JPS6330271Y2 - - Google Patents
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- JPS6330271Y2 JPS6330271Y2 JP1984156963U JP15696384U JPS6330271Y2 JP S6330271 Y2 JPS6330271 Y2 JP S6330271Y2 JP 1984156963 U JP1984156963 U JP 1984156963U JP 15696384 U JP15696384 U JP 15696384U JP S6330271 Y2 JPS6330271 Y2 JP S6330271Y2
- Authority
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- antistatic material
- hair
- large number
- bristles
- bristle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Brushes (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はブラツシングによる毛髪の帯電を防止
できるようにしたヘアーブラシに関する。
できるようにしたヘアーブラシに関する。
(従来の技術)
ヘアーブラシには、例えば植毛部や該植毛部に
植設したブラシ毛を導電性材料で構成し、これに
より毛髪との摩擦によるブラシ毛の帯電を抑える
ようにしたものが既に案出されている(例えば実
開昭55−173927号公報)。
植設したブラシ毛を導電性材料で構成し、これに
より毛髪との摩擦によるブラシ毛の帯電を抑える
ようにしたものが既に案出されている(例えば実
開昭55−173927号公報)。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、この場合ブラシ毛に帯電した静電気
は、スムーズに逃すことができるが、ブラツシン
グによつて毛髪側にも帯電を生じ、しかもこれに
帯電した静電気はブラシ毛のようにスムーズに逃
すことができず、従つてブラツシングをくり返す
うちに毛髪への帯電が増大し、このためブラツシ
ングの際にパチパチという不快な音が生じたり、
ブラシの通りが悪くなつて良好な整髪がなし得な
いという問題があつた。
は、スムーズに逃すことができるが、ブラツシン
グによつて毛髪側にも帯電を生じ、しかもこれに
帯電した静電気はブラシ毛のようにスムーズに逃
すことができず、従つてブラツシングをくり返す
うちに毛髪への帯電が増大し、このためブラツシ
ングの際にパチパチという不快な音が生じたり、
ブラシの通りが悪くなつて良好な整髪がなし得な
いという問題があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記問題点に鑑み、ブラツシングの際
に生ずる毛髪への帯電を防止し、良好な整髪をな
し得るようにすることを目的とする。
に生ずる毛髪への帯電を防止し、良好な整髪をな
し得るようにすることを目的とする。
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段
は、植毛部3と把持部2とを備え、植毛部3の植
毛面3aに多数の導電性を有するブラシ毛4が植
設されたヘアーブラシにおいて、 1価の銅イオンを吸着せしめたアクリル系繊維
内に金属銅を還元析出して成る多数の繊維を紡糸
した多数の糸条8の下部を、逢着して連結するこ
とにより帯状の帯電防止材7が構成され、この帯
状の帯電防止材7が、逢着した下部を介して植毛
部3の植毛面3aの幅方向両端部に植毛面3aの
長手方向略全長に亘るように植設され、該帯電防
止材7はブラシ毛4の突出長よりも短く形成され
ている点にある。
は、植毛部3と把持部2とを備え、植毛部3の植
毛面3aに多数の導電性を有するブラシ毛4が植
設されたヘアーブラシにおいて、 1価の銅イオンを吸着せしめたアクリル系繊維
内に金属銅を還元析出して成る多数の繊維を紡糸
した多数の糸条8の下部を、逢着して連結するこ
とにより帯状の帯電防止材7が構成され、この帯
状の帯電防止材7が、逢着した下部を介して植毛
部3の植毛面3aの幅方向両端部に植毛面3aの
長手方向略全長に亘るように植設され、該帯電防
止材7はブラシ毛4の突出長よりも短く形成され
ている点にある。
(作用)
ブラツシングの際にブラシ毛4と毛髪との摩擦
により該ブラシ毛4及び毛髪が帯電しても、毛髪
が導電性の糸条8を帯状に連結して成る帯電防止
材7に近接接触し、又糸条8とブラシ毛4及び毛
髪との間にコロナ放電が効果的に発生し、これに
よりブラシ毛4及び毛髪に生じた帯電をスムーズ
に緩和できる。
により該ブラシ毛4及び毛髪が帯電しても、毛髪
が導電性の糸条8を帯状に連結して成る帯電防止
材7に近接接触し、又糸条8とブラシ毛4及び毛
髪との間にコロナ放電が効果的に発生し、これに
よりブラシ毛4及び毛髪に生じた帯電をスムーズ
に緩和できる。
(実施例)
以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第1図及び第2図において、1は合成樹脂材
等により形成したブラシ基体で、把持部2と植毛
部3とを備える。4はブラシ毛で、ナイロン、ポ
リプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂材、金
属条の導電体又は天然毛により構成され、植毛部
3に形成した取付孔5を介して複数本ずつ植毛部
3の植毛面3aに起立状に植設されている。
と、第1図及び第2図において、1は合成樹脂材
等により形成したブラシ基体で、把持部2と植毛
部3とを備える。4はブラシ毛で、ナイロン、ポ
リプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂材、金
属条の導電体又は天然毛により構成され、植毛部
3に形成した取付孔5を介して複数本ずつ植毛部
3の植毛面3aに起立状に植設されている。
7は帯電防止材で、第3図に示す如く多数の導
電性の糸条8の下部を、銅線その他の金属糸1
0、フレンジテープ条又は布帯条等によつて逢着
して連結することにより帯状に構成し、この帯電
防止材7を、上面3aの幅方向外端部に細長く形
成した取付孔9を介して幅方向一対植設してい
る。この各帯電防止材7の突出長はブラシ毛4の
突出長の半分程度である。
電性の糸条8の下部を、銅線その他の金属糸1
0、フレンジテープ条又は布帯条等によつて逢着
して連結することにより帯状に構成し、この帯電
防止材7を、上面3aの幅方向外端部に細長く形
成した取付孔9を介して幅方向一対植設してい
る。この各帯電防止材7の突出長はブラシ毛4の
突出長の半分程度である。
そして帯電防止材7を構成する前記導電性の糸
条8は、非常に細い多数の繊維を紡糸して糸条と
したものである。この繊維は、1価の銅イオンを
吸着せしめたアクリル系繊維又はナイロン系繊維
内に金属銅を還元析出して成る。即ち硫酸銅、硫
酸及び金属銅又はヒドロキシルアミンを含む液中
でアクリル系繊維を加熱処理することによつて、
繊維内部に均一に銅イオンを吸着させ、これを一
旦水洗してから、上記液中にヒドロキシルアミン
塩酸塩、次亜燐酸ソーダ、ソジユームハイドロサ
ルフアイト等の還元剤を加えて還元剤を含む液を
作り、この液中で加熱処理して成るもので、比抵
抗が10-3〜10゜Ω・cm程度の半導体の繊維が簡単
な工程で安上りに製造されている。
条8は、非常に細い多数の繊維を紡糸して糸条と
したものである。この繊維は、1価の銅イオンを
吸着せしめたアクリル系繊維又はナイロン系繊維
内に金属銅を還元析出して成る。即ち硫酸銅、硫
酸及び金属銅又はヒドロキシルアミンを含む液中
でアクリル系繊維を加熱処理することによつて、
繊維内部に均一に銅イオンを吸着させ、これを一
旦水洗してから、上記液中にヒドロキシルアミン
塩酸塩、次亜燐酸ソーダ、ソジユームハイドロサ
ルフアイト等の還元剤を加えて還元剤を含む液を
作り、この液中で加熱処理して成るもので、比抵
抗が10-3〜10゜Ω・cm程度の半導体の繊維が簡単
な工程で安上りに製造されている。
(考案の効果)
本考案によれば、多数の導電性の糸条により帯
状に構成した帯電防止材が、植毛部3の植毛面3
aの幅方向両端部に植毛面3aの長手方向略全長
に亘るように植設されているので、ブラツシング
の際に帯電防止材7に毛髪等が直接接触しない場
合でも帯電防止材7の糸条8とブラシ毛4及び毛
髪との間にコロナ放電を効果的に発生でき、この
ため帯電防止材7が植毛面3aの両端部のみにあ
つて、短く形成されているにも拘らず、ブラシ毛
4及び毛髪に生じた帯電をスムーズに緩和でき
る。従つて帯電によりブラツシングの際にパチパ
チという不快な音が発生したり、ブラシの通りが
悪くなつたりするようなことが無くなる。しか
も、帯電防止材7は植毛面3aの幅方向両端部に
あつて、ブラシ毛4の突出長よりも短く形成され
ているので、帯電防止材7がブラシ毛4によるブ
ラツシングの妨げになるようなこともない。
状に構成した帯電防止材が、植毛部3の植毛面3
aの幅方向両端部に植毛面3aの長手方向略全長
に亘るように植設されているので、ブラツシング
の際に帯電防止材7に毛髪等が直接接触しない場
合でも帯電防止材7の糸条8とブラシ毛4及び毛
髪との間にコロナ放電を効果的に発生でき、この
ため帯電防止材7が植毛面3aの両端部のみにあ
つて、短く形成されているにも拘らず、ブラシ毛
4及び毛髪に生じた帯電をスムーズに緩和でき
る。従つて帯電によりブラツシングの際にパチパ
チという不快な音が発生したり、ブラシの通りが
悪くなつたりするようなことが無くなる。しか
も、帯電防止材7は植毛面3aの幅方向両端部に
あつて、ブラシ毛4の突出長よりも短く形成され
ているので、帯電防止材7がブラシ毛4によるブ
ラツシングの妨げになるようなこともない。
また、多数の糸条8の下部を、逢着して連結す
ることにより帯状の帯電防止材7が構成され、こ
の帯状の帯電防止材7が、逢着した下部を介して
植設されているので、帯電防止材7が多数の糸条
8で構成されているにも拘らず、糸条8がばらば
らになつて植毛面3aから抜脱したりする惧れな
く、帯電防止材7を植毛面3aに確実かつ簡単に
植設することができる。
ることにより帯状の帯電防止材7が構成され、こ
の帯状の帯電防止材7が、逢着した下部を介して
植設されているので、帯電防止材7が多数の糸条
8で構成されているにも拘らず、糸条8がばらば
らになつて植毛面3aから抜脱したりする惧れな
く、帯電防止材7を植毛面3aに確実かつ簡単に
植設することができる。
さらに、前記糸条8は、1価の銅イオンを吸着
せしめたアクリル系繊維内に金属銅を還元析出し
て成る多数の繊維を紡糸したものであるから、糸
条8を簡単な工程で安上りに製造でき、また得ら
れた糸条8は、金属銅が均一に繊維内部で吸着さ
れているために耐洗液性があり、かつ秀れた導電
性を有する等その実用的効果は著大である。
せしめたアクリル系繊維内に金属銅を還元析出し
て成る多数の繊維を紡糸したものであるから、糸
条8を簡単な工程で安上りに製造でき、また得ら
れた糸条8は、金属銅が均一に繊維内部で吸着さ
れているために耐洗液性があり、かつ秀れた導電
性を有する等その実用的効果は著大である。
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は同側面図、第3図は同帯電防止材の側面図で
ある。 2……把持部、3……植毛部、4……ブラシ
毛、7……帯電防止材、8……糸条。
図は同側面図、第3図は同帯電防止材の側面図で
ある。 2……把持部、3……植毛部、4……ブラシ
毛、7……帯電防止材、8……糸条。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 植毛部3と把持部2とを備え、植毛部3の植毛
面3aに多数の導電性を有するブラシ毛4が植設
されたヘアーブラシにおいて、 1価の銅イオンを吸着せしめたアクリル系繊維
内に金属銅を還元析出して成る多数の繊維を紡糸
した多数の糸条8の下部を、逢着して連結するこ
とにより帯状の帯電防止材7が構成され、この帯
状の帯電防止材7が、逢着した下部を介して植毛
部3の植毛面3aの幅方向両端部に植毛面3aの
長手方向略全長に亘るように植設され、該帯電防
止材7はブラシ毛4の突出長よりも短く形成され
ていることを特徴とするヘアーブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984156963U JPS6330271Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984156963U JPS6330271Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6172232U JPS6172232U (ja) | 1986-05-16 |
JPS6330271Y2 true JPS6330271Y2 (ja) | 1988-08-15 |
Family
ID=30714967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984156963U Expired JPS6330271Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6330271Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63305835A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-13 | 株式会社日立製作所 | 電気掃除機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5927784Y2 (ja) * | 1979-05-28 | 1984-08-11 | 東レ・モノフイラメント株式会社 | ヘアブラシ |
JPS58121224U (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-18 | 株式会社大黒 | ヘアブラシ |
-
1984
- 1984-10-16 JP JP1984156963U patent/JPS6330271Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6172232U (ja) | 1986-05-16 |
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