JP2019053162A - 検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査対象物を点灯検査するための検査装置において、点灯検査時に検査対象物に電力を供給する電力供給部の位置を容易に変更することが可能な検査装置を提供する。【解決手段】この検査装置では、水平方向への移動が可能となるように電力供給部が載置される固定板30の上面に、電力供給部を所定方向へ案内するためのガイドレール30aが形成されている。電力供給部は、電力供給部の下端部を構成する載置部材65と、ローラ66を回転可能に保持するローラ保持部材68と、載置部材65をローラ保持部材68に固定するための固定ネジ69とを備えている。この検査装置では、固定ネジ69を緩めると、載置部材65の下面が固定板30の上面に接触し、固定ネジ69を締めると、載置部材65が持ち上がって載置部材65の下面が固定板30の上面から離れるとともに載置部材65がローラ保持部材68に固定される。【選択図】図8

Description

本発明は、検査対象物を点灯検査するための検査装置に関する。
従来、液晶パネルを点灯検査するための検査装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の検査装置は、液晶パネルの点灯検査を行うプローバと、検査前の液晶パネルをプローバに向かって搬送する搬入側コンベヤと、搬入側コンベヤで搬送された液晶パネルをプローバに搬入する搬入機構と、検査後の液晶パネルをプローバから搬出する搬出機構と、搬出機構によって搬出された液晶パネルを搬送する搬出側コンベヤとを備えている。
特許文献1に記載の検査装置では、プローバは、液晶パネルが載置されるワークテーブル、液晶パネルの背面から液晶パネルに光を照射するバックライト、および、液晶パネルの表面の映像が映し出されるスクリーン等を備えている。また、プローバは、点灯検査時に液晶パネルに電力を供給するプローブユニットを備えている。プローブユニットは、複数のコンタクトプローブ(プローブ針)を備えている。液晶パネルの点灯検査時には、液晶パネルに形成される複数の給電用の端子のそれぞれに複数のコンタクトプローブのそれぞれが接触して、コンタクトプローブから液晶パネルに電力が供給される。
特開2007−107973号公報
液晶パネルのサイズや種類に応じて液晶パネルに形成される給電用の端子の位置が変わることがある。特許文献1に記載の検査装置では、点灯検査される液晶パネルの端子の位置が変わると、液晶パネルの端子の位置に応じて、プローブユニットの位置を変更しなければならない場合がある。そのため、特許文献1に記載の検査装置では、プローブユニットの位置を容易に変更できることが好ましい。
そこで、本発明の課題は、検査対象物を点灯検査するための検査装置において、点灯検査時に検査対象物に電力を供給する電力供給部の位置を容易に変更することが可能な検査装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の検査装置は、検査対象物を点灯検査するための検査装置において、点灯検査時に検査対象物に電力を供給する電力供給部と、水平方向への移動が可能となるように電力供給部が載置されるベース部材とを備え、ベース部材の上面には、電力供給部を所定方向へ案内するためのガイドレールが形成または固定され、電力供給部は、検査対象物に形成される給電用の端子に接触する複数のコンタクトプローブと、複数のコンタクトプローブを保持するプローブ保持部と、プローブ保持部を移動させる移動機構と、移動機構が載置されるとともに電力供給部の下端部を構成する載置部材と、ガイドレールに沿って電力供給部を移動させるためのローラと、ローラを回転可能に保持するローラ保持部材と、載置部材をローラ保持部材に固定するための固定ネジとを備え、ローラ保持部材は、載置部材の一部に上側から重なる重なり部を備え、重なり部および載置部材のいずれか一方には、固定ネジの軸部が挿通される挿通穴が形成され、重なり部および載置部材のいずれか他方には、固定ネジの軸部に形成されるオネジが螺合するネジ穴が形成され、固定ネジを緩めると、載置部材の下面がベース部材の上面に接触し、固定ネジを締めると、載置部材が持ち上がって載置部材の下面がベース部材の上面から離れるとともに載置部材がローラ保持部材に固定されることを特徴とする。
本発明の検査装置では、水平方向への移動が可能となるように電力供給部が載置されるベース部材の上面に、電力供給部を所定方向へ案内するためのガイドレールが形成または固定されている。また、本発明では、電力供給部は、電力供給部の下端部を構成する載置部材と、ガイドレールに沿って電力供給部を移動させるためのローラを回転可能に保持するローラ保持部材と、載置部材をローラ保持部材に固定するための固定ネジとを備えている。さらに、本発明では、固定ネジを緩めると、載置部材の下面がベース部材の上面に接触し、固定ネジを締めると、載置部材が持ち上がって載置部材の下面がベース部材の上面から離れるとともに載置部材がローラ保持部材に固定される。
そのため、本発明では、緩んでいた固定ネジを締めた後、電力供給部をガイドレールの長手方向に押すことで、ローラを回転させて、電力供給部を移動させることが可能になる。また、本発明では、電力供給部が所定の位置まで移動した後、固定ネジを緩めて、ベース部材の上面に載置部材の下面を接触させることで、移動後の位置に電力供給部を設置することが可能になる。したがって、本発明では、電力供給部の位置を容易に変更することが可能になる。
本発明において、重なり部に、挿通穴が形成され、載置部材に、ネジ穴が形成されていることが好ましい。このように構成すると、載置部材の一部に上側から重なる重なり部の上側から固定ネジを締めたり緩めたりすることが可能になる。したがって、固定ネジの締緩作業が容易になる。
本発明において、ローラは、ガイドレールに沿って移動する電力供給部の移動方向に直交する直交方向における両端側のそれぞれに配置されていることが好ましい。このように構成すると、ガイドレールに沿って移動する電力供給部の移動時の状態を安定させることが可能になる。
本発明において、直交方向の一端側に配置されるローラがガイドレールに係合していることが好ましい。このように構成すると、直交方向の両端側に配置されるローラがガイドレールに係合するようにベース部材の上面にガイドレールが形成または固定されている場合と比較して、検査装置の構成を簡素化することが可能になる。また、直交方向の両端側に配置されるローラがガイドレールに係合している場合には、ローラとガイドレールとの間の摩擦抵抗によって電力供給部にモーメントが発生して電力供給部を移動させることができなくなるおそれがあるが、このように構成すると、電力供給部のモーメントの発生を防止して、電力供給部を確実に移動させることが可能になる。
本発明において、検査装置は、ベース部材に対して載置部材を位置決めするための位置決めピンと、ベース部材に載置部材を固定するための第2固定ネジとを備えることが好ましい。このように構成すると、ベース部材に対して載置部材を容易に位置決めすることが可能になる。また、このように構成すると、移動後の電力供給部をベース部材に確実に固定することが可能になる。
本発明において、ベース部材の一部は、上下方向を回動の軸方向として回動可能なターンテーブルとなっており、ガイドレールの一部がターンテーブルの上面に形成または固定されていることが好ましい。このように構成すると、ターンテーブルを利用して電力供給部の向きを変えることが可能になる。また、このように構成すると、たとえば、電力供給部の向きを変えるためにガイドレールの一部が曲線状に形成されている場合と比較して、より狭い領域で電力供給部の向きを変えることが可能になる。したがって、電力供給部の向きを変えることが可能であっても、検査装置を小型化することが可能になる。
本発明において、検査装置は、ターンテーブルの外周端部分から上側に向かって立ち上がる棒状の握り棒を備えることが好ましい。このように構成すると、握り棒を利用して、ターンテーブルを手動で容易に回動させることが可能になる。
以上のように、本発明では、検査対象物を点灯検査するための検査装置において、点灯検査時に検査対象物に電力を供給する電力供給部の位置を容易に変更することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかる検査装置の構成を説明するための側面図である。 図1に示す検査装置の構成を説明するための平面図である。 図1に示す液晶パネルの平面図である。 図2に示すベース部材の構成を説明するための平面図である。 図4に示すベース部材のE−E断面の構成を説明するための断面図である。 図2のF−F方向から電力供給部の下端部およびベース部材の構成を説明するための側面図である。 図6のG−G方向から電力供給部の下端部およびベース部材の構成を説明するための平面図である。 図7のH−H断面の断面図である。 図7のJ−J断面の断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(検査装置の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる検査装置1の構成を説明するための側面図である。図2は、図1に示す検査装置1の構成を説明するための平面図である。図3は、図1に示す液晶パネル2の平面図である。
本形態の検査装置1は、検査対象物である液晶パネル2を点灯検査するための装置である。液晶パネル2は、長方形の平板状に形成されている。本形態の液晶パネル2には、バックライトは取り付けられていない。図3に示すように、液晶パネル2には、複数の給電用の端子2a、2bが形成されている。具体的には、長方形の平板状に形成される液晶パネル2の一方の長辺に沿って複数の端子2a、2bが液晶パネル2に形成されている。また、複数の端子2aは、液晶パネル2の長手方向の一方側に配置され、複数の端子2bは、液晶パネル2の長手方向の他方側に配置されている。
なお、液晶パネル2の種類によっては、たとえば、複数の端子2bに代えて、図3の破線で示す複数の端子2cが形成されることがある。また、液晶パネル2の種類によっては、たとえば、複数の端子2bに代えて、図3の破線で示す複数の端子2dが形成されることがある。複数の端子2cは、液晶パネル2の長手方向において複数の端子2bとずれた位置に形成されている。また、複数の端子2dは、長方形の平板状に形成される液晶パネル2の一方の短辺に沿って形成されている。
検査装置1は、点灯検査時に液晶パネル2が載置される載置部3と、点灯検査前および点灯検査後の液晶パネル2が載置される載置部4と、載置部3と載置部4との間で液晶パネル2を搬送するパネル搬送機構5とを備えている。また、検査装置1は、点灯検査時に液晶パネル2の背面(下面)から光を照射するバックライト6と、載置部3の上方に配置されるカメラ7と、点灯検査時に液晶パネル2に電力を供給する2個の電力供給部8、9と、載置部3、バックライト6、カメラ7および電力供給部8等が収容される筐体10とを備えている。
載置部4は、筐体10の外部に配置されている。また、載置部4は、筐体10に隣接配置されている。検査装置1は、筐体10に形成される後述の開口部を塞ぐためのシャッタ11を備えている。検査装置1は、架台12の上に設置されている。以下の説明では、載置部4と筐体10とが隣接している方向(図1等のY方向)を「前後方向」とし、上下方向(鉛直方向)と前後方向とに直交する方向(図1等のX方向)を「左右方向」とする。また、前後方向のうちの載置部4が配置されている側(図1等のY1方向側)を「前」側とし、その反対側(筐体10が配置されている側、図1等のY2方向側)を「後ろ」側とする。また、左右方向のうちの図2等のX1方向側を「右」側とし、その反対側である図2等のX2方向側を「左」側とする。
載置部3は、液晶パネル2が載置される載置用治具14と、載置用治具14が載置される2個の載置部材15とを備えている。本形態では、載置用治具14に1枚の液晶パネル2が載置される。載置部材15は、長方形の平板状に形成されている。載置部材15は、載置部材15の厚さ方向と上下方向とが一致するように配置されている。バックライト6は、載置部材15の下側に配置されている。2個の載置部材15は、バックライト6の光が液晶パネル2に照射されるように、前後方向に間隔をあけた状態で配置されており、バックライト6から射出される光は、2個の載置部材15の間を通過する。
載置用治具14は、長方形の平板状に形成されている。載置用治具14は、載置用治具14の厚さ方向と上下方向とが一致するように載置部材15の上面に載置されている。載置用治具14には、図示を省略する位置決めピンが挿入される挿入穴が形成されており、載置用治具14は、位置決めピンと挿入穴とによって載置部材15に対して水平方向(前後左右方向)で位置決めされている。
載置用治具14には、バックライト6の光を液晶パネル2に照らすための長方形の貫通穴14aが形成されている(図2参照)。貫通穴14aの縁には、液晶パネル2が載置される平面状の載置面が形成されている。この載置面は、長方形の枠状に形成されている。載置面には、複数の吸引穴が形成されており、載置面に載置される液晶パネル2の縁は、この吸引穴に吸引される。液晶パネル2は、液晶パネル2の長手方向と左右方向とが略一致するように載置面に載置されている。また、液晶パネル2は、端子2a、2bが後ろ側に配置されるように載置面に載置されている。なお、液晶パネル2に端子2dが形成されている場合には、端子2aが後ろ側に配置され、端子2dが左側に配置されるように、液晶パネル2が載置面に載置される。
載置部4は、液晶パネル2が載置される載置部材17を備えている。載置部材17の上面の高さは、載置用治具14の上面と同じ高さになっている。載置部4に載置される点灯検査前の液晶パネル2は、ロボット等の液晶パネル2の搬送機構(図示省略)によって搬入される。また、載置部4に載置された点灯検査後の液晶パネル2は、液晶パネル2の搬送機構によって搬出される。
パネル搬送機構5は、液晶パネル2を保持する保持部18と、上下方向を回転の軸方向として保持部18を回転させる回転機構19と、保持部18を昇降させる昇降機構20とを備えている。保持部18は、細長い略長方形の平板状に形成される保持部材21と、保持部材21の一端側(長手方向の一端側)に取り付けられるとともに液晶パネル2を保持する保持機構22と、保持部材21の他端側(長手方向の他端側)に取り付けられるとともに液晶パネル2を保持する保持機構23とを備えている。
保持機構22、23は、液晶パネル2の上面を吸引することで液晶パネル2を保持する吸引機構である。保持機構22は、1枚の液晶パネル2を吸引して保持し、保持機構23は、1枚の液晶パネル2を吸引して保持する。回転機構19は、保持部18の中心位置を回転中心にして保持部18を回転させる。保持部18が回転するときには、保持部18は、所定位置まで上昇している。保持機構22、23が保持している液晶パネル2を載置部3および載置部4に載置するとき、および、載置部3および載置部4に載置されている液晶パネル2を保持機構22、23が保持するときには、保持部18は、所定位置から下降した後、再び、所定位置まで上昇する。
カメラ7は、上述のように載置部3の上方に配置されており、バックライト6に照らされた液晶パネル2を撮影する。カメラ7は、カメラ7を昇降させる昇降機構(図示省略)に連結されている。筐体10は、直方体の箱状に形成されている。筐体10の前側面を構成する前側面部10aには、保持部18の回転時に保持部18の一部が通過する開口部が形成されている。シャッタ11は、前側面部10aの前側に配置されている。シャッタ11は、前側面部10aの開口部を塞ぐ位置と、開口部を開放する位置との間を移動する。シャッタ11には、シャッタ11を上下動させるエアシリンダ24が連結されている(図1参照)。
電力供給部8、9は、ベース部材27に載置されている。電力供給部8は、ベース部材27に対して動かないようにベース部材27に固定されている。一方、電力供給部9は、水平方向への移動が可能となるようにベース部材27に載置されている。すなわち、検査装置1は、水平方向への移動が可能となるように電力供給部9が載置されるベース部材27を備えている。以下、ベース部材27および電力供給部8、9の具体的な構成について説明する。
(ベース部材の構成)
図4は、図2に示すベース部材27の構成を説明するための平面図である。図5は、図4に示すベース部材27のE−E断面の構成を説明するための断面図である。図6は、図2のF−F方向から電力供給部9の下端部およびベース部材27の構成を説明するための側面図である。
ベース部材27は、架台12の上面に取り付けられるベース板28と、ベース板28の上面に固定される5枚の固定板29〜33とを備えている。ベース板28は、平板状に形成されており、ベース板28の厚さ方向と上下方向とが一致するように配置されている。ベース板28は、防振ゴム34を介して架台12の上面に取り付けられている(図1参照)。また、ベース部材27は、上下方向を回動の軸方向として回動可能なターンテーブル35を備えている。すなわち、ベース部材27の一部は、ターンテーブル35となっている。ターンテーブル35は、ベース板28の上面に回動可能に取り付けられている。なお、図1に示すように、ベース板28には、載置部3およびバックライト6も載置されている。
固定板29は、長方形の平板状に形成されており、固定板29の厚さ方向と上下方向とが一致するように配置されている。固定板29の上面は、上下方向に直交する平面となっている。固定板30〜33は、略長方形の平板状に形成されており、固定板30〜33の厚さ方向と上下方向とが一致するように配置されている。ターンテーブル35は、円板状に形成されており、ターンテーブル35の厚さ方向と上下方向とが一致するように配置されている。
固定板29は、載置部3の右端側部分の後ろ側に配置されている。固定板30、31は、固定板29の左側に配置されている。また、固定板30、31は、載置部3の左端側部部分の後ろ側に配置されている。固定板30と固定板31とは、前後方向に間隔をあけた状態で配置されている。具体的には、固定板30が後ろ側に配置され、固定板31が前側に配置されている。固定板32、33は、載置部3の左側に配置されている。固定板32と固定板33とは、左右方向に間隔をあけた状態で配置されている。具体的には、固定板32が左側に配置され、固定板33が右側に配置されている。
固定板30〜33は、図示を省略するネジによってベース板28に固定されている。すなわち、固定板30〜33は、ベース板28に着脱可能に取り付けられている。また、ベース板28に固定される固定板30〜33は、図示を省略する位置決めピンによってベース板28に対して位置決めされている。そのため、固定板30〜33をベース板28に固定する際には、ベース板28に対して固定板30〜33を容易に位置決めすることが可能となっている。
図5に示すように、ターンテーブル35の中心には、上下方向でターンテーブル35を貫通する貫通穴が形成されている。この貫通穴には、ターンテーブル35の回動方向へターンテーブル35を案内する軸受36が取り付けられている。軸受36には、ベース板28の上面に固定される固定軸37が挿通されている。ターンテーブル35は、固定軸37を中心にして回動する。ベース板28の上面には、ターンテーブル35の重量を受ける円環状のスラスト滑り軸受38が固定されている。ターンテーブル35の下面には、スラスト滑り軸受38に係合する円環状の凹部35aが形成されている。
ターンテーブル35は、固定板30、31の左側であって、かつ、固定板32、33の後ろ側に配置されている。固定板30、31の左端面は、ターンテーブル35と固定板30、31との間の隙間が小さくなるように曲面状に形成されている。また、固定板32の後端面は、ターンテーブル35と固定板32との間の隙間が小さくなるように曲面状に形成され、固定板33の後端面の左端部は、ターンテーブル35と固定板33との間の隙間が小さくなるように曲面状に形成されている。上下方向から見たときに、固定板30、31の左端面の形状、固定板32の後端面の形状および固定板33の後端面の左端部の形状は、ターンテーブル35の回動中心を中心とする円弧となっている。
固定板30、32およびターンテーブル35の上面には、電力供給部9を所定方向へ案内するためのガイドレール30a、32a、35bが形成されている。すなわち、ベース部材27の上面には、電力供給部9を所定方向へ案内するためのガイドレール30a、32a、35bが形成されている。具体的には、固定板30の上面の後端側にガイドレール30aが形成され、固定板32の上面の左端側にガイドレール32aが形成され、ターンテーブル35の上面の一端側にガイドレール35bが形成されている。すなわち、電力供給部9を所定方向へ案内するためのガイドレール30a、32a、35bの一部であるガイドレール35bは、ターンテーブル35の上面に形成されている。
本形態のガイドレール30a、32a、35bは、固定板30、32およびターンテーブル35の上面から下側に向かって窪む角溝状のガイド溝である。したがって、以下では、ガイドレール30aを「ガイド溝30a」とし、ガイドレール32aを「ガイド溝32a」とし、ガイドレール35bを「ガイド溝35b」とする。ガイド溝30a、32a、35bの下面(底面)は、上下方向に直交する平面となっている。
ガイド溝30a、32a、35bは、直線状に形成されている。ガイド溝30aは、左右方向を長手方向とする直線状に形成され、ガイド溝32aは、前後方向を長手方向とする直線状に形成されている。ターンテーブル35は、ガイド溝30aとガイド溝35bとが左右方向で繋がる位置(図4の実線で示す位置)と、ガイド溝32aとガイド溝35bとが前後方向で繋がる位置(図4の二点鎖線で示す位置)との間で、図4の反時計回りの方向(反時計方向)へ90°回動可能となっている。
固定板31、33およびターンテーブル35の上面には、後述のローラ67が載置されるローラ載置面31a、33a、35cが形成されている。具体的には、固定板31の前端側にローラ載置面31aが形成され、固定板33の右端側にローラ載置面33aが形成され、ターンテーブル35の他端側にローラ載置面35cが形成されている。ローラ載置面31a、33a、35cは、上下方向に直交する平面となっている。ガイド溝30a、32a、35bの底面の高さと、ローラ載置面31a、33a、35cの高さとは、等しくなっている。
固定板30〜33の上面の大半部分は、後述の載置部材65の下面が接触する接触面30b〜33bとなっている。具体的には、固定板30の上面の、ガイド溝30aよりも前側の部分が接触面30bとなっており、固定板31の上面の、ローラ載置面31aよりも後ろ側の部分が接触面31bとなっている。また、固定板32の上面の、ガイド溝32aよりも右側の部分が接触面32bとなっており、固定板33の上面の、ローラ載置面33aよりも左側の部分が接触面33bとなっている。接触面30b〜33bは、上下方向に直交する平面となっている。また、接触面30b〜33bは、同一平面上に配置されている。なお、ターンテーブル35の上面の、ガイド溝35bとローラ載置面35cとの間の部分は、上下方向に直交する平面となっており、この平面は、接触面30b〜33bと略同一平面上に配置されている。
ターンテーブル35の外周端部分には、上側に向かって立ち上がる棒状の握り棒39が固定されている。握り棒39は、細長い円柱状に形成されている。握り棒39は、ガイド溝30aとガイド溝35bとが左右方向で繋がる位置にターンテーブル35が配置されているときに、ターンテーブル35の後端部に配置されている。ターンテーブル35を回動させるときには、作業者が握り棒39を握って、手動でターンテーブル35を回動させる。
(電力供給部の構成)
図7は、図6のG−G方向から電力供給部9の下端部およびベース部材27の構成を説明するための平面図である。図8は、図7のH−H断面の断面図である。図9は、図7のJ−J断面の断面図である。
電力供給部8は、液晶パネル2の端子2aに電力を供給する。この電力供給部8は、固定板29の上面に固定されており、載置部3の右端側部分の後ろ側に配置されている。電力供給部8は、液晶パネル2の端子2aに上側から接触する複数のコンタクトプローブ43を備えている。また、電力供給部8は、複数のコンタクトプローブ43を保持するプローブ保持部44と、プローブ保持部44を移動させる移動機構45と、電力供給部8の下端部を構成する載置部材46とを備えている。さらに、電力供給部8は、液晶パネル2に形成されるアライメントマーク(図示省略)を撮影するカメラ47を備えている。本形態の電力供給部8は、2台のカメラ47を備えている。
移動機構45は、上下方向を回動の軸方向としてプローブ保持部44を回動させる回動機構48と、プローブ保持部44を上下方向に移動させるZ軸移動機構49と、プローブ保持部44を前後方向に移動させるY軸移動機構50と、プローブ保持部44を左右方向に移動させるX軸移動機構51とから構成されている。回動機構48は、モータ54と、モータ54の動力を減速してプローブ保持部44に伝達する減速機55とを備えている(図1参照)。モータ54の本体部および減速機55のケース体は、可動フレーム56に固定されている。
プローブ保持部44は、減速機55の出力軸に固定されており、減速機55の出力軸を回動中心にして回動する。プローブ保持部44の前端部は、複数のコンタクトプローブ43が取り付けられている。コンタクトプローブ43は、コンタクトプローブ43の長さ方向と上下方向とが一致するように配置されている。コンタクトプローブ43の下端部は、プローブ保持部44の下面よりも下側へ突出している。2台のカメラ47は、プローブ保持部44の左右の両端部に取り付けられている。
Z軸移動機構49は、回動機構48の後ろ側に配置されている。このZ軸移動機構49は、可動フレーム56を上下方向に移動させる。図1に示すように、Z軸移動機構49は、モータ57を備えている。モータ57の出力軸には、ネジ部材58が連結されている。ネジ部材58には、可動フレーム56に固定されるナット部材が係合している。モータ57の本体部は、可動フレーム59に固定されている。ネジ部材58は、可動フレーム59に回転可能に保持されている。また、Z軸移動機構49は、可動フレーム56を上下方向に案内するガイド機構を備えている。
X軸移動機構51は、Z軸移動機構49の下側に配置されている。このX軸移動機構51は、可動フレーム59を左右方向に移動させる。図2に示すように、X軸移動機構51は、モータ60を備えている。モータ60の出力軸には、ネジ部材が連結され、このネジ部材には、可動フレーム59に固定されるナット部材が係合している。モータ60の本体部は、可動フレーム61に固定されている。モータ60の出力軸に連結されるネジ部材は、可動フレーム61に回転可能に保持されている。また、X軸移動機構51は、可動フレーム59を左右方向に案内するガイド機構を備えている。
Y軸移動機構50は、X軸移動機構51の下側に配置されている。このY軸移動機構50は、可動フレーム61を前後方向に移動させる。Y軸移動機構50は、モータ62を備えている。モータ62の出力軸には、ネジ部材63が連結され、ネジ部材63には、可動フレーム61に固定されるナット部材が係合している。モータ62の本体部は、載置部材46の上面に固定されている。ネジ部材63は、載置部材46の上面に回転可能に保持されている。また、Y軸移動機構50は、可動フレーム61を前後方向に案内するガイド機構を備えている。
載置部材46は、長方形の平板状に形成されている。Z軸移動機構49は、回動機構48が取り付けられる可動フレーム56を上下方向に移動させ、X軸移動機構51は、Z軸移動機構49が取り付けられる可動フレーム59を左右方向に移動させ、Y軸移動機構50は、X軸移動機構51が取り付けられる可動フレーム61を前後方向に移動させる。また、Y軸移動機構50は、載置部材46に載置されている。すなわち、移動機構45は、載置部材46に載置されている。載置部材46は、固定板29の上面に固定されている。
電力供給部9は、液晶パネル2の端子2bに電力を供給する。この電力供給部9は、固定板30、31の上面に固定されており、載置部3の左端側部分の後ろ側に配置されている。すなわち、電力供給部8と電力供給部9とは、左右方向で隣接配置されている。上述のように、電力供給部9は、ベース部材27に対して水平方向へ移動可能となっているため、電力供給部9の下端部の構成は、電力供給部8の下端部の構成と相違している。一方、電力供給部9の、下端部を除いた部分の構成は、電力供給部8の、下端部を除いた部分の構成と同じになっている。以下では、電力供給部8との相違点を中心に、電力供給部9の構成を説明する。
電力供給部9は、電力供給部8と同様に、複数のコンタクトプローブ43とプローブ保持部44と移動機構45と2台のカメラ47とを備えている。電力供給部9のコンタクトプローブ43は、液晶パネル2の端子2bに上側から接触する。また、電力供給部9は、電力供給部9の下端部を構成する載置部材65と、ガイド溝30a、32a、35bに沿って電力供給部9を移動させるためのローラ(転がり軸受)66、67と、ローラ66、67を回転可能に保持する2個のローラ保持部材68とを備えている。さらに、電力供給部9は、載置部材65をローラ保持部材68に固定するための固定ネジ69と、ローラ保持部材68に対して載置部材65を上下方向へ案内するためのガイド部材70とを備えている。
載置部材65は、略長方形の平板状に形成されている。図7に示すように、前後方向における載置部材65の両端部は、左右方向の幅が狭くなった幅狭部65aとなっている。電力供給部9では、モータ62の本体部は、載置部材65の上面に固定され、ネジ部材63は、載置部材65の上面に回転可能に保持されている。また、電力供給部9では、移動機構45は、載置部材65に載置されている。
2個のローラ保持部材68のそれぞれは、前後方向における載置部材65の両端側のそれぞれに配置されている。載置部材65の後端側に配置されるローラ保持部材68は、2個のローラ66を回転可能に保持している。載置部材65の前端側に配置されるローラ保持部材68は、2個のローラ67を回転可能に保持している。すなわち、ローラ66、67は、前後方向の両端側のそれぞれに配置されている。
載置部材65の後端側に配置されるローラ保持部材68は、載置部材65の後端側の幅狭部65aの上側から重なる重なり部68aと、重なり部68aの左右の両端のそれぞれに繋がるローラ保持部68bとを備えている。同様に、載置部材65の前端側に配置されるローラ保持部材68は、載置部材65の前端側の幅狭部65aの上側から重なる重なり部68aと、重なり部68aの左右の両端のそれぞれに繋がるローラ保持部68bとを備えている。
2個のローラ保持部68bは、左右方向で幅狭部65aを挟むように配置されている。ローラ保持部68bには、ローラ66、67を回転可能に支持する固定軸71が固定されている。固定軸71は、固定軸71の軸方向と前後方向とが一致するように配置されており、ローラ66、67は、前後方向を回転の軸方向として回転可能となっている。ローラ66は、固定板30のガイド溝30aに係合している。具体的には、ローラ66の下端部がガイド溝30aに嵌っている。ローラ67は、固定板31のローラ載置面31aに載置されている。
図8、図9に示すように、重なり部68aには、固定ネジ69の軸部69aが挿通される挿通穴68cが形成されている。挿通穴68cは、上下方向で重なり部68aを貫通している。幅狭部65aには、固定ネジ69の軸部69aに形成されるオネジが螺合するネジ穴65bが形成されている。ネジ穴65bは、幅狭部65aの上面から下側に向かって窪むように形成されている。
重なり部68aの下面と、固定板30、31の接触面30b、31bとの上下方向の距離は、載置部材65の厚さ(すなわち、幅狭部65aの厚さ)よりも若干長くなっている(図8、図9参照)。本形態では、固定ネジ69を緩めると、図8(A)、図9(A)に示すように、載置部材65の下面が接触面30b、31bに接触して、載置部材65が固定板30、31に載置される。すなわち、固定ネジ69を緩めると、載置部材65の下面がベース部材27の上面に接触して、電力供給部9がベース部材27の上面に載置される。このときには、幅狭部65aの上面(すなわち、載置部材65の上面)と重なり部68aの下面との間に隙間が形成されている。この隙間は、たとえば、1(mm)程度となっている。
固定板30、31に載置された載置部材65は、第2固定ネジとしての固定ネジ72によって固定板30、31に固定されている。すなわち、検査装置1は、ベース部材27に載置部材65を固定するための固定ネジ72を備えている。本形態では、図7に示すように、4個の固定ネジ72によって、載置部材65が固定板30、31に固定されている。載置部材65には、固定ネジ72の軸部が挿通される挿通穴(図示省略)が形成され、固定板30、31には、固定ネジ72のオネジが螺合するネジ穴(図示省略)が形成されている。
また、固定板30、31に固定される載置部材65は、位置決めピン73によって固定板30、31に対して位置決めされている。すなわち、検査装置1は、ベース部材27に対して載置部材65を位置決めするための位置決めピン73を備えている。本形態では、図7に示すように、2個の位置決めピン73によって、載置部材65が固定板30、31に対して位置決めされている。図6に示すように、載置部材65には、位置決めピン73が挿通される挿通穴65cが形成されている。固定板30には、円筒状のブッシュ74が配置される貫通穴が形成されており、位置決めピン73の下端部は、ブッシュ74に挿入されている。なお、図4では、ブッシュ74の図示を省略している。
また、本形態では、固定ネジ69を締めると、図8(B)、図9(B)に示すように、載置部材65が持ち上がって載置部材65の下面が接触面30b、31bから離れる。すなわち、固定ネジ69を締めると、載置部材65の下面がベース部材27の上面から離れる。また、固定ネジ69を締めると、幅狭部65aの上面が重なり部68aの下面に密着して、載置部材65がローラ保持部材68に固定される。すなわち、載置部材65が2個のローラ保持部材68に固定される。そのため、固定ネジ69を締めると、ガイド溝30aに沿ってローラ66、67を回転させて電力供給部9を左右方向へ移動させることが可能になる。
ガイド部材70は、上端に鍔部70aを有する鍔付きの円筒状に形成されている。重なり部68aには、ガイド部材70が挿通される挿通穴68dが形成されている。本形態では、重なり部68aの左右の両端部の2箇所に挿通穴68dが形成されている。挿通穴68dは、上下方向で重なり部68aを貫通している。挿通穴68dの内径は、ガイド部材70の鍔部70aの外径よりも小さくなっている。
幅狭部65aには、ガイド部材70の下端部が配置される配置穴65dが形成されている。配置穴65dは、上下方向で挿通穴68dと重なるように2箇所に形成されている。また、配置穴65dは、幅狭部65aの上面から下側に向かって窪むように形成されている。ガイド部材70は、ガイド部材70の内周側に挿通される固定ネジ77によって幅狭部65aに固定されている。鍔部70aは、重なり部68aの上面よりも上側に配置されている。固定ネジ69の締緩によってローラ保持部材68に対して上下動する載置部材65は、ガイド部材70によって上下方向に案内される。
(電力供給部の位置の変更手順)
本形態では、液晶パネル2に端子2a、2bが形成されており、端子2aに電力を供給する電力供給部8と端子2bに電力を供給する電力供給部9とが左右方向で隣接配置されている。液晶パネル2の点灯検査時には、固定ネジ69が緩んでおり、載置部材65の下面が接触面30b、31bに接触している。また、点灯検査時には、電力供給部9は、図2の実線で示す位置で固定ネジ72によって固定板30、31に固定されている。
ここで、上述のように、液晶パネル2の種類によっては、液晶パネル2に端子2a、2cが形成されていることもあり、この液晶パネル2の点灯検査が検査装置1で行われることがある。この場合には、電力供給部9のコンタクトプローブ43が端子2cに接触可能となるように電力供給部9を左側へ移動させる。電力供給部9を移動させるときには、まず、固定ネジ72および位置決めピン73を取り外す。また、固定ネジ69を締めて、載置部材65の下面を固定板30、31の接触面30b、31bから離すとともに、載置部材65を2個のローラ保持部材68に固定する。
この状態で、電力供給部9を左側に向かって押すと、ローラ66、67が回転してガイド溝30aに沿って電力供給部9が左側へ移動する。電力供給部9のコンタクトプローブ43が端子2cに接触可能となる所定位置まで電力供給部9を移動させると、位置決めピン73を取り付ける。また、固定ネジ69を緩めて、載置部材65の下面を接触面30b、31bに接触させて、移動後の位置に電力供給部9を設置する。その後、固定ネジ72によって載置部材65を固定板30、31に固定する。
また、液晶パネル2の種類によっては、液晶パネル2に端子2a、2dが形成されていることもあり、この液晶パネル2の点灯検査が検査装置1で行われることがある。この場合には、電力供給部9のコンタクトプローブ43が端子2dに接触可能となるように、図2の二点鎖線で示す位置まで電力供給部9を移動させる。電力供給部9を移動させるときには、上述のように、まず、固定ネジ72および位置決めピン73を取り外す。また、固定ネジ69を締めて、載置部材65の下面を固定板30、31の接触面30b、31bから離すとともに、載置部材65を2個のローラ保持部材68に固定する。また、ガイド溝30aとガイド溝35bとが左右方向で繋がる位置にターンテーブル35を配置する。
この状態で、電力供給部9を左側に向かって押すと、ローラ66、67が回転してガイド溝30a、35bに沿って電力供給部9が左側へ移動し、固定板30、31からターンテーブル35に載り移る。電力供給部9がターンテーブル35に載り移る過程で、ローラ66は、ガイド溝30aからガイド溝35bに載り移ってガイド溝35bに嵌り、ローラ67は、ローラ載置面31aからローラ載置面35cに載り移る。その後、ガイド溝32aとガイド溝35bとが前後方向で繋がる位置まで、ターンテーブル35を90°回動させる。ターンテーブル35が90°回動すると、電力供給部9が90°回動して、2個のローラ66が載置部材65の左端側に配置され、2個のローラ67が載置部材65の右端側に配置される。
その後、電力供給部9を前側に向かって押すと、ローラ66、67が左右方向を回転の軸方向として回転し、ガイド溝35b、32aに沿って電力供給部9が前側へ移動して、ターンテーブル35から固定板32、33に載り移る。電力供給部9が固定板32、33に載り移る過程で、ローラ66は、ガイド溝35bからガイド溝32bに載り移ってガイド溝32bに嵌る。また、電力供給部9が固定板32、33に載り移る過程で、ローラ67は、ローラ載置面35cからローラ載置面31aに載り移った後、ローラ載置面33aに載り移る。
電力供給部9のコンタクトプローブ43が端子2dに接触可能となる所定位置まで電力供給部9を移動させると、位置決めピン73を取り付ける。また、固定ネジ69を緩めて、載置部材65の下面を固定板32、33の接触面32b、33bに接触させて、移動後の位置に電力供給部9を設置する。すなわち、固定ネジ69を緩めて、載置部材65の下面をベース部材27の上面に接触させて、移動後の位置で電力供給部9をベース部材27の上面に設置する。その後、固定ネジ72によって載置部材65を固定板32、33に固定する。
なお、固定板32、33にも、固定ネジ72のオネジが螺合するネジ穴(図示省略)が形成されている。また、固定板32にも、円筒状のブッシュ74が配置される貫通穴が形成されている。また、本形態では、ローラ66、67は、ガイド溝30a、35bに沿って電力供給部9が左右方向へ移動するときには、前後方向の両端側のそれぞれに配置され、ガイド溝32a、35bに沿って電力供給部9が前後方向へ移動するときには、左右方向の両端側のそれぞれに配置されている。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、ベース部材27の上面にガイド溝30a、32a、35bが形成されている。また、本形態では、電力供給部9は、電力供給部9の下端部を構成する載置部材65と、ローラ66、67を回転可能に保持するローラ保持部材68と、載置部材65をローラ保持部材68に固定するための固定ネジ69とを備えている。さらに、本形態では、固定ネジ69を緩めると、載置部材65の下面がベース部材27の上面に接触し、固定ネジ69を締めると、載置部材65が持ち上がって載置部材65の下面がベース部材27の上面から離れるとともに載置部材65がローラ保持部材68に固定される。
そのため、本形態では、緩んでいた固定ネジ69を締めた後、電力供給部9をガイド溝30a、32a、35bの長手方向に押すことで、上述のように、ローラ66、67を回転させて、電力供給部9を移動させることが可能になる。また、本形態では、上述のように、電力供給部9が所定の位置まで移動した後、固定ネジ69を緩めて、ベース部材27の上面に載置部材65の下面を接触させることで、移動後の位置に電力供給部9を設置することが可能になる。したがって、本形態では、電力供給部9の位置を容易に変更することが可能になる。
なお、端子2bと端子2cとの左右方向の距離が短い場合には、電力供給部9の位置を変更しなくても、X軸移動機構51を用いて、電力供給部9のコンタクトプローブ43を端子2cに接触させることは可能である。一方で、端子2bと端子2cとの左右方向の距離が長い場合、X軸移動機構51を用いて電力供給部9のコンタクトプローブ43を端子2cに接触させるためには、X軸移動機構51による可動フレーム59の移動量を大きくしなければならず、X軸移動機構51が大型化するが、本形態では、端子2bと端子2cとの左右方向の距離が長くても、X軸移動機構51が大型化することはない。また、本形態のように電力供給部9を移動させることができないと、電力供給部9のコンタクトプローブ43を端子2dに接触させることはできない。
本形態では、ローラ66、67は、ガイド溝30a、35bに沿って電力供給部9が左右方向へ移動するときには、前後方向の両端側のそれぞれに配置され、ガイド溝32a、35bに沿って電力供給部9が前後方向へ移動するときには、左右方向の両端側のそれぞれに配置されている。すなわち、本形態では、ローラ66、67は、ガイド溝30a、32a、35bに沿って移動する電力供給部9の移動方向に直交する方向における両端側のそれぞれに配置されている。そのため、本形態では、ガイド溝30a、32a、35bに沿って移動する電力供給部9の移動時の状態を安定させることが可能になる。
本形態では、ローラ66は、ガイド溝30a、32a、35bに嵌るが、ローラ67は、平面状のローラ載置面31a、33a、35cに載置される。そのため、本形態では、ローラ67が嵌るガイド溝が固定板31、33およびターンテーブル35に形成されている場合と比較して、検査装置1の構成を簡素化することが可能になる。また、ローラ67が嵌るガイド溝が固定板31、33およびターンテーブル35に形成されている場合には、このガイド溝とローラ67との間の摩擦抵抗や、ガイド溝30a、32a、35bとローラ66との間の摩擦抵抗によって電力供給部9にモーメントが発生して(上下方向を軸方向とするモーメントが発生して)電力供給部9を移動させることができなくなるおそれがあるが、本形態は、電力供給部9のモーメントの発生を防止して、電力供給部9を確実に移動させることが可能になる。
本形態では、載置部材65は、固定ネジ72によってベース部材27に固定されている。そのため、本形態では、電力供給部9をベース部材27に確実に固定することが可能になる。また、本形態では、載置部材65は、位置決めピン73によってベース部材27に対して位置決めされているため、ベース部材27に対して載置部材65を容易に位置決めすることが可能になる。
本形態では、ベース部材27は、ターンテーブル35を備えており、ターンテーブル35を利用して電力供給部9の向きを変えることができる。そのため、本形態では、たとえば、電力供給部9の向きを変えるためにガイド溝30a、32a、35bの一部が曲線状に形成されている場合と比較して、より狭い領域で電力供給部9の向きを変えることが可能になる。したがって、本形態では、電力供給部9の向きを変えることが可能であっても、検査装置1を小型化することが可能になる。また、本形態では、ターンテーブル35の外周端部分に、上側に向かって立ち上がる棒状の握り棒39が固定されているため、握り棒39を利用して、ターンテーブル35を手動で容易に回動させることが可能になる。
なお、液晶パネル2には、端子2b〜2dが形成された箇所以外に給電用の端子が形成されることもあり、この場合には、液晶パネル2に形成される端子の位置に応じて、電力供給部9を移動させて固定する必要がある。すなわち、液晶パネル2に形成される端子の位置に応じて、電力供給部9の配置位置を変更する必要がある。本形態では、ベース部材27がターンテーブル35を備えているため、また、固定板30〜33がベース板28に着脱可能に取り付けられているため、ターンテーブル35に電力供給部9を載置した状態でベース板28から固定板30〜33を取り外し、液晶パネル2に形成される端子の位置に応じて、固定ネジ72のオネジが螺合するネジ穴を固定板30〜33に追加工することが可能になるとともに、ブッシュ74が配置される貫通穴を固定板30、32に追加工することが可能になる。したがって、本形態では、液晶パネル2に形成される端子の位置に応じて、電力供給部9の配置位置を容易に変更することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態において、固定板31、33およびターンテーブル35にローラ67が嵌るガイド溝が形成されていても良い。また、上述した形態において、電力供給部9のコンタクトプローブ43が端子2dに接触可能となる位置に電力供給部9を移動させるために、ガイド溝30a、32a、35bの一部が曲線状に形成されていても良い。この場合には、ターンテーブル35が不要になる。
上述した形態において、ガイド溝30a、32a、35bに代えて、細長いブロック状に形成されるガイドレールが固定板30、32およびターンテーブル35の上面に形成または固定されていても良い。この場合には、ガイドレールからのローラ66、67の外れを防止するための外れ防止部がガイドレールおよびローラ66、67の少なくともいずれか一方に形成されている。
上述した形態において、固定ネジ69の軸部69aが挿通される挿通穴が幅狭部65aに形成され、固定ネジ69の軸部69aに形成されるオネジが螺合するネジ穴が重なり部68aに形成されていても良い。ただし、上述した形態のように、重なり部68aに挿通穴68cが形成され、幅狭部65aにネジ穴65bが形成されていると、幅狭部65aに上側から重なる重なり部68aの上側から固定ネジ69を締めたり緩めたりすることが可能になるため、固定ネジ69の締緩作業が容易になる。
上述した形態において、液晶パネル2の短辺に沿って配置される端子2dが形成された液晶パネル2の点灯検査を検査装置1で行わない場合には、検査装置1は、ターンテーブル35を備えていなくても良い。また、上述した形態において、電力供給部8が、水平方向への移動が可能となるようにベース部材27に載置されていても良い。さらに、上述した形態において、載置部3に載置される液晶パネル2の枚数は2枚以上であっても良い。また、上述した形態では、筐体10の内部で液晶パネル2の点灯検査を行っているが、筐体10の内部で液晶パネル2以外の検査対象物の点灯検査を行っても良い。
1 検査装置
2 液晶パネル(検査対象物)
2a、2b、2c、2d 端子
9 電力供給部
27 ベース部材
30a、32a、35b ガイド溝(ガイドレール)
30b、31b、32b、33b 接触面(ベース部材の上面)
35 ターンテーブル
39 握り棒
43 コンタクトプローブ
44 プローブ保持部
45 移動機構
65 載置部材
65b ネジ穴
66、67 ローラ
68 ローラ保持部材
68a 重なり部
68c 挿通穴
69 固定ネジ
69a 軸部
72 固定ネジ(第2固定ネジ)
73 位置決めピン

Claims (7)

  1. 検査対象物を点灯検査するための検査装置において、
    点灯検査時に前記検査対象物に電力を供給する電力供給部と、水平方向への移動が可能となるように前記電力供給部が載置されるベース部材とを備え、
    前記ベース部材の上面には、前記電力供給部を所定方向へ案内するためのガイドレールが形成または固定され、
    前記電力供給部は、前記検査対象物に形成される給電用の端子に接触する複数のコンタクトプローブと、複数の前記コンタクトプローブを保持するプローブ保持部と、前記プローブ保持部を移動させる移動機構と、前記移動機構が載置されるとともに前記電力供給部の下端部を構成する載置部材と、前記ガイドレールに沿って前記電力供給部を移動させるためのローラと、前記ローラを回転可能に保持するローラ保持部材と、前記載置部材を前記ローラ保持部材に固定するための固定ネジとを備え、
    前記ローラ保持部材は、前記載置部材の一部に上側から重なる重なり部を備え、
    前記重なり部および前記載置部材のいずれか一方には、前記固定ネジの軸部が挿通される挿通穴が形成され、
    前記重なり部および前記載置部材のいずれか他方には、前記固定ネジの軸部に形成されるオネジが螺合するネジ穴が形成され、
    前記固定ネジを緩めると、前記載置部材の下面が前記ベース部材の上面に接触し、
    前記固定ネジを締めると、前記載置部材が持ち上がって前記載置部材の下面が前記ベース部材の上面から離れるとともに前記載置部材が前記ローラ保持部材に固定されることを特徴とする検査装置。
  2. 前記重なり部に、前記挿通穴が形成され、
    前記載置部材に、前記ネジ穴が形成されていることを特徴とする請求項1記載の検査装置。
  3. 前記ローラは、前記ガイドレールに沿って移動する前記電力供給部の移動方向に直交する直交方向における両端側のそれぞれに配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の検査装置。
  4. 前記直交方向の一端側に配置される前記ローラが前記ガイドレールに係合していることを特徴とする請求項3記載の検査装置。
  5. 前記ベース部材に対して前記載置部材を位置決めするための位置決めピンと、前記ベース部材に前記載置部材を固定するための第2固定ネジとを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の検査装置。
  6. 前記ベース部材の一部は、上下方向を回動の軸方向として回動可能なターンテーブルとなっており、
    前記ガイドレールの一部が前記ターンテーブルの上面に形成または固定されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の検査装置。
  7. 前記ターンテーブルの外周端部分から上側に向かって立ち上がる棒状の握り棒を備えることを特徴とする請求項6記載の検査装置。
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