JPS6338829Y2 - - Google Patents

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JPS6338829Y2
JPS6338829Y2 JP1984155408U JP15540884U JPS6338829Y2 JP S6338829 Y2 JPS6338829 Y2 JP S6338829Y2 JP 1984155408 U JP1984155408 U JP 1984155408U JP 15540884 U JP15540884 U JP 15540884U JP S6338829 Y2 JPS6338829 Y2 JP S6338829Y2
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JP
Japan
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band
brush
antistatic
dense
charge erasing
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JP1984155408U
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JPS6172231U (ja
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は衣服に付いたホコリやゴミを取り払う
のに使用する衣服ブラシに関する。
従来、衣服ブラシとしては種々の形状・構造の
ものが知られてはいるが、小さなホコリやゴミは
静電気による結合力が作用して、取り払うことが
困難であつた。しかも、ブラツシングにより、新
たに衣服表面に静電気が発生して、いつたん衣服
表面から分離したホコリが、再度この静電気によ
り引寄せられてくつつくため、、完全にホコリや
ゴミを除去することが困難であつた。
本考案は従来のこのような問題点を解決するこ
とを目的とし、その特徴とする処は、略円柱状の
ブラシ本体の外周面に、嵌込溝を有する軸心方向
の押え用突条部を突設し、中間にブラシ毛密生帯
部を有すると共に左右側端縁に帯電消去帯部と帯
電防止帯部を有する巻付体を、上記ブラシ本体に
巻付状として、かつ左右側端縁を上記押え用突条
部の上記嵌込溝内に嵌込状として押え込んで、固
着し、外表面に上記押え用突条部と帯電消去帯部
とブラシ毛密生帯部と帯電防止帯部が順次配設さ
れた点にある。
以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説す
る。
第1図と第2図に於て、1は略円柱状のブラシ
本体であつて、外周面に突設された軸心方向の押
え用突条部8を有し、かつ鍔部9と挿入部10と
を有している。押え用突条部8の両側面には軸心
方向の嵌込溝12,12が凹設されている。11
は中間にブラシ毛密生帯部7を有すると共に左右
側端縁に帯電消去帯部5と帯電防止帯部6を有す
る巻付体である。図例では、該巻付体11として
約360度近くまで巻かれた略円筒状のものを示す。
上記ブラシ毛密生帯部7は、内径側の周状保持部
16の周面に多数のブラシ毛4…を植設し又は織
物から毛羽立てて形成している。ブラシ毛4はナ
イロン、ポリプロピレン、ポリエチレン等の絶縁
性の帯電し易い合成樹脂材、又は天然毛により構
成されるか、又は、これ等の素材からなる織物を
毛羽立てて形成する。
上記帯電消去帯部5はブラシ毛密生帯部7の左
右一側縁に沿つて、上記帯電防止帯部6は左右他
側縁に沿つて、夫々付設されている。巻付体11
は、ブラシ本体1に外嵌され巻付状として、かつ
その左右側端縁を押え用突条部8の嵌込溝12,
12内に嵌込状として押え込んで、固着されてお
り、第2図で明らかなように、上記押え用突条部
8と帯電消去帯部5とブラシ毛密生帯部7と帯電
防止帯部6が順次配設されている。なお、ブラシ
本体1外周面と巻付体11内周面とは接着剤等で
固着するものとし、ブラシ毛密生帯部7について
は、ブラシ毛4…の先端を帯電消去帯部5側に傾
斜させて植設し又は毛羽立てておく。
13は、巻付体11が固着したブラシ本体1
を、挿入収納するためのキヤツプであつて、万年
筆のキヤツプ状の円筒型に形成され、服のポケツ
ト等にクリツプ14にて固定でき、携帯用として
使用することができる。使用の際には、巻付体1
1を有するブラシ本体1を抜き出して、その挿入
部10をキヤツプ3の開口端部15から挿入し
て、キヤツプ13を柄として用いる。
帯電消去帯部5及び帯電防止帯部6は、非常に
細かくかつ短い多数の短繊維を紡糸して、糸条と
したものを、編んで布状としたものを帯状に切断
し、あるいは当初から帯状に編んだものであり、
糸条の表面に短繊維の先端部が多数起立してい
る。しかも、この短繊維は、1価の銅イオンを吸
着せしめたアクリル系繊維内に金属銅を還元析出
して成る。(なお、繊維に金属メツキを施したも
の、又は金属の糸そのものでもよい。) 即ち、硫酸銅、硫酸及び金属銅又はビロキシル
アミンを含む液中でアクリル系(又はナイロン
系)繊維を加熱処理することによつて、繊維内部
に均一に銅イオンを吸着させ、これをいつたん水
洗してから、上記液中にヒドロキシルアミン塩酸
塩、ヒドロキシルアミン硫酸塩、次亜燐酸ソー
ダ、ソジユームハイドロサルフアイト等の還元剤
を加えて、還元剤を含む液を作り、この液中で加
熱処理して成る。比抵抗が10-3Ω・cm〜1Ω・cm程
度であり、半導体の繊維が簡単な工程で安上がり
に製造される。なお、糸条はこの繊維のみで構成
せず、他の繊維例えば絶縁性の長繊維を混紡した
ものであつてもよい。
使用時には、衣服表面に帯電消去帯部5を当て
て、帯電消去帯部5→ブラシ毛密生帯部7→帯電
防止帯部6と、順次接触するようにA方向に回転
させながらブラツシングを行い、最後にブラシ本
体1の帯電防止帯部6を衣服表面から離す。(近
接状態でコロナ放電が生ずる。)また帯電防止帯
部6へは接触しないで近接状となるようにブラツ
シングするも好ましい。
上記ブラツシングの際には、元から衣服表面
と、ホコリやゴミとの間の静電気による結合力
を、帯電消去帯部5によりまず消去できる。つま
り、上述のような材質からなる帯電消去帯部5
と、衣服表面との間に、コロナ放電が効果的に発
生し、これにより衣服表面及びホコリ等の静電気
を消去し、衣服表面とホコリ等との間の結合力を
無くする。引続いて、ブラシ毛密生帯部7のブラ
シ毛4…により本来のブラツシングにてホコリ等
を除去する。このときに生ずる静電気により、再
び、せつかく分離したホコリ等が衣服表面に吸寄
せられるおそれが生ずる。ところが、ブラシ毛密
生帯部7に隣接する帯電防止帯部6により、衣服
表面に新たに発生した静電気をコロナ放電によつ
て除去し、帯電を防止して、再度のホコリ等の吸
寄せを防止できる。
このように、帯電消去帯部5又は帯電防止帯部
6と、衣服表面とのコロナ放電により静電気によ
るホコリ等の衣服表面への吸着を有効に防止し
て、迅速に衣服のホコリ等を除去できるのであ
る。
なお、図示省略するが、帯電消去帯部5と帯電
防止帯部6としては、上述のように編物状とせず
に、ブラシ毛に近い形状として、帯状に側端縁に
沿つて多数本を植毛したり、凹溝12,12内
に、一側端を起毛状とした帯状織体を埋込んで取
付け、もつて同帯部5,6とするも望ましい。巻
付体11については、上記実施例の場合と異な
り、平板状として形成したものをブラシ本体1に
巻付体としても差支えない。ブラシ本体1には把
持用の柄部を形成するも好ましい。
本考案は以上詳述したように、略円柱状のブラ
シ本体1の外周面に、嵌込溝12,12を有する
軸心方向の押え用突条部8を突設し、中間にブラ
シ毛密生帯部7を有すると共に左右側端縁に帯電
消去帯部5と帯電防止帯部6を有する巻付体11
を、上記ブラシ本体1に巻付状として、かつ左右
側端縁を上記押え用突条部8の上記嵌込溝12,
12内に嵌込状として押え込んで、固着し、外表
面に上記押え用突条部8と帯電消去帯部5とブラ
シ毛密生帯部7と帯電防止帯部6が順次配設され
た衣服ブラシであるから、従来の問題点を悉く解
決して、迅速にかつ確実に、衣服のホコリやゴミ
を除去できて、その実用的効果は大である。特
に、もともと衣服表面とホコリ等との結合力とな
つている帯電を帯電消去帯部5で消去してから、
ブラシ毛密生帯部7でブラツシングするから、簡
単にホコリ等を取り払うことが出来ると共に、そ
の後、ブラツシング自体による帯電は、帯電防止
帯部6にて防止出来て、いつたん分離したホコリ
等の再付着を有効に防止出来る。かつ、巻付体1
1はブラシ本体1の外周面と面接触し、しかも左
右側端縁を嵌込溝12,12内に嵌込み状とした
ので、ブラシ本体1と強固に固着され、使用時極
めてはがれにくいものとなる。略円柱状のブラシ
本体1に巻付体11を巻付状としたので、手に持
つた状態にて衣服等の表面に回転させつつ接触さ
せると、ホコリ等を除去することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は組立状態の拡大横断面図である。 1……ブラシ本体、5……帯電消去帯部、6…
…帯電防止帯部、7……ブラシ毛密生帯部、8…
…突条部、11……巻付体、12……嵌込溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略円柱状のブラシ本体1の外周面に、嵌込溝1
    2,12を有する軸心方向の押え用突条部8を突
    設し、中間にブラシ毛密生帯部7を有すると共に
    左右側端縁に帯電消去帯部5と帯電防止帯部6を
    有する巻付体11を、上記ブラシ本体1に巻付状
    として、かつ左右側端縁を上記押え用突条部8の
    上記嵌込溝12,12内に嵌込状として押え込ん
    で、固着し、外表面に上記押え用突条部8と帯電
    消去帯部5とブラシ毛密生帯部7と帯電防止帯部
    6が順次配設されたことを特徴とする衣服ブラ
    シ。
JP1984155408U 1984-10-15 1984-10-15 Expired JPS6338829Y2 (ja)

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JP1984155408U JPS6338829Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

Applications Claiming Priority (1)

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JP1984155408U JPS6338829Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

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Publication Number Publication Date
JPS6172231U JPS6172231U (ja) 1986-05-16
JPS6338829Y2 true JPS6338829Y2 (ja) 1988-10-13

Family

ID=30713416

Family Applications (1)

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JP1984155408U Expired JPS6338829Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4868065A (ja) * 1971-12-18 1973-09-17

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0126363Y2 (ja) * 1981-04-30 1989-08-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4868065A (ja) * 1971-12-18 1973-09-17

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Publication number Publication date
JPS6172231U (ja) 1986-05-16

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