JPH07236518A - ヘアブラシ - Google Patents

ヘアブラシ

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JPH07236518A
JPH07236518A JP3159194A JP3159194A JPH07236518A JP H07236518 A JPH07236518 A JP H07236518A JP 3159194 A JP3159194 A JP 3159194A JP 3159194 A JP3159194 A JP 3159194A JP H07236518 A JPH07236518 A JP H07236518A
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JP
Japan
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hair
bristles
tubular body
short fibers
flocked
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3159194A
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English (en)
Inventor
Tomomi Osaki
智実 大崎
Etsu Nishijima
悦 西島
Yoshio Matsumoto
善雄 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07236518A publication Critical patent/JPH07236518A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブリッスルを筒状体から放射状に突設したヘ
アブラシに於て、ブリッスルを長く突出しなくても、毛
髪との接触抵抗を大きくして、適度のテンションを毛髪
に掛け、簡易なスタイリングを可能にする。 【構成】 取手1の先端に接続した筒状体3の内部に、
複数本のブリッスル8を放射状に突設するネジリブラシ
等の植毛体6を挿入固定し、筒状体3に設けた貫通孔4
からブリッスル8の先端を外方に突出したヘアスタイリ
ング用のヘアブラシ13に於て、筒状体3の表面に、ナ
イロン、絹等の短繊維パイルから成る植毛長さ0.1〜3
mmの短繊維を静電植毛し、毛髪に接触抵抗を生じさせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数本のブリッスルを
放射状に突設したスタイリング用のヘアブラシに係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、スタイリング用のヘアブラシに
は、複数本のブリッスルを筒状体から放射状に突設した
ものが存在する。そして、この筒状体は、取手の先端に
接続し、外周に複数個の貫通孔を形成している。また、
この筒状体とは別個に複数本のブリッスルを外周方向に
突設して植毛体を形成し、この植毛体を上記の筒状体の
内部に挿入固定する事により、ブリッスルの先端を貫通
孔から放射状に突出している。
【0003】このように構成したヘアブラシは、ヘアカ
ーラーの如く、毛髪を筒状体に巻き付ける事ができるか
ら、毛髪を筒状体に巻き付けたまま、ドライヤー等でブ
ローできる利点を有している。また、ドライヤー等でブ
ローした場合に、熱風が貫通孔を貫通するため、熱風の
吹出口とは筒状体の反対側に位置する毛髪にも熱風が良
好に接触し、簡易なブローが可能となる利点を有してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
式のヘアブラシは、下記の理由によりブリッスルの先端
を筒状体から長く突出する事ができないため、毛髪との
摩擦抵抗が小さく、スタイリング中に十分なテンション
を毛髪に掛ける事ができないものとなっていた。
【0005】即ち、植毛体を筒状体に挿入する場合、ブ
リッスルは、植毛長さが長いと、筒状体の内部で折り曲
げられ易く、先端を貫通孔から外部に突出できないもの
となる。そのため、ブリッスルの長さを短くせさぜるを
得ないものとなり、その結果、上記ヘアブラシは、毛髪
との接触抵抗が小さく滑り易いため、毛髪に適度のテン
ションを掛ける事ができず、ヘアスタイリングに多くの
時間と手間が掛かるものであった。
【0006】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、ブリッスルを筒状体から放射状に突設
したスタイリング用のヘアブラシに於て、ブリッスルの
突出長さを長くしなくとも、毛髪との接触抵抗を大きく
する事により、スタイリング中に適度のテンションを毛
髪に掛け、手間の掛からない簡易なスタイリングを可能
にしようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、取手の先端に、複数個の貫通孔を形成
した筒状体を接続し、この筒状体の内部に、ブリッスル
を放射状に複数本突設する植毛体を挿入固定するととも
にブリッスルの先端を貫通孔から外方に突出したもの於
て、筒状体の表面に、毛髪との間に接触抵抗を生じさせ
る短繊維を植毛して成るものである。
【0008】また、筒状体は、金属製材料により形成し
ても良い。
【0009】また、植毛体は、ネジリブラシであって、
ブリッスルを金属線材に巻込固定しても良い。
【0010】また、ブリッスルは、合成樹脂モノフィラ
メントにより構成しても良い。
【0011】また、ブリッスルは、獣毛から構成しても
良い。
【0012】また、短繊維の植毛長さは、0.1mm〜3
mmで形成しても良い。
【0013】また、短繊維は、合成繊維の短繊維パイル
を静電植毛により植設しても良い。
【0014】また、短繊維は、天然繊維の短繊維パイル
を静電植毛により植設しても良い。
【0015】
【作用】上述の如く、毛髪をブラッシングすると、ヘア
ブラシは、ブリッスルに毛髪が接触し、この接触と同時
に、筒状体の表面に植毛した短繊維と毛髪とが接触す
る。この短繊維は、合成繊維または天然繊維の短繊維パ
イルを静電植毛により植設する事が可能である。また、
この短繊維とブリッスルとの接触によって、ヘアブラシ
は毛髪との間に適度の接触抵抗を生じる事ができる。
【0016】そのため、ヘアブラシは、ブリッスルを筒
状体から外方に長く突出して形成する事はできないが、
筒状体の表面に植毛した短繊維によって、毛髪との接触
抵抗を増加する事ができ、毛髪に対して滑り過ぎる事が
なく、毛髪に適度のテンションを掛けながら、スタイリ
ングを行う事が可能となる。このため、従来のヘアブラ
シに比し、時間や手間が掛からず簡易なスタイリングが
可能となる。
【0017】また、筒状体を、金属製材料により形成す
れば、筒状体の熱伝導性が向上し、ブローを行う場合
に、カールやボリュームを毛髪に簡易に付ける事が可能
となる。
【0018】また、植毛体は、ネジリブラシであって、
ブリッスルを金属線材に巻込固定したものであれば、構
造を簡略化でき、廉価に形成できる。
【0019】また、ブリッスルを、合成樹脂モノフィラ
メントから構成すれば、簡便な成形が可能となり、廉価
に製造できる。
【0020】また、ブリッスルを、獣毛から構成すれ
ば、獣毛の表面に形成されている自然の凹凸によって、
毛髪との接触抵抗が適度に大きくなり、ブラッシング効
果が高いものとなる。
【0021】また、短繊維の植毛長さを、0.1mm〜3
mmで形成すれば、適度のテンションが得れら、ヘアス
タイリングを行い易いものとなる。また、短繊維は、植
毛長さを0.1mm未満で形成すると、毛髪に対し滑り易
く、ヘアスタイリングを行いにくい。また、短繊維は、
植毛長さを3mmを超えて形成すると、短繊維と毛髪と
の絡み付きが大きくなり、ヘアスタイリングが行いにく
いものとなる。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に於て説明すれ
ば、(1)は取手で、片手で保持し得る長さで形成し、長
さ方向の先端に、図1に示す如く装着部(2)を形成す
る。そして、この装着部(2)の外周に筒状体(3)の基部
を接続する。この筒状体(3)は、鋼板、アルミ、ステン
レス等の金属製材料により形成すれば、ブローによる毛
髪への熱伝導性が良好となる。また、筒状体(3)は、図
3に示す如く、複数個の貫通孔(4)を形成する。この貫
通孔(4)の形状は、特に問うものではないが、網目状に
形成する事が可能である。
【0023】また、筒状体(3)は、図1、図3に示す如
く、表面に短繊維(5)を植毛する。この短繊維(5)の植
毛方法は、接着剤を表面に塗布した筒状体(3)に静電気
を生じさせ、この静電気の吸着力を利用して短繊維(5)
を植毛する事が可能である。この短繊維(5)の植毛長さ
は、0.1mm〜3mmで形成すれば、適度のテンション
が得れら、ヘアスタイリングを行い易いものとなる。ま
た、この短繊維(5)の植毛長さは、0.5mm〜1mmで
形成すれば、好ましいものとなる。また、短繊維(5)に
は、ナイロン等の合成繊維の短繊維パイルを用いる事が
可能である。また、短繊維(5)は、絹の短繊維パイルを
用いる事も可能である。また、図2に於ては、短繊維
(5)の記載を省略する。
【0024】また、筒状体(3)は、内部に植毛体(6)を
挿入固定する。この植毛体(6)は、図1に示す如く、複
数本の金属線材(7)にブリッスル(8)を巻込固定したネ
ジリブラシ等により形成する。また、植毛体(6)は、金
属線材(7)の基端部を装着部(2)に設けた係合孔(10)
に挿入固定する。
【0025】また、植毛体(6)は、ブリッスル(8)を、
合成樹脂モノフィラメントから構成すれば、簡便な成形
が可能となり、廉価に製造できる。また、ブリッスル
(8)を、獣毛から構成すれば、獣毛の表面に形成されて
いる自然の凹凸によって、毛髪との接触抵抗が適度に大
きくなり、ブラッシング効果が高いものとなる。また、
図2に於て、筒状体(3)の正面側半分に突出するブリッ
スル(8)を省略する。
【0026】また、植毛体(6)は、放射状に複数本突設
するブリッスル(8)の先端を、図3に示す如く、筒状体
(3)の貫通孔(4)から外方に突出する。また、この植毛
体(6)を挿入した筒状体(3)の先端開口部(11)を蓋体
(12)で被覆する。
【0027】また、毛髪をブラッシングする場合、ヘア
ブラシ(13)は、ブリッスル(8)に毛髪が接触し、この
接触と同時に、筒状体(3)の表面に植毛した短繊維(5)
と毛髪とが接触する。このブリッスル(8)と短繊維(5)
との接触によって、ヘアブラシ(13)は毛髪との間に適
度の接触抵抗を生じる事ができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、ヘアブラシは、ブリッスルを筒状体から外方に長
く突出しなくとも、筒状体の表面に植毛した短繊維によ
って、毛髪との接触抵抗を増加する事ができる。そのた
め、毛髪に対して滑りを生じ過ぎる事がなく、毛髪に適
度のテンションを掛けながら、スタイリングを行う事が
可能となる。このため、従来のヘアブラシに比し、時間
や手間が掛からず簡易なスタイリングが可能となるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断面図である。
【図2】平面図である。
【図3】筒状体の部分拡大横断面図である。
【符号の説明】
1 取手 3 筒状体 4 貫通孔 5 短繊維 6 植毛体 7 金属線材 8 ブリッスル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取手の先端に、複数個の貫通孔を形成し
    た筒状体を接続し、この筒状体の内部に、ブリッスルを
    放射状に複数本突設する植毛体を挿入固定するとともに
    ブリッスルの先端を貫通孔から外方に突出したもの於
    て、筒状体の表面に、毛髪との間に接触抵抗を生じさせ
    る短繊維を植毛した事を特徴とするヘアブラシ。
  2. 【請求項2】 筒状体は、金属製材料により形成した事
    を特徴とする請求項1のヘアブラシ。
  3. 【請求項3】 植毛体は、ネジリブラシであって、ブリ
    ッスルを金属線材に巻込固定した事を特徴とする請求項
    1のヘアブラシ。
  4. 【請求項4】 ブリッスルは、合成樹脂モノフィラメン
    トにより構成した事を特徴とする請求項1のヘアブラ
    シ。
  5. 【請求項5】 ブリッスルは、獣毛から構成した事を特
    徴とする請求項1のヘアブラシ。
  6. 【請求項6】 短繊維の植毛長さは、0.1mm〜3mm
    で形成した事を特徴とする請求項1のヘアブラシ。
  7. 【請求項7】 短繊維は、合成繊維の短繊維パイルを静
    電植毛により植設したものである事を特徴とする請求項
    1のヘアブラシ。
  8. 【請求項8】 短繊維は、天然繊維の短繊維パイルを静
    電植毛により植設したものである事を特徴とする請求項
    1のヘアブラシ。
JP3159194A 1994-03-01 1994-03-01 ヘアブラシ Withdrawn JPH07236518A (ja)

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Cited By (6)

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Effective date: 20010508