JP3117912B2 - 導電性ブラシ及びその製造方法 - Google Patents
導電性ブラシ及びその製造方法Info
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Description
ラシ毛として有する導電性のブラシとその製造方法に関
する。
置等において、帯電用あるいは除電用として広く用いら
れている。このような導電性ブラシとしては、従来、例
えば、図10に示すようなものがある。この図10に示
すように、この導電性ブラシ100においては、クシ状
に、導電性繊維の束からなるブラシ毛102が並んでお
り、各ブラシ毛102の一方側が、ブラシ100の長手
方向に沿って、別糸104で一体に綴じられて形成され
ている。すなわち、ブラシ100においては、各ブラシ
毛102の一方側が、長手方向に沿って別糸104によ
って綴じられて連続した保持部105が形成されてい
る。そして、このブラシ100の保持部105の片面に
は、接着剤106が塗布され、さらにこの接着剤106
の表面に剥離可能なシート108が付与されている。こ
のようなブラシ100は、長い帯状の長尺体に形成され
たものが、その後、所定の長さに切断されることにより
形成されている。
い帯状の長尺体が切断されてブラシ100を形成する
と、図11に示すように、このブラシ100の両端に切
断部位110が発生する。この切断部位110において
は、同時に保持部105の別糸104も切断されるため
に、図12に拡大して示すように、切断部位110近傍
の別糸104によるブラシ毛102の保持力は、全くな
くなるか、あるいはかなり低下してしまう。この結果、
辛うじて保持されているブラシ毛102aが発生してし
まうことになる。
装置等の機器の所定の箇所に取り付けると、この十分に
保持されていないブラシ毛102aの先端も、他のブラ
シ毛102と同様に、被除電体等の相手部材に接触する
ことになり、この接触により端部のブラシ毛102aが
脱落することになる。脱落したブラシ毛102aは、被
除電体等の相手部材の表面に付着して、被除電体等機能
を阻害することになる。また、ブラシ100の梱包や、
搬送中においても、このブラシ毛102aに外力がかか
って脱落しやすく、脱落したブラシ毛102aが他のブ
ラシ毛102に付着し、結果として、相手部材の表面に
付着することになる。このように、ブラシ毛のような細
いものを保持する導電性ブラシの端部においては、保持
部の分断等により、保持力が低下しやすいことが多い。
そして、かかる場合には、端部におけるブラシ毛が脱落
するという問題があった。
に存在する、保持力の十分でない保持部により辛うじて
保持されているブラシ毛に外力がかかりにくくすること
により、ブラシ毛の脱落が防止された導電性ブラシ及び
その製造方法を提供することを目的とする。
ために、本発明では、以下の発明を創作した。すなわ
ち、第1の発明は、並列する複数の導電性のブラシ毛
と、これらのブラシ毛の一方側を保持する保持部とを備
えた導電性ブラシであって、この導電性ブラシの端部側
のブラシ毛の長さが、他の部分のブラシ毛よりも短いこ
とを特徴とする導電性ブラシである。
のブラシ毛の長さが、他の部分のブラシ毛よりも短いた
めに、端部側のブラシ毛が他の部材と接触しにくくなっ
ている。このため、端部側のブラシ毛には、他の部材と
の接触による外力がほとんどかからない。したがって、
導電性ブラシの端部のブラシ毛が、保持力の低下した保
持部により辛うじて保持された状態であっても、この端
部ブラシ毛の脱落が防止される。特に、この導電性ブラ
シが、所定位置に取り付けられて、他の部分のブラシ毛
が被除電部材等と接触する際、端部側のブラシ毛は相手
部材と接触しないか、軽く接触するだけであるので、導
電性ブラシの使用状態における脱落も防止されている。
は、前記保持部に付与した接着剤を介して、剥離シート
上に剥離可能に付与され、前記ブラシ毛が剥離シート上
に保持されていることが好ましい態様である。この態様
によると、一層、端部側のブラシ毛が外力を受けにくく
なると同時に他の部位のブラシ毛も外力を受けにくくな
り、また、外力によって変形されにくい状態となってい
る。このため、剥離シート上に付与した後から、切断や
搬送等を経て所定の取り付け作業時まで、ブラシ毛の形
態が維持される。また、導電性ブラシの取り扱いも容易
になる。
性のブラシ毛と、これらのブラシ毛の一方側を保持する
保持部とを備えた導電性ブラシの製造方法であって、前
記保持部の片面に付与した接着剤を介して剥離シート上
に導電性ブラシを付与して、前記ブラシ毛を剥離シート
上に保持し、前記導電性ブラシの端部側のブラシ毛の長
さが、他の部分のブラシ毛よりも短くなるように、剥離
シートとともにこの導電性ブラシを切断する方法であ
る。
ブラシが付与され、ブラシ毛が剥離シートで保持された
状態が形成される。この状態で、剥離シートとともに導
電性ブラシを切断するので、切断の際に、ブラシ毛が逃
げたりすることが防止され、簡易に、ブラシ毛の端部側
のブラシ毛の長さが、他の部分のブラシ毛よりも短くな
るように切断される。
シ毛の長さが徐々に短くなるように切断することが好ま
しい態様である。この態様によると、端部側のブラシ毛
を、簡易な切断パターンにより、他の部分のブラシ毛よ
りも短くすることができる。
毛の先端側が対向するような対を形成して、前記導電性
ブラシを付与するのが好ましい態様である。この態様に
よると、導電性ブラシを切断する際において、一個の打
ち抜き切断部位を形成することにより、対となった導電
性ブラシのそれぞれに、2か所の切断端部が形成され
る。
き、詳細に説明する。本発明の導電性ブラシは、導電性
繊維からなるブラシ毛と、これらのブラシ毛の一方側を
保持する保持部とを備え、その端部側のブラシ毛の長さ
が、他の部分のブラシ毛の長さよりも短くなっている。
端が、被帯電部材や被除電部材等の相手部材に接触する
ものであり、導電性繊維で構成されている。導電性繊維
は、複数本の束となって、あるいは単繊維毎に、並列さ
れてブラシ構造を形成している。かかる導電性繊維とし
ては、東レ株式会社製のSA−7(300デニール
(D)/48フィラメント、2プライの撚り加工)、日
本蚕毛染色株式会社製のサンダーロン(100D/10
F,6プライの撚り加工)、日本精綿株式会社製のステ
ンレス繊維のナスロン(直径12μm/100フィラメ
ント)、東邦レーヨン株式会社の炭素繊維であるベスフ
ァイト(HTAW1000)等を用いることができる。
また、このブラシ毛は、導電性繊維の束あるいは単繊維
を2つ折りして両端を一致させた状態で並列されていて
もよい。並列されたブラシ毛の間隔は、特に問わない。
ブラシ毛は、緻密に並べられていてもよく、また、所定
間隔を置いて並べられていてもよい。好ましくは、3〜
15束/cmである。3束/cm未満では、帯電あるい
は除電効果が不十分であり、15束/cmを越えても、
それ以上帯電あるいは除電効果が向上しないからであ
る。また、このブラシ毛は、積層されて、所定の厚みの
ある状態でブラシ構造を形成してもよい。このように、
ブラシ毛が並列されて形成されるブラシ構造は、この導
電性ブラシに要求される用途に応じて適宜選択すること
ができる。
持部は、複数本のブラシ毛を並列状態で一体に保持でき
るものであればよい。具体的には、並列された複数本の
ブラシ毛の一方側を別糸で一体に綴じる方法、ブラシ毛
を接着剤を介して一体とする方法、あるいは、接着剤を
介して所定の板状体その他の基体に接着する方法等を挙
げることができる。
一方側を保持する保持部を備えた導電性ブラシは、通
常、帯状の長尺体に形成される。そして、必要な長さに
切断加工されて、両端に切断端部を有する導電性ブラシ
となる。したがって、端部側までブラシ毛が保持された
状態となる一方、端部の保持部も分断されてしまって、
保持力が低下した状態となっている。なお、予め、所定
長さに形成する導電性ブラシにおいても端部側までブラ
シ毛が保持されている場合には、端部側の保持力は、端
部側が外力を受けやすいことや、保持部の端末処理がさ
れない等の理由により、低下している。
シの端部側において保持力が低下した保持部により保持
されているブラシ毛を、端部側でない他の部位における
ブラシ毛よりも短く形成することを特徴としている。端
部側ブラシ毛が、他の部材と接触して外力がかからない
ようにするためである。端部側のブラシ毛を短く形成す
るには、端部側のブラシ毛のみ、その先端側を除去する
こと、端部側となるブラシ毛として予め短い導電性繊維
を用いること等を挙げることができる。特に、ブラシ毛
の先端側を除去するのにあたり、ブラシ毛を切断する場
合には、端部側のブラシ毛を、その先端側から所定の長
さだけ切断する方法、及び、導電性ブラシの端部側に近
づくに従って徐々にブラシ毛の長さが短くなるように斜
めに切断する方法等がある。
に種々の態様がある。図8には、各切断パターンを、そ
れぞれ点線で仮想線で示す。図8(a)は、端部側ブラ
シ毛を斜めに切断した場合、同図(b)は、端部側ブラ
シ毛の先端側を一定長さに短くした場合である。特に
(a)の態様では、切断パターンが、一直線的であって
単純なので、切断加工が容易である。
より、所定の箇所に取り付けられる。このため、導電性
ブラシの保持部のすくなくとも片面には、接着剤が付与
されている。この接着剤面には、剥離可能に剥離シート
が付与されている。なお、本明細書においては、接着剤
とは、粘着剤も含む概念である。本発明では、この剥離
シート上にブラシ毛を保持することを特徴としている。
これにより、より一層端部側のブラシ毛に外力がかかり
にくくなって脱落が防止されるとともに、他の部位のブ
ラシ毛にも外力がかかりにくなり、ブラシ毛の形態が保
持される。さらには、上記切断加工に際して、ブラシ毛
が剥離シート上にあるために、切断時に、ブラシ毛がに
げたりせずに、簡易に、安定した切断形状を形成するこ
とができる。したがって、生産効率が向上される。
長尺体を2段以上に並べて、その上で切断加工すること
により、一層生産効率が向上する。そして、この場合、
導電性ブラシの長尺体を、ブラシ毛の先端側が対向する
ような対を形成させて剥離シート上に保持する場合にお
いて切断加工を行う際に、図9(a)及び(b)に示す
切断パターン(一点鎖線で示す)によれば、所定長さの
導電性ブラシに切断加工すると同時に、効率良く、端部
側ブラシ毛を短くすることができる。
が、他の部材との接触等による外力を受けにくくなって
いるので、端部側ブラシ毛の脱落が防止される。第2の
発明によると、端部側のブラシ毛の切断加工時におい
て、ブラシ毛が剥離シート上の保持されているので、切
断が簡易に行われる。
的に説明する。 (実施例1)図1には、本実施例の導電性ブラシ10が
示されており、図2にはこの導電性ブラシの長尺体10
aと、その断面が示されている。本実施例の導電性ブラ
シ10は、この長尺体10aが所定長さに切断されて形
成されている。この導電性ブラシの長尺体10aは、導
電性繊維12として、日本蚕毛染色株式会社製のサンダ
ーロン(100D/10フィラメント)を6プライ撚り
加工したものを用い、これを二つ折りにした状態で、長
さ約1.5mmのブラシ毛14とされている。そして、
複数のブラシ毛14が並列されて、9.5cm/束のブ
ラシ密度とされ、このブラシ毛14の2つ折りに屈曲さ
れた側において、2本の別の糸からなる綴じ糸16a,
16bにより、一体に保持されている。綴じ糸16a
は、ナイロン製の糸と熱接着性溶融糸(熱可塑性樹脂
糸)とを撚り加工した糸であり、綴じ糸16bは、ナイ
ロン製の糸と熱接着性溶融糸(熱可塑性樹脂糸)と導電
性繊維とを撚り加工した糸である。これらの綴じ糸16
a、16bとを構成する糸は、いずれも、好ましくは1
00〜400デニールであることが好ましい。このよう
な導電性ブラシの長尺体10aは、導電性繊維12を、
編み機を用いて、二つ折り状にジグザクに編みながら、
その両側の屈曲部近傍を、それぞれ2本の綴じ糸16
a、16bで順次編み上げ、さらに、ジグザク状の導電
性繊維12の中央部分を切断することにより、同時に2
本の長尺体10aが形成されることにより得た。
16bのやや下方に至るまでのブラシ毛14の範囲にお
いて、その裏面側には、片面に剥離シート19が貼付さ
れた両面接着シート18が貼られている。このようし
て、導電性ブラシの長尺体10aが形成され、その後、
所定の長さに切断加工される。
ターンで切断されて所定の長さの導電性ブラシ10に形
成される。本実施例では約300mmに切断されてい
る。切断によって生じた両端部は、図2(a)に示すよ
うに、端部側のブラシ毛14が端部よりに徐々に短くな
るように、斜めに切断されることにより形成される。図
1に示すように、本実施例の導電性ブラシ10は、この
ような切断パターンで所定長さに形成されるために、保
持力の低下した綴じ糸16a,16bによって保持され
るブラシ毛14aは、他のブラシ毛14の長さより短く
なっている。この結果、この切断処理されているブラシ
毛14aは、少なくとも、他のブラシ毛14に比して、
導電性ブラシ10として接触する相手部材との接触によ
る外力を受けにくい状態となっている。また、搬送時に
おいても、他のブラシ毛14に比較して他の部材と接触
することによる外力を受けにくい状態となっている。し
たがって、導電性ブラシ10の使用時のみならず、剥離
シート19を剥がして所定箇所に取り付ける際や、梱
包、搬送時においても、ブラシ毛14aの脱落が防止さ
れている。
3及び図4に示す。この実施例の導電性ブラシ20も、
図4に示すように、予め形成された長尺体20a(図3
参照)が所定長さに切断されて形成されている。長尺体
20aは、導電性繊維22として、東レ株式会社製のS
A−7(300デニール/48フィラメント)を2プラ
イ撚り加工したものを用い、さらに、二つ折りにした状
態で、長さ約20mmのブラシ毛24とされている。そ
して、実施例1と同様に、複数のブラシ毛24が並列さ
れ、このブラシ毛24の2つ折りに屈曲された側におい
て、それぞれ実施例1と同様の素材の2本の綴じ糸26
a,26bにより、一体に保持されている。
含む範囲において、ブラシ毛24の裏面側には、両面接
着シートを介して剥離シート29が貼られている。この
剥離シート29は、両面接着シートの接着面のみでな
く、ブラシ毛24の先端側までも含む幅の広いものであ
るために、ブラシ毛24の全体が、剥離シート29上に
保持された状態となっている。
aが、剥離シート29とともに、その両端部が所定の切
断パターン(図4(a)に一点鎖線で示す)で切断され
て、図4(b)に示すような所定の長さの導電性ブラシ
20に形成されている。すなわち、この切断パターンに
よると、ブラシ毛24の先端側の長手寸法が、綴じ糸側
の長手寸法よりも小さくなるように斜めに長尺体20a
が所定長さに切断されることにより、端部側のブラシ毛
24が端部よりに徐々に短くなるように、しかも、他の
部分のブラシ毛24よりも短く形成されている。この切
断加工時において、剥離シート29がブラシ毛24の全
体を保持しているために、ブラシ毛24が剥離シート2
9とともに切断されるとき、ブラシ毛24がよれたり、
逃げたりすることがなく、所望の切断パターン通りに容
易に切断することができる。したがって、本実施例のよ
うに、斜め方向での切断パターンでも、確実にブラシ毛
24をパターン通りに切断できる。この結果、連続的な
加工が可能となり、生産効率が向上される。
に保持されているので、端部側ブラシ毛のみならず、ブ
ラシ毛24の全体に外力がかかりにくく、その形態が容
易に保持され、折れ曲がったりすることがない。さら
に、特に、脱落しやすい端部側のブラシ毛24も確実に
保護されるので、端部側のブラシ毛24が脱落して、他
のブラシ毛24に付着したりすることが防止される。こ
の結果、この付着したブラシ毛24が、導電性ブラシ2
0の相手部材に付着することが防止される。
9上に、2段に導電性ブラシの長尺体30aを付与し
て、所定長さの導電性ブラシ30を得た例である。図5
に示すように、本実施例の導電性ブラシの長尺体30a
は、導電性繊維32として、実施例1でブラシ毛に使用
した導電性繊維を用い、この繊維の20mm長さのもの
を用い、さらに2つ折りにして、導電性繊維32の両端
を揃えてブラシ毛34を構成する。そして、実施例1及
び2と同様に、別糸の綴じ糸36a、36bで、2つ折
りの屈曲部位側を綴じて、この表面側に帯状の意匠用の
アルミテープ38が貼り付けられている。
の裏面に貼った両面接着テープを介して剥離シート39
上に貼り付けられる。この剥離シート39は、2本の長
尺体30aの幅よりも広い幅を有しており、剥離シート
39上に、2段に長尺体30aを保持するのに十分な幅
となっている。そして、図5に示すようにして、2本の
長尺体30aは、それぞれ、そのブラシ毛34の先端側
を突き合わせるように、順次、剥離シート39上に付与
される。
を表面上に有する剥離シート39が、所定の間隔で打ち
抜き加工される。本実施例では、打ち抜きの形状は、菱
形Hとなっており、この菱形Hの各辺hが、長尺体30
aにおいて、1つの切断端部を形成するようになってい
る。図7に示すように、このように打ち抜き加工される
ことにより、簡易に、長尺体30aから所定長さの導電
性ブラシ30を形成することができるとともに、打ち抜
き加工により発生する切断端部側のブラシ毛34を他の
ブラシ毛34より短く形成することができる。
にして連続して切断加工するので、効率よく切断加工を
行うことができ、導電性ブラシ30をより低コストで生
産することができる。
断面(b)を示す図である。
る。
図(a)と、所定長さに切断された導電性ブラシを示す
図(b)である。
示す図である。
図である。
(b)を示した図である。
合の態様(a)(b)を示した図である。
Claims (5)
- 【請求項1】並列する複数の導電性のブラシ毛と、これ
らのブラシ毛の一方側を保持する保持部とを備えた導電
性ブラシであって、 この導電性ブラシの端部側のブラシ毛の長さが、他の部
分のブラシ毛よりも短いことを特徴とする導電性ブラ
シ。 - 【請求項2】請求項1において、 前記導電性ブラシは、前記保持部に付与した接着剤を介
して、剥離シート上に剥離可能に付与され、前記ブラシ
毛が剥離シート上に保持されていることを特徴とする導
電性ブラシ。 - 【請求項3】並列する複数の導電性のブラシ毛と、これ
らのブラシ毛の一方側を保持する保持部とを備えた導電
性ブラシの製造方法であって、 前記保持部に付与した接着剤を介して剥離シート上に導
電性ブラシを付与して、前記ブラシ毛を剥離シート上に
保持し、 前記導電性ブラシの端部側のブラシ毛の長さが、他の部
分のブラシ毛よりも短くなるように、剥離シートととも
にこの導電性ブラシを切断する方法。 - 【請求項4】請求項3に記載の導電性ブラシの製造方法
において、 前記端部側では、端部側よりにブラシ毛の長さが徐々に
短くなるように切断することを特徴とする方法。 - 【請求項5】請求項3または4に記載の導電性ブラシの
製造方法において、 前記剥離シート上には、前記ブラシ毛の先端側が対向す
るような対を形成して前記導電性ブラシを付与すること
を特徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08180729A JP3117912B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 導電性ブラシ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08180729A JP3117912B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 導電性ブラシ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1023927A JPH1023927A (ja) | 1998-01-27 |
JP3117912B2 true JP3117912B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=16088291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08180729A Expired - Lifetime JP3117912B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 導電性ブラシ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3117912B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101904225A (zh) * | 2007-12-25 | 2010-12-01 | 槌屋特思科株式会社 | 刷子 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5797162B2 (ja) * | 2012-06-29 | 2015-10-21 | シャープ株式会社 | 捕集部材清掃具、粒子検出装置および捕集部材清掃具の製造方法 |
JP5492971B1 (ja) * | 2012-12-04 | 2014-05-14 | 日本シール株式会社 | ブラシ |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP08180729A patent/JP3117912B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101904225A (zh) * | 2007-12-25 | 2010-12-01 | 槌屋特思科株式会社 | 刷子 |
CN101904225B (zh) * | 2007-12-25 | 2014-01-29 | 槌屋特思科株式会社 | 刷子 |
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---|---|
JPH1023927A (ja) | 1998-01-27 |
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