JP2008101938A - 検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査精度を維持した状態で、高価な機能を省略してコスト低減を図る。
【解決手段】パネルの電極にプローブを接触させて電気的検査を行う検査装置である。前記パネルを位置決めして支持する支持機構と、前記パネルの各電極に前記各プローブを接触させるコンタクト機構と、前記パネルの各電極に各プローブを接触させて電気的検査を行う制御部とを備えた。前記制御部が、前記支持機構のプッシャーを作動させて前記パネルを位置決めピンに当接させて当該パネルを位置決めする処理と、アライメントカメラで前記パネルの位置決めを確認してコンタクト可能か否かを判定する処理と、コンタクト不可と判定したときに前記支持機構により手動で調整し直す旨を表示する処理と、前記パネルがコンタクト可能な場合に前記コンタクト機構で前記各プローブを前記各電極へ繰り出す処理とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示パネルのような表示パネルの電気的検査を行う検査装置に関する。
表示パネルの電気的検査を行う検査装置としては種々のものが提案されている。その一例として特許文献1の電気接続装置がある。この電気接続装置は図24及び図25に示すように主に、第1のベース1と、第2のベース2と、パネル受け3と、ストッパピン4と、プッシャー5と、接触子ユニット6と、バックライトユニット7と、ステージ本体9とから構成されている。
第1のベース1は、第2のベース2等を支持するための部材である。第1のベース1は、装置本体側に支持されている。第2のベース2は、4枚組み合わされてパネル受け3を構成するための部材である。第2のベース2は、4枚組み合わされて第1のベース1の表面に沿ってXY方向にスライド可能に支持されている。これにより、4枚の第2のベース2で囲まれた開口が、検査対象のパネルの寸法に合わせて拡大され、又は縮小される。
パネル受け3は、パネルを直接に受けて支持するための部材である。このパネル受け3は、第2のベース2の一端部に設けられて、前記4枚の第2のベース2で囲まれた開口の内縁部に形成されて、パネルを直接に支持する。
ストッパピン4は、パネル受け3に支持されたパネルの縁部に当接して位置決めするための部材である。ストッパピン4は、第2のベース2のパネル受け3に望ませて設けられている。プッシャー5は、パネル受け3に支持されたパネルの縁部を押すための部材である。このプッシャー5は、ストッパピン4と対向する位置に設けられ、パネル受け3に支持されたパネルの縁部を押すことで、ストッパピン4と相まってパネルを位置決めして支持する。プッシャー5は、第2のベース2のパネル受け3に望ませて設けられている。
接触子ユニット6は、パネルの電極と接触して電気的に接続され、電気信号をパネルに印加するための部材である。接触子ユニット6の先端に、パネルの電極と直接に接触する接触子(図示せず)が設けられている。
バックライトユニット7は、パネル受け3に支持されたパネルをその背面から照射するための部材である。
ステージ本体9は、第1のベース1、第2のベース2等を支持して位置決めするための部材である。ステージ本体9は、第1のベース1等を介してパネル受け3に支持されたパネルの位置を微調整して、パネルの電極と、接触子ユニット6の先端の接触子とを整合するように位置合わせする。
このような電気接続装置では、点灯検査を行う場合は、パネル受け3にパネルが支持され、ステージ本体9でパネル受け3に支持されたパネルの位置を微調整して、パネルの電極と、接触子ユニット6の先端の接触子とを精密にアライメントさせた後に互いに接触させる。次いで、バックライトユニット7を点灯させた状態で電気信号をパネルに印加して、点灯検査が実施されている。
通常のパネルの場合は、端子のピッチが狭く、ピン数も多いため、高い精度が要求される。即ち、装置の構成として高剛性の精密アライメントステージ、ワークテーブル、プローブユニット、3個以上のアライメントカメラ、画像処理装置等を必要とする。そして、アライメントカメラでアライメントマークを撮影し、画像処理装置で画像処理を行って、ステージ本体を精密に制御している。
特開2006−119031号公報
前記従来の検査装置では、通常のパネルを検査する場合は問題なく処理できる。しかし、ショーティングバーを設置したパネルの場合は、端子数が少なく、端子ピッチも大きいため、あまり精密な装置を必要としない。このため、従来の検査装置では、必要以上に精密な装置となってしまい、コスト高になってしまう。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、検査精度を維持した状態で、高価な機能を省略してコスト低減を図った検査装置を提供することを目的とする。
本発明に係る検査装置は、前記課題を解決するためになされたもので、検査対象板の電極に接触子を接触させて電気的検査を行う検査装置であって、前記検査対象板を位置決めして支持する支持機構と、当該支持機構で支持された前記検査対象板の各電極に前記各接触子を接触させるコンタクト機構と、前記支持機構及びコンタクト機構を制御して前記検査対象板の各電極に各接触子を接触させて電気的検査を行う制御部とを備え、前記支持機構が、前記検査対象板を支持する検査対象板受け部と、当該検査対象板受け部に支持された前記検査対象板を位置決めする位置決めピンと、当該位置決めピンに対向する位置に設けられ前記検査対象板を押して位置決めピンに当接させるプッシャーと、前記検査対象板の位置決め確認のために当該検査対象板を撮影するアライメントカメラと、当該アライメントカメラを支持して位置を調整するカメラ位置調整部とを備え、前記コンタクト機構が、前記検査対象板受け部に支持された状態で前記各接触子を支持して前記各電極へ繰り出す繰り出し部と、当該繰り出し部に設けられ前記各接触子を直接支持して当該各接触子の位置を手動で調整する接触子位置調整部とを備え、前記制御部が、前記支持機構の前記プッシャーを作動させて前記検査対象板を位置決めピンに当接させて当該検査対象板を位置決めする処理と、前記アライメントカメラで前記検査対象板の位置決めを確認してコンタクト可能か否かを判定する処理と、コンタクト不可と判定したときに前記接触子位置調整部により手動で調整し直す旨を表示する処理と、前記検査対象板がコンタクト可能と判定した場合に前記コンタクト機構で前記各接触子を前記各電極へ繰り出す処理とを備えたことを特徴とする。
前記構成により、前記プッシャーを作動させて前記検査対象板を位置決めピンに当接させて、当該検査対象板を簡易的に位置決めする。この場合、正確に位置決めされない場合もあるため、そのときは、前記位置調整部及び前記カメラ位置調整部により手動で調整し直す旨を表示して、作業者によって調整し直された後で、検査処理を行う。
前記支持機構は、前記検査対象板の寸法の違いに応じて開口の大きさを調整する機能を備えることが望ましい。
前記構成により、検査装置の部品交換をしないで、寸法の違う検査対象板を検査することができる。
以上のように、本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
XYZθステージ等の精密な装置を用いず、前記プッシャーと位置決めピンとで前記検査対象板を簡易的に位置決めし、正確に位置決めされない場合は、手動で調整し直すようにしたので、検査処理の精度を損なうことなく高価な機能を省略してコスト低減を図ることができる。
以下、本発明の実施形態に係る検査装置について、添付図面を参照しながら説明する。
ショーティングバーを設置したパネルの検査において、通常の検査性能を備えた検査装置を用いると、必要以上に精密な装置を用いることになってコスト高になるため、コスト低減目的で検査装置の機能を絞ることが考えられる。具体的には、アライメント機能(画像処理によるステージ制御機能)をなくして、パネルプッシャーでパネルを位置決めピンに押し当てて位置決めを行うコンタクト手段が考えられる。この場合において問題になるのが、位置決めの誤差である。パネルを、その外形を基準にして位置決めされるとき、パネルの外形の誤差や、パネルプッシャーや位置決めピン及びその周辺部品の摩耗等や、ゴミ等の付着により位置決めの誤差を生じてしまう。これらの原因により、0.0〜±0.5程度(σMAX値)の繰り返し誤差が生じてしまう。そして、この誤差はコンタクトパッド圏内なのか否かが不明なものとなってしまう。このため、コンタクト可能範囲内か否かは、作業者が目視で確認するか、プローブを当ててみるしかないことになる。この場合、位置決め不良のままプローブを当ててしまうと、プローブの破損、パネルの損傷、及び位置決め結果の確認のための生産性低下を招いてしまう。この点を考慮して本実施形態に係る検査装置をなした。
本実施形態に係る検査装置は、装置本体のフレーム(図示せず)に支持されるプローブユニット20を備えて構成されている。このプローブユニット20以外は従来の検査装置と同様であるため、ここではプローブユニット20を中心に説明する。
プローブユニット20は、品種の違うパネルPの異なる寸法に応じて開口の大きさを調整してパネルPを支持すると共に、プローブをコンタクトさせて点灯検査を行うための装置である。このプローブユニット20は、図2〜6に示すように、パネル支持機構21と、コンタクト機構22と、制御部23(図22参照)とから構成されている。
パネル支持機構21は、検査対象板としてのパネルPを位置決めして支持するための機構である。パネル支持機構21は、装置本体側に直接的に固定されている。具体的には、図4に示すように、パネル支持機構21は、装置本体側に直接的に固定された支持部の上に取り付けられている。この支持部は、検査装置の装置本体のフレーム部分に固定されるベース板24と、このベース板24に支柱25を介して支持されたワークテーブルベース26と、このワークテーブルベース26とベース板24の間に設けられて内部に蛍光管27を有するバックライト28とから構成されている。ベース板24は、検査装置のフレーム部分に直接固定され、XYZθステージ(図示せず)は設けられない。
前記パネル支持機構21は、前記パネルPを位置決めして支持するための機構である。このパネル支持機構21は、パネル受け部31と、位置決めピン32と、プッシャー33と、アライメントカメラ34と、カメラ位置調整部35とから構成されている。
パネル受け部31は、前記パネルPを正確に位置決めして支持するための検査対象板受け部である。このパネル受け部31で前記パネルPを正確に位置決めして支持した状態で、パネルPをその背面からバックライト15で照射しながら、そのパネルPの電極と、接触子としての後述のプローブ113とを互いに接触させて、点灯試験を行う。
パネル受け部31は図2〜6に示すように主に、ワークテーブルベース26上に4つ組み合わせて矩形状にかつパネルPの寸法の違いに応じてスライド可能に配置されて開口の大きさを調整する可動ベース37と、4つの可動ベース37をそれぞれ移動させるベース移動装置38と、前記可動ベース37に支持されて矩形状にかつパネルPの寸法に合わせて配置されるパネル受け板39とから構成されている。
各可動ベース37はその全体形状を、長い板状に形成されている。可動ベース37の全長は、ワークテーブルベース26の開口26Aの一辺の長さ以上に設定されている。4つの可動ベース37が組み合わされて可変開口41が形成されている。即ち、1つの可動ベース37の長手方向の一端面が、相手側の可動ベース37の側面に当接することで、四角形の可変開口41を形成している。さらに、各可動ベース37は、その長手方向の一端面と、相手側の側面との間で、相手側の側面に沿ってスライド可能に支持されている。これにより、小さなパネルPに対応した小さな可変開口41から、前記ワークテーブルベース26の開口26Aとほぼ同じ大きな可変開口41まで、その大きさを任意に調整できるようになっている。
可動ベース37は、肉厚平板状に形成されている。4つの可動ベース37が互いに組み合わされることによって、パネルPを支持する可変開口41を形成する。各可動ベース37は、各ベース移動装置38によりワークテーブルベース26に支持されている。ベース移動装置38は、可動ベース37を、ワークテーブルベース26と平行の面内で二次元的にスライド可能に支持している。
このベース移動装置38は、各可動ベース37の長手方向と直交する方向(第1の方向)に伸びるようにワークテーブルベース26の上面に取り付けられた第1のレール43と、この第1のレール43にスライド可能に嵌合された第1のガイド44と、この第1のガイド44の上側に一体的に取り付けられた連結部材45と、可動ベース37の長手方向(第2の方向)に沿って可動ベース37の下面に一体的に取り付けられた第2のレール46と、この第2のレール46にスライド可能に嵌合されると共に前記連結部材45に一体的に取り付けられた2つの第2のガイド47と、ワークテーブルベース26の上面に取り付けられた状態で前記連結部材45に連結されてこの連結部材45及びその上側の構造物を第1のレール43に沿って第1の方向に移動させる駆動部48とを備えて構成されている。
駆動部48は、第1のレール43に沿って回転可能に配設されたボールネジ50と、このボールネジ50を回転駆動する駆動モータ51と、ボールネジ50にねじ込まれた状態で連結部材45に固定されてボールネジ50の回転によって第1のレール43に沿って連結部材45を移動させるナット52とから構成されている。
さらに、可動ベース37の下側面には、前記第2のレール46と並行に第3のレール54が一体的に取り付けられている。この第3のレール54には第3のガイド55がスライド可能に嵌合されている。そして、この第3のガイド55は、可動ベース37の一端部に一体的に取り付けられている。これにより、各可動ベース37は、その長手方向の一端面と、直交する相手側の可動ベース37の側面との間で、相手側の側面に沿ってスライド可能に支持されている。そして、4つの可動ベース37全てが、この構造で互いに結合されている。この結果、4つの可動ベース37で形成される可変開口41は、小さなパネルPに対応した小さな可変開口41から、大きなパネルPに対応した大きな可変開口41まで、その大きさを任意に調整できるようになっている。具体的には、4つの駆動部48を同時に作動させて、4つの可動ベース37を同時に移動させることで、可変開口41の大きさを任意に調整できるようになっている。
パネル受け板39は、パネルPを直接支持するための板材である。このパネル受け板39は、各可動ベース37にスペーサー57を介して支持されて矩形状にかつパネルPの寸法に合わせて配置されている。
位置決めピン32は、前記パネル受け部31に支持されたパネルPを位置決めするためのピンである。この位置決めピン32は、図2,3に示すように、前記パネル受け部31のパネル受け板39に取り付けられている。この位置決めピン32は、パネル受け板39に、設定位置に正確に位置合わせされた状態で固定されている。パネル受け板39上で正確に位置合わせされた位置決めピン32にパネルPが当接することで、パネルPの一側辺が基準位置に正確に位置合わせされる。パネルPは、この一側辺を基準として、プローブ113等の位置が設定される。寸法の違うパネルPの場合も、この一側辺を基準として、プローブ113等の位置が設定される。位置決めピン32は、肉厚円盤状に形成されて、その外周面がパネルPへの当接面となっている。
プッシャー33は、前記パネルPを押して位置決めピン32に当接させるための装置である。このプッシャー33は、図3,7,10,13,16に示すように、位置決めピン32が取り付けられたパネル受け板39に対向する側のパネル受け板39に設けられている。プッシャー33は、肉厚円盤状に形成されて、その外周面がパネルPへの当接面となっている。プッシャー33は、パネル受け板39に形成された長溝60に収納され、スライド機構61に支持されて、パネルPの当接辺に直交する方向にスライド可能に設けられている。このスライド機構61は、パネル受け板39の裏面に取り付けられたガイド62と、このガイド62にスライド可能に嵌合されたレール63と、このレール63に取り付けられたプッシャー支持部材64と、このプッシャー支持部材64を押して前記プッシャー33をパネルPに押し当てる駆動シリンダ65とから構成されている。駆動シリンダ65は、制御部23に電気的に接続されて制御される。
アライメントカメラ34は、前記パネルPの位置決め確認のためにこのパネルPを撮影するためのカメラである。このアライメントカメラ34は、図18,19に示すように、パネルPに臨まされた状態で、後述するカメラ位置調整部35に支持されている。
カメラ位置調整部35は、アライメントカメラ34を支持して手動でその位置を調整すると共に、アライメントカメラ34の退避位置と検査位置とを自動的に移動させるための装置である。このカメラ位置調整部35は、X軸スライド部材68と、X軸調整ツマミ69と、Z軸スライド部材70と、Z軸調整ツマミ71と、Y軸スライド部材72と、Y軸駆動モータ73とから構成されている。
X軸スライド部材68及びZ軸スライド部材70は、それぞれレールとガイドとを備えてX軸方向及びZ軸方向へスライド可能に構成されている。X軸調整ツマミ69及びZ軸調整ツマミ71は、回転されることで、前記X軸スライド部材68及びZ軸スライド部材70を、それぞれの方向に僅かずつずらして、アライメントカメラ34のX軸方向及びZ軸方向の位置調整を行うためのツマミである。アライメントカメラ34は、Z軸スライド部材70にカメラ取付部材75を介して取り付けられている。
Y軸スライド部材72は、レールとガイドとを備えて、前記X軸スライド部材68及びZ軸スライド部材70を支持した状態でY軸方向へスライド可能に構成されている。Y軸駆動モータ73は、Y軸スライド部材72をY軸方向へスライドさせるためのモータである。このY軸駆動モータ73は、ボールネジ76を回転させて、Y軸スライド部材72をY軸方向へスライドさせて、アライメントカメラ34をその退避位置と検査位置との間で移動させるようになっている。さらに、Y軸駆動モータ73は、制御部23に電気的に接続されて、アライメントカメラ34の検査位置を調整できるようになっている。
前記Y軸スライド部材72は、X軸移動機構78に支持されている。このX軸移動機構78は、カメラ位置調整部35をパネルPの縁に沿って大きく移動させるための装置である。寸法の異なるパネルPに合わせるとき等に用いられる。X軸移動機構78は、パネル受け板39の長手方向に沿って配設されたレール79と、このレール79にスライド可能に支持されたガイド80と、ガイド80をレール79に対して調整する際に弛めて調整後に固定するX軸調整ノブ81とから構成されている。
コンタクト機構22は、パネル支持機構21で支持されたパネルPの各電極(図示せず)にプローブ113を接触させるための装置である。このコンタクト機構22は、図2〜4及び図7〜15に示すように、繰り出し部84と、位置調整部85とから構成されている。
繰り出し部84は、各プローブ113を支持してパネルPの各電極へ繰り出すための装置である。この繰り出し部84は、前記パネル受け部31のパネル受け板39に支持されている。繰り出し部84は、レール86と、ガイド87と、横移動片88と、縦移動片89と、駆動シリンダ90と、ストッパ91とから構成されている。
レール86は、横移動片88をパネルPへ向けてスライドさせるための部材である。ガイド87は、横移動片88を支持した状態でレール86に嵌合されて、横移動片88をスライド可能に支持するための部材である。
横移動片88は、前記レール86とガイド87でスライド可能に支持されて、パネルPへ向けて往復動するための部材である。横移動片88は図7〜10及び図13〜15に示すように主に、水平板部94と、垂直板部95と、上側連結ブロック96と、下側バネ受けブロック97から構成されている。水平板部94は、その下側面に前記ガイド87が取り付けられて、パネルPへ向けて往復動可能に支持されている。この水平板部94のパネルP側端部には垂直板部95が一体的に設けられている。垂直板部95は、上側連結ブロック96及び下側バネ受けブロック97を支持するための部材である。上側連結ブロック96は、後述する下側連結ブロック105を押し下げるための部材である。上側連結ブロック96は、その側面形状をほぼ三角形状に形成され、その傾斜面が下側を向くように取り付けられている。この傾斜面にはレール99が設けられている。下側バネ受けブロック97は、バネ101の下端を支持するための部材である。なお、バネ101にはその中心にシャフト102が通されてバネ101を支持している。
縦移動片89は、前記横移動片88の上側連結ブロック96に押されて下方へ押し下げられてプローブ113をパネルPの電極に接触させるための部材である。縦移動片89は主に、縦板部103と、ストッパ係止部104と、下側連結ブロック105と、上側バネ受けブロック106と、ガイド107とから構成されている。
縦板部103は、ストッパ係止部104等の部材を支持するための板片である。縦板部103は、長方形の板材で構成されている。ストッパ係止部104は、縦移動片89の前後方向(図12中の左右方向)への移動を規制するための部材である。ストッパ係止部104は、縦板部103の両端部から後方(図12の右方向)へ伸びた支持腕部110と、この支持腕部110の先端部(後端部)に回転可能に設けられた規制ローラ111とから構成されている。この規制ローラ111は、ストッパ91に当接して、縦移動片89の前後方向への移動を規制して上下方向への移動を許容するようになっている。下側連結ブロック105は、前記上側連結ブロック96と上下逆に取り付けられて、この上側連結ブロック96によって下方へ押し下げられる部材である。下側連結ブロック105は、その側面形状をほぼ三角形状に形成され、その傾斜面が上側を向くように取り付けられている。この傾斜面にはガイド107が取り付けられている。このガイド107は、上側連結ブロック96のレール99にスライド可能に嵌合されている。このガイド107とレール99と規制ローラ111とストッパ91とで、上側連結ブロック96の前後方向の動作を、下側連結ブロック105の上下方向の動作に変換される。上側バネ受けブロック106は、バネ101の上端を支持するための部材である。縦移動片89は、ガイド107とレール99とで斜め上下方向にスライド可能に支持された状態で、バネ101によって上方へ付勢されている。即ち、横移動片88の下側バネ受けブロック97でバネ101の下端が支持された状態で、上側バネ受けブロック106がバネ101で支持されることによって、縦移動片89がバネ101で上方へ付勢されている。
駆動シリンダ90は、横移動片88の水平板部94に連結されて、この水平板部94をパネルP側へ押すためのシリンダである。この駆動シリンダ90は、設定圧力の圧搾空気で動作するエアシリンダや、移動ナットを移動させるボルトを正確に制御するサーボモータ等で構成され、縦移動片89に支持されたプローブ113をパネルPの電極に正確に接触させることができるようになっている。この駆動シリンダ90は、制御部23に電気的に接続されて制御されている。
ストッパ91は、縦移動片89の前後方向の移動を規制して上下方向の移動を許容するための部材である。ストッパ91は、パネル受け板39に取り付けられた四角形の支柱によって構成されている。このストッパ91は、ストッパ係止部104の規制ローラ111が当接すると、この規制ローラ111の前後方向の動を規制して、上下方向の移動を許容する。
以上の構成の繰り出し部84には位置調整部85が設けられている。この位置調整部85は、各プローブ113を直接支持して各プローブ113の位置を手動で調整するための部材である。位置調整部85は図7〜9及び図11〜15に示すように、レール115と、ガイド116と、支持板117と、固定ブロック118と、ガイドバー119とから構成されている。
レール115は、縦移動片89の縦板部103の下側面に取り付けられている。このレール115は、プローブ113をパネルPの一側辺に沿う方向に配設されている。ガイド116は、レール115にスライド可能に支持されている。支持板117は、ガイド116に固定されて、レール115に沿ってスライド可能に支持されている。支持板117にはプローブ113が取り付けられている。固定ブロック118は、ガイド116とレール115でスライド可能に支持された支持板117を任意の位置で固定するための部材である。固定ブロック118は、支持板117に一体的に設けられている。固定ブロック118の上部には、ガイドバー119が嵌合する嵌合孔120と、この嵌合孔120にガイドバー119が嵌合された状態で嵌合孔120を締め付ける締め付けネジ121とが設けられている。ガイドバー119は、固定ブロック118の嵌合孔120に嵌合されるバーである。このガイドバー119は、縦板部103の長手方向に沿って配設されている。
制御部23は、パネル支持機構21及びコンタクト機構22を制御して前記パネルPの各電極に各プローブ113を接触させて電気的検査を行うための装置である。この制御部23は、CPUやメモリ等の素子によって構成されている。制御部23は、図22に示すように、アライメントカメラ34、駆動モータ51、駆動シリンダ65、Y軸駆動モータ73、駆動シリンダ90等にそれぞれ接続されて全体を制御する。制御部23は、必要に応じて検査部等の他の部材にも接続されて、検査装置全体を制御する場合もある。制御部23には、少なくとも図1に示すフローチャートの処理機能が格納されている。
[動作]
以上のように構成された検査装置は次のように動作する。なおここでは、本願発明の特徴部分である、パネルPの位置決め機能を中心に説明し、検査装置の一般的な動作については省略する。
パネルPの寸法がそれまでと異なるものを検査する場合は、可変開口41をそのパネルPに合わせて調整する。この場合は、各ベース移動装置38の駆動モータ51を駆動させて4枚の可動ベース37を互いにずらし、可変開口41をパネルPの寸法に合わせる。
次いで、初回の検査のときだけ、作業者が手動でプローブ113の針合わせを行う。作業者は、締め付けネジ121を弛めて固定ブロック118をガイドバー119に沿って移動させて位置合わせを行う。その後、締め付けネジ121を締め付けて固定する。作業者は、針合わせが完了したら、次に手動でアライメントカメラ34の位置合わせを行う。作業者は、カメラ位置調整部35のX軸調整ツマミ69及びZ軸調整ツマミ71を適宜回転させて、アライメントカメラ34をアライメントマークが撮影できる位置に合わせる。ここで調整したアライメントカメラ34で撮影したアライメントマークの位置が基準となり、2枚目意向のパネルPは、そのアライメントマークと基準のアライメントマークとのずれ量からコンタクト可能か否かが判定される。
次いで、パネルPの検査処理に移る。図1のフローチャートに示すように、まずパネルPを搬送する(ステップS1)。この場合は、まず搬送装置(図示せず)を制御してパネルPを検査装置のパネル受け板39に移動させる。このとき、図21に示すように、カメラ位置調整部35のY軸駆動モータ73が駆動されてアライメントカメラ34が待機位置に移動されている。この状態で、パネルPがパネル受け板39に載置され、その後、図20のように、Y軸駆動モータ73が駆動されてアライメントカメラ34が検査位置に移動される。
次いで、パネル位置決め処理を行う(ステップS2)。この場合は、スライド機構61の駆動シリンダ65が駆動されてプッシャー33がパネルP側へ移動される。これにより、図16(b)の状態から図16(a)の状態のように、プッシャー33がパネルPの一方の辺に当接されて押圧される。これにより、パネルPの他方の辺が位置決めピン32に当接してパネルPの一方の辺がプッシャー33で押圧されることになる。これにより、パネルPは、位置決めピン32で正確に位置決めされてプッシャー33で固定される。
次いで、アライメントカメラ34でアライメントマークを撮影して画像処理を行い、コンタクト可能か否かを判定する(ステップS3)。例えば、ずれ量が0〜100μmの場合はコンタクト可能と判定する。
ここで、コンタクト不可と判定した場合は、手動でプローブ113を調整し直し、アライメントカメラ34も調整し直すように表示し又は警報する(ステップS4)。これを受けて作業者は、前記同様にして、手動でプローブ113とアライメントカメラ34の針合わせを行う。
一方、ステップS3でコンタクト可能と判定した場合は、コンタクト処理を行う(ステップS5)。ここでは、プローブ113をパネルPの各電極へ繰り出すためにまず、コンタクト機構22の駆動シリンダ90が駆動されて横移動片88がパネルP側へ移動される。これにより、図17(a)の状態から図17(b)のように、縦移動片89に支持されたプローブ113が横移動片88と共にパネルP側へ移動される。縦移動片89は、規制ローラ111がストッパ91に当接するまで移動される。次いで、規制ローラ111がストッパ91で規制された状態で、横移動片88の上側連結ブロック96が下側連結ブロック105を下方へ押して、縦移動片89に支持されたプローブ113がパネルPの表面へ向けて降下され、パネルPの各電極にそれぞれ接触される。
次いで、検査用の電気信号がプローブ113を介してパネルPの各電極に流されて、点灯検査が行われる(ステップS6)。
検査終了後は、駆動シリンダ90で横移動片88が引き戻されてプローブ113が図17(c)から図17(a)の状態に戻される。次いで、駆動シリンダ65でプッシャー33が元に位置に戻されてパネルPの固定が解除される。その後、搬送装置でパネルPが搬送されて、次の検査行われる。
[効果]
以上のように、XYZθステージ等の精密な装置を用いず、前記プッシャー33と位置決めピン32とでパネルPを簡易的に位置決めし、正確に位置決めされない場合は、手動で調整し直すようにした。パネルPの外形誤差や、プッシャー33や位置決めピン32及びその周辺部品の摩耗等や、ゴミ等の付着により位置決めの誤差を生じた場合でも、手動で調整し直すことで、検査処理の精度を保つことができる。これにより、検査処理の精度を損なうことなく高価な機能を省略することができる。この結果、検査装置の製造コストの低減を図ることができる。
[変形例]
前記実施形態では、前記制御部で、コンタクト可能か否かを判定して、コンタクト不可の場合に表示又は警報をするようにしたが、作業者の手動による調整とさらに細かく連携するように制御しても良い。具体的には、以下のようになる。
前記制御部は、前記支持機構の前記プッシャーを作動させて前記検査対象板を押し位置決めピンに当接させて当該検査対象板を位置決めする機能と、前記アライメントカメラで前記検査対象板を撮影して位置決めを確認する機能と、正確に位置決めされていないときに前記位置調整部及び前記カメラ位置調整部により手動で調整し直す旨を表示して手動調整終了まで待つ機能と、前記検査対象板がコンタクト可能な場合に前記コンタクト機構で前記各接触子を前記各電極へ繰り出す機能とを備えた。この構成により、前記プッシャーを作動させて前記検査対象板を位置決めピンに当接させて、当該検査対象板を簡易的に位置決めする。この場合、正確に位置決めされない場合もあるため、そのときは、前記位置調整部及び前記カメラ位置調整部により手動で調整し直す旨を表示して手動調整終了まで待ち、作業者によって調整し直された後で、検査処理を行う。
以上のように構成された検査装置は次のように動作する。図23のフローチャートに示すように、まずパネルPの寸法の変更に伴う可変開口41の調整後の初回の検査か否かを判定する(ステップS11)。このとき、初回の検査でないと判定した場合は、ステップS15に進む。初回の検査であると判定した場合は、作業者に手動で針合わせを行う旨を表示して、プローブ113の針合わせが完了するまで待つ(ステップS12)。作業者は、締め付けネジ121を弛めて固定ブロック118をガイドバー119に沿って移動させて位置合わせを行う。その後、締め付けネジ121を締め付けて固定する。作業者は針合わせが完了したら、完了ボタン等で処理の進行を指示する。
次いで、作業者に手動でカメラ合わせを行う旨を表示して、アライメントカメラ34の位置合わせが完了するまで待つ(ステップS13)。作業者は、カメラ位置調整部35のX軸調整ツマミ69及びZ軸調整ツマミ71を適宜回転させて、アライメントカメラ34をアライメントマークが撮影できる位置に合わせる。作業者はカメラ合わせが完了したら、完了ボタン等で処理の進行を指示する。ここで調整したアライメントカメラ34で撮影したアライメントマークの位置が基準となり、2枚目意向のパネルPは、そのアライメントマークと基準のアライメントマークとのずれ量からコンタクト可能か否かが判定される。
次いで、パネルPが搬送されたか否かを判定する(ステップS14)。搬送されていないと判定した場合は、パネルPを搬送する(ステップS15)。この場合は、まず搬送装置(図示せず)を制御してパネルPを検査装置のパネル受け板39に移動させる。このとき、図21に示すように、カメラ位置調整部35のY軸駆動モータ73が駆動されてアライメントカメラ34が待機位置に移動されている。この状態で、パネルPがパネル受け板39に載置され、その後、図20のように、Y軸駆動モータ73が駆動されてアライメントカメラ34が検査位置に移動される。次いで、ステップS16に進む。
一方、ステップS14で、パネルPが既に搬送されていると判定した場合は、パネル位置決め処理を行う(ステップS16)。この場合は、スライド機構61の駆動シリンダ65が駆動されてプッシャー33がパネルP側へ移動される。これにより、図16(b)の状態から図16(a)の状態のように、プッシャー33がパネルPの一方の辺に当接されて押圧される。これにより、パネルPの他方の辺が位置決めピン32に当接してパネルPの一方の辺がプッシャー33で押圧されることになる。これにより、パネルPは、位置決ピン32で正確に位置決めされてプッシャー33で固定される。
次いで、アライメントカメラ34でアライメントマークを撮影して画像処理を行い、コンタクト可能か否かを判定する(ステップS17)。例えば、ずれ量が0〜100μmの場合はコンタクト可能と判定する。
ここで、コンタクト不可と判定した場合は、さらにその判定が初回の判定か否かを判定する(ステップS18)。初回の判定であると判定した場合は、ステップS16に戻って、もう一度パネルPの位置決めを行う。初回の判定でないと判定した場合は、ステップS12に戻って手動でプローブ113を調整し直し、アライメントカメラ34も調整し直す。
一方、ステップS17でコンタクト可能と判定した場合は、コンタクト処理を行う(ステップS19)。ここでは、プローブ113をパネルPの各電極へ繰り出すためにまず、コンタクト機構22の駆動シリンダ90が駆動されて横移動片88がパネルP側へ移動される。これにより、図17(a)の状態から図17(b)のように、縦移動片89に支持されたプローブ113が横移動片88と共にパネルP側へ移動される。縦移動片89は、規制ローラ111がストッパ91に当接するまで移動される。次いで、規制ローラ111がストッパ91で規制された状態で、横移動片88の上側連結ブロック96が下側連結ブロック105を下方へ押して、縦移動片89に支持されたプローブ113がパネルPの表面へ向けて降下され、パネルPの各電極にそれぞれ接触される。
次いで、検査用の電気信号がプローブ113を介してパネルPの各電極に流されて、点灯検査が行われる。
検査終了後は、駆動シリンダ90で横移動片88が引き戻されてプローブ113が図17(c)から図17(a)の状態に戻される。次いで、駆動シリンダ65でプッシャー33が元に位置に戻されてパネルPの固定が解除される。その後、搬送装置でパネルPが搬送されて、次の検査行われる。
以上のように、XYZθステージ等の精密な装置を用いず、前記プッシャー33と位置決めピン32とでパネルPを簡易的に位置決めし、正確に位置決めされない場合は、手動で調整し直すようにした。パネルPの外形誤差や、プッシャー33や位置決めピン32及びその周辺部品の摩耗等や、ゴミ等の付着により位置決めの誤差を生じた場合でも、手動で調整し直すことで、検査処理の精度を保つことができる。これにより、検査処理の精度を損なうことなく高価な機能を省略することができる。この結果、検査装置の製造コストの低減を図ることができる。
また、前記実施形態では、制御部23での処理において、ステップS17で、一例として、ずれ量が0〜100μmの場合はコンタクト可能と判定し、100μmを超える場合はコンタクト不可と判定したが、これ以外の態様でもよい。例えば、100μmを超える場合、ステップS18で初回か否かを判定せずに、ずれ量が100〜200μmの場合はステップS16に進み、200μm以上の場合はステップS12に進むようにしてもよい。
また、前記0〜100μm、100〜200μm、200μm以上の数値は、諸条件に応じて任意に設定することができる。
この場合も、前記実施形態と同様の効果を奏することができる。
前記実施形態では、パネルPの寸法の違いに応じてベース移動装置38で開口を調整する機能を備えた検査装置を例に説明したが、開口を調整する機能を有しない検査装置でも本発明を適用することができる。
この場合も、前記実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
本発明の実施形態に係る検査装置の制御部の処理機能を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る検査装置のプローブユニットを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のプローブユニットを示す平面図である。 図3のa−a線矢視断面図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のプローブユニットを示す一部破断斜視図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のプローブユニットを示す一部破断平面図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のコンタクト機構を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のプローブを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のコンタクト機構を示す一部破断斜視図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のコンタクト機構を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のコンタクト機構の縦移動片を示す平面図である。 図11のa−a線矢視断面図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のコンタクト機構を示す平面図である。 図13のa−a線矢視断面図である。 図13のb−b線矢視断面図である。 図13のコンタクト機構を除いた状態で示すc−c線矢視断面図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のコンタクト機構の動作を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のカメラ位置調整部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のカメラ位置調整部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のカメラ位置調整部の動作を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のカメラ位置調整部の動作を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る検査装置の制御系の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の変形例に係るフローチャートである。 従来の検査装置を示す平面図である。 従来の検査装置を示す側面断面図である。
符号の説明
20:プローブユニット、21:パネル支持機構、22:コンタクト機構、23:制御部、24:ベース板、25:支柱、26:ワークテーブルベース、26A:開口、27:蛍光管、28:バックライト、31:パネル受け部、32:位置決めピン、33:プッシャー、34:アライメントカメラ、35:カメラ位置調整部、37:可動ベース、38:ベース移動装置、39:パネル受け板、41:可変開口、43:第1のレール、44:第1のガイド、45:連結部材、46:第2のレール、47:第2のガイド、48:駆動部、50:ボールネジ、51:駆動モータ、52:ナット、54:第3のレール、55:第3のガイド、57:スペーサー、60:長溝、61:スライド機構、62:ガイド、63:レール、64:プッシャー支持部材、65:駆動シリンダ、68:X軸スライド部材、69:X軸調整ツマミ、70:Z軸スライド部材、71:Z軸調整ツマミ、72:Y軸スライド部材、73:Y軸駆動モータ、75:カメラ取付部材、76:ボールネジ、78:X軸移動機構、79:レール、80:ガイド、81:X軸調整ノブ、84:繰り出し部、85:位置調整部、86:レール、87:ガイド、88:横移動片、89:縦移動片、90:駆動シリンダ、91:ストッパ、94:水平板部、95:垂直板部、96:上側連結ブロック、97:下側バネ受けブロック、99:レール、101:バネ、102:シャフト、103:縦板部、104:ストッパ係止部、105:下側連結ブロック、106:上側バネ受けブロック、107:ガイド、110:支持腕部、111:規制ローラ、113:プローブ、115:レール、116:ガイド、117:支持板、118:固定ブロック、119:ガイドバー、120:嵌合孔、121:締め付けネジ、P:パネル

Claims (3)

  1. 検査対象板の電極に接触子を接触させて電気的検査を行う検査装置であって、
    前記検査対象板を位置決めして支持する支持機構と、
    当該支持機構で支持された前記検査対象板の各電極に前記各接触子を接触させるコンタクト機構と、
    前記支持機構及びコンタクト機構を制御して前記検査対象板の各電極に各接触子を接触させて電気的検査を行う制御部とを備え、
    前記支持機構が、前記検査対象板を支持する検査対象板受け部と、当該検査対象板受け部に支持された前記検査対象板を位置決めする位置決めピンと、当該位置決めピンに対向する位置に設けられ前記検査対象板を押して位置決めピンに当接させるプッシャーと、前記検査対象板の位置決め確認のために当該検査対象板を撮影するアライメントカメラと、当該アライメントカメラを支持して位置を調整するカメラ位置調整部とを備え、
    前記コンタクト機構が、前記検査対象板受け部に支持された状態で前記各接触子を支持して前記各電極へ繰り出す繰り出し部と、当該繰り出し部に設けられ前記各接触子を直接支持して当該各接触子の位置を手動で調整する接触子位置調整部とを備え、
    前記制御部が、前記支持機構の前記プッシャーを作動させて前記検査対象板を位置決めピンに当接させて当該検査対象板を位置決めする処理と、前記アライメントカメラで前記検査対象板の位置決めを確認してコンタクト可能か否かを判定する処理と、コンタクト不可と判定したときに前記接触子位置調整部により手動で調整し直す旨を表示する処理と、前記検査対象板がコンタクト可能と判定した場合に前記コンタクト機構で前記各接触子を前記各電極へ繰り出す処理とを備えたことを特徴とする検査装置。
  2. 請求項1に記載の検査装置において、
    前記制御部のカメラ位置調整部が、前記アライメントカメラを支持して手動で位置を調整する機能を備え、
    前記制御部が、コンタクト不可と判定したときに、前記接触子位置調整部と共に前記カメラ位置調整部でも手動で調整し直す旨を表示することを特徴とする検査装置。
  3. 請求項1又は2に記載の検査装置において、
    前記支持機構が、前記検査対象板の寸法の違いに応じて開口の大きさを調整する機能を備えたことを特徴とする検査装置。
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