JPH08178384A - イオナイザの放電電極清掃具 - Google Patents

イオナイザの放電電極清掃具

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Publication number
JPH08178384A
JPH08178384A JP6334795A JP33479594A JPH08178384A JP H08178384 A JPH08178384 A JP H08178384A JP 6334795 A JP6334795 A JP 6334795A JP 33479594 A JP33479594 A JP 33479594A JP H08178384 A JPH08178384 A JP H08178384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge electrode
long fiber
ionizer
cleaning tool
electrode cleaning
Prior art date
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Pending
Application number
JP6334795A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsusachi Umeki
光幸 梅木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電電極の清掃を容易かつ確実に行うことが
できるイオナイザの放電電極清掃具を提供すること。 【構成】 イオナイザの放電電極清掃具1は、合成樹脂
製の多数の長繊維体3と、多数の長繊維体3の端部にお
いてこれら多数の長繊維体3を束ねた状態で結束する結
束体5とにより構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイオナイザの放電電極清
掃具に関し、特に半導体製造工場のクリーンルームなど
で使用されるイオナイザの放電電極清掃具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工場のクリーンルームなどに
て除電を行うイオナイザは、天井部にエミッタ針と呼ば
れる針状の放電電極を有し、放電電極によるコロナ放電
により空気をイオン化し、帯電体の電荷を中和除去する
ものである。この放電電極は、コロナ放電のために気中
で電圧を印加されることにより、周辺に浮遊しているダ
ストを引き付け、使用過程で電極表面にダストが堆積す
る。このため、電極表面に堆積したダストを払拭する清
掃作業を定期的に行う必要がある。従来、この放電電極
の清掃は、布、綿などにエタノール液を含ませて電極表
面に堆積したダストを拭き取ることにより行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、放電電
極は、一般的に筒状カバーにより取り囲まれていること
から、この筒状カバーが邪魔になって布、綿などでは、
電極表面の全体をまんべんなく拭き取ることが難しく、
拭き残りが生じ易やすい。電極表面にダストが残存して
いると、イオナイザのイオン発生量にばらつき、片寄り
が生じ、除電効果が初期設定時とは異なったものにな
り、帯電体の除電が的確に行われなくなる。。また、拭
き取り過程で、布、綿などが毛羽立ち、その繊維片が放
電電極の表面に付着する虞れがあり、これはダストと同
様に除電作用に悪影響を与えることになる。本発明は前
記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的
は、放電電極の清掃を容易かつ確実に行うことができる
イオナイザの放電電極清掃具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るイオナイザの放電電極清掃具は、合成樹脂
製の多数の長繊維体と、前記多数の長繊維体の端部にお
いてこれら多数の長繊維体を束ねた状態で結束する結束
体とにより構成されていることを特徴とする。また、本
発明は、前記結束体が筒体により構成されていることを
特徴とする。また、本発明は、前記結束体が握持部を兼
ねていることを特徴とする。
【0005】
【作用】多数束ねた長繊維体の自由端側に放電電極が差
し込まれるように、長繊維体の束を放電電極に対して押
し付けることにより、放電電極は長繊維体の束内に進入
し、その長繊維体により全体を取り囲まれる。この状態
にて長繊維体が数回、ねじるようにして廻されると、電
極表面に堆積したダストは長繊維体の表面に付着、ある
いは長繊維体間に捕捉され、この後に長繊維体を放電電
極より抜き出すことによって電極表面に堆積していたダ
ストが除去される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明によるイオナイザの放電電極清掃具
の一実施例を示している。図1において、1は放電電極
清掃具で、放電電極清掃具1は、所定長さに切断された
合成樹脂製の多数の長繊維体3と、長繊維体3を結束す
る円筒体5(結束体に相当)で構成されている。前記長
繊維体3は、一端を自由端として他端側を円筒体5内に
挿入されて円筒体5により結束され、長繊維結束体7を
構成している。長繊維結束体7の先端面9は長繊維体3
の自由端をなす切断端面の集合により全体として平らな
面に形成されている。
【0007】長繊維体3は、繊維径が、例えば、0.1
mm程度のポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂などの合
成樹脂による単繊維材により構成されており、この長繊
維体3による長繊維結束体7の直径、円筒体5よりの突
出長、即ち自由端長は、清掃対象の放電電極の大きさに
よるが、例えば、長繊維結束体7の直径は8mm程度
で、自由端長は10mm程度であればよい。長繊維結束
体7は、同一長さに切断された所定本数の長繊維体3
を、互いに隣接するものが接触する高密度状態で、円筒
体5内に圧入することにより得られる。円筒体5は、例
えば、板厚が0.5程度の適当な合成樹脂により構成さ
れ、把持部として機能するように、30mm程度の軸長
を有している。
【0008】次に上述の構成よりなる放電電極清掃具1
を使用してイオナイザの放電電極を清掃する作業を図2
(a)〜(d)を参照して説明する。図2(a)は、イ
オナイザバーAに下向きに設けられているエミッタ針B
(イオナイザの放電電極に相当)にダストdが付着して
いる状態を示している。エミッタ針Bはイオナイザバー
Aにエミッタ針Bと同心に取り付けられた円筒状の電極
カバーCにより取り囲まれている。この電極カバーCの
内径は放電電極清掃具1の長繊維結束体7の外径より大
きい。換言すれば、長繊維結束体7の外径は電極カバー
Cの内径より小さいものに設定される。
【0009】清掃に際しては、図2(b)に示すよう
に、円筒体5を手で握って放電電極清掃具1を上向きに
して、即ち長繊維結束体7の先端面9がエミッタ針Bの
先端に対向する状態で、エミッタ針Bの真下にあてが
い、長繊維結束体7の自由端側にエミッタ針Bが差し込
まれるように、放電電極清掃具1をエミッタ針Bに対し
て押し付ける。これにより、図2(c)に示すように、
エミッタ針Bの長繊維結束体7内に進入し、エミッタ針
Bは長繊維結束体7を構成している長繊維体3により全
体を取り囲まれるようになる。なお、長繊維結束体7に
予めエタノール液などのアルコール液類を滲み込ませて
おいてもよい。
【0010】この状態にて長繊維結束体7を数回、ねじ
るようにして廻す。これにより、エミッタ針Bの表面に
付着していたダストdは長繊維結束体7の表面に付着、
あるいは長繊維結束体7間に捕捉され、この後に図2
(d)に示すように、長繊維結束体7をエミッタ針Bよ
り真下に引き出すことによってエミッタ針Bの表面に付
着していたダストdの全てがエミッタ針Bより除去され
る。そして、長繊維結束体7を構成する長繊維体3は、
ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂などの合成樹脂によ
り構成されているから、清掃時に、長繊維結束体7に毛
羽立ったり、繊維片が生じることがなく、放電電極清掃
具1よりエミッタ針Bに逆にダストが付着することがな
い。これによりエミッタ針Bの清掃が短時間のうちに容
易かつ確実に行なわれる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るイオナイザの放電電極清掃具は、合成樹脂製の多
数の長繊維体と、前記多数の長繊維体の端部においてこ
れら多数の長繊維体を束ねた状態で結束する結束体とに
より構成されている。そのため、この束ねた多数の長繊
維体をイオナイザの放電電極に差し込んで抜き出すだけ
で、イオナイザの放電電極の清掃を容易かつ確実に行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放電電極清掃具の斜視図である。
【図2】(a)〜(d)は放電電極清掃具によるイオナ
イザの放電電極の清掃作業の説明図である。
【符号の説明】
1 放電電極清掃具 3 長繊維体 5 円筒体(結束体) 7 長繊維結束体 9 先端面 A イオナイザバー B エミッタ針 C 電極カバー d ダスト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の多数の長繊維体と、 前記多数の長繊維体の端部においてこれら多数の長繊維
    体を束ねた状態で結束する結束体と、 により構成されていることを特徴とするイオナイザの放
    電電極清掃具。
  2. 【請求項2】 前記結束体は筒体により構成されている
    請求項1記載のイオナイザの放電電極清掃具。
  3. 【請求項3】 前記結束体は握持部を兼ねている請求項
    1または2記載のイオナイザの放電電極清掃具。
JP6334795A 1994-12-20 1994-12-20 イオナイザの放電電極清掃具 Pending JPH08178384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334795A JPH08178384A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 イオナイザの放電電極清掃具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334795A JPH08178384A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 イオナイザの放電電極清掃具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08178384A true JPH08178384A (ja) 1996-07-12

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ID=18281316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6334795A Pending JPH08178384A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 イオナイザの放電電極清掃具

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JP (1) JPH08178384A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016207626A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 シャープ株式会社 放電電極清掃具および放電電極の清掃方法
CN110081649A (zh) * 2018-01-26 2019-08-02 夏普株式会社 冰箱
CN111033130A (zh) * 2017-08-07 2020-04-17 优岚株式会社 容易维护的节能型汽化式供气系统

Cited By (5)

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CN111033130A (zh) * 2017-08-07 2020-04-17 优岚株式会社 容易维护的节能型汽化式供气系统
CN111033130B (zh) * 2017-08-07 2021-08-03 优岚株式会社 容易维护的节能型汽化式供气系统
CN110081649A (zh) * 2018-01-26 2019-08-02 夏普株式会社 冰箱
CN110081649B (zh) * 2018-01-26 2021-12-07 夏普株式会社 冰箱

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040527

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02