JP2003086329A - マイナスイオン発生器 - Google Patents

マイナスイオン発生器

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JP2003086329A JP2001273777A JP2001273777A JP2003086329A JP 2003086329 A JP2003086329 A JP 2003086329A JP 2001273777 A JP2001273777 A JP 2001273777A JP 2001273777 A JP2001273777 A JP 2001273777A JP 2003086329 A JP2003086329 A JP 2003086329A
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民雄 満田
Wakao Sakamoto
若夫 坂本
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勉 川代
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を大型化することなく、使用環境の温度
・湿度変化に対応して、マイナスイオン発生量を好適に
コントロールすることができるマイナスイオン発生器の
提供を目的とする。 【解決手段】 マイナスイオン発生器1は、水を微粒子
に粉砕してマイナスイオンを発生するレナード式マイナ
スイオン発生手段2と、針状放電電極に負極性高電圧を
印加することで空気中に電子を放射してマイナスイオン
を発生させる電子放射式マイナスイオン発生手段3の二
つのマイナスイオン発生手段を備え、制御手段4により
湿度センサー5が検知する使用環境の湿度が所定湿度未
満の場合にはレナード式マイナスイオン発生手段による
マイナスイオンを発生させ、所定湿度以上の場合には電
子放射式マイナスイオン発生手段によるマイナスイオン
を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用環境の温度や
湿度の変化に応じて空気中にマイナスイオンを好適に発
生させることができるマイナスイオン発生器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、人体の酸化を防ぐ健康的な効果、
食品の鮮度保持、脱臭効果等生体に良好な影響を与える
ことができるマイナスイオンが注目されており、この空
気中の酸素分子等の気体分子や微粒子をマイナス電荷に
帯電させマイナスイオンを発生させるものとして各種マ
イナスイオン発生器が存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空気中
のマイナスイオンは、使用環境の温度、湿度により大き
く変化するという問題があった。特に、高湿度環境下に
あってはマイナスイオン著しく減少してしまうことが余
儀なくされていた。これに対して、装置を大型化してマ
イナスイオン発生量を多くする対処方法があるものの、
これには装置の大型化と多大なコスト増という問題があ
った。
【0004】そこで本発明は、装置を大型化することな
く、使用環境の温度・湿度変化に対応して、マイナスイ
オン発生量を好適にコントロールすることができるマイ
ナスイオン発生器の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のマイナスイオン発生器は、水を微粒子に粉
砕してマイナスイオンを発生するレナード式マイナスイ
オン発生手段と、針状放電電極に負極性高電圧を印加す
ることで空気中に電子を放射してマイナスイオンを発生
させる電子放射式マイナスイオン発生手段の二つのマイ
ナスイオン発生手段を備え、制御手段により湿度センサ
ーが検知する使用環境の湿度が所定湿度未満の場合には
前記レナード式マイナスイオン発生手段によるマイナス
イオンを発生させ、所定湿度以上の場合には前記電子放
射式マイナスイオン発生手段によるマイナスイオンを発
生させることを特徴とするものである。
【0006】また、制御手段には温度・湿度の相関にお
ける最適な量のマイナスイオン発生量のプログラムを予
め組み込んでおき、温度センサーと湿度センサーが検知
する温度・湿度データに応じてマイナスイオン発生量を
コントロールすることを特徴とするものである。
【0007】また、湿度センサーが検知する所定湿度を
50%とすることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明のマイナ
スイオン発生器のシステム構成を示しており、マイナス
イオン発生器1は、レナード式マイナスイオン発生手段
2と、電子放射式マイナスイオン発生手段3と、これら
2つを切り換えて駆動制御する制御手段4と、このマイ
ナスイオン発生器1が使用される使用環境の湿度を検知
する湿度サーミスタを利用した湿度センサー5と、温度
を検知する温度サ―ミスタを利用した温度センサー6を
備えている。
【0009】レナード式マイナスイオン発生手段2は、
図2に示すごとく、貯水タンク7に貯めた水を給水部8
を介して圧電振動板9に供給するとともに、超音波を発
生する振動板駆動回路10がこの圧電振動板9を超音波
振動させることによりその表面の水を微粒子に粉砕して
マイナスイオンを発生するものである。制御手段4は、
圧電振動板9の振動数若しくは振幅を変化させることで
マイナスイオンの発生量をコントロールすることができ
る。また、給水部8から圧電振動板9への給水量を制御
することでも、マイナスイオンの発生量をある程度コン
トロールすることができる。そして、この発生したマイ
ナスイオンを電動ファン11が外部に放出するものであ
る。このレナード式マイナスイオン発生手段2は、自然
環境、例えば滝におけるマイナスイオン発生と同様の自
然素材である水を利用した仕組みであり、その効果はよ
く知られているものである。
【0010】電子放射式マイナスイオン発生手段3は、
同じく図2に示すごとく、電気小信号を機械振動に変換
し増幅するセラミック型の圧電トランス12と、この圧
電トランス12をパルス駆動させるためのタイマーIC
を発振回路として利用した圧電トランス駆動回路13
と、圧電トランス12からの高電圧出力を負極性高電圧
に整流する整流回路14と、この負極性高電圧を印加す
ることで先端からマイナスイオンを放出する針状放電電
極15とから構成されている。このマイナスイオンも、
前述同様に電動ファン11により外部に放出されるもの
である。そして、前記発振回路の発振周波数を圧電トラ
ンス12の共振周波数の近傍で微調整することで、針状
放電電極15に印加する高電圧出力を例えば−1.0〜
−6.0KVの範囲で可変し、これによりマイナスイオ
ンの発生量を1000〜2000000個/ccの範囲
内で自在に設定することができる。
【0011】前記圧電トランス12は、小型・薄型で高
効率のトランスであり、その構造の一例としては、薄い
長方板体形状の圧電セラミックスにおける長さ方向の半
分の対向面に入力電極を形成し、この入力電極の反対側
の端面に出力電極を形成した形状からなる。この入力電
極にトランス駆動回路13からの共振周波数近傍の交流
電圧が印加されると、圧電逆効果により圧電体全体が機
械的に振動し、そしてこの機械的振動が圧電効果により
出力電極にさらに高電圧となって出力されるものであ
る。
【0012】前記レナード式マイナスイオン発生手段
は、最も自然に近いマイナスイオンを発生させることが
でき、かつ低湿度状態の環境に適度な湿度を与えるとい
うメリットがあり、また電子放射式マイナスイオン発生
手段は高湿度によるマイナスイオンの減少を充分補うこ
とができるほどにマイナスイオンの発生量が大きく、か
つの発生量を容易にコントロールすることができるとい
う特徴を有しているものであり、本発明にあっては、こ
れらの2つの装置の特徴を有効に利用するものである。
【0013】そして制御手段4は、湿度センサー5と温
度センサー6からのデータに基づき、湿度が50%未満
の状態では、最も自然に近いマイナスイオンを発生させ
ることができるレナード式マイナスイオン発生手段2を
駆動させ、また湿度が50%以上となると空気中のマイ
ナスイオンが減少しやすくなることから、マイナスイオ
ン発生量が大きい電子放射式マイナスイオン発生手段3
を駆動させるものである。さらに、制御手段4には、温
度・湿度の相関における最適な量のマイナスイオン発生
量のプログラムを予め組み込んでおくことにより、使用
環境の温度と湿度を検知して、レナード式マイナスイオ
ン発生手段2と電子放射式マイナスイオン発生手段3の
何れかを駆動するとともに、それらにおけるマイナスイ
オン発生量を適正にコントロールするものである。
【0014】尚、上述した実施例にあっては、レナード
式マイナスイオン発生手段2と電子放射式マイナスイオ
ン発生手段3の駆動を切り換えるための設定湿度を50
%としたが、勿論これに限定されるものではなく、55
%、60%でもよく、また、使用環境に合わせて適宜設
定可能としてもよいものである。
【0015】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のマイナスイ
オン発生器によれば、使用環境の温度・湿度に応じて、
レナード式マイナスイオン発生手段と電子放射式マイナ
スイオン発生手段のうち何れか好適な方を駆動すること
で、常に好適な量のマイナスイオンを発生することがで
き、また低湿度環境にあっては最も自然に近いマイナス
イオンを発生させることができるレナード式マイナスイ
オン発生手段を駆動しかつ適度に加湿することもでき、
これにより装置を大型化させることなく小型で廉価で好
適なマイナスイオン発生器を提供することができるもの
である。
【0016】また、制御手段には温度・湿度の相関にお
ける最適な量のマイナスイオン発生量のプログラムを予
め組み込んでおき、温度センサーと湿度センサーが検知
する温度・湿度データに応じてマイナスイオン発生量を
コントロールすることで、本発明のマイナスイオン発生
器は、使用環境における細かな温度と湿度の関係に応じ
た最適な量のマイナスイオンを容易かつ自在に発生させ
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイナスイオン発生器の説明図であ
る。
【図2】本発明のマイナスイオン発生器のシステム図で
ある。
【符号の説明】
1 マイナスイオン発生器 2 レナード式マイナスイオン発生手段 3 電子放射式マイナスイオン発生手段 4 制御手段 5 湿度センサー 6 温度センサー 7 貯水タンク 8 給水部 9 圧電振動板 10 振動板駆動回路 11 電動ファン 12 圧電トランス 13 圧電トランス駆動回路 14 整流回路 15 針状放電電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B03C 3/41 B03C 3/41 B F25D 23/00 302 F25D 23/00 302M H01T 19/04 H01T 19/04 // F24F 1/00 F24F 7/00 B 7/00 1/00 371B (72)発明者 坂本 若夫 青森県八戸市長苗代4丁目1−15 アンデ ス電気株式会社特機事業部内 (72)発明者 川代 勉 青森県八戸市長苗代4丁目1−15 アンデ ス電気株式会社特機事業部内 Fターム(参考) 3L051 BC05 BC10 4C080 AA09 BB02 QQ11 4D054 AA20 BB04 CA11 CA14 CA20 EA01 4G075 AA03 AA61 AA65 BA08 BD13 CA12 CA15 DA01 DA11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を微粒子に粉砕してマイナスイオンを
    発生するレナード式マイナスイオン発生手段と、針状放
    電電極に負極性高電圧を印加することで空気中に電子を
    放射してマイナスイオンを発生させる電子放射式マイナ
    スイオン発生手段の二つのマイナスイオン発生手段を備
    え、制御手段により湿度センサーが検知する使用環境の
    湿度が所定湿度未満の場合には前記レナード式マイナス
    イオン発生手段によるマイナスイオンを発生させ、所定
    湿度以上の場合には前記電子放射式マイナスイオン発生
    手段によるマイナスイオンを発生させることを特徴とす
    るマイナスイオン発生器。
  2. 【請求項2】 制御手段には温度・湿度の相関における
    最適な量のマイナスイオン発生量のプログラムを予め組
    み込んでおき、温度センサーと湿度センサーが検知する
    温度・湿度データに応じてマイナスイオン発生量をコン
    トロールすることを特徴とする請求項1記載のマイナス
    イオン発生器。
  3. 【請求項3】 湿度センサーが検知する所定湿度を50
    %とすることを特徴とする請求項1又は2記載のマイナ
    スイオン発生器。
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EP1637811A1 (en) * 2003-05-14 2006-03-22 Sharp Kabushiki Kaisha Ion generator and air conditioner
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CN112361461A (zh) * 2020-10-14 2021-02-12 珠海格力电器股份有限公司 一种具有空气净化功能的空调室内机以及空调器

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