JPH0754957Y2 - 除電用ブラシ装置 - Google Patents

除電用ブラシ装置

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JPH0754957Y2
JPH0754957Y2 JP11267589U JP11267589U JPH0754957Y2 JP H0754957 Y2 JPH0754957 Y2 JP H0754957Y2 JP 11267589 U JP11267589 U JP 11267589U JP 11267589 U JP11267589 U JP 11267589U JP H0754957 Y2 JPH0754957 Y2 JP H0754957Y2
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JP
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brush
conductive
insulating
conductive brush
static elimination
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JP11267589U
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JPH0350800U (ja
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雅也 寺山
正 長尾
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は除電用ブラシ装置に係り、導電性ブラシが電気
機器の電気接続子に接触して短絡洩電が生じるのを、絶
縁性ガード体により防止するようにしたものである。
(従来の技術) テレビ,ビデオ,音響機器,コンピュータ,ワープロ等
の電気機器の表面には静電気が発生し、この静電気のた
めに塵埃等のごみ類が付着しやすいものである。このた
め、第9図に示すように、導電性ブラシ101を備えた除
電用ブラシ装置100により、電気機器102の表面の帯電を
除去することが知られている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のブラシ装置100は、導電性ブラシ101を電気機
器102の表面に接触させ、この表面に帯電する電荷を漏
洩電流として除電するものである。
ところが電気機器102のコンセント孔103付近を除電して
いる際に、ブラシ101がコンセント孔103内に進入して、
内部の電気接続子104に接触して短絡洩電し、ブラシ装
置100を把持する指先から人体に大きな電流が流れて、
電気的ショックを受けやすい問題があった。またブラシ
101がコンセント孔103の縁部に引っ掛るなどして脱毛
し、脱毛したブラシ101aにより相隣る電気接続子104,10
4同士を短絡させる虞れがあった。
したがって本考案は、上記従来のものの問題点を解消す
る除電用ブラシ装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このために本考案は、把持部2に導電性ブラシ3を植設
して成る除電用ブラシ装置1において、上記導電性ブラ
シ3を取り囲む屈曲自在な絶縁性ガード体4を配設し、
この導電性ブラシ3の先端部を上記絶縁性ガード体4の
先端部よりも退入させたものである。
(作用) 上記構成において、把持部2を把持して電気機器10の表
面の除電を行う場合、絶縁性ガード体4の先端部はこの
表面に接触するが、導電性ブラシ3は退入しているので
直接接触せず、放電現象によりこの表面の帯電を除去す
る。また導電性ブラシ3がコンセント孔11に進入してそ
の内方の電子接続子12に接触するのは、絶縁性ガード体
4により防止される。
(実施例) 次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。
第1図〜第3図において、この除電用ブラシ装置1は、
くの字形に屈曲する把持部2の先端部に、導電性ブラシ
3と、絶縁性ガード体としての屈曲自在な絶縁性ブラシ
4を植設して形成されている。把持部2は、その表面を
導電性塗料によりコーティングしたり、あるいは素材自
体に導電材を混練するなどして、導電性ブラシ3のアー
ス手段となっている。
導電性ブラシ3は、把持部2の上面中央に、その長さ方
向に沿って植設されており、また絶縁性ブラシ4は、こ
の導電性ブラシ3を左右から取り囲むように、このブラ
シ3の両側部に沿って植設されている。また両端部の導
電性ブラシ3が外側に露呈しないように、導電性ブラシ
3は絶縁性ブラシ4よりも距離d(例えば7mm程度)だ
け短く植設されている(第4図参照)。この絶縁性ブラ
シ4は、線径が75〜80μ程度の腰のやや強いナイロン製
ブラシである。また、導電性ブラシ3は絶縁性ブラシ4
よりも若干短く、ブラシ3の先端部はブラシ4の先端部
よりも退入して、両先端部には段差tが存在する。導電
性ブラシ3は、ブラシに金属粉を混入したり、導電性物
質でコーティングしたり、導電性染料で染色したりして
形成されるが、その線径が細い程除電効果が大きいこと
から、50μ程度の細い線径となっており、したがって腰
が弱く、また脱毛折損しやすい難点を有している。
上記構成において、第5図に示すように、把持部2を指
先に保持して電気機器10の表面の除電を行う場合、絶縁
性ブラシ4はその表面に接触するが、導電性ブラシ3と
表面の間には、上記段差tに基く間隔t'があって、ブラ
シ3はこの表面に接触しない。このブラシ3は針状電極
としての性質を有しており、しかも電気機器10の表面に
生じて塵埃等を付着させる帯電は高電圧であることか
ら、ブラシ3の先端部と電気機器10の表面との電界強度
が高くなって放電現象が発生し、表面の電荷は速やかに
除去される。
またコンセント孔11付近を除電する場合、絶縁製ブラシ
4がガード体となって、導電性ブラシ3はコンセント孔
11の内部に深く進入せず、内方の電気接続子12に接触し
て短絡洩電が生じるのを防止できる。更にはブラシ3は
短いので、ブラシ3が脱毛しても、接続子12,12同士を
短絡させることもない。
上記作用効果を得るためには、絶縁性ブラシ4は、導電
性ブラシ3よりも腰が強いことが望ましく、したがって
絶縁性ブラシ4の線径を導電性ブラシ3の線径よりも大
きくしたり、あるいは絶縁性ブラシ4を腰の強い素材で
形成する。
(他の実施例) 絶縁性ガード体は、要は導電性ブラシの周囲にあって、
導電性ブラシがコンセント孔の内部に進入して電気接続
子に接触するのを防止するガード手段になればよいもの
であり、次に他の実施例を説明する。
第6図において、絶縁性ブラシ4は、導電性ブラシ3を
取り込んで植設されている。また第7図においては、導
電性ブラシ3は絶縁性ブラシ4の中心部に植設されてい
る。勿論何れの場合も、導電性ブラシ3は絶縁性ブラシ
4よりも短く、上記段差tが付与されている。
また第8図に示すものは、導電性ブラシ3の両側部に沿
って、シート状のガード体8が立設されている。このガ
ード体8は、シリコンゴム,フェルト,布などの導電性
ブラシ3よりも腰の強い屈曲自在な絶縁性素材により形
成されており、このものも上記第1実施例のものと同様
の作用効果が得られる。また腰の弱い絶縁性素材が調達
し難い場合は、導電性ブラシ3の植毛束よりも絶縁性素
材、例えば絶縁性ブラシ4の植毛束の量を多くすること
により、実質的に腰を強くすることができる。
このように導電性ブラシ3よりも絶縁性素材の腰の強さ
が大きい場合には、導電性ブラシ3は絶縁性素材と同等
の長さとし、上記段差tを特に付与する必要はない。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、把持部2に導電性ブラシ
3を植設して成る除電用ブラシ装置において、上記導電
性ブラシ3を取り囲む屈曲自在な絶縁性ガード体4を配
設し、この導電性ブラシ3の先端部を上記絶縁性ガード
体4の先端部よりも退入させて成るので、導電性ブラシ
3は絶縁性ガード体4によりガードされ、したがってコ
ンセント孔11内の電気接続子12に接触するなどして短絡
洩電を生じる虞れがなく安全であり、また導電性ブラシ
3は直接電気機器10に接触しにくいので、コンセント孔
11の縁部に引っ掛かるなどして脱毛しにくく、更には導
電性ブラシ3が金属粉を混入形成されたものである場
合、ブラシ3は電気機器10の表面に接触しにくいので、
この金属粉によりこの表面を傷つけにくい。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図は除電
用ブラシ装置の斜視図、第2図は同側面図、第3図は同
断面図、第4図は同平面図、第5図は使用中の側面図、
第6図,第7図,第8図はそれぞれ他の実施例の平面図
及び斜視図、第9図は従来の除電用ブラシ装置の使用中
の側面図である。 1……除電用ブラシ装置 2……把持部 3……導電性ブラシ 4,8……絶縁性ガード体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】把持部2に導電性ブラシ3を植設して成る
    除電用ブラシ装置において、上記導電性ブラシ3を取り
    囲む屈曲自在な絶縁性ガード体4を配設し、この導電性
    ブラシ3の先端部を上記絶縁性ガード体4の先端部より
    も退入させたことを特徴とする除電用ブラシ装置。
JP11267589U 1989-09-25 1989-09-25 除電用ブラシ装置 Expired - Lifetime JPH0754957Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11267589U JPH0754957Y2 (ja) 1989-09-25 1989-09-25 除電用ブラシ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11267589U JPH0754957Y2 (ja) 1989-09-25 1989-09-25 除電用ブラシ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0350800U JPH0350800U (ja) 1991-05-17
JPH0754957Y2 true JPH0754957Y2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=31661118

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11267589U Expired - Lifetime JPH0754957Y2 (ja) 1989-09-25 1989-09-25 除電用ブラシ装置

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