JP4238345B2 - 飲料抽出装置 - Google Patents
飲料抽出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4238345B2 JP4238345B2 JP2004345249A JP2004345249A JP4238345B2 JP 4238345 B2 JP4238345 B2 JP 4238345B2 JP 2004345249 A JP2004345249 A JP 2004345249A JP 2004345249 A JP2004345249 A JP 2004345249A JP 4238345 B2 JP4238345 B2 JP 4238345B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- raw material
- end opening
- beverage
- extraction container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Description
この飲料抽出装置でコーヒー飲料を抽出するには、まず、抽出容器の下端開口にフィルタを介してフィルタブロックを装着した後、弁機構を開放させた状態で抽出容器の上端開口から挽き豆を投入するとともに湯タンクに貯留してタンクヒータで加熱している湯を供給する。そして、この挽き豆と湯の混合体に下部エア導入口からエアを供給して攪拌する。この結果、挽き豆から湯に香味や旨味が抽出され、抽出容器の内部においてコーヒー飲料が生成される。しかる後、弁機構によって抽出容器の上端開口を閉鎖し、この状態で上部エア導入口から抽出容器の内部に貯留している混合体の上部空間にエアを供給すると、抽出容器に供給されたエアの圧力により、フィルタを通過してろ過されたコーヒー飲料がフィルタブロックに送出され、送出通路を通じてカップへ注がれる。
前記抽出容器の上端開口に装着して前記湯を流下させる湯流下部と、
を有し、前記抽出容器に投入された粉末原料と湯の混合体にエアを供給し攪拌して前記フィルタを通過させてろ過した飲料を前記フィルタブロックを介して抽出する飲料抽出装置であって、
前記湯流下部は、前記粉末原料を投入する原料投入口と、該原料投入口の外側に延在して設けた前記湯を導入する内側方向に傾斜する面を形成した湯導入路と、該湯導入路の傾斜面に内周と外周の環状にそれぞれ複数穿設した前記湯が流下する湯流下穴と、該湯流下穴下方近傍の前記傾斜面上下に環状に形成した突起と、該傾斜面下に環状に形成した突起に設けた複数の溝と、を備え、
前記抽出容器は、その上端開口と下端開口との間をくびれ部とし、前記上端開口の内径を前記湯流下部から流下する湯の流下径より大とし、前記くびれ部の内径を前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯の流下径より小とし、
前記湯導入路の内周湯流下穴から流下する湯を前記原料投入口から投入する粉末原料にシャワー状に注ぎ、前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯を前記抽出容器の内壁面を流下させることを特徴とする。
前記抽出容器の上端開口に装着して前記湯を流下させる湯流下部と、
前記湯流下部に湯を供給する湯供給部と、
を有し、前記抽出容器に投入された粉末原料と湯の混合体にエアを供給し攪拌して前記フィルタを通過させてろ過した飲料を前記フィルタブロックを介して抽出する飲料抽出装置であって、
前記湯流下部は、前記粉末原料を投入する原料投入口と、該原料投入口の外側に延在して設けた前記湯を導入する内側方向に傾斜する面を形成した湯導入路と、該湯導入路の傾斜面に内周と外周の環状にそれぞれ複数穿設した前記湯が流下する湯流下穴と、該湯流下穴下方近傍の前記傾斜面上下に環状に形成した突起と、該傾斜面下に環状に形成した突起に設けた複数の溝と、を備え、
前記抽出容器は、その上端開口と下端開口との間をくびれ部とし、前記上端開口の内径を前記湯流下部から流下する湯の流下径より大とし、前記くびれ部の内径を前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯の流下径より小とし、
前記湯供給部は、前記湯導入路の内周湯流下穴と外周湯流下穴のそれぞれに湯を供給する複数の供給管路を有し、
前記湯導入路の内周湯流下穴から流下する湯を前記原料投入口から投入する粉末原料にシャワー状に注ぎ、前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯を前記抽出容器の内壁面を流下させることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、湯供給部に湯導入路の内周湯流下穴と外周湯流下穴のそれぞれに湯を供給する複数の供給管路を設けたので、使用する粉末原料に最適な蒸らし湯の量を自由に設定することができ、さらに香味や旨味を十分に引き出した品質の高い飲料を抽出するのに適した飲料抽出装置を実現することができる。
(実施の形態1)
図1および図2に基づいて、本発明の実施の形態1である飲料抽出装置を機内に設けたカップ式飲料自動販売機の構成を説明する。なお、図1はカップ式飲料自動販売機の機器筐体内部図、図2は図1に示したカップ式飲料自動販売機の回路構成を説明する概念図である。ここで例示するカップ式飲料自動販売機1は、貨幣の投入後に利用者の要求に応じてホット飲料もしくはコールド飲料を生成し、これをベンドステージ2に載置したカップ3に注出するもので、機器筐体内部には、製氷機6、水リザーバ10、冷却水槽15、飲料抽出装置40、温水タンク60、コーヒー豆キャニスタ66、ミル67、ミキシングボウル68などを備えている。
水冷却コイル16には給水弁17と冷水管路18とが接続してある。また、給水弁17には、カップ3に炭酸水を供給するカーボネータ19が接続してあり、水ポンプ11を駆動して給水弁17を開放するとカーボネータ19に冷水が供給される。
冷水管路18には、冷水弁20を介して冷水注出ノズル21が接続してあり、コールド飲料注出時(販売時)には水ポンプ11を駆動して冷水弁20を開放すると、冷水注出ノズル21からカップ3に冷水を注出する。
また、冷却水槽15には、複数のシロップ冷却コイル32が浸漬してあり、シロップ飲料の原液となる各種のシロップがそれぞれ貯蔵してある複数のシロップコンテナ30がシロップ売切装置36を介して接続してある。各シロップコンテナ30には、それぞれ、炭酸ガスボンベ22から炭酸ガスが供給され、シロップ冷却コイル32にはシロップ弁33を介してシロップ注出ノズル34が接続されている。そして、シロップ弁33を開放すると、シロップコンテナ30に貯蔵してあるシロップが炭酸ガスボンベ22から供給される炭酸ガスの圧力で押し出され、シロップ売切装置36からシロップ冷却コイル32を通流したシロップは冷却されて、シロップ注出ノズル34からベンドステージ2に載置したカップ3に注出される。
給水弁25を介して温水回路14に供給された水は、温水タンク60に貯えられ、温水タンク60内でヒータ59(図3参照)で沸かされて湯になる。温水タンク60には、複数の湯弁61が配設してある。各湯弁61は、湯管路62によってミキシングボール63、ミキシングボール68または飲料抽出装置40に接続してあり、湯弁61を開放することにより、湯管路62を通って、ミキシングボール63、ミキシングボール68または飲料抽出装置40に湯が供給される。
ミキシングボール63は、粉末原料を供給する原料キャニスタ64を有している。ミキシングボール63では、原料キャニスタ64から供給された粉末原料と、温水タンク60から供給された湯とを攪拌してホット飲料とした後に、ホット飲料注出ノズル65からベンドステージ2に載置したカップ3に注出する。
飲料抽出装置40には、ミキシングボール68が接続してある。ミキシングボール68は、砂糖、クリームなどの粉末原料を供給する原料キャニスタ69を有し、原料キャニスタ69から供給された粉末原料とコーヒー飲料を攪拌した後に、コーヒー飲料注出ノズル70からベンドステージ2に載置したカップ3に注出する。または、原料キャニスタ69から供給された粉末原料とコーヒー飲料と温水タンク60から供給された湯をミキシングボール68で攪拌した後に、コーヒー飲料注出ノズル70からベンドステージ2に載置したカップ3にアメリカンコーヒーを注出する。
また、アイスコーヒー飲料を販売するには、製氷機6からカップ3に氷を投入する。同時に、飲料抽出装置40に供給した挽き豆に湯を供給して抽出したコーヒー飲料をミキシングボール68に供給し、砂糖、クリームなどの粉末原料を加えて攪拌混合した後に氷が投入されているカップ3にコーヒー飲料を供給する。このようにしてカップ3に供給された氷とコーヒー飲料とはカップ3内で混合され、アイスコーヒー飲料となる。
シリンダ51は上下両端面を開口した円筒形状を成し、その上端開口51aと下端開口51cとの間のくびれ部51bを鼓状に形成してあり、くびれ部51bからその両端に向かい内径を拡げて開放した形状としている。
シリンダ51の上方には、コーヒー豆キャニスタ66から供給されたコーヒー豆をミル67で挽いた挽き豆をシリンダ51に投入する原料投入口42と、湯タンク60に貯留しタンクヒータ59で加熱(例えば、94℃)され湯弁61を開放すると湯管路62を介して湯供給部58から供給される湯をシリンダ51内に流下させる湯流下部41を上端開口51aに装着している。
チューブポンプ56は、例えば、特開平10−141237号公報に示されているように、内周面に円弧面を形成したチューブガイドと、周上に複数のローラを等間隔に配したロータとの組み合わせからなるポンプで、チューブをチューブガイドの内周面に形成した円弧面に沿わせてローラとの間に挟まれるように配置してロータを回転させると、ローラがチューブをしごくことでチューブの内容物をローラの移動する方向へ移動させる働きをするポンプである。
図4は湯流下部41の平面図、図5は図4のA−A部を矢印方向に見た断面側面図、図6は図5のB部を拡大して示した断面側面図、図7は湯流下部41の底面を示した底面図、図8は湯流下部41内の湯の流れを示す図、図9はシリンダ51の上端開口51aに湯流下部41を装着した状態での湯の流れを示す図である。
湯流下部41は、原料投入口42の外側に延在して設けた湯を導入する内側方向に傾斜するロート形状の面を形成した湯導入路44、46と、湯導入路44の傾斜面に環状に複数穿設した湯流下穴45、湯導入路46の傾斜面に環状に複数穿設した湯流下穴47と、湯流下穴45下方近傍の湯導入路44、46上面に環状に形成したリブ片(突起)48と、湯流下穴45下方近傍の湯導入路下面44a、46aに環状に形成したリブ片(突起)49と、湯流下穴47下方近傍の湯導入路下面46aに環状に形成したリブ片(突起)50と、湯供給部58を挿通する湯導入口43とを備える。このように湯流下穴45と湯流下穴47を外周と内周の環状に設けている。また、リブ片49とリブ片50外周にはV溝49a、50aを複数形成している。
この湯供給部58が吐出した湯がフィルタ53上に投入された挽き豆を満遍なく均一に蒸らすとともに、飲料抽出の都度高温の湯(例えば、94℃)でシリンダ内壁面51eに付着したコーヒー油成分を流れ落とすことができる。さらに、湯弁61を閉じて湯供給部58からの湯の吐出停止時は、湯管路62を介して供給される湯量が徐々に減少するので、リブ片48を越えて湯流下穴47から流下している湯の流下が止まった後に湯流下穴45からの湯の流下が終了する。このように、シリンダ51に投入された湯は挽き豆を満遍なく均一に蒸らすとともに、飲料抽出の都度シリンダ内壁面51eを流れ落ちるので、そこに含まれる成分が変質するまで付着することがなくなり、変質した成分が抽出時に溶出してコーヒー飲料の香味や旨味を損ねることがなくなるので、雑味、渋み、苦み等の好ましくない成分を抑えて、香味や旨味を十分に引き出した品質の高い飲料を抽出するのに適した飲料抽出装置を実現することができる。
まず、商品選択ボタンDが押下されていない場合、飲料抽出装置40は図3に示すように、販売待機状態で、シリンダ51はフィルタブロック52およびフィルタ53から離隔した状態にある。また、この販売待機状態においては、湯弁61が閉鎖した状態に保持されている。湯タンク60では内部に貯留した湯をタンクヒータ59が所定の温度、例えば94℃に維持している。
上述した販売待機状態から利用者等によって硬貨が投入され、かつ任意の商品選択ボタンDが押下されると、抽出制御部91から信号が出力されて昇降手段54を駆動することにより、図11(a)に示すように、フィルタ53を介してフィルタブロック52をシリンダ51の下端開口51cに嵌合させて装着し、コーヒー豆キャニスタ66から供給されたコーヒー豆をミル67で挽いた挽き豆を原料投入口42からシリンダ51内部に投入する。
そして、供給した湯が予め設定した量に達すると、抽出制御部91は、図11(c)に示すように、湯弁61を閉じ、チューブポンプ56を駆動(実施例では、図中反時計回り方向に回転駆動)して、エア供給、抽出管路55を通じてフィルタブロック52からシリンダ51内部にエアを供給することにより、シリンダ51に貯留される挽き豆と湯の混合体の攪拌を行う。この結果、挽き豆から湯に香味や旨味が抽出され、シリンダ51内部においてコーヒー飲料が生成される。
コーヒー飲料の抽出が終了すると、抽出制御部91は、昇降手段54を駆動してフィルタブロック52を下動させ、一定量のフィルタ53を繰り出し、使用後のフィルタ53およびこれに付着する抽出滓を滓バケツ71に廃棄する。また、廃液弁57を開き、廃液を滓バケツ71に排出する。
以降、抽出制御部91は、自販機制御部90から商品選択信号が与えられるたびに上述した飲料抽出動作を繰り返し実行すると、その都度シリンダ51に供給する湯でシリンダ内壁面51eに付着したコーヒー油成分を流れ落とすことができるので、そこに含まれる成分が変質するまで付着することがなくなり、変質した成分が抽出時に溶出してコーヒー飲料の香味や旨味を損ねるようなことがなくなるので、香味や旨味を十分に引き出した品質の高い飲料を抽出するのに適した飲料抽出装置を実現することができる。
(実施の形態2)
つぎに、本発明の実施の形態2について説明する。上述した実施の形態1では、湯供給部58を挿通する湯導入口43を備え、湯供給部58が湯を吐出すると、湯導入路44に供給された湯がリブ片48を越えて湯導入路46へと流れ、湯流下穴45、47から流下する実施の形態で説明したが、この実施の形態2では、湯供給部58aを先端がくさび状のリブ片48a上に配設し、湯供給部58aが吐出した湯がリブ片48aで二方向の流れとなり湯導入路44、46それぞれに流れて湯流下穴45、47から同時に流下する。
図12に示すように、湯流下部41bは、原料投入口42の外側に延在して設けた湯を導入する内側方向に傾斜するロート形状の面を形成した湯導入路44、46と、湯導入路44の傾斜面に環状に複数穿設した湯流下穴45、湯導入路46の傾斜面に環状に複数穿設した湯流下穴47と、湯流下穴45下方近傍の湯導入路44、46上面に環状に形成した先端がくさび状のリブ片(突起)48aと、湯流下穴45下方近傍の湯導入路44、46下面に環状に形成したリブ片(突起)49と、湯流下穴47下方近傍の湯導入路46下面に環状に形成したリブ片(突起)50とを備え、リブ片49とリブ片50外周にはV溝49a、50aを複数形成し、湯供給部58aをリブ片48a上に配設している。
(実施の形態3)
つぎに、本発明の実施の形態3について説明する。上述した実施の形態2では、湯供給部58aをリブ片48a上に配設し、湯供給部58aが吐出した湯がリブ片48aで二方向の流れとなり湯導入路44、46それぞれに流れて湯流下穴45、47から同時に流下するようにした実施の形態で説明したが、この実施の形態3では、湯導入路44、46それぞれに湯を供給する供給管路80a、80bを有する湯供給部80を配設し、湯供給部80が吐出した湯を湯導入路44、46それぞれに直接流して湯流下穴45、47から流下させる。これにより、湯供給部80の供給管路80a、80bから供給する湯それぞれの供給タイミングや湯量を自由に設定することができ、湯流下穴47から流下させる湯量を湯流下穴45から流下させる湯量よりも多くすると、挽き豆の蒸らし湯の量を多くすることができる。
図13に示すように、湯タンク60には湯管路62aを介して供給管路80aと連通する湯弁61aと、湯管路62bを介して供給管路80bと連通する湯弁61bを備え、湯弁61aを開放すると湯供給部80の供給管路80aから吐出した湯は湯導入路44に供給されて湯流下穴45から流下する。また、湯弁61bを開放すると湯供給部80の供給管路80bから吐出した湯は湯導入路46に供給されて湯流下穴47から流下する。
なお、上述した実施の形態では、コーヒー原料としての挽き豆と湯の混合体からコーヒー飲料を抽出する装置を例示しているが、本発明はその他の粉末原料から飲料を抽出するものに適用することができる。
3 カップ
6 製氷機
10 水リザーバ
40 飲料抽出装置
41 湯流下部
42 原料投入口
44 湯導入路
45 湯流下穴
46 湯導入路
47 湯流下穴
48 リブ片
49 リブ片
50 リブ片
51 シリンダ
52 フィルタブロック
53 フィルタ
54 昇降手段
55 エア供給、抽出管路
56 チューブポンプ
58 湯供給部
60 温水タンク
61 湯弁
62 湯管路
66 コーヒー豆キャニスタ
67 ミル
68 ミキシングボウル
80 湯供給部
90 自販機制御部
91 抽出制御部
92 メモリ
D 商品選択ボタン
N 硬貨処理部
Claims (2)
- 上下両端面を開口した円筒形状を成し、フィルタを介してフィルタブロックを前記下端開口に嵌合して閉塞し、前記上端開口から投入された粉末原料と湯の混合体を貯留する抽出容器と、
前記抽出容器の上端開口に装着して前記湯を流下させる湯流下部と、
を有し、前記抽出容器に投入された粉末原料と湯の混合体にエアを供給し攪拌して前記フィルタを通過させてろ過した飲料を前記フィルタブロックを介して抽出する飲料抽出装置であって、
前記湯流下部は、前記粉末原料を投入する原料投入口と、該原料投入口の外側に延在して設けた前記湯を導入する内側方向に傾斜する面を形成した湯導入路と、該湯導入路の傾斜面に内周と外周の環状にそれぞれ複数穿設した前記湯が流下する湯流下穴と、該湯流下穴下方近傍の前記傾斜面上下に環状に形成した突起と、該傾斜面下に環状に形成した突起に設けた複数の溝と、を備え、
前記抽出容器は、その上端開口と下端開口との間をくびれ部とし、前記上端開口の内径を前記湯流下部から流下する湯の流下径より大とし、前記くびれ部の内径を前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯の流下径より小とし、
前記湯導入路の内周湯流下穴から流下する湯を前記原料投入口から投入する粉末原料にシャワー状に注ぎ、前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯を前記抽出容器の内壁面を流下させることを特徴とする飲料抽出装置。 - 上下両端面を開口した円筒形状を成し、フィルタを介してフィルタブロックを前記下端開口に嵌合して閉塞し、前記上端開口から投入された粉末原料と湯の混合体を貯留する抽出容器と、
前記抽出容器の上端開口に装着して前記湯を流下させる湯流下部と、
前記湯流下部に湯を供給する湯供給部と、
を有し、前記抽出容器に投入された粉末原料と湯の混合体にエアを供給し攪拌して前記フィルタを通過させてろ過した飲料を前記フィルタブロックを介して抽出する飲料抽出装置であって、
前記湯流下部は、前記粉末原料を投入する原料投入口と、該原料投入口の外側に延在して設けた前記湯を導入する内側方向に傾斜する面を形成した湯導入路と、該湯導入路の傾斜面に内周と外周の環状にそれぞれ複数穿設した前記湯が流下する湯流下穴と、該湯流下穴下方近傍の前記傾斜面上下に環状に形成した突起と、該傾斜面下に環状に形成した突起に設けた複数の溝と、を備え、
前記抽出容器は、その上端開口と下端開口との間をくびれ部とし、前記上端開口の内径を前記湯流下部から流下する湯の流下径より大とし、前記くびれ部の内径を前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯の流下径より小とし、
前記湯供給部は、前記湯導入路の内周湯流下穴と外周湯流下穴のそれぞれに湯を供給する複数の供給管路を有し、
前記湯導入路の内周湯流下穴から流下する湯を前記原料投入口から投入する粉末原料にシャワー状に注ぎ、前記湯導入路の外周湯流下穴から流下する湯を前記抽出容器の内壁面を流下させることを特徴とする飲料抽出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004345249A JP4238345B2 (ja) | 2004-11-30 | 2004-11-30 | 飲料抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004345249A JP4238345B2 (ja) | 2004-11-30 | 2004-11-30 | 飲料抽出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006155255A JP2006155255A (ja) | 2006-06-15 |
JP4238345B2 true JP4238345B2 (ja) | 2009-03-18 |
Family
ID=36633481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004345249A Expired - Fee Related JP4238345B2 (ja) | 2004-11-30 | 2004-11-30 | 飲料抽出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4238345B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5029114B2 (ja) * | 2006-12-11 | 2012-09-19 | 富士電機リテイルシステムズ株式会社 | 飲料抽出装置 |
JP5324617B2 (ja) * | 2011-04-11 | 2013-10-23 | アサヒ飲料株式会社 | コーヒーの抽出方法及びコーヒー抽出装置 |
CN108814312A (zh) * | 2011-11-23 | 2018-11-16 | 星巴克公司贸易用名星巴克咖啡公司 | 泡制饮料的设备、系统和方法 |
WO2015077237A2 (en) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | Starbucks Corporation D/B/A Starbucks Coffee Company | Cooking system power management |
-
2004
- 2004-11-30 JP JP2004345249A patent/JP4238345B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006155255A (ja) | 2006-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6108365B2 (ja) | 飲料調製装置 | |
TWI563953B (zh) | 飲料製備機器與系統以及分配飲料的方法 | |
JP4238345B2 (ja) | 飲料抽出装置 | |
JP2013502238A (ja) | オンデマンドで冷茶を調製するシステムおよびその方法 | |
JP2005338913A (ja) | カップ式飲料自動販売機 | |
JP4155195B2 (ja) | 飲料抽出装置 | |
JP2006178572A (ja) | 飲料抽出装置 | |
JP2010181925A (ja) | 液体注出ノズルおよびこれを備えたカップ式自動販売機 | |
JPH10275275A (ja) | 飲料の自動販売機 | |
JP5928157B2 (ja) | 液体注出ノズルおよびこれを備えたカップ式自動販売機 | |
JP2001206489A (ja) | 飲料の注出方法と装置 | |
JP2007061189A (ja) | 飲料抽出装置 | |
JP4033064B2 (ja) | 飲料抽出装置 | |
JP2007141147A (ja) | カップ式飲料自動販売機の注出ノズル | |
JP2007167300A (ja) | 飲料抽出装置 | |
JP5555545B2 (ja) | 飲料提供装置 | |
JP5569155B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP4466255B2 (ja) | 炭酸水製造装置 | |
JP5569154B2 (ja) | カップ式飲料自動販売機のレシピ編集装置 | |
JP2004159831A (ja) | 飲料抽出装置 | |
JP2013246643A (ja) | 液体注出ノズルおよびこれを備えたカップ式自動販売機 | |
JP2002367022A (ja) | コーヒー飲料抽出装置 | |
JP2022149700A (ja) | 飲料供給装置および飲料供給方法 | |
JP2009089791A (ja) | 給茶機 | |
JP2005078552A (ja) | 飲料抽出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060703 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060704 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070810 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081120 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20081215 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081203 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4238345 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |