JPS5929564Y2 - ヘア−ブラシ - Google Patents

ヘア−ブラシ

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Publication number
JPS5929564Y2
JPS5929564Y2 JP1550782U JP1550782U JPS5929564Y2 JP S5929564 Y2 JPS5929564 Y2 JP S5929564Y2 JP 1550782 U JP1550782 U JP 1550782U JP 1550782 U JP1550782 U JP 1550782U JP S5929564 Y2 JPS5929564 Y2 JP S5929564Y2
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JP
Japan
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bed
longitudinal direction
conductive material
curved
base
Prior art date
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Expired
Application number
JP1550782U
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English (en)
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JPS58118946U (ja
Inventor
繁喜 池本
Original Assignee
池本刷子工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 池本刷子工業株式会社 filed Critical 池本刷子工業株式会社
Priority to JP1550782U priority Critical patent/JPS5929564Y2/ja
Publication of JPS58118946U publication Critical patent/JPS58118946U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は毛体の帯電を防止できるようにしたヘアーブ
ラシに関する。
ヘアーブラシは使用による毛髪との摩擦に起因して毛体
に帯電することが知られているが、ブラッシングにより
毛体の帯電量が増大すると、ゴミやほこりなどを吸引し
て汚れ易くなるば力)、ってなく、静電効果によりブラ
シの通りが悪くなったりブラッシングのさいバチバチ発
音して整髪の妨げとなる。
この考案は上記問題点を解消するため毛体の帯電現象を
的確に除去できる構造を備えたヘアーブラシを提供せん
とするもので、本案ヘアーブラシは型床取付部と把持部
とを鍔部を介して長手方向に一体に具備する絶縁材料製
の基体と、毛体が内外貫通状に植設され、かつ基体の型
床取付部に、該取付部の上面側に略半円状の中空部がで
きるように彎曲状に取付けられる弾性絶縁材料製の土床
とを備え、型床取付部の幅方向両端部には、下面側に開
口する一対の保合孔が鍔部から取付部先端に亙って長手
方向に形成され、土床には、導伝性材料よりなる多数の
毛体が内外貫通状に植設され、土床の彎曲方向両端には
、保合孔に長手方向挿脱自在に係合する一対の保合凸部
が、長手方向に形成され、土床には、その内面に略全域
に互って沿いかつ毛体基端部に接触する綿もしくは布状
の導伝性物質が設けられ、前記型床取付部には、導伝性
物質の彎曲方向両端よりも内方で該導伝性物質に接当し
て土床を幅方向外方に脹らませるように夫々前記係合孔
よりも上方側で外方突出する一対の張り出し部が長手方
向略全長に亙って設けられ、基体には、把持部側で上面
に露出しかつ取付部側で型床が彎曲状態を保持するよう
に導伝性物質の内面に接触する導電性体のアースが鍔部
を長平方向に貫通するように埋設されていることを特徴
とするものである。
この考案を第1図乃至第3図に示す実施例についてから
説明すると、1は硬質プラスチック等の適宜絶縁材料で
一体成形された基体で、その一端側に電床取付部2を、
他端側に把持部3を具備してなる。
電床取付部2はその両端部で、基体の下側方に開口し長
手方向に亙る型床取付用のスライド係合孔4を有すると
共に、その両側縁に張り出し部5を有する。
6は金属又は導電性プラスチックで形成されたアースで
、基体把持部3の表面にその一端を露出させると共に、
他端を取付部2上方に突出せしめ、組立状態で後述する
導電性物質と接触するように基体把持部3に埋設されて
いる。
7はラバー絶縁体から形成された型床で、はぼ楕円形に
曲成されたその弧面に複数列毛体取付用の貫通孔8が開
設されている。
9は導電性ポリアミド組成物のような導電性材料からな
る毛体で、各々型床7の貫通孔8に内面側から挿通し、
その基部10を型床7内面に掛止せしめた状態で植設さ
れている。
この毛体9を植設した型床7は、その両側端部で内面斜
上方に突出形成された長手方向の保合凸部11を前記基
体取付部2の係合孔4に取付部2の先端から長手方向に
係脱自在に係合挿入することにより、型床7を取付部2
の上面側に略半円状の中空部17ができるように、基体
1に取付けられる。
なお12はこの型床7を取付けた基体取付部2の先端部
に取付けられるキャップであって、その内面に突出され
た棒軸13を基体取付部2前面の挿入孔14に嵌合して
被冠される。
15は前記毛体9を植設した型床7の内面に貼着又は装
填された綿もしくは布状の導電性物質であって、型床7
内面で各毛体9の基部10と接触していると共に、上記
ブラシの組立状態では、第3図の如く前記突出されたア
ース6に挟着され、この部分で前記アース6と接触して
いる。
この導電性物質15は金属繊維導電性プラスチック等の
導電性を有する適宜短繊維から構成するのが好適である
上記構成を具備してなるものでは、ブラッシングにより
毛体9に帯電しても、毛体9が導電体であるからその基
部10内面と接触する導電性物質15にコロナ放電もし
くは接触による導電性により放電し、毛体9の帯電現象
をただちに緩和することができる。
そして、導電性物質15はアース6と接触し、このアー
ス6は基体把持部3の表面に延出されているため、導電
性物質15に帯電された静電気は使用にさいし基体1の
把持部3から外部に漏洩される。
従って、このヘアーブラシでは、毛体9の帯電現象によ
る叙述の如き不都合な問題点を的確に防止できる。
本考案によれば、導伝性材料によりなる毛体9は、型床
7に内外貫通状に植設され、型床7には毛体基部10に
接触するように導伝性物質15が設けられ、基体1に埋
設されたアース6が導伝性物質15に接触すると共に把
持部2上面に露出しているので、ブラッシングによる毛
体9の帯電現象を有効に防止でき、これによりブラシへ
の異物の付着現象、静電効果によるブラッシングの阻害
及び発音現象の問題を一掃することができる。
また、型床7は、電床取付部2に該取付部2の上面側に
略半円状の中空部17ができるように彎曲状に取付けら
れるので、中空部17によって型床7の弾性によるクッ
ション作用を著しく向上でき、このためブラッシングの
際に毛体9の頭皮への接当を極めてソフトなものにする
ことができ、頭皮を傷付ける惧れが無くなる。
しかも中空部17の形成によって型床7の上下方向の寸
法を電床取付部2に大きさに比して大にでき、また電床
取付部2には、型床7を幅方向に脹らませるように外方
突出する一対の張り出し部が設けられているので、型床
7の幅方向の寸法を電床取付部2に比して大にでき、従
って電床部分の全体形状を大きくしても、電床取付部2
を極力小形になし得て、材料が節約できて安価でかつ軽
量なものにすることが可能である。
さらに電床取付部2に長手方向に形成された幅方向一対
の係合孔4は、取付部2の下面側に開口し、前記一対の
張り出し部5は係合孔4よりも上方側で外方突出してい
るので、型床7の彎曲方向の両端部は取付部2の下面側
で保合孔4に向けて幅方向内方に巻込んだ状態になり、
このためブラッシングの際に毛体9から型床7に作用す
る応力を、その係合凸部11に伝わる前に張り出し部5
で効果的に喰い止めることができ、毛体9からの応力に
よって係合凸部11の係合孔4への係合が不測に外れる
のをうまく防止できる。
また、上記の如く係合孔4は下面側に開口しがつ張り出
し部5は係合孔4よりも上方側にあるので、係合凸部1
1を係合孔4に取付部2の先端から長手方向に挿脱して
、電床7を取付部2に着脱する場合、型床7上面の幅方
向中央部を下方押圧して、電床7の幅方向両端部を幅方
向外方に膨出させることにより、該電床7が張り出し部
5に全く干渉することなく係合凸部11を係合孔4にス
ムーズに挿脱でき、従って電床7の取付は及び取外しを
簡単になし得る。
またアーム6は、電床7が彎曲状態を保持するように導
伝性物質15の内面に接触しているので、型床7基端の
上面側が中空部17のために下方に凹んで、電床7に対
し鍔部1aが大きく上方突出するようなことがなくなり
、鍔部1aで頭等を打ち付けるような惧れもなく、その
実用的効果は著大である。
なお比較例として、この考案のアース6に代えて基体1
を導電性材料で形成することも案出できるが、この場合
では次のような欠点がある。
すなわち、基体の形成材料としてプラスチックを用いる
のが通例であるが、この場合基体を導電体にするために
はカーボンブラックのような黒色粉末の混入を必要とし
、これがため基体の色調が特定の暗黒色に限定されてし
まうことである。
換言すれば、この考案ではそのような基体の制約なく、
カラフルなヘアーブラシを提供できる利点を具備するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るブラシー例を示す側面図、第2図
はその分解状態を示す斜視図であり、第3図はその一部
縦断面図である。 第4図は第1図のA−A断面図である。 1・・・・・・基体、2・・・・・・取付部、3・・・
・・・把持部、6・・・・・・アース、7・・・・・・
電床、8・・・・・・貫通孔、9・・・・・・毛体、1
0・・・・・・基部、15・・・・・・導電性物質。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 型床取付部2と把持部3とを鍔部1aを介して長手方向
    に一体に具備する絶縁材料製の基体1と、毛体9が内外
    貫通状に植設され、かつ基体1の型床取付部2に、該取
    付部2の上面側に略半円状の中空部17ができるように
    彎曲状に取付けられる弾性絶縁材料製の土床7とを備え
    、型床取付部2の幅方向両端部には、下面側に開口する
    一対の係合孔4が鍔部1aから取付部2先端に互って長
    手方向に形成され、土床7には、導伝性材料よりなる多
    数の毛体9が内外貫通状に植設され、土床7の彎曲方向
    両端には、係合孔4に長手方向挿脱自在に係合する一対
    の係合凸部11が、長手方向に形成され、土床7には、
    その内面に略全域に互って沿いかつ毛体基端部10に接
    触する綿もしくは布状の導伝性物質15が設けられ、前
    記型床取付部2には、導伝性物質15の彎曲方向両端よ
    りも内方で該導伝性物質15に接当して土床7を幅方向
    外方に脹らませるように夫々前記保合孔4よりも上方側
    で外方突出する一対の張り出し部5が長手方向略全長に
    亙って設けられ、基体1には、把持部3側で上面に露出
    しかつ取付部2側で土床7が彎曲状態を保持するように
    導伝性物質15の内面に接触する導電性体のアース6が
    鍔部1aを長手方向に貫通するように埋設されているこ
    とを特徴とするヘアーブラシ。
JP1550782U 1982-02-05 1982-02-05 ヘア−ブラシ Expired JPS5929564Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1550782U JPS5929564Y2 (ja) 1982-02-05 1982-02-05 ヘア−ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1550782U JPS5929564Y2 (ja) 1982-02-05 1982-02-05 ヘア−ブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58118946U JPS58118946U (ja) 1983-08-13
JPS5929564Y2 true JPS5929564Y2 (ja) 1984-08-24

Family

ID=11890714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1550782U Expired JPS5929564Y2 (ja) 1982-02-05 1982-02-05 ヘア−ブラシ

Country Status (1)

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JP (1) JPS5929564Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990014030A1 (en) * 1989-05-25 1990-11-29 Ikemoto Burashi Kogyo Kabushiki Kaisha Hair brush

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990014030A1 (en) * 1989-05-25 1990-11-29 Ikemoto Burashi Kogyo Kabushiki Kaisha Hair brush

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58118946U (ja) 1983-08-13

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