JP2012042086A - イオン送出ユニット及びこれを備えた冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷蔵庫などに好適に用いられるイオン発生装置に付着した結露水を簡単に除去できるイオン送出ユニットを提供する。
【解決手段】 本発明のイオン送出ユニットは、放電電極と誘導電極とを有するイオン発生装置と、放電電極に付着した結露水を除去する結露水除去装置とを備え、結露水除去装置は、放電電極に接触させるブラシを有することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫は、放電電極と誘導電極とを有するイオン発生装置と、放電電極に付着した結露水を除去する結露水除去装置とを備え、結露水除去装置は、軸に対して回転可能な送風ガイドを有することを特徴とする。
【選択図】図11

Description

本発明は、イオンを発生して送出するイオン送出ユニット及びこれを備えた冷蔵庫に関する。
近年、冷蔵庫内でオゾンやイオンを発生させ、冷蔵庫内の脱臭や殺菌に用いるようになった。
例えば、特開平1−102285号公報には、電極間に沿面放電を生じさせるオゾン発生器と空気循環ファンを具備し、オゾン発生器よりも空気循環ファンを先行して運転を開始する様構成することで、オゾン発生器に空気を流通させて乾燥させることが記載されている。
また、特開平1−266483号公報には、脱臭装置のケース内に、電極間に沿面放電を生じさせるオゾン発生器と、オゾン分解器と、前記庫内照明用の庫内灯とを設け、該庫内灯に対応したケースに光を通過せしめる照明部を形成し、庫内灯の発生する熱によってオゾン発生器は乾燥させることが記載されている。
特開平1−102285号公報 特開平1−266483号公報
しかしながら、特許文献1の冷蔵庫は、ファンモータ及び高電圧発生装置からの発熱が少ない場合、オゾン発生器を乾燥させるには時間がかかる可能性がある。一方、特許文献2の冷蔵庫は、庫内灯の開け閉めが短時間で、複数回行った場合、冷蔵庫庫内よりも高温・多湿の外気が入り込み、庫内灯の照明により発生する熱が不足してオゾン発生器の乾燥が不十分になる可能性がある。オゾン発生器を用いるためには乾燥させて用いなければならないにも関わらず、その乾燥が十分でないとの課題を有していた。一方、オゾン発生器と同様に、電極間に放電を生じさせるイオン発生装置についても、同様の課題がある。
そこで、本発明は、扉を短時間に何度も開閉させた時にでも、イオン送出ユニットの電極に付着した結露水を簡単かつ短時間に取り除き、イオンを即時に送出することが可能なイオン送出ユニット及びそれを備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明に係るイオン送出ユニットは、放電電極と誘導電極とを有するイオン発生装置と、放電電極に付着した結露水を除去する結露水除去装置とを備え、結露水除去装置は、放電電極に接触させるブラシを有することを特徴としている。
また、本発明に係る冷蔵庫は、放電電極と誘導電極とを有するイオン発生装置と、
放電電極に付着した結露水を除去する結露水除去装置とを備え、結露水除去装置は、軸に対して回転可能な送風ガイドを有することを特徴としている。
本発明は上記構成により、イオン発生装置の放電電極に付着した結露水を、簡単かつ短時間に取り除くことが可能である。
本発明の実施形態の冷蔵庫を示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫を示す正面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の野菜室を開いた状態を示す斜視図 本発明の実施形態の冷蔵庫の野菜室内を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す斜視図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットの蓋部を開いた状態を示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットの蓋部を省いた状態を示す斜視図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン発生装置を示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン発生装置を示す側面断面図 本発明の実施形態のイオン発生装置の結露水除去装置の実施例1を示す斜視図 結露水除去装置の実施例1での結露水除去時の動作図 図6のB−B断面図 図13のC矢視図 結露水除去装置の実施例1でのフローチャート 結露水除去装置の実施例1での結露センサを用いたフローチャート 結露水除去装置の実施例2を示す図 結露水除去装置の実施例2でのフローチャート 結露水除去装置の実施例2での結露センサを用いたフローチャート 結露水除去装置の実施例3を示す図
以下に本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、一実施形態の冷蔵庫を示す正面図である。冷蔵庫1の上部には、貯蔵物を冷蔵保存して扉2a、2bにより開閉される冷蔵室2が配される。冷蔵室2の下部には、タンク室12、小物収納室13、チルド室14が設けられる。タンク室12は、製氷用の水タンク10を収納する。小物収納室13は、冷蔵室2の上部に対して隔離された隔離室から成り、卵等の小さい貯蔵物を収納する。チルド室14は、冷蔵室2の上部に対して隔離され、冷蔵室2の上部よりも低温に維持される。
冷蔵室2の下方には、断熱壁7を介して冷凍室3及び製氷室5が配される。製氷室5は、扉5aにより開閉され、水タンク10から給水して製氷を行い貯氷する。冷凍室3は、貯蔵物を冷凍保存し、扉3aにより開閉される上室3cと扉3bにより開閉される下室3dとを有している。上室3cと製氷室5とは、仕切壁11を介して左右に並設される。上室3c及び製氷室5と下室3dとは、前部に設けた仕切壁8(図2参照)により仕切られ、仕切壁8の後方で互いに連通する。
冷凍室3の下方には、断熱壁9(図2参照)を介して野菜室4が配される。野菜室4は、扉4aにより開閉され、冷蔵室2よりも高温で野菜や果物の冷蔵保存に適した温度に維持される。
図2は、冷蔵庫1の正面断面図を示している。冷蔵室2の背後には、冷気が流通する冷気通路22が設けられる。冷凍室3及び製氷室5の背後には、ダンパ25を介して冷気通路22に連通する冷気通路21が設けられる。冷気通路21には、送風ファン24が配置される。冷気通路21の下部は、左右に拡幅した冷却器室21aが設けられ、冷却器室21a内に冷却器23が配置される。冷却器23は、圧縮機(不図示)に接続して冷凍サイクルの低温側に配され、冷気通路21を流通する空気と熱交換して冷気を生成する。
冷気通路22の上端には、冷蔵室2内に臨む吐出口2cが開口する。冷気通路22の下部はダンパ25の下流直後で分岐し、チルド室14に冷気を吐出する吐出口14aが設けられる。これにより、冷却器23と熱交換した直後の冷気をチルド室14に送出してチルド室14が冷蔵室2の上部よりも低温に維持される。また、チルド室14の背面には冷蔵室2内の冷気が流出する流出口2dが開口する。
冷却器室21aの上部には、冷凍室3に臨む吐出口3eが開口し、下部には冷却器23に面して冷気を冷気通路21に戻す戻り口3fが開口する。野菜室4の上面には左右方向の一端に流入口4bが開口する。冷気通路21の側方には流出口2dと流入口4bとを連結する連結通路26が設けられる。また、野菜室4の上面の左右方向の他端には冷気通路21の下端に開口する流出口4cが形成されている。
図3は、野菜室4の扉4aを開いた状態を示す斜視図である。野菜室4内には、野菜ケース31及び果物ケース32から成る収納ケース30が配される。野菜ケース31は、野菜室4の扉4aに固着され、扉4aの開閉によって出し入れされる。果物ケース32は、野菜ケース31の上面を覆い、野菜ケース31と一体に出し入れされるとともに前後にスライド自在になっている。
図4は、野菜室4の側面断面図を示している。流入口4bは、野菜室4の後端に下方に向けて配される。断熱壁9の下面には、前後に延びる遮蔽部9aが突設される。この時野菜室4に収納される貯蔵物の乾燥を抑え、鮮度を保つ為には流入口4bからの周囲よりも温度が低く、野菜室よりも絶対湿度の低い冷気を前記遮蔽部9aよりも下方に誘導する必要がある。このため流入口4bの前方には、詳細を後述するようにイオンを送出するイオン送出ユニット40が取り付けられる。イオン送出ユニット40は、断熱壁9から果物ケース32の周縁部32aの下方まで設けられる。このため、流入口4bから野菜室4に流入する冷気は、矢印Dに示すように、イオン送出ユニット40の後方を流通して周縁部32aよりも下方に導かれる。これにより、果物ケース32の上面から果物ケース32内への冷気の流入がより低減される。
また、断熱壁9の下面には、前後に延びる遮蔽部9aが突設される。遮蔽部9aは、果物ケース32の切欠き部32bの側方を覆って切欠き部32bを塞ぐ。これにより、切欠き部32bから果物ケース32内への冷気の流入が低減される。従って、果物ケース32内の乾燥をより抑制することができる。このため、イオン送出ユニット40から送出されるイオンのより長寿命化を図ることができる。なお、切欠き部32bに当接するストッパを前後に延びて形成して切欠き部32bを塞いでもよい。
図5はイオン送出ユニットを示す斜視図を示している。図6は、イオン送出ユニット40の正面図を示している。イオン送出ユニット40は、樹脂成形品から成るハウジング41により覆われる。ハウジング41は、前面を開口する箱状の本体部41cと本体部41cの前面を覆う蓋部41d(正面部)とを有している。蓋部41dは、下端に設けられたヒンジ部41eによって開閉自在に本体部41cに保持されている。
蓋部41dの左右方向の一端部には、吸込口41aが開口し、他端部に吹出口41bが開口する。この時、吸込口41aが外側に配され、吹出口41bが吸込口41aと流出口4c(図2参照)との間に配置される。
ハウジング41の前面下部は、果物ケース32に対向する対向部41hが設けられる。吸込口41aは、対向部41hに対して前方に突出して形成され、果物ケース32内に接近して配される。これにより、果物ケース32内の湿った冷気をハウジング41内に取り込み、果物ケース32外の乾燥した冷気のハウジング41内への流入を抑制することができる。
図7は、イオン送出ユニット40の蓋部41dを開いた状態を示す正面図である。また図8は、イオン送出ユニット40の蓋部41dを省いた状態を示す斜視図である。ハウジング41の本体部41c内には、吸込口41aと吹出口41bとを水平方向に連結する空気流路41fが蓋部41dの内面に沿って形成される。空気流路41f内には、イオン送出ファン42が配される。本体部41cの上部にはイオン送出ファン42の下流側の空気流路41fに面してイオン発生装置86が設置される。イオン送出ファン42は、イオン発生装置86で発生したプラスイオンとマイナスイオンとを送出するための送風装置である。また、ハウジング41の蓋部41dには、空気流路41f内に突出する突起部41gが設けられる。突起部41gは、空気流路41fに面して頂点が下流側に偏った山形状に形成される。一例として、突起部41gの斜面の幅Wは、18mm、高さHが28mmである。プラスイオン及びマイナスイオンを発生して吹出口41bから吐出することにより果物ケース32内の殺菌及び臭い除去を行うことができる。更に、イオンによってエチレンを分解して貯蔵物の熟成による劣化を抑制することができる。
図9は、イオン発生装置の正面図を示している。また図10は、イオン発生装置86の側面断面図を示している。イオン発生装置86は、絶縁体から成る絶縁ハウジング86aにより覆われ、針状の放電電極86p、86qが離れて配される。放電電極86p、86qの周囲には、環状の誘導電極86eが配される。絶縁ハウジング86aには放電電極86p、86qに対向する貫通孔86bが設けられる。これにより、空気流路41fに面したイオン発生面86dに放電電極86p、86qが露出する。
放電電極86p、86qには、誘導電極86eに対して正極性または負極性の高電圧がそれぞれ印加される。これにより、放電電極86pと誘導電極86eとの間に形成されるイオン発生部86j(第1イオン発生部)に例えばコロナ放電によりプラスイオンが発生する。また、放電電極86qと誘導電極86eとの間に形成されるイオン発生部86k(第2イオン発生部)に例えばコロナ放電によりマイナスイオンが発生する。
なお、イオン発生装置86は、針状の放電電極86p、86q及び誘導電極86eを有しているが、他の構成であってもよい。例えば、イオン発生面86dに平面状の放電電極が配されたイオン発生装置86であってもよい。
図11は、イオン発生装置86に用いる結露水除去装置90の実施例1を示す斜視図である。結露水除去装置90は、モータ91を備え、モータ91には長いシャフト92を用い、シャフト92にその軸方向と直角する方向に2個のブラシ93を設けている。この実施例では、モータ91は、ステッピングモータ91を用いている。ブラシ93は、直方体の形状で長手方向の上半分は複数のブラシ毛から構成され、下半分はブラシ毛を植毛した樹脂部から成る。直方体形状の樹脂部のブラシ毛が植毛されている側の反対側の端部には貫通穴があり、シャフト92が貫通している。2個のブラシ93の中心間距離は、イオン発生装置86の放電電極86p、86q間の中心間距離と略同じである。2個のブラシ93のブラシ毛の先端は、シャフト92を所定の角度だけ回転させた時、針状の放電電極86p、86qの先端に接触するように配置されている。シャフト92の回転方向は、モータ91のシャフト92と反対方向から見て時計回り(矢印Xの方向)になっている。
ここで、ブラシ93の詳細について説明する。複数のブラシ毛は、結露水95に接触した時に、結露水95が放電電極86p、86qからブラシ毛間に移動するよう植毛されている。ブラシ毛の材料は、ナイロンが好ましく、毛の直径は0.2mmで、樹脂部から出ている全長は略15mmで、柔軟性のある材料で形成されている。ブラシ毛の直径が小さいとか、ブラシ毛の材料が柔らかすぎるとイオン送出ファン42の送風により、変形や毛同士の絡まりが生じるので、生じない適切な直径や材料である。なお、ブラシ毛の材料、直径と全長等は、イオン発生装置86によって適宜好ましい寸法に変わるものとする。なお、上述では、ブラシ毛の材料はナイロンとしたが、ポリプロピレン等の樹脂材料、竹などの植物繊維や動物の毛等でもよい。あるいは、結露水95を吸収する材料であればよく、スポンジや、ガーゼのような布等でもよい。
樹脂部は、全長が略15mmである。樹脂部の長さ方向の断面形状は、一例では矩形であるが、楕円や円形でもよい。なお、樹脂部の材料、形状等は、イオン発生装置86によって適宜好ましい寸法に変わるものとする。
図12は、実施例1の結露水除去時の動作を示している。
図12(a)は、結露水除去装置90を用いる前の状態で、放電電極86p、86qに結露水95が付着している状態である。次に、ブラシ毛の先端は、図において時計回り(矢印Xの方向)に90度回転する。図12(b)は、結露水除去装置90のブラシ93が放電電極86p、86qに接触し、結露水95が毛細管現象、表面張力や重力により、放電電極86p、86qから複数のブラシ毛の間に移動し、ブラシ93に付着している状態を示している。次に、ブラシ毛の先端は、図において反時計回り(矢印Yの方向)に回転する。なお、この時放電電極86p、86qの先端部には結露水はもとより、高電圧による放電時のエネルギーにより埃等から成る付着物が形成される為、これらの付着物を除去する為にブラシ93を複数回、ブラシが放電電極86p、86qの先端部を中心として電極の外側から先端部経由で外側の範囲で往復動作をさせても良い。というのは、放電電極86p、86qの先端部に付着物がある場合、高圧電気がリークして放電状態が悪くなるためである。
図12(c)は、放電電極86p、86qの先端から結露水95がブラシ93に付着し、放電電極86p、86qの先端から結露水95が除去された状態である。
次に、結露水除去装置90のブラシ93に付着した結露水95は、結露水除去装置90がイオン送出ファン42の下流側にあるので、イオン送出ファン42の送風により乾燥されて取り除かれる。なお、ブラシ毛が、図12(a)の状態から回転を始め、図12(c)の状態に戻るまでの間は、制御部からの信号で、イオン発生装置86は停止され電極間に高電圧がかからないようにしている。
なお、上記については、結露水95が放電電極86p、86qに付着している場合で述べているが、ドアの開閉等が少なく放電電極86p、86qに結露水95が付着していない場合でも、動作は付着している場合と同じである。
なお、上述では、針状の放電電極86p、86qの先端はイオン発生装置86のイオン発生面86dより内部にあるが、イオン発生面86dと同一面、または外部に突き出ていてもよい。
なお、ブラシ93を放電電極86p、86qとは別の部分、一例としてスポンジに接触させるように配置し、その部分で複数回往復運動をさせることにより、電極から除去した付着物がスポンジに移動し、ブラシ93から取り去ることが可能である。この時接触させる部分にはブラシ93の進行方向に垂直方向に複数の1〜2mm程度の凸形状の段差を設けることにより、付着物が取除かれ、よりブラシ93の清掃性が向上する。
なお、ブラシ93の回転速度は速くても、遅くてもよく、複数回往復運動をさせる場合は、速い回転と、遅い回転を組み合わせてもよい。
次に図13は、図6のB−B断面図を示している。また、図14は、図13のC矢視図を示している。吸込口41a及び吹出口41bには、それぞれ冷気の流通方向を規制する風向板41j、41kが設けられる。イオン送出ファン42は、平面視矩形のハウジング41により覆われた軸流ファンから成り、軸方向を空気流路41fに沿って水平に配置される。また、イオン送出ファン42の羽根の回転方向は、下流側から見て時計回り(矢印Eの方向)に回転する。
イオン発生装置86は、イオン送出ファン42の下流側に隣接し、イオン発生部86j、86kが空気流路41fに面して冷気の流通方向に直交する方向に並んで配置されている。本実施形態では、プラスイオンを発生するイオン発生部86jとマイナスイオンを発生するイオン発生部86kがそれぞれ1個配置している。
そして、イオン発生部86j、86kの中点とイオン送出ファン42との回転中心との間には、蓋部41dに直交する方向の所定量のオフセットFが設けられる。これにより、イオン送出ファン42が、イオン発生装置86の長手方向に対して平行に偏って配置される。オフセットFを設けていない場合は、風下の放電電極86pから発生するプラスイオンのイオン濃度が低くなる。オフセットFを設けることにより十分な量のプラスイオンとマイナスイオンとを送出することができる。この実施例では、オフセットFは、10.5mmである。この場合、放電電極86p、86q間の距離Pは、38mm、イオン送出ファン42の羽根の直径は38mm、イオン送出ファン42の回転数は1186rpm、突起部41gの幅W及び奥行Tはそれぞれ18mm、7mmとなる。
結露水除去装置90は、イオン発生装置86の下流側に隣接して配置されている。結露水除去装置90は、ハウジング41の内部に固定されている。一例として、結露水除去装置90は、ハウジング41内に、モータ91の外形に合わせて形成された開口部に、圧入して固定される。イオン発生装置86のイオン発生部86j、86kに対して、同一のブラシ93がそれぞれ配置されている。ブラシ93は、イオン送出ファン42の送風方向に平行に配置され、イオン発生装置86の放電電極86p、86qの斜め下に配置されている。ブラシ93は、シャフト92が回転することにより、シャフト92を中心として水平から鋭角で回転し、放電電極86p、86qの先端に接触し、先端にある結露水95をブラシ毛に移動させ、シャフト92を逆回転させることで水平位置に戻る。ブラシ93に付着した結露水95は、結露水除去装置90がイオン送出ファン42の下流側にあるので、イオン送出ファン42の送風により、乾燥されて取り除かれる。
なお、ブラシ93のブラシ毛は、シャフト92に対してイオン発生装置86側(上流側)に配置しているが、シャフト92に対してイオン発生装置86の反対側(下流側)でもよい。下流側の場合は上流側の場合と比べて、シャフト92の回転角度がさらに180度多く回転される。
結露水除去装置90は、配置位置が図14のようにイオン送出ファン42のファンより少し上に配置しているので、ファンの送風の障害となりにくい。また、ファンの送風による複数のブラシ毛の先端が、連続送風の影響で、複数のブラシ毛がばらけることや、または変形したりすることがない。
また、イオン発生装置86のイオン発生部86j、86kに対して、同一のブラシ93が、それぞれ配置されているので、送風が部分的に偏るとか、または妨害されること無く、プラスイオン及びマイナスイオンをそれぞれ略均等に送出することができる。なお、ブラシ93は、イオン送出ファン42の送風方向に平行に配置され、イオン発生装置86の放電電極86p、86qの斜め下に配置されているが、送風方向に対して、平行以外の位置でもよい。一例として、斜め上にして、イオン濃度が変わるようにしてもよい。また、斜め下や垂直にすることでブラシ毛がイオン送出ファン42のファンに近づき、より乾燥を早くさせてもよい。
動作のタイミングについて説明すると、野菜室4の扉4aを開閉させたのち室内空気が冷やされ、放電電極86p、86qに結露するまでに時間がかかり、扉4aを開閉させて直ぐに結露水95の除去動作をしても効果が少ない。扉4aを開閉した後、約1分後に除去動作をすることが望ましい。また、扉開閉時間が長く、すぐ結露が発生する場合もあるが、1分程度の間イオンが発生しないよりも除去動作以後にイオンが確実に発生する事が有効な動作である。この時、イオン発生装置86の動作については、結露水95の除去動作中は動作させずに、除去動作後に動作させる。扉4aの開閉については、扉スイッチや温度上昇の検知などで判断することができる。長時間扉4aを開閉させないときには、6時間に1回程度に結露水95の除去動作を行う。野菜室4では野菜、果物、肉や魚などの食物自体から水分が蒸発する。この蒸発した水分によって結露する可能性もあるので、長時間扉4aを開閉しない場合には、6時間に1回程度に結露水95の除去動作を行う。この結露水95を除去するために、本発明においては冷蔵庫の扉4aが開閉された後に、結露水除去装置90を使用することで、放電電極86p、86qの先端部分に付着した結露水95を除くことができる。
初めに結露センサを用いず、扉の開閉動作に応じて、タイマーを動作させ、結露を除去する場合について、説明する。
図15は、結露水除去装置90の実施例1でのフローチャートである。ステップS1では、「扉が閉じられたか?」を確認する。もし、扉が閉じられてなければ、閉じられたのを確認し、ステップS2に移る。ステップS2では「1分間を経過したか?」を確認する。もし、経過してなければ、1分間時間をカウントする。1分間が経過すれば、ステップS3で結露水除去装置90のブラシ93が回転を開始する。次に、ステップS4で、ブラシ93が回転し、放電電極86p、86qの先端にブラシ毛が接触する。ステップS5で、ブラシ93は水平位置に戻る。ステップS6で、「扉の開閉があったか?」を確認する。扉の開閉があれば、ステップS1の「扉が閉じられたか?」からフローが繰り返される。扉の開閉が無ければ、ステップS7に移り、「6時間を経過したか?」を確認する。6時間を経過して無ければ、ステップS6の「扉の開閉があったか?」からフローが繰り返される。6時間を経過していれば、ステップS3の「ブラシが回転開始」からフローが繰り返される。
なお、ドアを1分以内の短時間に何度も開閉された時、ステップS1で、最後に「扉を閉じた」後に、ステップS2に移り、「1分間を経過したか?」をカウントする。一方、結露水除去装置90が動作中に扉の開閉があった場合は、動作完了後に、ステップS2に移り、「1分間を経過したか?」をカウントする。したがって、扉を短時間に何度も開閉させた時にでも、放電電極86p、86qに付着した結露水を簡単かつ短時間に取り除くことができる。
なお、ステップS2で、「1分間を経過したか?」、ステップS7で「6時間を経過したか?」は一実施例であって、設定時間は所定時間に適宜切替えればよく、あるいは2つ以上の設定時間を設けて切替え可能にしてもよい。
なお、扉の開閉の検知については、扉スイッチ等で検知してもよい。
次に結露センサを用いた場合について説明する。
一例として、結露センサは、イオン発生装置86本体または近傍に固定して、設置する。または、結露水95を除く動作のときに同時に結露センサの結露水95を除くことができる場所に設置してもよい。結露センサは、結露状態を検出する抵抗変化型を使用することができる。上述では、結露水除去装置90の動作の開始を扉の開閉後の時間経過で行っていたが、結露センサ(図示なし)を取付けて、結露センサが結露の検知し、結露センサからの信号を受けた冷蔵庫の運転制御を行なう制御装置が、結露水除去装置90の動作を開始させる。
図16は、結露水除去装置90の実施例1での結露センサを用いたフローチャートである。ステップS1では、「扉が閉じられたか?」を確認する。もし、扉が閉じられてなければ、閉じられたのを確認し、ステップS2に移る。ステップS2で、「結露が検知されたか?」を確認する。もし、結露の検知がなければ、ステップS1の「扉が閉じられたか?」からフローが繰り返される。結露の検知があれば、ステップS3で結露水除去装置90のブラシ93が回転を開始する。次に、ステップS4で、ブラシ93が回転し、放電電極86p、86qの先端にブラシ毛が接触する。ステップS5で、ブラシ93は水平位置に戻る。次に、ステップS1に戻り、「扉が閉じられたか?」からフローが繰り返される。
上述の結露センサを用いない場合は、扉の開閉時と扉が長時間閉まっているときに定期的に結露水除去を行うが、室内空気が多くの湿気を含んでいたため、結露水除去後すぐに結露水95が再発生する可能性がある。また、長時間扉が閉まっている場合は、結露水95が発生していないのに結露水95を取り除く無駄な動作をしている可能性がある。このように結露の多発事態や無駄な結露水除去動作の防止に対処するために、結露センサを設けることで実際に結露が発生したときのみに適宜結露水95の除去動作を行うことが可能である。また、長時間扉が閉まっている状態では、定期的な動作ではなく、結露が発生したときに動作し、それ以外は動作しないことで、必要最小限の動作回数とすることができる。
次に、結露センサを用い、扉の開閉動作に応じて、タイマーを動作させ、結露を除去する場合について、説明する。
この場合には、上記で説明した「結露センサを用いず、扉の開閉動作に応じて、タイマーを動作させ、結露を除去する場合」と「結露センサを用いた場合」とを適宜組み合わせる。すなわち、結露水除去動作は図15でのフローチャートで行うが、結露センサからの結露の検知があった場合には、結露センサからの検知情報を優先し、割り込みにて結露水除去動作を行う。これにより、万が一結露センサが故障し、検知感度の低下や検知しなくなった場合でも、結露水の除去を行うことができる。
図17は、結露水除去装置90の実施例2を示している。図17は、結露水除去装置90である送風ガイド97をイオン送出ファン42とイオン発生装置86との間に設けた場合である。送風ガイド97は、形状が矩形で、材料は金属板または樹脂板で、1隅部に軸が長辺と平行になるようにシャフト92が締結され、シャフト92はモータ91により回転される。
図17(a)に示すように送風ガイド97は、送風路96の底面に設置され、イオン送出ファン42に近い側にシャフト92がある。送風方向は矢印Mの方向である。図17(b)に示すようにシャフト92の回転の回転方向は正面から見て反時計回り(矢印Zの方向)に回転する。シャフト92を軸として所定の角度だけ回転することにより、送風ガイド97はイオン送出ファン42の下流側が上がり、送風方向は矢印Nの方向に変わり、送風路96が絞られる。送風路96が絞られることにより、放電電極86p、86qの先端付近の風速が早くなり、結露水95を吹き飛ばすか、結露水95の自重で落下させて結露水95を取り除くことができる。結露水除去装置90を使用しない状態では、結露水除去装置90は図17(a)のようにイオン送出ファン42の下流側にあり、送風路96の底面に接触した位置に戻る。したがい、結露水除去動作時以外には、送風路96での送風の障害にならない。図17(c)は送風路96での送風ガイド97が送風路96の底面に接触した状態の斜視図であり、モータ91が送風路96の側壁98の外側に配置している。図17(d)は、送風ガイド97の平面図である。
図17(e)は、送風ガイド97のシャフト92がある長辺の反対側の長辺の端面に2個のブラシ毛の束を設けたものである。送風ガイド97が、金属板または樹脂板に、複数のブラシ毛を束にした2個を、放電電極86p、86qの距離と同じ距離だけ離して接着されている。モータ91のシャフト92の回転により、ブラシ毛の束にした2個が放電電極86p、86qの先端に接触する位置に取付け、ブラシ毛が放電電極86p、86qの先端に接触させることで結露水95をブラシ毛に移動させて取り除くことができる。この場合も、イオン送出ファン42の送風により、乾燥されて取り除かれる。
なお、結露水除去動作後に、ブラシ毛の束を設けた結露水除去装置90は図17(a)のように送風路96の底面に接触した位置に戻ったが、送風路96の底面から鋭角の位置に戻してもよい。これにより、ブラシ毛がイオン送出ファン42の送風が強く当たり、より乾燥を早くさせることができる。一方、送風路96の底面から鋭角の位置に戻すことで、イオン発生装置86のイオン濃度を変わるためにしてもよい。
なお、結露水除去動作時は、イオン送出ファン42のモータへの供給電圧を上げることで風圧、風量や風速が増加して、より結露水95の除去が短時間にできる。そして、結露水95が取り除かれた後は、送風ガイド97は送風路96の底面に接触した状態に戻る。この様な動作は扉が閉じられた時に行われるので、風速が速まることでの風きり音が多少発生しても、騒音の問題とならない。
なお、上述では、送風の送風ガイド97は平板であるが、風速を変えるために、波板、湾曲板、穴あき板や凹凸形状等の板でもよい。
初めに結露センサを用いず、扉の開閉動作に応じて、タイマーを動作させ、結露を除去する場合について、説明する。
図18は、結露水除去装置の実施例2でのフローチャートであり、ブラシ毛の無い送風ガイド97における結露水除去時の動作を示す。
ステップS1では、「扉が閉じられたか?」を確認する。もし、扉が閉じられてなければ、閉じられたのを確認し、ステップS2に移る。ステップS2では「1分間を経過したか?」を確認する。もし、経過してなければ、1分間時間をカウントする。1分間が経過すれば、ステップS3で結露水除去装置90の送風ガイド97が回転を開始する。次に、ステップS4で、送風ガイド97が回転し、送風路96を狭め、放電電極86p、86qに所定時間送風を行うことで、結露水95を吹き飛ばすか、結露水95の自重で落下させる。ステップS5で、送風ガイド97は水平位置に戻る。ステップS6で、「扉の開閉があったか?」を確認する。扉の開閉があれば、ステップS1の「扉が閉じられたか?」からフローが繰り返される。扉の開閉が無ければ、ステップS7に移り、「6時間を経過したか?」を確認する。6時間を経過して無ければ、ステップS6の「扉の開閉があったか?」からフローが繰り返される。6時間を経過していれば、ステップS3の「送風ガイドが回転開始」からフローが繰り返される。
なお、図15で前述したように、ステップS2で、「1分間を経過したか?」、ステップS7で「6時間を経過したか?」は一例であって、時間は所定の時間に適宜設定してもよく、あるいは時間設定を変更可能にしてもよい。
次に結露センサを用いた場合について説明する。
図19は、結露センサを用いた場合の結露水除去装置90の動作を示すフローチャートである。ステップS1では、「扉が閉じられたか?」を確認する。もし、扉が閉じられてなければ、閉じられたのを確認し、ステップS2に移る。ステップS2で、「結露が検知されたか?」を確認する。もし、結露の検知がなければ、ステップS1の「扉が閉じられたか?」からフローが繰り返される。結露の検知があれば、ステップS3で結露水除去装置90の送風ガイド97が回転を開始する。次に、ステップS4で、送風ガイド97が回転し、送風路96を狭めることにより、放電電極86p、86qに所定時間送風を行うことで、結露水95を吹き飛ばすか、結露水95の自重で落下させる。ステップS5で、送風ガイド97は水平位置に戻る。次に、ステップS1に戻り、「扉が閉じられたか?」からフローが繰り返される。
結露センサで検知することで、上述の図16で説明しているのと同様に、必要最小限の動作回数とすることができる。
次に、結露センサを用い、扉の開閉動作に応じて、タイマーを動作させ、結露を除去する場合について、説明する。
この場合には、上記で説明した「結露センサを用いず、扉の開閉動作に応じて、タイマーを動作させ、結露を除去する場合」と「結露センサを用いた場合」とを適宜組み合わせる。すなわち、結露水除去動作は図18でのフローチャートで行うが、結露センサからの結露の検知があった場合には、結露センサからの検知情報を優先し、割り込みにて結露水除去動作を行う。これにより、万が一結露センサが故障し、検知感度の低下や検知しなくなった場合でも、結露水の除去を行うことができる。
次に、図20は、結露水除去装置の実施例3を示している。図20は、上述した図11とモータ91、シャフト92、ブラシ93での点で同じ構成であるが、ブラシ93が送風路96の底面に埋め込まれている点と、ブラシ93の樹脂部が長手方向に長い点が異なる。そして、ブラシ93の樹脂部を長くしていることで、送風路96の天面にあるイオン発生装置86の放電電極86p、86qにブラシ毛が接触する。モータ91は送風路96の側壁98の外側に配置し、モータ91のシャフト92がブラシ93を貫通している。結露水除去時の動作は、上述した図12と同じである。結露水除去動作後、ブラシ毛に付着した結露水95は、ブラシ毛がイオン送出ファン42の下流側の送風路96に面しているので、イオン送出ファン42の送風により乾燥されて取り除かれる。
なお、一例として野菜室4についての実施例としたが、野菜室4、冷蔵室2、冷凍室3、冷蔵庫、冷凍庫、貯蔵庫等の少なくともいずれかでもよい。
なお、上述では結露の検出に、結露センサを用いたが、湿度センサを用いてもよい。
なお、上述ではイオン発生装置86は、イオン送出ファン42が隣接または、近くに設置してあるが、イオン送出ファン42等の送風機が無くてもよく、または、冷気通路21にある送風ファン24等で送風してもよい。
なお、結露水除去装置のブラシは、イオン送出ファン42の送風で乾燥させていたが、ヒータ等で乾燥させてもよい。
なお、この時放電電極86p、86qの先端部には結露水はもとより、高電圧による放電時のエネルギーにより埃等から成る付着物が形成される為、これらの付着物を除去する為にブラシ93を複数回、ブラシが放電電極86p、86qの先端部を中心として電極の外側から先端部経由で外側の範囲で往復動作をさせても良い。なぜならば、放電電極86p、86qの先端部に付着物がある場合、高圧電気がリークして放電状態が悪くなるためである。
なお、ブラシ93を放電電極86p、86qとは別の部分、一例としてスポンジに接触させるように配置し、その部分で複数回往復運動をさせることにより、電極から除去した付着物がスポンジに移動し、ブラシ93から取り去ることが可能である。この時接触させる部分にはブラシ93の進行方向に垂直方向に複数の1〜2mm程度の凸形状の段差を設けることにより、付着物が取除かれ、よりブラシ93の清掃性が向上する。
なお、ブラシ93の回転速度は速くても、遅くてもよく、複数回往復運動をさせる場合は、速い回転と、遅い回転を組み合わせてもよい。
なお、実施例1では、空気流路41fに設置していたが、実施例2、実施例3のように送風路96に設置あるいは、空気流路を送風路に言葉を置き換えてもよい。
以上で説明した実施形態は、あくまで本発明を好適に実施するための一例であり、本発明はそれらに限定されるものではない。上述した実施形態に開示された技術的手段に、周知慣用技術を適宜組み合わせて得られる態様についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、イオン発生装置を有する冷蔵庫等に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 冷凍室
4 野菜室
30 収納ケース
31 野菜ケース
32 果物ケース
40 イオン送出ユニット
41 ハウジング
41a 吸込口
41b 吹出口
41f 空気流路
42 イオン送出ファン
86 イオン発生装置
86p、86q 放電電極
86e 誘導電極
86j、86k イオン発生部
90 結露水除去装置
91 モータ
92 シャフト
93 ブラシ
95 結露水
96 送風路
97 送風ガイド

Claims (6)

  1. 放電電極と誘導電極とを有するイオン発生装置と、
    前記放電電極に付着した結露水を除去する結露水除去装置とを備えたイオン送出ユニットであって、
    前記結露水除去装置は、前記放電電極に接触させるブラシを有することを特徴とするイオン送出ユニット。
  2. 放電電極と誘導電極とを有するイオン発生装置と、
    前記放電電極に付着した結露水を除去する結露水除去装置とを備えたイオン送出ユニットであって、
    前記結露水除去装置は、軸に対して回転可能な送風ガイドを有することを特徴とするイオン送出ユニット。
  3. 放電電極と誘導電極とを有するイオン発生装置と、
    前記放電電極に付着した結露水を除去する結露水除去装置とを備えた冷蔵庫において、
    前記結露水除去装置は、前記放電電極に接触させるブラシを有することを特徴とする冷蔵庫。
  4. 放電電極と誘導電極とを有するイオン発生装置と、
    前記放電電極に付着した結露水を除去する結露水除去装置とを備えた冷蔵庫において、
    前記結露水除去装置は、軸に対して回転可能な送風ガイドを有することを特徴とする冷蔵庫。
  5. 前記冷蔵庫は前記イオン発生装置で発生したイオンを送出するための送風装置を備えたことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  6. 前記冷蔵庫は結露センサを有し、前記結露センサの検出結果に応じて前記結露水除去装置を作動させることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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