JP2019128524A - 電子写真トナー用外添剤粒子及びその製造方法 - Google Patents

電子写真トナー用外添剤粒子及びその製造方法 Download PDF

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【課題】酸化チタン(IV)粒子を代替えすることができる電子写真トナー用外添剤粒子を提供する。【解決手段】酸化ランタン(III)(化学式La2O3)として0.3wt%以上12.0wt%以下の範囲でランタンを含有するペロブスカイト型構造のチタン酸ストロンチウム粒子と、シランカップリング剤の加水分解物を含むことを特徴とする電子写真トナー用外添剤粒子。【選択図】なし

Description

本発明は、電子写真トナー用外添剤粒子及びその製造方法に関する。特に電子写真方式によるプリンター、複写機等の複写画像形成装置における静電潜像現像用トナーの外添剤として有用な、帯電性チタン酸ストロンチウム系粒子を含む電子写真トナー用外添剤粒子及びその製造方法に関する。
電子写真用途のトナーには帯電制御剤、流動性付与剤、離型剤、研磨剤等の多様な外添剤が添加されており、無機酸化物系の外添剤としては酸化チタン(IV)、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム(III)等が代表的である。
中でも酸化チタン(IV)の微粒子は、電子写真用トナーの帯電調整や流動化などを目的として広く使用されている。これらの電子写真用トナーには、分散性の向上や吸湿性の防止のために、表面を疎水化処理した酸化チタン(IV)が使用されている。
しかしながら、酸化チタン(IV)はIARC(国際がん研究機関)による「発がん性のリスク情報のリスト」において、グループ3(人に対する発がん性については分類できない)から、グループ2B(人に対して発がん性があるかもしれない)にランクが変更され、電子写真用トナーに使用する酸化チタン(IV)粒子も、これを代替えする材料の開発が強く望まれている。
一方で、電子写真方式を利用した複写機及びプリンターでは、感光体の表面にトナーや紙片が付着するフィルミング現象により感光体の初期性能が維持できなくなり、その寿命も短くなり、また、帯電装置から発生するオゾンを原因とする帯電生成物は画像流れ現象を引き起こすなどの問題があるため、感光体表面のフィルミングによる付着物や帯電生成物の除去を目的として、トナーには帯電制御剤、流動性付与剤、離型剤等の外添剤の他に研磨剤が添加されている。特に、チタン酸ストロンチウムは、モース硬度が5から6程度であり、感光体の表面強度との関係から研磨剤として有用であり、これまでに種々のチタン酸ストロンチウムがこの用途に提案されている(特許文献1から4まで)。
この研磨剤として使用されているチタン酸ストロンチウムに、帯電制御、流動性付与、離型といった効能に必要な特性を付加できれば、帯電制御剤、流動性付与剤、離型剤等の用途に使用されている酸化チタン(IV)粒子を代替えすることができる。
特許文献4は、酸処理したチタン酸ストロンチウムの表面にシリコーンオイル、ステアリン酸ナトリウムあるいはオルガノシラン等を表面処理することにより、トナー用外添剤としての環境特性や帯電特性を改良したチタン酸ストロンチウム系粒子を提案している。しかしながら、その改良は比較的中庸な帯電特性を有するチタン酸ストロンチウムに負帯電性を付与することと、疎水性の付与による負帯電性の安定化であり、多様な疎水性と帯電特性との関係を有するチタン酸ストロンチウムを提供するものではなかった。
特開平10−10772号公報 特開2005−338750号公報 特開2003−277054号公報 特開2015−137208号公報
本発明の目的は、酸化チタン(IV)粒子を代替えすることができる電子写真トナー用外添剤粒子を提供することにある。
本発明者らは上記の課題を解決するために検討を重ねた結果、ランタンをペロブスカイト型のチタン酸ストロンチウムに含有させて、シランカップリング剤により表面処理することによって、多様な帯電特性と疎水性の関係を有する電子写真トナー用外添剤が得られることを見いだし、本発明を完成させた。
ランタンを含有する化学式SrTiOで表されるペロブスカイト型チタン酸ストロンチウムの帯電特性は、ランタンを含まないチタン酸ストロンチウムよりも正に帯電しやすい。さらにランタンを含まないチタン酸ストロンチウムでは、シランカップリング剤やシリコーン等で表面処理して疎水性機能を付与した際に、帯電特性も速やかに負帯電に調整される。これに対してランタンを含有するチタン酸ストロンチウムはシランカップリング剤で表面処理して疎水性機能を付与した際に、負帯電への帯電特性の変化が緩慢となる。この結果、同一の疎水性機能を有しながら多様な帯電特性を有する電子写真トナー用外添剤粒子を提供することが可能となった。
ランタンの含有量が酸化ランタン(III)として0.3wt%未満であるときには帯電特性の調整効果が得られない。ランタンの含有量が増加するに従い、帯電特性の調整効果はより大きくなる。しかしながら、ことさらにランタンの添加量を増やしてもチタン酸ストロンチウム中に含有されることなくランタンの酸化物あるいは水酸化物が生成する割合が増加する。従って、効率よくチタン酸ストロンチウム中に含有させることができる含有量は酸化ランタン(III)として概略10wt%でよい。
疎水性機能を付与するための表面処理剤としては、シランカップリング剤はチタン酸ストロンチウムと化学結合するため好適である。シランカップリング剤の加水分解物は、そのシラノール基Si−OHとチタン酸ストロンチウムの表面水酸基−OHとが脱水反応して、ランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子−O−Si≡と結合した状態で存在する。
特に疎水性機能と併せて負の帯電性も付与したいときは、アルキルアルコキシシランやフルオロアルキルアルコキシシランが好適であり、アルキル基もしくはフルオロアルキル基の炭素数が3以上10以下のアルキルアルコキシシラン又はフルオロアルキルアルコキシシランが好適であり、アルキル基の炭素数が4以上10以下のアルキルアルコキシシラン又はフルオロアルキルアルコキシシランがより好適である。アルキル基あるいはフルオロアルキル基の炭素数が3よりも少ないと充分な疎水性機能を付与できない。アルキル基あるいはフルオロアルキル基の炭素数が10を超えると表面処理剤の費用が大きくなり経済的ではない。
本発明の電子写真トナー用外添剤粒子は、シランカップリング剤がアルキルアルコキシシランあるいはフルオロアルキルアルコキシシランの場合、シランカップリング剤の加水分解物を炭素(C)として0.5wt%以上17.0wt%以下含むことが望ましく、さらには0.5wt%以上8.5wt%以下含むことがより望ましい。0.5wt%未満では充分な疎水性機能を付与できない。上記範囲を超えると粒子表面のアルキルアルコキシシランあるいはフルオロアルキルアルコキシシランの加水分解物のみの帯電特性が発現するため、本発明の効果である多様な疎水化度と帯電特性との関係を有する粒子を得ることができなくなり、加えて表面処理剤の費用も大きくなり経済的ではない。従って、アルキルアルコキシシラン又はフルオロアルキルアルコキシシランの添加量は、ランタンを含有するチタン酸ストロンチウムに対して3.0wt%以上50.0wt%以下が望ましく、さらには3.0wt%以上25.0wt%以下がより望ましい。
本発明の具体的態様は以下のとおりである。
[1]酸化ランタン(III)(化学式La)として0.3wt%以上12.0wt%以下の範囲であるランタンを含有するペロブスカイト型構造のチタン酸ストロンチウム粒子と、シランカップリング剤の加水分解物を含むことを特徴とする電子写真トナー用外添剤粒子。
[2]アルキル基あるいはフルオロアルキル基の炭素数が3以上10以下のアルキルアルコキシシランあるいはフルオロアルキルアルコキシシランから選ばれる1種以上のシランカップリング剤の加水分解物を炭素(C)として0.5wt%以上17.0wt%以下の範囲で含有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真トナー用外添剤粒子。
[3]比表面積が5m−1以上150m−1以下であることを特徴とする前記[1]又は[2]に記載の電子写真トナー用外添剤粒子。
[4]前記[1]〜[3]のいずれか1に記載の電子写真トナー用外添剤粒子を含む電子写真トナー用外添剤。
[5]常圧加熱反応法により、チタン化合物の加水分解物の鉱酸解膠品、ストロンチウムを含む水溶性化合物及びランタンの水溶性化合物を混合して、ストロンチウムに対してランタンが0.5mol%以上10mol%以下相当となる混合液を調製し、当該混合液を70℃以上100℃以下に加熱した後、アルカリ水溶液を添加して、ランタンを含有するチタン酸ストロンチウムを主成分とする粒子を合成し、次いで、合成した粒子を酸で処理した後、シランカップリング剤で表面処理することを特徴とする、前記[1]〜[3]のいずれかに記載の電子写真トナー用外添剤粒子の製造方法。
本発明の電子写真トナー用外添剤粒子は、ランタンを含まないチタン酸ストロンチウムよりも正に帯電しやすく、シランカップリング剤で表面処理して疎水性を付与した際に、負帯電への帯電特性の変化が緩慢となる。この結果、同一の疎水性を有しながら多様な帯電特性を有し、発がん性や毒性の問題もないため、酸化チタン(IV)の代替えとして帯電制御剤、流動性付与剤、離型剤等の用途の電子写真トナー用外添剤として適している。
本発明は、酸化ランタン(III)(化学式La)として0.3wt%以上12.0wt%以下の範囲であるランタン(La)を含有するペロブスカイト型構造のチタン酸ストロンチウム粒子と、シランカップリング剤の加水分解物を含むことを特徴とする電子写真トナー用外添剤粒子を提供する。
ランタンを含有するチタン酸ストロンチウム粒子は、代表的には、常圧加熱反応法により直接合成することができる。より具体的には、チタン化合物の加水分解物の鉱酸解膠品、ストロンチウムを含む水溶性化合物及びランタンの水溶性化合物を混合して、ストロンチウムに対してランタンがモル分率で0.5%以上10%以下相当となる混合液を調製し、当該混合液を70℃以上100℃以下に加熱した後に、当該混合溶液にアルカリ水溶液を添加して、ランタンを含有したチタン酸ストロンチウムを主成分とする粒子を合成する。次いで、得られたランタンを含有するチタン酸ストロンチウム粒子を酸で処理した後、シランカップリング剤、好ましくはアルキル基あるいはフルオロアルキル基の炭素数が3以上10以下のアルキルアルコキシシランあるいはフルオロアルキルアルコキシシランから選ばれる1種以上のアルキルアルコキシシランあるいはフルオロアルキルアルコキシシランで表面処理を行うことを特徴とする方法で製造される。アルキルアルコキシシランあるいはフルオロアルキルアルコキシシランの添加量範囲は、ランタンを含有するチタン酸ストロンチウムに対して3.0wt%以上50.0wt%以下が好ましく、3.0wt%以上25.0wt%以下がより好ましい。
[常圧加熱反応法]
前記チタン化合物の加水分解物の鉱酸解膠品として、好ましくは、硫酸法で得られた、三酸化硫黄含有量が1.0wt%以下、好ましくは0.5wt%以下のメタチタン酸を、塩酸でpHを0.8以上1.5以下に調整して解膠したものを用いることで、粒度分布が良好なチタン酸ストロンチウム系粒子を得ることができる。メタチタン酸中三酸化硫黄含有量が質量分率で1.0wt%を超えると解膠が進まない。
前記ストロンチウムを含む水溶性化合物としては、硝酸ストロンチウム、塩化ストロンチウム、水酸化ストロンチウムなどを好ましく使用することができる。また、前記ランタンの水溶性化合物としては、硝酸ランタン、塩化ランタン、水酸化ランタンなどを好ましく使用することができる。アルカリ水溶液としては、種々の苛性アルカリを使用することができるが、中でも水酸化ナトリウム水溶液が好ましい。
前記製造方法において、得られるランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子の粒子径に影響を及ぼす因子としては、反応時における原料の混合割合、反応初期のチタン化合物の加水分解物の鉱酸解膠品の濃度、アルカリ水溶液を添加する際の温度及び添加速度などが挙げられる。なお、反応過程に於ける炭酸ストロンチウムあるいは炭酸ランタン水和物の生成を防ぐために窒素ガス等の不活性ガス雰囲気下で反応させる等、炭酸ガスの混入と反応を防ぐことが好ましい。
反応時におけるチタン、ストロンチウム及びランタンの混合割合は、(Sr+La)/Tiのモル比で0.9以上1.6以下、好ましくは1.1以上1.4以下が適切である。チタン化合物の加水分解物の鉱酸解膠品は水への溶解度が小さいため、(Sr+La)/Tiのモル比が0.9未満の場合、反応生成物はランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子だけでなく、未反応の酸化チタンが残存し易くなる。反応初期のチタン化合物の加水分解物の鉱酸解膠品の濃度としては、酸化チタン(IV)として0.3mol/L以上1.3mol/L以下、好ましくは0.6mol/L以上1.0mol/L以下が適切である。
アルカリ水溶液を添加するときの温度は、高温であるほど結晶性の良好な生成物が得られる。しかしながら、100℃を超えるには圧力容器が必要であるため、実用的には70℃以上100℃以下の範囲が適切である。また、アルカリ水溶液の添加速度は、添加速度が遅いほど大きな粒子径のチタン酸ストロンチウム粒子が得られ、添加速度が速いほど小さな粒子径のチタン酸ストロンチウム粒子が得られる。アルカリ水溶液の添加速度は、仕込み原料に対し0.2モル当量/h以上1.6モル当量/h以下、好ましくは0.3モル当量/h以上1.4モル当量/h以下が適切であり、得ようとする粒子径に応じて適宜調整することができる。
[酸処理]
本発明の製造方法においては、常圧加熱反応によって得られるランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子をさらに酸処理する。常圧加熱反応を行って、チタン酸ストロンチウムを合成する際に、チタン、ストロンチウム及びランタンの混合割合が(Sr+La)/Tiのモル比で1.0を超える場合、反応終了後に残存した未反応のストロンチウムあるいはランタンが空気中の炭酸ガスと反応して、炭酸ストロンチウムや炭酸ランタン水和物などの不純物を生成する。チタン酸ストロンチウム表面に炭酸ストロンチウムや炭酸ランタン水和物などの不純物が残存すると、疎水性を付与するための表面処理において、これらの不純物の影響で表面処理剤を均一に被覆することができない。したがって、アルカリ水溶液を添加した後、未反応のストロンチウムあるいはランタンを取り除くため酸処理を行う。
酸処理では、1塩基酸を用いてpH2.5以上7.0以下、より好ましくはpH4.5以上6.0以下に調整することが好ましい。酸としては、塩酸の他に硝酸、酢酸等を酸処理に用いることができる。しかし、2塩基酸、例えば硫酸を用いると、水の溶解度が低い硫酸ストロンチウムが発生するので好ましくない。
[表面処理]
本発明の製造方法においては、ランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子をシランカップリング剤で表面被覆して疎水化する。特に本発明の目的である広範囲な疎水化度と帯電特性の関係を付与するには、シランカップリング剤として、アルキル基あるいはフルオロアルキル基の炭素数が3以上10以下のアルキルアルコキシシランあるいはフルオロアルキルアルコキシシランが望ましい。表面処理に用いることができるアルキルアルコキシシランとしては、イソブチルトリメトキシシラン、ノルマルプロピルトリメトキシシラン、ノルマルブチルトリメトキシシラン、ノルマルヘキシルトリメトキシシラン、ノルマルオクチルトリメトキシシラン、ノルマルデシルトリメトキシシラン、ノルマルプロピルトリメトキシシラン、イソブチルトリエトキシシラン、ノルマルヘキシルトリエトキシシラン、ノルマルオクチルトリエトキシシラン、トリフルオロプロピルトリメトキシシランなどを好適に使用することができる。アルキルアルコキシシランあるいはフルオロアルキルアルコキシシランの添加量範囲は、ランタンを含有するチタン酸ストロンチウムに対して3.0wt%以上50.0wt%以下が好ましく、3.0wt%以上25.0wt%以下がより好ましい。
本発明の電子写真トナー用外添剤粒子は磁性一成分トナー、磁性二成分トナー及び非磁性一成分トナーのあらゆる方式の電子写真で使用することができる。また粉砕法あるいは重合法で製造したトナーの外添剤としても使用できる。トナー用のバインダー樹脂として公知の合成樹脂及び天然樹脂を制限無く使用できる。具体的には、例えば、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、オレフィン系樹脂、ジエン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂、フェノール系樹脂、石油系樹脂及びウレタン系樹脂等が挙げられる。
本発明の電子写真トナー用外添剤粒子を含む電子写真トナー用外添剤は、トナーに0.3wt%以上5.0wt%以下で外添して使用することができ、必要に応じ電子写真の分野で使用されている公知の流動化剤、例えば、二酸化ケイ素、二酸化チタン、三酸化二アルミニウム等の1種又は2種以上と併用しても良い。また、粒子径の異なる2種以上の本発明の電子写真トナー用外添剤粒子を同時に使用しても良い。
[測定法]
ランタン含有量、平均一次粒子径、比表面積、炭素含有量及びシランカップリング剤加水分解物含有量、疎水化度、粉体帯電量等は、種々の方法で測定できるが、本発明においては以下の方法で測定した。
[ランタン含有量]
島津製作所製蛍光X線分析装置XRF−1700を用いて各元素のカウント値を測定し、Laとしてのランタン含有量をFundamental Parameter法により算出した(JIS K 0119:2008)。
[平均一次粒子径]
平均一次粒子径は、日本電子製透過型電子顕微鏡JEM−1400plusで撮影した写真から、写真視野中の100個以上の粒子についてCarl Zeiss社製Particle Size Analyzerを用いて一次粒子像の面積と等価な面積の円の直径を計測し、体積基準の50%粒子径である。
[比表面積]
比表面積は、MICROMETORICS INSTRUMENT CO.製ジェミニ2375を用いて、BET法にて測定した。
[炭素含有量及びシランカップリング剤加水分解物含有量]
試料の炭素含有量をLECO製CS−230炭素・硫黄分析装置を用いて分析し、当該測定値を用いたシランカップリング剤の加水分解生成物の炭素含有率で除して、重量分率で表した数値である。
[疎水化度]
本願明細書における「疎水化度」は、簡易で再現性のよい試験方法で求めたものであり、2.5wt%毎のメタノールを含む水溶液を試験管に用意しておき、約10mgの粒子を投入し、沈降の有無を確認した。疎水化度としては、沈降が無い時の最大メタノール濃度(wt%)を疎水化度の下限値とし、粒子が沈降する最小メタノール濃度(wt%)を疎水化度の上限値として表示した。なお、疎水性とは疎水化度が少なくとも10%以上のことをいう。
[粉体帯電量]
東芝ケミカル(株)製粉体帯電量測定装置TB−200を用いて以下の手順で測定した。鉄粉キャリア9.9gと試料粉末0.1gを混合し、振とう機で1分間以上混合して測定試料を調製する。目開き400μmのステンレスメッシュを敷いた測定ケージに、キャリアと測定試料の混合物100mg以上500mg以下を投入し、上方からの圧縮空気の吹きつけによりキャリアと測定試料を分離し、ケージに残ったキャリアの電荷量を測定した。このキャリアの電荷量を測定試料の粉末重量で除して、更に−1を乗じた値を測定試料の粉体帯電量とした。さらに粉体帯電量を試料の比表面積値で除して、単位表面積当たりの帯電量を算出する。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。以下に挙げる例は単に例示のために記すものであり、本発明の範囲がこれによって制限されるものではない。
[合成例1]
硫酸法で得られたメタチタン酸を脱鉄漂白処理した後、水酸化ナトリウム水溶液を加えてpH9.0とし、脱硫処理を行い、その後、塩酸を添加してpH5.8まで中和し、ろ過水洗を行って、洗浄済みケーキを得た。この洗浄済みケーキに水を加えてTiOとして2.13mol/Lのスラリーとした後、塩酸を加えてスラリーのpHを1.4とし、メタチタン酸の解膠処理を行った。このメタチタン酸をTiOとして1.877mol採取し、3Lの反応容器に投入した。チタンに対するストロンチウムのモル比が1.15となるように塩化ストロンチウムを2.159mol添加し、更に、ストロンチウムに対するランタンのモル比で0.1となるように塩化ランタン水溶液を0.2159mol添加した後、TiO濃度が0.939mol/Lになるように適量の水を加えて調整した。次に、撹拌しながら90℃に加温した後、10mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液553mLを1時間かけて添加し、その後、95℃で1時間撹拌を続け反応を終了した。
当該反応終了スラリーを50℃まで冷却し、pH5.0となるまで塩酸を加え1時間撹拌を続けた。得られた沈殿をデカンテーション法で洗浄して、ランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子A(以下「粒子A」という。)を含むスラリーを得た。
粒子Aを含むスラリーをろ過して、粒子Aを分離した後、120℃の大気中で10時間乾燥し、粒子Aを透過型電子顕微鏡を用いて観察したところ、球状および立方体乃至直方体状粒子を含む、一次粒子径が20nm以上40nm以下の粒子であった。電子顕微鏡写真を用いて重量基準で算出した平均一次粒子径は34nmであった。比表面積は90m/gであった。粒子Aの蛍光X線分析による(Sr+La)/Tiモル比は0.88であった。粉末X線回折法で測定すると、チタン酸ストロンチウムの回折ピークが確認できた。La含有量はLaとして8.5wt%であった。
[合成例2]
合成例1と同様に調製したメタチタン酸と塩化ストロンチウムの混合スラリーに、ストロンチウムに対するランタンのモル比で0.05となるように塩化ランタン水溶液を0.1079mol添加した後、合成例1と同条件で常圧加熱反応、酸処理、洗浄を行い、ランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子B(以下「粒子B」という。)を含むスラリーを得た。粒子Bの測定結果を表1に示す。
[合成例3]
合成例1と同様に調製したメタチタン酸と塩化ストロンチウムの混合スラリーに、ストロンチウムに対するランタンのモル比で0.025となるように塩化ランタン水溶液を0.0540mol添加した後、合成例1と同条件で常圧加熱反応、酸処理、洗浄及び乾燥を行い、ランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子C(以下「粒子C」という。)を含むスラリーを得た。粒子Cの測定結果を表1に示す。
[合成例4]
合成例1と同様に調製したメタチタン酸と塩化ストロンチウムの混合スラリーに、ストロンチウムに対するランタンのモル比で0.010となるように塩化ランタン水溶液を0.0216mol添加した後、合成例1と同条件で常圧加熱反応、酸処理、洗浄及び乾燥を行い、ランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子D(以下「粒子D」という。)を含むスラリーを得た。粒子Dの測定結果を表1に示す。
[合成例5]
合成例1と同様に調製したメタチタン酸と塩化ストロンチウムの混合スラリーに、ストロンチウムに対するランタンのモル比で0.005となるように塩化ランタン水溶液を0.0108mol添加した後、合成例1と同条件で常圧加熱反応、酸処理、洗浄及び乾燥を行い、ランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子E(以下「粒子E」という。)を含むスラリーを得た。粒子Eの測定結果を表1に示す。
[合成例6]
合成例1と同様に調製したメタチタン酸と塩化ストロンチウムの混合スラリーを、塩化ランタン水溶液を添加することなしに、合成例1と同条件で常圧加熱反応、酸処理、洗浄及び乾燥を行い、チタン酸ストロンチウム粒子F(以下「粒子F」という。)を含むスラリーを得た。粒子Fの測定結果を表1に示す。
[実施例1]
合成例1で得たランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子Aを含むスラリーを50℃に調整し、塩酸を加えてpHを2.5に調整した後、固形分に対して5.0wt%のシランカップリング剤としてイソブチルトリメトキシシランを添加して20時間撹拌保持を続けた。次いで、水酸化ナトリウム溶液を加えpH6.5に調整し、1時間撹拌保持を続けた後、ろ過洗浄を行い得られたケーキを大気中、120℃で10時間乾燥し、粒子A−1を得た。粒子A−1の酸化ランタン(III)の含有量は10.1wt%、比表面積は109m−1、単位表面積当たりの帯電量は−0.220μCm−2であった。粒子A−1は、疎水化度試験においてメタノール添加前の水に浮遊しなかったため、疎水化度は測定できなかった。
[実施例2〜実施例5]
実施例1において、固形分に対するイソブチルトリメトキシシランの添加量を10wt%、15wt%、20wt%及び50wt%に変更した以外は実施例1と同様の条件で処理を行い、それぞれ粒子A−2〜粒子A−5を得た。粒子A−2〜粒子A−5の測定結果を表2に示す。
[実施例6〜実施例9]
合成例2で得たランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子Bを含むスラリーに、固形分に対するイソブチルトリメトキシシランの添加量を10wt%、15wt%、20wt%及び30wt%に変更した以外は実施例1と同様の条件で処理を行い、それぞれ粒子B−1〜粒子B−4を得た。粒子B−1〜粒子B−4の測定結果を表2に示す。
[実施例10及び実施例11]
合成例3で得たランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子Cを含むスラリーに、固形分に対するイソブチルトリメトキシシランの添加量を15wt%及び20wt%に変更した以外は実施例1と同様の条件で処理を行い、それぞれ粒子C−1及び粒子C−2を得た。粒子C−1及び粒子C−2の測定結果を表2に示す。
[実施例12〜実施例14]
合成例4で得たランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子Dを含むスラリーに、固形分に対するイソブチルトリメトキシシランの添加量を10wt%、15wt%及び20wt%に変更した以外は実施例1と同様の条件で処理を行い、それぞれ粒子D−1〜粒子D−3を得た。粒子D−1〜粒子D−3の測定結果を表2に示す。
[実施例15〜実施例17]
合成例5で得たランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子Eを含むスラリーに、固形分に対するイソブチルトリメトキシシランの添加量を10wt%、15wt%及び20wt%に変更した以外は実施例1と同様の条件で処理を行い、それぞれ粒子E−1〜粒子E−3を得た。粒子E−1〜粒子E−3の測定結果を表2に示す。
[実施例18〜実施例20]
合成例2で得たランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子Bを含むスラリーに、シランカップリング剤としてノルマルオクチルトリエトキシシランを用い、固形分に対するノルマルオクチルトリエトキシシランの添加量を7.6wt%、11.3wt%及び14.9wt%に変更した以外は実施例1と同様の条件で処理を行い、それぞれ粒子B−5〜粒子B−7を得た。粒子B−5〜粒子B−7の測定結果を表3に示す。
[比較例1〜比較例3]
合成例6で得たチタン酸ストロンチウム粒子Fを含むスラリーに、固形分に対するイソブチルトリメトキシシランの添加量を5wt%、10wt%及び15wt%に変更した以外は実施例1と同様の条件で処理を行い、それぞれ粒子F−1〜粒子F−3を得た。粒子F−1〜粒子F−3の測定結果を表2に示す。
[比較例4及び比較例5]
合成例6で得たランタン含有チタン酸ストロンチウム粒子Fを含むスラリーに、シランカップリング剤としてノルマルオクチルトリエトキシシランを用い、固形分に対するノルマルオクチルトリエトキシシランの添加量を5wt%及び10wt%に変更した以外は実施例1と同様の条件で処理を行い、それぞれ粒子F−4及び粒子F−5を得た。粒子F−4及び粒子F−5の測定結果を表3に示す。
Figure 2019128524
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表2よりランタン含有チタン酸ストロンチウムを用いた実施例3の粒子A−3、実施例12の粒子D−1及び実施例15の粒子E−1は、いずれも疎水化度下限が50.0%、同上限が52.5%であり、ランタンを含有しないチタン酸ストロンチウムを用いた比較例2の粒子F−2と比較して、疎水化度が大きいが、粉体帯電量及び単位比表面積当たりの帯電量のいずれもが大きく、換言すると負の帯電性が弱いことがわかる。同様にランタン含有チタン酸ストロンチウムを用いた実施例4の粒子A−4、実施例10の粒子C−1、実施例13の粒子D−2、実施例14の粒子D−3及び実施例17の粒子E−3は、いずれも疎水化度下限が52.5%、同上限が55.0%であり、ランタンを含有しないチタン酸ストロンチウムを用いた比較例3の粒子F−3の疎水化度と同等であるが、粉体帯電量はいずれも大きく、換言すると負の帯電性が弱いことがわかる。また、シランカップリング剤の加水分解物の含有量が増えるほど、比表面積が小さくなり、単位比表面積当たりの帯電量が小さくなり、換言すると負の帯電性が強くなることがわかる。
表3よりランタン含有チタン酸ストロンチウムを用いた実施例19の粒子B−6及び実施例20の粒子B−7の疎水化度は、ランタンを含有しないチタン酸ストロンチウムを用いた比較例4の粒子F−4の疎水化度よりも大きいが、単位比表面積当たりの帯電量は粒子F−4よりも大きく、上記のイソブチルトリメトキシシランと同様にランタン含有の効果を発現していることが確認できる。
したがって、本発明のランタン含有チタン酸ストロンチウムにシランカップリング剤の加水分解物を含有する粒子は、ランタンを含有しないチタン酸ストロンチウムにシランカップリング剤の加水分解物を含有する粒子よりも多様な疎水化度と帯電特性を有する微粉末であり、電子写真トナー用の外添剤、特には帯電調整剤として有用である。また、現在の電子写真用トナーの帯電量調整は、所望の帯電量を得るために帯電特性の異なるいくつかの帯電調整剤を組み合わせて使用することにより行われている。これに対して、本発明によれば、ランタン含有量及びシランカップリング剤による表面処理を調整することによって所望の帯電特性を発現できる電子写真トナー用外添剤粒子を得ることができるため、多数の帯電調整剤を一つの材料で置き換えることができる。したがって、トナー設計の簡略化と迅速化という点やトナー品質の均一化と長期安定化という点においても有効である。

Claims (5)

  1. 酸化ランタン(III)(化学式La)として0.3wt%以上12.0wt%以下の範囲であるランタン(La)を含有するペロブスカイト型構造のチタン酸ストロンチウム粒子と、シランカップリング剤の加水分解物を含むことを特徴とする電子写真トナー用外添剤粒子。
  2. アルキル基あるいはフルオロアルキル基の炭素数が3以上10以下のアルキルアルコキシシランあるいはフルオロアルキルアルコキシシランから選ばれる1種以上のシランカップリング剤の加水分解物を、炭素(C)として0.5wt%以上17.0wt%以下の範囲で含有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真トナー用外添剤粒子。
  3. 比表面積が5m−1以上150m−1以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真トナー用外添剤粒子。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載の電子写真トナー用外添剤粒子を含む電子写真トナー用外添剤。
  5. 常圧加熱反応法により、チタン化合物の加水分解物の鉱酸解膠品、ストロンチウムを含む水溶性化合物及びランタンの水溶性化合物を混合して、ストロンチウムに対してランタンが0.5mol%以上10mol%以下となる混合液を調製し、当該混合液を70℃以上100℃以下に加熱した後、アルカリ水溶液を添加して、ランタンを含有するチタン酸ストロンチウムを主成分とする粒子を合成し、次いで、合成した粒子を酸で処理した後、シランカップリング剤で表面処理することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の電子写真トナー用外添剤粒子の製造方法。
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