JP2019128126A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】イオン発生ユニットの電極から付着物が除去され易い冷蔵装置を提供する。【解決手段】冷蔵室用の扉と、糸状の複数の導電体が一端側において束ねられて構成されたイオン発生用放電電極からイオンを放出して冷蔵庫内に供給するイオン発生ユニットと、扉の開動作に応じてイオン発生ユニットをONして、扉の閉動作に応じてイオン発生ユニットをOFFするための制御部と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、食物や飲料などを収容する冷蔵庫の技術に関し、特にイオン発生ユニットを搭載する冷蔵庫に関する。
従来から、イオン発生ユニットおよびそれを備えた冷蔵庫が知られている。たとえば、特開2010−281526号公報(特許文献1)には、冷蔵庫が開示されている。特許文献1によると、貯蔵物を収納する貯蔵室と、冷気を生成する冷却器と、冷却器で生成された冷気が流通する冷気通路と、貯蔵室の壁面に開口して冷気通路を流通する冷気を貯蔵室に吐出する吐出口と、イオンを発生するイオン発生部を冷気通路内の吐出口近傍に配したイオン発生装置とを備える。
また、特開2002−58731号公報(特許文献2)には、負イオンと正イオンが同時に発生することによって、活性種である過酸化水素H22又は水酸化ラジカル・OHが生成すること、このH22または・OHが極めて強力な活性を示すために浮遊細菌を除去できること、などが開示されている。
そして、特開2016−207626号公報(特許文献3)には、放電電極清掃具および放電電極の清掃方法が開示されている。特許文献3によると、放電電極清掃具は、糸状の複数の導電体が一端側において束ねられてブラシ状に構成されたイオン発生用放電電極を清掃するものであって、先端側に第1清掃部材が設けられた第1挟持片と、先端側に第2清掃部材が設けられた第2挟持片と、を備え、第1挟持片および第2挟持片は、第1清掃部材と第2清掃部材とによってイオン発生用放電電極を挟み込み可能に構成され、第1清掃部材および第2清掃部材は、イオン発生用放電電極に付着した異物を捕捉する多孔質材料によって構成されている。
特開2010−281526号公報 特開2002−58731号公報 特開2016−207626号公報
イオン発生ユニットの電極に付着物が付くとイオンの発生量が減少してしまうため、特許文献3に開示の技術などで電極の付着物を清掃・除去する必要がある。しかしながら、特許文献1に例示されるように、冷蔵庫に設けられるイオン発生ユニットは貯蔵室の奥壁近傍に配置されることあり、放電電極清掃具などを用いて電極を清掃することが困難である。また、冷蔵庫は通常、電源スイッチを持たないため、電源投入状態では高電圧が印加されるおそれがある放電電極を、利用者が清掃具によって清掃することは危険である。
そこで、本発明は、放電電極清掃具などを用いなくともイオン発生ユニットの電極から付着物が除去可能な冷蔵庫を提供することを目的とする。
この発明のある態様に従うと、冷蔵室用の扉と、糸状の複数の導電体が一端側において束ねられて構成されたイオン発生用放電電極からイオンを放出して冷蔵庫内に供給するイオン発生ユニットと、扉の開動作に応じてイオン発生ユニットをONして、扉の閉動作に応じてイオン発生ユニットをOFFするための制御部と、を備える冷蔵庫が提供される。
このように、本発明によれば、放電電極清掃具などを用いなくともイオン発生ユニットの電極から付着物が除去可能な冷蔵庫が提供される。
第1の実施の形態にかかる冷蔵庫100の全体的な正面図である。 第1の実施の形態にかかる冷蔵庫100の側面断面図である。 第1の実施の形態にかかるイオン発生ユニット110の内部構造を示す断面図である。 第1の実施の形態にかかるイオン発生ユニット110の回路図である。 第1の実施の形態にかかる冷蔵庫100の構成の一部を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる冷蔵庫100の制御部190の処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる第1の状態におけるイオン発生ユニット110周辺の構成を示すイメージ図である。 第2の実施の形態にかかる第2の状態におけるイオン発生ユニット110周辺の構成を示すイメージ図である。 第2の実施の形態にかかる第3の状態におけるイオン発生ユニット110周辺の構成を示すイメージ図である。 第3の実施の形態にかかる第1の状態におけるイオン発生ユニット110周辺の構成を示すイメージ図である。 第3の実施の形態にかかる第2の状態におけるイオン発生ユニット110周辺の構成を示すイメージ図である。 第3の実施の形態にかかる第3の状態におけるイオン発生ユニット110周辺の構成を示すイメージ図である。 第4の実施の形態にかかる第1の状態におけるイオン発生ユニット110周辺の構成を示すイメージ図である。 第4の実施の形態にかかる第2の状態におけるイオン発生ユニット110周辺の構成を示すイメージ図である。 第5の実施の形態にかかる第1の状態におけるイオン発生ユニット110周辺の構成を示すイメージ図である。 第5の実施の形態にかかる第2の状態におけるイオン発生ユニット110周辺の構成を示すイメージ図である。 第5の実施の形態にかかる第3の状態におけるイオン発生ユニット110周辺の構成を示すイメージ図である。 第6の実施の形態にかかる冷蔵庫100の構成のブロック図である。 第6の実施の形態にかかる冷蔵庫100の制御部190の処理を示すフローチャートである。 第7の実施の形態にかかるイオン発生ユニット110周辺の構成を示すイメージ図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
本実施の形態にかかるイオン発生ユニット110は、たとえば、図1に示すような冷蔵庫100に搭載される。冷蔵庫100は、たとえば、本体101と扉102L,102Rなどから構成される。そして、本体101の内部は、メイン冷蔵スペース103、冷凍スペース105、果物ケース106、野菜ケース107、貯氷スペース108などを含む。本実施の形態においては、メイン冷蔵スペース103内にチルドスペース104が設けられる。チルドスペース104は、前端に扉となる前壁を有して前方に引き出し可能に配される下ケース104Aと、冷蔵スペース103内に固定されて下ケース104Aが収納状態で下ケース104Aとともにチルドスペース104内を密閉状態にする上ケース104Bで構成される。
図2に示すように、当該チルドスペース104には、当該チルドスペース104用のイオン発生ユニット110が取り付けられている。より詳細には、チルドスペース104の後方には、図2に示すように冷気ダクト131が設けられ、冷気ダクト131に流通する冷気の一部が、吐出口133から下ケース104Aや上ケース104Bの外壁に沿って流通し、チルドスペース104内を間接的に冷却する。そして、イオン発生ユニット110は、チルドスペース104内にイオンを放出できるように、チルドスペース104の上ケース104Bと連通する空間内に配置される。このため、チルドスペース104内の飲食物に冷気の風が直接当たることを防止しつつ、チルドスペース104内にイオンを供給することができる。
なお、イオン発生ユニット110は、チルドスペース104内に限らず、果物スペース106や野菜スペース107や冷凍スペース105や冷気ダクト131内に配置されてもよい。
ここで、本実施の形態にかかるイオン発生ユニット110の構造について説明する。図3は、本実施の形態にかかるイオン発生ユニット110の内部構造を示す図である。イオン発生ユニット110は、2本の放電電極1,2と、環状の誘導電極3,4と、2枚の長方形状のプリント基板5,6とを備えている。誘導電極3は、放電電極1との間に電界を形成するための電極である。誘導電極4は、放電電極2との間に電界を形成するための電極である。放電電極1は、誘導電極3との間で、負イオンを発生するための電極である。放電電極2は、誘導電極4との間で、正イオンを発生するための電極である。
プリント基板5,6は、所定の間隔を開けて平行に配置されている。誘導電極3は、プリント基板5の長手方向の一方端部の表面に、プリント基板5の配線層を用いて形成されている。誘導電極3の内側には、プリント基板5を貫通する孔5aが開口されている。誘導電極4は、プリント基板5の長手方向の他方端部の表面に、プリント基板5の配線層を用いて形成されている。誘導電極4の内側には、プリント基板5を貫通する孔5bが開口されている。
放電電極1,2の各々は、プリント基板5,6に対して垂直に設けられている。放電電極1の基端部はプリント基板6の孔に挿嵌されており、他端はプリント基板5の孔5aの中心を貫通している。放電電極2の基端部はプリント基板6の孔に挿嵌されており、他端はプリント基板5の孔5bの中心を貫通している。放電電極1,2の各々の基端部は、半田によってプリント基板6に固定されている。
誘導電極3,4は、プリント基板5に形成されており、放電電極1,2は、プリント基板5とは別の、プリント基板6に固定されている。そのため、イオン発生装置が高湿度環境下におかれた場合でも、放電電極1,2と誘導電極3,4との間の電流のリークを抑制でき、イオンを安定して発生することが可能である。
放電電極1,2の各々の先端部は、ブラシ状に形成されている。放電電極1は、その先端部に設けられた複数の糸状の導電体7と、複数の導電体7の根元を束ねる接合部7aとを有している。放電電極2は、その先端部に設けられた複数の糸状の導電体8と、複数の導電体8の根元を束ねる接合部8aとを有している。
図4は、本実施の形態にかかるイオン発生ユニット110の回路図である。図4を参照して、イオン発生ユニット110は、放電電極1,2および誘導電極3,4の他に、電源端子T1、接地端子T2、ダイオード32,33および昇圧トランス31を有している。電源端子T1および接地端子T2には、それぞれ直流電源の正極および負極が接続されている。電源端子T1には直流電源電圧(たとえば+12Vまたは+15V)が印加され、接地端子T2は接地されている。電源端子T1および接地端子T2は、電源回路30を介して、昇圧トランス31に接続されている。
昇圧トランス31は、1次巻線31aおよび2次巻線31bを含んでいる。2次巻線31bの一方端子は誘導電極3,4に接続されており、他方端子はダイオード32のカソードおよびダイオード33のアノードに接続されている。ダイオード32のアノードは放電電極1の基端部に接続されており、ダイオード33のカソードは放電電極2の基端部に接続されている。
図3および図4を参照して、イオン発生ユニット110の動作について説明する。電源端子T1および接地端子T2間に直流電源電圧が印加されると、電源回路30が有しているコンデンサ(不図示)に電荷が充電される。コンデンサに充電された電荷は、昇圧トランス31の1次巻線31aを介して放電され、1次巻線31aにはインパルス電圧が発生する。
1次巻線31aにインパルス電圧が発生すると、2次巻線31bに正および負の高電圧パルスが交互に減衰しながら発生する。負の高電圧パルスはダイオード32を介して放電電極1に印加され、正の高電圧パルスはダイオード33を介して放電電極2に印加される。これにより、放電電極1,2の先端の導電体7,8でコロナ放電が発生し、それぞれ負イオンおよび正イオンを発生する。
なお、正イオンは、水素イオン(H<+>)の周囲に複数の水分子がクラスター化したクラスターイオンであり、H<+>(H2O)m(mは0以上の任意の整数)と表わされる。負イオンは、酸素イオン(O2<−>)の周囲に複数の水分子がクラスター化したクラスターイオンであり、O2<−>(H2O)n(nは0以上の任意の整数)と表わされる。また、正イオンおよび負イオンを室内に放出すると、両イオンが空気中を浮遊する菌やウィルスの周りを取り囲み、その表面上で互いに化学反応を起こす。その際に生成される活性種の水酸化ラジカル(・OH)の作用により、浮遊菌などが除去される。
なお、本実施の形態においては、ブラシ状の放電電極1の先端部を構成する複数の糸状の導電体7は、誘導電極3との間に電界が形成されると、互いの電気的な反発および誘導電極3への電気的な引寄せによって外側に曲げ変形するように構成されており、導電体7の先端が存在している領域の面積が大きくなるとともに隣接する糸状の導電体7間の干渉が抑えられる。つまり、針状の放電電極と比較して、同じ電圧を印加したときのイオン発生量が増える。ブラシ状の放電電極2についても同様に誘導電極4との間のイオン発生量が増える。
図5は、本実施の形態にかかる冷蔵庫100の構成の一部を示すブロック図である。図5を参照して、本実施の形態にかかる冷蔵庫100は、チルドスペース104の扉の開閉を検知するための扉センサ104Zを搭載する。そして、冷蔵庫100は、扉センサ104Zからの検知結果やその他の条件に基づいて、イオン発生ユニット110のON/OFFを制御するための制御部190を搭載する。
制御部190は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random access memory)やROM(Read Only Memory)などから構成される。制御部190は、イオン発生ユニット110やファン119に限らず、図示しない圧縮機やダンパーなどの各部を制御する。
以下では、本実施の形態にかかる冷蔵庫100の制御方法について説明する。図6を参照して、制御部190は、扉センサ104Zからの信号に基づいて、扉102L,102Rのいずれかが開いたことを検知すると(ステップS102にてYESの場合)、イオン発生ユニット110をONする(ステップS104)。
制御部190は、扉センサ104Zからの信号に基づいて、扉102L,102Rのいずれかが閉じたことを検知すると(ステップS108にてYESの場合)、扉102L,102Rが閉まってからの経過時間を計測し始める。制御部190は、扉102L,102Rが閉まってから所定の時間が経過すると(ステップS110にてYESの場合)、イオン発生ユニット110をOFFする(ステップS112)。
このように、本実施の形態においては、少なくとも扉102L,102Rが閉められる際にイオン発生ユニット110がONされているので、ブラシ状の放電電極1,2の先端部を構成する複数の糸状の導電体7,8が互いの電気的な反発および誘導電極3,4への電気的な引寄せによって外側に曲げ変形している。従って、糸状の導電体7,8のそれぞれにおいて、先端同士の間隔が広がっている状態で、扉102L,102Rが閉められる際の衝撃がイオン発生ユニット110に伝わるため、衝撃を受けた糸状の導電体7,8のそれぞれがより自在に振動・変形できる。このため、糸状の導電体7,8の先端同士の間隔が狭まっている状態と比べて、導電体7および8に付着したゴミがふるい落とされやすくなる。
また、少なくとも扉102L,102Rが閉められる際にイオン発生ユニット110向けのファン119がONされているので、少なくとも扉102L,102Rが閉められる際の衝撃に合わせてファン119の風によって導電体7,8に付着したゴミが除去されやすくなっている。
なお、チルドスペース104の扉が閉まる際の衝撃を利用して導電体7,8に付着したゴミをふるい落とす形態に限らず、制御部190は、メイン冷蔵スペース103や果物スペース106や野菜スペース107などの扉やケースが開けられた際にイオン発生ユニット110をONして、チルドケースや野菜ケースなどの扉やケースが閉じられてからOFFするものであってもよい。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態においては、衝撃が生じる可能性が高いタイミングに合わせて制御部190がイオン発生ユニット110をONしておくものであった。しかしながら、単に扉やケースの開閉によってイオン発生ユニット110に衝撃が伝わる構成にしてもよい。
たとえば、図7に示すように、イオン発生ユニット110が冷蔵庫100の構造体に直接的または間接的に支持部材117を介して保持される。そしてイオン発生ユニット110の底部に下方に向けて凸部118が形成され、チルドケース104や野菜ケース107や果物ケース106の一部に凹部104Xが形成される。これによって、チルドケース104や野菜ケース107や果物ケース106が開閉される際に、イオン発生ユニット110の凸部118がチルドケース104や野菜ケース107や果物ケース106の凹部104Xに出入りすることでイオン発生ユニット110に衝撃が伝わる。
換言すれば、図8に示すようにイオン発生ユニット110の凸部118がチルドケース104や野菜ケース107や果物ケース106の凹部104Xに落ち込んだり、イオン発生ユニット110の凸部118が凹部104Xの前後の壁面に衝突してその反動で図9に示すようにイオン発生ユニット110が上方へ飛び上がったりすることによって、導電体7および8に付着したゴミをふるい落とす。
[第3の実施の形態]
チルドケース104や野菜ケース107や果物ケース106に凹部104Xが形成される形態には限られない。たとえば、図10に示すように、チルドケース104や野菜ケース107や果物ケース106の上部に凸部104Yが形成されてもよい。これによって、チルドケース104や野菜ケース107や果物ケース106が開閉される際に、イオン発生ユニット110の凸部118がチルドケース104や野菜ケース107や果物ケース106の凸部104Yの前後の壁面に衝突してイオン発生ユニット110に衝撃が伝わる。
また、図11に示すように、イオン発生ユニット110の後部の底面に凸部118が形成されて、当該凸部118の後面がチルドケース104や野菜ケース107や果物ケース106の凸部104Yの前面に衝突した場合には、イオン発生ユニット110の前部の底面がいずれかの部材に衝突してイオン発生ユニット110に衝撃が伝わる構成であってもよい。
同様に、図12に示すように、イオン発生ユニット110の後部の底面に凸部118が形成されて、当該凸部118の前面がチルドケース104や野菜ケース107や果物ケース106の凸部104Yの後面に衝突した場合には、イオン発生ユニット110の前部の底面がいずれかの部材に衝突してイオン発生ユニット110に衝撃が伝わる構成であってもよい。
[第4の実施の形態]
また、図13に示すように、イオン発生ユニット110の後部の上面に凸部118Bが形成されて、チルドケース104や野菜ケース107や果物ケース106に下方へ向けた凸部104Yが形成されてもよい。そして、当該凸部118Bの後面が凸部104Yの前面に衝突した場合に、イオン発生ユニット110の前部の上面がいずれかの部材に衝突してイオン発生ユニット110に衝撃が伝わる構成であってもよい。
同様に、図14に示すように、イオン発生ユニット110の後部の上面に凸部118Bの前面が、チルドケース104や野菜ケース107や果物ケース106に下方へ向けた凸部104Yの前面に衝突した場合に、イオン発生ユニット110の前部の上面がいずれかの部材に衝突してイオン発生ユニット110に衝撃が伝わる構成であってもよい。
このように、本実施の形態においては、少なくとも扉やケースなどが閉められる際にイオン発生ユニット110に衝撃が与えられる構成となっているため、イオン発生ユニット110に付着したゴミがふるい落とされやすくなっている。なお、凸部104Yは第3の実施形態と同様の凹部104Xであってもよい。
[第5の実施の形態]
なお、図15に示すように、単に、イオン発生ユニット110が支持部材117によって不安定に支持される構成であってもよい。この場合も、図16および図17に示すように、扉やケースが開閉される際の振動や慣性力によって、イオン発生ユニット110が振動したり、他の部材に衝突したりするように構成されることが好ましい。これによって、イオン発生ユニット110に付着したゴミがふるい落とされやすい構成を実現してもよい。
なお、イオン発生ユニット110が支持部材117によって非振動時には図16のように後傾状態としていてもよい。この場合には、発生したイオンが斜め上方に向かって放出されるため、より遠方までイオンを供給することができる。また、狭いスペースにイオンを集中させたい場合や、下方に収納スペースがある場などは、非振動時に図17のように前傾状態としても良い。
[第6の実施の形態]
あるいは、図18に示すように、冷蔵庫100やイオン発生ユニット110が、イオン発生ユニット110に振動を与えるための振動素子111やモータなどを有してもよい。
そして上記の実施の形態と組み合わせて、図19に示すように、扉102L,102Rが開いた際に、制御部190が、振動素子111やモータをONしてもよい(ステップS107)。そして、扉102L,102Rが閉じて所定時間が経過してから、制御部190が、振動素子111やモータをOFFしてもよい(ステップS116)。
なお、制御部190が、定期的に、振動素子111やモータをONしてイオン発生ユニット110に振動を与える構成を採用してもよい。また、制御部190が、定期的に、ファン119をONしてイオン発生ユニット110に振動を与える構成を採用してもよい。
なお、振動要素としてのファン119と振動素子111とは共に備えても良いし、いずれか一方であってもよい。
[第7の実施の形態]
また、上記の実施の形態に合わせて、図20(B)に示すように、イオン発生ユニット110に連結される配線1101をたわませておくことが好ましい。図20(A)に示すようなイオン発生ユニット110に連結される配線1101が張った状態では、イオン発生ユニット110の振動が制限されるおそれがあるため、イオン発生ユニット110に連結される配線1101をたわませておくことで、イオン発生ユニット110の振動を阻害せず、その結果イオン発生ユニット110に付着したゴミがふるい落とされやすくなる。
<まとめ>
上記の実施形態では、冷蔵室103用の扉102L,102R(104A,105,106,107)と、糸状の複数の導電体が一端側において束ねられて構成されたイオン発生用放電電極からイオンを放出して冷蔵庫内に供給するイオン発生ユニット110と、扉102L,102Rの開動作に応じてイオン発生ユニット110をONして、扉102L,102Rの閉動作に応じてイオン発生ユニット110をOFFするための制御部190と、を備える冷蔵庫100が提供される。
好ましくは、イオン発生ユニット110の振動を大きくするための構成をさらに備える。
上記の実施形態では、冷蔵室103用の扉102L,102R(104A,105,106,107)と、糸状の複数の導電体が一端側において束ねられて構成されたイオン発生用放電電極からイオンを放出して冷蔵庫内に供給するイオン発生ユニット110と、扉102L,102Rが閉じられるときのイオン発生ユニット110の振動を大きくするための構成と、を備える冷蔵庫100が提供される。
上記の実施形態では、冷蔵室103用の扉102L,102R(104A,105,106,107)と、糸状の複数の導電体が一端側において束ねられて構成されたイオン発生用放電電極からイオンを放出して冷蔵庫内に供給するイオン発生ユニット110と、イオン発生ユニット110に対する振動を与える装置111と、を備える冷蔵庫100が提供される。
好ましくは、イオン発生ユニット110をONした際に、イオン発生ユニット110に向けて風を送るためのファン119をさらに備える。
上記の実施形態では、冷蔵室103用の扉102L,102R(104A,105,106,107)と、糸状の複数の導電体が一端側において束ねられて構成されたイオン発生用放電電極からイオンを放出して冷蔵庫内に供給するイオン発生ユニット110と、イオン発生ユニット110に向けた風を送るためのファン119と、イオン発生ユニット110をONした際にファンをONするための制御部190と、を備える冷蔵庫100が提供される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :放電電極
2 :放電電極
3 :誘導電極
4 :誘導電極
5 :プリント基板
5a :孔
5b :孔
6 :プリント基板
7 :導電体
7a :接合部
8 :導電体
8a :接合部
30 :電源回路
31 :昇圧トランス
31a :1次巻線
31b :2次巻線
32 :ダイオード
33 :ダイオード
100 :冷蔵庫
101 :本体
102L :扉
102R :扉
103 :メイン冷蔵スペース
104 :チルドケース
104A :下ケース
104B :上ケース
104X :凹部
104Y :凸部
104Z :扉センサ
105 :冷凍スペース
106 :果物ケース
107 :野菜ケース
108 :貯氷スペース
110 :イオン発生ユニット
111 :振動素子
117 :支持部材
118 :凸部
118B :凸部
119 :ファン
131 :冷気ダクト
133 :吐出口
190 :制御部
1101 :配線

Claims (6)

  1. 冷蔵室用の扉と、
    糸状の複数の導電体が一端側において束ねられて構成されたイオン発生用放電電極からイオンを放出して冷蔵庫内に供給するイオン発生ユニットと、
    前記扉の開動作に応じて前記イオン発生ユニットをONして、前記扉の閉動作に応じて前記イオン発生ユニットをOFFするための制御部と、を備える冷蔵庫。
  2. 前記イオン発生ユニットの振動を大きくするための構成をさらに備える、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 冷蔵室用の扉と、
    糸状の複数の導電体が一端側において束ねられて構成されたイオン発生用放電電極からイオンを放出して冷蔵庫内に供給するイオン発生ユニットと、
    前記扉が閉じられるときの前記イオン発生ユニットの振動を大きくするための構成と、を備える冷蔵庫。
  4. 冷蔵室用の扉と、
    糸状の複数の導電体が一端側において束ねられて構成されたイオン発生用放電電極からイオンを放出して冷蔵庫内に供給するイオン発生ユニットと、
    前記イオン発生ユニットに対する振動を与える装置と、を備える冷蔵庫。
  5. 前記イオン発生ユニットをONした際に、前記イオン発生ユニットに向けて風を送るためのファンをさらに備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 冷蔵室用の扉と、
    糸状の複数の導電体が一端側において束ねられて構成されたイオン発生用放電電極からイオンを放出して冷蔵庫内に供給するイオン発生ユニットと、
    前記イオン発生ユニットに向けた風を送るためのファンと、
    前記イオン発生ユニットをONした際に前記ファンをONするための制御部と、を備える冷蔵庫。
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