このようにコーヒー飲料の抽出は、抽出容器に投入した挽き豆と湯の混合体に下部エア導入口からエアを供給して攪拌を行い、挽き豆から湯に香味や旨味を抽出してコーヒー飲料を生成した後、弁機構で抽出容器の上端開口を閉鎖し、上部エア導入口から抽出容器に貯めてある混合体の上部空間に供給したエアの圧力によりフィルタを通過させてろ過したコーヒー飲料をフィルタブロックからカップへ注いでコーヒー飲料の抽出を完了する。この種の飲料抽出装置は、本来、自動販売機や飲料ディスペンサにおいても喫茶店で提供されるような品質の高い飲料を供給できるように開発・具現化されたものである。例えば、昨今においては、香味を確保する目的で、機内にコーヒー豆を蓄えておき、販売指令が与えられた段階で、つまり飲料を抽出する直前にコーヒー豆を挽いた挽き豆から飲料を抽出するものもある。しかしながら、飲料抽出直前にコーヒー豆を挽いても、挽き豆に単に湯を注いだだけでは、必ずしも香味や旨味を十分に引き出すことはできず、味わいの薄い飲料が抽出される虞がある。
本発明は、上記実情に鑑みて、雑味、渋み、苦み等の好ましくない成分を抑えて、香味や旨味を十分に引き出した品質の高い飲料を抽出するのに適した飲料抽出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る飲料抽出装置は、上下両端面を開口した円筒形状を成し、フィルタを介してフィルタブロックを前記下端開口に嵌合して閉塞し、前記上端開口から投入された粉末原料と湯の混合体を貯留する抽出容器と、
前記抽出容器の上端開口に装着して前記湯を流下させる湯流下部と、
を有し、前記抽出容器に投入された粉末原料と湯の混合体にエアを供給し攪拌して前記フィルタを通過させてろ過した飲料を前記フィルタブロックを介して抽出する飲料抽出装置であって、
前記湯流下部は、前記粉末原料を投入する原料投入口と、該原料投入口の外側に延在して設けた前記湯を導入する内側方向に傾斜する面を形成した湯導入路と、該湯導入路の傾斜面に内周と外周の環状にそれぞれ複数穿設した前記湯が流下する湯流下穴と、該湯流下穴下方近傍の前記傾斜面上下に環状に形成した突起と、該傾斜面下に環状に形成した突起に設けた複数の溝と、を備え、
前記抽出容器は、その上端開口と下端開口との間をくびれ部とし、前記上端開口の内径を前記湯流下部から流下する湯の流下径より大とし、前記くびれ部の内径を前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯の流下径より小とし、
前記湯導入路の内周湯流下穴から流下する湯を前記原料投入口から投入する粉末原料にシャワー状に注ぎ、前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯を前記抽出容器の内壁面を流下させることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る飲料抽出装置は、上下両端面を開口した円筒形状を成し、フィルタを介してフィルタブロックを前記下端開口に嵌合して閉塞し、前記上端開口から投入された粉末原料と湯の混合体を貯留する抽出容器と、
前記抽出容器の上端開口に装着して前記湯を流下させる湯流下部と、
前記湯流下部に湯を供給する湯供給部と、
を有し、前記抽出容器に投入された粉末原料と湯の混合体にエアを供給し攪拌して前記フィルタを通過させてろ過した飲料を前記フィルタブロックを介して抽出する飲料抽出装置であって、
前記湯流下部は、前記粉末原料を投入する原料投入口と、該原料投入口の外側に延在して設けた前記湯を導入する内側方向に傾斜する面を形成した湯導入路と、該湯導入路の傾斜面に内周と外周の環状にそれぞれ複数穿設した前記湯が流下する湯流下穴と、該湯流下穴下方近傍の前記傾斜面上下に環状に形成した突起と、該傾斜面下に環状に形成した突起に設けた複数の溝と、を備え、
前記抽出容器は、その上端開口と下端開口との間をくびれ部とし、前記上端開口の内径を前記湯流下部から流下する湯の流下径より大とし、前記くびれ部の内径を前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯の流下径より小とし、
前記湯供給部は、前記湯導入路の内周湯流下穴と外周湯流下穴のそれぞれに湯を供給する複数の供給管路を有し、
前記湯導入路の内周湯流下穴から流下する湯を前記原料投入口から投入する粉末原料にシャワー状に注ぎ、前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯を前記抽出容器の内壁面を流下させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、抽出容器に投入された粉末原料に湯をシャワー状に注ぐ湯流下部を備えているため、このシャワー状の湯が「蒸らし湯」となって粉末原料に満遍なく均一に行き渡り、十分に蒸らすことにより、雑味、渋み、苦みといった好ましくない成分を抑えた状態で香味や旨味を十分に引き出した飲料を抽出することができるようになる。また、抽出容器内壁面に付着した原料滓を飲料抽出の都度洗い流すことができるので、時間経過に起因する変質により生じる成分が抽出時に溶出して抽出したコーヒー飲料の香味や旨味を損ねるなどの飲料への影響を排除することができるので、香味や旨味を十分に引き出した品質の高い飲料を抽出するのに適した飲料抽出装置を実現することができる。
請求項2の発明によれば、湯供給部に湯導入路の内周湯流下穴と外周湯流下穴のそれぞれに湯を供給する複数の供給管路を設けたので、使用する粉末原料に最適な蒸らし湯の量を自由に設定することができ、さらに香味や旨味を十分に引き出した品質の高い飲料を抽出するのに適した飲料抽出装置を実現することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料抽出装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1および図2に基づいて、本発明の実施の形態1である飲料抽出装置を機内に設けたカップ式飲料自動販売機の構成を説明する。なお、図1はカップ式飲料自動販売機の機器筐体内部図、図2は図1に示したカップ式飲料自動販売機の回路構成を説明する概念図である。ここで例示するカップ式飲料自動販売機1は、貨幣の投入後に利用者の要求に応じてホット飲料もしくはコールド飲料を生成し、これをベンドステージ2に載置したカップ3に注出するもので、機器筐体内部には、製氷機6、水リザーバ10、冷却水槽15、飲料抽出装置40、温水タンク60、コーヒー豆キャニスタ66、ミル67、ミキシングボウル68などを備えている。
希釈液供給回路5は、冷水、炭酸水、湯などの希釈液をベンドステージ2に載置したカップ3に注出するためのものであり、水リザーバ10、水ポンプ11、給水弁12を有している。給水弁12を開放すると水道水は水リザーバ10に貯えられ、水ポンプ11を駆動することによって圧送される。水ポンプ11で圧送された水は冷水回路13または温水回路14に供給される。冷水回路13に供給された水は、冷却水槽15に浸漬した水冷却コイル16を通流することにより冷却される。
水冷却コイル16には給水弁17と冷水管路18とが接続してある。また、給水弁17には、カップ3に炭酸水を供給するカーボネータ19が接続してあり、水ポンプ11を駆動して給水弁17を開放するとカーボネータ19に冷水が供給される。
冷水管路18には、冷水弁20を介して冷水注出ノズル21が接続してあり、コールド飲料注出時(販売時)には水ポンプ11を駆動して冷水弁20を開放すると、冷水注出ノズル21からカップ3に冷水を注出する。
カーボネータ19は、冷却水槽15に浸漬してある。カーボネータ19には、炭酸ガスボンベ22から炭酸ガスが供給され、この炭酸ガスが冷水に溶解して、冷水は炭酸水となる。カーボネータ19には、炭酸水弁23を介して炭酸水注出ノズル24が接続してあり、炭酸水弁23を開放すると、炭酸ガスボンベ22から供給される炭酸ガスの圧力でカーボネータ19から押し出された炭酸水がベンドステージ2に載置したカップ3に注出される。
また、冷却水槽15には、複数のシロップ冷却コイル32が浸漬してあり、シロップ飲料の原液となる各種のシロップがそれぞれ貯蔵してある複数のシロップコンテナ30がシロップ売切装置36を介して接続してある。各シロップコンテナ30には、それぞれ、炭酸ガスボンベ22から炭酸ガスが供給され、シロップ冷却コイル32にはシロップ弁33を介してシロップ注出ノズル34が接続されている。そして、シロップ弁33を開放すると、シロップコンテナ30に貯蔵してあるシロップが炭酸ガスボンベ22から供給される炭酸ガスの圧力で押し出され、シロップ売切装置36からシロップ冷却コイル32を通流したシロップは冷却されて、シロップ注出ノズル34からベンドステージ2に載置したカップ3に注出される。
製氷機6は、製氷部と貯氷庫とを有していて、水リザーバ10から供給された水を製氷して貯氷庫で貯蔵し、アイス飲料を販売するときに貯氷庫に貯蔵している氷をアイスダクト(図示せず)を介してベンドステージ2に載置したカップ3に供給する。
給水弁25を介して温水回路14に供給された水は、温水タンク60に貯えられ、温水タンク60内でヒータ59(図3参照)で沸かされて湯になる。温水タンク60には、複数の湯弁61が配設してある。各湯弁61は、湯管路62によってミキシングボール63、ミキシングボール68または飲料抽出装置40に接続してあり、湯弁61を開放することにより、湯管路62を通って、ミキシングボール63、ミキシングボール68または飲料抽出装置40に湯が供給される。
ミキシングボール63は、粉末原料を供給する原料キャニスタ64を有している。ミキシングボール63では、原料キャニスタ64から供給された粉末原料と、温水タンク60から供給された湯とを攪拌してホット飲料とした後に、ホット飲料注出ノズル65からベンドステージ2に載置したカップ3に注出する。
飲料抽出装置40は、コーヒー豆キャニスタ66から供給されたコーヒー豆をミル67で挽いた挽き豆(粉末原料)に温水タンク60から供給された湯を注ぐことによりコーヒー飲料を抽出する。また、コーヒー飲料の抽出滓は滓バケツ71に廃棄される。
飲料抽出装置40には、ミキシングボール68が接続してある。ミキシングボール68は、砂糖、クリームなどの粉末原料を供給する原料キャニスタ69を有し、原料キャニスタ69から供給された粉末原料とコーヒー飲料を攪拌した後に、コーヒー飲料注出ノズル70からベンドステージ2に載置したカップ3に注出する。または、原料キャニスタ69から供給された粉末原料とコーヒー飲料と温水タンク60から供給された湯をミキシングボール68で攪拌した後に、コーヒー飲料注出ノズル70からベンドステージ2に載置したカップ3にアメリカンコーヒーを注出する。
以上説明したカップ式飲料自動販売機1において、ベンドステージ2に載置したカップ3にコーヒー飲料を注出するには、コーヒー豆キャニスタ66から供給されたコーヒー豆をミル67で挽いた挽き豆を飲料抽出装置40に供給する一方、湯弁61を開放して温水タンク60に貯えている湯を湯管路62を介して供給する。そして、挽き豆と湯の混合体からコーヒー飲料を抽出し、ミキシングボール68にコーヒー飲料を供給する。ミキシングボール68では、原料キャニスタ69から砂糖、クリームなどの粉末原料を、さらに飲料の種類によっては温水タンク60に貯えている湯を加えて攪拌混合した後に、コーヒー飲料注出ノズル70からカップ3にコーヒー飲料を注出する。
また、アイスコーヒー飲料を販売するには、製氷機6からカップ3に氷を投入する。同時に、飲料抽出装置40に供給した挽き豆に湯を供給して抽出したコーヒー飲料をミキシングボール68に供給し、砂糖、クリームなどの粉末原料を加えて攪拌混合した後に氷が投入されているカップ3にコーヒー飲料を供給する。このようにしてカップ3に供給された氷とコーヒー飲料とはカップ3内で混合され、アイスコーヒー飲料となる。
図3は、本発明の実施の形態である飲料抽出装置を示した概念図である。飲料抽出装置40は、シリンダ51(抽出容器)およびフィルタブロック52を配設してある。
シリンダ51は上下両端面を開口した円筒形状を成し、その上端開口51aと下端開口51cとの間のくびれ部51bを鼓状に形成してあり、くびれ部51bからその両端に向かい内径を拡げて開放した形状としている。
シリンダ51の上方には、コーヒー豆キャニスタ66から供給されたコーヒー豆をミル67で挽いた挽き豆をシリンダ51に投入する原料投入口42と、湯タンク60に貯留しタンクヒータ59で加熱(例えば、94℃)され湯弁61を開放すると湯管路62を介して湯供給部58から供給される湯をシリンダ51内に流下させる湯流下部41を上端開口51aに装着している。
フィルタブロック52は、有底の円筒形状を成すもので、昇降手段54によって上下動可能に支持され、下動している場合にはシリンダ51から離隔した位置に配置される一方、上動した場合にフイルタ53を介してシリンダ51に嵌合して下端開口51cを閉塞する。また、エア供給、抽出管路55が連通され、ミキシングボール68(図2参照)に接続してある。エア供給、抽出管路55はその途中にチューブポンプ56が配設され、チューブポンプ56が一方向(例えば、反時計回り方向)に回転するとフィルタブロック52にエアを供給し、他方向(例えば、時計回り方向)に回転するとフィルタブロック52を介して飲料を抽出してミキシングボール68に供給する。
チューブポンプ56は、例えば、特開平10−141237号公報に示されているように、内周面に円弧面を形成したチューブガイドと、周上に複数のローラを等間隔に配したロータとの組み合わせからなるポンプで、チューブをチューブガイドの内周面に形成した円弧面に沿わせてローラとの間に挟まれるように配置してロータを回転させると、ローラがチューブをしごくことでチューブの内容物をローラの移動する方向へ移動させる働きをするポンプである。
フィルタ53は、ロール状に巻回された紙製で帯状を成すフィルタ紙で、シリンダ51とフィルタブロック52との間へ順次繰り出され、挽き豆と湯の混合体を負圧の下でろ過してコーヒー飲料を抽出する。
図4は湯流下部41の平面図、図5は図4のA−A部を矢印方向に見た断面側面図、図6は図5のB部を拡大して示した断面側面図、図7は湯流下部41の底面を示した底面図、図8は湯流下部41内の湯の流れを示す図、図9はシリンダ51の上端開口51aに湯流下部41を装着した状態での湯の流れを示す図である。
湯流下部41は、原料投入口42の外側に延在して設けた湯を導入する内側方向に傾斜するロート形状の面を形成した湯導入路44、46と、湯導入路44の傾斜面に環状に複数穿設した湯流下穴45、湯導入路46の傾斜面に環状に複数穿設した湯流下穴47と、湯流下穴45下方近傍の湯導入路44、46上面に環状に形成したリブ片(突起)48と、湯流下穴45下方近傍の湯導入路下面44a、46aに環状に形成したリブ片(突起)49と、湯流下穴47下方近傍の湯導入路下面46aに環状に形成したリブ片(突起)50と、湯供給部58を挿通する湯導入口43とを備える。このように湯流下穴45と湯流下穴47を外周と内周の環状に設けている。また、リブ片49とリブ片50外周にはV溝49a、50aを複数形成している。
そして、湯弁61を開放して温水タンク60に貯えている湯を湯管路62を介して湯供給部58から吐出すると、図8に示すように、湯導入路44に供給された湯は所定方向(図中矢印で示す方向)に流れて湯流下穴45から流下し、さらに、図9に示すように、湯導入路44を満たした湯はリブ片48を越えて湯導入路46へと流れ、湯流下穴47から流下する。この湯流下穴47から流下した湯は穴から直接またはリブ片50に形成しているV溝50aから流れ落ち、フィルタ53上に投入された挽き豆にシャワー状に注がれ、満遍なく均一に「蒸らし湯」となって挽き豆を蒸らす。また、湯流下穴45から流下した湯はシリンダ51の上端開口51aとくびれ部51bとの間のシリンダ傾斜面51dからシリンダ内壁面51eを流下して、付着しているコーヒー油成分を流れ落とす。
この湯供給部58が吐出した湯がフィルタ53上に投入された挽き豆を満遍なく均一に蒸らすとともに、飲料抽出の都度高温の湯(例えば、94℃)でシリンダ内壁面51eに付着したコーヒー油成分を流れ落とすことができる。さらに、湯弁61を閉じて湯供給部58からの湯の吐出停止時は、湯管路62を介して供給される湯量が徐々に減少するので、リブ片48を越えて湯流下穴47から流下している湯の流下が止まった後に湯流下穴45からの湯の流下が終了する。このように、シリンダ51に投入された湯は挽き豆を満遍なく均一に蒸らすとともに、飲料抽出の都度シリンダ内壁面51eを流れ落ちるので、そこに含まれる成分が変質するまで付着することがなくなり、変質した成分が抽出時に溶出してコーヒー飲料の香味や旨味を損ねることがなくなるので、雑味、渋み、苦み等の好ましくない成分を抑えて、香味や旨味を十分に引き出した品質の高い飲料を抽出するのに適した飲料抽出装置を実現することができる。
図10は、カップ式飲料自動販売機1の制御系を示したブロック図である。同図に示すようにカップ式飲料自動販売機1は、自販機制御部90および抽出制御部91を備えている。自販機制御部90は、商品選択ボタンDおよび硬貨処理部Nの動作を制御するものである。具体的には、カップ式飲料自動販売機1のコイン投入口から硬貨が投入された場合、自販機制御部90は、硬貨処理部Nを通じてその正偽を判定し、正貨であった場合にさらに投入金額の認識を行う。商品販売に必要とする金額の硬貨が投入された場合、自販機制御部90は、商品選択ボタンDを有効化し、さらに有効化した商品選択ボタンDが押下された場合、商品選択信号を抽出制御部91に与える。抽出制御部91は、自販機制御部90から商品選択信号が与えられた場合、予めメモリ92に格納しているプログラムやデータに従って、カップ式飲料自動販売機1各部の飲料抽出制御を行う。
図11は、上述した飲料抽出装置40の動作を説明するための模式図である。以下、図1〜図11を適宜参照しながら、飲料抽出装置40の動作を説明する。
まず、商品選択ボタンDが押下されていない場合、飲料抽出装置40は図3に示すように、販売待機状態で、シリンダ51はフィルタブロック52およびフィルタ53から離隔した状態にある。また、この販売待機状態においては、湯弁61が閉鎖した状態に保持されている。湯タンク60では内部に貯留した湯をタンクヒータ59が所定の温度、例えば94℃に維持している。
上述した販売待機状態から利用者等によって硬貨が投入され、かつ任意の商品選択ボタンDが押下されると、抽出制御部91から信号が出力されて昇降手段54を駆動することにより、図11(a)に示すように、フィルタ53を介してフィルタブロック52をシリンダ51の下端開口51cに嵌合させて装着し、コーヒー豆キャニスタ66から供給されたコーヒー豆をミル67で挽いた挽き豆を原料投入口42からシリンダ51内部に投入する。
予め設定した量の挽き豆をシリンダ51に投入すると、図11(b)に示すように、抽出制御部91は、湯弁61を開放して湯供給部58から湯を吐出して供給する。そうすると、図8、図9に示すように、供給された湯は、湯流下穴45、47から流下する。湯流下穴47から流下した湯はフィルタ53上に投入された挽き豆を満遍なく均一に蒸らすとともに、湯流下穴45から流下した湯はシリンダ内壁面51eを流れ落ち、付着しているコーヒー油成分を流れ落とす。
そして、供給した湯が予め設定した量に達すると、抽出制御部91は、図11(c)に示すように、湯弁61を閉じ、チューブポンプ56を駆動(実施例では、図中反時計回り方向に回転駆動)して、エア供給、抽出管路55を通じてフィルタブロック52からシリンダ51内部にエアを供給することにより、シリンダ51に貯留される挽き豆と湯の混合体の攪拌を行う。この結果、挽き豆から湯に香味や旨味が抽出され、シリンダ51内部においてコーヒー飲料が生成される。
しかる後、抽出制御部91は、図11(d)に示すように、チューブポンプ56を駆動(実施例では、図中時計回り方向に回転駆動)すると、シリンダ51内部で生成されたコーヒー飲料がフィルタ53を通過してろ過され、フィルタブロック52からエア供給、抽出管路55を通じてミキシングボウル68に供給される。
コーヒー飲料の抽出が終了すると、抽出制御部91は、昇降手段54を駆動してフィルタブロック52を下動させ、一定量のフィルタ53を繰り出し、使用後のフィルタ53およびこれに付着する抽出滓を滓バケツ71に廃棄する。また、廃液弁57を開き、廃液を滓バケツ71に排出する。
以降、抽出制御部91は、自販機制御部90から商品選択信号が与えられるたびに上述した飲料抽出動作を繰り返し実行すると、その都度シリンダ51に供給する湯でシリンダ内壁面51eに付着したコーヒー油成分を流れ落とすことができるので、そこに含まれる成分が変質するまで付着することがなくなり、変質した成分が抽出時に溶出してコーヒー飲料の香味や旨味を損ねるようなことがなくなるので、香味や旨味を十分に引き出した品質の高い飲料を抽出するのに適した飲料抽出装置を実現することができる。
(実施の形態2)
つぎに、本発明の実施の形態2について説明する。上述した実施の形態1では、湯供給部58を挿通する湯導入口43を備え、湯供給部58が湯を吐出すると、湯導入路44に供給された湯がリブ片48を越えて湯導入路46へと流れ、湯流下穴45、47から流下する実施の形態で説明したが、この実施の形態2では、湯供給部58aを先端がくさび状のリブ片48a上に配設し、湯供給部58aが吐出した湯がリブ片48aで二方向の流れとなり湯導入路44、46それぞれに流れて湯流下穴45、47から同時に流下する。
図12は、本発明の実施の形態2である飲料供給装置40のシリンダ51の上端開口51aに湯流下部41bを装着した状態での湯の流れを示す断面側面図である。なお、湯流下部41と同一構成部分には同一符号を付して、その符号の説明を省略している。
図12に示すように、湯流下部41bは、原料投入口42の外側に延在して設けた湯を導入する内側方向に傾斜するロート形状の面を形成した湯導入路44、46と、湯導入路44の傾斜面に環状に複数穿設した湯流下穴45、湯導入路46の傾斜面に環状に複数穿設した湯流下穴47と、湯流下穴45下方近傍の湯導入路44、46上面に環状に形成した先端がくさび状のリブ片(突起)48aと、湯流下穴45下方近傍の湯導入路44、46下面に環状に形成したリブ片(突起)49と、湯流下穴47下方近傍の湯導入路46下面に環状に形成したリブ片(突起)50とを備え、リブ片49とリブ片50外周にはV溝49a、50aを複数形成し、湯供給部58aをリブ片48a上に配設している。
そして、湯供給部58aが湯を吐出すると、湯はリブ片48a先端のくさびで二方向の流れとなり湯導入路44、46それぞれに流れて湯流下穴45、47から流下するようになる。これにより、湯供給部58aの配設位置をリブ片48aの湯導入路44また湯導入路46の何れか側に偏らせることにより、湯流下穴45また湯流下穴47から流下する湯の量を変えることができる。
(実施の形態3)
つぎに、本発明の実施の形態3について説明する。上述した実施の形態2では、湯供給部58aをリブ片48a上に配設し、湯供給部58aが吐出した湯がリブ片48aで二方向の流れとなり湯導入路44、46それぞれに流れて湯流下穴45、47から同時に流下するようにした実施の形態で説明したが、この実施の形態3では、湯導入路44、46それぞれに湯を供給する供給管路80a、80bを有する湯供給部80を配設し、湯供給部80が吐出した湯を湯導入路44、46それぞれに直接流して湯流下穴45、47から流下させる。これにより、湯供給部80の供給管路80a、80bから供給する湯それぞれの供給タイミングや湯量を自由に設定することができ、湯流下穴47から流下させる湯量を湯流下穴45から流下させる湯量よりも多くすると、挽き豆の蒸らし湯の量を多くすることができる。
図13は、本発明の実施の形態3である飲料供給装置40のシリンダ51の上端開口51aに湯流下部41cを装着した状態での湯の流れを示す断面側面図である。なお、湯流下部41と同一構成部分には同一符号を付して、その符号の説明を省略している。
図13に示すように、湯タンク60には湯管路62aを介して供給管路80aと連通する湯弁61aと、湯管路62bを介して供給管路80bと連通する湯弁61bを備え、湯弁61aを開放すると湯供給部80の供給管路80aから吐出した湯は湯導入路44に供給されて湯流下穴45から流下する。また、湯弁61bを開放すると湯供給部80の供給管路80bから吐出した湯は湯導入路46に供給されて湯流下穴47から流下する。
なお、上述した実施の形態では、コーヒー原料としての挽き豆と湯の混合体からコーヒー飲料を抽出する装置を例示しているが、本発明はその他の粉末原料から飲料を抽出するものに適用することができる。
本発明の実施の形態である飲料抽出装置を機内に設けたカップ式飲料自動販売機を示した概念図である。 本発明の実施の形態である飲料抽出装置を適用したカップ式飲料自動販売機の回路構成を説明する概念図である。 本発明の実施の形態1である飲料抽出装置を示した概念図である。 図3に示した飲料抽出装置を適用した湯流下部の平面図である。 図4のA−A部を矢印方向に見た断面側面図である。 図5のB部を拡大して示した断面側面図である。 図3に示した飲料抽出装置を適用した湯流下部の底面図である。 図3に示した飲料抽出装置を適用した湯流下部内の湯の流れを示す図である。 図3に示した飲料抽出装置を適用した湯流下部と抽出容器内の湯の流れを示す図である。 図1に示したカップ式飲料自動販売機の制御系を示したブロック図である。 図3に示した飲料抽出装置の飲料抽出動作を示す概念図である。 本発明の実施の形態2である飲料抽出装置を示した概念図である。 本発明の実施の形態3である飲料抽出装置を示した概念図である。
符号の説明
1 カップ式飲料自動販売機
3 カップ
6 製氷機
10 水リザーバ
40 飲料抽出装置
41 湯流下部
42 原料投入口
44 湯導入路
45 湯流下穴
46 湯導入路
47 湯流下穴
48 リブ片
49 リブ片
50 リブ片
51 シリンダ
52 フィルタブロック
53 フィルタ
54 昇降手段
55 エア供給、抽出管路
56 チューブポンプ
58 湯供給部
60 温水タンク
61 湯弁
62 湯管路
66 コーヒー豆キャニスタ
67 ミル
68 ミキシングボウル
80 湯供給部
90 自販機制御部
91 抽出制御部
92 メモリ
D 商品選択ボタン
N 硬貨処理部

Claims (2)

  1. 上下両端面を開口した円筒形状を成し、フィルタを介してフィルタブロックを前記下端開口に嵌合して閉塞し、前記上端開口から投入された粉末原料と湯の混合体を貯留する抽出容器と、
    前記抽出容器の上端開口に装着して前記湯を流下させる湯流下部と、
    を有し、前記抽出容器に投入された粉末原料と湯の混合体にエアを供給し攪拌して前記フィルタを通過させてろ過した飲料を前記フィルタブロックを介して抽出する飲料抽出装置であって、
    前記湯流下部は、前記粉末原料を投入する原料投入口と、該原料投入口の外側に延在して設けた前記湯を導入する内側方向に傾斜する面を形成した湯導入路と、該湯導入路の傾斜面に内周と外周の環状にそれぞれ複数穿設した前記湯が流下する湯流下穴と、該湯流下穴下方近傍の前記傾斜面上下に環状に形成した突起と、該傾斜面下に環状に形成した突起に設けた複数の溝と、を備え、
    前記抽出容器は、その上端開口と下端開口との間をくびれ部とし、前記上端開口の内径を前記湯流下部から流下する湯の流下径より大とし、前記くびれ部の内径を前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯の流下径より小とし、
    前記湯導入路の内周湯流下穴から流下する湯を前記原料投入口から投入する粉末原料にシャワー状に注ぎ、前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯を前記抽出容器の内壁面を流下させることを特徴とする飲料抽出装置。
  2. 上下両端面を開口した円筒形状を成し、フィルタを介してフィルタブロックを前記下端開口に嵌合して閉塞し、前記上端開口から投入された粉末原料と湯の混合体を貯留する抽出容器と、
    前記抽出容器の上端開口に装着して前記湯を流下させる湯流下部と、
    前記湯流下部に湯を供給する湯供給部と、
    を有し、前記抽出容器に投入された粉末原料と湯の混合体にエアを供給し攪拌して前記フィルタを通過させてろ過した飲料を前記フィルタブロックを介して抽出する飲料抽出装置であって、
    前記湯流下部は、前記粉末原料を投入する原料投入口と、該原料投入口の外側に延在して設けた前記湯を導入する内側方向に傾斜する面を形成した湯導入路と、該湯導入路の傾斜面に内周と外周の環状にそれぞれ複数穿設した前記湯が流下する湯流下穴と、該湯流下穴下方近傍の前記傾斜面上下に環状に形成した突起と、該傾斜面下に環状に形成した突起に設けた複数の溝と、を備え、
    前記抽出容器は、その上端開口と下端開口との間をくびれ部とし、前記上端開口の内径を前記湯流下部から流下する湯の流下径より大とし、前記くびれ部の内径を前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯の流下径より小とし、
    前記湯供給部は、前記湯導入路の内周湯流下穴と外周湯流下穴のそれぞれに湯を供給する複数の供給管路を有し、
    前記湯導入路の内周湯流下穴から流下する湯を前記原料投入口から投入する粉末原料にシャワー状に注ぎ、前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯を前記抽出容器の内壁面を流下させることを特徴とする飲料抽出装置。
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